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安価とコンマで異世界転生!その8

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653 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/23(火) 23:24:58.18 ID:tXK9zqC/o
地母神「性欲…・・もとい恋愛至上主義の神でしたよ……」

男「ああ……そういう……」


彼女はなんとも苦々しい顔をして告げる
おそらく、あまり得意なタイプではなかったのだろう


商売神「それで、影響とかあったのかな?」

地母神「分かりかねます。もしかしたら、人類の数が減り続けているかもしれませんが」

少女神「嫌ね、それ……」
654 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/24(水) 00:33:50.11 ID:SwJuohkko
海神「神様的にはそういう所が嫌だったのは分かりましたが、人間としては一体なにが不満だったのでしょう?」

地母神「なんでしょうね?モテない人の妬みとか?」


そう良いながら彼女は視線を流す


男「こっち見んなよ。俺は弁えてるつもりだからな」

海神「かわいそう……」
655 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/24(水) 00:39:07.68 ID:SwJuohkko
本日はここまでです
ありがとうございました
656 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/24(水) 19:29:51.14 ID:9cUcf8yaO
男「哀れむな!」

少女神「どうどう」

男「言っとくけどお前のせいだからな!」


怒声が浜辺に響く
開放的な空間がそうさせるのか、
どこか爽やかですらあった


商売神「ほんと面白いね、みんな」

男「はぁ……まぁいい。それで、その『神殺しの邪神』ってのに会う必要があるんだな。手がかりあるか?どこにいるとか、教団がどこにあるとか」

地母神「>>下1」
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/24(水) 19:55:40.33 ID:bVXOMh4t0
海を渡って北へ向かい、
別の大陸へ行かないと
658 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/24(水) 23:19:57.58 ID:SwJuohkko
地母神「海を渡って北へ向かい、別の大陸へ行かないと」

男「えっ!そんなに遠いの!?」

地母神「殺された神はこの大陸のものであり、『神殺しの邪神』は向こうの大陸の神なのです」

海神「つまり、向こうの大陸でならまだ信仰されているということですか?」

地母神「そのはずです。……少なくとも、事件の後にその信者たちが大陸に引き揚げていくのは見ましたよ」

男「……それ、何百年前の話だ?」

地母神「……………………」
659 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/25(木) 00:24:23.11 ID:JxWRfAvWo
男「ま、気長に探すわ」

少女神「順序を踏んで解決しようとするけど、結局のところ出たとこ勝負好きよね」

男「なんだって想定通りには行かないからな。勝負しなきゃいけない所では素早く勝負をかけるぞ」

海神「おお、ギャンブラーってやつですね!」


彼女は目を輝かせて男を見つめる


商売神「あー……男が言いたいのは多分そういうことではなくてね……」

男「いや、いいさ。……なんか、今日は心を抉られるなあ」
660 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/25(木) 00:47:33.86 ID:JxWRfAvWo
本日はここまでです
ありがとうございました
661 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/25(木) 19:54:57.06 ID:JxWRfAvWo
地母神「まぁ、無理はしないことですね」

男「分かってるよ。……そんじゃ、ぼちぼち帰るかな」

少女神「今日は随分と早いのね」

男「もう夕方だしな。みんなを待たせとく訳にもいくまい」

商売神「時は金なり、ともいうしね」

海神「それでは、宿す神を変更しますか?」


>>下1……男の体に宿す神を変更するか
(現在は少女神、変更するなら変更先も)
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/25(木) 20:24:04.89 ID:rSuCkhLL0
海神に変更
663 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/25(木) 22:40:19.88 ID:JxWRfAvWo
男「じゃあ……海神様にしようかな」

海神「私ですか!?やった!」


彼女はいつも陽気であるが、
それにしてもかなり喜んでいる


男「……そんなに嬉しいか?」

海神「外の世界について、私はあまり知りませんので!」

男「なるほどな。……なんかの間違いで実体化できても、不用意に出て来ちゃいけないぞ?」

海神「分かってますよ!」
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/05/25(木) 23:04:49.69 ID:9mOJoh5f0
【空気中のスパイクタンパク汚染に気をつけましょう】

スギ花粉や様々な化学物質に対して過敏な方がおられるように
スパイクタンパクに対し過敏な方がおられます

特に二価ワクチンを接種された方に遺残した
オミクロン対応の
mRNAから生成されるスパイクタンパクは
従来の武漢対応のものと比べ
60〜70倍人体に結合しやすくなっており
シェディング被害は甚大なものになっています

