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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
- 305 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/08(水) 23:25:56.14 ID:chi75Pic0
- >>302
>>304
「……」
無言でそれを見下ろしていた半人
その表情は以前凛然としており温かみのカケラも見受けられない
何故か?半人は人見知りの気があり、初対面の相手がいる場面では必要以上に格好付けるクセがあるのだ
故にそのカワイイなナマモノを前にしても一切揺らぐ事なく……
「あ、ムリですこれカワイイカワイイ……」
無理でした、カワイイには勝てませんでした
屈み込みまんまるナマモノを撫でようと腕を伸ばした!
「そ、ソーマ様!マシュマロ、マシュマロ下さい!この子にあげたいんです!」
- 306 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/08(水) 23:26:31.81 ID:bGtDuZGm0
- >>303
しばらくキョロキョロと辺りを見渡す。間違いなく、見たことのない光景だと確認をする。元の世界からは失われたものだと確認する。
そして、話しかけられる。これまた驚き。ちゃんと意味が理解できていることに驚いているようだ。
「ど、どうも!はじめまして!!えっと通じてますか!?ハロー?あわわー!外国語もっとしっかりやっとくべきだったー!」
ちゃんと人語を話しているので通じているはずだ。
>>304
一頻り騒いで、はしゃいでいるのもハルバードで一瞬落ち着く。
武器を向けられて落ち着かないほど浮かれてはいない。
「あーあーっと……わ、私別に何もしませんよー……?」
おずおずと両手を上げる。敵対の意思はない!
だが!次の瞬間!
「えーっと……それ、ハルバードって武器ですか!?かっこいいー!実物見るの、初めてなんです!」
またはしゃぎ出した。
好奇心は極めて旺盛だ。
- 307 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/08/08(水) 23:29:06.42 ID:6/HmerRo0
- >>301
「……」
天から現れ、一人で何やら満足したようにはしゃぐ少女。前時代的な格好は正に───。
「こういうところに一番詳しそうなのが来たな。見た目だけは」
「喜ぶのは勝手だが、変な動きはするなよ。お嬢ちゃん。目玉とこの溶けたマシュマロを取り換える羽目になるぞ」
腰の刀に片手を乗せ、マシュマロ刺さった串を突きつけて声をかける。警戒しているのだ。
「ここで会ったのも何かの縁だ。自己紹介から入ろう。俺ペニーワイズってんだ。本業はピエロ」
>>304
「気にするな、古いゲームの話だ。色褪せた映画、目の大きいアニメ、紛い物のゲーム…。古い話だ。
そんな事より、お前らは暖まらなくていいのか?俺的には心地いいくらいだが、お前らはそうもいくまい」
「なんだこのクラゲ…。出る世界間違えてねーだろーな?」
ここじゃないどこかの方を向きながらボヤく。呑気と言うか逆に怪しいというか。
「あっち行けよクラゲさん。クラゲなんて食うところロクに無いし嫌いなんだよねオレ」
触手で生成した指揮棒めいた長い串を軽く振り、つつき、クラゲを追い払おうとする。直接触れるのは避けたい。
- 308 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/08(水) 23:35:35.94 ID:bGtDuZGm0
- >>307
「ペペぺぺ、ペニーワイズさん!?ハ、ハローペニーワイズ!な、何も落としてませんよー……?」
刀なんていう見慣れない、だが武器を突きつけられれば多少は焦るものだ。
外国の方だと思って外国の挨拶。何も落としていない。あえていうなら自分が落ちたのだ。
「ええっと……リーア・V・ストロベルです!こ、これで通じてるかな……?」
ドキドキを抱えながら、自己紹介。
刀というこれまた見慣れぬ、本の中でしか見たことのない武器を見てうずうずしている。
はしゃぎ出すまで、あと二秒。
- 309 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/08(水) 23:42:38.85 ID:chi75Pic0
- >>306
「ハロー、ハロー、ハロー」
「……大丈夫ですよ、おそらくはあなたの話す標準語でコミュニケーションが取れるはずです」
さてはて(外見だけ見れば)やや怜悧な気配を纏う半人
しかしそこから敵意や害意は発せられてはいない
「はじめまして、わたしはタェンティースと申します」
ぺこり、恭しくしかし嫌味っぽさのない所作での一礼
- 310 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/08(水) 23:43:40.20 ID:WAlNnwnt0
- >>305
撫でようと手を伸ばすタェンティース 何の抵抗もなく手が届き
モフッと津美崎が毛皮に埋まる ふわふわもこもこの感触が伝わるだろう
ナマモノはその行動にも動じず タェンティースの膝に足をかけて顔をのぞき込もうとして・・・
残念 脚が短すぎてうまくいきませんでした あごをタェンティースの膝にかけ 前足をピロピロ動かしている
そこにはまるで警戒心と言うものがない 捕まえようとすれば簡単に捕まえられる
ロイ「さぁて 一体何があったらこんな進化のしかたしたんだ?」
>>306
視界の奥の方に ドラゴンの様な何かが飛んでいますが 気にしないであげてください
ロイとアキレスは顔を見合わせる
ロイ「・・・落ち着け 一体何だっていうんだ」
好奇心旺盛な女の子にたじたじのロイ
アキレス「あれじゃない? 越境者一年生」
ロイ「ハルバートも見たことないんじゃそれか・・・わかった そのままなにもしないでくれていい
とりあえずここは多分お前さんの知る世界じゃない」
〜越境者についての説明と自己紹介が終わった者とする〜
ロイ「まぁ突拍子もないことになっちまったが気を落とす・・・大丈夫か」
はしゃぎまわる女の子にため息を一つついた
>>307
串でつつかれたクラゲはふよんふよんとどこかに行ってしまった 逃げたらしい
だが次は足元をつつく存在が襲来
―――ギィ!!
ベティちゃんでした マシュマロくれーといわんばかりにハサミを振り上げている コマンド?
- 311 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/08/08(水) 23:47:40.26 ID:6/HmerRo0
- >>305
「ヤダ!!」
羅刹の表情で即答!一切の迷いもない、よく通る声だ。
「下等な原生生物如きに、この俺様の唯一の食糧を───」
言いながらゴソゴソと懐をあさる。出てきたのは数本のエネルギーグリス、カチカチのクラッカー、豆の缶詰、角砂糖数個。
「───というワケでもなかったようだが、嗜好品をそんなどこの馬の骨とも知れんヤツに分けるか!」
元の場所に返してきなさい!とお説教!野生生物に人の食べ物を与えるリスクは知っているが、そんな事は彼にとってはどうでもいいのだ。
ただ自分のモノを分け与えるのがたまらなく嫌なだけだ!
>>308
「風船いるかい? いざって時の為に持ってるんだ」
デバイスから出したのは真っ赤な風船。フヨフヨと風に揺れて揺らめき
「ウソだ。やらねー」
握り潰した。パァン!!というやたらデカい音が響く。
「通じてるよ。リーア、リーア…。俺のメモが正しければ、止まり木にもカノッサにもそんな名前は無かったな」
とりあえず危険は無さそうだ。クルクルと赤い刀を回して鞘に納め、自分にしか読めない字で書いたメモ帳を開いて唸る。
また新たな越境者という訳だ。とはいっても、このラピュタじみた滅びた街に保護するための施設などあるまい。
「魔女のつもりか?お前と同じようなスケを三人は知ってる。
とりあえずしばらくは後についてもらって…なんだその目、なんだその目は。ステイ。リーアステイ」
- 312 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/08/08(水) 23:55:49.25 ID:6/HmerRo0
- >>310
「毒とかは無いみたいだな。安心してよさそうだ」
どっかに良くクラゲを見送り、タェンティースと触れ合ううり坊っぽい生き物を見やる。
「警戒心の欠片も無い生き物に、毒とかも無いクラゲ…。アイツ他の所行くときに一気に鬱にならないだろうな?
研究機関でも科学者でもないし、詳しく調べたわけじゃないが、どうもここには外敵というものがそんなにないのかもな」
もし本当に空に浮いているのなら、外来種が来ることも無いだろう。精々渡り鳥か、チラリと見えたドラゴン程度か。
「ガラパゴスってやつか?尤も、この環境が俺らに牙を剥かないとは限らない。気を付けるんだな」
「…? ああ、お前か。 欲しいのか?虫ってこういうの食べても平気なのかな」
物思いに耽っていると足元をつつかれる感覚。視線を降ろせばベティちゃん。
手に持ったままのマシュマロと交互に見比べ、トロリとろける甘味をゆっくり近づけ───。
「むーしゃむーしゃ!」
バッと自分の口まで戻して串ごと貪り食った!いやらしく!
- 313 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/08(水) 23:57:05.82 ID:bGtDuZGm0
- >>309
「えっ?あっ!そう見たいですね!よかったー」
第一関門、言語の壁突破!
とりあえず一安心。
「タェンティースさん、初めまして!私はリーア・V・ストロベルです。」
ぺこり、とこちらも挨拶。
ちゃんと教育は受けている。仕草は丁寧だ。
>>310
ドラゴンめいた何かを見てまたきゃあきゃあとはしゃぎはじめたのは、割愛された出来事となった。
粗方のことを教えられ、こちらも改めて名乗る。
「ええっと、リーア・V・ストロベルです。私は、どっから話せばいいかなーー」
そう切り出せば、自発的に越境をすべく動いていたこと。
異世界のことは少しだけは知識はあるが実態としては何も知らないに等しいこと。
などを話す。
そして、
「あ、私科学技術が発展しきった世界の生まれなんです!だから魔法とか、金属製武器とか憧れてて……さっきはすみませんでしたっ!」
ある意味衝撃の事実を告白しながらはしゃぎすぎたことを謝る。
>>311
「なんとなく、風船に手を伸ばしちゃいけない気がする……」
知識ではない。直感だ。風船が握りつぶされたことには、なぜだか安心感。
よく分からないが、敵ではないと認めてもらえたようだ。一安心。
そして、
「それって、刀ですか!?赤い!どうやって!?!?」
好奇心は爆弾めいて炸裂した。
ロイの説明などを聞いて落ち着いたのち、魔女のつもりかというソーマの一言に反応する。
「魔女!魔女かぁ……えへへ、それっぽいですか?」
ちょっと、嬉しげだ。
- 314 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/08(水) 23:59:43.17 ID:chi75Pic0
- >>310-311
「……!!!!」
ズキュゥゥゥーーーーーッッッゥゥン!!
そのナマモノのカワイイな所作は瞬時に半人のこころを支配した!
嗚呼なんたる悪魔的進化の突端か、こうして労せずして食糧を得ようというのだなええい浅ましい!
「……これと!これと交換しましょう!ほらほら、お酒!」
そんなナマモノの為にソーマタージ相手に必死の説得
交換条件に出したのは携帯用消毒アルコール、プシュっとやってキレイになるアレ
>>313
「……はっ!?」
「こほん、ど、どーもリーア様……お見知り置きを」
さてはて、↑でうりぼうっぽいナマモノにすっかり懐柔されていた半人
リーアとのやりとりを行う時だけ凛然の仮面を被る
……まぁ早い話が結構アレなアレであると見抜くのは容易であろう!
