まどか「ゲッターロボサーガ!!」

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155 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/17(金) 23:38:25.14 ID:ZZxD0FoZ0
…いかがだったでしょうか?

本日の更新は以上になります。

ほぼ杏子の一人芝居状態でしたが、孤独な彼女の心境(+原作版竜馬の悲惨な生い立ち)を伝えられるいい回だったと思います。

次回からはド派手なバトル描写がガンガン入る予定なので、お楽しみに!

それでは、またお会いしましょう!!

ドワーー!ズワワーー!!
156 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/09/22(水) 22:18:44.75 ID:1ca+SaJL0
お待たせしました。

いつもより早い更新になりますが、これより続きを投下します。


157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/09/22(水) 22:30:40.96 ID:rqZZYMho0
スパイクタンパク単体で心臓やその他臓器に悪影響を及ぼすことがわかっています

何故一旦停止しないのですか

何故CDCが接種による若い人の心筋炎を認めているのに情報発信がないのですか
20代はたった1ヶ月で接種後死亡がコロナ死と同等になってます
因果関係の調査は?
158 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 22:33:02.86 ID:1ca+SaJL0

ザーーーーッ…!


…ドン!ドン!ドン!


杏子(…………)


杏子(外はとっくに日が落ちてて、しかも大雨まで降っていやがる……)


杏子(そんな状況で、焼け落ちたあばら屋に『来客』だって……!?)


杏子(なんかの冗談か…それとも…まさか、本当に…!)


杏子(天から『合図』が来たってのかよ!?)

159 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 22:43:16.56 ID:1ca+SaJL0

ドン!ドン!ドン!



ドックン…! ドックン…!



杏子(……面白れぇ!!)ゾクゾク…!!


杏子(福音が鳴るか、それとも悪魔が出るのか…!)


杏子(どちらだろうとこの流杏子、逃げも隠れもするもんか……!!)


杏子(正々堂々、受けて立つ!!!)


ガラガラガラーーッ!!

160 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 22:56:44.19 ID:1ca+SaJL0

杏子「……ん?」


「…………」


「…………」


杏子(…何だこいつら…?)


杏子(…夜なのにグラサンをかけた木刀持った着物のおっさんに)


杏子(モモと同じくらいの身長しかないリーゼントの小男…)


杏子(ぜんぜん見覚えが無いけど、親父の知り合いか…?)


杏子「……お客さんですか。なにか?」


「…………」


チャキッ……!


杏子「!?」


161 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:04:03.89 ID:1ca+SaJL0

杏子(な…!?グラサンが持ってるのは木刀なんかじゃねぇ…!)


杏子(あれは……真剣じゃねえか!!)


刺客1「タァーーー!!!」



シューーーーーーッ!



ビュンッッ!!



162 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:07:34.16 ID:1ca+SaJL0

杏子「わっ!」


スタッ!


杏子「くそっ!さっき暴れた仕返しか!?」



バリーーーン!!!



杏子「うわあ!?」
163 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:18:24.76 ID:1ca+SaJL0

メリ…!メリ…!


杏子(な、なんだあっ!?壁をぶち破って、デカい腕が生えてきやがった!!?)


刺客3(ぐへへへ……)


杏子(今度は顔中傷だらけの外人の大男かよ…!?)


杏子(何がどうなってやがんだ…!!)


刺客1「ふふ…!」


刺客3「げへへ……!!」


杏子(それにこいつら…!ただ者じゃねぇ…!)


杏子(この殺気…!こいつらは……『殺し屋(プロ)』だ!!)
164 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:29:06.43 ID:1ca+SaJL0

スススッ……!!


杏子「……はっ!?」


刺客2「イヤホーッ!」



シャーーッ!!



杏子「ウッ!」


杏子(危ねぇっ!?…あのリーゼントの得物は、服の下に隠した大量の投げナイフかっ!!)


刺客2「ホイッ!ホイッ!」


ビューッ!ビーッ!
165 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:36:55.15 ID:1ca+SaJL0

杏子「…チッ!なめんなぁ!!」


ビーーン!


杏子「はっ!」


バシッ!


杏子「はっ!」



…グサーーッ!



杏子(うっ!)


杏子(しまった…肩が…!!)


フラッ…!
166 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:43:19.51 ID:1ca+SaJL0

刺客3「ウホホ〜〜〜ッ!!!」



バキ〜〜〜〜ンッ!!



杏子「がはっ…!!」



ドカアーーーッ!!!







黒服B(ふふ……。ついに始まったな…!)
167 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/22(水) 23:56:31.02 ID:1ca+SaJL0

黒服B(…あいつの実力はこの目で見ているが、やはりゲッターのパイロットを任せるにはもうひと押しの確信がほしい…!)


黒服B(もしあいつが刺客たちを返り討ちにして生き延びることができれば)


黒服B(それは博士の望む強靭な肉体と精神を持った人間であるという、『これ以上』ない証明になるはずだっ!)


黒服B(…頼むから死なないでくれよ…!)


黒服B(お前は俺たち人類の『希望』となる存在かもしれないんだからな……!!)
  
168 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/23(木) 00:02:29.16 ID:TQNLn5oy0

モク…。モク…。モク…。


刺客3「ぐへへ…!」


刺客1(埃が飛んできゃつの姿が見えんな…。殺ったか…?)



「…てめぇ…やるじゃねーか…!!」



「「「!!!」」」
169 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/23(木) 00:12:14.91 ID:TQNLn5oy0

スタ…。スタ…。


杏子「……なんの恨みか知らねえが、かかって来やがれ!」


バッ!!


杏子「この流杏子、一筋縄じゃあやられねえってとこを見せてやんぜ!!」



ドワオーーーッッ!!!



「「「ぐわわわ!!!」」」



杏子「 来 い っ ! ! 」
170 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/23(木) 00:24:07.91 ID:TQNLn5oy0
…中途半端ではありますが、今回の投稿は以上になります。

ところでゲッターアークのアニメがついに次回で最終回になりますね!