また一部の方に感じる臭いに関しても
酸化したPUFAの代謝産物であるアルデヒドの可能性も否定できません

科学的証明は難しい案件ですが
徹底したシェディングング対策や
イベルメクチンやグルC点滴などで
改善することから
臨床的に起こっている事案は
化学物質過敏症やスパイクタンパクそのものでしか説明できないものばかりです

スパイクタンパクが体内に侵入すると
自覚症状が無くても
徐々に毛細血管レベルでは
血栓を形成する恐れがあり
酸素や栄養素が
細胞全体に十分行き渡らなくなる可能性があります
これは老化の促進を意味し
新たな病気が発生する素因にもなります

既接種者で
コロナ後遺症やワクチン後遺症になった方は
非接種者に比べ
シェディング被害を被りやすくなっています
そのため治療が難渋している可能性もあることに留意してください
665 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/26(金) 02:48:17.67 ID:6xI3a4Zto
その声を聞くと同時に、彼の精神が揺らぐ
次の瞬間には、現実に帰還していた
少しの酩酊感だけが余韻として残っている


男「……はっ」

中華「おかえりー……でいいのかな?なんか分かった?」

男「ああ……詳しいことは後で話すが、とにかく北の大陸へ渡る必要がありそうだ」

氷魔「……そこに……件の火山があるのですか……?」

男「いや、その在処を知る神こそがそこにいる」
666 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/26(金) 02:51:31.40 ID:6xI3a4Zto
本日はここまでです
ありがとうございました
667 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/26(金) 19:58:26.96 ID:rmJsTLtbO
やる気「じゃ、そいつに会いにいけばいいんすね!」

ぶりっ子「また迂遠ですねぇ……」

男「まずは、向こうの大陸でその神を探す方法を考えなきゃいけないな。帰りながら考えよう」


一行は支度をして、教団施設を後にした


怪盗「その神はマイナーな神なんですか?」

男「『神殺しの邪神』とこちらでは呼ばれているのだが……こちらでマイナーすぎて、こっちではあらゆる情報が得られない」

狙撃少女「マイナーかどうかも計りかねるるんですね」
668 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/26(金) 20:06:25.78 ID:rmJsTLtbO
男「やはり、とりあえず聞き込みの他にはないかな?」

中華「じゃない?」


そんなことを話しているうちに、
ギルドハウスへと帰ってきていた


氷魔「……今日はバタバタしてましたね……」

やる気「そっすね」


まだ夕食までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/26(金) 20:13:30.94 ID:Nrfpnpj20
2
670 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/27(土) 01:19:23.72 ID:x4QztsbKo
男「いる?」


彼は氷魔の部屋のドアをノックする
いつにも増して適当な訪ね方である


氷魔「……ああ……入っていいですよ……」

男「おっす」

氷魔「……なんか……陽気になりました……?」

男「あー、体に宿してる神様変えたからかも」
671 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/27(土) 01:34:19.55 ID:x4QztsbKo
本日はここまでです
ありがとうございました
672 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/27(土) 20:00:49.38 ID:x4QztsbKo
氷魔「……へぇ……そんなことあるんですね……どなたになさったんですか……?」

男「海神様だね」

氷魔「……なるほど……そういうイメージはあります……」

男「そうだな」

氷魔「……しかし……私たちはあまり……奉っている神様には詳しくありませんね……」

男「あー、俺は話してるからなんとなく分かるけど、そりゃそうか。なんか海神サマに質問とかある?」

氷魔「>>下1」
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/27(土) 20:18:40.54 ID:WNWh/BDY0
深海に沈んだ沈没船やら深海の生き物とか、把握することってできるんですか?
674 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/27(土) 23:23:08.82 ID:x4QztsbKo
氷魔「深海に沈んだ沈没船やら深海の生き物とか、把握することってできるんですか?」

男「だって」


彼がそう言うと、海神はその精神の内で喋り出した


海神『どっちも分かります!』

男「マジ?どっちも分かるって」

氷魔「……え……すごいですね……」
675 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/27(土) 23:56:12.21 ID:x4QztsbKo
海神『でも、あんまり見たくないですね……特に生き物は』

男「そうなのか?」

海神『どういう訳か、私が認識していることを認識して威嚇してくるようなのもいるんですよ』

男「えっ、怖……」

氷魔「……なんですか……?」


彼はその会話の内容を氷魔にも伝えた
すると、氷魔もまたそれに驚愕した


男「怖くね?」

氷魔「……深海には……行かないほうがいいかもしれませんね……」
676 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 03:00:26.99 ID:bovVJ0Oyo
男「海神に求められる権能って漁業の成功とか航海の安全だから深海まで分かるだけすごいのかもな」