「え、えーっと、リーア様は……」
「……世界を渡るのが、はじめて……です?」
- 315 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 00:09:26.89 ID:A+DmXLQF0
- >>312
ロイ「その外来種がこないってぇ環境がこの警戒心のなさを生み出したんだろうな」
刺すつもりも見せないクラゲに タェンティースにされるがままのウリ坊 つまりそういうことだ
とまぁベティちゃんにとってはそんなどうでもいいことよりも 眼前に迫る焼きマシュマロの方が重要なわけで
―――ギィギィ・・・ギィ!?
嬉しそうにマシュマロを受け取ろうとした その瞬間 ソーマタージがいけずを発動して食べてしまいました
―――ギィ!!
そんないじわるソーマタージに憤慨した といわんばかりにハサミを振り上げるのであった
>>313
ロイ「そうかい 嬉しそうで何より 俺はロイ・ゴールドマンだ」
アキレス「おれアキレス そしてベティ」
―――ギィ!!
よろしくーといわんばかりにハサミを振り上げるベティであった
ロイ「あれだ 世界を渡ってりゃ そのうち魔法全盛の世界にも行くだろう それまでテンションは抑えておけ 体がもたんぞ」
アキレス「金属製武器がないって ナイフの類もないのか・・・すごいな」
>>314
タェンティースのハートを見事に撃ち抜いたウリ坊は 前足を駆ける場所がないので膝に乗せたアゴが外せず困っていた
ロイ「あ〜ぁ こりゃ暫く使い物にはならねぇな」
アキレス「せっかくだからニアタンに送信してやろ」
呆れるロイと 動画を撮影して無料通話アプリでニアに送信するアキレスであった
そんなこんなで 越境一年生のリーアと 越境者の皆さまとの邂逅は続くのであった・・・・・
//お先にノシ
- 316 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/08/09(木) 00:12:33.34 ID:tsyzv3N60
- >>313
「騒ぐな!俺は優先席に座らない老人と騒ぐガキが嫌いなんだ!」
やいのやいの騒ぐリーアにタジタジ。考えたらこういうタイプはあまり見なかった気がする。
「特別な玉鋼に一定の周波を流して…くどい!今度wikiでも見とけ!」
それからどうした。
「見た目だけなら、な。 あんまりそれらしい臭いはしないが」
ようやっと落ち着いたリーアにやれやれと首を振り、煙草に火を点ける。紫煙の向こうから覗く目は、最初に脅して来た時のと同じ目だ。
「見た目だけなら確かにそれっぽいさ。実際そんな格好してるヤツ何人か知ってる。
ただ実際は…少なくともマナとか魔力とかそんなのがあるようには見えないがね。俺は」
「まあ面倒を起こさないなら、お前が死霊術師だろうが自分を魔女と思い込んでる精神異常者だろうが構わんさ。
ここから出れたら、そういう連中のいるところまで案内はしてやる。もし変な格好の女がいたら後はそいつに頼め。言動はアレだと思うが」
>>314
「バカにしてんのか!失明するからみんなはやめような」
ベシーンとアルコールを地面に叩き付け更に激昂!交換条件に釣り合わないにも程がある!
「よく聞け、野生動物の餌付けは悲劇しか生まないぞ。そもそもこうやって触れ合うのも推奨されないくらいだ。
お前は自分の一時の感情と自己満足に任せて、そのひ弱…いたいけでカワイイで不潔そ…ワイルドなキ…変わった動物の未来を奪うのか?」
口で言うだけでは決着は永遠につくまい。アプローチを変えて諦めさせる方向にシフトチェンジだ。
なお重ねて言うが、ソーマタージ自身は野生動物の保護とか環境保全とかそういうのに全く関心も無い。
- 317 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/09(木) 00:20:00.44 ID:F3+QxZZU0
- >>314
タェンティースさんは案外と可愛いものが好き。
なんとなく、微妙にアレな方向で理解されたようだ。
「はい。ずーっと違う世界に行きたくって、ようやく叶いました!」
皆の推察通り、リーアは異世界一年生。先ほど入学式を済ませたばかりだ。
>>315
「よろしくお願いします!ベティさんも、よろしくね」
元気にハサミを振り上げるベティにも微笑み。
ベティに驚くのはもう済ませている。
「ああっと、あるにはあるんですがもう主流じゃなくて……本当に、珍しいんですっ」
リーアのいた世界では武器の9割は光学兵器に置き換わっている。本当にごく一部でまだ刀剣の類が用いられているとかなんとかという話は聞いてはいた。
ロイのハルバードやソーマの刀のように光学兵器でないものを用いている組織は既にない。一部のマニアが極めているようなものであった。
>>316
「わぁすごい……そんなことまでわかっちゃうんだ……」
ソーマの観察眼に感心。実際、リーアは魔法使いではない。
これが、異世界の、本場の魔法に触れている人。と密かに尊敬の念を覚える。
ある意味正しいが……?
- 318 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/09(木) 00:22:58.47 ID:epDIU+Eh0
- >>315
「はふぅぅぅ……!!」
埋もれたい、このナマモノに埋もれたい
ヨチヨチな短足の一挙一動にぐでたまめいて溶かされすっかりKOなのであった!
//お疲れ様でしたっ!
>>316
「あぁっ!ヒドイ!」
ヒドイのは突き出した条件だ!自業自得、インガオホー!
「……待って待って、色々disるのやめて下さい」
「うぅ……で、でも分かりました、じゃあおやつは諦めます……」
ぐ、と堪えて半泣き!
しかしソーマタージの誠意(?)は通じた、半人はオヤツを諦めた!
しかしもっふもっふ触り続ける手は止まりそうにはなかったが
>>317
「成る程、それは……うん、夢が叶って何よりです」
「……宜しければ、色々お話致しましょう……何処か落ち着ける場所で」
周囲を探る半人、その視界は低い
うりぼうっぽいナマモノを撫で続けている為屈んでいるのだ
言動がどうにもアレなポンコツムーブ、まぁしかし越境に関する知識は経験値の高さからそれなりではあるはず
そんな出会いもまた一興、これからもどうぞ宜しくなのでありましたとさ
//私もこの辺でっ!ありがとうございました!
- 319 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 22:49:54.04 ID:A+DmXLQF0
- 【狭間のスクラップヤード】
ゲートが開く 狭間のスクラップヤードでは見慣れた光景
ロイ「よっと 無事に戻ってこれましたよっと」
アキレス「汗でベタベタだよ ベティシャワー浴びに行こうぜ」
―――ギィ!!
出てきたのは天空都市から戻ってきた一行だ あの後軽く探索したあと キャンプで一泊して戻ってきたのだ
一行が越境したところでゲートが閉じる 見慣れた光景
ロイ「さて お前らこれからどうすr・・・」
この後の予定を聞こう一行へ振り向いたロイが固まる
アキレス「どったのオッサ・・・」
―――ギィ!!
アキレスもまた振り向き固まる
ベティちゃんは挨拶するようにハサミを振り上げる
そこで見たものは
ナマモノ「ぶ・・・ぶ・・・」
あの日 とある人物の心を打ち抜いたまんまるウリ坊がてちてち一行の後をついてきていた
おめでとう ここにまた一匹 越境者が爆誕したらしい
- 320 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/08/09(木) 22:54:18.84 ID:Xfe+fdoE0
- >>319
「……ふぅっ」
「ここに来るとホッとしますね……ん?」
さてシャワーでも、と半人
色々あった天空都市、保存出来た映像は後でみんなに自慢するとしよう
んでもって振り返ればそこには
「!?」
「は、はわぁぁぁぁ……!つ、付いて来ちゃったんですかぁぁぁ……!」
完全に溶け切った顔でナマモノにヘッドスライディング!
わしっと抱きしめ頬擦り頬擦り、溺愛確定であった!
- 321 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 23:01:35.50 ID:A+DmXLQF0
- >>320
突然滑り込んでくる何か(タェンティース)に危険を感じ 逃げようとしたなまもの
逃げようとしたのは確かであった
わしっと抱きしめられ ふわっふわでもふもふな体を存分に蹂躙される
プルプルと振るわれる足がかろうじて抵抗の証と言えるだろう 多分 自信ないけど
ロイ「・・・ついてきちまったもんは仕方がない ちゃんと世話しろよ?」
アキレス「とりあえず・・・名前でも付ける?」
そんなとろけきったタェンティースにあきれる2人であった
- 322 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/09(木) 23:10:19.46 ID:Xfe+fdoE0
- >>321
「あぁっ、もうこれは運命ですねもふろう……!」
逃がさんばかりにもうわっしゃわっしゃと撫で回したり頬擦りしたり
ナマモノにも多分なんだかんだ、害意はない事は伝わるでしょうきっと
さて、名前の件であるが半人、何やらヘンテコな呼び名で呼んではいる
もふろう、そうもふろうだ
色々アレだし勝手に呼んでるだけだし、キチンとつけてあげた方がこの子の為になるかもしれない
「もちろん、バッチリしっかりお世話しますからね!」
- 323 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 23:20:18.71 ID:A+DmXLQF0
- >>322
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
嗚呼タェンティースからは逃げられない 鼻をすぴすぴならしたりおててプルプルさせたりしているが
全て徒労に終わり タェンティースが落ち着くまで蹂躙を受ける羽目になりました
ロイ「アキレス こいつ何言ってるかわかるか?」
アキレス「哺乳類はまだきびしいかなー」
ロイの質問に肩をすくめるアキレスであった
ロイ「とりあえず家畜小屋はまだ空きがあるし そこにお引越しかな? だがこいつどこまで大きくなるんだ?」
アキレス「オッサンその辺分からないの?」
ロイ「あいにく天空都市は伝説上にしか伝わってないから そこに住む生き物の生態とかわかんないんだよね
当面は豚と同じような飼育法を試してみるか」
さて このままいけば家畜小屋行きとなるもふろうであるが 何か異論あるだろうか?
名前? もういいんじゃね? もふろうで
- 324 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 :2018/08/09(木) 23:23:55.70 ID:Xfe+fdoE0
- >>323
「か、家畜小屋……!?」
「だだだ大丈夫ですか!?食べちゃったりしないですか!?」
もふろう
ぎゅ、ともふろう抱きしめて慌てふためく半人
食べたら美味しいのだろうか、少なくとも今は食べれる部分が少ないね
「……」
「……あ、ミニブタの飼育のデータがあります」
「これだ!お部屋で飼えるみたいですよ、ニア達と交代でお世話しますから……!」
いつの間にか巻き込まれているニアとか
まぁ彼女等も半人の血族、そして血は争えないというか事である
お願いします、と手を合わせて2人に頭を下げる!
- 325 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 23:35:43.56 ID:A+DmXLQF0
- >>324
ロイ「・・・・・子豚の方が肉が柔らかくて美味いと聞くがな」
地の文を読み取ったかのような物言い
―――ギィ!!
