魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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208: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:06:12.63 ID:tVoFf72m0

近衛「援護をありがとうございました、陛下、獣王様。…ご無事でいらっしゃいますか」

獣王「ガウル…当たり前ダ」

以下略 AAS



209: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:06:48.99 ID:tVoFf72m0

―――――――――――――――――――――

神界・宮殿前

以下略 AAS



210: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:07:14.96 ID:tVoFf72m0

亀姫「獣王は、先ほど腹を打たれています。治癒したとはいえ、軽度のダメージではないはずでしてよ」

獣王「……チッ」

以下略 AAS



211: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:09:41.61 ID:tVoFf72m0

敵地の眼前で、膝をつく近衛。
隙だらけのその行動は、確かに紛れもなく忠誠のみを誓う姿にも見えたが、獣王にとってはそれはわざとらしくも見えて気に障る。

だが、魔王にとってはそうでもなかったのだろうか。
以下略 AAS



212: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:10:47.55 ID:tVoFf72m0

魔王「…くく。わからぬようでは、お前にはやはり無理なのではないか? ……魔王に相応しくある、だなどとは」

近衛「か、かならずや理解して見せます」

以下略 AAS



213: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:11:14.47 ID:tVoFf72m0

魔王「だが、魔王は基本的に次代継承。お前にゆずってやれないのは残念だ。く、くっくっく」

近衛「そんな……滅相もございません! 畏れ多いことでございます!」

以下略 AAS



214: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:11:49.97 ID:tVoFf72m0

―――――――――――――――――――――――――――

神殿
近衛・亀姫組――
以下略 AAS



215: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:12:17.50 ID:tVoFf72m0

亀姫はおもむろに着物の袂に手をかけ、チラりとめくって見せるような仕草をした。
しなだれるように見上げてくる亀姫の瞳を見て、近衛は不意に気付く。


以下略 AAS



216: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:12:46.55 ID:tVoFf72m0

亀姫「坊や?」 

亀姫「っ、すみません。陛下に“気を抜くな”と忠言をもらったばかりなのに…つい考え込んでしまったようです」

以下略 AAS



217: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:13:20.09 ID:tVoFf72m0

亀姫「坊や…床を調べてくださいませんこと。罠かもわかりませんわ。慎重に」

近衛「!! はい!」

以下略 AAS



218: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:13:52.66 ID:tVoFf72m0


近衛とて亀姫とて、2重に罠が設置されている可能性を考えない訳ではなかった。
重量不足が故の不発なら、これで余計に起動するかもしれない。
だが、懸念に懸念を重ねても仕方が無い。
以下略 AAS



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