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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part5
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553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/03(月) 12:19:05.96 ID:wTS4vplVO
乙
瓶詰めクロシュちゃんかわいいけどこのまま12日目に突入するとやばそうだから美味しいものを食べさせたい
ダークヒーローイリスさんは流石です
皇帝はおいたわしいですね…
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/05(水) 13:56:54.76 ID:cPyXpmcx0
クロシュのケアもしたいが修行パートも挟みたい。自由時間がもっと欲しい(怠惰)
まあ、それ以前に土日が仕事で参加できずにほぼROM専なんですけどね。
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 08:43:19.84 ID:NjL7ITcE0
おつ
使い魔ちゃんも意外と強かった
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 14:33:26.27 ID:2xZd5MxmO
イリスさんこれ悪竜からしたらだいぶ喧嘩売ってきたなってなるやつ
557 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 16:47:40.70 ID:DkqjKCqF0
宰相は現在進行系でユーシリア帝国を破滅に導いているように見えますが、彼女なりの考えがないわけではないようです。ただしその企みが功を奏すかどうかはわかりません
悪竜は悪竜なので、今のところ話し合いが通じると考えている人は一人もいないようです
皆それぞれ変わった技能を有しているため、即興で演劇などを行ってもそれなりに様になるようです。また、実はクロシュは擬態だけでなくモノマネもできたりするので、演技にも応用できるかもしれません
皇帝陛下は今現在とても忙しいため、朝の挨拶に来る余裕もないようです。美味しいものは自分たちで用意した方が早いかもしれません
現在のクロシュ氏は元気がないため、瓶のように狭い場所に詰まっていると安心できるのかもしれません。美味しいものを食べれば元気になる可能性があります
ダークヒーローイリス氏は、ダークヒーローらしくダーティな戦い方ができるようになってきたのかもしれません
クロシュ氏は現在瓶詰め状態なので、修行や訓練などを行うのも難しい状態だと思われます。まずは元気になってもらう必要があります
なお現在は10日目なので、本日の自由行動が終わると残りの自由行動は実はもう1日分しかありません。目標が達成できていないと何らかの悲しいことが起こる可能性がありますが、それも運命かもしれません
使い魔氏自身は特別すごく強いわけではありませんが、彼女の出自はそれなりに恐るべきものなので、特に弱いこともないようです。どれほど格が低くとも、悪魔は危険で危ない存在のようです
悪竜氏がイリス氏の例の映像を見てどのように思ったかは定かではありませんが、あのような一方的な悪者扱いは宣戦布告と受け取られてもおかしくないものと思われます。今後の動向を注視していく必要があるかもしれません
558 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 16:48:19.66 ID:DkqjKCqF0
―ユーシリア帝都 郊外
ローガンの家「」
ローガン「……」
扉「」ガチャッ
*
殺風景なリビング「」
ローガン「……」
ローガン(現場検証はとうの昔に終わっている。壊された家具も既に撤去してしまった。証拠となるものが残っているはずもない)
ローガン(………)
ローガン(……薄情なものだな。今更、どの面で私はこの家に足を踏み入れたのだ)
ローガン(………サージェスの言う通りだ。私は現実を直視する勇気もなく……今まで一度も、妻子の墓参りにすら戻らなかった。今回だって、たまたま世界樹の光が近くに落ちたから寄ってみただけだろう)
ローガン(…………)
割れた写真立て「」
しあわせな家族写真「」
カタン―
ローガン「!」バッ シャキン!
ディアス夫人「おわあ!? あ、アンタ……ローガンさん!?」
ローガン「あなたは……お隣の、ディアス夫人!?」
*
559 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 16:48:48.66 ID:DkqjKCqF0
―ディアス邸 リビング
薄い紅茶「」コトン
ディアス夫人「出がらしで悪いねえ。最近は茶葉もすっごい高くてさ……」
ローガン「いや、私のような者に……すまぬ。ありがたく頂こう」
ディアス夫人「ええ、どうぞ。それにしても、まさかローガンさんが戻ってきてたなんてねえ」
ローガン「……すまぬ。不審な物音を立ててしまったようだ」
ディアス夫人「アンタの家だろう? 帰ってきて悪いことなんて一つもないさ。びっくりしたのは確かだけどね」
ローガン「そうか……」
ディアス夫人「何年経ったかねえ……。あれからウチのフレンもすっかり塞ぎ込んじまってねえ」
ローガン「フレンくんが……。うちの息子とも仲良くして頂いたことを覚えているが……」
ディアス夫人「そうなのよお。家を出るのも怖がるようになっちゃって」
ローガン「家を出るのも……?」
ディアス夫人「最初は友達を亡くしたショックだとあたしらも思ってたんだけど、どうもそれだけじゃないみたいなんだよ。あの日、何か別の恐ろしいこともあったみたいな感じで」
ローガン「恐ろしいこと……!?」
ガチャッ
フレン「ローガン……おじさん……?」
ディアス夫人「フレン!」
ローガン「フレンくん……!」
ディアス夫人「アンタ……大丈夫なのかい?」
フレン「あ、うん……。おじさんに……話さなきゃいけないと、思ったから……」
ディアス夫人「ローガンおじさんにかい?」
フレン「うん……」
ローガン「……」
フレン「……あの日の夜……僕、カーテンの隙間から、見たんだ。血塗れのドレスの女の人が……ドアを開けて、出てきて……」
ローガン「……」
フレン「……で、でっかい……ドラゴンになって、飛んでったんだ……!!」
ローガン「……!!!」
フレン「ぼ、僕……怖くて……息もできなくて……。今まで、誰にも言えなかった……!」
ディアス夫人「あたしも初めて聞いたよ!? なんでそんな大事なこと今まで黙ってたんだい!?」
フレン「……誰かに言ったら、僕も殺されちゃうんじゃないかって……怖かった。ごめんなさい……。でも今日の朝、空に映ったフードのお姉さん……ダークヒーローイリスが言った悪竜って、あいつのことなんじゃないかって思ったんだ……!」
ローガン「!」
フレン「おじさん……おじさんは、騎士さんなんだよね……!? あの悪いドラゴンもやっつけられる、最強の騎士さんなんだよね……!?」
ディアス夫人「ああ……ごめんねローガンさん。この子は今のローガンさんのことは知らなくてさ……」
ローガン「……いや、大丈夫。君の言う通り、私は最強の騎士だ。国を脅かす悪いドラゴンは……私が必ず討つと約束しよう」スッ
フレン「本当……!?」
ローガン「本当だ。情報提供感謝する、フレンくん」
◇
560 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 16:49:15.55 ID:DkqjKCqF0
―ローガンの家 リビング
ローガン「……」スタスタ
ローガン(……フーミン氏の仮説を裏付ける目撃証言……私の家を襲ったのは、悪竜だった可能性が高い)
ローガン(ならば、私は――)
割れた写真立て「」
しあわせな家族写真「」スッ
ローガンの懐に仕舞われる家族写真「」ススッ
ローガン(あと少しの間……もう一度だけ、家族面をさせてくれ)
ローガン(……悪竜を殺す。この命に換えても)スタスタ
☆ローガンの決意が強まりました
◆
561 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 16:50:08.19 ID:DkqjKCqF0
―司書室
パティ「さて……審判の日とやらまであまり時間もないし、脱出用魔法のレクチャーでもしましょうか」
妖精「後ろ向きすぎる……。審判の日を迎え撃つ方向には考えないの?」
パティ「もし内乱が勃発した場合、緑の国の使節団であるあなたたちは今度こそ本当に関わる必要がない。むしろ下手に手を出せば余計な憎しみを買う結果になりかねないわ」
妖精「それはそうだけど……」
イリス「ダークヒーロー演説もしましたし、きっと大丈夫ですよ!」
ミスティ「私もここまで来て敗走なんて結末は嫌よ……」
パティ「なら暴徒鎮圧用魔法にする?」
エバンス「暴徒鎮圧ならわざわざ教わるまでもないしな……。竜を殺す魔法とかないのか?」
パティ「竜に効く毒なら知っているけれど、悪竜にも効くかはわからない。それでも良ければ調合してあげるわ」
イリス「毒……」
どうしよう?
