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安価とコンマで異世界転生!その8

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153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/16(木) 19:57:09.85 ID:zdaKA80u0
食の問題を解決するために農地に使えそうな土地の確保か、若しくは多くの食糧を売ってくれそうな商人を紹介して欲しい
154 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/16(木) 20:24:41.18 ID:GwMbbYGBo
貴族「食の問題を解決するために農地に使えそうな土地の確保か、若しくは多くの食糧を売ってくれそうな商人を紹介して欲しい」

男「……わかった。ところで中華か、あの問屋さんだが」

中華「ああ、あそこ?あそこは基本的に一部の飲食店に卸す用の食材しか取り扱ってないんだよね」

氷魔「……数が……足りないのですか……?」

中華「そこのところは分からないけど、結構高いよ。質の割には安いけど」
155 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/16(木) 20:31:50.13 ID:GwMbbYGBo
アテが外れてしまい、男は少し困った


男「となれば、農地は?」

やる気「うーん、農地っすか」

怪盗「流石に土地は盗めませんね」

ぶりっ子「なに言ってるんですかぁ!?」

狙撃少女「権利書さえどうにかすれば……」

ぶりっ子「ちょっとぉ!?」
156 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/17(金) 00:46:46.33 ID:CikVbSauo
本日はここまでです
ありがとうございました
157 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/17(金) 19:38:17.53 ID:CikVbSauo
近いうちに解決することを約束し、
一行は一旦退くことにした


男「うーん……どうしたものか」

中華「まず、的を絞ったほうがいいね。深掘りしていくのなら」

氷魔「……そうですね……どちらがよいでしょうか……」

男「そうだな。なら>>下1からだ」


1.農地
2.商人
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/17(金) 20:07:48.58 ID:O4hGTk4d0
159 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/17(金) 23:34:19.89 ID:CikVbSauo
男「商人からだ」

やる気「人づてに探せそうっすし、悪くはなさそうっすね」

ぶりっ子「どこで探せばいいんでしょうかねぇ」

怪盗「うーん、とりあえず市場とか行ってみまする」

狙撃少女「そうですね」
160 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/18(土) 03:16:45.84 ID:vteU4ma+o
本日はここまでです
ありがとうございました
161 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/18(土) 19:18:59.46 ID:vteU4ma+o
一行は城下町にある市場へとやってきた
中華やぶりっ子は頻繁に訪れているらしい
冒険者にとって特に有用なのは裏市場であり、
アングラ気質の残りのメンバーはあまり馴染みのない場所である


男「賑やかだな。酒場とはまた違う活気がある」

氷魔「……そういえば中華さん……なにか食糧を大量に扱っていそうな業者や商人に心当たりなどは……」

中華「そうだね……>>下1」
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/18(土) 20:23:58.76 ID:aL6gus6J0
大手養鶏場と
提携している
地鶏屋がある
163 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/18(土) 21:14:02.68 ID:vteU4ma+o
中華「大手養鶏場と提携している地鶏屋がある」

やる気「おお!いいじゃないっすか!」

中華「卸もやってたはずだね。鶏肉だから、栄養も悪くない」

ぶりっ子「早速行きましょう!」


市場をひたすら進んでいく
中華が指示した場所で脇道に逸れると、
そこは商店街のようになっていた


中華「この辺りにあったような……」
164 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/19(日) 02:47:19.23 ID:f+7usEkWo
見れば、そこには大きく鶏のマークが描かれた看板を掲げた店があった
間違いなく、これが地鶏屋だろう


怪盗「あーなんかいい匂いがしてきますねー」

狙撃少女「鶏肉いいですよね……私も好きです」


誘われるように数名が店に入って行ったので、
残りのメンバーも早足で追いかける
165 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/19(日) 04:17:59.09 ID:f+7usEkWo
本日はここまでです
ありがとうございました
166 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/19(日) 19:14:02.75 ID:f+7usEkWo
中には店主らしき人物がいたが、
客も大勢いてなかなか待ちそうだ


男「盛況だな」

中華「ここの鶏肉は本当に美味しいからね」

氷魔「……そんなに褒めるとは……どんな味なのか気になりますね……」

やる気「とにかく待つしかないっすね。順番が来たら自分たちの肉も買うっすよ」

ぶりっ子「賛成ですっ!」
167 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/19(日) 19:23:21.74 ID:f+7usEkWo
それから十分以上待って、ようやく順番が来た


