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【まほあこ二次創作】柊うてな「ネロアリスちゃんの肩慣らしです」
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1 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:18:08.27 ID:vnZAKphj0
【魔法少女にあこがれて】アニメ第5話を見て「これってスタンドバトルに似てるなあ」と思ったのが事の始まり。
そんじゃあスタンド使いを巻き込んだらどうなるのかなあ、スタンド使いじゃなくてもどうなるかなあと妄想してたらこの有り様。
矛盾点、不自然な部分、おかしな口調、キャラ崩壊には目をつぶってね。
ヴェナ「早速だけど今日は今からこりすの力をお披露目しようと思うんだ」
うてな「えっ!? それってトレスマジアと戦うってことですか?」
ヴェナ「いや、ぶっつけ本番で戦わせることはしないさ。手ごろな練習台を誘い込もうってわけだよ」
「まずは自分の能力をきちんと理解してもらう必要があるからね」
うてな「ああ… 一般市民を相手に能力のお披露目…」
(… そういう悪の組織っぽいこともきちんとするんだなあ)
「あ、でもダメだよこりすちゃん! すっごく危ないかもよ?」
(とはいえ… 自分で痛めつけるのは別に面白くないけどこりすちゃんがやってるのは見てみたいような… でも子供だしな…)
(こどもを嗾けて命がけの戦いに巻き込むとかやっていいことと悪いこととあるような、ないような…)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1719847087
2 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:20:03.35 ID:vnZAKphj0
キウィ「面白そうじゃん やろうやろう、やっちまおう! キウィパイセンがついてるから思う存分やってやれ」
ヴェナ「多数決の結果3対1だね。はいトランスマジア」
うてな「あっ! そんなあ… ああ……」
こりす「ん」
変身 杜乃こりす → ネロアリス
うてな(は!? かわいいかよ)
「良し! 大丈夫、私たちがついてるから思う存分一般市民をいたぶってやりなさい!」
ヴェナ「僕たちはナハトベースから見物していよう。不味い事態になったら助けに行けばいい」
3 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:22:35.70 ID:vnZAKphj0
@ 第一回戦:高校生3人組
キウィ「ん・・・ なんかオラついてそうな高校生が来たぜ。あいつらなんか丁度いいんじゃねえの」
うてな「ええ、不良っぽくない? 大丈夫かな怖くないかな」
キウィ「へーきへーき やっちまえ、それ〜!」
アリス「んっ」
=========================
仗助「おい見ろ… なんだァ、ありゃあよ〜? ボロッちぃぬいぐるみが歩いてるぜェ〜?」
康一「由花子さんが髪の毛でも入れたのかな… いやそんなわけないな。ミキタカ君?」
億泰 「それとも新手の敵かァ〜!? 親父の次は叔父貴ってこたよォー ねぇよな〜」
康一「あっ 逃げていくよ。見失わないよう追いかけよう! あの洋館だ」
仗助「誘い込もうって腹かも知れねぇ、乗ってやるぜ! 2人とも注意しろよッ!」
4 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:24:53.88 ID:vnZAKphj0
=========================
ヴェナ「まんまと罠にかかってくれたね。いけるかい、ネロアリス?」
「洋館の中は君の思い通りだ。力は僕が制御しているから遠慮なしにやると良いよ。まずは慣れることから始めよう」
アリス「ん!」(気合い十分)
キウィ「よっしゃ いけいけ〜 まずはおもちゃ軍団で叩きのめせ〜」
=========================
康一「うわっ さっきのぬいぐるみだ! 巨大化してる? それにどでかい玩具の兵隊にピエロ? 襲ってくるよッ!」
仗助「・・・やっぱし罠か。だがよォ〜 俺たち3人を甘く見すぎたようだな?」
億泰「見くびるなよッ! この億泰&仗助・康一トリオをッ!」
康一「あいつらの足止めは任せて! わけのわかんない空間だけど、どうやら重力の制御は効くようだ」
億泰「サンキューな、あんな玩具どもが何だっつーんだよ。削るまでもねぇな、ブッ壊すぞ仗助!」
「この億泰チームを甘く見た代償を払わせてやるぜッ!」
仗助「おうよ。ブッ壊してやりゃあ問題ねぇな!」
ドラララララララララ
ラララララララララララ
ラララララララララァ〜〜〜ッ!!!