↓1選択
1.竜に効く毒を作ってもらう
0.自由安価
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 16:51:00.19 ID:2xZd5MxmO
1
563 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 17:00:55.69 ID:DkqjKCqF0
パティ「では少し待っていて頂戴。使い魔、手伝いなさい」スタスタ
使い魔「はいは〜い」パタパタ
妖精「竜殺しの毒……効けば凄く楽になりそうだけど」
↓1コンマ
01-45 アボカドスムージー
46-90 アボカドカクテル
91-00 神酒ヤシオリ
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 17:01:57.05 ID:9VXjRttRo
お
565 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 17:19:07.48 ID:DkqjKCqF0
パティ「できたわ」
アボカドスムージー「」ポン!
クロシュ瓶「!」モニョニョ
妖精「クロシュ、あれは竜用の毒だから食べちゃだめだよ」
クロシュ瓶「……」モニョ…
イリス「いや、でもあれすっごい美味しそうだよ! 私もちょっと飲んでみたくなっちゃうというか……」
ミスティ「おやつとして出されたら普通に飲んじゃいそうね……」
パティ「それ、ほとんどユーシリアボカドのスムージーだから、人間や妖精が飲んでも害はないわよ」
イリス「ええっ!?」
ミスティ「本当にただのおやつじゃない!」
パティ「ユーシリアボカドには爬虫類や竜類の消化器官を破壊する成分が含まれているの。だから普通の竜はそれを飲めばお腹を壊して死ぬわ」
エバンス「お腹を壊して死ぬ……最悪な死に方だ……」
パティ「ユーシリアボカド特有の匂いは抜いてある。ついでに悪竜が好んで食べたと言われているユーシリアカボチャのフレーバーを足してあるから、飲ませることは不可能ではないはずよ」
イリス「ふつうに美味しそうですね……」
パティ「悪竜は二体いるらしいから、二本作っておいた。でももうユーシリアボカドも品薄だから、これ以上は作れない。あとはあなたたちに任せるわ」スッ
アボカドスムージー「」ポン
☆アボカドスムージーを2つ手に入れました
◆
566 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 19:45:59.45 ID:DkqjKCqF0
―ユーシリア帝国 11日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:メイドブレード 盾:ラティアの大盾 飾:くすんだ耳飾り
武:竜珠の杖 防:ゴスロリエプロン 飾:不死鳥の羽根
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:精霊のレオタード 飾:
◇イリス [星の魔法使い]
武:精霊樹の杖[改] 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:魔術師のローブ 飾:
◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:魔銀の短剣 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武: 防:氷竜革のローブ 飾:
◇ローガン [鋼の戦士]
武:トカゲ斬り 盾:灼鋼の盾 飾:くすんだ耳飾り
武:鋼の回転ノコギリ 防:鎖帷子 飾:
◇エバンス [地の傭兵]
武:古代の鉄槌 盾: 飾:くすんだ耳飾り
武:魔銀の剣 防:硬質革鎧 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽*4 蜘蛛絹の下着 魔族国永久旅券
会心賽*0 ザリガニのお守り フメイの服の切れ端
反魂丹*2 大きな巻き貝 精霊の印
鉄鍋+携帯調理器具 大きな軽石 精霊樹の実のジャム
「星の魔力」上中 闇の欠片 精霊樹の鉢植え+赤雷球
お宿の焼き菓子 フリルワンピ水着 フメイとアリシラの人形
お宿の妖精の織物 魔法学園のスク水 メルルの帽子
魔導飯盒 炎鉱石 溶岩石のアミュレット
妨害魔力波発生装置 ガラスのザリガニ 太陽のメダリオン
属性大全 踊り子の双剣 暗黒優待券
魔王図鑑 サボテンドラゴンの花 冒険者証(ランク1)
氷精の魔導書 精霊のローブ 大魔女帝国渡航権
ブラッドワイン*3 かたたたきけん
マッスルワイン*1 大魔女帝国滞在許可証
吸血鬼殺ワイン*1 風船印のパラシュート
綺麗な砂 ラティア勲章
魔術書「正負の属性」
吸血鬼の日焼け止め
日蝕の傘
大魔女サイン*1
古代のセラミック
アボカドスムージ*2
◯現在の目標
・フメイちゃんを探す
・世界樹の光を追う[2/5]
・宰相の正体を暴く
・眠り病の原因を突き止める(達成……?)
・前皇帝の死の真相を突き止める(達成!)
・ユーシリアの人魔対立をなんとかする(努力目標)
◯仲間の目標
・カリス・ノーランドを討つ(ミスティ)
・妻子の仇を討つ(ローガン)
◯経験値
・クロシュ 剣技[03/06] 魔法[03/06] 防御[03/06]
・イリス 杖術[00/04] 魔法[04/16]
・ミスティ 剣技[04/06] 魔法[04/16]
・ローガン 剣技[06/16] 魔法[03/08]
・エバンス 剣技[09/16] 魔法[00/08]
……………………………………………………………………………………
□ユーシリア帝都
中央区:王宮、兵舎、大図書館、邸宅街、他
平民区:公園、市場、食事処、酒場、浴場、娼館、冒険者ギルド、他
貧民街:広場、怪しい商店、薄暗い路地裏、魔族連合、他
郊外:農園、果樹園、他
……………………………………………………………………………………
567 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 19:46:34.94 ID:DkqjKCqF0
―朝
帝都大図書館 司書室
妖精「……審判の日まで、あと1日……」
イリス「……私たちにできることは、何があるかな」
ローガン「……」
パティ「昨日も言ったけれど、無理に何かをする必要はない。もし私があなたたちの立場なら、この国を見捨てて世界樹の光を取りに行くわ」
ミスティ「後味が悪すぎるわ……」
エバンス「どうすりゃ良いんだろうな……」
コンコン
パティ「……開いているわ」
ガチャッ
宰相「おはようございます、緑の国の使節団の方々」スタスタ
妖精「!」
パティ「……おはよう、宰相」
イリス(この人が……)
ミスティ(宰相……!)
