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安価とコンマで異世界転生!その8

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453 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 03:16:38.67 ID:xPe7q6tDo
本日はここまでです
ありがとうございました
454 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 19:31:20.96 ID:xPe7q6tDo
機械少女「風より早く動くことができれはば、かの魔神の速度を上回ることができるというわ」 

男「そんなに速いのか、その魔神は」

機械少女「ええ、よく知られているような化け物とは次元が違うわ」

中華「うーん……」

氷魔「……どうしました……?」

中華「そんな恐ろしい魔神、一体どうして呼び出したのかなって」

機械少女「>>下1」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/16(日) 19:32:54.63 ID:YlhO5MpB0
たった一人に向けられた大きすぎる復讐の情念によって呼び出された
456 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 20:35:42.46 ID:xPe7q6tDo
機械少女「たった一人に向けられた大きすぎる復讐の情念によって呼び出された」

やる気「そんなことがあるのか」

機械少女「魔神とはその名の通り神であるから、特に波長が合った人間の心に語りかけてくることがあるの」

ぶりっ子「そうですよねぇ、そりゃ、悪い神もいますよねぇ……」


男によって、なんとなく神を味方だと考えていた一行だが、必ずしもそうでないことを再認識した
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/17(月) 01:32:15.73 ID:T2nKfVP50
▼おまじない1
翡翠 熊のプーさん 天安門虐殺 通州虐殺 フリーチベット 天安門事件 通州事件 武漢ウイルス 原発爆発 武漢コロナ ウイグル虐殺 六四天安門事件 習近平 北京大洪水 野獣先輩 ネオナチスアゾフ
▼おまじない2
翡翠 小熊维尼 小熊维尼 習維尼 盗贼共产党 共匪 唐州大屠杀 自由西藏 天安门广场大屠杀 六四天安門事件 通州事件 武汉病毒 武汉科罗娜 维吾尔族大屠杀 核爆炸 习近平 刘建超 中国共产党中央对外联络办公室 中国共产党 北京大水 兽前辈 新纳粹分子亚速 台湾独立 NHK 打倒共产党 共狗治党 中共K幕 建立台湾国 大纪元时报 天安门屠杀 89暴乱 专业帮忙复仇 办理假学位证 在线身份证生成 腐败中国领导人京阿尼纵火案 前首相安倍晋三的枪击暗杀事件
458 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 01:45:11.19 ID:LczI7k+Ro
怪盗「しかし、一人だけで顕現なんてさせられるもんなんですかね?」

機械少女「できたもんはできたのよ。……それだけ、人の負の力にはエネルギーがあるってこと」

狙撃少女「恐ろしいですね……現代でも普通に起こりうる事象じゃないですか」

機械少女「そうだけど、滅多にあることじゃないわよ。流石にね」

男「………………」

中華「考え込んでるけど、大丈夫?」

男「……おっと、大丈夫だよ」
459 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 01:45:57.61 ID:LczI7k+Ro
本日はここまでです
ありがとうございました
460 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 19:08:54.03 ID:LczI7k+Ro
・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 上級風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値21/39……レベル30)

・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 上級光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値31/37……レベル28)

・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 上級風魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)

・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 上級闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値7/35……レベル26)

・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
『風より速く動く術』
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 回復魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値35
/38……レベル29)

・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
【歌唱力】53
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:上級火魔法 風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値11/33……レベル24)

・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法 光魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属、不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典、硫酸の入った瓶、筋トレメソッド本、13時間時計×3、純金小判×5 レア珍獣の生息地(本) 忘却されるまで封印した機械(本)、無限に重なる葉っぱ、ホームセンターの便利グッズ紹介本 回復スライム、氷スライム レインボースライム 探し物の位置を指し示すコンパス(『4回』、不良品)、牛スライム、文字を書き込んだら対になるものに文字が浮かび上がる一対の巻物、壊れたものを何でも直すレンチ、黄金の番人像、世界樹の露(三回分)、なんでも開けるドアノブ型生命体
【ギルドの資金】80371475
461 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 19:11:51.55 ID:LczI7k+Ro
氷魔「……それで……地下の魔神の所へはどうやって行けばよいのでしょうか……」

