【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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45: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 22:58:05.47 ID:pULMqkzL0

――ハルオミさんの妻であり、ギルにとっても大切な人だった、ケイト・ロウリー。
人手の足りないグラスゴー支部の仲間のため、数度の引退勧告を無視してでも神機使いを長年続けてきた彼女は、
件の赤いアラガミとの戦闘をきっかけに身体が活動限界を迎え、暴走したオラクル細胞の浸喰……アラガミ化が始まってしまう。
それを善しとしなかった彼女は同行していたギルに介錯を請い、葛藤の果て、彼は自ら手を下した――
以下略 AAS



46: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:10:35.78 ID:pULMqkzL0


 ハルオミさんからの頼みもあり、私は多少強引にでもギル喰らいついていくことを決めた。
当然ギルからは反発されたけど、それについては後から来たハルオミさんが執り成してくれた。
彼が極東に来た目的もまた、赤いアラガミと決着をつけることで、その柵から自分とギルを解き放つことだった。
以下略 AAS



47: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:15:02.60 ID:pULMqkzL0

近接攻撃を弾いた隙を突き、赤いアラガミの右腕がギルの胴体を直撃する。
壁際まで吹っ飛ばされたギルにアラガミがにじり寄ったところで、ヤツの頭部に弱点属性である雷バレットが撃ち込まれた。
苦しみつつも振り向くと、そこには何の変哲もない壁があるのみ。
呆気に取られたアラガミの側頭部にまたも雷バレットが撃ち込まれ、ヤツの頭部が結合崩壊を起こす。
以下略 AAS



48: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:19:29.09 ID:pULMqkzL0
一瞬の油断を突いた刃の切り上げと共に、私の神機が払いのけられる。
万事休す。でも、せめてギルが乗り越えた姿を見届けるぐらいは――

「ここで諦めるわけには、いかねぇんだよっ!!」

以下略 AAS



49: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:27:05.29 ID:pULMqkzL0

 仇討ちを機に、一歩前に進むことができたギルは、どこか自嘲気味だった以前よりも、素直に笑うことが多くなった。
コミュニケーション面でも、"ブラッド"や極東支部の仲間とそれなりに会話している姿が見られる。
以前からそのきらいはあったけど、周囲に対して人一倍心配りができるのが、彼の元来の性格のようだ。
また、吹っ切れて周りを見渡せるようになった影響なのか、神機の整備にも興味を引かれている。
以下略 AAS



50: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/17(月) 23:29:04.96 ID:pULMqkzL0
極東支部到着〜ギル編終了まで
キャラエピの順序と挿入タイミングが滅茶苦茶なのは許してほしい


51:名無しNIPPER[sage]
2015/08/18(火) 02:24:10.18 ID:wZKRE5Eho



52: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/24(月) 01:02:33.89 ID:5+QeUg+W0


 ギルの仇討を終えて以降、私にも一つ、関心事が出来た。
エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ。
シュトラスブルクと同じく名のあるフォーゲルヴァイデ家の出身で、弱冠14歳ながら、極東支部第一部隊の隊員を務めている。
以下略 AAS



53: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/24(月) 01:06:02.97 ID:5+QeUg+W0

「……それにアンタの顔、どこかで見たことあるから、思い出しておこうかなって」

気のせいだよ、と返した私の目は、きっと泳いでいたに違いない。
私には覚えがないけど、あのフォーゲルヴァイデ家の出身である以上、
以下略 AAS



54: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/24(月) 01:16:30.98 ID:5+QeUg+W0

また、その後日には、"ブラッド"によるユノの護衛任務を兼ねて、"サテライト拠点"を訪問した。
"サテライト拠点"は、外部居住区外での建設が計画されているミニアーコロジーの総称であり、
"クレイドル"と呼ばれる、極東支部の独立支援部隊がその計画を主導している。
私達が訪れた場所もその一つだけど、ここには既に生活居住区が存在しており、
以下略 AAS



55: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/24(月) 01:18:03.47 ID:5+QeUg+W0

もちろん、ジュリウスがすぐにどうにかできる問題ではない。
しかし、こうした八つ当たりを受けても仕方のない立ち位置にいるのが"ブラッド"であり、フライアだ。
そんな私達でさえ好意的に見てくれる人達はここ"サテライト拠点"にもいるけど、
当然、心の底では割り切れない部分があるだろう。
以下略 AAS



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