ローガン「……お久しぶりです、宰相殿」
宰相「ローガン。あなたのことも聞いております。眠り病のことで活躍してくれたそうですね」
ローガン「いえ、私は居合わせただけです」
パティ「それでこんなに朝早くからどうしたの、宰相」
宰相「使節団の方々に依頼したいことがあり、ここに参らせて頂きました」
妖精「私たちに依頼したいこと……?」
宰相「はい。明日、魔族たちの言う審判の日……この帝都の防衛にお力添えして頂きたいのです」
妖精「……一応聞いておくけど、兵士と騎士団だけじゃ不安なの?」
宰相「明日は何が起こるかわかりません。魔族たちが大ボラを吹聴しているだけであれば良いのですが、そうでなかった場合に備えておく必要があります」
妖精「まあ……」
宰相「また、明日精鋭部隊は北の鉱山で重要な作戦を行うので、あなた方の協力があれば彼らの分を補えて心強いのです」
妖精「えっ!?」
ローガン「何……!?」
パティ「ちょっと待ちなさい宰相! よりにもよって明日、精鋭を北に向かわせるの!?」
宰相「魔族たちの予告は恐るべきものですが、予告は予告。差し迫った本物の脅威ではありません。しかし世界樹の光は現在進行系で国家を脅かす危険なもの。その所在が鉱山にあるとわかった以上、手をこまねいている暇はありません」
妖精「むむ……」
エバンス「……理屈は通ってるな」
宰相「もちろんあなた方に協力を強要するつもりはありません。しかしもしこの国の未来を憂えて頂けるのであれば、是非前向きに考えて頂きたく思います」
ローガン「……鉱山には悪竜が棲んでいるはずだが、大丈夫なのか?」
宰相「悪竜と馬鹿正直に戦う必要はありません。世界樹の光さえ回収できれば良いのです。当然、精鋭部隊にもそのように指示してあります」
ローガン「……そうか」
宰相「返事は今すぐでなくとも構いません。明日、あなた方の判断で防衛に協力していただければ」
妖精「むむむ……」
568 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 19:47:46.85 ID:DkqjKCqF0
宰相「それでは私はこれで………あっ、そういえば……眠り病の原因特定に活躍したという、黒いスライムの子はどちらに……?」
妖精「えっ? クロシュなら――」
クロシュ瓶「……」モニョ…
妖精「ご覧の通りだよ」
宰相「瓶に……」
妖精「いろいろあって元気がないんだ。今はそっとしておいてくれるかな」
宰相「……」スッ
オオキイユーシリアカボチャ「」ドン!
クロシュ瓶「!」モニョニョ
宰相「……こちらは、お見舞いの品になります。眠り病の原因特定をして頂いた報奨については、後ほど皇帝陛下と協議させて頂きますが……今はとりあえず、こちらの最高級カボチャをご賞味ください」
妖精「だってさ。良かったねクロシュ」
クロシュ瓶「〜〜」モニョモニョ
宰相「それでは、私はこれで……。前向きなご検討をよろしくお願いいたします」
ガチャッ パタム
◇
オオキイユーシリアカボチャ「」ドン
クロシュ瓶「〜〜♪」モニョニョ
妖精「くそ〜……宰相め、私たちを帝都に足止めしつつ世界樹の光を先取りする気だな……」
パティ「でしょうね。しかも明日鉱山に向かって騎士団とかち合えば公務執行妨害よ」
ローガン「……」
ユーシリア帝国滞在11日目です。明日何かが起こります
↓1〜3 自由安価 何をする?
※本日中にオオキイカボチャを調理しない場合、自由行動終了後にクロシュが生のまま食べます
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 19:48:36.93 ID:9azwmwako
大きいカボチャで美味しい料理作って食べる
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 19:48:57.47 ID:UIPZudjy0
ローガン達 ローガンの家族の墓参りに行くと先にマーズが墓参りしていた。(たまに亡くなって騎士関係者に墓参りしている)
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 19:49:07.95 ID:ujJXcY67o
むしろ騎士団も魔族も誰も彼も義勇軍を募って今日悪竜を征伐しにいく
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 19:49:08.17 ID:NjL7ITcE0
王妹とパティがけんかするのを阻止
573 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 20:12:33.76 ID:DkqjKCqF0
―司書室
オオキイユーシリアカボチャ「」ドン
イリス「……とりあえず、今はこの大きなカボチャを使って美味しいものでも食べましょう!」
エバンス「賛成だ! 腹が減ってちゃ名案も浮かばねえ!」
クロシュ瓶「〜〜!」モニョニョ!
パティ「キッチンは好きに使ってくれて良いわ。何か必要なものがあれば言って頂戴」
☆オオキイカボチャは自動的に選択されます
↓1〜2 追加の食材を1〜2つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉
魚介:サワガニ、ザリガニ、タニシ、ウナギ、アークサーモン
野菜:野草、ノラ豆、ゴボウの根っこ、レタス、マンドラ大根
穀物:モチモチ米、パン小麦、ヤマイモ、甘もろこし、ナッツ
果実:どんぐり、リンゴ、アボカド
卵乳:トリの卵、ミルク、チーズ、バター
特殊:スライムゼラチン、ブラッドワイン、精霊樹のジャム、お宿の焼き菓子、上白糖、香辛料
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 20:13:47.34 ID:NjL7ITcE0
アークサーモン マンドラ大根
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 20:15:53.93 ID:BbebttF5o
サワガニ リンゴ
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 20:16:48.90 ID:R2KS1O2YO
トリ肉、甘モロコシ
577 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 21:14:47.58 ID:DkqjKCqF0
大根とアークサワガニのカボチャスープ「」ポン!
リンゴの切り身「」ポン!
スライムクロシュ「〜〜!!」モニョニョニョ!!