店主「やや、どうもどうも!団体さんですね!しかし在庫には自信がありますよ!」

怪盗「えっと、ご相談があるのですが……」

店主「はい?」


怪盗は自分たちの教団に食糧として大量の鶏肉を卸して欲しいと提案した


怪盗「……というわけです。どうでしょう?」

店主「>>下1」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/19(日) 20:11:59.97 ID:RRRwaf0F0
勿論良いですよ 最近何故か注文が減って困ってたんですよ
169 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/20(月) 03:51:08.63 ID:0en++SyQo
店主「勿論良いですよ」

狙撃少女「やった!」

店主「最近何故か注文が減って困ってたんですよ 」

男「そうなんですか?」

店主「えぇ……全く不思議です。競合には負けない自信があるのですが」

中華「あはは、そうだね。それじゃあ僕たちも個人的に鶏肉を買うよ。唐揚げはあるかな?」

店主「ございますとも!」
170 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/20(月) 03:51:35.68 ID:0en++SyQo
本日はここまでです
ありがとうございました
171 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/20(月) 20:24:26.80 ID:0en++SyQo
すみません遅れました


【ギルドの資金】84376475


唐揚げを買い、一行は街中へと戻ってきた
爪楊枝のような物体を店主が付けてくれたので、
つまみながら街中を歩くことができる


氷魔「……あとは……土地ですね……」

やる気「あ、両方やるんすね」

ぶりっ子「あるに越したことはありませんからねぇ」
172 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/20(月) 20:54:46.52 ID:0en++SyQo
そうして一行は不動産屋に行くことにした


革服「いらっしゃいませ」


果たして店主なのかは分からないが、
革の服を着た男性がカウンターに座っている


怪盗「どうも」

革服「本日はどのような物件を?」

狙撃少女「土地です」

革服「土地ですか。なにかご条件などは?」

男「曰く付きでさっぱり売れないような土地はないか?」

革服「>>下1」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/20(月) 21:59:30.87 ID:UixQg4jx0
過去に大量殺人事件があった土地ならあるが……
174 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 01:59:09.26 ID:hbQZ5XQSo
革服「過去に大量殺人事件があった土地ならあるが……」

中華「おお!それなら安く売ってくれたりしませんか!?」

革服「まぁ……構いませんが……うーん……」

氷魔「……私たちは……大丈夫です……心配をしているのなら……無用です……」

革服「そうですか……」
175 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 02:02:49.50 ID:hbQZ5XQSo
本日はここまでです
ありがとうございました
176 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 20:15:12.38 ID:hbQZ5XQSo
やる気「あっ、でも下見には行きたいっすね」

革服「分かりました。ではご案内します」


彼は店の奥になにか合図をしてカウンターを立った
一行を先導し、外へと出ていく
そして、代わりの人がカウンターに座った


ぶりっ子「どんな場所なんでしょう……」

革服「ここですね」


大体二十分ほど歩いて辿り着いたようだ
その土地は>>下1
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/21(火) 20:17:57.83 ID:JOItyEe40
流しの歌手が多く集まる
いかにも裏町らしい土地
178 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 20:53:50.56 ID:hbQZ5XQSo
歌手「♪?♪♪??!」

革服「……こういうとこですね」


そこは裏町だった
そして、道を歩けば必ず流しの歌手がいる
さらにその質も玉石混淆であった


狙撃少女「こんなところで……その……陰惨な事件が……?」

革服「ええ、そうです」
179 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 22:52:57.74 ID:hbQZ5XQSo
男「それなのに、アーティストはいっぱいいるようだが……」

革服「ええ、犯人も歌手ですからね」

男「え?」

革服「かつてこの土地の持ち主が、歌手たちが出ていくようにと取り組んだことがあるのです」

中華「まさか」

革服「暴動が起きました。彼らやそのファン……さらにはギャングなんかも加わっていたそうですね」
180 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/21(火) 22:57:16.36 ID:hbQZ5XQSo
氷魔「……持ち主の方は……?」