氷魔「……そうですね……深海というか……知らないものには考えが及びませんからね……」

男「気にしだすと今度は恐ろしくてたまらなくなるしな」

氷魔「……自分から行かなければ深海になんて行くこともないでしょうし……海の藻屑にならなければ……深海の恐怖に死体を弄ばれることもないでしょう……」

男「そうだな。ま、海神様がついてれば船が転覆することもないだろう……」
677 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 03:02:48.69 ID:bovVJ0Oyo
そう言ってふと本題を見やる
魔法に偏っていても、色々なジャンル、
そして分野の本がある
だが、海に関する本はなかった


氷魔「……どうかしましたか……?」

男「いや、海の本ねぇなと」

氷魔「……海なんて凍らせて渡ればいいんです……少なくとも……ギルドに入る前の私はそう思っていました……」

男「なんというか、脳筋なとこあるよな」

氷魔「……ひどいです……」
678 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 03:12:42.80 ID:bovVJ0Oyo
本日はここまでです
ありがとうございました
679 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 19:44:58.46 ID:bovVJ0Oyo
露骨に悲しそうな表情をする彼女だが、
どうしたものかと考えているうちに夕食の時間となった


酪農少年「あれ、昨日の方は?」

中華「ああ、もうどこかれ旅立ったよ」

酪農少年「そうですか……」

やる気「なんかあったんすか?」

酪農少年「いえ、友達に話したらぜひ会いたいと言っていたので……」

ぶりっ子「びっくり人間ですからねぇ」
680 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 20:18:34.01 ID:bovVJ0Oyo
食事の中で、男はふと疑問を口にした


男「そういえば、北の大陸について知ってる人いる?」

狙撃少女「いえ……」

中華「ギルドに入るまで僕はこの城下町から出たことはないね」

氷魔「……私も……よく分かりません……」

やる気「そっすね、うちも結構内向的な家だったんで」

ぶりっ子「私も城下町育ちですからねぇ」


と、みな知らなそうな様子だったが、
ここで一人が名乗りを挙げる


怪盗「ああ、知ってますよ。私の故郷はあっちなので」

男「まじ!?どんなとこ?」

怪盗「大陸なんでそりゃ地域差はありますが、>>下1」
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/28(日) 20:26:29.12 ID:aJ4pPEb80
石造建築物の多い土地柄です
682 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/28(日) 20:54:30.73 ID:bovVJ0Oyo
怪盗「石造建築物の多い土地柄です」

中華「へぇ、いい石が取れるんだね」

怪盗「そうですね、あまり気にしたことはありませんけど」

氷魔「……いいですね……私の故郷なんて……夏場はじめじめして最悪なんですよ……」

やる気「うちもほんと酷いもんだったっすね」


氷魔の故郷についてはよく分からないが、
やる気の実家のある森は非常にじめじめしていた
683 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/29(月) 01:05:24.72 ID:1qITkm0yo
怪盗「そうはいいますが、あちらは直射日光がきついんですよ」

ぶりっ子「日焼けしちゃいそうですねぇ」

怪盗「油断するとあっという間に日焼けしちゃう。今日、鬼神と戦ったときは久々にあの日差しを思い出したね」

狙撃少女「そんなになんですか?」

怪盗「ま、その分日陰を十分に作る町並みになってるし……みんなフレンドリーだから悪いところじゃないはず!」

男「それはよかった」
684 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/29(月) 01:18:26.84 ID:1qITkm0yo
本日はここまでです
ありがとうございました
685 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/29(月) 19:17:21.76 ID:1qITkm0yo
そんなことを話しているうちに、
夕食の時間は終わった


酪農少年「最近のみなさんは毎日忙しそうですね。僕がここに来た頃は遠出とかほとんどなかったですし」

中華「確かに、最初はただ人助けをするだけの集まりだったしね」

氷魔「……遠くまで来た……ということですね……ノスタルジーに浸るほどの年月も経っていませんが……」


>>下1……何しよう?
1.中華の料理の後片付け
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/29(月) 19:32:55.50 ID:D09fOH5W0
687 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/29(月) 19:47:11.76 ID:1qITkm0yo
男「よっ」