イリス「大根とアークサーモンとサワガニも一緒に煮込んで、美味しいカボチャスープにしました! デザートにリンゴもあります!」
エバンス「オノゴロではカボチャスープのことをホウトウって言うらしいぞ!」
パティ「全然違う……ミソも麺もないこのスープはほうとうとは異なるものよ……」
エバンス「えっ違うのか!?」
ミスティ「ユーシリアでもアークサーモンが獲れるのね」
パティ「アークサーモンは広大な海と内陸部の川を往来する回遊魚。ユーシリアの漁港ではどこでも大体獲られているわ。オノゴロの方でもよく獲れると聞くから、本場のほうとうにも入っているかもしれない」
ローガン「パティ殿はほうとうがお好きなのですか?」
パティ「私は正しい知識が好きで、間違った認識が嫌いなの」
*
スライムクロシュ「〜〜♪♪」モニョモニョ モグモグ
ミスティ「美味しい……温まるわ……」
ローガン「うむ……。体の奥底から力が湧いてくるかのようだ」
エバンス「よし! やっぱり美味いもん食うのが一番だな!」
イリス「ふう……。クロシュちゃん、どう? 美味しい?」
スライムクロシュ「〜〜♪♪」モニョニョ
妖精「美味しいって。元気も出たみたい」
イリス「良かった!」
☆美味しいものを食べてクロシュのメンタルが回復しました
☆明日の終わりまで、戦闘コンマに+20の値が加算されます
◇
578 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 21:56:48.77 ID:DkqjKCqF0
―ユーシリア帝都 郊外
墓地
カラス「カー、カー」バササッ
ローガン「……!」
マーズ「……ローガンか」
ローガン「マーズ指揮官……。なぜここに……」
マーズ「たまに、殉職した騎士や守れなかった者たちの墓参りをしているのだ。お前もたまには……自分の家族の墓参りくらいしに戻って来い」
ローガン「……返す言葉もございません」
マーズ「まあ、今日ここに来ただけでも一歩前進だがな。それとも……何かの決意でも固めに来たか?」
ローガン「!」
マーズ「死を覚悟した鬼人の如き形相だぞ。自分ではわからんか」
ローガン「……それを言うなら……指揮官殿も似たような顔つきです」
マーズ「何……?」
ローガン「明日……精鋭を率いて北の鉱山へ向かわれるのですか」
マーズ「……どこでそれを聞いた」
ローガン「宰相殿より。我々には、この帝都の防衛を依頼されました」
マーズ「……なるほど。受けたのか、その依頼は」
ローガン「……当日の判断でも構わぬとのことだったので、まだ保留しております」
マーズ「そうか」
ローガン「………指揮官殿。先に謝っておきたい」
マーズ「何だ」
ローガン「世界樹の光は私が頂く。悪竜も私が殺す。騎士団の出番はありませぬ」
マーズ「なんだと?」
ローガン「騎士団は明日、国家の防衛に全力を注ぐのがよろしいと宰相殿にお伝え――」
妖精「ローガンっ!!!!」パタパタパタッ
クロシュ「ろ、ローガンさん……!!」トテトテトテ
ローガン「なっ!? 妖精くんと、クロシュくん……!?」
妖精「ちょっと心配になって後をつけてみたら……! なに勝手に一人で死のうとしてんの!!?」パタパタッ
ローガン「いや……死のうとしているわけでは……」
妖精「じゃあこれは何!?」スッ
ローガンのポケットから覗くアボカドスムージー「」ポン
ローガン「……これは、だな……デザートに……」
妖精「ばかっ!!! 一人で死のうとなんてしないでよっ!!!!」
クロシュ「……」オロオロ
ローガン「ぬう……」
マーズ「クク……ローガン、愛されているな」
ローガン「茶化さないで頂きたい。彼女たちは……」
マーズ「一人で死にに行くのはやめておけ。こういう言い方はあまり好きではないが……お前の妻子も、それは望まんはずだ」
ローガン「……」
マーズ「明日の防衛については、私としても前向きに考えて頂けると助かる。ではまた」スタスタ
*
579 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 21:57:15.06 ID:DkqjKCqF0
妖精「で、何か言い訳はある?」
ローガン「……この毒が決まれば、私一人でも殺れる可能性がある。そう判断した」
妖精「効かなかったらどうするつもりだったの!」
ローガン「………」
妖精「はあ……らしくないよ。そんな分の悪い賭けに突っ込むなんて」
ローガン「だが、悪竜との戦いは危険だ。私としては、君たちを巻き込む方がよほど――」
クロシュ「んーん……。みんなで行った方が……勝てる……!」
妖精「ほーら、クロシュでさえわかる簡単な話だよ。ローガン、あかちゃんスライムよりバカになっちゃった?」
ローガン「むむ……」
妖精「そうと決まれば準備しようか」
ローガン「む……? 準備とは……」
妖精「倒しに行くんでしょ? 悪竜を」
ローガン「!? いや、確かにそのつもりだったが――」
妖精「なら今日行こう。世界樹の光がこっちの手にあれば、明日何が起きても対処しやすいし」
クロシュ「うん!」
「話は聞かせてもらったぜ!!」ザッ
クロシュ「!?」
妖精「えっ誰!?」
ローガン「その声は――」
ノエル「悪竜殺しの強行軍、このノエル・リバーも――」
ミント「われも行く〜!!」ピョン!!
クロシュ「わ!」
ローガン「ぬ!?」
妖精「ミント!?」
ノエル「ちょ、何だこのガキは!?」
ミント「正義の小鬼ミントさまが、へっぽこ騎士に代わってこの国を救ってやるのだ!!」
☆魔法騎士ノエル・リバーが強行軍に加わりました
☆ミントさまが強行軍に加わりました
◇
580 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 21:57:56.87 ID:DkqjKCqF0
―司書室
妖精「というわけで、今日の内に鉱山に行って決着を付けるよ」
ミスティ「わかったわ」
イリス「実はそうなるかもって思って準備してたんだ」
エバンス「ははっ、イリスちゃんの勘が当たっちまったな」
ローガン「君たち……」
エバンス「旦那よお、水臭いぞ。俺たち仲間だろ?」
イリス「そうですよ! 私たち一蓮托生なんですよ!」
ミスティ「……ローガンさん、前に私の復讐に付き合ってくれようとしたでしょ。だったら私たちにも付き合わせなさいよ」
ローガン「……それでは……背中を任せても、良いだろうか……?」
ミスティ「当たり前でしょう。そうさせろと言っているの」
クロシュ「うん……!!」
ローガン「すまぬ……! 恩に着る……!!」
ノエル「はっはっは、ローガンお前随分良いパーティじゃねえかオイ!」バシッ
ローガン「フッ……私には勿体ないほどだ」
ミント「じゃあわれと入れ替わって!!」
ローガン「それはだめだ」
ミント「ケチ!! ケチジジイ!!!」
イリス「……こ、この子は?」
妖精「付いてくるって……」
エバンス「ええ? 大丈夫なのか?」
ミント「むう? お前たちいまわれをばかにしたか?」ヌッ
エバンス「いや、だってなあ……」
ポンッ!
オオキイデカムカデ「」ワシャワシャ!!
エバンス「うおおぎゃあああああ!!?!?」
イリス「うわあああ!!? ミントちゃんがでっかいムカデに変身してエバンスさんにのしかかった!!!」
ミスティ「ぞっとするわね……」
妖精「まああんな感じで……たぶん私たちにも引けを取らないくらい強いみたいだから……」
*
パティ「なるほど……今日鉱山に向かうのね。一見無茶にも思えるけど、むしろ一番良いタイミングかもしれないわ」
妖精「うん。他にも一緒に来てくれそうな人っていないかな?」
パティ「声をかけてきてみるわ。少し待っていて」
↓1コンマ
01-10 +ロシュ
11-20 ↑+ルクリリ
21-40 ↑+アル
41-60 ↑+ヒューベルト
61-80 ↑+エルザ
81-90 ↑+パティ
91-00 ↑+エリオス
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/08(土) 22:00:07.42 ID:9azwmwako
みんな来い!!!
582 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 22:35:50.24 ID:DkqjKCqF0
ロシュ「クロシュちゃん! わたしも行くよ!」ピョンッ
クロシュ「わあ……!」
妖精「王宮の仕事は大丈夫なの?」
ロシュ「分体を残してあるから、全然大丈夫!」
☆森スライムのロシュが強行軍に加わりました
*
ルクリリ「ローガン隊長……! 私もお供致します!!」
ローガン「ルクリリくん! しかし……危険な戦いとなるのだぞ」
ルクリリ「承知の上です……! 私……もう、ローガン隊長を一人にはさせません!」
ローガン「……わかった。それと、私はもう隊長ではない。呼び方は変えた方が良かろう」
ルクリリ「えっ……で、では……ローガン様……?」
ローガン「なぜそうなる」
☆魔法騎士ルクリリ・メウスが強行軍に加わりました
*
アル「聞いたよ。悪の親玉をぶちのめしに行くんだって?」ヌッ
クロシュ「わっ!」
妖精「どこから出てきたの!?」
アル「まあまあどこで良いじゃん。私にも参加させてよ」
ミント「アネゴも来てくれるの!?」
アル「そうだよ。嬉しいだろ?」
ミント「うん!!!!」
ローガン「……失礼だが、君は?」
アル「ん? ただの貧民だよ」
☆アネゴのアルが強行軍に加わりました
*
ヒューベルト「話は聞かせていただきました。悪竜を討滅しに行くとか……」
イリス「ヒューベルトさん!」
ヒューベルト「憎しみを生み出す根源たる悪竜を許すわけにはいかない。魔族の代表として、私も同行させて頂きたい。構いませんでしょうか?」
エバンス「おお、もちろんだぜ!」
ヒューベルト「では共に参りましょう。真なる巨悪を討つ為に――」
☆雷鳥のヒューベルトが強行軍に加わりました
*
583 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 22:36:43.15 ID:DkqjKCqF0
―北ユーシリア平原 空
ヒュオオオオ――…
風船気球クロシュ「」フヨフヨ モニョモニョ
ロシュ「わああああ〜!! クロシュちゃんすごい〜!!」ピョンピョン
ノエル「き、気球になるなんてアリか……!?」
ヒューベルト「これは……卓越したスライムの力……!」
アル「ミント並にズルい能力だ……」
ミント「よ〜しじゃあわれも――」ピョンッ
ポンッ!
