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【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】

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169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 21:05:57.33 ID:wSiw+uDi0
せい
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/14(木) 21:30:15.04 ID:bRk0yn4J0
33 ゾロ目ボーナスで繰り上げ
バーネット−1

ダートはバンカープレートを構え、アサルトライフルによる制圧射撃を加えながらホバーで接近する。

「まずいよ、カズミ!距離を取らないと!バンカープレートから射出される釘を至近距離で喰らったらフライングボードでも防げない!」

「分かった!」

後退して距離を取ろうとするカズミの肩を後ろの席に座っていたエヴァがトントンと叩いた。

「どうしたの?」

「にげなくてもいいよ」

「...?」

「この子ならとべるから」

「えと、うん。だからフライングボードで──」

「ちがうよ、ジャンプだよ!」

「ジャンプぅ?」

通常、PEMは跳躍ができるような代物ではない。それに近いことができるとすれば精々空中でフライングボードから飛び降りるくらいで、それはもはや落下だ。

「ちょ、エヴァ!そんなの僕も聞いてないよ!以前のテストでも──」

「うん。でも今はお姉さんがいるから」

「分かった、エヴァを信じるよ」

カズミの言葉を聞いてエヴァはニコリと笑った。

接近してくるダートに、ADMは逃げることもせず真正面から突っ込んでくる。

「ふっ、後輩、ヤケになったか?」

バーネットはバンカープレートの狙いをしっかりとADMに定める。

トリガーが引かれ、無数の釘が射出される。と同時にADMは文字通り跳躍した。

「バカな!?」

ADMはダートの頭上を一回転しながら通過すると同時に、右肩部分をブレードで斬りつけた。

「ほ、本当にできるなんて...」

驚きを隠せないアダムをよそにカズミとエヴァは喜びを噛み締めていた。

「やった!」

「お姉さん、ハイタッチ!」

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 バーネット 兵卒
1〜5 近接
6〜 遠距離

ちょっと席を外します。そしていつものごとく23時ぐらいに再開します。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 21:39:54.30 ID:wSiw+uDi0
たんおつ
安価なら3
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/14(木) 23:00:49.55 ID:bRk0yn4J0
カズミ3/3 遠距離
バーネット 1/4 遠距離

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜 バーネット −1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:01:47.28 ID:EXpvaxhu0
ノーダメージいけるかな
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/14(木) 23:14:15.46 ID:bRk0yn4J0
28 カズミ −1

ADMはダートが振り返って釘を放ってくる前に後退しながらレーザーを放つ。

そのまま直撃するというすんでのところでダートが振り返り、バンカープレートで防御されてしまった。

「先輩として、そう簡単にはやられんよ!」

バンカープレートから射出された釘をカズミは回避しようとするが、それを予期していたように進行方向にバズーカが放たれた。

「っ、さすが先輩!」

直撃は免れたものの無傷というわけにはいかなかった。

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 バーネット 兵卒
1〜5 近接
6〜 遠距離
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:16:27.05 ID:bADJJX/40
3
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/14(木) 23:20:02.19 ID:bRk0yn4J0
カズミ2/3 遠距離
バーネット 1/4 近接
相性有利のため+10

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜 バーネット −1
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:22:03.38 ID:hhLECa5B0
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:22:06.80 ID:gqgcN8cuO
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/10/15(金) 00:12:12.95 ID:mxmijazC0
あまりにも阿呆らしいので注意喚起します。

1、あんぐら本舗について
あの動画の内容はどう見ても炎上に便乗しただけのジョーク動画です。
現時点でゆるふわアンチはあんぐら本舗に釣られ、あの便乗動画が伸びるのを助けただけって状態です。
某ちゃんねるでは「伸びてもゆるふわが困らないあの動画にアンチが広告いくら突っ込むのか」って話題になってますよ。
頭を冷やしましょうよ。
常識的にクソ動画伸びても誰も困らないし、注意喚起も意味がないと思ってます。
私はちゃんと調べた上で「変なのにたかられたからそう言って逃げた」と判断して言ってますので、あしからず。

2、ゆるふわ分子生物学研究所について

冷静に考えればあれはゆるふわ分子生物学研究所の投稿者の評判を落としたい、評判を落としたい、迷惑かけたいという「赤の他人による犯行」だと思うのが普通です。
本人がそんな事するのだろうか?←この考えを元に常識的に突き止めれば、「別人による成りすまし」が第一候補です。
あと、擁護する人間がいるのは様々な意見を持つ人間がいるだから当然でしょう。
そういう意見をなぜ「荒らし」「異常」と断定するのか、そちらの方が恐ろしいです。
「ゆるふわの複垢か」はこのスレ住人だけにしか通じないミーム(意味わからんだろ、ググレカス)なんですよ、本当に。
そもそも同一人物だという証拠・説明・反論は一つも「ありません」、同一人物だという証拠が出ない時点で語るに落ちます。
投稿者が反応してない?→迷惑行為されたら大騒ぎして被害者ですと主張しないといけない法律があるので?
いい加減このスレ住民の行動パターンが全体的に常識で考えておかしいって気付け!