男は酪農少年の部屋を訪ねた
丁度勉強を終わらせたようで、
椅子に座って伸びをしていた


酪農少年「あ、男さん。こんばんは」

男「おう、邪魔したか?」

酪農少年「いえいえ、むしろお話したいことがありまして」
688 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/29(月) 20:43:40.65 ID:1qITkm0yo
男「話?ああ、もしかして……」

酪農少年「そう、以前話した七不思議についてです」

男「誰か試したのか?その神に会えるという儀式」

酪農少年「はい、僕がやりました」

男「へぇー……え!?」


突然のカミングアウトには驚くほかなかった
しかし、見る限り酪農少年は無事なようで安心した


酪農少年「どうしました?」

男「いや、なんでもない……それより、どうなったんだ?」

酪農少年「>>下1」
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/29(月) 21:11:18.26 ID:9RUkxPZj0
性別が変わってしまいました
690 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/30(火) 01:14:26.48 ID:ZLKawNxho
酪農少年「性別が変わってしまいました」

男「……はい?」

酪農少年「どうやら今年の儀式では二例目だったようで……一年に二度も起こすなと怒られてしまいましたね」

男「いや、違う!俺が聞きたいのはそこじゃない!なんか今日のお前怖いぞ!」

酪農少年「お、怯えないで下さい」

男「……すまん、で、性別が……いや、聞き間違いだったかな」

酪農少年「いえ、僕は女になりましたよ」

男「……なんでそんな平然としてんだ?」
691 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/30(火) 01:30:05.17 ID:ZLKawNxho
酪農少女「そんな重要なことですか?トイレの仕方が変わるくらいじゃないですか」


そう平然と言ってのける彼……彼女が、
男には恐ろしく見えた


男「友達には話したのか?」

酪農少女「放課後にやったのでまだです」

男「……まぁ、気にしてないなら話せとも話すなとも言えないが……喪失感とかないのか?」

酪農少女「これまで僕が男性として得たものはありません。男性である必要のある現在も未来もありませんよ」

男「そうか……お前、俺なんかよりよっぽどすごいな」

692 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/30(火) 01:33:12.40 ID:ZLKawNxho
本日はここまでです
ありがとうございました
693 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/30(火) 18:50:47.94 ID:ZLKawNxho
酪農少女「ええっ、そんなことないですよ。僕、力ありませんよ?」

男「いや、昔俺も女になってな」

酪農少女「ええっ!?そうなんですか?」

男「そんときゃもう焦って焦って……」


と、過去のことを思い出す
あの鮮烈な体験は未だに昨日のことのように思い出される


酪農少女「そういえば、その神も僕が焦らないってんでつまらなそうに消えていきましたね」

男「……あ、そうだ。結局その神はどんな奴だったんだ?」

酪農少女「>>下1」
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/30(火) 18:55:15.45 ID:JiBUezKvo
やたら挑発的な言動の僕より小さい女の子でした
695 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/30(火) 20:11:57.21 ID:ZLKawNxho
酪農少女「やたら挑発的な言動の僕より小さい女の子でした」

男「へぇ……会ってみたいな」

酪農少女「そういう子がタイプなんですか?」


と不思議そうな顔で見つめてくる
冗談で流してもいいが一応女性となっているため、
きちんと説明することにした


男「いや、今日の昼間まで宿してた少女神って奴がそいつと近いタイプのようでな」
696 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/31(水) 01:29:47.37 ID:uGEC/o72o
酪農少女「ということは……ある程度話し合えるということですか?」

男「一般に知られてなくて、心も狭い神はいつ消えるとも分からん。だが、それ故にさらに当たりは強くなる」

酪農少女「負のスパイラルですね」

男「だから、プライドをあまり傷付けないように相手の自尊心を満たしつつギブアンドテイクに持ち込むんだ」

酪農少女「そうすれば仲良くなれるということですね」

男「……そうだな。仲良くというよりは、信仰を失うのが嫌だから切るに切れない状態を形成している」
697 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/31(水) 01:30:35.68 ID:uGEC/o72o
本日はここまでです
ありがとうございました
698 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/31(水) 18:28:02.16 ID:L1izqsLCO
酪農少女「……もっと、平和にいけません?」

男「相手が協力的ならどうにかなるかもしれないけどねぇ」

酪農少女「うーん……なんかこう……変な感じの神だったので難しいかもしれませんね」

男「……ま、いいや。困ったら呼んでくれ。その神と話つけてやる」

酪農少女「はいっ!」


そうして、その場は解散した
男は自室へと帰って、眠りについた
699 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/31(水) 20:01:07.38 ID:uGEC/o72o
?翌日・陰週火曜日?


