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安価とコンマで異世界転生!その9

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353 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/05(木) 00:58:43.12 ID:3ccNCUk+o
本日はここまでです
ありがとうございました
354 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/05(木) 19:34:36.20 ID:3ccNCUk+o
そのとき、ある一つの檻からすすり泣くような声が聞こえた
檻には誰もいなかったことは確かなので、
一行は不審がってその檻の前まで移動した


怪盗「おや?」


そこには誰もいなかったが、
牢の最奥の壁……そのレンガの隙間から声が聞こえていることが分かった
また、状況的にこれこそが歌ではないか、
数人はそう考えた者もいた
355 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/05(木) 20:35:37.78 ID:3ccNCUk+o
狙撃少女「……しかし、この中に人が入っていけるものなのでしょうか?」


レンガの隙間はとても狭く、
行方不明になった人物がここを通った可能性は低いだろう


男「だが、こっちから声がするならそれでいい。犯人に会えさえすればオーケーだ」


そう言うと男は力いっぱいレンガを蹴り飛ばす
するとレンガの壁が崩れ、その向こうに>>下1
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/05(木) 20:55:59.69 ID:OIz728lNO
妖怪がいた
357 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/06(金) 02:31:25.74 ID:cYN54FGxo
そこには妖怪がいた
その種族は定かではないが、
犠牲者のものとおぼしき人魂をいくつも鳥籠のような物体で保管していることからも妖怪であるように感じられた


妖怪「んん?……?」

中華「ここで何をしている!」

妖怪「お前らには関係のないことだよ」

氷魔「……私たちはあなたに用があるのですがね……」
358 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/06(金) 02:34:23.81 ID:cYN54FGxo
本日はここまでです
ありがとうございました
359 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/06(金) 19:47:43.33 ID:cYN54FGxo
妖怪「なんだと?」

やる気「……貴様、自分が恨みを買っていないとでも思っているのか?」

妖怪「仇討ちか?」

ぶりっ子「身内がやられた訳じゃないですが……被害を出しているなら、ここで殺します」

妖怪「そりゃ怖いねぇ?。退散退散!」


そう叫ぶと霊体となって一行の合間を抜け、
檻を出て洞穴の入り口の方へと逃げ出した


怪盗「しまった!」

狙撃少女「追いかけましょう!」
360 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/06(金) 21:40:20.88 ID:cYN54FGxo
しかし妖怪の逃げ足は速く、
洞穴の外へと逃げられてしまった


男「まずいな……」


高所から行方を探るために一行は船へと再び飛び乗る


船長「どうした!?……と言いたい所だが、それどころじゃない!あれを見ろ!」

妖怪「居所がバレちゃ仕方ない。まとめてぶっ潰してあげるよ!」


妖怪の高らかな声がする方へと向くと、
そこには見上げる程の巨大な>>下1がいた

1.船幽霊(船型)
2.海坊主
3.自由安価
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/06(金) 21:42:07.47 ID:KWxxTbrNo
1
362 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/07(土) 03:11:00.24 ID:uUZKfw7Ro
そこには大型の戦艦もかくやというサイズの巨大な船があった
おそらく船幽霊の類だろう


中華「もしかして、あれが妖怪の正体!?」

男「どうかな。船幽霊の中には、実際に船に化けられるやつもいるから……あれが真の姿じゃない可能性は高いぞ」

氷魔「……とはいえ……あの質量は脅威的です……どうにか対処法を考えないと……」

やる気「正面から破壊……は困難そうだな」
363 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/07(土) 04:10:55.88 ID:uUZKfw7Ro
本日はここまでです
ありがとうございました
364 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/07(土) 19:08:17.10 ID:uUZKfw7Ro
船幽霊「ぶっ壊しちゃうよ?!」


船幽霊はゆっくりと、だが確実に、
一行の乗り込む船へと向かってきた


ぶりっ子「燃やしても体当たりされてこっちまで燃え移るのは必至……これヤバくないですかぁ?」

怪盗「デカイのの相手は苦手なんですよ!」

狙撃少女「コアもなさそうですし……ライフルで一撃という訳にもいかなそうです」
365 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/07(土) 19:11:41.26 ID:uUZKfw7Ro
男「……一か八かだな」


