やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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173: ◆oUKRClYegEez
2016/01/17(日) 14:44:57.67 ID:Oi4lgRQu0
 八幡を犠牲――これは、八幡自身が自分を傷つけるやり方で、『奉仕部への』依頼、相模南の自立を含む文化祭の成功をさせる、ということだろう。

 相模南を犠牲――具体的なことはなにも思い浮かばないが、これはなぜか、俺の選択肢のミッションに関わってくる気がする。

 甘草奏、つまり俺を犠牲――一番堅実で、それでいて他人を傷つけない選択肢。

 これがあるだけ、この選択肢はありがたいと思う。

 だれも傷つけずに、問題は解決する。

 だから。

 なにもしなければ1番になっていたはずの現実は、俺が3を選択することで、かなり変わることになる。


八幡「ああ、ほんっとうに」

奏「うん、本当に最低だね」

八幡・隼人・南・A・B「「「「!?」」」」

 屋上にいる全員が息を飲むのがわかる。

 八幡でさえも、信じられないという目でこっちを見ている。

 ちったあ、俺にも任せろよ。

 もちろん、選んだのは3番だ。

 なんと言えばいいのか――なぜか、頭の中にすらすらと文章が浮かんできた。

 まるであらかじめ知っていたように。


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