中華「……今日は、嘘をついていい日的な?」

ぶりっ子「ち、違いますよぉ!だって、男さんも前女の子になってたじゃないですかぁ!」

男「あれ、これもうみんな知ってる感じ?」


彼が起きてロビーに出ると、
酪農少女のことですっかり話題は持ちきりだった


氷魔「……そうですね……噂の出所はよく分かりませんが……みな知っています……」
700 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/31(水) 20:25:22.86 ID:uGEC/o72o
やる気「大変なことになったっすね」

怪盗「あ!男さん!」

男「どうした急に」

怪盗「なんで昨日話聞くだけで帰っちゃったんですか!?」

男「え……いや、本人は気にしてなさそうだったから……」


なにかやらかしてしまったようだが、
彼にはそれがなんなのか分かっていない


ぶりっ子「いや!ちゃんと下着とか服用意してあげないと大変ですってぇ!」

狙撃少女「そ、そうですよ!いろいろまずいですよ!このままだと!」
701 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/01(木) 01:53:36.86 ID:JKdfEoN9o
男「そうか……申し訳ないな」

中華「というか、気にしてないんだ……」

男「ああ、きっと大物になるぜ」


そうして、一行はとりあえず彼女の服を探すことにした
下着は女性陣が選ぶらしいので、
男性陣はブティックの立ち並ぶ通りへと放り出された


やる気「じゃあ、服探すっすかね」
702 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/01(木) 02:03:06.89 ID:JKdfEoN9o
本日はここまでです
ありがとうございました
703 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/01(木) 19:15:59.43 ID:JKdfEoN9o
男「どうもー」


彼らは一つの洋服屋に目を付け、
その扉を開けて中に入った


店長「こんにちは」

中華「いい感じの女物の服ありませんか?」

店長「じょ、女装趣味の方ですか?」

やる気「違うっすよ!仲間の服を探しに来たんす」

店長「ああ、よかったです。私そういうのに疎いので……それならこちらがおすすめですよ!」


>>下1……店長が薦めてきた服
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/01(木) 19:37:49.09 ID:GRAoHwzU0
昭和40年代初頭を思わす
サイケデリックファッション
705 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/01(木) 20:51:07.09 ID:JKdfEoN9o
彼女が用意したのは、奇妙な服だった


男「……え?なんかこう……なに?」


それは目が眩むような蛍光色のコントラストで彩られており、また模様も巧妙でアシンメトリーだった


中華「いや、でもこれは……」

店長「今はこれがイケイケなんですよ!」

やる気「い、イケイケ……」
706 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/02(金) 01:06:03.78 ID:3xz8osXeo
男「どうする?これ買うか……?」

中華「う、うーん……」

やる気「ま、他にも服買う予定っすし、一つくらい変化球あってもいいんじゃないっすかね」

男「それもそうだな。じゃあ一着いただきます」

店長「ありがとうございます!ではサイズは……」


買うことを伝えると彼女はとても嬉しそうな様子でサイズの選定を始める
大体どの程度のサイズなのかは予めぶりっ子が計ってくれていたので、それを参考に詰めていった
707 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/02(金) 02:13:03.75 ID:3xz8osXeo
本日はここまでです
ありがとうございました
708 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/02(金) 20:15:23.45 ID:3xz8osXeo
すみません遅れました


結局、三人はそれを買って店を出た
なかなか特殊な店だったのだろうと考えたのだ


中華「……これさ、予めどういう服買うか決めておいて、それがあるかどうか店員に聞いたほうがいいんじゃない?」

やる気「奇遇っすね、俺っちもそう思ってたっすよ」

男「どういう服って……シャツとかセーターとかそういうこと?」

中華「そうそう」


といった流れで、
三人は酪農少女に着せるべき服を考え始めた


>>下1……どんな服を着せたい?
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/02(金) 20:24:09.05 ID:RJBkRDJj0
白いワンピースに麦わら帽子
710 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/03(土) 03:07:53.16 ID:z3H1ldc3o
やる気「そんな派手なのは好まなさそうっすけどね」

男「与えたらなんでも喜んで着るさ。ただ、本人がもし選ぶんだったら別の服だろうな」

中華「なるべくシンプルな奴がいいね」

やる気「あと、あんまり動きづらいやつはやめたほうがいいっすね」

男「なるほど……じゃあワンピースだな」

中華「色は?」

やる気「勿論、白っす!」
711 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/03(土) 03:31:34.64 ID:z3H1ldc3o
本日はここまでです
ありがとうございました
712 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/03(土) 19:19:53.94 ID:z3H1ldc3o
男「さらに麦わら帽子を追加だ!」


