安価とコンマで異世界転生!その11

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722 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/20(木) 03:26:47.45 ID:SMD7LVfR0
本日はここまでです
ありがとうございました
723 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/20(木) 18:23:30.33 ID:SMD7LVfR0
帝国兵「突撃ーッ!」

少年「おい、嘘だろ……」


一行がそこへ訪れた瞬間、号令が響き渡る
正門に陣取る邪教徒たちに向けて、
帝国のチャリオットが突撃していくのだ


狙撃少女「まずいっ!」

男「待て!」


彼女は射撃の構えを取ったが、男はそれを制した
724 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/20(木) 18:29:29.78 ID:SMD7LVfR0
狙撃少女「どうしてですか!」

炎魔「ライフルでは弾が足りませんが、パチンコでは届きません!まずは接近しましょう!」

男「そうだ、急ぐぞ!」


街を囲う壁の側面をなぞるように、
一行は正門前へと向かっていく
そこでは既に、一部の邪教徒がチャリオットに弾き飛ばされていた


中華「くっ、まずい……!」
725 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/21(金) 02:15:00.52 ID:4KSeIv/D0
氷魔「……入り込んでしまった帝国兵は……各個対処するしかありません……ですから……まずは突貫するチャリオットを……」

やる気「そっすね!でもどうするっす?あの質量と速度と数は面倒っすよ!」


正門前に立ち、邪教徒よりも先の位置でチャリオットを迎撃することにした


氷魔「……お任せ下さい……氷空魔法……!」


彼女は魔力を迸らせる
だが、氷空魔法は特殊な魔法であり、
その行使を肉眼で捉えることはできない
726 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/21(金) 18:51:23.31 ID:4KSeIv/D0
すみません寝落ちしました


ぶりっ子「なにをしたんですか?」

氷魔「……見れば分かりますよ……退いてください……」


彼女の合図に従って一行は門まで下がる


帝国兵「うおおぉぉ……っ!?」


チャリオットのうち、馬は仕掛けを走り抜けた
だが、車輪は見えない氷の斜面で強く滑り、
圧倒的な加速度そのままに兵の乗っている部分だけが空中に打ち上げられる
727 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/22(土) 04:17:06.81 ID:+s5Xwet90
やる気「おぉ!」


そして滞空時間のうちに、
地面と平行ではなくなったそれは、
勢いよく横転する形で地面に打ちつけられる


氷魔「……こういう姑息な魔法の仕掛けが……数ばかりある敵にはよく効くんですよ……」

怪盗「これ、もしかして超有効?」
728 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/22(土) 04:21:23.39 ID:+s5Xwet90
氷魔「……魔法の心得がある者がいれば……対策も分かることでしょう……対策が為されるまでの時間は稼げます……」

狙撃少女「兵器が使われないのであれば、こちらでも充分抵抗できますね」


追加のチャリオットが来ないため、
既に乗り込んできた帝国兵たちは街中へと逃げることになった


少年「とはいえ、戦力差は歴然だ……だが、そろそろじゃないか?」
729 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/22(土) 04:31:48.72 ID:+s5Xwet90
本日はここまでです
ありがとうございました
730 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/22(土) 19:31:51.42 ID:+s5Xwet90
炎魔「そろそろ?」

男「ついに、街中にまで侵攻してきた訳だしな」


そう言うと、彼は逃げる帝国兵を見た


帝国兵「くそっ、どうなってるんだ……っ!?」


チャリオットの立てた砂煙に紛れて逃げようとする彼を、何者かが吹き飛ばした


中華「この街の人々は、かつて帝国と戦った者達だし……ここまでされて黙ってはいないよね」


>>下1……現れた街の勇士とは
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 19:34:38.41 ID:M4ir9Smm0
小柄な老人
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/22(土) 20:10:08.62 ID:pHjKl/BY0
両腕が機械の男拳士
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 01:45:34.84 ID:9lUuoXhy0
中華プロクシが通らなくなったと思ったらNGワード入ってたのか
734 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/23(日) 03:13:27.64 ID:mfXWeB8s0
老人「街に入ってきたのなら……侵略と見なすぞ?」