革服「生きていらっしゃいます。少なくとも、この土地を私どもに売られた時点では」

やる気「そっすか……アーティストを排除しなければ安全っぽいっすけどね」

革服「治安も悪いですね……音楽堂……彼らはライブハウスだのハコだのと呼びますが、そこで平然と麻薬の取引があります」

ぶりっ子「ギャングが暴動に参加したということは……」

革服「彼らのシマですからね。そりゃ守ろうとするでしょう」


その話を聞いた一行には、無邪気に唄う流しの歌手たちが突然得体の知れない化物のようになってしまったと感じられた
181 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/22(水) 01:46:06.21 ID:NSVgMTFpo
本日はここまでです
ありがとうございました
182 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/22(水) 18:39:38.36 ID:NSVgMTFpo
怪盗「ぶっちゃけ、霊的現象あたりの力で破壊できそうな問題を想定していましたが……」

狙撃少女「これは厳しそうですね……ギャングをどうにかしなければならないのが特に」

男「相手は数が多いからな。無策で挑めば返り討ちだろう」

中華「ある意味、砂漠のスラムよりひどいね……」


手詰まり感を誰もが感じていた
どこからか聞こえる歌声も嬌声も、
もはやただ耳障りなだけだった


氷魔「……他に……訳ありの安く売ってくれる土地はないのですか……?」

革服「>>下1」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/22(水) 18:53:24.92 ID:ir+FjhiDo
あるにはあるがどこもギャングが場所代を持っていくからどこも変わらんよ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/22(水) 18:54:35.25 ID:DrYN8fZN0
湿地帯や森が多くある土地ならあるが、開墾しなければどうにもならないですね
185 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/22(水) 20:49:42.46 ID:NSVgMTFpo
革服「あるにはあるがどこもギャングが場所代を持っていくからどこも変わらんよ」

ぶりっ子「そんな……」

革服「こちらとしても、正直辟易している。だが……どうしようもないんだ」

やる気「しっかし、なんでそんなこと教えてくれるんすか?」

革服「……うちの店について、なにも調べずに来たんですか?」

怪盗「正直、不動産屋ならどこでもいいと思ってました!」
186 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/22(水) 20:52:41.93 ID:NSVgMTFpo
革服「うち、評判悪いんですよね。うちの土地買った奴は消えるとかなんとか」

狙撃少女「それはまた……どうしてですか?」

革服「お客様のように、安い土地をお求めになられる方は多いのですが、大抵土地のいざこざに巻き込まれてギャングに抹殺されるんですよ」

男「なるほど……分かった。ここを買うかどうかは、保留とさせてくれ」

革服「保留?却下ではないのですか?」

男「調べたいこともあるしな」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/02/22(水) 22:48:42.75 ID:exnxZlqg0
穴の底に到達するのに最適な方法です。
そりゃ女性とセ●クスした事が無いんだから、女性に何もしないのは当たり前じゃん。
意外かもしれないけど、私はゲイの方からもお誘いは無かったですね。無くても良いがしばらく。観察しただけでも空気的に分かるのかもしれないね。
これについては何も言うことはありません。
今はネットの時代だからすぐわかるかもしれないけど、回りの人でジェントルマンだと言われてる男性は、たんだけに童貞なだけかもわからんね。
188 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/23(木) 03:52:44.91 ID:60r/2ac1o
本日はここまでです
ありがとうございました
189 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/23(木) 19:37:27.08 ID:432WNAN5O
それから一行は、喧しい裏町へと繰り出した
革服とは別れ、後日不動産屋を訪れることとなった


中華「で、調べたいことって?」

男「ここを支配してるギャングについてだな。……いや、規模が大きくなければ倒せそうじゃん?」

氷魔「……力を持った人間の思考ですね……」

男「まぁ油断してるな。だが、相手の規模が大きそうならさっさと手を引くつもりだから安心してくれ」
190 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/23(木) 19:41:19.92 ID:432WNAN5O
やる気「嗅ぎ回ってるのがいると知れれば、ギャングの奴らも間違いなく追ってくるっすよ。はっきり言って、そのプランでもリスクはあるっす」