康一「やった! あらかた片付いたよ。あんまり強くなかったね」
億泰「へっ ざまぁ見やがれってんだ」
仗助「・・・ ・・・・あ、ああ。片付いちまったな。こんなにもあっさりと、な・・・」
5 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:25:42.00 ID:vnZAKphj0
=========================
アリス「ん…」(ぽか〜ん)
うてな「な、何なんですかあの人たち!? なんだか妙ちくりんなロボットかアンドロイドみたいなのが召喚されてなかった?」
キウィ「確かに見えた。おいヴェナさん、知ってたら説明してもらおうか」
ヴェナ「…… 僕も実物は初めて見た。どうやら彼らはスタンド使いのようだね。君たちみたいにある種の魔法が使えると思っていい」
うてな「スタンド… つかい? 少女じゃないけど魔法使いみたいなもんですかね」
キウィ「あいつらってトレスマジアの仲間なわけ?」
ヴェナ「いや多分だけど無関係だ。今まで見たことない人たちだからね。でも聞いたことはある」
「こういう場合は敵のスタンドつまり能力がどういうものか考えながら戦うんだ」
うてな「いや初陣でそれは難しいんじゃないですか。別の場所へ飛ばしてあの人たちを混乱させるとかしたらどうだろ」
ヴェナ「お〜 いい作戦じゃん」
=========================
仗助「クレイジー・ダイヤモンド」
康一「何してるんだよ仗助くん! 直しちゃったら意味ないじゃないか!」
仗助「いや逆だぜ。直してやることに意味があるんだ。上手く言えねーけどよ、つまり勝負はもうついたんだ」
「そんでこいつらは単なる玩具・・・ ひょっとすると持ち主のガキンチョが探してるかも知れねえって思えてきてよ」
「だったら・・・ 本当に叩き壊してやるこたぁねえってな」
「安心しな。関節は引っかけてるだけだ。襲ってくりゃまたすぐ壊せるぜ」
6 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:26:51.32 ID:vnZAKphj0
「お〜 いい作戦じゃん」はキウィだろ・・・ さっそくキャラ崩壊だよ・・・
7 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:27:26.39 ID:vnZAKphj0
=========================
アリス「ん」(喜ぶ)
うてな「いい人達じゃないですか。あんな精神が黄金色に輝いているような人を罠にはめて恥ずかしくないんですか」
キウィ「いやうてなちゃんも最終的に賛成したよね」
「今のがスタンド超能力ってやつか・・・ 時間を巻き戻すのかな? 壊れる前の時間に巻き戻した?」
「とにかく別の場所へ飛ばせ、それ!」
アリス「ん!」
=========================
仗助「うぉっと何だァ!? 敵のスタンド攻撃だな!」
「どっかに飛ばされちまったみてぇだ! 玩具どもが見当たらねェ」
康一「なんだか湿気が多いな。どこだいここは。足元は石造りのようだ・・・」
億泰「湯気が出てるってこたァ風呂場か? 気をつけな二人とも。足を滑らすんじゃねえぜッ!」
「と、のおわっ」
ツ ル リ
ゴ ツ ン
「グワワワーッ 痛ええええよぉーーーーッ!」
仗助「自分で言っといて何してんだよォ〜!?」
康一「岩場で頭を思い切りぶつけちゃった! これは酷いよ早く病院へ運ばなきゃ」
8 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:28:10.36 ID:vnZAKphj0
=========================
アリス「ん・・・」 (そこまでするつもりはなかった)
キウィ「ぎゃああ! これはシャレにならねえ、救急車だ救急車!」
うてな「ええと、ええと、どこに呼べばいいんでしょ、てかさ電話つながるのここ」
ヴェナ「落ち着くんだ。救急車の必要はない。ネロアリスの能力はまだまだこんなものじゃあないよ」
「君なら彼を治療できるはずだ。女医になればいい。」
アリス「ん」 (病院セットを領域展開)
「んっ」 変身 ネロアリス → 女医アリス
キウィ「おお、病院かよ。変身すりゃ医者もできるんだそれ。凄えな」
=========================
仗助「おっと・・・ また場所移動かよ。今度はどこだァ?」
康一「しめた! ここはどうやら病院だよ、それに医者っぽい人もいる、助かったよ。わーい!」
仗助「そいつはグレート!」
アリス「ん」
億泰「う、う・・・ 痛ぇよ〜」
仗助「すんません先生、さっきコイツがスッ転んだんす、診てやって下さい!」
康一「保険証とか後でお渡ししますからお願いします。足首が折れてるかもしれない」
アリス「ん!」
仗助「え・・・ 足首より頭をぶつけたケガの診察が先だ、そこのベッドに寝かせろ? そう言われりゃ〜 そうでしたね」
「はは、気が動転していけねーや。まずは頭のケガが先だよな〜 誰だってそっちから診るよなァ〜 おれもそーする」
「そんじゃあ〜 手間ですけど先生、そっちを支えてください」
アリス「ん」
仗助「・・・億泰、しっかり捕まえておけよ」
億泰「おうよ」
アリス「ん?」