機械少女「探せば階段が出てくるわ」

やる気「……それよりも、その魔神について対策を考えたほうがいいんじゃないか?」

ぶりっ子「私もそうした方がいいと思いますねぇ」

怪盗「とにかく情報が欲しいのはありますね」

狙撃少女「どこで情報を集めましょうか?」


>>下1……情報収集の主題
1.本部ギルドで調べる
2.図書館で文献を漁る
3.自由安価
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/17(月) 19:18:07.94 ID:ARopGkFeo
2
463 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 23:06:09.35 ID:LczI7k+Ro
一行は一旦図書館までやってきた


機械少女「……こんな建物あったかしら」

男「言われてみれば結構新しい建物だ。長く地下に幽閉されていれば知らないかもしれないな」

機械少女「図書館なんかに魔神の情報があるのかと疑っていたけれど、これなら期待できそうね」


そうして、伝承や歴史を扱うコーナーへと向かっていく
いつもは地下に降りていくが、
そうでないためにわずかな違和感すら覚えた
464 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 19:44:46.48 ID:tuTS7jxEo
すみません寝落ちしました


中華「とはいえ……神代の歴史書なんてあるのかな」

氷魔「……ありますよ……ただ……元々混沌を極めた時代でしたから……考証が非常に難しいですね……」

やる気「情報が少なかったり、あるいは嘘が書かれていても判別できないってことっすね」

氷魔「……はい……」

ぶりっ子「それらしい本を片っ端から読んでローラー作戦するしかなさそうですねぇ」

怪盗「その魔神がなんと呼ばれていたのか分かれば楽そうですが、その魔神の通り名とか知ってます?」

機械少女「>>下1」
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/18(火) 19:50:52.11 ID:lBHIscCU0
紅い鬼神という通り名はあるけど、本当の鬼だったらどれだけ良かった事か
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/18(火) 19:52:19.94 ID:E5/4KyrV0
古の時代に墜つる神を処罰する神と呼ばれていました。 そのために神殺しの邪刃を持っていたとか…
467 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 20:21:21.01 ID:tuTS7jxEo
機械少女「紅い鬼神という通り名はあるけど、本当の鬼だったらどれだけ良かった事か」

狙撃少女「実際にはただの魔物じゃなかった訳ですからね……」

男「ともかく、それで調べよう」


一行は手分けして、一帯の本を漁り始めた


中華「目が滑る……」

氷魔「……旧い文体……そして……旧い文字が使われていますからね……」
468 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 20:25:29.52 ID:tuTS7jxEo
男「……ああ、そうなんだ」

やる気「え?」

男「いや、なんでもないよ」


彼には『万能通訳』のスキルがあるので、
この世界で知られている言葉であるならば、
問題なくその意味を理解することができた


ぶりっ子「私には難しいですねぇ……」

怪盗「私もー……最近の言葉には敏感なんですけどねぇ」
469 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 01:04:50.19 ID:RoBbJKXEo
本日はここまでです
ありがとうございました
470 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 18:49:13.10 ID:kEVE/2guO
狙撃少女「旧い文章の斜め読みは技術が要りますね」

男「……お、これかな」

中華「見つけた?」

男「ああ、多分これだね」


そこには、遥か神代の時代に『猛き者』が紅い鬼神を倒したとの記述があった
それが魔王なのか救世主なのかははっきりとしていない


氷魔「……なにか……手がかりはありましたか……」

男「どうやら、>>下1が弱点らしい」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/19(水) 18:52:39.56 ID:Pf0bBr/v0
まぶしく光るもの
472 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 21:32:05.01 ID:RoBbJKXEo
男「まぶしく光るものが弱点らしい」

やる気「どのくらい有効なんすか?」

男「動きを鈍らせることぐらいはできそうだ。流石に魔神だ、それだけで倒すなんてことはできなさそうだな」

機械少女「そうね……でも用意するに越したことはないわ」

ぶりっ子「それなら、光魔法を駆使すればいけそうですねぇ」


戦術の方針も固まってきたようだ
473 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 00:51:22.48 ID:eD7gZNefo
機械少女「……はっ」


彼女は右手を前に突き出し、小さく息を吐く
すると、右手から真っ直ぐに光線が出た
読んで字のごとく、光の線である


怪盗「おや?」

機械少女「光なら出せるみたいね」

狙撃少女「機械の体ってすごいですね」
474 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 01:07:34.25 ID:eD7gZNefo
本日はここまでです
ありがとうございました
475 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 19:11:52.10 ID:eD7gZNefo
男「まだ準備を整えることはできるが……」