そう言うと男はふらついた足取りで船幽霊に背を向け、
船内へと入っていった


船長「どうした!?」

男「船長がいてくれた方がありがたい。船員を全員集めてくれ!」

船長「……分かった!みんなは食堂だ!」
366 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/08(日) 01:51:49.05 ID:l5AG1ttZo
二人が勢いよく食堂に入ってきたので、
船員たちは露骨に驚いた


男「船員のみなさん!急いで甲板まで出てきてください!」

船長「船長命令だ!カレーは冷めるやもしれぬが……それどころではないのだ!」


船長が一喝すると、船員たちは慌ただしく動き始める
367 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/08(日) 02:24:38.92 ID:l5AG1ttZo
本日はここまでです
ありがとうございました
368 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/08(日) 19:43:48.86 ID:ZrpdFMZzO
二人はどうにか甲板に人を集めたが、
船員のほとんどは迫り来る巨大な船にパニック状態だ
船幽霊の位置が都合よく船の正面ではなかったため、
どうにか別方向に船を動かして逃げているが、
追い付かれるのは時間の問題だろう


中華「人を集めてきたってことは……」

男「いよいよ神頼みだ」

船長「神?」

氷魔「……ええ……我々の信ずる神ですよ……」
369 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/08(日) 19:59:30.96 ID:ZrpdFMZzO
男は船首に登ると、
慌てふためく船員たちに声をかけた


男「みなさん!こうなってはもう神頼みしかありません!!祈って下さい!!」


男はそう呼びかけるが、人形などの一行と接点のあった人物とごく一部の船乗りしか祈ろうとしない


やる気「くっ……」

中華「それなら僕が!」


中華の求心力判定を行います
>>下1コンマ……33以下で成功
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 20:00:35.86 ID:LvkObunco
ヌッ
371 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 01:06:52.54 ID:rYtIJhhBo
中華は必死で人々に呼びかけたが、
それでもやはり混乱は収まらなかった


ぶりっ子「どどど、どうしましょう!?」

男「……海神様ぁぁぁぁッ!!!」


男は全力で叫ぶとともに、両腕を振り上げた
すると、船の両脇に水柱が立った
それにも驚き、船員たちは固まる


海神『ちょっと!?急に力使わないでってば!』

男「すまん……だが、こうするしかなかった。みんな!これが海神様の奇跡だ!みんなで祈るんだ!そうすればさらなる水を呼び、船幽霊を転覆させることもできるだろう!」
372 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 01:47:14.29 ID:rYtIJhhBo
船員A「……なんだか分からないが、祈ればいいんだな!?」

男「誠心誠意祈ってくれよ!」

船員B「当ったり前だ!やらなきゃ死ぬんだろ!?」

男「ああ!みんなの信仰とエネルギーが海神様の権能をさらに高めてくれる!」


実際に奇跡を見せるのが手っ取り早く、
人々にその威光を知らしめることができる
ただしこの場合男がそれを避けた理由も存在はする
373 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 01:52:15.38 ID:rYtIJhhBo
本日はここまでです
ありがとうございました
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/09(月) 12:10:18.27 ID:7Hdq2XTuo
乙〜
船乗りって信心深いことが多いんだけどこの世界じゃそうでもないんだな
375 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 20:16:22.82 ID:rYtIJhhBo
すみません遅れました


しかし、海神の力を封じていた理由に言及されることもなく、時間は進んでいく


怪盗「よし、私たちも祈りましょう!」


その言葉を皮切りにギルドのみなも祈り始める
祈りやそれぞれの魔翌力が一点に集中していく


男「……よし!力を解放……あるいは顕現せよ!海神様よ!!」
376 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 20:49:56.87 ID:rYtIJhhBo
祝詞の代わりとなるそれを男が高らかに叫ぶ
叫びすぎで明らかに声がガビガビになっているが、
構わず絶叫すると淡く発光する海神の姿がそこに現れた


海神「祈ってくれるのは嬉しいけど!あなが無茶しないで下さい!!」

男「あぁ……すまん……」

船幽霊「……ん?」


海神はマストの見張り台に瞬間移動すると、
へりに脚をかけて冒険家のようなポーズで船幽霊を指す


海神「あなたが船幽霊ですね!?あなたが人々を喰らっているのは男の中から確認させてもらいました!容赦はしませんよ!」
377 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 22:45:39.73 ID:rYtIJhhBo
船幽霊「はーっはっはっは……お前が船に乗っている限り、私に勝つことはできないねぇ!」


