92: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 00:59:26.74 ID:X+mP6cx90
勇者「そそ。
魔力炉は、物理的な運動エネルギーを用いて、
別エネルギーの魔力に転換するっていう驚きの技術なんだよ」
盗賊「鉱山都市は山間のため風が吹きます。
ここからは見えませんが、運動エネルギーは風車から得ているようですな」
戦士「………待て、さっぱりわからん」
勇者「頭の回転は早いのに、座学はさっぱりなんだね、あはは」
戦士「うるせーバカヤロ」
盗賊「ははは。つまりこういう事です。
例えばあなたが棒で人を殴りつけるとします」
戦士「ああ」
盗賊「棒を振るのはあなたの力です」
戦士「そりゃそうだ。
力を使わなければそれはただ棒が落下しただけだ」
盗賊「その時使う力はあなたの筋力です。
しかし、その考え方では棒の重さを無視しています」
戦士「???どういう意味?」
盗賊「なぜ人を殴る時に、棒を使おうと思いますか?」
戦士「そりゃ、棒を使った方が強いから………あー」
盗賊「そうです。
あなたの筋力のみで力が決まるなら、
それが拳でも結果は同じ事です。
しかし棒を用いて殴りつけた方が、最終的な力は増します。
拳を振るう事と同じだけの筋力を使った時に、棒を介する事で、威力が増す。
それを運動エネルギーが増えた、と表現するのです。
棒の重さや、長さによるモーメントなど小難しい話もいくつかあるのですが、
まぁ、それは無視しましょう」
戦士「ああ、その方が助かる」
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