機械少女「いずれ魔神は目覚めるけれど、本当に今すぐという訳ではないわ。結構猶予があるの」

中華「それなら急ぐ必要はないね」

氷魔「……しかし……魔神がいるとすっきりしませんからね……あまり後回しにするのもよくないと思います……」

やる気「そっすね、便利な言葉っすけど、柔軟に対応すべきっすね」


>>下1……なにをしよう?(フェイズ・夕方)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.魔神を倒しにいく
11.自由安価
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/20(木) 19:12:52.73 ID:7RiVC3DG0
6
477 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 21:31:32.55 ID:eD7gZNefo
怪盗「じゃ、占いでも行きません?」

機械少女「は?」

狙撃少女「いいですね」


思いつきに従って、一行は占いの館へ向かった
機械少女は終始困惑していた


機械少女「人のこと機械にしといて占いみたいなオカルトも信じるのね……」

男「本当に機械になるとは思ってなかったんだ。申し訳ない」
478 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 01:21:15.76 ID:4oYOzKsKo
機械少女「別にいいわ。機械のほうが朽ちるのが早いもの」

中華「そういう問題なんだ……」

占い師「おや、また仲間を増やしたのですか?」

氷魔「……いえ……故あって同行しているのです……」

機械少女「あなたが占い師?確かに胡散臭い顔してるわ」

占い師「ややっ!失礼な女!」
479 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 01:23:21.35 ID:4oYOzKsKo
本日はここまでです
ありがとうございました
480 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:00:57.46 ID:czyybsBaO
すみません遅れました
諸事情で金曜日は遅れがちになりそうです


やる気「といっても……機械少女さんも本来かなりオカルトの存在っすよね?」

機械少女「……言われてみればそうね」

占い師「な、なんなんですかあなたは……」

ぶりっ子「思考が機械に乗っ取られ始めてたり?」

機械少女「縁起でもないこと言わないで」
481 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:02:53.83 ID:czyybsBaO
怪盗「でも、機械を崇拝する宗教なんてのもあるらしいですからね」

狙撃少女「その神がもたらした神器があのレンチだったのなら……という仮説ですね」

機械少女「くっ……」

男「いつか朽ちるんだろ?なら気にすることはないんじゃないか?」

機械少女「……そういうことにしておくわ」
482 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:14:15.17 ID:czyybsBaO
中華「あ、そうだ。占いのことなんだけど」

占い師「えっ、ああ、はい。急に戻ってきましたね」

中華「今度強大な魔神を倒しに行くんだけど、それについて占ってほしい」

占い師「吉凶が出るかアドバイスが出るかは分かりませんが……分かりました」


そう言うと、占い師は剣を取り出した
そして、それを持つように促す


中華「これをどうすれば?」

占い師「この板を斬っていただきます。その模様から占います」
483 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:15:32.30 ID:czyybsBaO
占い師はとても分厚い板を持ち出した
その重さに腕は震えている


中華「なるほど、任せて!」


彼は言われるがままに力いっぱい剣を振り下ろした
すると、荒々しい傷が付いた


占い師「ほほう」

氷魔「……結果は……いかがでしょうか……?」

占い師「>>下1」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/21(金) 21:19:28.74 ID:x/6PJ8i40
憎しみや恨みをぶつけるな。純粋に一人の強者として迎え撃て。
485 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/22(土) 01:44:54.00 ID:RbZt482So
本日はここまでです
ありがとうございました
486 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/22(土) 19:43:50.82 ID:RbZt482So
占い師「憎しみや恨みをぶつけるな。純粋に一人の強者として迎え撃て。」

やる気「なるほど……」

ぶりっ子「私が苦手なことですねぇ」

怪盗「昔からよく言われてますけど、そういう化け物ほど純粋な力には従うそうですしね」

狙撃少女「かつて調伏されていますし、そういう経緯があったのかもしれませんね」
487 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 02:38:39.57 ID:lbth4qkuo
その言葉を受け止めて、一行は家路についた