特に意味はないが もふろうを見てハサミを振り上げるベティ
ロイ「あいつらもでかくなるっちゃでかくなるんだがなぁ・・・まぁいいか お前らに任せた
飼い切れなくなったら 俺が責任をもって肉にしてやるから安心しろ」
ニッコリ
アキレス「とりあえずシャワー浴びに行こうぜ」
そういうことになった そのあとニアに状況説明となるわけだが ニアは本当に半人と同じ感性を持っているだろうか?
- 326 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/08/09(木) 23:49:52.78 ID:Xfe+fdoE0
- >>325
「ぜ、絶対ダメですよ!?ちゃーんと飼いますから!」
ロイから隠す様に抱き締める
若干苦しそうなもふろう、多分気のせいでしょう
さてはてそしてシャワーの後、
『えーっ……いやぁっ、可愛いは可愛いってんですけどぉ……』
『……ニアは犬猫派だってんですねぇっ……』
『アタシはパスだ、ペットロスなんて味わいたくねぇしな』
「」
ニアと偶々来ていたアラズ、反応悪し
言葉もない半人、アワレ!
- 327 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 23:53:21.33 ID:A+DmXLQF0
- >>326
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
相変わらずもふろうは両足をぷるぷるさせていた まる
〜それからどうした〜
ロイ「で どうするの?」
アキレス「家畜小屋はいつでもウェルカム」
―――ギィ!!
まぁ何だかんだで半人が飼うのでしょうきっとメイビー
そんなこんなで越境者 もふろうの奇妙な日々は始まるのであった まる
//〆
- 328 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/09(木) 23:53:30.33 ID:A+DmXLQF0
- >>326
もふろう「ぶ・・・ぶ・・・」
相変わらずもふろうは両足をぷるぷるさせていた まる
〜それからどうした〜
ロイ「で どうするの?」
アキレス「家畜小屋はいつでもウェルカム」
―――ギィ!!
まぁ何だかんだで半人が飼うのでしょうきっとメイビー
そんなこんなで越境者 もふろうの奇妙な日々は始まるのであった まる
//〆
- 329 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 :2018/08/10(金) 00:00:08.64 ID:XRE8M2SA0
- >>327
「せ、責任はちゃんと取ります!」
「……越境で留守にしてる間だけでも……!」
結局ニア達を押し切り、留守中のお世話をお願いする事になった
なんなら最近ここに留まる事の多いイリーも手伝ってくれるらしい
よかったねもふろう、よろしくねもふろう
//ありがとうございましたっ、またよろしくです!
- 330 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/12(日) 22:17:02.86 ID:x1vh2Bhc0
- -前回までの雑なあらすじ‐
夢の中で泣きじゃくる幼女を不憫に思い目が覚めたら異世界でした。
そして紆余曲折の後 SOUND ONLY とだけ浮かぶテレビ画面を越境者たちは見ていた。
?「おかえり私のヒーロー」
グラディウス「シャーロット!」
画面から聞こえてきたのは女、ともすれば少女とも取れる声。
?「そしてようこそ越境者の皆様、場合が場合でなければゆっくりとしていただきたいところですが…」
クルツ「かまわねーよ、こちらも色々聞きてえし、互いに無駄は省こうや」
さて性悪女が床に胡坐をかいて質問を開始だ。
とりあえず聞きたいことを聞いてしまおう、メタ的にも情報はさっさと出すべきである進行の問題上。
- 331 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/12(日) 22:23:35.30 ID:YdKKcdKA0
- >>330
―――ギィ!!
それはともかくとして アニメ上映会を邪魔されたベティは怒り心頭である
サウンドオンリーな画面に対し やんのかこらーといわんばかりにハサミを振り上げる
なのでアキレスはスマホの接続を解除して 小さい画面でアニメ上映を再開
―――ギィ♪
「それで? めでたいことにここにいる俺らはヴィランに対抗できるほぼ唯一の手段になっちまったわけだが
アンタラはそれに対して一体どんな報酬をくれるわけよ?」
ソファに座り直し 画面に顔を向ける
「ソーマじゃないけどさ 犬だってご褒美がないと動かないわけよ あんな危険な奴らを相手にしろと命じるわけよ
一体どんなご褒美がいただけるのかなーと」
有意義な質問はほかの誰かがしてくれるでしょうし 自分は俗物的な質問でもしましょう
- 332 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/12(日) 22:23:36.12 ID:EAvZV5Quo
- 【メメタァ!!】
緊急事態が発生した。なんと中の人が前後の流れがさっぱりわからn(ry
こういう時はどうする?――犬だ!ワンコロならなんかいつの間にかついてきたで通る!ワザマエ!
−−−−−−−−−−
−−−−−−−−
−−−−−−
【わうん!!】
紆余曲折にあっていつの間にか一行の後ろをテケテケ歩いて着いてきた柴犬。
どっから出た?何時から?――このワンコロが神出鬼没なのは何時ものことであろう。
「わうわう」
この調子なので聞きたいことがあるのやらないのやらである。
兎にも角にも状況に必要な説明を求む(メタ的にも知っておくべき最低限情報)くらいか。
【まあ、SOUND-ONLYから見れば毒にも薬にもならなそうなノラ犬がいる的なトコか】
- 333 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/12(日) 22:40:05.22 ID:x1vh2Bhc0
- >>331
シャーロット「…」
沈黙する画面越しの相手。
小さく息を飲んでいる辺り、何かを言おうとしたのだが。
シュヴァイン「あー…アキレス、一つ言いたいのだが……」
大男がそれを遮るように言った。
シュヴァイン
「連中を相手にしなかった場合、困るのは俺たちも同じであって…
お前の命が金や地位や名声で代替が効くなら其の要求はまあ、妥当だが」
クルツ
「金が欲しいのか?こいつ等より例のWDS…世界防衛連帯にでも行ったらどうだ?
国連みたいなもんなんだろうから予算だけなら潤沢だろうよ。
で、唯一の対抗策として丁重に持て成されて人体実験されるだろうなあ。
金は入るが使う機会は永遠と来ないやつだなー」
けっけっけ、とチビ女も笑う。
>>332
クルツ「…サソリに続いて犬まで生えたな」
シュヴァイン「いや、最初から居たような気がする、うん、居た」
説明しよう!
何処とも分からない世界に突如として強制召喚されたらしい越境者一行は、
そこで全身真っ黒な人型と交戦、こちらの攻撃が一切通らずピンチを迎えた!
そこに登場したのが剣に転じる小さな女騎士。
アームズギアと名乗る彼女を使い七八がアキレスと共に敵、ヴィランを打ち取ったのが半日前。
アームズギアを扱うことが出来る人材は限られ、
フォーリナーと呼ばれる其れが現状アキレス、ベティ、七八だけである、と先ほど判明している!
…ではウルリックは?
グラディウス「君はモフモフだな」
赤い鎧を纏う金髪碧眼の背の低い女。
幅広長剣型アームズギアのコードネーム:グラディウスに撫でられると不思議な感じがする。
どうやらこれが適正者とギアの繋がりのようなものであるらしく…
おめでとう、ウルリックもフォーリナーだ。
現状、剣のアームズギアしかいないのに如何扱うんですかねえ…?
- 334 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/12(日) 22:52:46.77 ID:EAvZV5Quo
- >>333
「わうわう(仔細問題なさそうであるな)」
実は剣の心得ならばウルリックにもある。伊達に長生きしちゃいない。
もっとも、当人の爪と牙と体躯とサイキックが強力なためのため振るう機会は無いが、
やろうと思えば、ダークソ○ルなシフっぽくやれるだろう。たぶん。めいびー。
【もちろん、口に剣の柄を咥えてぶん回すスタイルだ】
「・・・わう?」
あれ?よだれでベトベトにならね?女の子が転じる剣にそれって何か絵的にヤバ…考えるのをやめよう!(提案
「わうわう(拙者としては敵対存在と戦うことに異存はない)」
最も、キョウリョクカンケイとなるこの連中も怪しさでは大差ないなとも思っていたが。
「わうん(で?拙者たちはこれから何をすればいいのだ?ミッションを提示せよ)」
なお、ウルリックの念話はSOUND-ONLYには届かないのでシュヴァインなりクルツなりに通訳してもらう必要がある。
【そして、SOUND-ONLYからは突然犬の言葉を介し始めたように映るので、もしかしたらお脳がアレしてポンしたと誤解されるかもであった】
- 335 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/12(日) 22:57:06.19 ID:YdKKcdKA0
- >>333
「はぁ・・・」
クソデカ溜息である やってらんね−といわんばかりである
「結局武器は何があるんだ 剣しかないとか言われたら 正直俺はどうしようもないぞ」
そう 彼は純粋な戦闘員ではない 近接戦闘はからきしなのだ
彼が鉄火場に建てるのは ひとえに銃の存在と 囮と言う役割があってこそなのだ
「あ〜ぁ やってらんねー」
>>334
「こまったもんだよなーウルリックなー」
そしていつの間にか現れたワンコロにしなだれかかるアキレスでしたとさ
―――ギィ!!
ちなベティちゃんは顔つき機関車アニメにくぎ付けな!!
- 336 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/12(日) 23:02:21.20 ID:EAvZV5Quo
- >>335
「わうわう(腹をくくれ。気に入らない状況だろうが飛び掛る火の粉は掃わねばならぬ)」
ここはもふもふわんころの擬態とはいえ、純然たる戦士たるウルリック。
割り切りは早く明確である。
「わうん(己が選び取れる状況など存外に多くはないということだ)」
何時だって選択肢は有限、時間制限あり。そして酷薄。
そして、利用した挙句、使い捨てる意図を見せたならばしかるべき逆襲をする。それこそ戦士の道である。
- 337 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/12(日) 23:13:16.62 ID:x1vh2Bhc0
- >>334
クルツ「なんか通訳するの面倒だな…これでも付けとけ犬っころ」
伝言ゲームを拒否る性悪。
道具ってのはこういう時にこそ使うのが正しいとか何とか言っておる。
提示されたのは耳輪のようなもの。
細長い石が嵌め込まれたそれは意識すれば念話を音として発する便利グッズ。
クルツ「名前はサイキックバウリンガル…とか思いついたが長ぇから耳輪で」
シャーロット「そうですね…と言っても現状で出来る事は……」
ボスレー「既に結社史上最悪の状況です、詰んでいるといっても差し支えありません」
ちな、この場には全体的に細いシルエットなブリキのオートマタも居る。
彼の名はボスレー。なんか執事っぽいムーヴをかもしている。ちなアームズギアではない。
クルツ「つまり何を如何したらいいか皆目見当がつかねえのか…あー……」
シュヴァイン「こういう時は、結局何をすべきかを先ず上げてみるのがいいんじゃないか?」
クルツ「ああ?すべき事ぉ?」
シュヴァイン
「色々あるだろう?