船幽霊は蒸気船のようなうなりを上げて、
さらに速度を増す


海神「それはどうでしょう?あなたが海上にいる限り、私に勝つことはできませんよっ!」

船幽霊「何を言うか小娘!」

海神「じゃあ、見せてあげましょう!……『彼岸に帰るがいい!邪なる怪異よ』!!」
378 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/09(月) 22:50:34.13 ID:rYtIJhhBo
海神が魔法のように文章を唱えると、
突如として水面がささくれ立ち、
無数の槍のように変化して船幽霊を貫いた


船幽霊「なんだとぉぉぉ……!」

海神「うふふ、いい気味です。私、産まれて初めて怒っているので。すっきりしましたよ!」

船幽霊「ああ……水が入ってくる……昏き底へと招かれる……」

海神「……おっと!あなたを海底に返すことはできませんね!海難事故で死んだ霊が大体あなたのような妖怪の元であるので、ここで祓ってしまいましょう!」
379 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/10(火) 01:12:22.57 ID:9ICtjs0Zo
本日はここまでです
ありがとうございました
380 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/10(火) 19:08:54.44 ID:9ICtjs0Zo
船幽霊「なに……」

海神「天に召されなさいっ!」


海神が指パッチンをすると、
巨大な船から瘴気のようなものが溢れ出し、
四散して海へと吸い込まれていく


船幽霊「私の……思念がぁ……」

海神「澱みはきちんと流さないといけませんからね。滞留せず大いなる海に還って下さい」


船幽霊は段々と縮小し、
最終的にはボロボロの船のミニチュアとなった
381 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/10(火) 19:12:55.22 ID:9ICtjs0Zo
その様を見ていた乗組員たちや、
ギルドの面々、及び人形たちはその力に畏れおののいた


中華「……すごい。これが、神の力……」

氷魔「……そうは言いますが……あなたも神ですよね……?」

中華「新米もいいとこだし、力の使い方も分からないからねぇ……」

やる気「でも、魔獣の肉は手に入らなさそうだな」
382 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/10(火) 19:15:51.06 ID:9ICtjs0Zo
そんなことを話していると、
海神が興味を示して寄ってきた


海神「魔獣の肉が必要なんですか?」

ぶりっ子「えぇ、人間としての感覚をこの子に与えるために必要なんです」


そう言ってぶりっ子は司書のコピーを指す
彼女は海神への畏れからか、目を逸らした


海神「それなら、>>下1」


1.海の魔獣の肉をプレゼント
2.神の眷属となれば人間の感覚を与えられる
3.自由安価
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/10(火) 19:24:38.79 ID:/XqOkG/3o
2
384 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/10(火) 20:28:27.56 ID:9ICtjs0Zo
海神「神の眷属となれば人間の感覚を与えられますよ?」

司書コピー「え……」

海神「興味ありませんか?海神の使徒ですよっ!?」

司書コピー「湿ったり、磯臭くなったりします?」

海神「磯臭くはなりませんよ!?まぁしっとりとはしますが」

司書コピー「検討しておきます。ですが私は本に用があるので……湿るのは少々都合が悪いかもしれません」
385 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/11(水) 00:55:42.63 ID:DRG4Yiato
海神「そうですか、いつでもお待ちしてまーす」

怪盗「なんか、体薄くなってきてますよ?」

海神「あ、顕現できる限界が来ちゃったみたいだね。無理やり呼ばれたし……それじゃ、船乗りのみんな!良い旅を!」


海神は爽やかに挨拶すると消滅した
半ば放心状態で見つめる者、拝む者、フランクに手を振る者などおり、乗組員の反応は様々だった


狙撃少女「一件落着、ですかね。……あれ?男さん?」
386 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/11(水) 01:01:39.84 ID:DRG4Yiato
本日はここまでです
ありがとうございました
387 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/11(水) 18:42:01.95 ID:DRG4Yiato
男「………………」