男「確かにそうだな。……どうにかして、バレないようにやらなきゃな」

ぶりっ子「あ、それなら私たちもアーティストを装えばいいんですよぉ」


突拍子もない提案だった
その場の全員は、発言をやめて固まった


怪盗「……………………」

ぶりっ子「え?」

怪盗「……いいですね!やっちゃいましょう!」

狙撃少女「マジで言ってますか?」
191 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/23(木) 19:56:31.80 ID:432WNAN5O
男「いや……俺たち楽器持ってないだろ。7人集まって全員ボーカルとか怪しすぎるだろ」

中華「そうだね……人数を絞ろうか」

氷魔「……あ……私はパスでお願いします……」

やる気「男は結構歌えたっすよね?」

男「アマの中なら歌える部類だと自負している」

ぶりっ子「私も歌はちょっと……怪盗さんは歌えますか?」

怪盗「当然歌えますよ!」


そう言って彼女は、道端に落ちていたマイクを持って歌い出した
魔力は通っていないので、別に拡声機能はない


>>下1コンマ……怪盗の【歌唱力】
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/23(木) 20:03:10.53 ID:kLbwe07E0
193 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 00:53:56.34 ID:KMupdtEMo
怪盗の【歌唱力】53


彼女は元気に歌った
しかし、その出来は上手いとも下手とも言い難いものだった


狙撃少女「…………」

怪盗「……え、反応悪くないです?下手でした?」

狙撃少女「いえ!決して下手ではないと思いますよ!」

男「そうだな。下手ではないだろう」
194 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 01:36:17.78 ID:KMupdtEMo
本日はここまでです
ありがとうございました
195 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 18:53:28.04 ID:KMupdtEMo
・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値21/39……レベル30)

・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値31/37……レベル28)

・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)

・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値7/35……レベル26)

・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値35
/38……レベル29)

・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
【歌唱力】53
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値11/33……レベル24)

・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属、不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典、硫酸の入った瓶、筋トレメソッド本、13時間時計×3、純金小判×5 レア珍獣の生息地(本) 忘却されるまで封印した機械(本)、無限に重なる葉っぱ、ホームセンターの便利グッズ紹介本 回復スライム、氷スライム レインボースライム 探し物の位置を指し示すコンパス(『4回』、不良品)、牛スライム、文字を書き込んだら対になるものに文字が浮かび上がる一対の巻物、壊れたものを何でも直すレンチ、黄金の番人像、世界樹の露(三回分)、なんでも開けるドアノブ型生命体
【ギルドの資金】84376475
196 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 18:54:10.18 ID:KMupdtEMo
怪盗「なんですかその微妙な評価……なんとか言ったらどうなんです?」

狙撃少女「えっ……あの……まぁ……どちらとも言い難いというか……」

怪盗「くっ……じゃああなたも歌いなさいよ!」


と言って彼女は無理やり狙撃少女にマイクを握らせる


中華「お、面白くなってきたね」

狙撃少女「えっ、本当に歌う流れですか!?」


彼女は周囲に乗せられ、
仕方なく歌うことにしたようだ
遠慮がちに口が開く


>>下1コンマ……狙撃少女の【歌唱力】
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/24(金) 19:27:34.68 ID:0waopvzDO
はい
198 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 20:50:38.90 ID:KMupdtEMo
狙撃少女の【歌唱力】68


そしてそのまま歌いきった
最初はぎこちなく、不安げであったが、
最後には少ないが聴衆すらできていた


氷魔「……なかなか上手いですね……」

怪盗「私より上手い……!おのれ……」

狙撃少女「ひいっ!怒らないで下さい……」

怪盗「まぁいいです。私には他にも個性がありますからねっ」
199 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 21:17:15.36 ID:KMupdtEMo
やる気「あとはどうするっすか?」

男「ダンスでもしてくれる奴が必要かな。やる気、頼めるか?」

やる気「え、俺っちっすか?」

男「機敏でいて、かつ力強い。ダンス向きだと思う」

やる気「そこまで言うならやるっすよ!」


そうして、男とやる気と狙撃少女は街中へと飛び込んでいった
200 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/24(金) 23:14:25.28 ID:KMupdtEMo
本日はここまでです
ありがとうございました
201 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/25(土) 19:53:04.85 ID:Plq9AGLio
残されたメンバーはひとまず帰ることにした
そろそろ夕方なので、少し早い帰還にしかならない