オニヤンマミント「」シュバッ
風船気球クロシュ「〜〜♪」フヨフヨ モニョモニョ
オニヤンマミント「〜〜♪」シュババ
妖精「大きなオニヤンマの姿で並走してる!」
ミスティ「ふふ、なんだか楽しそうね」
ルクリリ「……美しい景色ですね……ローガン様……」
ローガン「うむ……」
ルクリリ「……守りましょう。私たちで、悪竜を討って……」
ローガン「うむ……」
ルクリリ「……」
エバンス「あ〜……」
イリス「ローガンさん……」
ノエル「まあ仕方ねえんだ。あの二人が噛み合わないのは今に始まったことじゃねえし……」
◇
584 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 23:00:24.63 ID:DkqjKCqF0
―ユーシリア鉱山 入口
風船気球クロシュ「」フヨフヨ トスッ
デロデロ…ポン!
クロシュ「ん……」スト
ロシュ「クロシュちゃん、お疲れさま……!」
ミント「お空を飛ぶのすっごい楽しかった〜!」
ヒューベルト「疲れてはおりませんか?」
クロシュ「へいき……! カボチャスープ、美味しかったから……!!」
イリス「ふふ、良かった!」
アル「さて、そんでこれが――」
坑道の入口「」ゴゴゴゴゴ
ノエル「鉱山の入口ってわけか……!」
ミスティ「……ここからでも強烈なプレッシャーを感じるわ……。悪竜がいるのね、この奥に……」
妖精「そして、世界樹の光もね。でもこの感じは……もしかしたら……」
ローガン「もしかしたら?」
妖精「……悪竜は、世界樹の光を喰らっていないのかも。悪竜のプレッシャーと世界樹の光の波長はそれぞれ別個に感じられる」
エバンス「おっそれならあるんじゃないか!? 勝機ってやつが!」
妖精「もちろんそうでなくても勝つ気ではいたけど、喰らってないのなら都合が良いのは確かだね」
ルクリリ「気を引き締めて参りましょう、ローガン様!」
ローガン「うむ……。あとルクリリくん……様付けはしなくても良いのだが……」
ルクリリ「私が付けたいんです!」
ローガン「そ、そうか……」
☆ユーシリア坑道に突入します
585 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/08(土) 23:00:53.04 ID:DkqjKCqF0
というわけで本日はここまでとなります。次回は久しぶりのダンジョン探索、ユーシリア坑道編となります
運命の12日目が目前に迫る中、起死回生の鉱山突入を選んだクロシュ一行。その勇気が吉と出るか凶と出るかは誰にもわからない。坑道の闇は暗く、深く。美味しいものを食べて元気になったあかちゃんスライムを呑み込まんとする大蛇の如く、大きな口を開いて獲物を待ち望んでいる。クロシュは、真なる巨悪を討つことができるのか――
本日は家に戻ったローガン氏が近所のフレンくんから事件の真相を聞いたり、パティ氏に対竜用のスムージーを作ってもらったり、オオキイカボチャスープを食べて元気になったり、ローガン氏が墓参りをしたらマーズ氏と会ったり、大勢の義勇兵を募ってユーシリア坑道に突撃することになったりしたようでした
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 00:22:39.49 ID:4q/3CHT9o
乙でした
クロシュメンタル何とかなっていよいよ悪竜戦…!
ローガンさんはまた捨て鉢症が再発しかかってるけど戻ってきてほしい
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 00:42:48.23 ID:wqkBuF18o
悪竜運良く倒せても世界樹の光を宰相に横取りされる可能性あるよねこれ
鉱山に向かったの知られてるだろうし
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 11:32:39.77 ID:EBnQ+w1SO
数の暴力こそ勝利への道
なおメゾンドクロシュ
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 12:29:09.64 ID:j2zmBlFw0
強行軍のメンバーはこんな感じかな
クロシュ、妖精、エバンス、ミスティ、イリス、ミント、ノエル、ルクリリ、アル、ヒューベルト、リチャード(悪竜討伐に協力すると言ってから)
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 15:40:27.25 ID:j2zmBlFw0
すいません
>>589
あとローガンもそうですね
591 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 15:53:31.97 ID:b8LpKkr80
スライム類は美味しいものが大好きなので、美味しいものを食べれば元気になるようです
ローガン氏は死にたがる癖がありますが、今回の戦いで彼がどのような道筋を辿るかはまだわかりません。注視していくのが良いでしょう
悪竜をやっつけることができた場合でも宰相という脅威をどうにかできるわけではないので、その点についても考えていく必要があるかもしれません。実際、クロシュ一行が鉱山に向かったことは既に宰相の耳に入っている可能性は高いです
数の力は強いですが、クロシュの夢での戦いは相手が悪かったようです。それはいうなれば、水中でメガロザメを相手取るようなものでした。戦いにおいて数の利は大事ですが、地の利もそれと同じくらいに重要な要素なのでしょう
強行軍のメンバーには、さらに森スライムのロシュちゃんも含まれているようです。なお現状リチャード氏が影も形もないのは、
>>1
が忘れていたからです。申し訳ありません。恐らくすぐに合流することでしょう
592 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 15:54:28.36 ID:b8LpKkr80
リチャード「待たれよ!!」シュタッ
ローガン「む!?」
妖精「あっ」
リチャード「悪竜退治という大仕事にこの私を置いていくとは、むざむざ死ににいくようなものですな?」ニコニコ
ローガン「すまぬ、忘れていた……」
妖精「いや本当ごめん……。ていうかむしろリチャード的にはこんな危ない橋渡るのは大損なんじゃないの?」
リチャード「ハハハ、逃げ足には自信があります。ダメそうなら皆さんを置いて一人で逃げますのでご安心を」
ノエル「リチャード……相変わらずだな!」
リチャード「お褒めに預かり光栄です。さあ参りましょう、竜退治の伝説を創りに!」
*
593 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 15:55:26.33 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[0/10] 持久力[10/10]
ピチョン…ピチョン…
折れたつるはし「」
割れたヘルメット「」
寂れた線路「」
洞窟トカゲ「」カサカサ
イリス「……なんだか、おどろおどろしいですね……」
ルクリリ「数年前までは盛んに採掘が行われていた場所なんですよ。悪竜が棲み着いてからは誰も出入りできなくなってしまったので、荒れ果てる一方です……」
ノエル「悪竜をブッ倒せば採掘も再開できるし、活気も戻るはずだ」
リチャード「その立役者となる英雄が我々というわけですな」ニコニコ
エバンス「そういえば、ここって空気は大丈夫なのか?」
アル「あ、それ私も気になるかも。毒ガスとか出てないよね?」
ローガン「この坑道が掘られて以来、酸欠や毒ガスによる事故は起きていない。恐らく大丈夫だろう」
妖精「少し淀んでるけど、空気の流れは感じられるよ。酸欠の心配はしなくて良いと思う」
ヒューベルト「妖精の方がいらっしゃると、こういう時に安心できますね」
妖精「検知器扱いは御免だよ」
ミント「おお〜! これかっこいい〜!」バッ
錆びたつるはし「」シャキーン!