男はその場に倒れていて、何も言わなかった


狙撃少女「……え?」

中華「大丈夫!?」

氷魔「……これは……魔翌力切れを起こしてますね……」

やる気「放っておくとどうなる?」

氷魔「……死にはしないですが……なんらかの後遺症が残る可能性もありますね……」
388 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/11(水) 21:38:34.92 ID:DRG4Yiato
ぶりっ子「大変じゃないですか!どうしたらいいんですか!?」

氷魔「……そうですね……魔翌力を分ければ……良くなるのですが……」

怪盗「なんかあったんですか?」

氷魔「……先ほどの海神の顕現の際……皆さんの魔翌力は使われてしまいました……」

狙撃少女「というか、それが原因ですね?男さんが倒れてるの」

中華「供給できないってことか……」
389 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/12(木) 02:32:18.29 ID:T9bp9kkdo
本日はここまでです
ありがとうございました
明日は諸事情で遅れる可能性が高いです
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/12(木) 10:13:44.00 ID:zvHS4z+wO
391 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/12(木) 21:19:02.56 ID:T9bp9kkdo
一行が悩んでいると、船長が現れた


船長「おい、どうしたんだ?」

やる気「男が気絶した。魔翌力が枯渇したらしい」

船長「なんだって!?」

ぶりっ子「なにか、魔翌力を供給できるような物を持ってたりしませんか?」

船長「>>下1」
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/12(木) 21:23:24.05 ID:Feo954VPO
船長「生憎持ってはいないし、この船にも積んでいない。 ただ、この近くの海域にそれらしい島が在った筈だ!」
393 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/12(木) 22:41:19.59 ID:T9bp9kkdo
船長「生憎持ってはいないし、この船にも積んでいない。」

怪盗「そうですか……」

船長「ただ、この近くの海域にそれらしい島が在った筈だ!」

狙撃少女「そうなんですか!?」

船長「ああ、その島には魔翌力が満ちている。適当な川の水か、生っている果実でも食わせればよくなるはずだ」

中華「でも、そんなとこ寄ったら航海が更に遅れちゃいますよ。ありがたいですが……」
394 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/13(金) 03:07:01.76 ID:Rv9LwB4mo
船長「今更気にするな。どうしても申し訳ないってんなら、海神様を呼んで航海の手伝いでもしてもらえりゃすぐ日程は戻るだろう?」

氷魔「……そうかもしれませんね……」

船長「なら決まりだな。野郎ども!寄り道だ!」


彼の指示に従って船員たちは迅速に動き出す
一行は彼とふれ合うことで、なぜそれだけの人望があるのかを理解していた
395 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/13(金) 03:16:20.58 ID:Rv9LwB4mo
本日はここまでです
ありがとうございました
396 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/13(金) 19:51:08.71 ID:Rv9LwB4mo
夜風をかき分けて数十分
船は自然が豊かで、
それなりに広そうな島へとたどり着いた


やる気「っ!」


上陸した瞬間、やる気がなにかに気付いた


ぶりっ子「どうかしましたかぁ?」

やる気「魔翌力が溢れていると言ったが……やはり魔物も沢山いるようだ。なるべくこの辺りで果実を探すに留めたほうがいいな」

中華「うん。僕も、なにか息遣いのようなものを島中から感じるよ」
397 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/13(金) 20:11:26.39 ID:Rv9LwB4mo
魔物が出ると危険だということで、
船長をはじめとした船の乗組員たちは船に残るように言ってから、
男を背負って一行は島の探索を始めた


怪盗「あれは……!」


上陸地点からほど近い森の入り口に、
よく熟したリンゴのような果物が生っている木があった
それを取った瞬間、木に顔が浮かび上がった


木霊「………………」

狙撃少女「あー……こんにちは?」

木霊「>>下1」
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/13(金) 20:16:37.58 ID:kcEYTWmo0
コレタベテ
399 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/14(土) 02:35:57.24 ID:aKVNRQsio
木霊「コレタベテ」

中華「えっ、いいの?」

木霊「イイヨー」


どうやらこの林檎のような物体は食べてもいいらしい


氷魔「……そう言われると……逆に怖いですね……」

やる気「なら、俺が一つ食べよう」
400 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/14(土) 02:37:37.81 ID:aKVNRQsio
やる気はそう言うと複数ある果実の一つにかじりついた


