魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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158: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/11(金) 10:53:52.16 ID:/7QfDunq0

獣王「近衛の武器ハ、本来は刀ではなイとも言い換えられよウ。そしてこの戦争でハ、おそらく本来の自分の武器を持ツ」

亀姫「……あの坊やが、接近武器の使い手だと仰いますの?」

獣王「可能性はあろウ。そして接近武器の使い手と言えバ……」

亀姫「……まさか、“暗殺者”だと…?」

獣王「知らぬ。あの者が何故 どのようにして魔王サマのもとに来たのか、院と魔王サマを除いて知る者はいない」

亀姫「もし坊やが、降伏したニンゲンによって献上されたものであれば…」

獣王「下出に回り懐刀となることで、魔王サマへの報復の機を計っているのかも知れヌ」

亀姫「……この戦争に乗じて、本来の武器を持ったとしたら…」

獣王「あア。……絶好の機会に、違いなイ」

亀姫「―――あの坊やが……」




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