222: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/23(水) 22:24:35.30 ID:Pfshhs6BO
仁美が恋敵だから、思わずそんなことを思ってしまったのだろうか。
もちろんそれは原因の大部分ではあるだろうが、さやかはそこに引っ掛かりを感じていた。
さやか自身、『恋愛は早い者勝ちみたいなもの』とも言ったし、そう思っていたことも嘘ではない。
223: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/23(水) 22:27:29.10 ID:Pfshhs6BO
──恭介の腕を治したのはあたしなのに、他の誰かが恭介と付き合うなんて、許せない。
224: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/23(水) 22:43:33.70 ID:Pfshhs6BO
さやか「……あはは」
自分でも驚くほどに空虚な笑い声だった。
始めから狂っていたのだ。
225:名無しNIPPER[sage]
2016/03/24(木) 13:48:00.21 ID:FQ7LQiTPO
自分をごまかしてはいけない。
同時に、欠点を見つけても、
自信を喪失させたり、
226:名無しNIPPER[sage]
2016/03/24(木) 20:51:49.63 ID:ZdVSzehRP
乙
『最初から間違えてるモノ』は、
第三者がどう横槍を入れても最終的には必ず破綻しちゃうよね
繰り返す時間の中で僅かな違いこそあれど、運命の車輪は冷徹に回る。
227: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/27(日) 10:07:20.97 ID:X5WB82RZO
しばらく歩いたところで、ソウルジェムが反応した。
魔力の反応だ。
さやか(魔女? 使い魔? どっちでもいいか……)
228: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/27(日) 10:12:10.95 ID:X5WB82RZO
***
そのとき、杏子はパトロールの最中だった。
最近は気分が優れないことが多いが、魔法少女である以上、魔女を狩らないわけにはいかない。
229: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/27(日) 10:15:25.95 ID:X5WB82RZO
その要因はいくつかあったが、杏子が一番違和感を覚えたのは、さやかの戦闘方法であった。
さやかは、相手の強さによっては、痛覚を遮断して多少の傷を負うことをいとわない。
だが、当然それは必要最小限のダメージで済ませており、決して、受ける必要のない攻撃をむざむざ受けていたわけではない。
230:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 00:37:05.03 ID:kUpqDM0No
乙
231:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 00:37:20.12 ID:uysmXeBqO
乙
232:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 01:56:46.22 ID:eUyn2TAGO
乙!
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