新規のファンの方たちにも初代ゲッターロボを知ってもらいたくて始めたSSですが、もっと早くに始めればよかったと今さら後悔しております…orz

…アニメは終りますが、SSはこれからもがんばって投稿するのでご期待ください!

それではまたお会いしましょう、ドワオ!!!
171 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/09/26(日) 19:52:40.69 ID:hqsIgqe/0
皆さん、こんばんは。来週の予定が忙しくなりそうなのと、本日ゲッターロボアークのアニメが最終回を迎えることを祝して、早めに続きを投稿することにしました。

それでは続きをお楽しみください、ドワワーー!!

172 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 19:57:25.49 ID:hqsIgqe/0

刺客3「シャアッ!!!」


ビーーーーーーーン!!


ガキッ!


バッ


杏子「 ハ オ ッ ! ! 」


ギャーーーン!!!


刺客3「ぶげぇっ!!?」
173 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:06:52.48 ID:hqsIgqe/0

シュタッ! ドスッ


杏子「ん!?」


刺客3(ふへへへ…!)ペロッペロッ


杏子「やろう…!あたしの全力の蹴りを側頭部に食らったってのに、ずいぶんと余裕じゃねーか……!!」ワクワク……!!


シュウーーーッ…。


刺客1「………」


刺客2「ひょほほ!」


杏子「うっ!」


杏子(他のも来やがった!!)
174 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:16:49.18 ID:hqsIgqe/0

刺客1「……ふんっ!」


シャアーーー!


杏子「とうっ!」


バッ!バッ!


…ヒュウーーッ!!!!!


杏子「わっ!」ストン!


ドカッ!
ドカッ!
ドカッ!
ドカッ!
ドカ!!


杏子(危ねぇッ!!?あと少ししゃがむのが遅れてたら、黒ひげ危機一髪みたいになるとこだった…!)


杏子(ん…?)
175 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:24:28.39 ID:hqsIgqe/0

刺客2「ぴゃほほ!!」ギラギラ!


杏子(こ、こいつ…目が完全にイッちまってるじゃねーか…!)ゾクッ…!


刺客1「ふふふ……!」ニヤニヤ…!


杏子「狂ってる…どいつもこいつも狂ってやがる!!」


杏子「わけもわからず…こんなイカれた連中に殺されてたまるかっ!」
176 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:29:50.02 ID:hqsIgqe/0

刺客3「ぬうんッ!!!」


杏子「うおっ!」


バシッ!


杏子(しまった!もう片方の腕でパンチが来るっ!!)



バ キ ッ ! ! !



杏子「ぐわっ…!!」


バキーーーーン!!
177 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:39:59.30 ID:hqsIgqe/0

黒服B(…おい、どうした…!?お前はこんなところで死ぬようなタマじゃないだろっ!)


……ザザーーッ!!


黒服B「…もしもし」


無線機『もしもし。あと少しで博士をそちらにお連れできますが…状況はどうですか?』


黒服B「どうなるかはまだ分からんよ…多勢に無勢だしな…」


無線機『そうですか……』
178 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:49:41.44 ID:hqsIgqe/0

黒服B「ただ……個人的な見解だが、奴はおそらく生き残れると思う」


無線機『えぇ…!本当ですか!?』


黒服B「あぁ…!これまで三百人以上の候補者たちを見てきた俺の直感がささやいているんだ…!」


黒服B「…奴が…奴こそが博士の言う、ゲッターに『選ばれし者』だとなっ!!」


無線機『………!!!』
179 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 20:58:28.98 ID:hqsIgqe/0

バシャーーーン!


杏子「……」


ザーーーーーッ…!


杏子(……う…うぅ…くそっ……!)クラ…!クラ…!


…チャキッ!


杏子「……はっ!?」


刺客1「もらった!」


シャアーーーッ!!








『ーーいいか杏子』


『空手に必要なのは判断力だーー』


杏子「!!」
180 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 21:07:38.39 ID:hqsIgqe/0

杏子(…こんな…ところで……死んで……たまるかよぉ!!!)


杏子「はおっ!!!」


バシッ!


刺客1「ひょお!?」


ギギギ……!!


刺客1(『真剣白刃取り』だとっ!?なんと豪気な……!!)


刺客1(…だが問題ない!このまま押し通る!!)


ギギ……!!
181 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 21:15:02.60 ID:hqsIgqe/0

グググ………!!!


ポタ…。ポタ…。


タラー……!


刺客1「ふひひ!」


杏子(…痛ってぇ…!…けど、絶対に離したりするもんか…!!)


刺客3「ぐわ〜〜!!」


ドドドドドーーーーー!!!!!
182 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 21:22:50.33 ID:hqsIgqe/0

杏子(くそ、背後から来やがったな!)


杏子(………こうなりゃ、いちかばちかだっ!!)



杏子「 お り ゃ あ ! ! 」



ザザーーッ!!


刺客1「ひえぇ!?」


刺客3「!!?」







ーービシュッ!!!


刺客3「」


杏子(殺った!!)
183 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/26(日) 21:31:07.49 ID:hqsIgqe/0
…いかがだったでしょうか?

原作の竜馬と刺客たちの闘いはまさに死闘という感じで大迫力のシーンの連続なので、ぜひ機会があったら読んでもらいたいですね!
(新ゲッターロボの1話でも再現されているので、そちらもどーぞ!)

来週の更新があるかはまだ未定ですが、もし出来たらまたその時にお会いしましょう!!

それでは、ドワォ!!
184 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/09/29(水) 21:17:19.24 ID:LdlZgyrG0
みなさんこんばんわ。

思っていたより早く予定の仕事が片付いたので、いつもより少し早いですが続きを投下したいと思います。

それでは、物語の続きをお楽しみくださいっ!