男「しかし、紅い鬼神とやらはどんな悪事を犯したんだ?」

機械少女「闇の炎を放って従わない人間や街を燃やしていたと聞くわ」

中華「そんな力があるのか」

機械少女「あくまで伝承の世界だから、本当にそんなことをしていたかどうかは定かではないけれど」

氷魔「……結局……封印するだけのことはしたんですよね……?」
488 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 03:11:55.10 ID:lbth4qkuo
本日はここまでです
ありがとうございました
489 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 20:17:09.12 ID:lbth4qkuo
機械少女「ええ、かつては襲いかかってきたわ」

やる気「やはり……」

ぶりっ子「そういえば、もしかして……封印を施したのは私の父なのですか?」

機械少女「知りたいの?」


そう彼女は聞き返した
どういう意図をもってそう聞くのかはわからないが、


ぶりっ子「……はい」


ぶりっ子は臆することはなかった


機械少女「>>下1」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/23(日) 20:42:30.39 ID:nVrwKU1I0
…貴女のご先祖さまの時代の話だから関係は無いわ
491 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 21:36:54.48 ID:lbth4qkuo
機械少女「…貴女のご先祖さまの時代の話だから関係は無いわ」

ぶりっ子「あっ、そうなんですねぇ。ちょっと気が楽になりましたぁ」

怪盗「本当にすごい永い時を生きてるんですね」

機械少女「そうね、いまいち記憶の残っていない時代とか、これまでみたいに封印の媒介をしていたようなこともあったけれど」

狙撃少女「壮絶ですね……おかしくならないんですか?」

機械少女「意外と大丈夫なものよ」
492 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 00:54:48.91 ID:Jlem6zf6o
本日はここまでです
ありがとうございました
493 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 19:25:35.41 ID:Jlem6zf6o
そうして一行はギルドハウスへと帰ってきた
もう夜なので、魔神との戦いは明朝となった


男「覚悟決めなきゃな……」

中華「ま、これまでどうにかなったんだかし今回も大丈夫さ」

氷魔「……そうだと……いいですね……」


>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.リビングにいる機械少女に話しかける
11.自由安価
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/24(月) 19:51:06.30 ID:dI+msi+F0
10
495 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 23:15:47.45 ID:Jlem6zf6o
機械少女「はぁ……」


彼女は足を組んでソファに横になっている
そして虚空を見つめなにかを考えているようだ


男「どうかしました?」

機械少女「いや、なんでもないわ」

男「部屋いります?」

機械少女「別に必要ないわ。この体じゃどこでも疲れないみたいだし」
496 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 00:03:02.23 ID:KsTgIrrKo
男「どのくらい昔から存在してるんだ?」

機械少女「……そうね、5000年は前かしら」

男「ごっ……」


彼が元いた世界なら紀元前だ
もし地球で最も救世主が不死のものだったとしても、遠く及ばない年数だ


機械少女「多分ね」

男「どうして朽ちることがないんだ?」
497 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 00:05:13.22 ID:KsTgIrrKo
本日はここまでです
ありがとうございました
498 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 19:29:32.26 ID:KsTgIrrKo
機械少女「一族にかけられた呪いのようなものよ」

男「……一族に?」

機械少女「私の母は不死の存在。そのまた親も、そのまた親もね」

男「そうなのか」

機械少女「不死は孤独を運命付けるわ。家族はいても、その希少性から狙われ、離散を余儀なくされる」

男「慰めてやりたいが……俺に君の痛みを完全に理解することはできないだろうな」
499 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 19:32:21.01 ID:KsTgIrrKo
機械少女「そうね。気持ちだけ受け取っておくわ」

男「すまないな」

機械少女「……結局、不幸になるのだけど……みな永い時の中で『愛』だのなんだのと絆されて、次世代の苦しみを産み落とすの」

男「……君は違うみたいだな」

機械少女「ええ、犠牲は少ないほど良いわ」

男「しかし血族で呪われるなんて、君の祖先……その呪いのルーツは一体?」

機械少女「>>下1」
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/25(火) 19:34:52.87 ID:7hVhRgOFo
神殺しよ
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/25(火) 20:44:33.61 ID:tMoP9E8T0
機械少女「リングの山村貞子の娘 それが私よ」
502 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/26(水) 00:37:47.45 ID:hGgOysazo
機械少女「神殺しよ」