三人の頭の中にそのコーデが具体的に浮かぶ


中華「おぉー……童貞が好きそう」

やる気「ごはぁっ!」

男「うぐぅっ!」


二人は中華の直球な感想に貫かれ、
精神的ダメージを負うことになったが、
ともかくその方向性で行くことにした
713 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/03(土) 19:21:05.83 ID:z3H1ldc3o
中華「こんにちはー」


彼らは適当なブティックをまた身繕い、
そこに入っていった


店員「こんにちは!今日はどうされましたか?」

やる気「仲間の奴なんすけど、白いワンピースってあるっすか?」

店員「>>下1」
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/03(土) 20:09:09.39 ID:JFIxPqLz0
300円から500円の
格安なものならあるよ
715 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/03(土) 20:44:25.32 ID:z3H1ldc3o
店員「300円から500円の格安なものならあるよ」


そう言って、彼女は真っ白なワンピースを出した
安物だが、高級品との見極めができるような者はその場にいなかった


男「ふーん……どうする?」

中華「破けたりしなければいいと思うけど……」

やる気「学校の都合上、結構動き回りそうっすけどね」

716 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/04(日) 19:44:30.35 ID:0wfIXYU1o
すみません寝落ちしました


男「確かにそうだな。多少妥協してでもしっかりしたものを用意するべきか……」


と、悩んでいると店員が話しかけてきた


店員「白のやつじゃなければ、もっとしっかりしたワンピースもありますけど」

中華「そうなの?どんなワンピースがあるんだい?」

店員「>>下1」
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/04(日) 19:48:06.32 ID:wLcfS4hv0
聖なる薬草を素材とした緑色のワンピースです
718 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/04(日) 20:32:00.73 ID:0wfIXYU1o
店員「聖なる薬草を素材とした緑色のワンピースです」


彼女はそう言って緑のワンピースを持ってきた
薬草から作られているそうだが、
繊維で編まれた通常のワンピースとほぼ同じ肌触りだ


やる気「おお、いいっすね!」

男「あまり濃い緑じゃないし……淡い色なら全然許容範囲じゃない?」

中華「なら、これにしちゃおうか」
719 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 01:33:36.89 ID:5Xrb6JSqo
やる気「じゃ、これでお願いするっすよ」

店員「お買い上げありがとうございます!」

男「ああ、そういえば」


ワンピースを袋に入れる最中の彼女に、
男はふと気になったことを聞くことにした


店員「はい?」

男「値段聞いてなかったわ。いくら?」

店員「一万します」

男「……結構するねぇ!」
720 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 02:19:16.10 ID:5Xrb6JSqo
本日はここまでです
ありがとうございました
721 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 19:27:32.64 ID:5Xrb6JSqo
【ギルドの資金】80361475


一行は会計を済ませ、店を出た
これでワンピースは手に入ったので、
あとは麦わら帽子を買うのみだ


中華「というか、普通に農作業で使いそうだし、学校にありそうだよね」

やる気「麦わら帽子っすか?」

中華「うん」

男「でもそういうのって大体無骨でよれてるじゃん?やっぱりかわいい奴を買ってやりたいよ」
722 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 19:45:16.66 ID:5Xrb6JSqo
やる気「お、あそこに帽子の店があるっすよ」

男「よし、そこに入ろうか」


そうして三人は帽子店へと入店した


店長「いらっしゃいませ!」

中華「女物のかわいい麦わら帽子ありますか?」

店長「>>下1」
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/05(月) 20:04:56.05 ID:oMhHHhx50
今日入荷した、不思議な不思議な
麦わら帽子はいかがでしょうか?
724 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 21:37:26.88 ID:5Xrb6JSqo
店長「今日入荷した、不思議な不思議な麦わら帽子はいかがでしょうか? 」


彼はそう言って、麦わら帽子を取り出す
一見すると、ただの麦わら帽子だ


やる気「なんか、変わったところがあるんすか?」

店長「それはもちろん」

男「試着していいかな?」

店長「どうぞ」
725 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/05(月) 21:55:49.73 ID:5Xrb6JSqo
男は早速その帽子を被ってみた