ヴィランの撃退は勿論だが、そもそも我々がこの世界に呼ばれた原因も不明だ。
帰還方法も分からないしなあ…」
>>335
クルツ
「そこのブリキ野郎が言ってたろ?剣のねーちゃん以外御釈迦だって。
そーなると現状、七八が唯一の対抗策?ははッ、やってらんねえわ、確かに」
シュヴァイン
「…適性があるのだからある程度使えるんじゃあないのか?
純粋な剣術による適正とかそういったものではないのだろう?」
シャーロット
「確かに過去のフォーリナーを見ても適正とスキルが一致していた事は稀です。
勿論後天的な訓練である程度の使い手にはなっているようですが…」
クルツ「あー…そういう情報はあるのか………ん?」
シュヴァイン「どうした?」
何か思い至ったようでクルツが立ち上がる。
クルツ「おい、シャーロットさんよ、そのぶっ壊れたギア連中、回収はしたのか?」
シャーロット「ええ、既にこの建物の地下に…」
クルツ「よし、ブリキ!案内しろ!!…おい、アキレス!射撃武器なら文句はねえんだな!?」
- 338 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/12(日) 23:19:05.56 ID:YdKKcdKA0
- >>336-337
しばし もたれかかったウルリックの体をモフっていたが
なにやらクルツに策ありとのこと
「え? あぁその方がましなのは確かだけど・・・」
一体何事でしょう 何事かと一緒に地下に移動しようとする
- 339 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/12(日) 23:27:07.86 ID:EAvZV5Quo
- >>337
「わうん(便利なものだな)」
耳輪を装着。みょうなテックが発達しているものだと思う。
「わうわう(襲い掛かる敵を挫きながら、帰還方法の調査…しかあるまい)」
耳をへにょっとさせながら、受動的にならざるをえない現状にため息である。
「わうん(無目的にここに呼ばれた可能性も捨てきれないが、目的あらばめぐり合わせもあろう)」
ようするにこちらが動けば何かしらの接触なり情報なりが見込めるのではないか、という程度。
だが、実際にそれ以外に思いつかない。
- 340 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/12(日) 23:34:24.77 ID:x1vh2Bhc0
- >>338
外観は崖上に立つコテージであったこの建物。
しかし地下へ降りるとその様相は一気に変わる。
なんかこう…SFよりである!
音もなくスッと開いたエレベーター、
高度な宇宙船の中といっても差し支えないような外観に変わった廊下を歩き続けると
ガラス越しに見えるのは作業場らしき場所。
其処には砕け散った武器の残骸が幾つも並べられていた。
クルツ「こいつらがアームズギア…の成れの果てってやつだな?」
ボスレー「はい」
クルツ
「あー…やっぱり近代武器はねぇのか、
槍やら斧やら……魔術が盛んだった時代つってたもんなあ?
おい、ブリキ、当時の資料とかはねえのか?
そのものズバリ、アームズギアの作り方とか」
ボスレー「残念ながら資料はありますが其れが何を記したものかは不明なものが多く…」
クルツ「はあ?結社の資料だろ?何で不明なものが出てくるんだよ?」
ボスレー「それはですね―
クルツ「ああ、説明は後で聞く。なら今あるものでやり繰りするしかねえ」
>>339
シュヴァイン「あいつ、暇があれば修正力の限界に挑戦だーとかいって何か作っているからな」
大男が地下へと行ってしまったチビ女の代わりに応える。
シュヴァイン
「目的はあるのだろう。
我々の共通点は少女の夢を見、彼女を不憫に思い、目が覚めたら此の場にいた、と言うものだ。
おそらく彼女を助ける事、が目的であり、それを達成すれば帰還は叶うのだろう…経験則だが。
となると、少女が何者か、を探るのも重要そうだな。
フォーリナーである君らが呼ばれたのは分かる。
おそらくヴィランを撃退する事と少女を助ける事は関係があるのだろう。
しかしそうすると戦力外の俺は如何いった意味で呼ばれたのだろうか…?」
- 341 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/12(日) 23:42:49.97 ID:EAvZV5Quo
- >>340
「わうわう(知らぬよ。知らぬが――)」
ふわふわ毛並みを二三回ぶるぶる震わせて、
コロコロとサーモンの干し肉を転がり落とすと、それを口に咥えながら。
「わうん(戦力とそれ以外が喚ばれた場合、大抵は戦力外の方が鍵となる。まあ――)」
少女が「何か?」を探るのは悪くないと思える。
闇雲に振舞うよりは不明瞭であっても目的があるほうがよほど良い。
- 342 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/12(日) 23:45:56.16 ID:YdKKcdKA0
- >>340
「うーわなんだこれ アニメとかに出てきそうな秘密基地じゃん」
ついていった先 そこにはSFアニメもかくやな外見の基地である
「がんばれクルツちゃーん 銃ができたら飴ちゃんあげるからさー」
とてつもなく他人事にクルツの奮闘を見守るアキレス
―――ギィ!!
アニメを見終わったベティちゃんも合流して応援するようにハサミを振り上げるベティ
- 343 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/12(日) 23:56:17.44 ID:x1vh2Bhc0
- >>341
シュヴァイン
「まあ、ともあれ指針は出来た。
迎撃もする、少女も探す、忙しくなるな」
ふむ、と踏ん切りがついたような大男。
「ところでその四次元的な収納法はどうなっているんだ…?」
やる事がないので世間話に突入である。
いつの間にか画面も暗転していた。
>>342
ボスレー「初代様が資材をなげうって作り上げた結社の中核ですので」
クルツ
「ああ、んじゃ飴ちゃんはお預けだな…
正直設計図がねえ状態じゃあ、いかな天才錬金術師クルツ様でも限界はある。
だ が、この中から使えそうなものをかき集めて再構築くらいはな?」
スクラップからあーでもない、こーでもない、これは反応がない、これは生きてる
そんな事を言いながらパーツを吟味していくクルツ。そして。
クルツ「んじゃ、直ったら万々歳ってことで…オッラァッ!!」
見繕った残骸を一纏めにし、持参のアルケミストハンマーでぶったたき始める。
ガコン!ガコン!ガコン!とすさまじい音が鳴り響く。
- 344 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/13(月) 00:02:29.69 ID:YpSmDgB7o
- >>343
「わうわう(記憶している顔の模写を用意するべきか。貴様の不可思議道具にそういうのはあるか?)」
イメジをそのままアウトプットする的な便利アイテム無い?と、
ドラ○もんばりにご都合主義なひみつ道具を要求!!あると話がスムーズやで(危険な入れ知恵
【んでもって。毛皮の秘密について聞かれたので】
「もっちゃもっちゃ…わう?」
干し肉を齧りながら、簡潔に
「拙者のこの姿は擬態でな。実際のサイズ的には毛にモノを忍ばせるくらいは容易なのだよ」
柴犬になるのにかなり不可思議かつ複雑なサイキックを使用している模様。
わんころ姿からはあまりサイカーであることなど連想しづらいかもしれないが。
- 345 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 00:05:34.41 ID:UG10MSaC0
- >>343-344
「そっかー がんばれー」
ということでクルツの邪魔をするのも悪いし 暇になってしまいました
「これはクルツが終わるまで待機か?」
ウルリックに問いかけた
とりあえず暇ですし 質問することもないのでスマートデバイスでゲームを起動し 遊び始めるアキレス
―――ギィ!!
ベティちゃんは謎石遊びの準備を始めた
- 346 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/13(月) 00:16:04.34 ID:FH08vjvg0
- >>344>>345
シュヴァイン
「不思議道具を持っているのはクルツなんだが…
流石にそう言った大掛かりな仕掛けが必要そうなものは持ってこれなかったんじゃないか?
せいぜい袋に詰め込んだ小物サイズのものが複数あるくらいだろう、多分。
…まあ、戻ったら聞いてみるか」
なければ作ればいい!でも設計図はあるのか!無いなら作れるかバッキャロー!!
となったのは後日のことである。
シュヴァイン「そうなのか…そうなのか?」
説明を聞いて相槌を打つも結局理解しがたかったらしく眉をしかめる大男。
グラディウス「擬態、と言う事は私を振るうに適した姿にもなれるのか?」
女騎士も手持ち無沙汰からか会話に参加し始める。
そんな感じで時間は過ぎていった…
クルツ「おっしゃ出来たぞ愚民どもぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!」
暫くの時間をもって憔悴した感じのクルツが手にしていたのはボウガンだった。
クルツ
「いや、流石に銃は無理だった…
下手に弄り倒してブラックボックスが機能しないんじゃギアとして使えねえからな」
グラディウス「少し姿は変わったが…ルーク、だな」
クルツ
「あ?…ああ、こいつの名前か。
運がいいのか悪いのか、弓のコイツだけ核が無事だったんでな?
他の連中のパーツをあれこれ試しに分析したり組み合わせたりして、
まあなんとかアームズギアとしての機能は復元できた筈だ。
よし、これでもって馬車馬のように働けアキレス、拒否権何ざあるわけもねえ!!」
とまあ、そんなところで今回はお終いである。 お疲れさま。
- 347 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 00:20:47.82 ID:UG10MSaC0
- >>346
「あ 終わった?」
スマートデバイスをしまい できた武器を確認する
「クロスボウか・・・張力なんぼよ?」
とりあえず構えてみたり して触り心地 取り回しを確認する
「ご苦労さん 飴ちゃんやるよ」
といっていちごあめを差し出すアキレス
―――ギィ!!
ちなベティちゃんは謎石遊び真っ最中で会った
- 348 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 22:23:14.78 ID:UG10MSaC0
- 【お盆!!】
今日も猛暑に見舞われる狭間のスクラップヤードであるが どうもこの時期はお盆と言って先祖の霊とかいろんな死んだ魂が帰ってくるとかいう時期らしいのだ
ということで越境者一同 おもてなしの準備ということで きゅうりやナスに割りばしぶっ刺して馬みたいにしたりホオズキ飾ったりお供えしたりと すっかりお盆の装いとなりました
―――ギィ!!
アキレス「ベティはこっち」
きうり食べたいとハサミを振り上げるベティに お馬さんじゃないきうりを進呈するアキレス
ロイ「あとなにやりゃいいんだ? おぼん とやらを俺は知らんのだ」
おそなえ落雁を手に指示を乞うロイ
さて 他の越境者の皆さまはご先祖様やらなにやらをお迎えする準備はできているだろうか?