男「人の身で神に打ち勝ったのか!?」

機械少女「どうやらそうらしいわ」

男「驚いたな……だが、それと同時に納得もいった」

機械少女「……ふふ」


彼女は男を見て不敵に笑った
なぜ彼女の挙動が読めないのかといえば、
それはその長い人生からきているのかもしれない


男「なんだ?」
503 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/26(水) 00:40:44.13 ID:hGgOysazo
機械少女「あなた……実は興味あるんじゃなくて?」

男「興味……」

機械少女「殺せるならば神をも殺したいと、そう思っているのでしょう?」

男「いっ、いや!別に殺したい訳じゃないさ!」

機械少女「あら、そうなの?」

男「手段として使えるならありがたいってだけかな」

機械少女「本当にさっきまで神殺しだの不老不死だので驚いてた人間の発言かしら?神殺しは終着点であって、手段としか捉えてない人間は始めて見たわ」
504 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/26(水) 01:01:26.78 ID:hGgOysazo
本日はここまでです
ありがとうございました
505 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/26(水) 20:00:18.28 ID:hGgOysazo
そんなことを話しているうちに、
中華が夕食を運んでくる
どうやら、もう夕食の時間らしい


酪農少年「うわっ」

機械少女「……なに、あなた」

中華「もう、機械少女さん?子供を威圧しちゃダメじゃないか」


異様な存在に驚きを隠せない彼を、
機械少女は憂いのこもった視線で睨んだ
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/26(水) 21:00:56.81 ID:hGgOysazo
食事の中で、一行は今日あったことを話した


酪農少年「へぇ、そんなことが……」

機械少女「元から食事はいらない体なのだけれど、ついに物を経口摂取する方法まで失ってしまったわ」

氷魔「……残念ですね……」

やる気「そうなんすか?じゃ俺っちが全部食うっすよ」

中華「……そうか、みんな機械だったら料理人はいなくなってしまうのか」
507 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/27(木) 01:28:25.22 ID:zEFjQ3Bho
ぶりっ子「えっ」

機械少女「ありうる話ね。どこまで機械化するかによるけれど、ヒトがみな完全な機械になってしまえば……」

中華「じゃあロボットが美味しいと思うものを考えよう」

機械少女「……あなた、ぶっ飛んでるわね」

中華「料理人とはそういうものじゃないの?」

怪盗「とんでもなく前向きですね……」
508 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/27(木) 01:34:20.12 ID:zEFjQ3Bho
本日はここまでです
ありがとうございました
509 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/27(木) 19:37:51.59 ID:zEFjQ3Bho
機械少女「なんでしょうね、オイルでも摂取すればいいのかしら?」

狙撃少女「ステレオタイプなロボットですね」

中華「オイルか……」


彼は自分の分を食べ終えると、
厨房になにかを取りにいった


男「まさか……」
510 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/27(木) 19:40:39.19 ID:zEFjQ3Bho
中華「持ってきたよ」


推測通り、彼はオリーブオイルを持ってきた
黄金色に輝くお馴染みの液体だ


氷魔「……それを……どうされるのですか……?」

中華「ちょっと飲んでみてよ」

機械少女「は、はぁ!?私だって元々は人間よ!?嫌に決まってるでしょ!?」

中華「そこをなんとか……」

機械少女「……ちっ、分かったわよ」


そう言うと彼女はオリーブオイルを近くの器に注ぎ、
勢いよく飲み干した


中華「どうかな?」

機械少女「>>下1」
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/27(木) 19:59:20.59 ID:SlfU6Cl3o
効率は悪いけど足しにはなるわね
512 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/28(金) 01:08:30.65 ID:Wwi+rYzro
機械少女「効率は悪いけど足しにはなるわね」


彼女はため息をつきながら、
というより排熱をしながらそう言った


やる気「やっぱり天然由来はだめっすか?」

機械少女「そうかもしれないわね」

中華「料理人にも重科学工業の知識が求められる時代がやってくるかも?」
513 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/28(金) 01:50:55.73 ID:Wwi+rYzro
本日はここまでです
ありがとうございました
514 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/28(金) 20:25:11.98 ID:1QM4QVb7O
そんなことを話しながら食事を終えた