砂煙が晴れ、そこから彼は現れた
小柄だが隙のない、老練の勇士だ


氷魔「……只者ではありませんね……」


単に筋力で帝国兵を吹き飛ばしたわけではないことは、すぐに分かることだ
彼の両手には魔力が込められており、
そのきめ細やかな魔力操作は人族では類いまれだ
735 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/23(日) 03:25:16.98 ID:mfXWeB8s0
本日はここまでです
ありがとうございました
736 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/23(日) 19:52:53.41 ID:mfXWeB8s0
やる気「これで、侵入してくるやつらをどうにかすればよくなったっすね」

男「あぁ、今のうちだ……」


まだ帝国軍は氷魔の魔法に気付いていない
そこで、男は再び視線を変え、
事態に唖然とする邪教徒たちを見た


ぶりっ子「どうぞぉ」

男「聞け!信徒たち!俺たちはお前たちの仲間であり、この場において、皆を指揮する者だ!」


そう叫び、彼は『討神への十字架』を掲げた
737 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/23(日) 20:37:04.02 ID:mfXWeB8s0
邪教徒A「あ……あれはっ……!」

邪教徒B「代行者だ!代行者が来たんだ!」

男「集えっ!」


高らかに宣言すると、
邪教徒たちは集まってくる


怪盗「……これで人手は集まりましたが」

狙撃少女「どうやって戦いましょうか?」
738 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/23(日) 20:45:18.09 ID:mfXWeB8s0
男が掲げた十字架に信者たちからエネルギーが集まり、発光する


男「えっ」

少年「どうなってんだ……?」


その光は次第に大きくなり、
男の姿はそれに呑まれていく______


男「……ここは……?」


そして、光の向こう側になにかの姿が見える
そこにいたのは、>>下1だった
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/23(日) 21:21:49.28 ID:HzwxtTUi0
教会にいた気弱少女
740 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/24(月) 01:34:09.99 ID:cpyCAWjb0
本日はここまでです
ありがとうございました
741 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/24(月) 19:49:58.57 ID:cpyCAWjb0
気弱少女「こんばんは……」

男「君は……!」


光の中、そこに見えたのはボロボロの教会で祈りを捧げていた少女だった


気弱少女「……えっと……その……私……」

男「……どうしたんだ?まずは落ち着いて、深呼吸してから話すといい」


その言葉は、男本人にも言い聞かせているようだった
突拍子もない事態に、彼も当然冷静ではいられない
742 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 03:14:35.26 ID:qI1k3Fnb0
気弱少女「私……『執行者』みたいなんです」

男「……執行……?」

気弱少女「神様が私に語りかけてくるんです。力を執行しろと……」

男「そ、そうなのか……?」

気弱少女「さっきから、ずっとそうなんです。頭の中が、声で埋め尽くされて。割れそうなほどうるさくて」


彼女は頭を抑えて踞ってしまう
743 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 03:18:13.74 ID:qI1k3Fnb0
男「……なんだか分からないが、力を使えば楽になるんじゃないか?」

気弱少女「そうなのでしょうか……」

男「そうしろ、と言われているんだ。それで君が苦しんでいるなら……するべきなんじゃないか?『執行』……」


そう男が問えば、気弱少女は頭を軽く振った


気弱少女「それも怖い……です。なにが起こるかなんて分からないのに」

男「はぁ……君はまだまだ子供だ。いっちょ前に責任のことなんて考えるな。どうしても怖いなら、俺が全責任を負ってやる」
744 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 04:00:44.09 ID:qI1k3Fnb0
本日はここまでです
ありがとうございました
745 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 19:29:29.53 ID:qI1k3Fnb0
気弱少女「そんな……」

男「君は……お前は今、弓に過ぎない」

気弱少女「え……?」

男「矢をつがえて、射るのは俺だ。それが自分を撃つことになろうと、誰かを殺してしまおうと、それは俺の罪だ」

気弱少女「………………」


彼女はその言葉を聞くと押し黙ってしまった
だが、否定はしていない


男「さぁ、やれ!楽になるんだ!執行しろ!」

気弱少女「うぅ……うわぁぁぁっ!!」
746 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 20:32:22.71 ID:qI1k3Fnb0
彼女の絶叫は響き渡った
光に包まれた空間は破れ、
その外にいる誰もがそれを聞いた
だが、それをかき消すほどの轟音がそれに続いた


炎魔「これは……!」

中華「す、すごいな……」


街の外に待機している帝国軍に向かって、
何条もの雷霆が突き刺さる
それが、『執行』だった
747 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/25(火) 20:37:56.36 ID:qI1k3Fnb0
光と一緒に、気弱少女の姿は消えていた
恐らく、あの教会に送還されたのだろう