ぶりっ子「えっ!?大丈夫ですかぁ?」

やる気「うーむ、多分大丈夫だ。うまい」

怪盗「よかったです……」


それから一行は小さく破壊した果実を、
少しずつ男に食わせていった
401 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/14(土) 02:38:42.70 ID:aKVNRQsio
本日はここまでです
ありがとうございました
402 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/14(土) 19:12:34.36 ID:GHmc3fBCO
男「ん……」


そのうちに男は目覚めた
周りを見渡して、そこがあの世ではないことを確認した


狙撃少女「目が覚めたんですか!?」

男「ああ、なんとかな。心配かけた」

中華「本当だよ、まったく」
403 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/14(土) 21:47:02.78 ID:aKVNRQsio
氷魔「……こちらの方が……魔翌力の籠った果実を提供して下さったんです……」

木霊「ウー」

男「そうなのか?ありがとう!」

木霊「キニスルナ」

やる気「……魔翌力の籠った果実で復活することに疑問を持たないということは、やっぱり分かってて海神を呼んだな?」

男「……あっ」

ぶりっ子「まぁ、あの状態じゃそれくらいしか方法ないですしぃ……そう怒ることでもないですよぉ」
404 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/15(日) 02:15:44.35 ID:tAWQEh8+o
本日はここまでです
ありがとうございました
405 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/15(日) 19:43:29.80 ID:tAWQEh8+o
男「そ、そうだぜ!そういうことだぜ!」

怪盗「焦りすぎです」


それから一行は、ある疑問に思い当たった
普通なら最初に来るはずだったものだが、
全員慌てていたので聞こうとしなかったことだ


狙撃少女「しかし……なぜ私たちに果実をくれたのですか?」

木霊「>>下1」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/15(日) 20:17:50.46 ID:TN2G4Vsv0
アイショウノイイセイブツガワタシノカジツヲタベルト、カジツトユウゴウシテアタラシイワタシガウマレル ダカライロイロナセイブツニタベサセテイル
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/15(日) 21:09:29.35 ID:jPSWHVCx0
>>406コイツ恐ろしい事言いよった!?
408 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/15(日) 21:42:25.22 ID:tAWQEh8+o
木霊「アイショウノイイセイブツガワタシノカジツヲタベルト、カジツトユウゴウシテアタラシイワタシガウマレル」

男「?」

木霊「ダカライロイロナセイブツニタベサセテイル」


木が語ったのは魔物の言葉であった
ゆえに、人間には聞き取ることはできないが、
魔王の資格を持つ者なら聞き取れる


中華「ええっ!?」

氷魔「……な……なんですか……」

やる気「男が危ないぞ!」
409 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/16(月) 00:50:44.34 ID:rreM8MAWo
木霊「アンシンシロ」

ぶりっ子「え?」

木霊「モシテキゴウシテイタライマゴロワタシニナッテイル」

中華「……そう、それならいいけど」

怪盗「途中から魔物の言葉になっちゃったせいでなに言ってるのか全然分かりません……」

やる気「運良く助かったようだが、下手すれば男はあの果実の効果で木霊の一員になっていたということだ」

狙撃少女「えっ」
410 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/16(月) 01:12:53.63 ID:rreM8MAWo
男「……まぁ助かったしいいか」

中華「よくなくない?」

氷魔「……助かったのも事実ですが……」

やる気「腹が立つし、焼くか?」

木霊「エッ」

男「それに、正直に話してくれたんだ。それに免じて許してやろうぜ?」

ぶりっ子「本人がそう言うのなら、私はなにもしませんよぉ」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/10/16(月) 01:14:48.58 ID:N3La1vJQ0
【空気中のスパイクタンパク汚染に気をつけましょう】

スギ花粉や様々な化学物質に対して過敏な方がおられるように
スパイクタンパクに対し過敏な方がおられます

特に二価ワクチンを接種された方に遺残した
オミクロン対応の
mRNAから生成されるスパイクタンパクは
従来の武漢対応のものと比べ
60〜70倍人体に結合しやすくなっており
シェディング被害は甚大なものになっています