機械少女「あ、そうそう」

ぶりっ子「はいぃ?」

機械少女「もし魔神と戦ってあなたたちが生きていたら……私のことは口外しないでね」

怪盗「ま、不老不死ですしね」

機械少女「それだけじゃないわ。機械の体で不老不死というのは、無限のエネルギーを意味しているのよ」


まだ寝るまでには時間がある

>>下1……何しよう?
1.中華の料理の後片付け
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.リビングにいる機械少女に話しかける
11.自由安価
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/28(金) 20:29:09.34 ID:5bIHGF4h0
1
516 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/28(金) 21:47:06.97 ID:joLo2BGrO
男「こんなもんでいいか?」


男は重ねた皿を台所に並べてそう言った
中華は頷いてそれを洗い始める


中華「………………」

男「悩みか?」

中華「そうかも」

男「……言ってくれるか?」
517 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/28(金) 21:49:16.68 ID:joLo2BGrO
中華「あのさ」

男「おう」

中華「ロボットが一番美味いと思う油ってなにかな?」

男「……あ、そのこと?」


彼は間の抜けた返事を返すばかりだった


中華「それ以外なんかあった?」

男「いや、ないわ。……ないからこそ不安だったわ。……で、油か」

中華「やっぱり、科学的に精製された奴がいいのかな?」

男「うーん……本命はそこだよな」
518 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/29(土) 02:17:01.20 ID:M7qNT4+to
本日はここまでです
ありがとうございました
519 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/29(土) 19:26:58.05 ID:M7qNT4+to
中華「問屋さんで扱ってるかなぁ」

男「あんまり科学的なものは扱ってなさそうだよな」

中華「そうだね?」


そんな話をしながら、皿洗いはあっさりと終えた


男「……あ、蝦蟇の油は?ありそうじゃない?」
 
中華「>>下1」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/29(土) 19:28:46.56 ID:kQ0klwsg0
結構固形だけど、試してみる価値はありそう!

でも彼女喜ぶかな?
521 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/29(土) 20:05:09.60 ID:M7qNT4+to
中華「結構固形だけど、試してみる価値はありそう!」

男「むしろ、固形なら有機的な肉体を持っていたころの食事に近いし、いいんじゃないか?」

中華「でも彼女喜ぶかな?」

男「うーん……試してみないと分からないけど、オリーブオイル飲ませるようはいいんじゃないかな」

中華「そう?じゃあ準備しとくね」

男「あ、持ち合わせあるんだ……」
522 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/30(日) 03:24:22.48 ID:aJMdBDFmo
それから彼は後片付けを終え、
自室へと帰って眠りについた


?翌日・陰週月曜日?


氷魔「……みなさん……揃ったようですね……」

やる気「そっすね、じゃあ早速行くっすよ」


一行は準備を終え、魔神との戦いのため、
屋敷の地下へと降りていく
523 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/30(日) 03:32:15.89 ID:aJMdBDFmo
本日はここまでです
ありがとうございました
524 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/30(日) 19:19:28.04 ID:aJMdBDFmo
ぶりっ子「階段はどこですかぁ?」

機械少女「ここよ」


彼女が床に触れると、
そこに奇妙な紋様が浮かび上がり、
開いて中から階段が現れた


怪盗「おお、ロマンありますね!」

機械少女「……そうね」


一行は石造りの湿った階段を下っていく
吸い込まれるような暗闇が続いていく


>>下1……魔神の間の様子
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/30(日) 19:22:01.64 ID:LUwn0H4h0
何もない間
526 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/30(日) 20:41:40.64 ID:aJMdBDFmo
狙撃少女「……あれ?」


そこは石造りの石室のような間だったが、
とにかくなにもなかった
構造物はおろか、魔神すらいない


男「なぜだ?」

中華「封印されていたはずでは……?」

氷魔「……封印が解けた隙に……逃げ出したのでしょうか……?」

機械少女「そんなに活動的な存在ではなかったように思えるのだけれど……」
527 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/30(日) 23:12:11.93 ID:aJMdBDFmo
やる気「そもそも、そんな化物が逃げ出したならうちも街も大惨事になってるんじゃないすか?」

機械少女「そのはずね」

ぶりっ子「……ということは?」

怪盗「……ということは?」


そう言って二人は狙撃少女の顔を覗き込む


狙撃少女「こっち見ないで下さい!別に分かりませんからね!」

男「恐らく、さっき隠されていた階段があったように、どこかに更に深くへと続く道があるのでは?」
528 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/01(月) 03:08:34.06 ID:GuUqTQm+o
本日はここまでです
ありがとうございました
529 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/01(月) 19:18:35.10 ID:lxFG1q5AO
中華「なるほど……でもどこに?」