ドワオ!!
185 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 21:25:49.79 ID:LdlZgyrG0

刺客2「ひっ!?」


チャッ!


杏子(……これ(刀)でも喰らいなっ!!)


ブオンッッ!!



ゴーーーーー!!!!!



刺客2「……?」


ボトッ…。


刺客2「ひぎゃああ!」


杏子「はぁ…!はぁ…!」
186 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 21:32:51.08 ID:LdlZgyrG0

ザーーーー。


ザーーーーッ…。


刺客2「ぎゃあ!」


刺客2「ぴぎゃあ!?」


バシャ!バシャ!


刺客1「ひいぃ…!」


バシャ!バシャ!


刺客3「」


杏子「はっ…はっ…」


杏子(……や、殺っちまった……)
187 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 21:41:08.50 ID:LdlZgyrG0

杏子(…殺るか殺られるかの戦いだったんだ…殺るしかなかった…!)


杏子(他に選択肢なんてなかったんだ!!)


杏子(…分かってる……けど……)


ザーーーー…!


刺客3「」


杏子(………くそっ!いったいどこのどいつだ!?)


杏子(こいつらを雇って、こんな悪趣味なゲームをあたしにしかけてきやがったのは……!?)ギリリッ…!

188 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 21:47:10.66 ID:LdlZgyrG0

バシャ…。バシャ…。


杏子「…?」


ゾロ…!ゾロ…!


黒服B「………」


杏子(なんだ、こいつら…?)


黒服A「……博士、こいつがそうです」


杏子(…博士…だって…?)ボォー…。
189 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 21:58:40.20 ID:LdlZgyrG0

黒服B「な?俺が言った通りになっただろ」


黒服B「こいつは最後まで生き残る、ってな」


杏子(なんだって…?それじゃあこいつらが連中を雇った『黒幕』なのか…?)ハァ…ハァ…!


黒服B「どうですか博士。あのイカれた連中を相手にこいつは勝ち抜いて見せたんです」


黒服B「『これ以上』ないくらい、ゲッターにふさわしい人材だと思いませんか……?」フフ…。
190 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 22:11:22.00 ID:LdlZgyrG0

ザーーーーッ…!


「……なんだか含みのある言い方ね……意趣返しのつもりかしら?」


パシャ…。パシャ…。


杏子(あ…?若い女の声だと……)


黒服B「いいえ、そんなつもりはありませんよ…」フフ…!


ゴロゴロゴロ……!!


「……まぁいいわ。それじゃあじっくりと拝見させてもらいましょうか……」


「ようやく見つかった、最初の選ばれし『魂(パイロット)』の姿をーーー!」



ドカアアアアァァァァーーーーーーン!!!!!





「!!!!?」
191 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 22:24:27.93 ID:LdlZgyrG0

「あ……あぁ……!?」


杏子(あ…?若そうな声だとは思ったが、この『博士』とか呼ばれている女…)


杏子(あたしと同い年くらいじゃねーか…!?)


「これは……いったい……どういうことなの……!?」サァーッ…。


杏子(…しかも人の顔見て、幽霊でもみたような青い顔色になってやがるし…)


杏子(なんか気味が悪ぃな…こいつ…)


黒服A「博士…?」


「どうして……?どうしてあなたがここにいるのよ……!?」フラッ…。




「『佐倉杏子』………!!!」

192 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 22:36:58.51 ID:LdlZgyrG0

杏子(あぁ…?『さくらきょうこ』だと…!?)


黒服A「先輩、それってたしか……」


黒服B「あぁ。博士からの依頼で行方を捜していた彼女の『古い友人たち』の一人だ」


黒服B(……言われてみれば、『こいつ』と『佐倉杏子』は共通点が多いな)


黒服B(まずは『名前』、次に『炎のような紅色の髪と瞳』、そして『特徴的な八重歯』)


黒服B(たしかに偶然にしては重なる点が多いような気もするが……?)フム…。
193 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 22:44:31.51 ID:LdlZgyrG0

黒服C「博士、落ち着いてください」


黒服B「残念ながら彼女は『佐倉杏子』ではありません」


「嘘よっ!…だって、どう見たってそこにいる彼女は私の知っている『佐倉杏子』そのものじゃない!?」


黒服A「しかし……」



杏子「……なぁ、そこのあんたぁ!!」



「「「「!!!!」」」」


194 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 22:53:11.48 ID:LdlZgyrG0

杏子「…さっきから黙って話を聞いてりゃ」


杏子「わけのわかんねえことばっか、ぺらぺらぺらぺらと喋っちゃってさ…!」


杏子「あんた…どっかおかしいんじゃないの…?」


グググ…!


黒服A「おぉ!!」


黒服B(ほぉ…!あれだけひどく痛めつけられたのに、すぐに立ち上がったうえに軽口とはな…!)ニヤリッ…!
195 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 23:01:28.55 ID:LdlZgyrG0

「『佐倉杏子』…!あなたまさか、私が誰か憶えていないの…!?」


杏子「はぁ?…あいにくあたしは修行、修行の毎日で、家族以外の誰かとまともに交流を持ったことがないんだわ」


杏子「だからあたしは自信を持って、きっぱりとあんたにこう言えるよ」


杏子「『あんたなんて……あたしは知らない』とね!!」キッパリ!


「……ッ!!」ズキン…!
196 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 23:16:27.44 ID:LdlZgyrG0

杏子「…だいたいあんた、さっきから『さくらきょうこ』って名前をやたらと連呼してるけど」


杏子「あたしを誰かと勘違いしているんじゃないのか…?」ハァ…ハァ…。


「!?…だって、あなたは『佐倉杏子』でしょう?」


杏子「いいや、ちがうねぇ…!」二ヤッ…!


