373: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/08/28(日) 18:45:21.46 ID:VRt3rZWL0
真美「……あれ? なんか、お姫ちんの話を聞いてたら亜美がそこまでダメダメってカンジはしなくなってきたよ?」
貴音「魔法というものも一つの個性。使用者によってその力は様々な形に変化します」
貴音「つまり、わたくしにはわたくしの、美希には美希の……」
貴音「そして、亜美には亜美だけの戦い方というものが必ずあるはずなのです」
貴音「それはもちろん真美、あなたにも同じ事が言えるでしょう」
真美「………」
貴音「他人を真似するのではなく、あなた方にしか出来ない自分だけの戦い方を見出してください。二人の柔軟な発想力ならば、きっとそれを見つけることが出来ると信じていますよ」
亜美「………」
真美「お姫ちん……」
亜美(亜美だけの戦い方、かぁ……)
亜美(……そーだね。誰かのマネして強くなっても、きっとイミないよね)
亜美「……ありがとね、お姫ちん」
亜美「亜美、自分がどーすればいいかがなんとなくわかった気がするよ!」ニコッ
貴音「……共に精進致しましょう、亜美、真美」ニコッ
真美「うーむ……。さすがお姫ちんってカンジだね。カユいところに手が届くっていうか」
亜美「あ、そんじゃあお姫ちんはマゴの手ってコトだね!」
真美「おお、そーだね! マゴの手ちんだね!」
貴音「あ、あの……それは果たして褒め言葉なのでしょうか?」
真美「……っと、そうだ」
真美「そーいえば真美、ピヨちゃんと戦うに当たってお姫ちんに言っておかなきゃいけないことがあるんだった」
貴音「わたくしに……ですか?」
真美「うん。すっごく大切な話なんだよ」
貴音「……分かりました。拝聴致しましょう」
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