- 349 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/08/13(月) 22:27:48.98 ID:ue3Yxa2n0
- >>348
「お盆ってのはねー」
「……なんかこう、ご先祖様が帰って来たりするから……お供えしたり?迎えたり?」
「あとはほら、里帰り!」
純和風な感じの七八ではあるが、実際のところファンタジー世界のなんちゃって和風地域の出である
故に若干違いがあったりそもそも余り詳しくなかったり
「取り敢えずそれは多分食べちゃダメ」
落雁を頬張るロイに苦言、珍しい絵面
「共同墓地のお掃除とか……なんかしたりするといいのかなぁ?」
ふむむと腕を組み小首を傾げて
- 350 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/13(月) 22:29:17.08 ID:FH08vjvg0
- >>348
「拙者知ってるでゴザルよ。
後は山のように団子を盛って、ススキの葉を両サイドに飾るでゴザル」
風無く棚引く黒襤褸布を纏い一本角が特徴的な
白を基調としたトリコロールカラーの人型ロボットがドヤ顔ならぬドヤ声で言う。
- 351 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/13(月) 22:33:39.17 ID:WJip0zz10
- >>348
「オボン?それは確か、うーん!」
何処かの本で読んだような読んだことがないような。
頭を抱える魔女っ子、リーア。ついに思い出すことを放棄。
「何やればいいんですか?私、覆水盆に返らずなら知ってますよ!」
盆であるが盆でないものなら知っているリーア。博識である。
- 352 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 22:42:02.49 ID:UG10MSaC0
- >>349
ロイ「なんだ これ食っちゃダメなのか」
ポリポリと落雁を齧るロイ 素朴な甘さ
と 落雁をしげしげと見やる
ロイ「粉に水分含ませて固めたのか・・・中々いい材料だな
四五六 これはどうやって作られてんだ?」
創作意欲が湧く材料 これは魔改造フラグ
―――ギィ♪
アキレス「四五六タン 余ったきうり食う?」
と 水張ったたらいに着けておいたきうりを取り出し四五六に差し出すアキレス
ロイ「そうか ならイリーのところに行ってくるか」
さて イリーちゃんも巻き込み早大にお盆モードである
>>350
そんなお盆ムードに少々似つかわしくない? ハンゾーのエントリーである
ロイ「団子とススキか・・・アキレス ススキもってこい 俺は団子を用意する」
アキレス「おっけーい」
そんな物知りハンゾーの指示に従うロイ 厨房に向かう
アキレス「ススキススキ・・・すすきはどれですかー」
アキレスは雑草畑と化した隅っこの方でススキを探していた
ロイ「団子はみたらしとあんこ どっちを用意すればいいんだ? ずんだもいるか?」
何か違う気がしますが 気にしないであげてください
>>351
―――ギィ!!
とりあえずリーアちゃんにはベティちゃんよりきうりの進呈が行われました
ロイ「暇なら厨房を手伝ってくれ 団子を用意しなきゃいけんらしい」
とのことですが 果たして?
- 353 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/13(月) 22:47:37.27 ID:WJip0zz10
- >>352
「厨房、ですか?うーーーーん」
ここで、予備知識を一つ。リーアは貴族の娘である。
越境一年生である。
「まあ、頑張ってみます!料理というのは、初めてですが!」
なんて言いながら、厨房へ。きうりは口に咥えてる。食べ物と認識されたようだ!
さあ、人生初のお料理の時間だ!!
- 354 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/13(月) 22:54:03.07 ID:FH08vjvg0
- >>352
「んー…そこは好みでよいのでは?種類の指定はなかったような?
…ハッ!?確かくり抜いた目鼻口を有する南瓜も必要であった気が!?」
参考にしているデータベースが明らかにとっ散らかっているが訂正する者が居ない故の混沌。
最終的に笹を突き立てて一年の抱負を書き始めかねないぞ!!
- 355 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/08/13(月) 22:58:22.13 ID:ue3Yxa2n0
- >>352
「多分ね」
「作り方?粉糖に水と固粉混ぜて振るって型に詰めるだけ……じゃなかったかな?」
実際七八、作った事はない
家で作っているところをなんとなーく見た程度なのでありました
「ありがと」
「……味気ないよねこれ、お味噌とかないとなーモッシャモッシャ」
文句言いながらもしっかり食べるところを見ると、サッパリ系のこういうのも嫌いではなさそう
『……なんだ、オボン?』
『……待て、団子とススキって前に違う祭りで使ってなかったか?』
さてはてイリー、オボンを知りはしないがどうにも違う準備をしてるアトモスフィアを感じてふむと首をかしげる
- 356 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 23:03:40.71 ID:UG10MSaC0
- >>353
ロイ「なぁに対したことはやらん」
白玉粉と水をまぜまぜネリネリ いい感じの硬さになったので
ロイ「こいつを均一の大きさになるようにちぎって丸める それだけだ あとの茹でたりは俺がやるから」
さぁ 家事力とかは全く関係のないことのようだ 試されるは人並みな手先の器用さ 果たして?
>>354
ロイ「・・・確かそれはハロウィンのヤツか?」
さすがにそれは知っていたロイ であるが
ロイ「日本って国は他所の文化をまぜると聞いたが まさしくその通りだな よし待ってろ」
白玉づくりはリーアちゃんに任せて自分はカボチャの顔づくりである
まさしくいわれるがままに笹も短冊も用意しだすぞ 誰かとめろ(人任せ
>>355
アキレス「何かつける四五六タン」
味気ないきうりに味のバリエーションを 待望のつけるもの登場
【バ ー ニ ャ カ ウ ダ ソ ー ス 】
ロイ「え? なに違うの?」
カボチャに顔を掘りながらロイが問う まるっきり違う文化が流れてきているようだぞ!!
と ここで足元にこっそり近づく影
ベティちゃんがイリーの足元にきうりを一本置き
―――ギィ!!
イリーの注意を引くかのようにハサミを振り上げた
さて 元猫人のイリーちゃん 足元にはきうり 果たして猫時代の感覚はもう抜けたであろうか?
- 357 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/13(月) 23:11:55.25 ID:FH08vjvg0
- >>356
「そうそう、はろうぃんでゴザル!
O・BONとは東洋のはろうぃんである、と聞いた事があったでゴザルよ!
拙者、やはり間違ってない!!」
ウンウンと己の知識が正しいことを再認識するロボ。
お客様の中に突っ込みの方はいらっしゃいませんかー
「後は一年の抱負をしたためた札を括り付けた笹を突き立ててれば準備万端でゴザルな!」
無病息災、と札へ達筆にしたためた其れを掲げるロボ。
- 358 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/08/13(月) 23:12:42.24 ID:ue3Yxa2n0
- >>356
「……違……いや、違くはないんだよ?」
「……美味し……けどね、なんかこう……違くない?風流じゃなくない?」
抗えずちょん付けして頂きます
実際美味しいから仕方ないね、バーニャカウダいいよね
『……それも違う時期に見た気がする……軒先に干物でも飾るか?(追加要素)』
『ん?……なんだ、くれるのか?ありがとう』
おっと、フツーに屈んで手に取ったぞ、面白味のないヤツめ
そのままベティの甲殻を撫でようと手を伸ばす、かつて肉球の柔らかな感触であったそれは今は人肌である
- 359 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/13(月) 23:15:11.95 ID:WJip0zz10
- >>356
「Wow!それなら私にもなんとかできそうです!」
電気細工で鍛えた手先の器用さ。ご覧あれ。
……ご覧あれ。
「ムムム……なかなか難しいものですね〜」
テヘヘ、と笑いながら作り出すは拳サイズからピンポン球サイズまで大小様々な白玉粉の玉。
大きくなったり小さくなったりはしているものの徐々にまともなサイズに近づいている。不思議なことに。
形?まあなんとか球の範囲内だと認めてもらえれば嬉しいが!!
「あ!思い出しました!ボンってキョクトーの行事ですよね?
だったら、ナナクサガユを飲むのでは?」
知識だけはあるが故に混信が始まった。
異界の門は開くのか否か。それは誰かの常識に委ねられた!
- 360 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 23:32:46.10 ID:UG10MSaC0
- >>357
なにやらどんどん違う方向に向かっているが きっと問題ないでしょう
アキレス「え? 今度は笹?」
枯れてないススキを取ってきたアキレス君 またも植物採取に向かうの図
落雁とホオズキのとなりにカボチャの顔が並び 笹と共に願い事の短冊が下がる
実にお盆らしい光景だね!!
ロイ「よし・・・こんなもんか?」
だいたい出来上がったのでしょうか?
>>358
アキレス「なに? ちがうのがいい? 全くわがままなんだから」
笹を持ってきたアキレス君 四五六の言葉に口を尖らせ風流なつけるヤツを持ってくる
【 マ ヨ ネ ー ズ 】
アキレス「チッ」
スマートデバイスを片手に イリーのリアクションを見守っていたアキレス君 悔しそうである
ベティちゃんの行動はこいつの入れ知恵だったらしい
アキレス「あ イリーたん気を付けt」
甲羅をなでようとするイリーであるが ベティちゃんの漆黒ボデーは夏の日差しを存分に吸い込んであっつあつである
おててを火傷しないように気を付けてください
ロイ「団子もうすぐできるから待ってろよー」
とロイの言葉も飛んできました
>>359
とりあえず白玉づくりをまかせたものの できたのは中々に大小様々かつ形もちょっといびつ
ロイ「まんまるよりも多少潰した方がいいらしいし これでもいいか」
大きさによって入れるタイミングをずらし すべての白玉団子をゆで上げる
後は水で絞めれば完成です
ロイ「よくやったぞリーア ほれ」
と 作っておいたみたらし餡をたっぷりつけて 小さな白玉団子をリーアの口に放り込んだ
ロイ「なにナナクサガユ? なんだそれは どうやって作るんだ?」
そしてリーアの言葉にメモを片手に質問するロイ 誰かストップせねばまた珍妙なメニューが増えてしまうぞ!!
- 361 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/08/13(月) 23:38:55.48 ID:ue3Yxa2n0
- >>360
「……ワオ、ゼン」
これも違う!でも美味しい!悔しい!
「あー、向こうの丘に大文字でもやる?」
「こう……火を焼べてさ、魔法でも異能でもいいんだけど」
おっと、ここでようやくお盆らしい行事が!
実際実行するのは暗くなってからにはなりそうですが
『ん?……あッッッ……つぅぅぅいなぁ!?』
触れてビックリ!じゅうっ!と焼けて膨れ上がる手!飛び上がるイリー!
すっかりギャグムーブで手を振っているとお団子の呼び掛け
『……どれ、みんなにも分けてやるか……』
この世界に眠るみんなに、こののどかなひと時のお裾分けだ
- 362 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/13(月) 23:40:59.65 ID:FH08vjvg0
- >>360
「後は霊を迎え入れればよいのでゴザル。
迎え入れる為には…やはり魔術でゴザル。
霊をなんやかんやするのは、ねくろまんしー、とか言う黒魔術でゴザろう?
…ん?その為に必要なものは本来御禁制のものでは?
ハッ!?ロイ殿!O・BONとは禁術の一種なのでは!?