9 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:30:28.02 ID:vnZAKphj0
仗助「この野郎〜 女だから野郎じゃねーがまあいいッ! 引っ掛かりやがって、マヌケが!」
「おい! てめーは億泰が頭を怪我してるってなぜわかる!? 詳しくは言わねぇがと〜っくに治っているぜ?」(クレイジーダイヤモンドでよ)
「てめーが医師ならよ、俺が「足首が折れてる」っつってんのに何のケガもない頭を診ようとするはずねえよなァ〜?」
「風呂場の岩でこいつが頭をぶつけるのが見えてたな。つまりてめーは俺たちをここへ連れてきた犯人ッつーことよ!」
康一「おまけにこんなにタイミングよく医者と病院が出てくるなんて偶然じゃあ有り得ないな。僕たちを観察していない限りはね」
アリス「ん!」(あ、ばれた)
仗助「ここじゃあ俺たちに分が悪い・・・ お前の用意した空間だからな。だからテメーを外の世界に連れ出してやるぜ!」
(外の世界でブロック塀の破片を拾っといたんだよ。こいつを元通りにする! 破片が外まで運んでくれるって寸法よ!)
康一(そして4人でもエコーズact2で十分に軽くできる。敵の仲間に知られちゃ困るから教えないけどね)
アリス「んん」
康一「扉にドアだ! いっぱい出てきたよ、僕たちを自分ごと閉じ込めるつもりなんだ!」
億泰「そんなもんいくら出しても無駄だ、この億泰を甘く見るなよッ!」
「この世から削り取ってやれるんだよ!」 がオン ガオン ガオン ガオン
10 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:31:29.10 ID:vnZAKphj0
=========================
キウィ「あ、あー 激ヤバ! ネロアリスが誘拐されるー ホテルに連れてかれるー!」
うてな「あほっぽい見た目なのに頭脳プレイしてきた! 助けに行かなきゃ」
ヴェナ「待つんだ。自力で帰ってこれそうだよ」
うてな「ええ!?」
=========================
仗助「はっはー もうすぐ元の場所だ! がっちり固められてりゃ空間移転もできねえようだな?」
アリス「ん〜 」変身 女医アリス → ネロアリス
億泰「うげげっ こいつ子供に・・・ 」
(不味いぜ、子供になられりゃどれほどしっかり固めていたって抜け出されてしまう!)
アリス「ん」(ワープホール展開)
仗助「ありゃあ時空の穴か? ああ・・・ 逃げられた・・・」
「駄目だ方向転換は出来ねえ、残念だがこのまま元の世界に帰るっきゃないな・・・」
11 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:32:15.84 ID:vnZAKphj0
=========================
億泰「やれやれ。もう夕方じゃねえかよ。一日損しちまった気分だぜ〜。おまけによぉ、ライター落としてきちまったい」
康一「あの子のスタンド能力は何だったんだろ。玩具を巨大化したり変な世界に閉じ込めたり自分を子供にしたり・・・ 」
「・・・ヴィジョンがいなかったような気がするけどスタンド能力なのかな」
「とにかくみんなに知らせて対応を練らないと」
億泰「いいや、そこまでしなくていいと思うぜ。なんつーか、敵意がまるでねぇんだよな。俺を診察しようとしたり」
「新しい水鉄砲を買ってもらった子供がふざけて通行人を狙ったって感じだった。ガキンチョのいたずらだ。見逃してやろうや」
「俺らを〇す気でいたんならもうちょい他の手もあったはずだ」
康一「そっか。それもそうか。」
仗助「まあ今日のとこは帰ろうや。家まで追いかけちゃ来ねえよ」
12 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:33:20.68 ID:vnZAKphj0
@ー2 第一回戦反省会
うてな「ほ〜ら〜! やっぱし危なかったじゃな〜い! こりすちゃん誘拐されるとこだったよ怖くなかった?」
こりす「んん」(否定)
うてな「やっぱりこんな小さい子には無理だったんだよ」
ヴェナ「いや、僕は逆の意見だ。ネロアリスの可能性に驚いたね。例の3人を調べたけど、彼らはかなりの使い手だ」
「しばらく前に杜王町という町でスタンド使い達の闘争が起きたんだ。彼らはその戦いを生き残った猛者だよ」
「戦闘経験豊富なスタンド使いを3人まとめて相手にできたなんて予想以上と言っていい」
「とはいえ勝つことはできなかった。もう少し練習が必要かもね。また数日後に集まれるかい?」
キウィ「いいよ。そん時まで勝手に戦うんじゃねえぞ」
うてな「玩具のメンテナンスもしとこうか。なんだか関節が外れやすくなってるからきちんと直しとこう。」
13 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/02(火) 00:35:13.79 ID:vnZAKphj0
続きは気が向いたら書き込みます。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/07/03(水) 09:25:22.06 ID:obTbCazs0
これジャンルとしてはクロスssなのでは?
