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安価とコンマで異世界転生!その11

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956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/15(火) 20:22:06.60 ID:UWeDFG6W0
……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……
あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が
良かったです。
957 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:51:20.95 ID:/ruBGtX80
気弱少女「……元々は帝国で秘密裏に様々な人体実験を行う為に集められた孤児でした……」

男「えっ……」


彼女が口を開いたのを見て、
そこまで問題のない過去だと推察した男は心底驚いた


気弱少女「あの子とは同じ時期に『実験体』に選ばれた事もあって幼馴染や血の繋がらないきょうだいに仲が良かったです。」

男「……実験か……」
958 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:55:47.49 ID:/ruBGtX80
その内容について聞くことは、当然憚られた


気弱少女「……彼は芯のある人です、生き延びたのも、納得できますね」

男「君も、あいつも……よく生き残れたな」

気弱少女「私は、少し運がよかっただけです」

男「……そうかな、君のように清らかな心を持つ人が生き残れたのは、ある種の必然を感じるけれど」
959 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 00:57:00.37 ID:/ruBGtX80
本日はここまでです
ありがとうございました
960 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/16(水) 19:48:09.97 ID:/ruBGtX80
気弱少女「そうでしょうか?」

男「あぁ、そうさ。神様がいるんなら、そういうこともあるだろう」

気弱少女「そうですか……あっ」


突然、彼女は間の抜けた声を上げた


男「どうかした?」

気弱少女「なくなってます、料理」


祭壇に置かれたそれは、
いつの間にか皿だけになっていた
961 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/17(木) 01:10:36.79 ID:LbyQd9rM0
彼女は祭壇の前に歩み寄ると一礼して、
その皿を取り上げた


男「食べ終わったんだな」

気弱少女「はい。ここに捧げると食べてくださるんです」

男「……そうなのか?」

気弱少女「そうですけれど……」

男「今度やってみよう」
962 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/17(木) 01:20:21.30 ID:LbyQd9rM0
本日はここまでです
ありがとうございました
963 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/17(木) 19:46:54.78 ID:LbyQd9rM0
それから、集まった皆は一旦野宿をした
子供たちだけは教会で寝かせたが、
まだ中の片付けが行き届いておらず、
ほとんどの場所で人が寝るには適さないためだった


〜翌日・陰週月曜日〜


中華「うーん……」


中華は、唸りながら朝食の仕込みをしていた
964 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/18(金) 00:26:48.99 ID:wkzOvk0k0
氷魔「……どうしたんですか……?」


いつも、彼が料理をしているときは楽しそうだ
真剣な表情をしていることこそあれ、
思い悩むような素振りは見せない


中華「あぁ、ちょっと考え事をしていたんだ」

氷魔「……深刻なことですか……?」

中華「いや、大したことじゃないよ」
965 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/18(金) 00:31:26.00 ID:wkzOvk0k0
やる気「珍しいっすね?」


野宿で固まった体をほぐしながら、
やる気も起きてきた


中華「この大所帯、どうするんだろう?って」

やる気「あぁ、そりゃ確かに考えるべきっすね」

中華「ここに集めておくのが一つ、誠実なことかとも思うんだよね」
966 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/18(金) 00:48:16.93 ID:wkzOvk0k0
本日はここまでです
ありがとうございました
967 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/18(金) 18:46:16.88 ID:LfB3TRTAO
やる気「多分、あいつらの信仰する神はここにいるっすからね」

ぶりっ子「害意を持つ人が来たら、雷で焼いてくれますしねぇ」

怪盗「でも、折角教徒の主導権を得たんですから、むざむざ捨てるのは惜しい気もしますよ」


そう言いながら、ぶりっ子と怪盗も起きてきた


中華「それも分かるねぇ」
968 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/19(土) 03:20:41.21 ID:1wwSFThK0
狙撃少女「男さんはどこにいるんですか?」


大体、意思決定を行う場に彼は現れる
だが、今日は現れていなかった


炎魔「まだ起きてきてないのかな?」

中華「いや、僕が仕込みを始めてしばらくしたら起きてきたよ」

氷魔「……中華さんは鉄人なのでいいとして……男さんは……そんな睡眠時間が短くて大丈夫なのでしょうか……」
969 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/19(土) 03:25:56.22 ID:1wwSFThK0
本日はここまでです
ありがとうございました
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