男「どう?」

帽子「こんにちは!」

男「……はい?」


すると、なぜか帽子が喋り始めた
声は高い女性のものであったが、
男はそれに聞き覚えがあった


店長「なんとそれは、被った人の心と接続し、喋る帽子なのです!」

中華「被る前にはなかった、口のようなものが帽子に現れたね」
726 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/06(火) 01:35:37.51 ID:BaCtx4iao
本日はここまでです
ありがとうございました
727 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/06(火) 18:00:43.79 ID:HKZI5Tn6O
店長「ということで、お客様の心は女性ということですね」

男「いや違いますけど!?これ別の方ですよ!」

帽子「そうですよ!私は海神です!」


本来なら心の声と接続する所を、
なぜか彼の身に宿っている海神と接続してしまったらしい


店長「……腹話術ですか?」
728 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/06(火) 20:11:17.89 ID:KSVLEmv0O
男「いや、違うんだよ」

中華「多分本当にそうなんだろうけど……海神様ってそんな感じだったんだ」

帽子「そうですよー!」

男「ヤバいヤバいヤバい」


彼はそう言って急いで帽子を外した
地母神も言っていたが、威厳が本当にないのであまり外で喋ってほしくはなかったのだ


やる気「いや、使い道はあるっすけど……これ人に送るもんじゃないっすね」
729 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/07(水) 00:35:52.51 ID:WnztIFbko
店長「……で、買われます?」

男「保留。それより、普通の麦わら帽子ないのか?」

店長「ありますけど」

中華「最初から出しなよ!」


店長は渋々といった様子で、
普通の麦わら帽子を取り出した


やる気「このストリート、変な店ばっかりっすね……」
730 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/07(水) 00:44:13.05 ID:WnztIFbko
本日はここまでです
ありがとうございました
731 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/07(水) 19:15:55.29 ID:wUy0uP+rO
とりあえずその麦わら帽子は購入することとした
丁寧に包装されたそれを受けとり、
話は次の議題へとシフトしていく


男「どうするかな、あの帽子……」

中華「本当にその帽子、心の声を喋るんだろうね?」

店長「そのはずなんですがねぇ……」

やる気「なんか気になることでもあるんすか?」

店長「いやなに、>>下1」
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/07(水) 19:25:51.31 ID:IjXSQSHk0
大切にお使いください
733 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/07(水) 21:59:12.64 ID:WnztIFbko
店長「大切にお使いください」

男「え?ああ……うん」


なにか引っ掛かる物言いだが、
とりあえず流すことにした


中華「じゃあ、折角だし買おうかな」

店長「そうですか?ではその麦わら帽子も買っていただいたことですし、無料にしておきますよ」

やる気「え?」

店長「いやあ、仕入れたはいいんですが……みんな気味悪がって買わないんですよね」
734 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/08(木) 02:18:39.16 ID:rHsFUugNo
男「でしょうね」

中華「仕入れ値ってどんくらいしたんですか?」

店長「聞いて驚けなんと10万」

やる気「はぁ!?」


衝撃の値段だった
そんなものを無料でゆずっていては店が成り立つはずはない


男「どういうことです?」

店長「うちはブランドものも扱っててね、金持ちに商売して利益を出してるんだよ」

中華「……それにしても10万は……」
735 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/08(木) 02:24:04.88 ID:rHsFUugNo
店長「特別高い帽子は競売で買うんだけどね、そこに出品されてたのさ」

やる気「はぁ」

店長「で、流れで落札したのはいいんだけど……あれ、厳密には麦わら帽子……というか帽子ですらないらしいんだね」

男「どう見ても麦わら帽子だけど……どういうこと?プロにしか分からない違いがあるのかな」

店長「いやあそれが、私にも見分けられなかったんだ。だが、出品者の妙な奴らによれば、こいつは麦わら帽子型の生命体だという」

中華「それって……!」
736 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/08(木) 02:29:27.37 ID:rHsFUugNo
本日はここまでです
ありがとうございました
737 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/08(木) 19:52:19.38 ID:rHsFUugNo
店長「え?」

やる気「俺らもどう見ても生物じゃないのに生物なとんでも能力持ちの物体を持ってるんすよ」


そう言って例のドアノブを取り出す
やはり生物には見えず、今日も銀色に輝いている


店長「ということは、オークションで落札したのかい?」

男「いや……こういう生物の原産地へ行く用事のある奴らから間接的に貰ったんだ」

中華「その、オークションに流していた出品者……知っているかい?」

店長「ああ!確か>>下1」
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/08(木) 19:54:59.60 ID:DnHrggep0
西の都に住む貴族
739 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/08(木) 22:41:47.15 ID:rHsFUugNo
店長「西の都に住む貴族だ!」

