らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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35:ひよりの旅 71/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:54:23.58 ID:W145K4B60
まなぶ「彼の名は小林ひとし、彼との交渉は全て私に任せて欲しい、かがみさんの意思を尊重して病状は伏せることになった」
ひより「ゆーちゃんとみなみちゃんもそれで良いのなら……」
まなぶ「もう既に打ち合わせ済」
私が風邪をひいている間に話しは進んでいたようだ。
確かにお稲荷さんとの交渉はお稲荷さんに任せた方が良いのかもしれない。
それに最初はあんなに反対していたみなみちゃんも手伝ってくれている。なによりあのゆーちゃんがあれほど積極的になるとは思わなかった。
その時、事務所の近くをゆーちゃんとみなみちゃんが通りかかった。私は携帯電話で二人を呼んだ。
みなみ「ここで張っていたの?」
私とまなぶは頷いた。
ゆたか「自宅は留守だったから多分この事務所だよ」
まなぶ「そろそろお昼だ、出てくると思う」
ゆたか「小林さん、コンちゃんは会ったことあるの?」
まなぶ「いや、会った事はない、向こうの仲間は真奈美さん以外殆ど知らない」
ゆーちゃんはまなぶをまだコンと呼んでいるのか。最初に狐の彼を見つけたのはゆーちゃんだった。あの時のイメージが強かったのか。
それにまなぶも否定していない。人間のときくらいは
みなみ「何人か事務所を出入りしているけど見逃したりしない?」
まなぶ「人間になっていようが、狐になっていようが、他のに化けて居ようが、仲間ならすぐに分かる……ん?」
まなぶの目が鋭く光った。
まなぶ「彼だ!!」
私達は学ぶの目線を追った。事務所の玄関を出てきた男性。その人だろうか??
まなぶ「私と彼が会っている時は出てこないように」
そう言い残すと小走りに彼の元に走っていった。私達はその場に留まりまなぶと男性の動向を見守った。
まなぶが話しかけると彼は立ち止まりしばらく何かを話してから二人は歩き出した。私達は彼等の後を気が付かれないように追いかけた。




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