文才ないけど小説かく 7
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459:名無しNIPPER
2018/10/23(火) 21:14:19.21 ID:RWsS3nCI0
>>434
『最強の女騎士まさか敗北の外伝、全盛期のローザのドラゴン退治』


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「ローザ様!大変です!」
「どうした?そう急ぐなじっくり話しを聞こうではないか」
ローザは読んでいた本を閉じると、扉の前の部下に向き直る。
「も、申し訳ありません!街でドラゴンが飛んでいて恐ろしいと国民から報告がありました。国王様が至急ドラゴンを退治しろとのご命令です!!」
「なんだと…まずは現状を確かめに現地へ赴いてみるとするか。至急兵を集めよ!」
「はっ!」
部下は、素早く騎士団の控え室へと走り去った。
「とりあえず、ドラゴンとやらがどういう目的でウロウロし始めたのかを確かめねばならぬな」
ローザは、国王陛下の元へ向かった。
「騎士団長のローザです。失礼します。件のドラゴン退治のことで伺いました」
「入れ」
「はっ!」
ローザは、国王陛下の前に膝まづいた。
「陛下、我々はこれからドラゴンがうろついているというあたりを見回りに行こうと思います。国民からの聞き込みもしたいと思っております。
そして、ドラゴンがどういった理由で街の上を飛ぶようになったのか突き止めようと思います。それから、ドラゴンがこれ以上国民の恐怖心を煽らないように我々騎士団が解決してみせます」
「ほう、言いたいことはわかった。頼んだぞ。騎士団は我が国の誇りだからな。粗相の無いように、わかったな?」
「はい」
「下がって良い。無事を祈る」
「ありがとうございます、陛下。それでは失礼致します」

ローザは広間に集まっていた騎士団員たちを見渡すと、事情を説明した。
今は国民の話を聞くことが先決だ。
ローザたち騎士団は現地での聞き込みを行うため、王都から程近いドラゴンが出るという山の麓に住む民の元へ向かった。



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