機械少女「さらに地下以外ないわね。横方向への移動は封印で縛っているはずよ」

氷魔「……では……やはりこれでしょうね……」


彼女はドアノブ型生命体を取り出し、地面に装着した


やる気「開けるか」


彼はドアノブを回し、さらなる地下への扉を開いた
530 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/01(月) 19:22:30.72 ID:lxFG1q5AO
そこに見えたのは、大きな螺旋階段だった
奥は仄かに紅く輝いており、
なにかがそこにあると分かる


機械少女「……まず、なによそのアイテム」

ぶりっ子「この世の常識の通じない世界からの贈り物ですよぉ」

怪盗「よっと」


一行は階段に着地し、ただただ降りていくことにした
だんだんと紅の光が近付いてくる


>>下1……しばらく降りて中腹でなにかを発見したか(したならその内容も)
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/01(月) 19:26:33.29 ID:xxVfvtnB0
数体分の人骨
532 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/01(月) 22:29:32.93 ID:GuUqTQm+o
氷魔「……あ……暑すぎます……」


少し蒸し暑い程度だが、彼女にはかなり苦しいようだ
しかし、降りれば降りるほど暑くなっているのは間違いない


狙撃少女「ん、なんか落ちてますね」


彼女は目敏く下の階段に落ちているものを発見した


男「なんだ?」

狙撃少女「…………人骨、ですね」
533 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/02(火) 02:04:14.46 ID:qa7SeNtto
その人骨は一つではなかった
複数人分の人骨があり、
犠牲者が多く出たことが分かる


中華「なんだって人骨が落ちてるんだい?」

氷魔「……ここに侵入してきた人間が……他にもいたということですね……」

やる気「この螺旋階段も、どこからか正規の方法で侵入可能なの知れんな」

ぶりっ子「なおさら、犠牲者が増えないように魔神を倒さないと……」
534 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/02(火) 02:09:56.93 ID:qa7SeNtto
本日はここまでです
ありがとうございました
535 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/02(火) 19:12:22.37 ID:qa7SeNtto
それからさらに下っていくと、
急に周りが開けて広大な空間に出た
そこは赤砂が敷き詰められた砂漠のような空間で、
付近に巨大な火球がまるで太陽のように浮いていた


怪盗「禍々しいですね……」

機械少女「アレが魔神よ。気をつけなさい」

紅い鬼神「……よくぞ我が居城を探り当てたな」

狙撃少女「居城?封印されていただけの癖に偉そうですね」
536 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/02(火) 19:14:59.67 ID:qa7SeNtto
紅い鬼神「ほう、そのことを知っていたか……」

男「だが、封印とはいずれ破られるものだ」

紅い鬼神「いかにも」

中華「だから、僕たちがお前を倒す!」

紅い鬼神「救世主……魔王か……面白い!では、真の姿でお相手しよう……」


すると、突如火球は弾けとぶ
その爆心、煙の中から紅い鬼神は真の姿を表した


>>下1……どんな姿だった?
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/02(火) 19:40:11.91 ID:4IjUFwdW0
筋肉隆々の騎士の姿
538 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/03(水) 04:21:37.44 ID:XmrHMXOjo
現れたのはまさしく騎士だった
その体躯は3メートルにも及び、
鎧の下は無駄のない筋肉で覆われていることが分かる


氷魔「……ただでさえ暑いのに……暑苦しいマッチョが出てきましたよ……」

紅い鬼神「はっはっは!そう言うな……炭にしてやるぞ?」

やる気「所詮は蛮族か。私が吹き消してやる」

紅い鬼神「よかろう!魔の支配者たる二つの資格持ちし者よ!力を見せてもらおうか!」
539 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/03(水) 04:31:01.97 ID:XmrHMXOjo
本日はここまでです
ありがとうございました
540 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/03(水) 19:06:43.20 ID:XmrHMXOjo
鬼神は鉄板のような剣を振り上げ、
右足を前に出して両手で構えた

戦闘開始!