杏子「……いいかい、その耳かっぽじってよく聞きなよっ!」


杏子「あたしの名は『流杏子』!!」


杏子「日本一の空手家『流一岩』の娘であり、日本最後の真の武道家でもある……!!」



杏子「……あたしは『杏子』……『流杏子』さっ!!」



ドワオーーーッッ!!!


197 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/09/29(水) 23:32:00.67 ID:LdlZgyrG0
…いかがだったでしょうか。

ようやくまどマギキャラ同士の会話ができてうれしいです!

あとはゲッターロボのカッコいい戦闘シーンを早く書ければいいんですけどね…(遠い目)

それとゲッターロボアークの最終回は最高にドワオでしたね!!

未完の原作に最大級の敬意をはらいつつ、最後に風呂敷をでっかく広げる作風はまさに石川賢イズムでした!

DVDを買ってモチベーションを維持しつつ、僕も最後まで走り抜ける覚悟なので応援お願いします!

もしかしたら今週中にまた続きを投下するかもしれません(なかったらごめんなさい)

それでは皆さん、またお会いしましょう!

…俺たちの戦いはこれからだ、ドワオッ!!
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 23:44:42.57 ID:FqMZZRXuo
アークの最終回は最高でしたね
199 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/10/03(日) 14:59:38.67 ID:YWh2tYi/0
みなさまお待たせしました。

約束通り続きを投下します。

お楽しみください、ドワオ!!
200 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 15:14:49.44 ID:YWh2tYi/0

(……『流杏子』ですって!?)


(そんな馬鹿な…!たしかに名字が違うし、以前の彼女よりもかなり荒んでいる様子だけど……)


(……彼女は間違いなく、私の知る『佐倉杏子』よ……!!)


(またこうして杏子と出会えたのは嬉しいことだけれど……)


(これはいったい…どういうことなのかしら……?)


(……まさか……!!?)







(彼女もまた私と同じように、この『新しい世界』でゲッター線に…『大いなる意思』に…!)


(『役割』を与えられていたということなの……!?)
201 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 15:26:20.67 ID:YWh2tYi/0

(そう考えればすべてのつじつまが合うわ…!)


(私がこの『新しい世界』でゲッターロボの開発者である『早乙女博士』という『役割』を与えられたように)


(きっと杏子も新しい名前や境遇と、『ゲッターのパイロット』としての『役割』を与えられたのね…!)


(…武道家か…なるほど…!たしかに以前の杏子は魔法少女としては破格の強さだったけれど)


(彼女自身は別に体を鍛えたり、特別丈夫な身体の持ち主だったわけではないわ)


(……しかし!それではゲッターのパイロットを務めることは決してできない!!)
202 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 15:34:47.80 ID:YWh2tYi/0

(ゲッターのパイロットに求められるものは2つ…!)


(音速を超えるゲッターの機動にも耐えられる『超人的な身体能力』と)


(瞬時に決断を下せる『強靭な精神力』と)


(今の彼女は…『流杏子』はその両方の条件を満たした、まさにゲッターのパイロットとして理想的な人物よ!!)


(……『すべての出来事には「意味」がある』……)


(あの子の…『まどか』の言葉の意味が、今はじめて解ったような気がするわ…!)
203 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 15:42:24.86 ID:YWh2tYi/0

(……いいわ!『大いなる意思』が、『まどか』が与えられた『役割』を果たすことを望んでいるというのならッ!!)


(私はその『役割』を最後まで演じきってみせる!!!)


(…我が名は『早乙女』…!)


(ゲッター線に魅入られた狂気の天才科学者であり…ゲッターロボを造りし者…!!)


(−−私は『早乙女博士』よッ!!!)
204 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 15:53:18.26 ID:YWh2tYi/0

「………………………」ブツブツブツ…。


黒服A「…は、博士…?」


杏子(なんだあいつ……)


杏子(急に押し黙ったかと思ったら、今度はぶつぶつぶつぶつと独り言を喋りはじめたんだけど……)


杏子(まさかあいつ…本当にどっかおかしいんじゃ…?)



「ふ……ふふふ……!!!」



「「「「「!!!?」」」」」
205 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:02:51.11 ID:YWh2tYi/0

「…ごめんなさいね…ずっと捜し続けていたゲッターのパイロットがようやく見つかったかと思ったら」


「私の古い知り合いとあまりにもそっくりだったから…少し取り乱してしまったわ…」フフ…!


黒服B「!!…ということは…!」


「えぇ……ついに見つけたわ!」


「彼女こそ、私の捜していた人間よ!!」
206 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:12:28.68 ID:YWh2tYi/0

杏子「……?」


杏子(なんだ…?あいつ、急に雰囲気が変わったぞ…!?)ハァ…ハァ…。


「…あらあらあら。かわいそうに…彼女、かなり弱っているようね」



「……抑えつけなさい」



「「はっ!!」」


ガシッ!


杏子「うぉ!?」


杏子(し、しまった!!)
207 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:18:53.03 ID:YWh2tYi/0

杏子「この…離せッ!離しやがれぇ!!」クラクラ…。


黒服C「暴れないほうが身のためだぞ」


黒服B「お前は肩に刺さったナイフから絶えず出血しているんだ」


黒服B「その調子で抵抗し続けてみろ…あっという間にあの世行きさ…!」フフ…。


杏子「くっ…!」ギリッ…!
208 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:27:43.60 ID:YWh2tYi/0

ザーーーーッ…!


ゴロゴロゴロ……!!


杏子「お、お前ら…いったい……何者なんだよ………?」ハァ…ハァ…。


「ふふふ……答えを知りたい?」


「だったら特別に教えてあげるわ…!」


「私は『早乙女』…『早乙女ほむら』!!」


「これから先、あなたに地獄を見せる女よ!!」





ドカアアアアァァァァーーーーーーン!!!!!