狙撃少女「で……どうするんですか?」

男「うーんそうだな……最初はとりあえずここ!みたいな場所があればいいかも」

やる気「ほんなら聞いてみるほかないっすね。すみませーん!」

通行人「おう、どうした?」

狙撃少女「私たち、ここで初めてやろうと思ってて……良い場所ありませんか?」

通行人「>>下1」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/25(土) 21:03:54.85 ID:+xIi2eiA0
初めてか? なら人通りの多い所は諦めな
203 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/25(土) 22:09:13.29 ID:Plq9AGLio
通行人「初めてか? なら人通りの多い所は諦めな」

男「そうなんですか?」

通行人「まぁな。大体人気のある奴がいるし、無名のやつはそれだけで缶投げられるぜ」

やる気「結構厳しいんすね……」


そう言って、通行人は去っていった


狙撃少女「でも、別にビッグになることが私たちの目的ではありませんからね……」
204 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 03:54:06.68 ID:ydlv8bJho
男「そうだな。……ともかく、それなりの場所でだけやろう」

やる気「それで、事情通っぽい人がいたら話を聞いてみればいいっすね」

狙撃少女「それもそうですね。では、探しましょうか」


三人は裏街の表通りを外れ、
裏街のさらに裏通りへと入っていく
人通りはそれなりにあるが、
寂寥感のある廃れた街並みだった
205 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 04:24:16.72 ID:ydlv8bJho
本日はここまでです
ありがとうございました
206 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 18:50:34.22 ID:ydlv8bJho
男「こんな所でも人がいるなんてな。意外と栄えているのかもしれない」

やる気「アーティストってのは、創造を生業としているくせに産業的な発展は重視しない奴が多いっす。だから、栄えているというのも、ちょっと違うと思うっすよ」


言われてみれば、彼らに似合うのは栄えた町並みではないだろう
どちらかといえば、シャッター街の閉じられたそれの落書きと調和し、ララバイを唄って憧景を呼び起こすほうが似合っている


狙撃少女「この辺でやりますか?」
207 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 20:37:15.28 ID:ydlv8bJho
男「そうだな」

やる気「……どういう感じでやるんすか?」

男「やる気がセンターで踊ってくれ」

やる気「とんでもない無茶振りっすね!?」

狙撃少女「私たちの歌はアマチュアです。なので後ろに引っ込んでいますが、私たちの肉体はプロです」

やる気「はぁ」

男「そういう訳だ、任せたぞ!」

やる気「う、うぉーっ!やるっすよ!」


そうして後ろの二人が歌いだし、
やる気がセンターで激しく踊る路上ライブが始まった


>>下1……通行人の反応
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/26(日) 21:10:56.40 ID:XIlWcVXZ0
…ダンスが上手い所為か音調と合ってない感じがする
209 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 01:04:24.57 ID:Yws1gHAxo
本日はここまでです
ありがとうございました
210 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 19:53:42.86 ID:Yws1gHAxo
それから二十分後、彼らのライブは終了した
時折通行人は足を止め、ライブを見てくれる
しかし、そのほとんどは数分でどこかに行ってしまっていた


狙撃少女「はぁ、はぁ……ど、どうでした?」


一人だけ、最後まで見ていたギャラリーがいた
211 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 19:57:51.00 ID:Yws1gHAxo
ギャラリー「…ダンスが上手い所為か音調と合ってない感じがする」