また一部の方に感じる臭いに関しても
酸化したPUFAの代謝産物であるアルデヒドの可能性も否定できません

科学的証明は難しい案件ですが
徹底したシェディングング対策や
イベルメクチンやグルC点滴などで
改善することから
臨床的に起こっている事案は
化学物質過敏症やスパイクタンパクそのものでしか説明できないものばかりです

スパイクタンパクが体内に侵入すると
自覚症状が無くても
徐々に毛細血管レベルでは
血栓を形成する恐れがあり
酸素や栄養素が
細胞全体に十分行き渡らなくなる可能性があります
これは老化の促進を意味し
新たな病気が発生する素因にもなります

既接種者で
コロナ後遺症やワクチン後遺症になった方は
非接種者に比べ
シェディング被害を被りやすくなっています
そのため治療が難渋している可能性もあることに留意してください
412 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/16(月) 01:28:46.69 ID:rreM8MAWo
本日はここまでです
ありがとうございました
413 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/16(月) 19:22:28.96 ID:rreM8MAWo
男「しかし、この島はなんなんだ?」

怪盗「魔翌力に満ちた島なのは分かっているのですが……」

狙撃少女「それ以外はなんとも」

中華「探索したい気持ちもあるけど、これ以上航海を遅らせる訳にもいかないね」

男「えっ、航海遅らせてここに来たの!?」

氷魔「……そうですが……」
414 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/16(月) 20:54:16.04 ID:rreM8MAWo
男「急いで戻るぞ!」


そう言って駆け出すので、
みなそれを追いかけて船まで戻ってきた


やる気「さっきまで気絶していたのだから、もう少し安静にしていろ……」

男「だからこそ、これ以上俺の都合で航海を遅らせたくないんだ」

船長「おお、戻ってきたか。早かったな」

男「あっ、すみませんどうも、お手数かけて……」
415 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 01:01:22.37 ID:ovOOoJQSo
船長「なぁに、気にすんじゃねえやい」

男「しかし……」

船長「ほら、見てくれよこいつ」

猿「キキーッ!」


そこに居たのは、先ほど遭遇した猿だった
確かに船長が引き取ったものなので、
なにもおかしな所はない


船長「こいつ、すっかり俺に懐いちまってなあ。お前さんが提案した寄り道のおかげでペットが手に入ったんだぜ?」

男「そ、そうですか……」
416 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 01:04:34.32 ID:ovOOoJQSo
船長「だから気にするな。さぁ、出航しよう!」


そうして一行と愉快な船員たちは魔翌力に満ちた大地を離れ、本来の目的地である北方の大陸へと向かっていくのだった


中華「カレーの残りを食べて、今日はもう寝ようか」

氷魔「……遅いディナーですが……食べないより遥かにいいですね……」

やる気「もう日付も変わっているんじゃないか?」
417 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 01:13:37.15 ID:ovOOoJQSo
本日はここまでです
ありがとうございました
418 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 19:46:25.00 ID:ovOOoJQSo
それから一行は遅い夕食を摂り、泥のように眠った


?翌日・陽週火曜日?


船長「到着予定?今日の夕方だ」

男「意外と早いんですね」

船長「思ったより風向きが良くてな」
419 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 20:53:57.19 ID:ovOOoJQSo
男「それはよかった」

船長「長旅じゃないが……疲れただろう。ゆっくりしていくといい」


彼は猿を撫でながらそう告げる


男「ありがとうございます」


>>下1……何しよう?
1.中華に会いに行く
2.氷魔に会いに行く
3.やる気に会いに行く
4.ぶりっ子に会いに行く
5.怪盗に会いに行く
6.狙撃少女に会いに行く
7.司書コピーに会いに行く
8.人形に会いに行く
9.自由安価
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/17(火) 20:55:15.42 ID:1SkRh1pH0
421 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 23:48:54.21 ID:ovOOoJQSo
怪盗「にひひ……」

男「おい」

怪盗「ぎゃあああーっ!!」


怪盗がいたのは積み荷を入れる格納庫だった
慣れた手つきで種々の品々を物色している


男「盗むなよ」

怪盗「ぬっ、盗みませんよ!?」
422 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 23:50:24.59 ID:ovOOoJQSo
男「……なんで積み荷いじっての、じゃあ」

