18: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 01:22:13.49 ID:hVcBnnZo0
自分を先頭に歩き出す。
ふいに後ろから小さく囁くような声で
「ありがと」
19: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 02:00:26.78 ID:hVcBnnZo0
俺「ここに出るんだ!」
なみ「ここ知ってるの?」
俺「うん、雪が降るとみんなでそり遊びに来る山だよ!」
20: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 02:19:31.90 ID:hVcBnnZo0
なみ「ここからはわたしが先に歩くから。絶対に私より先に行っちゃダメだよ。わかった?」
俺「う、うん。わかった」
21: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 02:26:46.95 ID:hVcBnnZo0
俺「なに?どうしたの?」
若干ビビりつつ尋ねる自分。
なみ「ほら、あそこ」
22: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 02:27:53.22 ID:hVcBnnZo0
ここまで。
おやすみなさい
23:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 03:45:27.19 ID:WhVGB7xEO
乙!
24: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/02/02(火) 23:51:14.09 ID:UQPZTXD+0
こんばんわ。
今夜もちびっと投下です。
25: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/02/03(水) 00:09:48.04 ID:VABcshCs0
なみ「野生の動物をむやみに捕まえたりしたらダメなんだよ。それに青大将がいなくなるとネズミが増えるよ」
俺「それはまたイヤだなぁ」
田舎のおばあちゃんの家の物置きに仕掛けられていたネズミ捕りに捕まっていたネズミを思い出した。嫌な声でキーキー鳴いてた記憶がある。
26: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/02/03(水) 00:16:08.12 ID:VABcshCs0
5分も登ると小さな山のてっぺん、稜線にたどり着く。反対側も山かと思いきや、てっぺんから50mも行かない辺りでスパッと山が切れていた。
なみ「ゆっくり付いてきて」
言われるままに付いて行き、山が切れている場所まで辿りついた。
27: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/02/03(水) 00:32:35.30 ID:VABcshCs0
なみ「ここね、硬石山の裏側になるの。採石場って言うのかな。ここから落ちたら死んじゃうから」
そりゃそうだろう。ブルトーザーが豆粒に見えるくらいは高いんだから。
なみ「だから友達と遊んでいても山の向こうに行ってみようって話になったらみんなを止めてね」
28: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/02/03(水) 00:34:18.28 ID:VABcshCs0
取り敢えず今夜はここまで。
おやすみなさい。
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