男「なるほど、こちらの問題か……」

ギャラリー「君のダンスはとても良かった。荒々しく、どこかトライバルな気分になったよ」

やる気「あ、ありがとうございますっす」

狙撃少女「……そういえば」

ギャラリー「うん?」

狙撃少女「この一帯にはギャングがいると聞きました。無断で興行し続けるのもアレなので……挨拶にでも行こうかと思うのです」

ギャラリー「ほほう」

狙撃少女「それでなのですが……彼らはどういったギャングなのですか?」

ギャラリー「>>下1」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/27(月) 20:01:37.92 ID:ff3mi9K80
怪しい薬物の密造と密売だ
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/27(月) 20:01:59.56 ID:BD5ZzxmX0
土地に伝わる秘宝を狙って
町ごと占領してしまいました
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/02/28(火) 00:15:19.93 ID:DhLT/Ntz0
የአቧራ ፍንዳታ ማናትሱ-ሳን የፊት ሻምፒዮና የይሖዋ ምሥክር ኩሺካትሱ ታናካ ጁስኮ አህቺን ዱ ሱሩ ኢያሱ አናና ሃንዩ-ኩን መልአክ ሰማያዊ
ምርጥ የመጨረሻ ክፍል ፈለገ ዶን ወንድሞች ሙራሳሜ ፓንታላሳ ቆንጆ ፈውስ ፕራዝም አገሀ-ቻን ኪንግ ኦገር ሂሮፑሪ
የኪዮግሬ ቀስተ ደመና ፒክሚን ጁስኮ መልአክ ሰማያዊ ገፀ ባህሪ ዘፈን ተንደርቦልት ኩሺካትሱ ታናካ ማናትሱ-ሳን ባለሶስት ኢንኮር
የፓንታላሳ የሳውዲ ዋንጫ ሪካኮ አይካዋ የመጀመሪያ ጃፓናዊ ድንቅ ብቃት
215 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 00:27:48.65 ID:MywstH+io
ギャラリー「怪しい薬物の密造と密売だ」

男「なるほど……薬物を売っていそうな場所に行けば会える、ということかな?」

ギャラリー「そのはずだな。ま、俺はやらんがな……」


そう言って、彼は去っていった


やる気「……ひやひやしたっすね」

男「ああ」

狙撃少女「え?なんかありましたか?」
216 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 01:22:13.94 ID:MywstH+io
本日はここまでです
ありがとうございました
217 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 19:45:03.27 ID:MywstH+io
やる気「いや、めちゃくちゃ不自然だったっすよ」

狙撃少女「そうですか?」

男「ああ。普通にいい人っぽいから良かったけど、クソ怪しかったぞ」

狙撃少女「き、気を付けます……」

やる気「どうするっすか?とりあえずギャングに会いに行くっすか?」

男「いや……良いことを聞いたしな。別の方向性で行こう」
218 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 20:37:47.34 ID:MywstH+io
狙撃少女「別の?」

男「どうやら奴ら、ヤクの製造もやってるらしいしな。そのラインをぶっ壊せばいい」

やる気「ああ、うちの父ちゃん怒ってたっすよ」


かつてやる気の父親も薬品を製造していたが、
一行がその居城に突入した際に、
それなりに製造ラインを荒らしたのだ
それと同じようなことをするつもりらしい
219 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/01(水) 19:32:35.54 ID:JNllNDfno
すみません寝落ちしました


狙撃少女「とは言っても、その工場がどこなのか分からなくては話になりませんよ」

男「そうだったな」

やる気「バカ正直にギャングに聞く訳にもいかないっすよねぇ……」

狙撃少女「いい案なのですが……最後のピースが足りませんね」

男「そうだな……>>下1」


1.ギャングの密売人を捕まえて工場の場所を吐かせる
2.不動産屋に聞いてみる
3.自由安価
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/01(水) 19:48:22.69 ID:URPsuFbK0
2
221 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/01(水) 20:48:03.61 ID:JNllNDfno
三人はそれを不動産屋に聞くことにした


やる気「よし……でももう、三人で行動する必要はないっすね」

狙撃少女「もう夕方ですが、皆さんを連れていきますか?」

男「いや、もう帰って明日にでも行こうか」

やる気「賛成っす、もうずっとギルドハウスには帰ってないっすからね」

狙撃少女「私もそう思います」


三人の意見はまとまり、ひとまず帰ることになった
夕暮れに響くブルースを背に、三人は帰っていく
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/01(水) 23:39:49.07 ID:953J1CWS0
学校でも居眠りして、受験戦争では落ちこぼれ
社会に出てからも上の言うことしか聞いてこなかった
本物の底辺共には、本当に見習って欲しい

氷河期だの失われた20年だの愚痴る前に努力してる人間は努力したんだよ
お前らの惨めな底辺生活は自業自得の因果応報でしかない

社会に身勝手な愚痴をしゃあしゃあと吐き出さないでいて欲しい
勝手に乾いて○んでいけ
223 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 02:29:47.52 ID:+dks+XNjo
三人はギルドハウスへと帰ってきた


