魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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1: ◆IiD8t.HTzVRy[sage]
2015/09/18(金) 13:48:29.12 ID:oC/slA/z0
+++++++


本殿・最奥の間――


カタ。
木組みの格子窓が音を立てる。

ひたり、ギシ と 冷たい床を踏みしめる足音。
がらんどうとした広い奥座の前で、それは止まった。

部屋を分け隔てるのは、大きく鮮やかな赤い御簾――

宵闇の中でほんのりと薄紫がかったそれは、元が布なのか植物なのかもわからない。
かすかに室内に入り込む冷気にさえ、柔らかく揺れていた。


「……っ」



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2:しょっぱなから酉間違えた  ◆Z1sKHpgSzY[sage]
2015/09/18(金) 13:49:30.91 ID:oC/slA/z0

御簾を挟んだ向こうで、息を呑む気配がする。
黒い人影はそれを感じ取りながら、またヒタリ、と歩を進める。

御簾の端にある 狐の尾のような房を引くと、ゆっくりと御簾が上がっていった。
以下略 AAS



3:ごめん。本当ごめん。コレで→  ◆OkIOr5cb.o[sage]
2015/09/18(金) 13:51:37.59 ID:oC/slA/z0

+++++++


天使「っ! こ、こないで」
以下略 AAS



4:sageてた。 もうなんだかグダグダだ  ◆OkIOr5cb.o
2015/09/18(金) 13:53:11.62 ID:oC/slA/z0

そんな“檻”の中に閉じ込められた天使が 決死の悲鳴を上げようとした時
格子窓の向こうから声が掛けられた。


以下略 AAS



5: ◆OkIOr5cb.o
2015/09/18(金) 13:54:01.93 ID:oC/slA/z0

魔王「ああ…、それよりも、見てみろ近衛。天使というのはなんと美しい生き物だろう」

近衛「……はい。まことに、仰るとおりで御座います」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage]
2015/09/18(金) 13:54:19.25 ID:+RkZUOFoO
読点の使い方が独特っすね


7: ◆OkIOr5cb.o
2015/09/18(金) 13:54:42.60 ID:oC/slA/z0

魔王「ははははは!! これは滑稽な」

天使「神様… 神様…っ」

以下略 AAS



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