ところで、便乗したジョーク動画に皆さんは便乗動画に広告でいくら支払ったんでしょうか?
あんぐらさんもあの動画でクリ奨稼げてよかったでしょうし、委員会さん達の懐のダメージを慮ると実に乙ですけど。
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/15(金) 00:16:22.08 ID:5ypYS24d0
38+10=48 バーネット−1

バズーカを放った後、バーネットはバンカープレートが威力を発揮する近接戦に持ち込もうとADMに接近しようとしていた。勿論カズミは射撃しながら後退する。

しかしダートのホバーの機動力は流石と言ったもので、あっという間に両者の距離が縮まっていく。

「こうなったらもう一回ジャンプを...!」

「駄目だ、バーネットはそこまで甘い奴じゃないよ」

「うっ...」

カズミははっきり言って窮地に陥っていた。この距離では滑空を試みてもバズーカで撃ち落とされるのが関の山だ。かといって近距離戦の分は圧倒的にダートにある。

「こんのっー!!」

半ばヤケになりながらレーザーを乱射するカズミだったが、ここで勝利の女神がカズミに微笑んだ。レーザーの1発がたまたまバズーカを持っていた左手に直撃したのだ。

「運のいい...だが、近づけばっ!」

バーネットは空に逃げられる前にADMをバンカープレートの有効射程に収めようと一気に出力を上げる。

「うう、まずいっ!」

「これで終わりだ、後輩」

バーネットがトリガーを引く。

が、何も起きなかった。

「何!?」

インターフェースに浮かび上がるエラーの文字がバーネットの視界に入ってきた。

先程ADMからもらった右肩への一撃に加え、無茶な出力の上昇で右手部分の駆動系がイカれてしまったようだ。

「よ、よく分かんないけど、この勝負は頂きますよ、先輩!」

ADMのライフルから放たれたレーザーがダートの胴体を貫くのと同時に、信号弾が打ち上げられて模擬戦が終了した。
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/15(金) 00:19:44.59 ID:5ypYS24d0
そして今回もシエラ=レオネの講評が始まる。

「本来、大部分のPEMは跳躍が不可能だ。それはADMであっても同様のはずだった。だが今回は...」

周りの視線が一気にカズミに集まる。

「え...と」

「カズミ、やはり貴様は何か特別なようだな。だが最後の醜態は見逃せない。運がいつも救ってくれるとは限らないぞ」

「はい...」

「さて、バーネット」

「はっ。最後の局面にて、功を焦ってしまったのが敗北の原因かと」

「よく分析できている。後輩に良い格好を見せたいのは良いが、弁えろ。死ぬぞ」

「仰る通りです...」

「だがダートの特性を活かした戦闘は評価できる。その調子で励め」

「はっ!」

「という訳で今回の模擬戦は、全てカズミの勝利だ。...はぁ」

表情をほぼ変える事なくついたシエラ=レオネのため息と共に、カズミと戦った3人の顔が思わず曇る。

「まさか3人とも敗北するとは流石の私も予想していなかった。...今後の訓練は覚悟しておけ」

その言葉を聞いた3人の表情が見る見るうちに青くなる。

(そんなに...?)

そう思っていたカズミにエヴァが耳打ちする。

「ちょうかんは、おにきょうかんだってみんな言ってるんだ」

「へ、へぇー」

鬼教官という単語を聞いて思わずカズミは軍学校での厳しい日々を思い出した。あの頃も随分キツイ訓練をさせられたが、大の大人達が青ざめるとは、一体長官はどれほど厳しいのだろう。

そんな事を考えていたカズミの思考はシエラ=レオネの言葉で遮られた。

「さて、今回の模擬戦はこれで終了だ。パイロット達は解散。メカニックと分析官達はこれからが本番だ。さあ、キビキビ動け!」

シエラ=レオネの言葉を聞いてパイロット以外の者達は慌ただしく動き始めた。

一方、カズミと戦った3人のパイロットはこちらにやってきた。

「今回は俺たち全員情けないところを見せてしまったな」

オルデンリッジの目元はバイザーで隠れて見えず、表情は分かりにくいが、それでもばつの悪そうな顔をしているのはわかった。

「そ、そんな事ないです。皆さん本当に手強くて!今回は運良く勝てましたけど、次は分かりません!」

「まあな!確かにカズミは良い腕だが、俺も負けてらんねえ!もっと腕を磨いて再戦させてもらうぜ!」

「はい!」

「確かに先輩としては情けない姿を晒したが、私としては有能な後輩が入ってきて喜ばしいとも。これからよろしく頼む、後輩よ」

「頑張ります!」

3人はカズミと握手を交わすと会話を交わしながら去って行った。

「...ふぅ」

「お姉ちゃん、おつかれ!」

「エヴァもね」

「うん!お姉ちゃんのこと見直したよ!あとでいっしょにおふろ入ろーね!」

「わかった!」

そう言ってパタパタとエヴァは去っていた。そしてカズミは小さな事に気がついた。

「ん...?お姉さんからお姉ちゃんにかわってたよね?...少しは頼ってもらえるようになったのかな?」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/15(金) 00:22:23.90 ID:5ypYS24d0
カズミ 兵卒 0/3→2/3
オルデンリッジ 兵卒 0/3→0.5/3
ガルー 兵卒 0/3→0.5/3
バーネット 兵卒 0/3→0.5/3

好感度
エヴァ 2→3(やっぱり頼りになるかも?)
アダム4(お気に入りのパイロット!) 0/5→1/5
バーネット 5(期待の新人だ!) 0/6→1/6
ガルー 4(こいつ、できる!) 0/5→1/5
オルデンリッジ 4(真っ直ぐで良い娘だ) 0/5→1/5

好感度は5がMAXだと言ったな?あれは嘘だ。
という訳でMAXは6にします。(恥ずかしながら好感度の管理はあまり得意ではないのです)
ちなみにカズミが3回勝ったのに2しか上昇してないのは理由があるんですが、眠いので次やる時説明します。

では今日はここまで。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 00:23:56.64 ID:+vBI6XDv0
乙でした
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 00:26:28.78 ID:ckhwl09D0

