やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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177: ◆oUKRClYegEez
2016/01/19(火) 11:14:38.15 ID:WEbwYXfS0
 よくこんなに詭弁が自分の中から出て来るな、と思いつつも、続ける。

奏「君も知っての通り、世界は残酷で君になんか見向きもしない。オープニグセレモニーのことがチラついているのかもしれないけれど、誰にでも失敗はあるし、なんどでも繰り返してしまう。けど君は逃げようとしてる。葉山君の優しい言葉に甘えて、本当の友達と呼べないような友達に慰められて、君は、どこの誰より君自身から逃げようとしてる。」

 それは、俺が選択肢を持っているから、人一倍感じること。

 選択肢は、自分にうそをついてはだめだ。

 つらい。苦しい。いやだ。

 でも。ここで逃げたらダメなんだ!

奏「そうやってずっと逃げ続けてるんだ。君は友達がいるって思ってるけど、本当の友達なの? 友達じゃない、今もこうして糾弾してる俺たちが、一番先に君を見つけたんだ。誰も君を、本気で探そうとはしていなかったんじゃない? 君もホントは心のどこかでわかってるんじゃない? 君が思ってる友達の中で、自分はその程――」

隼人「そろそろ黙れよ」

 これが壁ドン! ただし俺が叫びたいことはキャー、でなく、がふっ、だ。

 葉山君、きついきつい……。



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