209 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:33:28.41 ID:YWh2tYi/0

杏子「早乙女……ほむら……だって……?」


ほむら「早く連れて行くわよ」


ほむら「…あぁ、それと出血から見て立っているのも精一杯だろうから」


ほむら「彼女をまず『治療』してあげなさい…多少なら痛くしてもいいわよ?」


ほむら「そのほうが彼女も大人しくついて来るだろうから…!」クスクスクス…!


黒服B「はっ…!」


杏子「?」
210 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:38:41.55 ID:YWh2tYi/0

黒服B「ふむ…まずは血を止めないといけないな」


黒服B「ふふふ…悪く思うなよ?」


ムズッ


杏子(肩の…ナイフに…手を……?)


ズサッ!


ブシャァァァアアアーーー!!!


杏子「わああーーーっ!!!」


杏子「あ……ぁぁ……」


………。
……。
…。
211 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:45:46.01 ID:YWh2tYi/0

上信越自動車道


ザーーー…。


ザーーー…。


ズザザーーッ!!


杏子「…………」スヤスヤ…。


ほむら(……ごめんなさいね、杏子……)


ほむら(手荒なまねをせずに、あなたを連れて来られたらよかったのだけれど……)
212 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 16:53:27.19 ID:YWh2tYi/0

ほむら(きっとあなたの事だから、どれだけ私たちが丁寧にお願いしたところで)


ほむら(絶対に大人しくついて来てはくれなかったでしょうね……)フフ…。


ほむら(…それにしても…)


ほむら(いい体をしてるわね…!)


サワサワ…!


杏子「ん…」ピクッ!
213 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:07:13.11 ID:YWh2tYi/0

黒服A「は、博士…?」


ほむら「黙ってなさい」


黒服A「はい……」ドキドキ…!


ほむら(…一見以前の杏子と変わらない細見の身体に見えるけど、いっさいの無駄がない筋肉のつき方をしてるわね…)


ほむら(まさにゲッターに乗るために生まれてきたような身体だわ…!)


ほむら(杏子……あなたは最高のパイロットになれるわよ!)ホムーン!
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/10/03(日) 17:12:37.34 ID:jIeD6nv90
お前らの書き込みなんて何の価値もない
Yahooニュースですらコメント数はせいぜい数百〜数万
北九州市(100万)、石川県(100万)、広島市(100万)、これら田舎の人口の10分の1にすら、遠く及ばない(日本列島1億、大手サイトのコメント全国規模で多くて数万)
日本全国1億のうち、石川県ひとつの10分の1にすら遠く届かない声のデカイ奴らが
ここに書き込んでるだけ なんの影響力もない 気にする必要もない

ここで小池百合子を批判しても小池が圧勝したし (トランプ大統領ネット人気、一方バイデンの勝利も同じ)
ここで飯塚幸三を批判しても現実で批判してる人を見たことない 。小室圭さんを必死に叩く奴も現実で見たことない
在日特権がどうのシナ人がどうの言ってる人も見たことないし
NHKの受信料がどうだの集団ストーカーがどうだの喚いてる奴もネットでしか見たことない
LGBT叩きやパパ活叩き、非処女叩き外国人叩き、障がい者叩きビーガン叩き、マスコミ叩き生活保護叩き、パチンコ叩き煙草叩き
全部ネットでしか見たことない 全てはネットの狭い世界だけ
日本の広島市の10分の1にすら遠く及ばない数百〜数万人が書き込みしてるだけ
5chのスレも1000人が1回ずつ書き込めば、すぐ埋まるのに中々埋まらない。同じ奴が何度も書き込んでやっと埋まる
声がデカイやつが狭い場所で目立つだけ。なんの影響力ないからマジで気にする必要ない

お前らが「若者は選挙に行け!」と書き込んでも何も効果はない
大多数の若者はお前らの書き込みなんてそもそも見てないから
大多数の若者は韓国文化が好きだから嫌韓コピペしても何も意味はない
そもそもここを見ていないし存在すら認知していないから
社会にこうしろ!政治にこうしろ!は論外 。お前らは何の権力もないただの庶民だから何も世の中は変わらない。本当にどうこうしたいなら立候補して政治家を目指すしかない
生活保護や在日に不満があってどうこうネットで文句言っても現実は何も変わらない。なぜならお前は何もしてないから

まず普通の社会人は忙しくてインターネットに書き込みしている余裕などない
仕事して、恋愛して、家族や友人と、思い出を作ってる。会社の取引先の事とか実家の老いた両親の事とか明日の献立とかで頭は一杯
しかしお前ら(超少数派)は違う。時間が有り余る少数の暇人。退職後の暇な老人か、ネット漁りの主婦か、孤独なフリーターか
所詮それがインターネット

何の影響力もない 国民の誰もお前らの下らん書き込みに興味はない
というか見ていない 存在すら知らない 書き込んでるのは暇人のみ
お前らの書き込みなんて何の価値もない
215 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:15:08.14 ID:YWh2tYi/0

ほむら(今の杏子ならやれる…『流杏子』なら絶対にゲッターに耐えられる!)


ほむら「杏子……あなたが何をど言おうが」


ほむら「私はあなたを決して離さないわよ……!!」


ギュッ…!


杏子「んん……」ピクッ!!


黒服A「………」ドキドキ……!!
216 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:31:50.87 ID:YWh2tYi/0

ホム…!ホム…!


黒服B(博士はどうやらあの少女が気に入ったようだな…ふふふ)


黒服C「よかった……これで肩の荷も少しはおりたぜ……」フゥ〜…。


黒服B「ばか。まだまだこれからだろうが……」フフフ…。


黒服C「しかし最初のひとりがまさか女になるとはな〜…」


黒服C「これからは超人的な女も候補として捜すべきかもな…!」


黒服B「たしかにな…。よけいな先入観は捨て、女や子供も候補に入れて考えるべきか……」チラッ…。







黒服B「うっ……!!?」サァー…!!!
217 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:40:16.10 ID:YWh2tYi/0

黒服C「どうした?」


黒服B「き、来た…ついに来た!」


黒服B「博士!バックミラーを見てくださいっ!!」


ほむら「あれは…空から大きな黒い影が、こちらにむかって近づいて来てる…!!?」


黒服B「ついに…ついに来たんだ…!!」









黒服B「『奴ら』が来たッ!!!」


218 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:48:26.70 ID:YWh2tYi/0

ザザーーッッ!!