怪盗の【素早さ】355+ぶりっ子の疾風補正200
紅い鬼神の【素早さ】250


ぶりっ子「さぁ、ぶっ飛ばしますよぉ!」

機械少女「まずは光の照射から!」


彼女はそう言うと右手から拡散する光線を出した
ただしこれはただの光である
541 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/04(木) 01:36:51.37 ID:Au1uZjWlo
紅い鬼神「ぬぅ!?なんだその光は……!」

機械少女「テクノロジーの力よ。あなたが封じられている内に生まれたの」

紅い鬼神「魔法ではないのか!面妖な……!」


言い伝え通り、彼はその光に苦しんでいる
が、その覇気は衰えておらず、
未だに油断ならない存在であることを伝えてくる


怪盗「これでどうにか相手できそうですね」
542 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/04(木) 01:56:59.90 ID:Au1uZjWlo
本日はここまでです
ありがとうございました
543 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/04(木) 19:53:09.65 ID:7GV6PDJXO
紅い鬼神「だがッ!これしきで屈する我ではないぞ!」


そう言って再び剣を構える


男「一斉攻撃だ!」

狙撃少女「援護します!」

中華「全員でかかれば!」

やる気「きっと倒せるだろう!」

ぶりっ子「や、やりますよぉ!」

怪盗「流石にアレは盗めないのでぶん殴りますかね……」

下1コンマ下一桁×24.5……連携攻撃のダメージ
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/04(木) 20:00:56.05 ID:194sc/jKO
あ、うん
545 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/04(木) 20:08:52.27 ID:7GV6PDJXO
122ダメージ!
しかし、厚い鎧によってある程度弾かれてしまった


紅い鬼神「手数で攻めるか……」


幅広すぎる剣を盾のように構え、
一応防御の姿勢こそ取ったが、
射撃で動きを固められた上で機動力に優れる剣などを持った面々が守りを抉じ開ける


中華「よっしゃああああ!!!」

やる気「吹っ飛べえぇぇェッ!!」
546 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/04(木) 20:14:15.79 ID:7GV6PDJXO
対称に位置取った二つの槍が、
力強く鐵の鎧を抉り奥へと押し込む


紅い鬼神「ぬぅぅ……!!!」


その威力を受け8メートル程踏ん張りながら後退する
しかしその目は依然として一行を睨み付け、
心を塗り潰すような闘志が灯っていた


男「流石に一撃じゃ倒れてくれないか」

紅い鬼神「当然だ!」
547 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/05(金) 19:10:19.32 ID:YPZ6HEEIo
すみません寝落ちしました


彼が力強く唸ると、その鎧は赤熱し、
そして穴の開けられた部分が再生した


氷魔「……さて……」

紅い鬼神「ほう、魔法か?」

氷魔(構わず氷魔法でもよいのですが、恐らくこの暑さと相手の体質的には……)

ぶりっ子「うん?」

氷魔「……超上級水魔法……!」


>>下1コンマ+5……魔法の威力
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 19:53:51.09 ID:0fucd95b0
549 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/05(金) 20:31:04.97 ID:YPZ6HEEIo
14ダメージ!


彼女が発した水の奔流は、
真っ直ぐその鬼神を穿たんと進み、
そして見事直撃した


紅い鬼神「確かに、私は水が苦手だな……」

怪盗「あれ?」


しかし、紅い鬼神はほぼ苦しむ様子もなく立っていた


紅い鬼神「だが、ここは砂のフィールド……水は無駄なくコントロールできなければ周囲に吸われてしまうぞ」
550 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/05(金) 20:33:49.73 ID:YPZ6HEEIo
氷魔「……くっ……」


氷属性であれば、彼女はコントロールすることができただろう
しかし、炎の力を持つ鬼神には効果が薄い


紅い鬼神「卑怯とは言うまい?貴様らも、複数人なのだからな」

狙撃少女「意外と頭のほうも悪くないみたいですね」
551 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/06(土) 03:57:13.61 ID:qzu3ifVPo
本日はここまでです
ありがとうございました
552 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/05/06(土) 19:57:15.60 ID:qzu3ifVPo
紅い鬼神「さて、反撃させてもらおうか……」


彼は攻撃を受けて地面に刺していた剣を抜き、
そのまま流れるように前進する
その巨躯に見合わぬスピードに面食らう


中華「おっと」

紅い鬼神「救世の主にして魔の王よ!」


彼は中華に向かって勢いよく剣を振り抜いた


>>下1コンマ÷2……攻撃のダメージ
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