魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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210: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:07:14.96 ID:tVoFf72m0

亀姫「獣王は、先ほど腹を打たれています。治癒したとはいえ、軽度のダメージではないはずでしてよ」

獣王「……チッ」

亀姫「近衛。供がつくことに、何か不都合がございまして?」

近衛「いえ。ですが…自分の荒いこの剣で、万が一にも女性を巻きこむわけにはならないと思うと、少しばかり重責ですね」

獣王「そう言っテ、誤まって切り殺してしまっタという布石にするつもりカ」

近衛「! いえ、決してそのような!」

獣王「フン」

亀姫「安心なさって。私は亀姫。この守護術、そう易々とは斬られませんわ」

獣王「…では、魔王陛下は自分が守ろう」

亀姫「ええ。どうか宜しくお願い申し上げますわ、獣王。いざとなれば…」

獣王「この身を盾ニ、いや 一族を盾にしてでもお守りしよウ。例え傷負いの身であれド、その時はお前のその鉄壁に遅れは取らぬつもりダ」

亀姫「ふふふ、頼もしいですわ」


近衛「では、魔王陛下。どうか自分と亀姫様に、探索許可を」

魔王「好きにしろ、と言っている。例え逃げ出そうと構わぬと」

近衛「では、それを許可に変えさせていただきます。ですが決して逃げは致しませぬ」




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