翼竜『ギャアアアアアアーーー…!!!!!!』



「「「「わあああっ!!!!」」」」



ガチッ!


黒服B「ぐはぁ!?」ブチュ…!


ガチッ!


黒服C「ひいぃ…」グシャ…!


杏子「「うっ!!」」


ガタガタッッ!!
219 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 17:56:53.84 ID:YWh2tYi/0

杏子「「なんだ!?」」ガタガタッッ!!


ほむら「「この車は『奴ら』に捕まったのよ!!」」ガタガタッッ!!


ほむら「「連れて行かれるわ!外に飛び出してッ!!」」ガタガタッッ!!



ブワアアアァァァーーー!!!



「「「うわああああああ!!!!!!」」」



バアアアアアアァァァァァァン!!!!!!

220 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 18:04:09.38 ID:YWh2tYi/0

ゴーーーーー!!!!!


翼竜『ギエエエエーーーー!!!!』


バサッ!!


バサッ!!


ゴーーー………!!!



杏子「な…なんなんだ、あのデケえ鳥は…?」フラッ…。


ほむら「……あれが私たちの敵の姿よ」


杏子「ほむら!!」
221 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 18:19:18.60 ID:YWh2tYi/0

杏子「無事だったんだな!…黒服は?」ハァ…ハァ…。


ほむら「……」フルフル…。


黒服A「」


杏子「そうか…。なぁ、いったい何が起こってるんだよ…?」


ほむら「……ついに始まるのよ……」


杏子「あ……?」


ほむら「『生存』か『絶滅』か……人類の存亡をかけた」


ほむら「『奴ら』との生存競争がっ!!」


杏子「………!!!」


ザーーーーッ…!


ザーーーーッ…!


ザーーーーッ…!


ーーー
ーー

222 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/03(日) 18:27:54.73 ID:YWh2tYi/0
…いかがだったでしょうか。

だいぶ時間がかかってしまいましたが、キリのいい所までいけたと思います。

これまでの話はアニメでいうAパートで、次回からの話がBパートになります。

ついにゲッターの戦闘シーンも描かれる予定なので、お楽しみにッ!

それではみなさん、またお会いしましょう……ドワオーー!!
223 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/10/06(水) 21:10:25.35 ID:5RC+eWvv0
お待たせしました。

これから続きを投下します。

また、前回の連投でいくつか修正する箇所を発見しましたので報告させていただきます。

202のほむらのセリフ、正しくは

ほむら(瞬時に決断を下せる『強靭な精神力』) です。

215のほむらのセリフ、正しくは

ほむら「杏子……あなたが何をどう言おうが」 です。

失礼しました。

それでは、続きをお楽しみください、ドワオ!!
224 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 21:24:10.23 ID:5RC+eWvv0


ーー
ーーー


浅間山麓 早乙女研究所 敷地内


ザア……。


ザァ……。


所員G「まったくよく降りやがる雨だなあ」


所員G「もう春だってのに、ちっともあったかくならねえし」


所員G「早く百葉箱の観測を終わらせて、ストーブに当たろうっと!」カキカキ…。


ピシャッ!


所員G「ん?」
225 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 21:29:08.48 ID:5RC+eWvv0

所員G「なんだ?」


所員G(なにか大きな物が頭にぶつかったぞ…?)


グイッ


イモリ「……」


所員G「げっ!」



「 わ あ ァ イ モ リ ! 」



ブンッ!
226 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 21:41:13.35 ID:5RC+eWvv0

所員G「びっくりしたぁ!?……なんでこんなところにイモリが?」


ピシャ!


所員G「うっ…!?」


イモリ「……」


所員G「わあっ!?」


バシッ!


ピシャ…。
ピシャ…。


所員G「ひ……ぎゃあっ!」
227 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 21:47:45.27 ID:5RC+eWvv0

ザーーーーーッ!


ピシャッピシャッピシャッピシャッピシャッピシャッピシャッ……!!


所員G「空からイモリが降ってくる!?」


ピシャッピシャッピシャッ……ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト…!!!


所員G「ヒ イ イ イ イ ! ! 」
228 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 21:54:27.57 ID:5RC+eWvv0

ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト!!!!!


所員G「」


ザーーッ


ザザーーーッ


ザーーッ


モゾモゾモゾモゾモゾモゾ…!


イモリ「………」





イモリ(…フフ…!)


229 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:02:28.44 ID:5RC+eWvv0

ーーー
ーー



杏子(う…うぅ…!!)


バサッ…!!

バサッ…!!


杏子(…来るな…!)


ザザーーー…!!


杏子(…来るんじゃねえ…!!)


翼竜『ーーキエエエエ!!!!』


ガパーーー!!!




