魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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157: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/11(金) 10:53:24.13 ID:/7QfDunq0

獣王「戦いにならぬから、負けタ。”近づきすぎて”戦えぬだけで… いとも容易く近づけるほどニ、強いのダ」

亀姫「―――あ」


亀姫は思い出す。先日の謁見の集まりで、庭先を跳ねていた獣王の姿を。
竜王の巨大な尾も、いくら振り上げても魔王には届かぬままだった事を――


亀姫「……近衛は、戦闘でも“魔王陛下に触れることが出来る”…?」

獣王「あア。そして今となってハ、体も技術も鍛えられているはズ」

亀姫「そういえば、あの魔王陛下の血の御石。…力の増幅器のような役割もあると言っていらしたわね」

獣王「あア」

亀姫「……ですけれど、やはり杞憂ではありませんの? あの坊やが強いだなんて聞いた事もありませんわ」

亀姫「それに以前、“あの近衛には刀を振る才能が無い”と、魔王陛下が笑っているのを聞いた事が」




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