勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」後編
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679: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:28:06.02 ID:uAQKxthS0
だけど、この女性が戦士であるはずはない。
三十年。三十年だ。
あれからもう三十年もの月日が経過している。
つまり戦士はもう五十歳に届こうかという年齢になっているはずだ。
目の前の女性の年代は二十の半ばから、どんなに多めに見積もっても三十の前半だ。
680: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:28:50.95 ID:uAQKxthS0
681: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:29:35.53 ID:uAQKxthS0
キーン、と響く耳鳴りに勇者は目を回す。
はっと我に返って、勇者は女性を振り返った。
勇者「戦士…? まさか、戦士なのか!?」
682: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:30:28.09 ID:uAQKxthS0
683: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:31:34.68 ID:uAQKxthS0
長い沈黙があった。
そして―――ぽたぽたと、勇者の頬から大粒の涙がこぼれ始めた。
勇者「お、俺は…俺は、自分が情けない……!」
684: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:32:36.22 ID:uAQKxthS0
685: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:33:18.26 ID:uAQKxthS0
686: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:34:24.56 ID:uAQKxthS0
687: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:38:31.19 ID:uAQKxthS0
688: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/11/03(金) 18:39:15.42 ID:uAQKxthS0
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