にこ「きっと青春が聞こえる」
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591: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:35:30.84 ID:/PVFQV9zO

にこ「――――」

「3月のあの日。あなたはいつも通り眠りに落ちた」

「そしてこの夢に迷い込んだ。私が作った、この夢に」

「言うなれば、私は管理人といったところかしら」

「もちろんこの姿だって借り物」

    ア ナ タ
「私は矢澤にこ。あなたの頭の中に棲む、あなた自身」


にこ「そん……な。だって……」

「信じられなくても、受け入れるしかないわ」

「認めなさい、この世界を」

「ここはあなたが夢見た場所」

                ユメ
「あなたが手を伸ばした憧憬で」

               ユメ
「あなたが掴もうとした希望で」

               ユメ
「あなたがつくり上げた幻想で」

               ユメ 
「とてもとても甘い――悪夢よ」



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