232:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:23:01.70 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そしてセシリア、あなたが産まれたのです』
セシリア父『君が産まれてきてくれて、こうしてどんどん成長していくだけで私達は嬉しいよ』
セシリア母『ええ、そうです』ニコッ
233:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:43:46.91 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そうでしたね……何故なら、私の娘ですから』
セシリア父『ああ、君と私の娘なんだから』
セシリア母『私は学生時代……人として学ぶべき多くの事を学び、夫となるこの人と出会い、更に多くの事を学びました』
234:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:07:29.71 ID:1jyzlDSz0
セシリア(私が一夏さんと恋人に……)
セシリア母『どれがおかしかったと言うのです。決闘の次の日のランチで突然隣に座った事ですか?』
セシリア父『それもあるよ。でもまだあるだろ?朝、私の寝ている寮にまで起こしに来た事もあったじゃないか』
235:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:24:53.44 ID:1jyzlDSz0
セシリア父『セシリア、聞いてたかい?彼への猛アピールも程々にね』
セシリア「は、はいっ!大丈夫です!」
セシリア(どうしましょう……聞いてませんでしたわ……)
236:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:45:33.17 ID:1jyzlDSz0
セシリア母「織斑一夏、ですか……」
セシリア父「彼を探して何度私達は日本に行ったかな」
セシリア母「年間二回のペースでしたから、セシリアがISを使い始めた十五才までで十八回……しかし彼は見つからなかった」
237:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:57:49.51 ID:1jyzlDSz0
一夏「おぉう……」ゾワワッ
クロエ「どうかなさいました?」
一夏「こういうのを虫の知らせって言うんだろうかこう……何かが動き出したような気が……」
238:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 23:16:57.15 ID:1jyzlDSz0
一夏「今頃セシリアは父さんにお礼言ってるんだろうな……」
クロエ「それがどうかしたのですか?」
一夏「……」
239:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 23:35:52.42 ID:1jyzlDSz0
一夏「それにしても凄いよな。この薔薇……二日も花瓶に入れてないのにな」ツンツン
クロエ「全く枯れる気配がしませんね」
一夏「良く育った薔薇なんだろうな……最初は造花かと思ったけど」
240:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 20:51:41.41 ID:yWM38mO10
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「お嬢、パス」ヒュッ
241:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 21:02:44.16 ID:yWM38mO10
エース「ま、何はともあれあんたがいちいち萎れてなくて何よりさ」
「ついでにラクロスに力入れてくれた方がもっと何よりなんだけどね」
エース「こら、余計な事言うんじゃないよ」
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