15:名無しNIPPER[sage]
2015/08/14(金) 02:01:52.71 ID:gJTWTR+/0
私は変に天然っぽい20番が好きです。
16:名無しNIPPER[sage]
2015/08/14(金) 07:44:44.87 ID:pdSXJwB2o
>>15
今この瞬間にも、隕石が私の頭めがけて落ちてきているかもしれないわけですよ!
…20子はいいものだ
17:名無しNIPPER[sage]
2015/08/14(金) 18:27:55.37 ID:1rnQgOPfO
うわぁ!後でなんでもしますから!命だけはぁ!
誤射可愛い。
18: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:12:30.67 ID:l08ZVGCi0
>>14
いい…
19子のヒャッハー具合も好きです
投下再開
19: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:15:41.05 ID:l08ZVGCi0
◇
ジュリウス指導の下、基礎訓練と実地訓練を交互にこなしていく中で、3つの事件が起こった。
1つ目は第4の"ブラッド"候補者、ギルバート・マクレインがフライアに編入されてきたこと。
ギルバート……通称ギルはグラスゴー支部で5年の経験を積んできた、22歳のベテラン神機使いで、
20: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:17:28.30 ID:l08ZVGCi0
◇
2つ目の事件は、私が"血の力"に目覚めたこと。
私が編入された時点で、フライアの移動要塞は極東地域に入っていて、その目標がフェンリル極東支部ということもあり、
極東支部からは2人の応援が寄越されていた。
21: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:20:33.15 ID:l08ZVGCi0
◇
アラガミを構成する自律した細胞群、"オラクル細胞"には、捕喰の傾向を決定づける"偏食因子"と呼ばれる物質が備わっている。
その作用により、アラガミは"偏食場"という特殊な信号―パルス―を体から常に発する。
アラガミが群体行動をとるのは、"偏食場"同士が互いに共鳴し合っているためであり、同様のパルスである場合、特にその傾向が強くなる。
22: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:22:49.72 ID:l08ZVGCi0
話が逸れてしまったけど、"感応種"の厄介なところは、
こうした"新型"の感応能力のような強い"偏食場"を、アラガミ側が身につけてしまっているという点だ。
"感応種"の発する"感応現象" は強烈なパルスとなって周囲のアラガミ、果ては神機にまで影響を与え、それらを管理下に置く。
アラガミ達は"感応種"を核とする、より統率されたチームワークと、強制的に活性化された力で神機使いを襲い、
23: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:26:55.46 ID:l08ZVGCi0
初めて遭遇する大型アラガミ、しかも、再三警告を促されていた"感応種"。
今まで対峙してきた中型アラガミの、二回りは大きい、狼のような体躯。
ごつごつとした岩のような質感の、鉄をも砕きそうな前脚。敵対者を射抜かんとする眼光。
他のアラガミを引き連れた様子はない。
24: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:30:10.08 ID:l08ZVGCi0
まだ息はあるようだけど、とても自力では立て直せそうにない状態のように見えた。
今立ち上がった私が"感応種"に嬲り喰われてしまえば、次は彼が玩具にになるだろう。
そう思った途端、自分の身体の内から、真っ赤なものが湧き上がってくるような感じがした。
25: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/14(金) 20:33:33.52 ID:l08ZVGCi0
◇
私の"血の力"を乗せた一撃で、思わぬ逆襲を受けた"感応種"は、
救援に駆けつけた"ブラッド"の応戦も加わったことにより、撤退を余儀なくされた。
"感応種"へのカウンター。それは、奴らの"偏食場"と同等以上の力を持ち、他の神機使いをも活性化させる第3世代神機使い、
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