シエラさんは男3人に呆れつつもADMで3連勝も果たしたカズミにはウキウキしてるだろう
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 00:40:16.73 ID:65O+FhaJo

カズミもすぐ鬼教官を経験しそうやな
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 01:37:03.50 ID:+vBI6XDv0
機体がみんな違うのは研究機関だから色々集まってるのかな?
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/15(金) 19:38:07.40 ID:5ypYS24d0
>>186
そうですね。
今日はやりませんが、せっかくなのでブルトニア共和国軍の主力機を↓3まで募集します。名前と武装、概要をお願いします。
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 19:41:56.01 ID:tzQfIWvn0
PEM
【名前】B-209スパイヤーズ
【武装】ヒートアックス、96mmリニアマシンガン
【概要】
全盛期のバウエル・インダストリが開発した、全長12mのPEM。威圧感を与える黒い重装甲と、赤のモノアイが特徴
火力、装甲、馬力、整備性に優れた名機で、長い間、ブルトニアの制式量産型として活躍していた
旧式の機体だが、今でも使用している部隊は多い。ただしビーム兵器には弱く、実際それが原因で廃れた
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 19:52:41.33 ID:+vBI6XDv0
PEM
【名前】デュナミス
【武装】長距離ビームライフル、小型ビームスプレーガン
【概要】
フライングボードが脚部と一体化した完全飛行型。高速で動き回り、敵機との距離を保ちながら射撃戦で優位に立つ
遠距離武装がない機体や半端な速度の白兵戦型が相手ならば、完封する事も容易
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 20:14:54.14 ID:pElJ9LHO0
【名前】アルテミス
【装備】フライングボート一体型広範囲索敵レドーム、ガンカメラ、ピストル
【概要】複座式偵察型PEM。フライングボートとレドームとバックパックを一纏めにして航空能力を確保している。複座式のため胴体が他のPEMより大きめかつ少しでも軽量化するため装甲が薄い。ピストルは迎撃翌用であると共にガンカメラと連結してガンカメラのブレを安定させる役目もある
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 19:40:26.38 ID:NL+5aVpL0
PEMの案ありがとうございます。
と言う事で操縦技能についての説明ですが、通常は同格もしくは格上相手との実戦又は訓練で勝てば上昇します。ただレベルアップに必要な最後の1ポイントだけは同格以上の相手との実戦でしか獲得できません。

ということでまずは忘れていたシエラさんの好感度判定します。
↓1 模擬戦で3連勝したので最低保証3
01〜60 3
61〜80 4
81〜 5
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 19:42:15.16 ID:QzCjVm7O0
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 20:06:36.25 ID:NL+5aVpL0
16 3(素質は悪くないな)

カズミ・アーディガン
白兵戦能力 兵卒 
操縦技能 兵卒 2/3

好感度 (MAXは6)
エヴァ 3(やっぱり頼りになるかも?)
アダム 4 1/5(お気に入りのパイロット!)
バーネット 5 1/6(期待の新人だ!)
ガルー 4 1/5(こいつ、できる!)
オルデンリッジ 4 1/5(真っ直ぐで良い娘だ)
シエラ=レオネ 3(素質は悪くないな)

自由行動残り3回
↓1
1訓練(操縦技能)
2訓練(白兵戦)
3コミュニケーションをとる
4特に何もしない

ちなみに好感度はMAXになっても戦闘時に軽い補正が入るだけなのでそこまで気にせず見たい組み合わせを選べばいいと思います、たぶん。
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:07:54.98 ID:OBiBn0qH0
1
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:09:17.19 ID:q0/QaSvt0
3 ガルー
↑こんな感じで安価取るのはあり?
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:10:04.46 ID:QzCjVm7O0
というか、他キャラと会うときは選択と同時に相手指定すればいいのかな?
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 20:13:33.54 ID:NL+5aVpL0
>>195
全然オッケーです。

1 訓練(操縦技能)

↓1訓練する相手の名前(カズミとじゃなく、カズミ以外の人の組み合わせでもOK)
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:14:43.84 ID:2Yu538nyo
ガルー
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:14:54.21 ID:QzCjVm7O0
バーネット
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 20:21:00.19 ID:NL+5aVpL0
>>197
ですね。訓練の時もそうしますね。

>>198
これカズミとガルーだとカズミはランクアップしないんですが、大丈夫ですかね?というか自分の説明不足ですね。カズミ以外の人同士を訓練させる時は名前を2人書いてください。
5分くらい待っても返事がなかったらカズミとガルーの組み合わせで行きます。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:22:31.27 ID:QzCjVm7O0
ああ、主人公が誰かと組んで訓練するんじゃなくて、主人公含めた仲間達から選ぶのね
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:24:34.38 ID:q0/QaSvt0
あー、カズミとの戦闘だけだとカズミばっかりがムキムキになって他がへなちょこになるからか
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 20:38:29.36 ID:NL+5aVpL0
分かりにくかったと思うのでやり直します。

カズミ・アーディガン
白兵戦能力 兵卒 
操縦技能 兵卒 2/3

操縦技能
シエラ=レオネ エース
オルデンリッジ 兵卒 0.5/3
バーネット 兵卒 0.5/3
ガルー 兵卒 0.5/3

好感度 (MAXは6)
エヴァ 3(やっぱり頼りになるかも?)
アダム 4 1/5(お気に入りのパイロット!)
バーネット 5 1/6(期待の新人だ!)
ガルー 4 1/5(こいつ、できる!)
オルデンリッジ 4 1/5(真っ直ぐで良い娘だ)
シエラ=レオネ 3(素質は悪くないな)