ロシュ「わわ……ミントちゃん、危ないよぉ」オロオロ
ミント「危なくないよ〜。そぉれ!」ブンッ!!
岩盤「」ガギンッ
へし折れるつるはし「」ボムギ
ミント「……折れちゃった」
クロシュ「わあ……」
ミスティ「馬鹿力ね……」
↓1コンマ
01-10 踏破率+2、強敵
11-30 踏破率+2、敵襲
31-50 踏破率+2、剛鉄のドリル (本日戦闘時、コンマ+20)
56-70 踏破率+2、パイルバンカー(任意ターン、コンマ+40)
71-90 踏破率+2、ステライト晶石(ボス戦闘時、コンマ+30)
91-00 踏破率+2、???
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 15:56:18.49 ID:PJxuiuRP0
あ
595 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 16:12:51.70 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[2/10] 持久力[9/10]
トコトコ…
ミント「おっ!」トテトテ
アル「ミント〜、遊びに来たんじゃないんだからフラフラしないの〜」
ミント「これ見てこれ見て!」ヒョイ
剛鉄のドリル「」ギラン
ローガン「これは……! 岩盤を穿つ為の道具――ドリル!!」
リチャード「ほう……。機械都市の回転機構を参考にユーシリアの剛鉄で製造した、当時の傑作機ですな。しかし残念ながら回転機構が見当たりません……。それ単品では、ただのねじれた突起にしかなり得ない……」
ルクリリ「回転機構……あっ! ローガン様、その武器を見せてもらっても良いですか!?」
ローガン「む、これか?」
鋼の回転ノコギリ「」ポン
ルクリリ「ふむふむ……ここの軸をこうして、こういう風に合わせれば――」
剛鉄の回転ドリル「」ガシャコン!
ローガン「うおっ!? 私の回転ノコギリが……ドリルに変形した!?」
ルクリリ「即席のものですので、何度も使えばドリル部分は壊れてしまうと思いますが……本日中は保つかと思います。ローガン様、どうかお使いください……!」
ローガン「……わかった。ありがたく使わせてもらおう」ガシャコン!
ミント「む〜! われが見つけたのに〜!!」プンスコ
ルクリリ「ご、ごめんね。これあげるから」
廃材で作ったミニドリル「」ポン
ミント「わあ〜! ありがと〜! ほめてつかわす!!」ピョンピョン
アル「悪いねえ騎士さん。うちの子がワガママ言って」
ミント「ワガママじゃないのだ!!」
☆ローガンが剛鉄のドリルを装備しました
(本日戦闘時、コンマ+20)
↓1コンマ
01-10 踏破率+2、強敵
11-40 踏破率+2、敵襲
41-70 踏破率+2、パイルバンカー(任意ターン、コンマ+40)
71-90 踏破率+2、ステライト晶石(ボス戦闘時、コンマ+30)
91-00 踏破率+2、???
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 16:15:37.83 ID:wqkBuF18o
あ
597 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 16:31:16.86 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[4/10] 持久力[8/10]
ピチョン…ピチョン…
イリス「……ん? この感じは……」
鉱床「」ポン!
ミスティ「うわ! いきなり岩が生えてきたわ!」
妖精「これは……世界樹の光の影響だね。しかもこの岩……」
鉱床「」キラキラ
イリス「星の力を感じる……! もしかして――」
妖精「ステライトみたい」
クロシュ「銀色のスライムちゃんと、同じちから……?」
妖精「そう。せっかくだし少しもらっていこう。使えるものはなんでも使わないと」
ミント「われが掘る!!」タタッ
ミニドリル「」ドガガガッ
ステライト晶石「」ポコン!
イリス「わあ、すっごい高純度!」
妖精「普通の環境じゃ、こんなに純度の高いステライトは滅多に形成されない。世界樹の光が落ちた影響で生まれた不自然な物質とも言える……。これは悪竜との戦いに向けて温存しておこう」
ステライト晶石「」キラキラ
☆ステライト晶石を手に入れました
(ボス戦闘時、コンマ+30)
↓1コンマ
01-10 踏破率+2、強敵
11-50 踏破率+2、敵襲
51-90 踏破率+2、パイルバンカー(任意ターン、コンマ+40)
91-00 踏破率+2、???
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 16:37:17.61 ID:PJxuiuRP0
あ
599 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 16:59:55.63 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[6/10] 持久力[7/10]
スタスタ…
ローガン「……む? これは、杭?」
杭?「」ポン
謎の射出機構「」ポン
リチャード「ほう! これはドリルでも砕けない岩盤を一挙に打ち壊すための大型杭打機――通称パイルバンカー!」
ローガン「パイルバンカーか……!」
ルクリリ「! ローガン様、そちらの盾を少しお貸し頂いてもよろしいですか……!?」
ローガン「ああ、構わないが……」
ルクリリ「では少しお待ちくださいね……。この部分にこうやって取り付けて……こうすれば……」カチャカチャ…
灼鋼のパイルバンカー「」ガシャコン!
ローガン「おお……!」
ルクリリ「即席ではありますが、ローガン様の盾にパイルバンカーを取り付けさせて頂きました。元々の機構上連続使用はできないため、一発限りですが……ここぞという時にお使いください」
ローガン「わかった……!」ガシャコン!
☆ローガンがパイルバンカーを装備しました
戦闘時、コンマ判定のレスにパイルバンカー≠ニ書き込むと、そのターンのコンマに+40が加算されます
一度使うと壊れます
↓1コンマ
01-10 踏破率+2、強敵
11-90 踏破率+2、敵襲
91-00 踏破率+2、???
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:00:35.91 ID:MQVJwmUnO
あ
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:07:47.41 ID:wqkBuF18o
勝ったな
602 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 17:08:10.61 ID:b8LpKkr80
良いことがありそうです
↓1コンマ
01-33 レイ
34-66 フメイ&アリシラ
67-99 セイン
00-00 ???