これは即刻中止すべきと拙者思うのでゴザルが!!」
混沌が極まり禁術に見える、あると思います。
だって今、まともな景観してねーもん、此処。
- 363 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/13(月) 23:43:09.10 ID:WJip0zz10
- >>360
色々申し訳なさを感じながら歪な白玉を量産していたリーア。
それも一段落すればじーっとロイの手つきを物珍しげに見つめるのであった。
そして、完成した白玉団子を口に放り込まれ、
「Wow……!甘いソースとあっさりしたお団子?がいいバランスで、美味しいです!」
舌は肥えているのか感想の文字数は多めだ。
「ええーっと、確か健康にいい七つのお野菜を入れたおかゆだったっけ……」
作り方はよくわからないが、知識はおぼろげにある。
おぼろげに、あまりにもおぼろげに。
その曖昧さが何を生み出すかは、リーアは知らないのであった。
- 364 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/13(月) 23:58:37.31 ID:UG10MSaC0
- >>361
どうやら分かってくれたようだ(違
ロイ「おーい 団子できた奴持って行ってくれー」
手が離せないロイは誰かにお願いすることにしました
>>362
ロイ「・・・さすがにそれは違うだろう」
そこまでトンチキじゃなりませんでした 冷静な声でそう伝えるのであった
>>363
ロイ「それじゃリーア できた団子をもって言ってくれ
そして体にいい野菜で作ったおかゆか・・・そもそも体に悪い野菜なんぞあるのか?」
まぁいいでしょう とりあえず体によさげなのを選びましょう
ロイ「まず玉ねぎ 血をサラサラにする ニンジンは目にいい 生姜は体を温める・・・」
まぁ色々おかしいがまだわかる
ロイ「食物繊維がいいと聞く キャベツを入れよう さっきカボチャを使ったな アレの身を淹れよう」
まだわかる
ロイ「そうだ ニンニクを淹れてスタミナをつけよう」
・・・?
ロイ「青汁って体にいいらしいな ケールもまぜて・・・」
どうやらトンデモおかゆが決定したようです
>>全員対象
そんなこんなで顔す極まるお盆の夏は過ぎるスクラップヤード
宿の軒先につるされた風鈴がちりーんと涼やかな音を放ち
鈴虫「ぐがーごー」
鈴虫は大股開いてふんどしチラリズムしながら大いびきをかいていましたとさ
//〆
- 365 :リーア・V・ストロベル ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/08/14(火) 00:06:30.01 ID:DNlFA/2F0
- >>364
「はーい
ロイさん、ナナクサガユづくり頑張ってください!」
純粋な善意の応援をして団子が盛られたお皿を運ぶ。
リーアは知らない。己の発言が生み出すものの姿を。
リーアは見ていない。その製造過程を。
そうこうして、越境者としての初めてのお盆が過ぎる。
やっぱり、ずっと楽しいなぁ。と呑気な感想であった。
//おつありでした!!
- 366 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/14(火) 22:32:13.06 ID:MWLqML48o
- 【とあるファンタジー世界にて】
「ようやっとマトモに動くかな」
ファンタジー世界の医療院にて、トントンと小さく跳ねて調子を確かめるのはイムカ・グリムナー。
銀河帝国の政治将校にして、境界線世界探索の密使である。
【イムカは先の偉大なる上位者との戦いで重傷を負った】
【片足が千切れ、奇跡の酷使により白髪になるほどに衰弱するほどだった】
しかして、功労者たる彼女への惜しみない治療魔術(イムカ本人は魔術を嫌がっていたが)と、
遺伝子的に強化されたネファレムとしての生命力により、ようやっと復調したところだ。
【本来は豪奢なプラチナブロンドの髪は未だややくすんだ色ではあったが、それは時間が解決するだろう】
水を浴び、服を着替え、ホロクロークにより衣装を投影。
ホルスターに粒子短銃(境界線の帳が復帰したのか不調気味だ)を叩き込む。
【旅立ちの時である。彼女自身にはまだランダム越境の気配は無い】
- 367 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/14(火) 22:44:54.97 ID:RcWbx8oI0
- >>366
ロイ「よぅ 大分調子よさそうだな」
色々と戦後の雑務を手伝っていたロイがその様子を見に来た
ロイ「どこに行くんだい? 出かけるならオトモするぜ」
―――ギィ!!
その足元にはベティの姿が
アキレスはすべてを掻き終え 糸の切れた人形のように眠りこけていた
全てを後回しにした結果 頭はボサボサ 髭ぼうぼう 汗まみれで悪臭を放つ体のまま泥のように眠っていた
- 368 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/14(火) 22:47:41.33 ID:WVi/rq2L0
- 「へいへーい アナタ ハ カミ 二 興味 アリマスカー?」
胡散臭いイントネーションで医療院をうろつく不審者一名。
凹凸が少なく厚みもない色彩の乏しい隠密性に優れたボディ(本人談)を
赤フレームの眼鏡とフード付き黒革コート(萌袖仕様)に身を包んだ大分背の低いアルビノ娘。
「今入信すると リファインしますよー リブートできますよー」
勧誘文句は相変らず意味不明!!
- 369 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/08/14(火) 23:00:41.23 ID:MWLqML48o
- >>367-368
「我が神は皇帝陛下のみだ」
突然現れたマキナ(もう慣れた)に無表情で塩対応をしながらも、
イムカはそのままにアレな状態のアキレスを指差す。
「入信はしないが、さしあたりアレ(アキレス)をリファインなりリブートなりさせてくれ。
流石に淑女の視界に入るのにあの状態はいただけん」
淑女って誰?そりゃ今、その言葉を口にしている人ですよ。はい。
【疲れ果てたアキレスを怪しさMAXの伝道者に委ねる無慈悲っぷりである】
と、まあ、阿呆なやり取りはさておいてロイに向き直り、
「ちょっとした後始末だ。ほら」
腰の革袋に目をやる。これは先の戦いで犠牲になった勇士の遺品などが入っている。
「エルフの森まで行こうと思う。君のところの使者は森に入れもしなかったというしな」
金属の王国そのものは如何ながらあまりエルフと相性は良くないというのが定説だ。
ドワーフとの種族的兼ね合い(個々人としては鉱人と森人が友誼を結ぶのは珍しく無いが種族単位となると…って奴だ)もあれば、
主要産業たる採掘はどうしても、森を切り開き、水を汚すという負の一面がある。
- 370 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/14(火) 23:00:58.53 ID:MWLqML48o
- >>369
//なまえなまえ
- 371 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/14(火) 23:10:40.38 ID:WVi/rq2L0
- >>369
「うん 知ってた!」
塩対応にも笑顔で答える我らが宣教師。
「んー… 時が解決することも結構ありますよねえ?」
アキレスを見て面倒そうだと思ったのか放置を進言する。
「あー…最近起こってた奇々怪々の後始末ですか?
何か色々あったそうで、まあ、噂話程度の情報しか私知りませんけど!」
ロイとのやり取りに遠慮なく踏み込んでくる厚顔無恥。
「ほっほう、エルフの森…ご一緒しても?」
布教の時間だ!と口に出しては言わないが、目は口ほどにモノを言うのだ。
- 372 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/14(火) 23:10:42.66 ID:RcWbx8oI0
- >>368
ロイ「ベティ こいつの相手を任せた」
―――ギィ!?
マキナをベティに任せて渾身のスルー
―――ギィ!!ギィ!!
ベティちゃんはマキナに何かを訴えかけている が ベティ語が分からなければ理解不能である
>>369
ロイ「エルフか・・・そうなると俺も手伝えるか分からんな まぁ森の入口までならついていってやるよ」
アキレスちゃんは夢の中だし 鈴虫はα‐⒓が連れて行ってしまいました
ロイ「しかしあの2人は元気にしてっかね?」
あの2人とは 神官ちゃんと重戦士君である
切った張ったの大立ち回りの末 神官ちゃんを連れて出奔した重戦士君の活躍はいまだ市井の話題を浚っている
ロイ「それじゃいくべ」
いつものリュックを背にする
- 373 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/14(火) 23:15:00.08 ID:WVi/rq2L0
- >>372
「成程、分かりました!相互理解不能ということが!!」
残念、ベティ語が分からない宣教師。
「仕方ないのでレトルトミートパスタを進呈しましょう。
何と袋からひょろりと出ているこの糸を引くと一瞬でほかほかミートパスタが食えるってえ品です」
袋にFMMの教義も小さく記されている布教用の品らしきものを差し出す宣教師。
ジェットシュウマイのやり方でパスタが食えるのかは超技術の無駄遣いと言う事で。
- 374 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/14(火) 23:26:10.18 ID:MWLqML48o
- >>371-372
「何とも迂遠なことだ」
ベティの訴えは不明であるが、結局アキレスは放置プレイをかますことに相成った。無情!
既にこの一連の戦役は吟遊詩人などによる誇張や曲解が微妙にブレンドされつつ、
多くの芸術家がそれを題材とした芸術活動に勤しんでいる。
【アキレスのアートがそこに埋もれるか、一際目を引く花を咲かせるかは誰にも解らない】
と、アキレスの質問に。
「ああ、彼等なら王国が非常に消極的に追いかけているらしいな。
見かけたら拘束…という通達が途中ですげかわって目撃したら報告をする事を推奨と命令文ですらなくなっている。
そもそも冒険者ギルドに対して殆ど手付かずって時点で察するところだな」
なにこのとんでもないやる気の無さ。
そして命令通達をナチュラルに把握しているイムカのアレ加減。
まあ、どうやら上手くやっているようである。
【実際、聖教会も歓呼を以って聖遺物帰還の祝典を行っており、それで概ね妥協点を見出しているようだ】
「ああ、二人とも来るか?別にかまわんが…」
ふと、どっからか現れたマキナにダメ元で、
「そういえばだ。君、何か黒い槍めいた物が空を横切って何処かに飛び去るのを見なかったか?
もしくは、メイドを連れたあーぱーなお嬢様めいた何かとか」
自分で言っていてもワケワカラン質問だなと思いながらもマキナに質問。
- 375 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/14(火) 23:37:25.59 ID:RcWbx8oI0
- ―――ギィ♪
おいしそうなご飯をいただきベティちゃん ご機嫌そうである
早速アキレスのところに持っていく
寝る間も惜しんで頑張ったアキレスと一緒に食べるんだって 良かったね
>>374
未来は誰にも分からない アキレスの絵も吟遊詩人の詩もどうなるか
なおしばらくしてアキレスの絵もまた市井に公開されたとのことである
ロイ「あっちはうまくいってそうで何より これで破局なんぞしたら地の果てまで追いかけてぶん殴ってやらぁ
それじゃベティ 俺たち言ってくるから留守番よろしく」
―――ギィ!!
いってらっしゃーいといわんばかりにハサミを振り上げるベティをよそに外に出て旅路へGO
と マキナに何か質問しているのをみて
ロイ「イムカ・・・お前何言って・・・あぁ」
合点がいったらしい さて 見覚えがあるのやら
- 376 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/14(火) 23:41:59.51 ID:WVi/rq2L0
- >>374>>375
「何ですかその僕が考えた最強兵器やら奇天烈お金持ち、みたいなのは」
訝しげにイムカとロイを見るソウル的に同類の宣教師。
「きっと敵の一味か何かですね?成程、後始末には物騒な事案も含まれている…と。
探し物なら一応気には止めておきましょう、なんせ私は世界をまたにかける宣教師!
