18: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/01/31(日) 01:22:13.49 ID:hVcBnnZo0
自分を先頭に歩き出す。
ふいに後ろから小さく囁くような声で
「ありがと」
と聞こえた様な気がした。
俺「何か言った?」
なみ「んーん、何にも!」
気のせいか。そう思い歩き続けた。道は直ぐに細くなり10分も歩くと地面は見えなくなり草っぱらに動物が歩いた様な跡だけとなった。所謂、獣道と言うヤツだ。
そこから更にしばらく行くと見慣れた小高い丘の様な場所に出た。
冬に近所の子供たちが集まりソリ滑りをする場所だ。
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