怪盗「いやぁ、ネズミとかいたら駆除しとこうかなって」

男「………………」


男は疑いの視線を怪盗にぶつける
彼女はそれを受けて非常に慌てる


怪盗「ほ、本当ですよっ!?第一、盗んだらバレるじゃないですか!」

男「……それもそうだな」
423 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/17(火) 23:54:05.04 ID:ovOOoJQSo
本日はここまでです
ありがとうございました
424 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/18(水) 19:59:30.65 ID:7GltFQBco
怪盗「失礼しちゃいますね、もう」

男「ははは」


男は笑ってごまかそうとする


怪盗「逆に、男さんはなんでここに?」

男「うーん……潮風と太陽に疲れたからかな」

怪盗「……私よりよっぽど不審な理由ですね……」
425 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/18(水) 20:31:15.60 ID:7GltFQBco
男「いや、怪盗の理由こそ絶対嘘だろ」

怪盗「わかります?」

男「そんなお人好しじゃないだろうし」

怪盗「一言余計ですね?」

男「まぁまぁ。それでどうしてこんな所にいるんだ?」

怪盗「実は、積み荷の中になんと>>下1があるんですよ」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/18(水) 20:33:35.27 ID:1GpRD4pP0
密航者の痕跡を発見したんです!
427 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/19(木) 01:54:33.45 ID:wBJBaIWGo
怪盗「密航者の痕跡を発見したんです!」

男「……それ、人形じゃないか?」

怪盗「もしやと思って確認を取ったのですが、違うみたいですね」

男「マジで?そりゃヤバいな。もうここにはいないのか?」

怪盗「どうでしょう。まだよく調べてないんですよね」

男「はぁ、一人で探すなよな。万が一ってことがあるだろ?」
428 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/19(木) 19:46:12.01 ID:wBJBaIWGo
すみません寝落ちしました


怪盗「ちなみにこの木箱です」


それそのものは何の変哲もない木箱だったが、
何度も開け閉めされた跡があり、
中には空の酒瓶とその蓋が入っている


男「マジだな」

怪盗「そうなんですよ、探しません?ネズミ」

男「……そういうことね」
429 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/19(木) 21:24:39.65 ID:wBJBaIWGo
怪盗「しらみ潰しにやるのは骨が折れそうですけどね……」


この船は大きいため、荷物置き場ですら通常の倉庫より一回り大きい
よって、その中を全て見て回ることは容易ではない


男「呼べば出るかもよ」

怪盗「そんな素直なことあります?」

男「おーい!密航者!出てこないとどうなっても知らんぞー!船員にも知らせてないから俺たちが隠せば助からんぞー!」


と精一杯脅しをかけた

>>下1……反応はあったか
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/19(木) 21:36:59.73 ID:0vXSO0p/0
背後「分かった! 大人しく投降する!」

そう言って道化師の仮面を付けた魔法使いが出る
431 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/20(金) 02:07:50.62 ID:SdZ7DJrMo
背後「分かった! 大人しく投降する!」

怪盗「んっ!?」


振り向くとそこには道化師の仮面をつけた人物がいた
凄まじく胡散臭いが両手を上げている


男「お前は何者だ?」

道化「俺は魔法使いだ」

男「そうか。とても怪しいが……ひとまず着いてきてもらおうか。話は船室で聞こう」
432 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/20(金) 02:48:55.49 ID:SdZ7DJrMo
本日はここまでです
ありがとうございました
433 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/20(金) 18:41:25.69 ID:j50jxhjOO
不気味なほど静かな道化の魔法使いを連れて、
二人は船室へと向かった


道化「先に言っておくが……俺は下っ端だ。ほぼ使いっ走りだぜ」

怪盗「そうですか」

男「……じゃあ、簡単なことから聞こうか。お前はなぜ、この船の貨物に紛れ密航をしていた?」

道化「>>下1」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/20(金) 19:14:33.48 ID:7HD1IxcUo
さあな、この船に乗れとしか言われてないんでね
435 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/20(金) 20:16:26.23 ID:j50jxhjOO
道化「さあな、この船に乗れとしか言われてないんでね」

男「まっとうに乗船すればいいだろう?わざわざ密航するのなら、相応の理由があるはずだ」

道化「金がないのさ」

怪盗「経費も出ないとは、しけた組織に勤めているのですね」

道化「そうさな」
436 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/21(土) 02:14:26.18 ID:dSSNIecpo
男「……はぁ」

