魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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202: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:02:51.00 ID:tVoFf72m0

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駆けながらも、定期的に亀姫は魔素を放ち続けた。
後続もずいぶんと楽になっている事だろう。


魔王「……神界にあって、それだけの魔素を放てるとは。四神・玄武の血は伊達ではないな」

亀姫「お褒めに預かり光栄にございますわ」

近衛「!! 四神…!? 亀姫様は、神族の血をひいておられるのか」

亀姫「四神だなんて一族の名に残っているだけの古いお話ですけれど。だけれどその四神を討ったのも、かつての魔王陛下ではありませぬか」

近衛「なっ… 神と魔の戦は、過去にもあったのでございますか!?」

亀姫「精霊王の話を聞いていなかったの、坊や。今のこの世界の在り方は、その戦禍によって作りだされたものですわ」

魔王「神と魔が争うのだ。世界のひとつやふたつ、姿かたちを変えるのは仕方あるまい?」クク





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