自由行動残り3回
↓1
1操縦技能の訓練(〇〇と〇〇という風に名前をお願いします)
2白兵戦の訓練(同上)
3コミュニケーションをとる(相手の名前と、指定があるならどんな会話をしたか、あるいはどんな事があったかもどうぞ)
4特に何もしない
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:39:34.63 ID:2Yu538nyo
申し訳無い
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:39:57.35 ID:q0/QaSvt0
あ、取り直しするのね
安価は 3ガルー「ナルカミについて」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 20:40:01.24 ID:2Yu538nyo
重ね重ねすまん!
安価下
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 21:07:07.81 ID:NL+5aVpL0
3 ガルー

カズミはビデオルームで1人、先日の模擬戦の録画を見ていた。運良く3連勝できたとはいえ、まだまだ学ぶことは多い。

「うーん、やっぱりもう少し計画性が必要かな?」

「おっ、カズミ何やってんだ?」

振り返るとランニングウェアに身を包んだガルーが立っていた。

「ガルー先輩、模擬戦の振り返りをしていたんです」

「おー、流石だな。ま、俺はとっくに振り返り終わってるけどな!」

「あははは...ところで先輩はランニングですか?」

「ああ、パイロットには体力も必要だからな」

そういえば最近は体力トレーニングを行なっていなかったなとカズミは少し反省した。

「にしてもお前とADM、何というか...相性ぴったりって感じだったよな」

「そうですか?でも先輩こそナルカミの操縦、凄かったです」

カズミの言葉を聞いてガルーの表情が綻ぶ。

「そうか?そう言ってもらえると嬉しいぜ!何せナルカミは俺の相棒だからな!」

「相棒...ですか?」

「ああ!ここに配属された時、リストの中からメインで使う機体を選ばされたんだが、その時に一目でビビッと来たのがナルカミだったんだ」

「へぇ〜!それってどこがビビッときたんですか?」

「そうだなー、ナルカミの特徴ってその機動力だろ?俺はあんまりじっとしてるのが得意じゃなくてな、だから戦場でも動き回ることのできる所が気に入ったんだよ」

「確かにガルー先輩って落ち着きがないですよね!」

カズミは言い終えた後に自分の失礼な物言いに気がついた。

(やばっ、思ったことそのまま言っちゃった!)

↓1
01〜80 変化なし
81〜90 +1
91〜 +2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 21:08:13.98 ID:2Yu538nyo
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 21:14:47.42 ID:NL+5aVpL0
98 +5

「おー、俺のことよくわかってるじゃねえか!けどそういう悪い部分も上手く付き合えば長所になるんだよ!実際、お前を追い詰めるところまではいったしな!」

ガルーは特にカズミの物言いを気にしていないようで、カズミはホッと胸を撫で下ろした。むしろ彼は少し嬉しそうだ。

「っくし!っと、汗で体が冷えるといけないから俺はもう行くぜ。じゃあな!」

「はい!」

カズミは部屋から出ていくガルーを見送ると独り言を呟いた。

「相棒...か。私もいつかADMをそう呼べるくらい理解できたらいいな」

好感度1+2=3
ガルー 4 1/5→4 4/5


カズミ・アーディガン
白兵戦能力 兵卒 
操縦技能 兵卒 2/3

操縦技能
シエラ=レオネ エース
オルデンリッジ 兵卒 0.5/3
バーネット 兵卒 0.5/3
ガルー 兵卒 0.5/3

好感度 (MAXは6)
エヴァ 3(やっぱり頼りになるかも?)
アダム 4 1/5(お気に入りのパイロット!)
バーネット 5 1/6(期待の新人だ!)
ガルー 4 4/5(こいつ、できる!)
オルデンリッジ 4 1/5(真っ直ぐで良い娘だ)
シエラ=レオネ 3(素質は悪くないな)

自由行動残り2回
↓1
1操縦技能の訓練(〇〇と〇〇という風に名前をお願いします)
2白兵戦の訓練(同上)
3コミュニケーションをとる(相手の名前と、指定があるならどんな会話をしたか、あるいはどんな事があったかもどうぞ)
4特に何もしない
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 21:18:11.86 ID:QzCjVm7O0

カズミとバーネット
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 21:27:03.56 ID:NL+5aVpL0
1 カズミとバーネット

「それではバーネット先輩、よろしくお願いします!」

「ああ。互いに切磋琢磨しよう」

そう言うと2人はそれぞれコックピットに乗り込んだ。と言っても実機ではなくシミュレータだが。

「エヴァとアダムがいないって変な感じだけど...頑張ろう!」

↓1 勝ったのは?
01〜20 引き分け
21〜60バーネット
61〜 カズミ
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 21:27:29.12 ID:q0/QaSvt0
ガルー君意外と寛容だな、むしろ喜んでるし
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 21:40:59.42 ID:NL+5aVpL0
12 引き分け

シミュレータが始まってからしばらく経過した後、勝負は終盤に差し掛かっていた。

両者とも遠距離武器は破壊されたか弾切れ、フライングボードも飛べないほどに損傷していた。

両機は正面から相対すると同時に、近距離武装を構えた。

「いっけぇぇぇ!」

「はぁっ!」

暫しの静寂の後、両機は同時に地面に崩れ落ち、そこでシミュレータは終了した。

カズミがシミュレータから出ると、既にバーネットが待っていた。

「引き分け、か。先輩としては圧倒的勝利を見せてやりたかったが、まあ良しとしよう。私も学ぶことは多かった」

「こちらこそ、ありがとうございました!」

「ふっ、構わんとも。また手合わせ、頼むよ」

「もちろんです!」

引き分け
バーネット 兵卒 0.5/3→1/3
カズミ 兵卒2/3 実戦ではないので変化なし


カズミ・アーディガン
白兵戦能力 兵卒 
操縦技能 兵卒 2/3

操縦技能
シエラ=レオネ エース
オルデンリッジ 兵卒 0.5/3
バーネット 兵卒 1/3
ガルー 兵卒 0.5/3

好感度 (MAXは6)
エヴァ 3(やっぱり頼りになるかも?)
アダム 4 1/5(お気に入りのパイロット!)
バーネット 5 1/6(期待の新人だ!)
ガルー 4 4/5(こいつ、できる!)
オルデンリッジ 4 1/5(真っ直ぐで良い娘だ)
シエラ=レオネ 3(素質は悪くないな)

