このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

安価とコンマで異世界転生!その11

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

951 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/14(月) 19:34:43.49 ID:7VsEFsOWO
熱気に当てられた体を冷まそうと、
男は教会の中へと入っていった
運び込まれた照明はわずかで、
薄暗い中、気弱少女は祭壇に向かっていた


男「食後もお祈りか?」

気弱少女「あっ……いえ、違います」


見れば、彼女の手には一皿、
中華の作った海鮮料理があった
952 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:49:51.43 ID:7JJ6JBca0
男「うん?」

気弱少女「こんなに美味しいものですから……神様にも捧げないと」


彼女はそう言って、おもむろに皿を祭壇へと奉じた


男「俺なんかより、よっぽど敬虔だな……」

気弱少女「そうですか?」

男「土産の一つでも、渡せればいいんだがな……君を見習うよ」
953 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:55:58.14 ID:7JJ6JBca0
気弱少女「……私も、なんとなく捧げてるだけですから。なにが欲しいのかなんて、分かりません」

男「……そうか、確かにそうかもな」

気弱少女「あなたは、分かるんですか?」

男「なんとなく。でも渡さないんじゃ意味ないしな」

気弱少女「私には、そちらの方が羨ましいです」

男「そんなこと言うな、ここの神様が悲しむぞ」
954 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 02:57:05.00 ID:7JJ6JBca0
本日はここまでです
ありがとうございました
955 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/15(火) 19:58:35.90 ID:DkrGi2V+O
気弱少女「こんなに多くの人と過ごすなんて、初めてかもしれません」

男「……確かに、その歳だとそうかもな」

気弱少女「あの子は、慣れてそうでしたけどね」

男「少年のことか」

気弱少女「はい、そうです」

男「……その、言いづらかったらいいんだけど……あいつと君は、どういう関係なんだ?」

気弱少女「>>下1」
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/15(火) 20:22:06.60 ID:UWeDFG6W0
……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……
あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が
良かったです。
310.29 KB Speed:4.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)