道化「そんな顔で見るなよ。俺だってこのメイクが絶対条件だって言われて萎えてるんだ」

怪盗「まぁ、確かに怪しすぎますね」

道化「だろ?ピエロの心得があれば丁度いいんだろうが、俺にゃそんなことはできん」

男「なるほどな、それも理由か」
437 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/21(土) 02:24:42.07 ID:dSSNIecpo
本日はここまでです
ありがとうございました
438 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/21(土) 19:59:55.93 ID:dSSNIecpo
それから男は怪盗に呼び掛けて、
人形を呼んでこさせた


怪盗「連れてきましたよー」

人形「なんだい、一体?」

男「この道化に見覚えはないか?」

道化「………………」

人形「>>下1」
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/21(土) 20:05:19.69 ID:uD6GToujo
同じペイントの奴を見かけたような
440 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/21(土) 20:44:08.03 ID:dSSNIecpo
人形「同じペイントの奴を見かけたような」

道化「……え、俺じゃないぞ?」

男「どこで見かけた?」

人形「普通に、甲板とかで……」

道化「はぁ?……」

怪盗「どうやら彼は、その道化の影武者のような役割として呼ばれたようですね」

道化「船内歩いてて欲しいなら経費で船代出してくれよ?……!!」
441 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/22(日) 02:26:17.54 ID:UXMmxnYuo
男「いつ見かけたんだ?その道化は」

人形「そうだね……まだ私の中に爆弾が埋まっていたころだよ」

男「……一応、海上はある種の密室だ。まだ船上にいる可能性は高いが」

怪盗「いたら目立ちますよね」

男「ああ、誰も見かけてないし……もしかしたら、昨晩の騒ぎに乗じて、逃げ出した後かもしれないな」
442 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/22(日) 02:56:28.57 ID:UXMmxnYuo
本日はここまでです
ありがとうございました
443 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2023/10/22(日) 08:53:13.86 ID:40/y6NE60
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444 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/22(日) 18:43:01.81 ID:W4e75XhjO
それからひとまず男は道化を解放した
紛らわしいのでメイクは無理やり剥がした


魔法使い「……こんな姿を見られたら、俺はどうなってしまうのか」

男「自分が蒔いた種だろう。問答無用で船員に突き出さないだけ感謝してほしいものだな」

魔法使い「……分かってますよ」


そう言って彼は去っていった
男もひとまずは用事を済ませた形になる
太陽が真上に昇っている


>>下1……何しよう?
1.中華に会いに行く
2.氷魔に会いに行く
3.やる気に会いに行く
4.ぶりっ子に会いに行く
5.怪盗に会いに行く
6.狙撃少女に会いに行く
7.司書コピーに会いに行く
8.人形に会いに行く
9.自由安価
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:10:41.91 ID:WEnRjcYv0
6
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:11:14.83 ID:jAAGcUdT0
9.…一応警戒のために、船内をうろつくか?
447 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/22(日) 20:04:08.31 ID:W4e75XhjO
男「こんな所にいたのか」


狙撃少女は船のマストの上部、
一番上にある見張り台にいた


狙撃少女「……なにかご用ですか?」

男「いや、特にないけど」

狙撃少女「そんな気はしました。それより、これ見てみてください」
448 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/23(月) 00:19:19.27 ID:xySrFR9Xo
彼女はライフルを渡してきた
女の子が持ち歩いているとは思えない重量感が両腕にのしかかる


男「……俺はヒットマンじゃないぞ」

狙撃少女「いいですから、船の進行方向を覗いてみてください」


男がスコープを覗き込むと、
この船の目的地である北の大陸がうっすらと見えている


男「おお!見えるぞ!」

449 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/23(月) 00:24:39.89 ID:xySrFR9Xo
本日はここまでです
ありがとうございました
450 : ◆cUhskXlNTw :2023/10/23(月) 19:16:30.18 ID:xySrFR9Xo
本日は諸事情により続きを書くことができません
また明日お願いします
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 19:18:31.62 ID:qs3hgbeCo
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/10/23(月) 19:35:06.41 ID:mvnm1kF/0
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