まほあこだと思って来たらガッカリ…
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2024/07/03(水) 17:30:08.57 ID:4upQ+q/w0
確かにタイトルにクロスと入れておくべきものだな。今度から気をつけよ。
16 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/04(木) 12:27:40.52 ID:pMuD44or0
それもそうか。タイトルがまずかったかな。すまん悪かった。
A 第二回戦:漫画家
ヴェナ「集まったね。それじゃあネロアリスの練習試合、2回目と行こうじゃないか」
「前回と同じ要領で誘い出し、適当にいたぶって終わったら帰ってもらおう」
うてな「悪の組織っぽい・・・ ふふふ・・・ できることが分かれば想像が捗る…」
キウィ「おい大丈夫か?」
うてな「うっ ついいろんな事考えてしまいました」
ヴェナ「やあ、ちょうど一人で歩いている人がいるね。前回は三人相手でしくじったから一人にしよう」
アリス「ん!」
=========================
露伴「たしかこのあたりだと思った、が・・・」
僕、岸辺露伴は杜王町から遠出してとある町にやってきた。勿論漫画の『取材』のためだ。
面白い漫画にはリアリティが必要で、リアリティを得るにはこの目で取材するのが一番だと僕は思っている。
今回は知り合いの高校生が奇妙な体験をしたというので・・・ 玩具に追いかけられたとか女性が子供になったとか支離滅裂だが・・・
ここまで取材に来たというわけだ。
露伴「おっ、いたぞ。確か最初はボロッちい猫のぬいぐるみに誘われる、だったな」
「ふん、誘うといえば憐れみを誘うほどにボロボロじゃあないか」
「さあこの僕にも奇妙な体験を味あわせてもらおうか! 月並みなら承知しないからな!」
=========================
17 :
◆Db9kPKqzx.
[sage saga]:2024/07/04(木) 12:28:29.99 ID:pMuD44or0
キウィ「なんかさ、あのおっさん… やけにテンション高くないか? こっちのこと知ってんのかな?」
「大喜びでぬいぐるみの後をついて行ってるんだけど」
うてな「服装もおかしいし変人じゃないと良いね」
(いや待てよ、まっとうな人なら罪悪感があるけど変人なら構わない・・・ いやいや何考えてるのよ)
メモ:頭で考えてるだけで喋ってないのは()です。
=========================
フシャー!
露伴「おっと、こいつがさっきのぬいぐるみか。それに巨大化おもちゃ軍団、とでも呼べばいいのかな」
(兵隊、道化師、バレエダンサー・・・ なるほどな確かに子供の玩具のようだ。愉快なスタンド能力じゃないか)
「だが無意味だ」
自慢するわけじゃないが僕にとってサインをねだられるのは日常茶飯事だ。だからサインするスピードが日ごとに速くなる。
今じゃあファンが気づく前にちょっとしたイラスト付きでサインしてやれるようになった。ヘブンズドアにも使える特技だ。
(岸辺露伴に危害を加えない、岸辺露伴の命令に従う、岸辺露伴がピンチの時に助ける。これだけ書けばいいだろう)
「さあ命令に従ってもらおうか。お前たちの持ち主のところまで僕を案内しろ。僕を警固するのも忘れるな」
=========================
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