91: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 00:58:25.43 ID:X+mP6cx90
盗賊「4年前、学院を追われた魔女がふらりと鉱山都市に現れたそうです」
戦士「そんなに前から追われてるのか」
勇者「ちがうよ。その頃はまだお尋ね者じゃないもの。
4年前、学院に居れなくなったってだけの話」
戦士「へ?」
勇者「彼女の発明が魔法を冒涜してるって言いがかりをつけられて。
その実、学院が権利をぶんどっただけなんだけどね」
盗賊「先程のキャリッジもそうです。
本来は魔法の王国にしかないものです」
なんとなく、わかってきた。
あいつが追われてた理由。
戦士「……確か、特別な術式は解析が禁じられてるんだよな」
盗賊「その通りです。
学院は彼女の、
ある発明を奪ったのです。
それを鉱山都市にリースとして貸し出し、
ひと儲けしました」
勇者「法外なリース料だったらしいよー。
それでも鉱山都市としては、2年以内の新金属の発見を条件に、
旨味のある契約内容だった」
盗賊「魔力炉というものについて、どこまで?」
戦士「全くわからん。
中を確認するってのも、含めて」
盗賊「魔法の王国の新技術です。
開発者は学院の、とある講師」
勇者「という事になってるね」
戦士「じゃあ、本来は」
―――魔女の発明、って事なのか。
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