杏子「 … わ あ あ ! ! ? 」


ガバッ


「きゃあ!?」
230 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:09:48.60 ID:5RC+eWvv0

杏子「……あ?」


「びっくりしたわ…!」


「あなた、急に大声出すんだもの」フゥー…。


杏子「ち…夢か…」


「うふふ…大変な目にあったらしいじゃない」


「あなたくらいの年の女の子なら、怖い夢を見たっておかしくないわよ?」


杏子「…うっせーな、ガキ扱いすんな!」


杏子(……って、あれ?)
231 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:15:28.59 ID:5RC+eWvv0

杏子「あんた誰だ?」


杏子「あたしは……どうしてこんな所にいるのさ?」


「私?私は和子よ」


「そしてここは『早乙女研究所』…!」


和子「あなたはゆうべ気を失ったまま、ほむらちゃんに運ばれてきたのよ」


杏子(『早乙女研究所』に『ほむらちゃん』だって…!?)
232 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:21:38.95 ID:5RC+eWvv0

杏子「…ほむらちゃんって…」


杏子「あの黒髪ロングの冷酷ドS女、『早乙女ほむら』のことか?」


和子「(れ、冷酷ドS女…?)え、ええ。たぶんそうよ…」


杏子「…くそっ!あのアマどこにいやがる!!」


和子「えっ?」
233 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:28:42.02 ID:5RC+eWvv0

杏子「あの女があたしをこんな目に合わせたうえに」


杏子「なにもわからないうちに変なことばっかに巻き込むんだよ!」


杏子「あいつをとっちめて理由をはっきり聞き出してやる!!」


杏子「奴はどこだっ!!!」


和子「まあまあ、落ち着いて。そんなに怒るとケガに響くわよ?」


シャーーッ


ほむら「その必要はないわ…来てあげたわよ」


杏子「うげぇ!?」
234 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:41:43.74 ID:5RC+eWvv0

杏子「てめえよくも…痛デデデッ!!?」ズキズキ…!


ほむら「あらあら…。もう動けるのはいいことだけど」


ほむら「あまり興奮しすぎると、傷が傷むわよ?」クスクス…!


和子「ほむらちゃん!来てくれたのね!?」


ガバァ!!


ほむら・杏子「「!?」」


和子「『お母さん』はとってもうれしいわ!みんなでお茶にしましょうか?……あ、それとも秘密の女子会!?」ギュウーッ!


ほむら「そのどちらでもないわ…私は杏子を連れてすぐにここから出ていくから…」グエエ…。


和子「あら、そうなの…残念…」シュン…。
235 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 22:50:01.23 ID:5RC+eWvv0

杏子「『お母さん』だって!?それじゃああんた、まさか…」


和子「そうです!私の名前は『早乙女和子』…」


和子「この研究所の前所長である『早乙女賢』博士の妻であり」


和子「現所長である『早乙女ほむら』ちゃんのお母さんなんです!」エッヘン!


杏子「え〜嘘だぁ〜!?…あんたら母娘のくせに、見た目も雰囲気もぜんぜん似てねぇーぞ!!」
236 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:02:20.55 ID:5RC+eWvv0

ほむら「それはそうよ…彼女は正確には『お義母さん』…」


ほむら「つまり亡くなった私の父『早乙女賢』博士の後妻なんだから、私との血の繋がりはとうぜん無いわ」


和子「そんな…!ほむらちゃん、その言い方はあまりにひどいわ……!!」ガーン…!


ほむら「…ひどいもなにも事実でしょ…?」


ほむら「あ、ついでに父と彼女はお見合い結婚で」


ほむら「父が再婚した理由は『先立たれた妻と名前も字も同じで、なんか気が楽だった』からよ」スラスラスラ…。


杏子「お前、ほんとにドSだなっ!?」ガビーン…!!
237 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:09:56.60 ID:5RC+eWvv0

和子「うぅ……ひどいわ〜!ほむらちゃ〜〜ん!!」


和子「お母さん、もう泣いちゃうから……(泣)」オイオイオイ…。


ほむら「まったく…!ほら、急いで杏子」


ほむら「早くしないとあなたも彼女に取り込まれて、ギャグ時空の住人になってしまうわよ?」


杏子「お、おぅ……?」


シャーーッ…。
238 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:17:38.00 ID:5RC+eWvv0

ほむら(まさか早乙女先生があそこまでめんどうな女だったなんて……)


ほむら(『前の世界』で先生に男がいなかったのも、納得よ……!)ゲッソリ…。


杏子(…なんかスゲー面白い人だったな!)ニヤニヤ…!



ガーーーーッ!


ガシャーーーッ!!


ガシューーッ!



杏子「…ん!!」
239 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:22:52.41 ID:5RC+eWvv0

杏子「こ、これは……!!」



ガシューーン


ガシューーン


ピキーーン


ピキーーン


ガ ガ ガ … !



杏子「すげえ設備に……巨大ロボットの大群だとっ!?」


ギャーーーーーン!!!!!

240 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:31:13.48 ID:5RC+eWvv0
…いかがでしたか?

本日の更新は以上になります。

ちなみに早乙女博士の奥さんと和子先生は同姓同名で、このSSを思いついたキッカケのひとつです。

独身で婚期を逃してるのがウリのキャラなので結婚させるのは……と思ったのですが先に早乙女博士にゲッター線に同化してもらうことでバランスが取れたかなと思います。

241 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/06(水) 23:42:26.16 ID:5RC+eWvv0
…あとスレチなのは理解しているのですが、おかげさまで某SSまとめサイトでこのSSが1400PVいただきました!!

まさかそんなに多くの回数を読んでいただけるとは思っていなくて、内心震えております…。

やはりゲッターロボは不滅のコンテンツなのだと理解するとともに

素晴らしい原作を書いてくれた石川賢先生と、魅力的なまどマギのキャラクターたちにただただ感謝です!!

このまま虚無らずにラストまで走れるよう努力するので、ご期待ください!

それではみなさん、またお会いしましょう、ドワッ!!
242 : ◆Q1Sh5uYLj6 [age]:2021/10/10(日) 21:24:04.37 ID:jE77hwLj0
皆様、お待たせしました。

これから続きを投下します。

説明回プラスアクションシーンもないので地味かもしれませんが、ご容赦ください。

それでは、続きをどーぞ、ドワオ!!
243 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 21:36:11.65 ID:jE77hwLj0


ガガガ…!


杏子「マジですげぇ!?こんなヤバい施設が日本にあったなんて驚きだよ……アニメみてえだ!!」ワクワク!!