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:18:24.73 ID:wqkBuF18o
戦力過多
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:18:33.87 ID:4q/3CHT9o
は
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:37:02.07 ID:/GwFHQHwO
勝ったな、風呂入ってくる
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:41:29.95 ID:NNoVmZ/So
悪竜かわいそう
これ飲んで落ち着いて つアボカドスムージー
607 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 17:51:27.74 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[8/10] 持久力[6/10]
スタスタ…
クロシュ「!」
セイン「久しぶりだ。クロシュとその仲間たち」スタスタ
イリス「セインくん!?」
妖精「うわ!? いきなり現れないでよ!?」
ローガン「君もここに来ていたとは」
セイン「ああ」
ルクリリ「お知り合いの方ですか?」
ローガン「うむ……。世界樹の光を狙う競争相手でもあるが……」
セイン「……それについてだが……今回は、世界樹の光を狙っているわけではない」
ミスティ「え、そうなの?」
セイン「今の僕は、お前たち以外の者に光が渡ることを阻止するよう命令されている」
妖精「じゃあ味方ってこと!?」
セイン「……全面的な味方というわけでもない。詳しくは僕も知らないが、上には上の思惑があるらしい。現状では、お前たちが光を星に還す支援をした方が得だと判断したのだろう」
イリス「そ、そうなんだ……」
エバンス「まあ協力してくれるなら心強いぜ!」
セイン「お前たちが来る前に竜を排除しておこうと思っていたが、二体もいるのは想定外だった。故にこうしてお前たちが来るのを待っていたというわけだ」
クロシュ「わあ……!」
妖精「流石のセインでも悪竜二体同時は厳しい?」
セイン「ああ。だがお前たちと共に戦えば、勝機はある」
☆勇者モドキのセインくんが強行軍に加わりました
*
ロシュ「わあ〜、かっこいいお兄さんだねえ」
クロシュ「うん……!」
ミント「われの方がかっこいいのだ!!」
キャッキャ
セイン「仲間がこんなにも増えていたとは……」
妖精「セインが初めて見る顔は全員悪竜討伐の為に集まった有志だよ」
セイン「そうだったのか」
↓1コンマ
01-10 踏破率+2、強敵
11-90 踏破率+2、敵襲
91-00 踏破率+2、???
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 17:54:50.15 ID:4q/3CHT9o
くっ同時討伐確定?か
まあセインくんいるなら単体だと囲ってボコって終わりそうだしな…
609 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 18:31:58.55 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア坑道 踏破率[9/10] 持久力[5/10]
スタスタ…
ジュエルマジロの群れ「ピャ!!」「ピャーッ!!」
イリス「わっ! あれは――」
妖精「ジュエルマジロ! 鉱物を好んで食べるアルマジロの一種だ!」
ノエル「チッ! ここが閉鎖されてから棲み着いたのか!」
星屑アリの大群「」ワシャワシャワシャ
ミント「わわあ!? アリだ!」
妖精「こいつらは星屑アリ! ジュエルマジロと同じく鉱石を食べる虫だよ! 時々ジュエルマジロと共生関係を築いてるって話だけど――」
ジュエルマジロ「ピャッ!!」ベチンッ
クロシュ「んわっ!」コテッ
星屑アリの大群「」ワシャワシャ
ロシュ「んわわ〜!」モニャニャニャ!
イリス「ああっクロシュちゃんとロシュちゃんが!」
ローガン「彼らの縄張りに入ってしまったようだ!」
セイン「追い払うぞ」スッ
*
☆戦力差により判定なしで撃退に成功しました
*
ジュエルマジロの群れ「ピャ〜ッ!!」ダダダッ
星屑アリの大群「〜〜!」ワシャシャシャッ
ロシュ「お、おわった……?」デロデロ…
イリス「うん、追い払ったよ! もう大丈夫!」
ロシュ「あぅぅ……ごめんなさい……わたし、お手伝いするために一緒に来たのに……」デロロ…
ミント「そういうこともある!!」
アル「ミントの言う通り。気にすることないって」
ロシュ「ありがと……」モニョニョ
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ モグモグ
ミスティ「……どっちを食べてるのかしら」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
妖精「両方だって」
☆持久力が2回復しました
微かな星屑の力を得て、次回戦闘時コンマ+10が加算されます
*
610 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 20:19:05.03 ID:b8LpKkr80
―ユーシリア鉱山 深部
赤黒い巨竜「……」zzz
セレスティア「ダークヒーローイリス……やってくれましたわね」
セレスティア「はあ、やっぱり弱者を焚き付けてどうこうなんてまだるっこしい真似をするものではありませんわね。弱者は所詮弱者。強者に蹂躙される以外の役割を持たせるべきではありませんでしたわ」
セレスティア「……少し面倒ですけれど、久しぶりにアレを造ろうかしら。世界樹の光をすこ〜しお借りして……」
セレスティア「おっと……その前に曲者ですわね。騎士団かしら? それとも――」
ローガン「……悪竜のセレスティア・ベールグラッドで間違いないか?」スタスタ
セレスティア「いかにも。あら、あなた……どこかでお会いしました?」
ローガン「いや。私は麓の民一同からの貢物を持ってきたのだ。是非受け取って欲しい、とのことで」スッ
アボカドスムージー「」ポン
ルクリリ「そ、そちらの……大きなドラゴンさんにも、是非……」スッ
アボカドスムージー「」ポン
セレスティア「あら、そういう弱者なりの生存戦略は嫌いじゃありませんわ。お姉様! 貢物ですって!」
赤黒い巨竜「んあ〜?」モゾ
アボカドスムージー「」ポン
赤黒い巨竜「わ〜! あむっ」パクッ
モグモグ…ゴックン
ルクリリ「よ、容器ごと……」
赤黒い巨竜「ん〜……甘くておいしかった。セレスは飲まないの〜?」
セレスティア「わたくしの分も飲んで良いですわよ」
赤黒い巨竜「え、ほんと〜? でへへ、じゃあいただきま〜す」パクッ
モグモグ…ゴックン
赤黒い巨竜「んん〜……おいしかった……。んっ……?」
ギュルギュル…
赤黒い巨竜「……おなか、いたい……」ギュルル…
セレスティア「うふふ、お見事。弱者なりの小細工、うつけのお姉様に通じて良かったですわね!」パチパチ
ローガン「!!」バッ
ルクリリ「ローガン様!」
セレスティア「ですが……わたくしには通じませんでしたわね?」ゴゴゴゴ…
ローガン「くっ!」
シュタッ
セイン「こいつの相手は僕が。お前たちは毒を食った方をやれ」
ローガン「セインくん!」
セレスティア「あら、あなた……勇者モドキじゃありませんの!!」
セイン「……お前は……シノホシのテロリストか。丁度良い。ここで始末する」シャキン
セレスティア「うふふ、あの時の続きですわね!! 面白くなってきましたわ! 今度はちゃんと最期まで果たし合いましょう!」ゴウッ
611 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 20:21:25.79 ID:b8LpKkr80
ガッ!! ドゴオンッ!!
バギャアッ!! ズガガガガッ!!!
妖精「ローガン! あっちはセインに任せて私たちはこっちの竜を倒そう!」パタパタ
ローガン「ああ……!」
赤黒い巨竜「うぐう……」ギュルギュル…
ローガン「……家族の仇……容赦せん!!」シャキンッ!!
剛鉄のドリル「」ギャルルルルッ!!
赤黒い巨竜「ガアオオオオオッ!!!!」カッ!!
獄炎「」ゴオオオオオオッ!!!!
――戦闘開始 悪竜セレナディア――
★悪竜セレナディアが〈暴食〉を発動!
会心率上昇、さらに会心時相手を一人捕食!!
★戦力差によりセレナディアのコンマ+80!!
★腹痛によりセレナディアのコンマ-20!!
◇自陣(カボチャ+20、トカゲ斬り+10、ドリル+20、ステライト+30、星屑+10)
・パイルバンカー使用可能(1/1)
・不死鳥化できる(1/1)
◇敵陣(戦力差+80、アボカド-20、会心上昇、会心時相手一人即死)
↓1コンマ(合計+30)
01-25 痛恨
26-50 劣勢
51-90 優勢
91-00 会心
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 20:22:34.88 ID:4q/3CHT9o
即死…即死!?
