文才ないけど小説かく 7
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460:名無しNIPPER
2018/10/23(火) 21:15:36.60 ID:RWsS3nCI0
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「誰かドラゴンを見たものはいないか?」
すると、一斉に人々が駆け寄ってきて、口々にドラゴンの目撃翌例をあげた。
彼らの言うことをまとめると、ドラゴンは明け方から早朝に出没し、山の上を飛び回っているそうだ。被害を受けたものはいないという。
ローザは、人々がドラゴンを恐怖の対象として見ているだけだと思った。
しかし、ドラゴンがいつ気が変わって村を襲うかわからない。
話によるとドラゴンは、どうやら山の奥深くに住んでいるようで、いつもそこから出てきては飛び回っているようだ。
ローザは、団員を連れてそのドラゴンが住むという山の奥深くまで行ってみることにした。
団員達は、ドラゴンに震え上がっている。
「ローザ様、ここは一旦帰ってドラゴン討伐のために鍛治職人に武器を作らせましょう。あの硬い鱗は普通の刃物では歯がたちません!」
「いや、寝ている今こそチャンスだ。ドラゴンは眼を狙って脳まで貫通させれば即死だ。我々が戻って武器をこさえているうちに村が無くなったらどうするんだ?」
「そ、それはありますけど…その、誰がドラゴンの眼をやるんですか?」
「私がやるに決まっているではないか!勿論、この中の誰がやっても構わないのだぞ」
団員は口を閉じた。


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