581: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:29:27.93 ID:/PVFQV9zO
「そうね」
返ってきた言葉はそっけない。
582: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:30:11.74 ID:/PVFQV9zO
にこ「……なにかが、割れるような音」
考えた末に出た答えは、それだった。
583: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:30:41.99 ID:/PVFQV9zO
にこ「あんた……さっきも私のこと」
「言ったわね。うそつき、って」
584: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:31:07.58 ID:/PVFQV9zO
にこ「……待って。ついていけない」
入ってくる情報量の多さに目が眩む。
585: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:31:35.11 ID:/PVFQV9zO
586: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:32:35.83 ID:/PVFQV9zO
私の両手が彼女の肩へ伸びたのは、ほとんど衝動的なものだった。
にこ「教えなさい! なんなのよ、この世界は!」
587: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:33:03.46 ID:/PVFQV9zO
にこ「え?」
「この世界はこれこれこういうものでした。おしまい」
588: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:33:30.06 ID:/PVFQV9zO
「じゃあ、またやり直す?」
にこ「は?」
589: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:34:03.02 ID:/PVFQV9zO
「――ここで黙ってしまうから、あなたはうそつきなの」
にこ「え?」
590: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2017/05/22(月) 16:34:29.96 ID:/PVFQV9zO
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