自由行動残り1回
↓1
1操縦技能の訓練(〇〇と〇〇という風に名前をお願いします)
2白兵戦の訓練(同上)
3コミュニケーションをとる(相手の名前と、指定があるならどんな会話をしたか、あるいはどんな事があったかもどうぞ)
4特に何もしない
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 21:41:53.28 ID:2Yu538nyo
3エヴァ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/18(月) 22:10:43.12 ID:NL+5aVpL0
3 エヴァ

「うーん...」

カズミは1人、自室で唸っていた。エヴァを守ると誓ったのは良いものの、よくよく考えてみれば彼女のことは余り知らない。

エヴァの好きなものや趣味は?ADMとともに発見されたらしいが家族は?それ以前の記憶は?今の境遇はどう感じているのだろうか?

...寂しい思いはしてないだろうか?

「そう言えば良くお母さんが言ってたっけか...」

人と仲良くなりたい時、元気づけたい時は──

↓1 カズミのお母さんは何と言っていた?(好感度判定には影響しないので自由にどうぞ)


早いですが今日はここまで。
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 22:18:45.86 ID:QzCjVm7O0
一緒に三段アイスでも食えばええねん
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 22:24:42.83 ID:q0/QaSvt0

天パのヒョウ柄着たお母さんかな?
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 22:27:58.95 ID:QzCjVm7O0
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 23:16:23.28 ID:2Yu538nyo
おつ
お母さん……いやオカンや!
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/20(水) 20:33:39.80 ID:Prl/DTUc0
「三段アイスを一緒に食べればええんや、って言ってたな〜」

しかし問題が一つある。

「でもここの食堂に三段アイスなんてないんだよな〜」

アイス自体は売っているので頼めば3段にしてくれるかもしれないが、正直言ってここのアイスは余り美味しくない。

「やっぱり折角なら美味しいのを食べさせてあげたいよね。となると街に繰り出さないといけないけど...」

という訳でカズミはシエラ=レオネに外出許可をもらえるか聞きにいくことにした。

「外出許可?構わんぞ」

机の上に置かれた膨大な量の書類を処理しながらシエラ=レオネは答えた。

「え!」

シエラ=レオネは書類に視線を落としたまま口を開く。

「何だ?」

「こんなあっさり許可を頂けるとは思っていなかったので...」

「職員の士気の維持は重要だからな。それに...エヴァの為だろう?」

「わ、分かりますか?」

「まあな。だが...」

シエラ=レオネはじろじろとカズミの顔を眺める。

「万が一知り合いに会っても揉み消せるから大丈夫だが、それでも軽く変装くらいはしていけ」

(揉み消すって...)

そう言って椅子から立ち上がりカズミに近づくと彼女の髪をいじり始めた。

「あ、あの...」

シエラ=レオネは慣れた手つきでカズミの髪型をサイドテールにした。

「これでいいだろう。あとはサングラスでもかけておけ。以上だ」

「は、はい」

有無を言わせぬシエラ=レオネの態度に気圧されて、カズミは大人しく部屋を出てそのままエヴァの元へ向かった。
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/20(水) 20:34:46.87 ID:Prl/DTUc0
「あっ、お姉ちゃん。...どうしたのその髪?」

いつもと違うカズミの髪型を目にしてエヴァは目をパチクリさせている。

「あはは...そんな事よりこれから出かけない?」

「おでかけ?」

「うん、近くの街まで」

「...それって必要なこと?」

「もちろん!さあ、行こっ!」

カズミは首を傾げるエヴァをよそに手を引っ張る。

そのままエヴァを車に押し込むとカズミは運転席に乗り込み、近くの街まで運転した。

街に到着するとカズミはエヴァを連れて服屋や雑貨店を巡った。

そうして時間はあっという間に過ぎていき、いよいよ帰る時間が近づいていた。

「ねえエヴァ、あれ食べよっ!」

カズミが指を指したのはブルトニア共和国で若者に大人気のアイスクリーム屋さんだ。主に首都圏にのみ出店しているが、事前のリサーチでこの街に出店されている事は確認済みであった。

「あれって...アイス?」

「そうだよ!あそこのアイス、凄く美味しいんだよ!」

「じゃあたべようかな」

「うんうん!あっ、それと3段にするから好きなの3つ選んでね!」

「...それっていみあるの?」

「うーん、特に深い意味はないけど...でも、時には無駄も必要なんだよ、人間には。それにどうせならいっぱい食べたいでしょ?」

「ふーん...」

「じゃあ、頼もっか!」

そうしてカズミとエヴァはそれぞれアイスを注文し、ベンチに座りながら食べ始めた。

「エヴァ、美味しい?」

↓1
01〜50 変化なし
51〜90 +1
91〜 +2
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 20:35:47.70 ID:jHfxslQlo
ヌッ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 20:36:45.06 ID:QJpSA7Z+o
うめぇよなぁ!?
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 20:37:44.91 ID:Eq1y9QS90
オカンの教え
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/20(水) 21:01:36.30 ID:Prl/DTUc0
70 +1