行く先々で奇跡を起こし、FMMの偉大さを知らしめる為に遣わされた神の使途!!」
くっそドヤ顔してます。実績を伴わない確固たる自信!
「エルフの森へ行きつくまでにFMMの偉大さが天元突破し探し物も発見となるやもしれません。
ええ、ええ、ついて行きますとも、今回の目的が果たされるその時まで!!」
- 377 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/14(火) 23:58:43.51 ID:MWLqML48o
- >>375
回復したイムカが旅に出る。これに際し、ロイ・ゴールドマンには密命あり!!
「功労者であることに代わりはないし、彼女自身の背景がややこしいものあえて不問にするが…解っているな?」
上官様が眉間にシワを寄せながら言った言葉である。
まず、イムカったら事あるごとに「神なりし皇帝陛下云々〜」って言うものだから、
何故か市井では、この世界の帝国≠ェ陰働きにより、金属の王国に助力したってデマ流れてます。
なお、まったく身に覚えの無いこの世界の帝国≠燗ェに?マーク点灯させているそうな。
【何かコトの大きさが大きさだっただけに外交的にちょっとややっこしくなっているらしいですよ奥様!】
さらにである。歩けばトラブルの方から全速力でヘッドスライディングかましてくるイムカの惨劇っぷりであるが、
この糞ややっこしい時期にはとってもヤヴァイ状況になりかねぬ。何か起こったら最小限の被害で収めろってこった。
【問答無用のムチャ振りである。宮仕えの悲しさNE】
>>376
「話にならんというのだけは解った。全く、彼も苦労しそうだな」
一足先に越境してしまった、くらげ執事の今後と金策に幸あらんことをってトコだ。
「FMMはともかく君の見せる奇跡は力技とトンチキ以外に見た覚えは無いがな」
ドヤ顔に対して、非情に冷静なツッコミのイムカである。
彼女にとってあくまで神なりし皇帝陛下以外は神を僭称する上位存在めいた何かである。
「まあスパゲッティなりミートソースなり好きにしてくれ。布教もトラブルにならない範囲なら好きにすればいい」
なお、他神を頭ごなしに否定するほど、イムカは融通の利かない性格ではない。
「…ところで身体の諸機能は大丈夫なのか?世界修正力が復活しているのもある」
ぶっちゃけ本調子なの?と一応質問である。
- 378 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 00:08:35.09 ID:Bf//NAM+0
- >>377
イムカに見えぬ位置でこっそり溜息を一つ
戦後処理で恩を売りたい帝国が現地に派遣された際
そのことを現地で聞き 誰が抜け駆けしたのかとかなりのすったもんだがあったのは秘密だ
『ま・・・任せてください・・・』
上司の命令に従うロイは若干震え声でしたとさ
「そういえばアキレスの絵画を手伝っていた盗賊・・・というかスカウトマンはどうしたんだ?」
あの戦いの数少ない生き残り 確かロイにこの世界の絵画について助言をしていたはずだが
- 379 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 00:14:29.74 ID:8eLqjkEe0
- >>377
「まあまあ、私達基本物騒な場所でしか顔合わせてませんからそう思うのも仕方がないってもんです」
機能的にイムカが見たもの以外引き出しがないのだが、
根拠のない自信を持つモノにそんなツッコミが通用すると?したらよかったのに!!
「許可いただきましたー…あ、それ聞いちゃいます?」
何かめんどくさそうな雰囲気をかもす鋳造少女。
「なんかですねー 一時期足も欠損してましてねー
ホワイトネス?とかウイング?とか言う子にですねー
主兵装かっぱらわれたり主動力炉を引っこ抜かれたり散々な目にあいましてねー
いやー 乱世乱世…」
苦労してるんですよアピールタイム!
尚、時期的にFMM遺跡探索から結構経過していると思いねえ。
「ま、今は見た通り足はあります、身体も丈夫ですし、行けますよ!」
そういや首から所々に赤や青い線が入っている黒く煌く直径10cm程度のほぼ球形の多面結晶体をぶら下げている。
今までは(といっても頻繁に顔を合わせているわけではないだろうが…)所持していなかったものだ。
- 380 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/08/15(水) 00:19:07.41 ID:9aIUhsORo
- >>378
「奴なら名が売れすぎた盗賊は云々〜っと冒険者引退だ。多額のマネーが入ったので故郷で商売始めるんだとさ」
冒険者の結末としてはおよそ最上級である。名をあげて、多額の報酬を得て、故郷に凱旋。
多くの冒険者がそこには到れず、身体を壊して引退するか、路傍で屍を晒す末路であることを考えれば尚の事。
彼の道行きに幸多からんことを、って奴だ。
>>379
「何か珍妙な改造を施していそうだな。自爆スイッチがあったら貸してくれ。適切の使用する」
嘆息をつきながらも、まあ同行者として(戦力面だけ)は問題なさそうだと判断。
−−−−−−−−
「それじゃあ、行くとしようか」
こうして、十分な休息をとったイムカは再び、旅路に出るのであった。
//いじょ!
- 381 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 22:14:55.41 ID:8eLqjkEe0
- その世界は20世紀の地球に似た惑星にあった。
差異と言えばある日、5m級の巨大ロボット等が襲来し、
地球のエネルギーは自分たちのモノだとか言い出した事ぐらいだろうか。
当然国連がそれを許すわけもなく人類VSロボの構図は即座に構築され現在に至る。
そういえばもう一つ大きな違いがあった。
国連が越境者の存在を認知し、対ロボ戦闘に彼らの助力を得ている点だ。
一体破壊する毎に危険性を鑑みても中々の報酬額が提示されているので、
一部の越境者の間ではロボ狩りとしてブームになりつつあるらしい。
そう、流行になってしまう位には敵の数は多く、そして深刻度は低い。
最早ロボ共の駆逐は時間の問題と思われていた頃に我らが越境者たちはやって来た。
それぞれの理由を抱えて。
- 382 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 22:21:08.56 ID:Bf//NAM+0
- 身の丈3mと少し 鍛え上げられた筋骨隆々の体にいくつも刻まれる大小さまざまな傷
簡素な麻のズボンと竜の骨で出来た大剣
彼は人間ではない 名は捨てた 今の彼は種族名を表す『ギガース』
多額の報酬とか ブームとか そんなものはどうでもよかった
全身を金属で固めたロボット 彼等を斬ることで何か見えてくるもんゴア有るのかも という考えしかなかった
アキレス「なんか怪獣とロボットが殴り合う映画みたいな世界だね」
たまたま居合わせたアキレスはそんなことをのたまっている
さて 次の依頼はどこだろうか? 次なる闘争を心待ちにするかのように少し落ち着きのないギガースでした
- 383 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 22:32:58.00 ID:42byR4on0
- >>381-382
「ほへー……」
「こんな世界もあるんっすねぇ……」
さてはて、その事情を知って小柄なユノは興味深そうに頷いた
その瞳は爛々と、猛禽の輝きを宿し内なる闘志を照らし出している
ユノもまた闘争に身を委ねる人物のひとりなのだ、故にこの世界に対しての事前評価は上々である
- 384 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 22:37:56.67 ID:8eLqjkEe0
- >>382>>383
男「成程、今回は極東の島国か。国土の7割が森林?ド田舎か?」
依頼によって用意された移送用ヘリに集まってきたのは
耳の部分と背の辺りから小さな羽が生え、風もないのにゆったりうねる金の長髪と赤の瞳を持つ少女と
無骨な全身鎧型強化服の上からフード付黒革長コートを羽織った存在を伴った
スーツにグラサンの男だった。
男「如何やら今回の同乗…デカいな!?」
ギガースを見上げたじろぐグラサン男。
伴った少女も見上げてはいるがノーリアクション。
強化服もまじまじと見上げてはいるが男ほどのアクションはない。
如何やら極東の島国が戦場らしい。
因みにギガースが居る為か、オスプレイっぽい移送ヘリは随分と大きめだ。
男
「あー…自己紹介をしておこう。俺はボブ、エージェントだ。
こっちの小さいのがウイング、そっちのアンタほどじゃあないがデカいのはジョンと言う。
取りあえず全員集まったんだろ?サッサと移動して狩りを楽しもう」
越境者等にフランクに話しかけるエージェント・ボブ。
知っている奴は知っているだろう、そのスーツには軍需企業ホワイトネスの印章が付けてあった。
- 385 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 22:47:41.78 ID:42byR4on0
- >>384
「はーい、ユノっす、よろしくっすー」
お口をワの字にして元気よく挨拶、ユノはいい子なのだ
実際チミっこい、やたら外套だけが異質めいている見てくれだが異能を持つモノが多い越境者に関してはその外見で判断するのは愚であると言えよう
「……島国」
「田舎の島国っていいっすねぇ、海も楽しそうっす!」
ルンルンで観光気分!
最も、それより何より闘争を求めているのは言うまでもないが!
- 386 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 22:51:33.65 ID:Bf//NAM+0
- >>383-384
さて 越境者の中でも特にちっちゃいのと特にでっかいのが揃いました
ギガースは中でぎゅうぎゅう詰めになることも覚悟していましたが そんなことはなかったぜ
アキレス「いってらっさーい」
―――ギィ!!
なお今回この2人の出番はこれで終了である
『ギガース・・・・トダケ呼ベ』
超簡単な自己紹介
「・・・・・。」
狩りを楽しむ その言葉に油断と慢心を覚えながらも あえて言葉にはしないギガースであった
今は一路 極東を目指すのみ
- 387 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 22:58:02.63 ID:8eLqjkEe0
- >>385
ボブ
「おいおい、今からやりに行くのは一応命の危険があるハンティングだぜ?
バカンス気分は勘弁してくれよ!まあ、そんくらい肝が据わってる方が安心できるけどな」
はっはっは、とボブが笑いながらユノの相手をしている間も、
ウイングとジョンは黙って椅子に座ったまま目的地に着くのを待っていた。
>>386
ボブ
「しっかしデケえなあ?アンタ何食ってそんなに大きくなったんだい?
うちの坊主、俺もカミさんもタッパはある方なんだがチビッ子でよお〜
成長期だってのに伸び悩んでるのさ!参考までに、な!」
移動中エージェントと名乗った陽気な男は臆することなく話しかけてくる。
陽気な奴なのだろうがヒトによっては鬱陶しいと思える感じだ。
>>385>>386
ともあれボブが喋くっている間に目的地へと近づいてきたようだ。
外部映像を垂れ流しているモニターが木々生い茂る陸地をとらえ見る見る近づいていく。
予定では数分後に大きく開けた海岸に着地することになっている。
- 388 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 23:02:49.40 ID:42byR4on0
- >>386-387
「あれ、アキレス達はお留守番なんっすね」
「いってきまーす、お土産買ってくるっすからねー」
軽く手をフリフリ、2人に挨拶してヘリは飛び立つ
「もちろんっす」
「……でもほら、終わったら少しくらいご褒美タイムがあってもー……」
真剣!からのフニャけた物言い!