中華「おっ、おかえり?」

氷魔「……どうでしたか……?」

男「そうだな______」


男は裏町であったことを全て話した
残りのメンバーはそれを聞いて、
大体のことを理解した
224 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 02:31:44.43 ID:+dks+XNjo
本日はここまでです
ありがとうございました
225 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 19:31:30.31 ID:+dks+XNjo
怪盗「なるほど、大体分かりました」

中華「また難しい問題に首突っ込んで……本当に無理しちゃダメだよ?」

男「ああ、分かってる……心配かけるな」


そう言って、男は荷物を部屋へと運んだ
数日間で随分と貯まったり、あるいは入れ替えが必要だったりするのだ

まだ夕食までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/02(木) 19:58:34.77 ID:FAN4zX12o
8
227 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 20:39:05.71 ID:+dks+XNjo
それからしばらくして、中華はまだ調理をしている
その厨房に、男は入ってきた


中華「あれ、男?」

男「よ、なんか余ってる食材ない?」

中華「おやつ?」

男「いや、スライムになんか食わせようかなーって」

中華「ああ、そういうこと」
228 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 22:51:11.47 ID:+dks+XNjo
本日はここまでです
ありがとうございました
229 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/03(金) 19:35:29.58 ID:6JwDdtAto
それから男は食材の入ったバスケットを貰った
そんなにいらないと遠慮したが、
選択の自由があったほうがいいと押しきられた
現在、彼はそれをスライムに与えようとしている


男「うーん……ん?魚あるじゃん」


魚は鮮度が落ちやすい。
消費するならば、まずこれだろうと考えた
問題は、どのスライムに与えるかだ


>>下1……どのスライムに与える?
1.回復スライム
2.氷スライム
3.レインボースライム
4.牛スライム
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/03(金) 19:59:19.15 ID:Lta+ItH30
231 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/03(金) 22:04:02.86 ID:6JwDdtAto
氷スライム「ヒュオー」

男「サイズは……まぁ大丈夫か」


男はししゃもほどのサイズのそれを、
氷スライムに与える
氷スライムはそれを静かに取り込んだ


氷スライム「ポコココココ」

男「なんだこの音……」
232 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 02:31:51.97 ID:RDnxlaCso
それからしばらくすると、
氷スライムは完全に魚を消化した
奇妙な音は消化に伴うものだったようだ


氷スライム「ピチュ……」

男「……なんか生臭くなったか?お前」


どうやら、魚を食べたことによって体に影響が出たらしい
魚の臭いが出ているが、
他の魚らしさを検証するには水が必要なので、
彼は桶に貯めた水を持ってきた
233 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 02:59:39.65 ID:RDnxlaCso
本日はここまでです
ありがとうございました
234 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 19:54:35.61 ID:ohC7QLKDO
ぶりっ子「どうしたんですか、その桶?」


なぜか水が注がれた桶を持って移動している人物を見れば、興味もそそられる
ぶりっ子は比較的ロビーをうろついていることが多いので、それを発見したのだ


男「氷スライムをこれに入れる。今魚食わせたんだ」

ぶりっ子「へぇ?」


彼は氷スライムを持ち上げ、それを桶に落とした


>>下1……どうなった?
1.魚のように泳ぎ出した
2.水が凍った
3.自由安価
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/04(土) 20:12:00.12 ID:D43lb9KTO
1
236 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 20:33:49.86 ID:ohC7QLKDO
氷スライム「コォーッ」


特徴的な鳴き声と、澄んだ水の音
魚もかくやという流れるような動きで、
そのスライムは桶の外周を泳ぎ廻っている


ぶりっ子「おぉ!」

男「すごいな……まさか、本当に泳げるとは」

ぶりっ子「スライムってすごいんですねぇ」
237 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 20:45:55.09 ID:ohC7QLKDO
ずっとそれを眺めているうちに、
夕食ができたようで、中華が配膳を始める
それに気付いた二人は席に着こうとするが、
それと同時に氷スライムにも異変が起こる


氷スライム「ブ……ブブ……」

男「な、なんだ?どうした?」

氷スライム「ブブブブ……」


なにかが詰まったかのような音を立てながら、
スライムは桶の底へとゆっくり沈み始める
238 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 03:18:47.79 ID:XIYGuoW9o
本日はここまでです
ありがとうございました
239 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 19:09:04.49 ID:XIYGuoW9o
ぶりっ子「溺れてんじゃないですかぁ?」

