372: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/08/28(日) 18:42:00.27 ID:VRt3rZWL0
貴音「では、僭越ながら、わたくしから一つ助言を差し上げます」
貴音「亜美。あなたはわたくしや美希に魔力が劣っていると思い込んで焦っている……」
亜美「………」
貴音「ですが、それは大きな間違いです」
亜美「……え、なんで? だってお姫ちんもミキミキも、亜美が使えない魔法とか使えるじゃん」
貴音「……例え話をしましょう」
貴音「白魔道士である美希は『けあるが』や『へいすと』、『ほーりー』などが得意ですね」
亜美「あと、アルテマもね」ムスー
貴音「片や、同じ白魔道士の真美は『れびてと』や『ぷろてす』、『しぇる』、『ぶりんく』などを好んで使用します」
真美「……ん、そーいやミキミキってあんましサポート魔法使わないんだね」
貴音「ええ。全く使用しない、という訳でもないと思いますが、美希は回復や攻撃、真美は自身の強化や仲間のさぽーとが得意なのだと感じました」
真美「へー……真美、そんなのゼンゼン気にしてなかったよー」
亜美「……んじゃあ、他のみんなは?」
貴音「そうですね。あずさは特に『てれぽ』の魔法が得意なようです」
真美「あれは、得意ってゆーのかなぁ……」
貴音「わたくし自身は白黒併せて大体の魔法を使う事ができますが、それでもその中で得手不得手というものがあります」
貴音「『ぶりざど』系の魔法は得意ですが、『さんだぁ』系の魔法はあずさに、『ふぁいあ』系の魔法は亜美に威力で劣るでしょう」
亜美「えっ、そーなの?」
真美「知らなかった……。しょーげきのジジツってカンジ」
貴音「それに、『とーど』や『ぶれいく』の魔法を使えるのも亜美、あなただけです」
貴音「それ以外にも、あなたには魔法を同時に複数発動するという特技も持っています」
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