男(気にしていないといいが……)

邪教徒A「す……すごい!裁きだ!」

邪教徒B「裁きが下ったんだ!」


邪教徒たちは男を見て歓喜の声を上げる
彼にとっては、普段奇跡を行使するのとよく似ていたのでさしたる驚きはなかったが
748 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/26(水) 02:41:30.70 ID:NfclsN7D0
本日はここまでです
ありがとうございました
749 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/26(水) 19:28:46.23 ID:NfclsN7D0
氷魔「……少なくとも……大きな被害は出ましたね……」


歓喜する信者たちを見て、
男はあることを思いついた
所持する十字架を再び掲げる


男「代行者の名の元に、諸君らを導く教えを改める!」

邪教徒C「おおぉっ!」


それは、教義の変化だった
全ての教義の確認と精査は後に回すとして、
今変えるべきものもあるだろう


男「本日より、>>下1」
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/02/26(水) 19:45:46.94 ID:svxDskJ00
魔神に対し崇拝や排斥・討滅をせず和解と対話を目指し魔神との共存を目指す!!

言って男のその足元に数弾の弾丸が放たれた。何処から狙ったのか判らないがかなり遠くから撃たれたかもしれない
751 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/27(木) 03:11:18.83 ID:YO0lJ+CR0
男「魔神に対し崇拝や排斥・討滅をせず和解と対話を目指し魔神との共存を目指す!!」


彼はそう高らかに宣言した
少なくとも、彼にとって魔神とは中々に話せる連中であるからだ
皆が分かりあえるはずだ、と思っている


やる気「危ないッ!」


だが、そう思わない者もいるようだった
驚異的な反応速度でやる気が男を突き飛ばすと、
かつて彼の足元だった場所に複数の弾丸が撃ち込まれていたのだ
752 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/27(木) 03:15:09.42 ID:YO0lJ+CR0
ぶりっ子「た、助かりましたねぇ……」


邪教徒たちにどよめきが走る
突然の攻撃に、パニック寸前だ


男「ありがとう、やる気……皆!俺はこの通り無傷だ!なにも心配はいらない!」


彼がそう叫ぶと、どよめきはかなりマシになった


怪盗「……今の、どこから?」

狙撃少女「方向はなんとなく分かります。ですが……そちらにはなにも視えませんでした」
753 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/27(木) 03:19:40.14 ID:YO0lJ+CR0
本日はここまでです
ありがとうございました
754 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/27(木) 19:11:18.49 ID:YO0lJ+CR0
少年「……超遠距離か?」

狙撃少女「確かに、私の持っているライフル……ではやや力不足ですが、そういうものなら撃てますね」

炎魔「……でも、弾は一発じゃないですよね?長距離をスナイプする重火器って、大抵一発しか撃たないイメージがありますけど」

中華「……見えない敵が撃った、とか?」

氷魔「……面白いですね……」

やる気「それがありならなんでもありじゃないっすか……と言いたい所っすけど、否定はできないっすね」
755 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/28(金) 01:04:17.58 ID:h4b7/Eq30
男「ともかく、ここでまごついてはいられない。今度は裏門へ向かうぞ!」

ぶりっ子「ですねっ!」


男は邪教徒たちを率いて、
街の裏門の方向へと進みだした


怪盗「……油断できませんね」

狙撃少女「随分気を張っていますね」

怪盗「超スピードだろうが、超遠距離だろうが、見えない敵だろうが……私が追いつけさえすれば、どうにかなるんです!ここ数回、有効に動けてないんで……」
756 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/28(金) 01:49:45.91 ID:h4b7/Eq30
本日はここまでです
ありがとうございました
757 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/28(金) 20:06:25.00 ID:h4b7/Eq30
すみません遅れました


老人「これ、そう思い詰めるな」


彼女に声をかけたのは、
先ほど帝国兵を倒した小柄な老人だった


怪盗「………………」

老人「確かにお主の肉体はしなやかじゃ。瞬発力に関しては、言うことなしじゃろう」

怪盗「分かってるじゃないですか」

老人「……だが、心の緊張とプレッシャーは体のバネを鈍らせる。ゆめゆめ忘れるな」
758 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/02/28(金) 21:27:20.04 ID:h4b7/Eq30
忠告される怪盗をよそに、
信者たちを連れた男は大通りを進んでいく