あのあのあの
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 20:25:36.17 ID:HGGQHta1O
判定的に痛恨で即死では
614 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 21:04:26.60 ID:b8LpKkr80
(悪竜にとっての)会心で即死という意味になります。つまりクロシュたちにとっての痛恨です。ややこしい表記で申し訳ありませんが、このスレではそういう表記の仕方をしているのでご容赦願います
615 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 21:14:17.54 ID:b8LpKkr80
悪竜セレナディア「ガアアアアッ!!!」
獄炎「」ゴオオオオッ!!!
ロシュ「んわわわ〜〜!!!?」モニャニャ!!
灼鋼の盾「」ガシン!!!
獄炎「」ゴゴゴゴ…!!!
ローガン「浮島国で強化したこの灼鋼の盾……悪竜の獄炎とて溶かせはせん!!!」ゴオオオッ
ミント「ねんぐの納め時だぞ、おおとかげ!!!」
アル「……ようやくお目にかかれた。覚悟しろよ……クソトカゲ野郎」タンッ
ザシュッ!!
悪竜セレナディア「ぎゃおおおおっ!!!」ジタバタ
妖精「ええっ!? アルが……高速で動いて竜を切り刻んでる!?」
ミント「アネゴはつよいのだ! ミントさまの次くらいに!!」
ノエル「おっしゃあ! 騎士団も続けェ!!」シュバッ
ルクリリ「騎士団は私とノエルさんしかいないですよ!!」シュバッ
リチャード「心は今でも騎士団ですよ私は!!」シュバッ
メイス「」ドガンッ!!
降り注ぐ鋼の刃「」シュバババドスドスドスッ!!
蛇腹剣「」ジャギギギッ!!
悪竜セレナディア「ぎゃおおおっ!!」ジタバタ
ヒューベルト「私も続きましょう。魔族を苦しめる原因を作った悪竜を……許すわけにはいかない」バサッ!!
雷鳥ヒューベルト「クエーッ!!!」カッ!!!
目眩ましの雷「」ババリバリバリッ!!!!
悪竜セレナディア「ぎゃおおおっ!!?」バリバリ
ヒューベルト「奴の視界を奪いました。皆さん、追撃を!!」
ローガン「おおおおおおっ!!! 悪竜ゥゥゥ!!!!」シュバッ!!
悪竜セレナディア「ぎゃ……」プスプス
剛鉄のドリル「」ギャルルルルルッ!!!!!
〈会心の一撃!〉
ズギャアアアアアアアンッ!!!!!!
悪竜セレナディア「ぎゃお……」ヨロヨロ…
ドズゥゥゥン――…
ローガン「トドメを刺してやる……!!」ザッザッ
悪竜セレナディア「やめてよぉ……どうして、こんなことするの……」ジワワ
ローガン「貴様……この期に及んで命乞いか……!? 今まで食ってきた人間の数を覚えているのか!?」ザッザッ
悪竜セレナディア「1つしか食べたことないよぉ……。人間、まずいんだもん……」
ローガン「なに……? 嘘を言うな!! 貴様が人型になって人間を食い荒らしていたのはわかっているのだ!!!」
悪竜セレナディア「それセレスだよぉ……。セレスは人間を食い殺して回ってたもん」
ローガン「……」
*
616 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 21:15:05.50 ID:b8LpKkr80
セレスティア「ぐうっ!!」ベシンッ!!
セイン「あっちは片付いたか。こっちも早く終わらせなければ」
セレスティア「……お姉様……人間如きに遅れを取るとは、情けありませんわね」ヨロッ
セイン「お前も人間に遅れを取っている」
セレスティア「……あなた、自分のことを人間だと思っておりますの?」
セイン「……」
セレスティア「ま、どうでも良いですけれど。あなたとの戦……最高に楽しかったですわ」ヨロヨロ
セイン「僕は楽しくなかったが」
セレスティア「それは残念……。ここで終わっても悔いはないのですけれど……いろいろと殺り残しもありますので、少々見苦しい手を使わせて頂きますわ。ご容赦くださいまし――」シュバッ
セイン「しまった!」
岩盤に突き刺さっている世界樹の光「」ユラユラ
セレスティア「はむっ!」パクッ
カッ!!!!
*
617 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2025/02/09(日) 22:02:02.84 ID:b8LpKkr80
ドガァンッ!!
セイン「ぐっ……!」ゴロゴロ
ローガン「セインくん!?」
セイン「すまない。まずいことになった」
イリス「………!! こ、この力は……まさか!!!」
星竜セレスティア「みなぎる……ほとばしる……!!! これが星の力……!!! オーッホッホッホッ!!!」ゴオオオオッ!!!!
妖精「ま、まさか……あいつ、星の力を……!!」
悪竜セレナディア「セレス……わたしの光、食べちゃったの……?」ググ
星竜セレスティア「この力は真なる強者にこそ相応しいもの……。お姉様には過ぎたものですわ」ザッザッ
悪竜セレナディア「え……?」
竜角の大槍「」ドズッ!!!!
悪竜セレナディア「が……ぁ……せ、れ……」
ガクッ…
星竜セレスティア「すっかり駄竜になったお姉様には興味が失せました。大好きな鉱物に囲まれてお死になさいまし」ゲシッ
ロシュ「ひっ……」
ノエル「こ、こいつら……仲間だったんじゃないのか!?」
星竜セレスティア「仲間? 惰弱な生物らしい概念ですわね」
ローガン「……一つ聞く。お前は……数年前、人の姿で帝都の人間を殺して回ったことがあるか?」
星竜セレスティア「ああ、そういえばそういうこともしましたわね」
ローガン「……なぜそのようなことをした」
星竜セレスティア「ん〜……なぜと言われても、ただの気まぐれに具体的な理由なんてあると思いますの?」
ローガン「……」ググッ
星竜セレスティア「あなたたち人間だって、なんとなくアリの巣に水を流し込んでして遊んだりするでしょう? それと似たようなものですわ」
ローガン「貴様ァァァァァ!!!!!」シュバッ!!!!
星竜セレスティア「オホホホ!! 嘘ですわ!! 復讐に狂った人間の力を見たかったんですの!!!! あなたのようなね!!!!」ジャキンッ!!
剛鉄のドリル「」ギャルルルッ!!!
竜角の大槍「」グオオオオッ!!!
ガギイイイイインッ!!!!
――戦闘開始 星竜セレスティア――
★星竜セレスティアが〈死線〉を発動!
会心率と痛恨率が大幅に上昇!!
★星竜セレスティアが〈星の力・地〉を発動!
コンマ+200!!
☆セイン参戦により自陣のコンマ+100!!
☆リチャードが〈雷速思考〉を発動!
毎ターン終了時にコンマ+10が累積!
◇自陣(カボチャ+20、トカゲ斬り+10、ドリル+20、ステライト+30、星屑+10、セイン+100)
・パイルバンカー使用可能(1/1)
・不死鳥化できる(1/1)
◇敵陣(+200、会心痛恨上昇)
↓1コンマ(合計-10)
01-25 痛恨
26-50 劣勢
51-75 優勢
76-00 会心
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/02/09(日) 22:03:57.16 ID:j2zmBlFw0
あ
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