ほむら「ここ早乙女研究所はもともと『ゲッター線』と呼ばれる未知の宇宙線の研究をしていたのだけれど」


ほむら「いまは訳あってゲッター線を応用した軍事兵器の開発施設となっているの」


ほむら「流杏子…あなたが見た物は『プロトゲッター』という試作段階のロボットたちよ」


杏子「へー!カッコいいじゃん!!」キラキラキラ…!!
244 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 21:47:50.34 ID:jE77hwLj0

杏子「すげぇや!色んなタイプのロボットが、たくさん並んでる!!」ワクワク!


ほむら「ふふふ…どうやら早乙女研究所(ここ)が気に入ったようね?」


ほむら「あなたは今日からここで働くことになるのだから」


ほむら「これから先いくらでも、好きなだけロボットを見学できるわよ…良かったわね」フフ…!


杏子「おーマジかよ!………って、あん?」


杏子「…働くって…あたしが…ここで?」


ほむら「えぇ、そうよ」キッパリ!


杏子「はあぁーー!?冗談じゃねえぞっ!!!」
245 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 21:54:51.10 ID:jE77hwLj0

杏子「いいかっ!あたしは空手家であり、生粋の武道家だ!!」


杏子「この身ひとつで敵をブッ飛ばすのがあたしの仕事なのさ!!!」


杏子「そんなあたしがおりこうさんだらけの研究所で働くだって?」


杏子「…笑えねぇ冗談だぜ、まったく…!」


ほむら「………」


杏子「……第一、あたしになにができんのさ?」
246 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:00:44.31 ID:jE77hwLj0

杏子「スパナでも握って、マンガやアニメみてぇにデカいロボットの整備でもしろってのか?」


ほむら「……いいえ。あなたが握るのはスパナではなくハンドルよ」


杏子「………あ…?」






ほむら「流杏子、あなたにはあの『プロトゲッター』の完成形にあたるロボットのパイロットを務めてもらうわ」


杏子「!!?」
247 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:10:59.83 ID:jE77hwLj0

杏子「あ、あたしが……ロボットのパイロットだって!?」


ほむら「ええ、そうよ。…流杏子、あなたはゲッターの超機動に耐えられる強い身体を持った特別な人間であり」


ほむら「ゲッター線に…運命によって導かれた『選ばれし者』なのよ」


杏子「…はぁ?…あんたの言っていることが、まるで理解できないんだけど…」


ほむら「あなたの理解なんて私には必要ない」


ほむら「とにかくあなたには今日から三ヶ月の間、パイロットの訓練にただひたすらに励んでもらうわよ」
248 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:20:07.89 ID:jE77hwLj0

杏子「」ポカ〜ン…。


ほむら「あなたの部屋も用意してあるし、寝食もこの研究所で過ごしてもらうわ」


ほむら「ただし、この施設の外への勝手な外出はぜったいに許さない」


ほむら「それと訓練は少し厳しいものになるだろうけど、あなたなら耐えられると思うわ」


ほむら「それじゃあ会議室で簡単なレクリエーションを受けたら、さっそく訓練開始よ」


ほむら「早く急ぎなさい。会議室はこっちよ」


スタスタ…。



杏子「………っざけんなーーー!!!」


249 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:25:32.19 ID:jE77hwLj0

杏子「冗談じゃねえ!!」


杏子「わけのわからねえけむに巻いたような説明だけして、あたしになにをさせようってんだ!!」


杏子「あたしにもわかるように説明をしろっ!!!」


ほむら「………」


ギロッ…!


杏子(う…!)
250 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:34:33.46 ID:jE77hwLj0

杏子(こいつ…!また雰囲気がガラリと変わりやがった…!)ピリピリ…ッ!


ほむら「……流杏子、あなたは本当にここに呼ばれた『理由』を知りたいの……?」


ほむら「たとえそれがどんなに恐ろしい真実だろうと」


ほむら「この先にあなたを待ちうけている残酷な運命を暗示するものだとしても」


ほむら「あなたはその全てを受け入れるというのね……?」


ゴ ゴ ゴ ! ! !

251 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:44:51.21 ID:jE77hwLj0

杏子「あ、あぁ…!…あたしはだれかに与えられた『目的』の為に生きるのは、もうごめんなんだよ…!」


杏子「色々あった人生だったが…これからは自分の意思で『目的』を掴んで生きていきたいんだっ!!」


杏子「…もしあんたの話す『理由』が、あたしの生きる『目的』と一致するものなら…!」


杏子「あたしは全力でその『理由』とやらのために生きてやるっ!!!」


杏子「それでどうだっ!!!!!」


ドワオオオーーー!!!
252 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 22:57:10.50 ID:jE77hwLj0

ほむら「……!!」


ほむら(なんて情熱的で、熱いまなざしなの……!?)


ほむら(『以前の世界』の利己的で、どこか虚無的な一面を抱えていたかつての杏子とはまるで別人だわ……!!)


ほむら(……本当なら段階を追って杏子に事情を説明していく予定だったけれど)


ほむら(今の『流杏子』なら、全てを話しても大丈夫かもしれない……!!)


ほむら「………わかったわ」


杏子「!!」
253 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 23:03:43.41 ID:jE77hwLj0

ほむら「あなたにそこまでの覚悟があるというのなら」


ほむら「すべての『答え』をおしえてあげるわ……ついてきなさい」


クルッ


杏子「……どこに行くんだよ?」


ほむら「所長室よ」


ほむら「……そこであなたに会わせたい人がいるの」
254 : ◆Q1Sh5uYLj6 [saga]:2021/10/10(日) 23:15:40.43 ID:jE77hwLj0
…いかがだったでしょうか。

本日の更新は以上になります。

ほむらの杏子評が酷くね?とツッコミが入るかもしれませんが、まあこのSSの設定では杏子と共闘することはあっても内面を深く理解するほどの仲になれずにまどかの願いで虚無ったと解釈してください…。

…それでは、また近いうちにお会いしましょう!

ドワオーーー!!!
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