93: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:00:32.13 ID:X+mP6cx90
盗賊「そういった運動エネルギーを溜めておけるものがあります。
例えば、バネのような」
勇者「バネを縮めたまま置いておくって事だね。
力を解放すれば、バネは跳ねるでしょ?」
戦士「んー、なんとなく、わかる」
盗賊「バネ定数というものがあり、解放される運動エネルギーは100%ではありませんが、
まぁそういったものがあるのです。
これが炉心の技術に用いられているかは定かではありませんが、
魔力炉はそういった運動エネルギーを、魔力に変換し、
魔法石に蓄積しておくものです。
考え方としてはバネと同じです」
戦士「ははぁー。
それでさっきのキャリッジが動いているわけか。
魔力を動力源に動くっていう事は、
人形師の使うオートマタと同じだな」
盗賊「そうです。
魔法石があれば魔法使いが居なくともオートマタを動かす事ができます。
操る事はできませんが、動力としての働きはします。
動きを覚えさせておけば単純な作業ならできます」
勇者「キャリッジもそうだし、
魔法石を利用した採掘機械も多く動いてるんだよ。
だから4年前から鉱山都市の金属生産量は大幅に伸びてる。
今までツルハシとトロッコだけで採掘してたのが、
自動で動く運搬機に、穴を掘る大きなドリルとか。
垂直に音もなく動くエレベータ?だっけ?まぁそんなのも」
盗賊「採掘効率の大幅な上昇が見込めたため、
新金属の発見も遠くないと判断し鉱山都市はリース契約を結びました。
しかしリース料は法外です。
掘っても掘っても追いつかない。
そして1年が経ちました」
戦士「そんで、魔女が」
勇者「そーそー。
凄いよね」
盗賊「その通りです。
彼女は、この廃棄金属の山から、
新型の魔力炉を作ってしまったのです」
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