「おいしい...と思う」

「思う?」

「うん。なんかつめたいのに、こころはあったかい...」

「んー、それは誰かと一緒に食べてるからだよ」

「いっしょに?」

「そういうものなんだよ。誰かと一緒にいられることって嬉しいことなんだ」

「...かも」

「さ、溶ける前に食べちゃお!」

そうして2人はアイスを食べ終えると特務機関の施設に戻った。

その日の夜カズミは母の教えを噛み締めると共に、エヴァの事も少しだけ分かった気がした。

多分彼女は幼い頃から1人だったのではないだろうか?もちろん本人に直接聞いたわけではないので勘違いという可能性もあるが。
とにかくエヴァとの仲が深まったことだけは実感できた。

好感度
1+1=2
エヴァ 3→3 2/4



模擬戦から数日後、シエラ=レオネからの呼び出しがあった。呼び出されたのはカズミとエヴァ、そして──

↓1下一桁
1〜3 バーネット
4〜6 ガルー
7〜9 オルデンリッジ
0の場合は十の桁を参照、00の場合はもう1度
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 21:02:26.61 ID:D62Av9u00
誰かな
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 21:05:13.16 ID:Eq1y9QS90
三段アイスに心躍らない子供がいるわけがない
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/20(水) 21:44:54.29 ID:Prl/DTUc0
1 バーネット

「さて、今日は諸君らに任務を与える」

「任務、ですか?」

「ああ。前回の模擬戦はADMのテストを行った。今回はエヴァに異変がないか確認したい」

バーネットはカズミの横に立つエヴァにチラリと視線をやった。

「なるほど。しかし長官殿、どのようにして?」

「うむ。丁度うってつけの命令が来たのだ。どうやらブルトニア共和国北西部の峡谷地帯に少量ながらメルクリウスが埋蔵している可能性があるらしい。それを我々に、つまりエヴァに探らせろとの命令が下された」

「そういえばエヴァはメルクリウスの場所がわかるんだよね?」

「うん」

「従ってエヴァの様子をみる事も兼ねてメルクリウスの埋蔵地の特定を行なってもらう。カズミとエヴァは当然現地に向かうとして、バーネット、貴様には調査班及び2人の指揮監督を執ってもらう」

「はっ」

「特に脅威はないと思われるが、念のため武器は持っていけ。現地付近の都市、ヴェーダンまでは車両で移動、その後は任せる」

「身分等はどうなっておりますか?」

「民間の地質学研究チームであることを証明する偽造書類は用意した。PEMもひとまず武装を外し、調査用の機体としている」

「了解しました」

「質問はないな?以上だ」

そう告げるとシエラ=レオネは部屋から出ていった。

「バーネット先輩、頑張りましょう!」

「ああ。だがそう気負うことはない、なにせ今回は簡単な調査のみだからな。とはいえ何かあればその都度私に聞くといい。では10分後に第二ハンガーで集合だ」

「分かりました!」

そうしてバーネットも部屋を出ていき、カズミとエヴァだけが残された。

「調査だけみたいだけど、具合が悪くなったら直ぐに言ってね?」

「うん。お姉ちゃんもね?」

「アハハハ、私は元気が取り柄だから大丈夫!」

23時ごろに再開します。
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 21:46:12.44 ID:Eq1y9QS90
一旦乙
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 21:46:48.83 ID:D62Av9u00
一旦乙
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/20(水) 23:34:30.44 ID:Prl/DTUc0
遅れてすいません。

カズミ達はおよそ1日かけて車両でヴェーダンまで移動した。

休息を取った後目的地であるマール峡谷に入るまでは再び1時間ほど車両で移動、そこからはエヴァとカズミはADMに、バーネットはダートに搭乗した。

「では予定通り私は地上で調査班の警護及び先導を、後輩は空中で偵察及びメルクリウスの探査を行う」

「了解です!」

カズミはフライングボードでADMを空中まで移動させると、後ろのコックピットに座っているエヴァに尋ねる。

「それで、メルクリウスの場所は分かる?」

「うん。...えーと、ここからあっちの方かな」

「北だね。じゃあゆっくり移動するからハッキリ位置がわかったらまた教えてね」

「うん!」

「今回は僕の活躍はなさそうかな?」

「ま、調査だしね。そっちの方がむしろ良いよ。じゃあ、行くよ」

↓1 トラブルが...?
01〜40 起きた
41〜 起きなかった
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 23:36:13.80 ID:Eq1y9QS90
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/21(木) 00:13:20.72 ID:RP+nkwXN0
80 トラブル発生せず

しばらく進んではエヴァに改めて場所を聞いて再び移動、という工程を数時間ほど繰り返した後、ようやくエヴァからOKの合図が出た。

「バーネット先輩、メルクリウスの埋蔵位置を特定できました」

「了解、そちらに直ぐ向かう」

深い谷の間ではあるが、幸いなことにエヴァが指し示した地点は開けた空間になっていたので地上を移動していたバーネットと調査班もすぐに到着することができた。

「ふむ...この地面の下か。よし、調査班は行動を開始しろ」

バーネットの言葉を聞いて調査班のメンバーは車両から降りると様々な機材を設置し始めた。中には調査、発掘用のPEMもあった。

「それにしても、エヴァはどうやってメルクリウスの位置を判別してるの?」

「あー、無駄だよカズミ。エヴァ自身よく分かってないらしい」

「うん。よくわかんないけど近づくと、ビビッとくるの」

「ふーん...」

すると通信用に付けていたイヤホンマイクを通してアダムが話しかけてきた。

「どうしたの?」

念のためカズミは声量を落とす。

「一応伝えておいた方がいいかと思ったんだけど、エヴァは何かを隠してる」

「え?」

「世界の命運を左右するような秘密を抱えた少女の返答が、なんとなくってだけで納得するような組織じゃないよ、特務機関は」

「そりゃそうだろうけど...」

「...長官は反対したんだけどエヴァには自白剤が投与されたことがある」

「そんな...!」

「その時も彼女はやっぱり何となくって答えた。でも、後々わかったんだけどそもそも彼女には自白剤の効果が及んでいなかったんだ」

「...」

「自白剤の成分からして普通の人間に効果がないなんてことはない。にも関わらずエヴァには効かなかった。しかも彼女はあたかも自白剤の効果を受けているフリをして、嘘をついた。これがどう言うことかわかるかい?」

