やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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173: ◆oUKRClYegEez
2016/01/17(日) 14:44:57.67 ID:Oi4lgRQu0
 八幡を犠牲――これは、八幡自身が自分を傷つけるやり方で、『奉仕部への』依頼、相模南の自立を含む文化祭の成功をさせる、ということだろう。

 相模南を犠牲――具体的なことはなにも思い浮かばないが、これはなぜか、俺の選択肢のミッションに関わってくる気がする。

 甘草奏、つまり俺を犠牲――一番堅実で、それでいて他人を傷つけない選択肢。
以下略 AAS



174: ◆oUKRClYegEez[sage]
2016/01/17(日) 14:46:46.21 ID:Oi4lgRQu0
※ また火曜日に。


175:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/17(日) 15:16:12.17 ID:A9hJZ1ExO
乙です

奏無双クルー?


176: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:13:33.52 ID:WEbwYXfS0
奏「本当に最低だね。
  自分から言い出した文化祭実行委員長の仕事を、最後には自分でやめようとしてるんだから。何がしたいのか、全くわからない。かと思えば、今度は葉山君の言葉には軽〜くのっちゃってさ? はぁー、今までの俺たちの苦労は何だったんだって話。だって、俺たちが別に頑張らなくたって、文化祭は成功したんでしょ? 委員長がやらなくていいんだから、俺たちがやってもやらなくてもかわんないじゃん。
  相模さん、君、奉仕部に変わりたいって依頼したんだって? 君自身に変わる意思がないのなら、表面上だけ頑張ってきた俺たちって何なんだろうね? 君は聞いてない? 奉仕部はただのボランティア団体じゃない」



177: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:14:38.15 ID:WEbwYXfS0
 よくこんなに詭弁が自分の中から出て来るな、と思いつつも、続ける。

奏「君も知っての通り、世界は残酷で君になんか見向きもしない。オープニグセレモニーのことがチラついているのかもしれないけれど、誰にでも失敗はあるし、なんどでも繰り返してしまう。けど君は逃げようとしてる。葉山君の優しい言葉に甘えて、本当の友達と呼べないような友達に慰められて、君は、どこの誰より君自身から逃げようとしてる。」

 それは、俺が選択肢を持っているから、人一倍感じること。
以下略 AAS



178: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:27:38.88 ID:WEbwYXfS0
 葉山君が俺を抑えている間に、相模さんたちグループは屋上から出て行った。おそらくは、エンディングセレモニーに向かったのだろう。

女生徒A「なに、あいつ? 転校生?」

女生徒B「何様よ、南泣かせて」
以下略 AAS



179: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:28:20.22 ID:WEbwYXfS0
奏「……なに?」

 話せるくらいには、葉山君のダメージから復活してきた。

八幡「どうして、こんなことをした」
以下略 AAS



180: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:33:27.89 ID:WEbwYXfS0
 BGM・Bitter Bitter Sweet


雪乃・結衣「「見つめるーたび ドキドキしーちゃう♪
      君にもっと、近づきたいのー……」」
以下略 AAS



181: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:40:38.22 ID:WEbwYXfS0
 舞台裏。

女生徒A「おつかれ、南」

南「うえっ、えぐっ……」
以下略 AAS



182: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 12:07:11.19 ID:WEbwYXfS0
静「そうか。比企谷。甘草。」

 平塚先生は、ふっと、柔らかな笑顔になっていった。

静「準備の段階から、君たちの功績は大きかったように思う。最後もそうだ。
以下略 AAS



183: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 12:26:53.30 ID:WEbwYXfS0
 なんとなく、八幡の足が部室に向いていたので、俺も一緒に行った。

雪乃「あら、ヒキガエル君。それに甘草君。どうしたの?」

八幡「なぜ奏の名前は間違えず俺にはダイレクトに古傷えぐってくるんだ」
以下略 AAS



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