422:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:24:42.84 ID:r3Pj8EvBo
ナガレ「…………調子悪ィならよ、クマ公に言えっつったろ」
ジン「大丈夫よ、私は……」
ナガレ「だから、それで俺に迷惑掛けんなって、それも言ってんだろ」
423:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:25:16.86 ID:r3Pj8EvBo
ジン「…………これは、捨てておくわ」スッ
ナガレ「置いてけ」
ジン「駄目よ。また新しいのを買い直しても、没収だから」
424:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:25:42.27 ID:r3Pj8EvBo
カツ カツ カツ カツ……
ジン(コンピューター室……ここね)
カラカラ……
425:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:26:09.32 ID:r3Pj8EvBo
クマ「それで、クマに何か用クマ?」
ジン「用、ってわけじゃなんだけど……昨日の、戦闘の事で」
クマ「あっ、そうだったクマ! 具合は大丈夫クマ?」
426:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:26:53.15 ID:r3Pj8EvBo
クマ「よいしょ…………クマ」ポフッ
ジン「…………」ギィ
クマ「さて……ジンは、クマが前に言った言葉をまだ憶えてるクマ?」
427:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:27:53.93 ID:r3Pj8EvBo
クマ「ちょっと切り込んだ話になるクマ。ジンは、どうしてあの時、いつもより暴走したと思うクマ?」
ジン「…………自業自得よ」
ジン「ゲッターロボが世間から批判されて、私の本性がバッシングを受けて、それでへこんでいただけなの」
428:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:29:24.43 ID:r3Pj8EvBo
クマ「人間社会を構成するのは道徳倫理と積み重ねられた司法クマ」
クマ「ジンが法律に携わり、何が正しくて何が悪いか、何が許されないか、それをよく理解している事をクマは知っているクマ」
クマ「その性根が限りなく善である事は明白クマ。そんなジンを、その事実を知らない人間が責める事は、悪い事にならないクマ?」
429:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:30:26.68 ID:r3Pj8EvBo
ジン「…………ありがとう、クマちゃん。気が参っていて、ネガティブになっていたわ」
クマ「仕方ないクマ」
ジン「少し気が楽になった。そうね、何であれ、しょげているままじゃダメよね」
430:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:30:58.27 ID:r3Pj8EvBo
―― ジンの部屋 ――
ジン「…………まったく、私ってば何やってるのかしら」
431:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:32:54.69 ID:r3Pj8EvBo
ジン『…………久しぶりね、『私』』
ジン?『…………』
ジン『夢の中なら会えると思っていたわ。呼んだのは他でもない、話があるからよ』
432:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:33:26.99 ID:r3Pj8EvBo
ジン?『…………』
ジン『そんな顔をしても、無駄よ! 私はこれ以上、みんなに迷惑をかけるわけにはいかないの』
ジン『良識ある大人として、踏み外した行動は断じて許されないし、私が許さないの!』
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