??「待て!」

男「……おっと」


しかし、その行く手を遮る者がいた
だが、信者たちはもはや動揺しない
わずかな時間で、彼はひとまずは信頼のおける先導者になっていた


>>下1……立ちはだかった存在
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/03/01(土) 09:08:03.96 ID:S37yB7hVO
帝国の鎧を着た若い正騎士の青年
760 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/01(土) 19:54:53.26 ID:hAVnNJIc0
正騎士「貴様らをここから先に進ませる訳にはいかない!」

男「知ったことじゃない。押し通るぞ」


そう冷たく男が言い放つと、
彼は折り目正しい構えで剣を男に向けた
身につけた鎧も帝国のある程度は位の高い騎士のもので、まずそこいらの兵士と同格ではないだろう


少年「……けっ、ムカつく奴だ。自分に正義があると信じ込んでないとできねぇ表情してやがる」
761 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/01(土) 20:46:49.80 ID:hAVnNJIc0
炎魔「……私はちょっと相性が悪いですかね」

中華「しかし……なぜここにいるんだ?」

正騎士「裏門を突破したからさ」

氷魔「……それは……嘘ですね……」


彼女は静かにそう溢した


正騎士「嘘?」

氷魔「……裏門を突破できているなら……もっと人が雪崩れ込んでいるはずです……どこもかしこも戦場のはず……」

やる気「帝国のやり方は荒っぽいから、そもそも突破されてるなら音や煙で遠くからでも分かりそうなもんっすね」
762 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/02(日) 04:16:47.84 ID:DsH9KNwX0
正騎士「流石に、そこまで単純じゃないようだね」

ぶりっ子「察するに、あなたは遊撃手ですねぇ」

男「一人で立ち回れる精鋭を投入したという訳だ」

怪盗「油断できませんね!」


正騎士は不適に笑うと、剣を構え直した
その構えには、先ほどよりは力が籠りすぎていなかった
763 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/02(日) 04:29:55.64 ID:DsH9KNwX0
本日はここまでです
ありがとうございました
764 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/02(日) 19:45:34.67 ID:DsH9KNwX0
狙撃少女(妙ですね……状況は不利も不利なはず。なのに彼は落ち着き払っている)


戦場では高揚から恐怖を忘れる兵も少なくはない
だが、目の前の彼がそうであるように見えなかった


少年「どうした?」

狙撃少女「……いえ、なんでも」


>>下1……正騎士が堂々としている理由
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/03/02(日) 20:45:10.50 ID:dPOz21O5o
皇帝から下賜された強力な魔翌力を秘めた道具の一つを持っている
766 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/03(月) 03:14:32.20 ID:nzLZQT1m0
炎魔「さっさとボコボコにしちゃいましょう!」

正騎士「できるかな?」

男(流石に自信ありげ過ぎるな……警戒はしておくか)


怪盗の【素早さ】355
正騎士の【素早さ】95


中華「さて、一気に行くよ!」
767 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/03(月) 19:27:35.49 ID:nzLZQT1m0
すみません寝落ちしました


中華は一気に正騎士の前に躍り出た


男「おう!」

やる気「一気に畳み掛ける!」


男とやる気もそれに続き、武器を構え突撃する
男の斬撃と中華とやる気の刺突が彼の鎧を貫く


>>下1コンマ×18……連携攻撃のダメージ
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/03/03(月) 19:32:04.52 ID:iKpfBef80
ゾロ目コイコイ
769 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/03(月) 23:18:09.42 ID:nzLZQT1m0
36ダメージ!三人ともレベルアップ!


正騎士「くっ……!」


だが、彼はその威力を前にしても吹き飛ばされることはなく、石畳にすら跡がつくほどの踏ん張りを行う
結果として、
それなりの距離を後ずさるだけで済んだのだ


氷魔「……口だけではないようですね……」
770 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/04(火) 00:45:59.63 ID:VOaceCsj0
正騎士「ふぅ……」


彼は自身の剣を杖のように地面に突き立て、
一つ深呼吸をする


ぶりっ子「えっ……!?」

正騎士「でも、流石に痛いかな」


すると、彼の鎧に空けられた穴はあっという間に塞がってしまった
魔法の類を詠唱した様子もなく、
ただただ不可解であった
771 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/03/04(火) 01:32:00.44 ID:VOaceCsj0
本日はここまでです
ありがとうございました
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