「エヴァはメルクリウスについて秘密にしておきたいことがある...?」

「そうだよ。もちろん僕は彼女が敵だとか信用できないとかまで言うつもりはないけど、カズミも気には止めておいたほうがいい」

「...誰にだって秘密はあるよ。それに嘘をつかれてたとしても、エヴァのことを必ず守るって私の意志は変わらない」

「...だね」

「けど、ありがとう。私とエヴァのことを思って伝えてくれたんだもんね」

「どういたしまして。僕としても2人には仲良くしていてほしいからね」

今日はここまで。
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 00:15:34.34 ID:jQKMEZ+40

エヴァがだいぶやべー子な予感
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 00:17:27.72 ID:UaGkFVuRo
おつおつ
カズミが世界の敵になっちゃうかも……
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 00:21:15.84 ID:dHabLlD80
乙でした
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 20:13:59.04 ID:sLSQyPPQ0
メルクリウスの採掘を開始してから数十分後、調査班の様子が騒がしくなってきた。
周囲の安全確保のため空中で偵察を行なっていたカズミにも通信越しにバーネットと調査班の会話が聞こえてきた。

「バーネットさん、メルクリウスを発見しました」

「よし。量はどれくらいだ?」

「多い、とまではいきませんがそれなりの量が埋蔵しているようです」

「分かった。メルクリウスの存在が確認できたのならそれでいい。この地点の座標を記録、機材は回収しろ。後は上が適切に処理するだろう」

「わかりました」

バーネットと調査班のメンバーの通信を聞き終えたカズミはコックピットの中で伸びをした。

「ふぁ〜、疲れた」

「疲れたって、カズミはずっと座ってただけじゃないか?」

アダムの言葉にカズミは頬を膨らませる。

「あのね、アダムには分からないかもしれないけど、フライングボードを使った滑空は神経を使うの」

「そうなのかい?」

「そうなの」

このまま何事もなく終わるかと思われた調査任務だったが、そうはいかなかった。

まず異変に気づいたのはエヴァだった。

「...お姉ちゃん、くるよ」

「はい?」

するとすぐにアダムが警告を発した。

「北西方面から所属不明のPEMが接近中!」

それを聞いてカズミはすぐにバーネットに通信を入れる。

「先輩、未確認のPEMがこちらに向けて接近中です!」

「数は!?」

「えーと...」

↓1
01〜30 1機
31〜80 2機
81〜 3機
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 20:17:26.88 ID:UqIMnEEro
@
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 20:18:50.23 ID:ezysSBLP0
おおっと
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 20:33:02.10 ID:sLSQyPPQ0
88 ゾロ目ボーナスで繰り下げ 2機

「2機が接近中です!」

「同数か。しかしこちらには非武装の調査班もいる...」

バーネットからの指示を待ちながら様子を窺っていると、カズミの視界に所属不明のPEMが入った。

「相手を目視しました!どちらも武装しており1機は飛行中、もう片方は谷間を移動中です!」

「相手の詳細は分かるか?」

「両機ともアブマットです!」

「...ちっ、十中八九テロリストだな!私は地上の方を相手する。上空は任せたぞ、後輩!」

「はいっ!行くよ、エヴァ、アダム!」

↓1相手は?
01〜70モブ
71〜 ネームド
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 20:34:05.82 ID:2HFisX9T0
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 20:50:34.53 ID:sLSQyPPQ0
82 ネームド

ということでキャラ募集します。
↓3まで募集
名前と性別、年齢、性格や特徴をお願いします。なお所属はガーディアンオブエデン(あるいは彼らに雇われた傭兵)で固定です。

それとそれぞれのコンマで操縦技能も判定します。表は以下の通り。
01〜20 素人
21〜40 兵卒
41〜60 熟練
61〜80 エース
81〜 エースオブエース
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 20:54:50.20 ID:2HFisX9T0
名前 ケヴィン・ハスラー
性別 男
年齢 18
性格 頑固な正義漢
特徴 カズミの幼馴染、長身でかなり鍛えているので目立ちやすい
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 20:57:06.92 ID:ezysSBLP0
カスケード
男 40
陽気だがどこか自暴自棄、戦場だけが己の居場所だと考え、PEMを愛している
元ブルトニア軍人。モルヒネ中毒。戦場で左手足を失い軍を退役、その後生活に困窮して傭兵になった。
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 21:08:20.57 ID:yaFNPrea0
名前 サノス・アイン
性別 男
年齢 25
性格 真面目で誠実だがそれ故の天然気味
特徴 そこそこのイケメン。友人の借金の保証人になってしまったが故危険だが高給なPEM乗りを選択。行方を眩ました友人を心配している
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 21:09:41.95 ID:/gBpUDBK0
名前 ライ・サンダー
性別 女
年齢 24
性格 真面目な優等生気質。悩みすぎる
特徴 黒髪ポニテ。テロで世界を変えられると思ってはいないし、無闇なテロで犠牲者を増やしたくないと考えている。しかし力がなければ潰されるだけだとも理解しており、矛盾の中で悩みながら戦っている
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 21:21:09.26 ID:sLSQyPPQ0
テロ組織にパイロットの実力で負けている特務機関...大丈夫なのだろうか?