やる気「ふぅん……?」

男「個人的に探検隊なんかを雇って獲得した可能性はあるな」

中華「ちょっと怪しいけど……今は気にしないことにしようか」


一行はそう話して帽子店を出た
女性陣とは買い物を終えたらギルドハウスで合流することになっているため、三人は帰ることとなった
740 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/09(金) 02:38:44.88 ID:DzlU8blLo
本日はここまでです
ありがとうございました
741 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/09(金) 20:05:13.53 ID:/cuhpEZvO
三人が帰ると、まだ女性陣は戻ってきてはいなかった


酪農少女「もしかして下着を買ってくださったんですか?」

やる気「いや、俺っちらが買ったのはワンピースと麦わら帽子っすよ」

男「あと、このサイケなやつだ」


男は購入したサイケデリックな服を見せつけた
やはり、異彩を放っている


酪農少女「>>下1」
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/09(金) 20:18:56.15 ID:I3PTqVuF0
ワンピースと麦わら帽子は良いですね
743 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/09(金) 21:20:54.50 ID:/cuhpEZvO
酪農少女「ワンピースと麦わら帽子は良いですね」

中華「……やっぱり、この妙な服はダメかぁ」

酪農少女「ボクは着ませんね。……友達に好きそうな子はいますが……」

やる気「ま、なんかの役には立つかもしれないからこれもあげるっすよ」

酪農少女「じゃあ、受け取っておきます……」
744 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/10(土) 02:31:35.51 ID:CTeIPHpfo
本日はここまでです
ありがとうございました
745 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/10(土) 19:55:34.44 ID:CTeIPHpfo
そうこうしているうちに、女性陣も帰ってきた


氷魔「……おや……もう帰っていたのですね……」

ぶりっ子「さてさて、一体どんな服を買ってきたのかな……!?」


彼女らは、例のサイケデリックファッションを見て驚愕した


怪盗「なんですか、これ?」

男「おすすめされたから買ってきた」
746 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/10(土) 21:15:19.25 ID:CTeIPHpfo
狙撃少女「まあいいんじゃないでしょうか」

中華「いいの!?」

氷魔「……なかなか……独特なファッションセンスですね……」


それから女性陣は酪農少女を別室に連れていき、
下着類の付け方をレクチャーした


やる気「こういう平和なことで奔走したの、久しぶりっすね……」

男「ああ、たまにはいいもんだな」
747 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/11(日) 03:21:00.43 ID:A0wsZHJKo
中華が厨房からお茶を持ってきたので、
三人はゆっくりとお茶を飲みながら、
軽く談笑して過ごした


ぶりっ子「はぁー疲れましたぁ」


しばらくすると、女性陣も酪農少女の部屋から戻ってきた


中華「よし、追加で淹れてこよう……」

怪盗「おっ、ティータイムですか?」
748 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/11(日) 03:56:04.22 ID:A0wsZHJKo
本日はここまでです
ありがとうございました
749 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/11(日) 19:17:56.70 ID:A0wsZHJKo
一行は暫しの休息を挟み、
ティータイムの後に昼食を摂った


狙撃少女「ふぅ……そろそろ今日の活動を始めましょうか」

男「そうだな」

中華「これからどうするんだい?」


>>下1……なにをしよう?(フェイズ・昼)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く!
10.北の大陸を目指す!
11.自由安価
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/11(日) 19:23:46.94 ID:T0o6IxI/o
七不思議の儀式をやってみる
751 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/11(日) 20:34:25.73 ID:A0wsZHJKo
酪農少女「それじゃ、ボクはそろそろ学校に行ってきますね……」

男「おっと!」


彼は酪農少女を呼び止めた
彼女は肩を弾ませ振り返り、
不思議そうな顔をしている


酪農少女「なんですか?」

男「お前が会った、七不思議の神様に会いに行きたい。どうにかならないか?」

酪農少女「うーん……外れの廃小屋なので、こっそり来ればバレないと思いますよ。許可とかは無理そうですね……」
752 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/06/11(日) 20:41:56.66 ID:A0wsZHJKo
氷魔「……こそこそやるのは得意です……」

やる気「そっすね。俺っちに任せるっすよ」


それから一行は、彼女の学校にある、
廃小屋の近くまでやってきた
とはいえ、そこは校内ではなかった


ぶりっ子「結構高いですね……」


一行の前には大きな塀が立ちはだかっており、
どうにかこれを越えないことには、
その廃屋に辿り着くことはできないだろう
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