584: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:31:07.58 ID:/PVFQV9zO
にこ「……待って。ついていけない」
入ってくる情報量の多さに目が眩む。
585: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:31:35.11 ID:/PVFQV9zO
586: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:32:35.83 ID:/PVFQV9zO
私の両手が彼女の肩へ伸びたのは、ほとんど衝動的なものだった。
にこ「教えなさい! なんなのよ、この世界は!」
587: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:33:03.46 ID:/PVFQV9zO
にこ「え?」
「この世界はこれこれこういうものでした。おしまい」
588: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:33:30.06 ID:/PVFQV9zO
「じゃあ、またやり直す?」
にこ「は?」
589: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:34:03.02 ID:/PVFQV9zO
「――ここで黙ってしまうから、あなたはうそつきなの」
にこ「え?」
590: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:34:29.96 ID:/PVFQV9zO
591: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:35:30.84 ID:/PVFQV9zO
にこ「――――」
「3月のあの日。あなたはいつも通り眠りに落ちた」
592: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:36:26.85 ID:/PVFQV9zO
「もう一度、改めて聞くわ」
「この世界の真実を知って。あなたは、どうしたい?」
593: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:37:17.81 ID:/PVFQV9zO
「さっきも言った通り。この世界には、ひびが入り始めた」
「少しずつ、あなたが目覚める準備が整い始めた」
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