男「マジ!?やばいやばい!」


男は急いでスライムを拾い上げ、所定の容器に戻す
もう、生臭い臭いはしなくなっていた


ぶりっ子「なんなんですかねぇ……?」

男「臭わなくなってたし、魚の特質を失ったのかも」

ぶりっ子「タイムリミットがあるってことですかぁ?」

男「……じゃね?」
240 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 20:21:43.66 ID:XIYGuoW9o
それから一行は集合し、夕食の時間となった


酪農少年「今回は随分長く空けてましたね」

中華「まぁね。もっと早く帰ってくる予定だったんだけど……」

酪農少年「十中八九人助けでもしてたんでしょう?分かってますとも」

氷魔「……そんなとこですね……」

やる気「やー骨が折れたっすよ」
241 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 20:47:49.40 ID:XIYGuoW9o
旅の思い出話などしながら、食事を進める


酪農少年「……なるほど、そんなことが」

ぶりっ子「よその事情に巻き込まれたせいでどこまで干渉してよいのやら……」

酪農少年「難しいですよね。僕も学校でよく、家の都合で苦悩している人を見かけますよ。あまり関われないので、辛いんですよね」

怪盗「そういえば、君のクラスメイトにはどんな人がいるの?」

酪農少年「>>下1」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/05(日) 20:56:06.05 ID:8peadpw00
内気で大人しい性格の子ですがとても頭が良くて色々な発明をしてる人がいます
243 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 02:05:34.63 ID:CNRih7xOo
本日はここまでです
ありがとうございました
244 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 19:25:23.13 ID:CNRih7xOo
酪農少年「内気で大人しい性格の子ですがとても頭が良くて色々な発明をしてる人がいます」

狙撃少女「へぇ、すごいですね」

酪農少年「牛の乳を自動で搾り出す道具なんてものも作っていましたよ」

男「マジですごい人じゃん」

酪農少年「そうですね……あの人がなにを考えているのか、僕では想像もつきません」
245 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 22:04:06.79 ID:CNRih7xOo
酪農少年の学友について話しつつ、
一行は夕食を食べ終えた


中華「洗い物をするのも久しぶりだなぁ」

氷魔「……やはり……落ち着きますね……」

やる気「そっすねー……いつもの時間って感じっす」


まだ寝るまでには時間がある

>>下1……何しよう?
1.中華の料理の後片付け
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/06(月) 22:14:27.19 ID:qka4+5EP0
7
247 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 00:45:09.53 ID:ZBkbVxh/o
本日はここまでです
ありがとうございました
248 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 19:22:42.36 ID:ZBkbVxh/o
男「元気?」

狙撃少女「あ……男さん」


彼は狙撃少女の部屋を訪ねていた
彼女は用意したデスクに座って物思いに耽っていたようだった


男「連日かなりハードだったろう。随分こたえたんじゃないか?」

狙撃少女「いえ……大丈夫です。冒険者になるなら、この程度できないと」
249 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 22:18:12.70 ID:ZBkbVxh/o
男「そうか?……ま、無理するなよ。辛いならすぐに言え」

狙撃少女「ありがとうございます」

男「そういえば、結構歌えるみたいだけど、習ったりしたのか?」

狙撃少女「教会でなら、歌うことは結構ありましたね」

男「それもそうか。讃美歌みたいな感じ?」

狙撃少女「そういうのもなくはないですが……どちらかといえば、年下の子に童謡を歌ってあげたりとかのほうが多いですね」
250 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/08(水) 01:34:46.08 ID:+oKldLOAo
本日はここまでです
ありがとうございました
251 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/08(水) 19:44:32.46 ID:+oKldLOAo
男「そうか……ふぅー……」


男は床に静かに腰掛け、
煙草でも吸っているかのように深い息を吐く


狙撃少女「……なにか、悩みでもあるんですか?」

男「え?うーん……」

狙撃少女「頼ってほしいなら、あなたも隠し事とかしないほうがいいですよ?」

男「そうだな……悩んでるのは確かだ」

狙撃少女「なんですか?」

男「>>下1」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/08(水) 19:57:09.55 ID:HQXVc+bJ0
このごろ海神教団の
仕事ができていない
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