↓1相手は?
01〜25 ケヴィン・ハスラー
26〜50 カスケード
51〜75 サノス・アイン
76〜 ライ・サンダー
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 21:26:06.63 ID:za4lJ5Tj0
うーんこの
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 21:45:10.06 ID:sLSQyPPQ0
63 サノス・アイン

サノスは向かってくる機体を確認すると、驚きで目を見開いた。

「なんだこの機体...事前情報にはなかったぞ」

彼は不確定要素の登場により一度撤退するべきか逡巡したが、戦うことを選択した。

「報酬のためにもここは引けない!」

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 サノス 熟練
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら十の桁を参照、00ならもう一度
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 21:45:40.53 ID:ezysSBLP0
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 21:52:28.29 ID:sLSQyPPQ0
カズミ3/3 遠距離
バーネット 3/3 近接
相性有利のため+10
操縦技能の差により−5

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜70 サノス −1
71〜90 サノス −2
91〜 サノス −3
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 21:58:19.35 ID:/gBpUDBK0
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 22:18:57.35 ID:sLSQyPPQ0
35+10−5=40 拮抗

滑空したままいよいよ両機が互いに接敵する。
直進してくるサノスに対して、カズミは距離を取るように右方向に迂回しながらレーザーライフルで数回射撃する。

「狙いが甘い!」

サノスはレーザーを全て避けるとカズミに急接近、横なぎにPEM用の手斧を振るった。

カズミは咄嗟に上体を逸らし、間一髪のところで攻撃を避けた。

「今のを避ける!?あの機体、マシン性能はこっちより上か!」

サノスは相対するPEMの性能に警戒を抱く一方、カズミもまた油断はできないと感じていた。

「あのパイロット...単純な実力なら私より上かも...!」

「大丈夫、カズミにはこの僕がついてるからね」

「私もね!」

2人の言葉を聞いてカズミは微笑んだ。

「だね、頼りにしてるよ!」

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 サノス 熟練
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら10の桁を参照、00ならもう一度
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:23:07.77 ID:za4lJ5Tj0
1
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/22(金) 22:30:38.81 ID:sLSQyPPQ0
カズミ3/3 近接
サノス 3/3 滑空
相性有利+10
ゾロ目ボーナス+10
操縦技能の差により−5

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜70 サノス −1
71〜90 サノス −2
91〜 サノス −3

少し早いですが今日はここまで。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:31:45.16 ID:DRF1jhmQo
おつー
期待性能差かわエグ
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:31:51.21 ID:ezysSBLP0
乙でした
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:38:38.38 ID:2HFisX9T0

259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:42:33.18 ID:za4lJ5Tj0
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/24(日) 19:58:51.87 ID:e8pWsIxE0
16+10+10−5=31 拮抗

サノスは旋回しながらADMへと再接近すると、再び手斧を構えた。
それを見たカズミもブレードを起動し、アブマットの攻撃に備える。

すれ違いざまに互いの武器をぶつけ合う両機の様子はさながら馬上槍試合のようだった。

「ちっ!」

互いに有効打を与えるには至らず、サノスは舌打ちをする。


(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 サノス 熟練
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら10の桁を参照、00ならもう一度
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 19:59:37.60 ID:R/RY/f0K0
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/24(日) 20:01:29.00 ID:e8pWsIxE0
カズミ3/3 遠距離
サノス 3/3 遠距離
操縦技能の差により−5

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜70 サノス −1
71〜90 サノス −2
91〜 サノス −3
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 20:04:41.36 ID:72JWgp2p0
そろそろ動きを
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 20:07:39.20 ID:vMI1EEZM0
逆にこの実力差で拮抗し続けるのは凄いわ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/24(日) 20:18:02.98 ID:e8pWsIxE0
36−5=31 拮抗

アブマットが通り過ぎたと同時にカズミは谷間に目をやった。
そこではバーネットが調査班を守りながら、もう一機のアブマットと銃撃戦を繰り広げていた。

(早く片付けて援護に行かないと...)

焦りを感じたカズミは、先程横を通り過ぎたアブマットの後を追い、背後につくとレーザーライフルによる射撃を行った。

「もう追いついてきたか!」

サノスはADMの加速性能に驚きながらも、動じることなくマシンガンによる銃撃を背後に放った。

しかし両機の攻撃は共にカスあたりのみで決定打には未だ至らない。

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ 兵卒
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 サノス 熟練
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら10の桁を参照、00ならもう一度
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 20:20:26.50 ID:dDyYh1950
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/24(日) 20:28:04.29 ID:e8pWsIxE0
カズミ3/3 滑空
サノス 3/3 遠距離
相性有利により+10
操縦技能の差により−5

↓1
01〜10 カズミ−2
11〜30 カズミ −1
31〜40 拮抗
41〜70 サノス −1
71〜90 サノス −2
91〜 サノス −3

ちなみに質問なんですが今回みたいに膠着状態が続くのってどうでしょうか?好ましくないようでしたらコンマ表をいじろうと思います。
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 20:31:19.62 ID:R/RY/f0K0
コンマの結果で今回偶然膠着になっただけだし、コンマ表自体はいじらなくていいんじゃないかな
ただ膠着が続くとダレるのも事実だし、3〜4回膠着が続いたら>>1の判断でイベント起こしたりしてもいいんじゃない?
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