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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
- 115 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2022/11/03(木) 18:12:07.57 ID:aNVgiSRu0
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■Chapter006 『盗人を捕まえろ?』 【SIDE Yu】
せつ菜「──それじゃあこの辺りで……私はセキレイシティ方面に向かいますので!」
侑「ああ……もう、お別れかぁ……」
せつ菜「旅をしていれば、またどこかで会えますよ」
侑「……うん。次会うときはもっと強くなれてるように、頑張るね!」
せつ菜「楽しみにしています♪」
せつ菜ちゃんがすっと私の方に手を差し出す。
せつ菜「一トレーナーとして……また会ったときは、全力で競い合いましょう!」
侑「うん……!」
それに応じて、握手を交わす。
せつ菜「歩夢さんとリナさんも、またどこかで!」
歩夢「うん♪ またね、せつ菜ちゃん」
リナ『とっても勉強になった、せつ菜さん、ありがとう』 ||,,> 𝅎 <,,||
せつ菜「次会ったときは、サスケさんにもっと美味しいカレーをご馳走しますね!」
「シャーーーボッ」
歩夢「あ、あはは……」
歩夢が何故か苦笑いしてる……?
侑「あれ……? そういえば、私……せつ菜ちゃんのカレーを食べたあと、どうしたんだっけ……?」
「ブイ…」
リナ『侑さん、それ以上は思い出しちゃいけない』 ||;◐ ◡ ◐ ||
「ブイブイ」
侑「……?」
なんだろ……? まあ、いっか。
せつ菜「それでは、侑さん! 歩夢さん! リナさん! 良い旅を!」
侑「じゃあね! せつ菜ちゃーん!」
せつ菜ちゃんは、折り畳み自転車に乗って、手を振りながら風斬りの道方面へと走り去っていった。
侑「それじゃ、私たちも行こうか!」
歩夢「うん!」
リナ『目標ダリアシティ。リナちゃんボード「レッツゴー!」』 ||,,> 𝅎 <,,||
私たちはダリアシティを目指して、早朝の5番道路を自転車で走り出すのだった。
- 116 :>115訂正 ◆tdNJrUZxQg [saga]:2022/11/03(木) 18:15:30.53 ID:aNVgiSRu0
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■Chapter006 『盗人を捕まえろ?』 【SIDE Yu】
せつ菜「──それでは、この辺りで……私はセキレイシティ方面に向かいますので!」
侑「ああ……もう、お別れかぁ……」
せつ菜「旅をしていれば、またどこかで会えますよ」
侑「……うん。次会うときはもっと強くなれてるように、頑張るね!」
せつ菜「楽しみにしています♪」
せつ菜ちゃんがすっと私の方に手を差し出す。
せつ菜「一トレーナーとして……また会ったときは、全力で競い合いましょう!」
侑「うん……!」
それに応じて、握手を交わす。
せつ菜「歩夢さんとリナさんも、またどこかで!」
歩夢「うん♪ またね、せつ菜ちゃん」
リナ『とっても勉強になった、せつ菜さん、ありがとう』 ||,,> 𝅎 <,,||
せつ菜「次会ったときは、サスケさんにもっと美味しいカレーをご馳走しますね!」
「シャーーーボッ」
歩夢「あ、あはは……」
歩夢が何故か苦笑いしてる……?
侑「あれ……? そういえば、私……せつ菜ちゃんのカレーを食べたあと、どうしたんだっけ……?」
「ブイ…」
リナ『侑さん、それ以上は思い出しちゃいけない』 ||;◐ ◡ ◐ ||
「ブイブイ」
侑「……?」
なんだろ……? まあ、いっか。
せつ菜「それでは、侑さん! 歩夢さん! リナさん! 良い旅を!」
侑「じゃあね! せつ菜ちゃーん!」
せつ菜ちゃんは、折り畳み自転車に乗って、手を振りながら風斬りの道方面へと走り去っていった。
侑「それじゃ、私たちも行こうか!」
歩夢「うん!」
リナ『目標ダリアシティ。リナちゃんボード「レッツゴー!」』 ||,,> 𝅎 <,,||
私たちはダリアシティを目指して、早朝の5番道路を自転車で走り出すのだった。
- 117 :>115訂正 ◆tdNJrUZxQg [saga]:2022/11/03(木) 18:17:45.79 ID:aNVgiSRu0
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👑 👑 👑
──ツシマ研究所。
善子「──しずく、悪かったわね。結果的に、貴方まで足止めしちゃって……」
しずく「いえ、自分から残っていただけなので、お気になさらないでください」
かすみ「……やっと、旅に出れます……かすみん、たくさんコキ使われて、もうくたくたですぅ……」
「ガゥガゥ…」
かすみんは、この2日間の大変なお片付けを思い出して、ゾロアと一緒に項垂れてしまいます。
しずく「ほら、かすみさんも博士に挨拶しないと……」
かすみ「挨拶の前にぃ〜、ヨハ子博士〜」
善子「何? というか、そのヨハ子博士ってのやめなさいよ」
かすみ「頑張ったかすみんにぃ〜、何かご褒美とかないんですかぁ〜?」
善子「あんた、本当にたくましいわね……感心するわ」
しずく「あはは……」
ヨハ子博士もしず子も、なんか呆れ気味ですけど、かすみんホントに頑張ったもん! 昨日なんか、朝早く起きて、夜遅くまでずーーーーーーっとお手伝いしてたんですからね!!
善子「んーそうね……何かあったかしら」
そう言いながら、博士は周辺をがさごそと探し始める。
かすみ「えっ!? ホントに何かくれるんですか!?」
「ガゥガゥ♪」
しずく「は、博士……かすみさんの言うことは真に受けなくていいんですよ……?」
善子「まあ……頑張りは認めてあげないとね。実際、片付けの手伝いは真面目にやってたし」
かすみ「さすが博士ぇ! 話がわかる〜♪」
「ガゥ♪」
しずく「かすみさん、調子に乗らないの!」
善子「……あ、これなんかいいかもしれないわね」
そう言いながら、博士は持ってきたものをゴロゴロと机に置く。
かすみ「……なんですか、これ?」
「ガゥガゥ♪」
しずく「“きのみ”ですね。えっと、種類は……ザロクにネコブ、タポルにロメ……」
善子「あとウブとマトマの6種類よ。二人にあげるから、何個か持ってくといいわ」
かすみ「えぇーー!? ご褒美、ただの“きのみ”ですかぁ!?」
善子「この“きのみ”にはちゃんと効果があるのよ」
かすみ「効果……?」
しずく「ポケモンにあげると、なつきやすくなるんですよね」
善子「そうよ。さすがしずくね、よく勉強してるわ」
かすみ「む……か、かすみんもそれくらい知ってるもん」
しず子ばっかり、褒められててずるい……。
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