205:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 17:15:13.34 ID:0UDdf4p90
とりあえずさやかや仁美が期待するような関係をバイオリン馬鹿の上条に求める限り幸せにはなれんだろう
そこらへんをうまく割り切って彼を支えるなり、あきらめてまた別のいい人探すなりして青春の一ページにしちゃえればいいんだが、そううまくできないのがこの年の女の子なんだろう。めんどくさい事に。
206:名無しNIPPER
2016/03/18(金) 17:56:57.14 ID:NxMIM9ceO
そうは言うけど女の子って割とドライな一面あるぞ?
今はそうでも時間が経てば、好きだった相手が自分に好意を寄せてきても、あの時と同じ感情を抱けはしないケースがあるみたいだし
人にもよるんだろうけどさ
207:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 18:09:19.75 ID:41S+TjZzo
女の子は年齢を重ねる度に
男性に求めるハードルが跳ね上がっていくから仕方ない
208: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 19:52:34.66 ID:4uy4RBmeO
***
さやかは、パトロールをしながら仁美と話したことについて考えていた。
仁美には『ちゃんと考えて後悔しない道を選ぶ』なんて言ったが、答えは出ているようなものだった。
209: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 19:54:32.53 ID:4uy4RBmeO
もちろん、恭介のバイオリンに打ち込む姿を好きになったのだから、そこに対して不満があるわけではない。
問題は、恭介が恋愛に免疫がないであろうことだ。
あたしが告白しても、そもそも恋愛そのものに対して拒否反応を示すかもしれない。
210: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:04:34.76 ID:WRd9JxklO
さやか(……魔力の反応!)
ソウルジェムが反応を見せた。
上の空だった状態から、急激に現実に引き戻される。
211: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:08:05.68 ID:SM89dPfeO
落ち着きさえすれば、こっちのものだ。
さやかの予想通り、魔女の強さは大したことはなかった。
契約したての頃ならともかく、今のさやかなら問題なく倒せるレベルだ。
212: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:12:54.75 ID:nRwpWRkhO
さやか「まどかっ!」
さやかは、倒れているまどかに駆け寄った。
まどか「……さやか、ちゃん?」
213: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:15:30.83 ID:nRwpWRkhO
さやかが胸を撫で下ろしていると、ふとまどかが何かを思い出したかのように口を開いた。
まどか「あ、そうだ。仁美ちゃんもここにいたんだ。魔女の口づけで、おかしくされちゃってて」
さやか「え……仁美が?」
214: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:16:34.16 ID:nRwpWRkhO
───だったら、助けなければよかった?
215: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/18(金) 20:19:00.60 ID:v30v4Rp4O
さやか「ッ!?」
ゾクリ、と体が震えた。
心臓の音が、やけに大きく聞こえる。
460Res/310.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20