ともあれモニターを見てはしゃぐ様子は何というかアレである
- 389 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 23:05:45.15 ID:Bf//NAM+0
- >>387
『・・・ソモソモ俺ハ人間デハナイ』
忘れられがちであるが 彼はギガースという種族であり異世界人なのだ
人の理からは外れているが故にここまででかくなったわけである
巨人と言う身体的特徴のほかに 白目の部分が確認できないほどに大きな虹彩などが特徴として挙げられている
さて 到着したようだ 窓の中から着地地点と その周辺を確認 敵が仕掛けてくるとしたらおあつらえ向きだ 辺りを油断なく警戒しているが 果たして?
- 390 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 23:14:54.25 ID:8eLqjkEe0
- >>388
ボブ「流石にハント終了してから長居するのはなぁ…ま、おいおい考えようぜ?」
>>389
ボブ「いやそーかもしれねーけど、そーかもだけど!」
>>388>>389
ギガースの懸念は杞憂に終わる。
ヘリは問題なく目的地に降り立つと、それぞれの必要な荷を降ろし、一時的に離脱する。
ハントの成否に関わらず依頼の刻限に又戻ってくるし、
勿論連絡さえあれば直ぐにでも越境者たちを乗せて帰ってくれるだろう。
その為の通信機器は全員が所持しているものとする。
ボブ
「さってと、依頼内容からするとこの周辺にロボがいる訳で。
連中、前は相当数いたようだが今じゃ徒党を組むほどの数は居ないって話だ。
一体ないし多くて三体?その位だろうって話だが…さてさて」
越境者たちの目の前に広がるのは鬱蒼とした森林だ。
起伏もあるようで馬鹿でかいロボが身を隠すには悪くない場所といえる。
- 391 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 23:22:48.61 ID:Bf//NAM+0
- >>390
なんか食い下がる男にため息を一つ
『肉』
だそうです 実際栄養バランスなんて考えたこともありませんからね しかたないね
さて 何事もなく着地 骨剣と頭陀袋だけを背負い 戦闘区域に入り込む
あたりはうっそうと茂る森 奇襲にはうってつけである 頭陀袋はどこか適当なところに捨て置いて 骨剣を油断なく構え 進む
- 392 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 23:24:44.60 ID:42byR4on0
- >>390-391
「三体っすか……」
ふぅむ、と唸り臨戦のユノ
そこに先程までのフニャさは皆無、戦士たるモノの気配のみを纏っている
「散開して探すのは……キケンっすかね?」
しかし敵の数が未知数な以上囲まれる可能性もある
一応提案してはみたものの、どちらかと言えば本人もその危険性を考慮はしている模様であった
無論反対意見があれば頷き、ギガースの後ろをカバーするカタチで進むであろう
- 393 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 23:30:14.96 ID:8eLqjkEe0
- >>391>>392
さて如何動こうかとユノが考えボブが何かを言おうとし、
ギガースがいち早く森へと歩みを進めた時である。
ガキーン!と金属同士がぶつかる大きな音が響き渡る。
ボブ「何だあ!?」
音の出どころは近い。
ガキンやらジャキンやら兎に角金属同士の激しいぶつかり合いが発する音が響いている!
ボブ「ウイング!空から確認できるか!?」
ウイング「飛行は可能ですが森林の密度から考えて上空からの視認は無理です」
ボブ「んじゃ歩きで行くしかねえな!」
ボブと愉快な仲間たちは音のする方へ進みだす。
越境者らはどうするだろうか。
- 394 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 23:36:20.89 ID:42byR4on0
- >>393
「……!」
「お先にっす!」
その轟音を聞くや否や、ユノの体は素早くあたかもそれが本能として身についているが如くに跳んだ!
森の木々の枝を掴み、幹を蹴り飛び、ターザンやモンキーめいた野生さの所作で音もなくその場へと急行!
近くまで辿り着けば気配を殺し呼吸すらか細く、低い姿勢で寄って覗き見るであろう
- 395 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 23:36:53.47 ID:Bf//NAM+0
- >>393
「!」
金属がぶつかり合う音がしたと同時 足に力を込めてギガースは駆けだした
そこに闘争があり その先に自らが目指す道があるがゆえに ただ前へ 前へと進む
- 396 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 23:45:12.14 ID:8eLqjkEe0
- >>394>>395
白「ヲヲヲヲヲッ!」
黒「ガアッ!!」
ボブ一行を置き去りにユノとギガースが辿り着いた場所は
木々が空を覆い天然のドームとでも言えそうな広場だった。
そこで火花を散らして白と黒、二体のロボが斬りあっている。
越境者らに気づくこともなく、目の前の相手を切り捨てんと、
互いに手にした巨大な剣を振るい、時に空いた手から放たれる光弾。
周囲に被害をまき散らしながら巨体同士の斬りあいは続く。
- 397 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/15(水) 23:48:46.73 ID:42byR4on0
- >>395-396
「むっ……」
「……」
斬り合う鉄の巨人、響く轟音散る火花!
ユノはその場を不動、ただ闘いの行く末を見守る事を選んだ
狩人としては失格であろう、しかし彼女はそれである以前に戦士、闘士なのだ
決闘に水を差し漁夫の利を得る?冗談ではない!
「……ほへー……スゴイっすね」
「……仲間割れ……っすかねこれ?」
- 398 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/15(水) 23:51:25.10 ID:Bf//NAM+0
- >>396
ドスドスと音を立てて駆ける巨人 幾度目かの木をよけてたどり着いた先
そこには雌雄を決さんとする鉄の巨人二体
状況が読めぬ なので手出しもできぬ
「・・・・・」
無言 なれど油断なく剣を構えながら 行く末を見守るのみ
- 399 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/15(水) 23:58:22.40 ID:8eLqjkEe0
- >>397>>398
永遠に続くかと思われる金属同士の切りあいにも決着がつく。
黒が白の左足を切り、白がバランスを崩し地に膝をつく。
好機を逃さず黒が白に剣を振り下ろす。
しかしその剣の腹を突如飛んできたヒトの腕ほどの太さがある杭が弾く。
続いて断続的に撃ち込まれる黒い光弾。
黒「グガッ!?」
たまらず剣を手放し黒のロボが踵を返す。
そのまま一目散に森の奥へと駆け出していく。
ボブ
「追うぞウイング、ジョン!俺たちゃハントをしに来たんだ!
スクラップの回収で任務完了なんてつまらないぜっ!!」
遅ればせながら登場した愉快なご一行が結構な勢いでそのまま黒のロボを追い森の奥へと行ってしまう。
残されたのは膝をつき至る所からオイルや火花を散らしている白いロボだった。
- 400 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/16(木) 00:01:33.30 ID:ZKDnASfC0
- >>398-399
「あれを倒すんっすかぁ……」
気乗りしない様子のユノ、それもそうだ
決闘直後の相手を狩るなど今ひとつアレだ
しかしイリーや半人程その美学を徹底してはいない、ビジネスライクに物事を運ぶ事も必要だ
「……あ、待って下さいっすよー」
慌てて一同の後を追うユノ、チラリと白巨人の方を一度だけ振り返った
//すみません、眠気限界故にこの辺でお先に…!ありがとうございましたっ!
- 401 :長剣ギガース>541 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/16(木) 00:12:56.67 ID:cDkhBKXk0
- >>399
決着か? 否 飛来する杭がそれに待ったをかける
逃げる黒きロボット 追う三人
だがギガースの目はひざをつく白いロボットに向けられていた
骨剣を大きく振りかぶる 介錯仕る と言わんばかりに
何もなければ剣を振り下ろすだろう ロボットの首めがけて
- 402 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/08/16(木) 00:22:11.08 ID:Se5mJGcT0
- >>400
あれよあれよという間に見えなくなる黒ロボとボブ御一行。
木々の密集具合が半端ない。
むやみやたらに動き回ると戻れなくなる可能性も…
>>401
白「やれやれ、一難去って又一難か…今日は日が悪いな」
ギガースの存在に気が付き剣を構える白いロボ。
デザインはどことなく騎士のソレを思わせる。
白「足を失った所で未だ剣を振るう事は出来る。来るがいい戦士よ」
その場で剣を構えなおす白いロボ。
動けないがそのサイズは最初に描写したように5m級。
如何に巨躯を誇るギガースでさえ本来ならば見上げるサイズだ。
膝を屈した今ではほぼ同じ位かややギガースが大きいか。
しかし腕の長さ、即ちリーチは間違いなく白いロボに軍配が上がるだろう。
と言った所で今日はここまで おつかれさまでした
- 403 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/08/17(金) 22:07:43.41 ID:2sOp1yMH0
- 【科学と幻想が交差する近代イギリス】
霧の都 イギリスのロンドン 一行が飛ばされた時刻は夜 空には美しい月が昇っている
目の前には男が1人いた 首に噛みつかれたのだろう 手で押さえているが
はめられた白手袋は己の血で塗れ 仕立てのいいスーツをどす黒く染め上げている
下手人はsづぐ目の前で転がっていた 労働者風の継ぎが当てられた服
毛髪の類は抜け落ち 肌は蒼白くこけていて 牙が異様に伸びている
頭から血がしどと流れてピクリとも動かず スーツの男の もう一方の手には拳銃が握りしめられていた
男「d・・・誰だ・・・!?」
重症だろう だが意識はしっかりしているらしく 脂汗を流し 息を荒くしながらも しっかりと一行を見やる
ロイ「あぁ・・・えと・・・」
何か言い訳を考えようとした が
男「何者かは知らんが戦士と見受ける それに邪な気配も感じぬ 我等魔狩人を欺ける化け物はいない」
魔狩人言葉の響きからこの世界は人ならざる者を狩る一団がいることを知るだろう
魔狩人「貴君らを戦士として頼む この先に私の仲間がいる 彼は動けぬ私を守るために 単身奴らと戦っている・・・
彼の実力を疑うわけじゃないが…頼む 彼を・・・ロード・ヴィッカムを助けてやってほしい」
ロード・・・下位なれど位を持った 貴族
魔狩人は銃を地面に置き 懐から懐中時計を取り出して差し出してくる
魔狩人「これは魔狩人の身分証の様なものだ こいつを本部に持っていけば 無下にはされん それに悪用されても分かるようにもなっている
頼む・・・どうか…!」
ロイは同行人に顔を向ける どうするといわんばかりに
- 404 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/08/17(金) 22:20:12.99 ID:yfdX6fOH0
- >>403
「奴ら!」
「……行きましょうっす、行きましょうっす」
二つ返事で了承の様子のユノ
闘争の気配を察したのだ、ならば出向かぬ理由など皆無
「……詳しいお話は後でお伺いしますっすね」
ケガ人を連れて行くかどうかで悩み、しかし敵勢力の数が不明な以上キケンに曝す可能性が大きい
ならば安静にして貰って後でピックする方が少しはマシだろうとの判断だ
懐中時計を受け取れば即座に駆け出し、示された場所へ急行するであろう
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