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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 610 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:53:51.99 ID:Toekmvuh0
- ライ「…………」
ファイア「ふぁ〜……過酷な修行を終えてきた育ちざかりはそろそろ寝るとしますかね〜」
レッド「…………」
キョウヘイ「うちの育ちざかりも眠そうっすもんね〜、そろそろ寝るっすか〜」
トウヤ「そうだねぇ。じゃあ、後片付けはしておくからテントに戻ってて」
ユウリ「ありがとう、次は私が……ふあぁ、しかし夜更かしは肌の大敵だ……」
ホップ「オレもねむくなってきたんだぞ〜……」
マサル「……そういえば、キョウヘイ」
キョウヘイ「へ?」
マサル「あの白衣の…アクロマさんはどうしたんだ?」
キョウヘイ「……」
マサル(あからさまに忘れてたって顔してるな……)
- 611 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:57:39.06 ID:Toekmvuh0
- キョウヘイ「ちょっと様子見てくるっす! 先戻っててくださいっす」
マサル「あぁ、わかった。遅くならないようにな」
キョウヘイ「はいはーい!」
キョウヘイ「確かここら辺に転がしておいたはず……お」
アクロマ「」
キョウヘイ「転がってら……おーい、アクロマ〜」
アクロマ「…キョウヘイ、くん…? おや、どうして私はここに?」
キョウヘイ「覚えてないんすか? お前、一人で穴から落ちて気絶してたんすよ」
アクロマ「おっと、そうでしたか! キョウヘイくんは大丈夫でした?」
キョウヘイ「見てわかるでしょ、ちょー無事っすよ」
アクロマ「それならよかったです! 何かあったらどうしたものかと焦ってしまいました」
キョウヘイ「そーは見えなかったっすけど……」
- 612 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:02:42.96 ID:Toekmvuh0
- アクロマ「おや、そうでした?」
キョウヘイ「あ、いや……とにかく、もう遅いんでフリゲートに戻ったほうがいいんじゃないすか?」
アクロマ「おっと、そうですね! 団員には夜までに戻ると言っていましたから…それでは、またすぐお会いしましょう!」
キョウヘイ「そんなぽんぽん出てこようとすんなっつの!」
キョウヘイ「……忘れてるっすね。よし」
キョウヘイ「まあ…これはこれで微妙な感じっすけど、別に聞くまでのことじゃないっすもんね」
キョウヘイ「何たって俺にはルリちゃんがいるんすから………今何してっかな〜」
- 613 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:06:05.13 ID:Toekmvuh0
-
〜テント〜
レッド「……」
ピカチュウ「ぴっか?」
レッド「明日は、何しよっか…修行もいいし…ポケモンを探すのも…」
レッド「ピカチュウは……どうしたい…?」
ピカチュウ「ぴ〜かぴ……」ウーム
ピカチュウ「ぴか〜! ぴっかぴ、ちゅ!」ブンブン
レッド「……わかった…じゃあ、明日は特訓……」
ピカチュウ「ぴっか〜〜〜!! ぴかちゅ!!」
レッド「うん……おやすみ……」
マサル(ナチュラルに話してるな…)
ホップ(以心伝心って感じだ! 兄貴みたいですごいんだぞ〜!)
- 614 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:09:47.37 ID:Toekmvuh0
- 7日目 朝
レッド「……」パチ
レッド(日が昇ると同時に起床…)
レッド(隣のテントで誰かが動いてる気配もある。ファイア達も起きたんだ…)
レッド(……おはようしに行こう)ゴソゴソ
レッド「二人とも、おは…… あ」
ファイア「! おっはよ〜兄さん……しーっ」コソコソ
ライ「ぐう……」
レッド(寝起きドッキリだね!!! ここは兄として見守ることにしようかな)
ファイア(いやはや、俺も兄さんの弟ってことだよね〜。今日の寝起きドッキリはどうしようかな)
下1 コンマが高いほどビックリする
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:11:57.44 ID:etL3qnqB0
- キス
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:15:27.63 ID:UrxlEkCy0
- フィー!?
- 617 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:19:04.42 ID:Toekmvuh0
- ファイア「ラブコメのやつやんけ……なんで俺がやるか〜って時にそういうのをアレした?」
ファイア「ま、フィーの方々が蔓延ってるここではアレかもしれないけど…よくある罰ゲームですわな」
レッド(何も言わぬ……ただ見守るのみ……)
ファイア「にいさ〜ん、何かアドバイスとか……」
レッド(いっ……言わぬ!!!)
ファイア「ちぇっ……おーいライくん起きて〜」
ライ「あ……?」
ファイア「起きないと……キスしちゃうぞ☆」
ライ「…………何言ってんだよお前!?!? 朝から気持ちw うわーーーーレッド!?!?」
レッド「おはよ……」
ライ「おおお、おはよう……ファイアお前ーーーーっ!!! レッドの前でお前!!」
ファイア「あーーーーーあ兄さんに見られた方にドッキリしてんだもんね 俺の渾身の『キスしちゃうぞ☆』返して欲しいわホント」
ライ「なんでお前も結構機嫌悪くなってんだよ?!?!」
レッド(寝起きドッキリストとして気持ちはわからないでもない……)
- 618 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:26:33.84 ID:Toekmvuh0
- ファイア「兄さん、今日は不甲斐ない所を見せちゃったけど…次は兄さんに負けてないところを見せるよ」
レッド「……期待してる……」
ライ「なんでそこで絆を深めあってるんだよ……オレはドッキリされ損…兄貴はいつもこれをやってたのか…?」
ファイア「多分グリーンさんのほうが大変な目に遭ってるよ。兄さんが相手だからね」
レッド「うむ……」
ライ「う、うむじゃねーだろ!?!?」
ピカチュウ「ぴっか〜〜〜!!」ポン グイグイ
レッド「あ、ごめんね……それじゃ、二人とも、ばいばい……」
ファイア「はーい。また安価するときとか展開が困ったときに呼んでね」
ライ「何だったんだよ……」
- 619 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:31:49.50 ID:Toekmvuh0
-
レッド「……それじゃ、特訓…走り込み!」
ピカチュウ「ぴっかぴか〜!」
レッド「うん…南の方を何周かしよう……エンジンシティに来る前に、色々したあたり…」
ピカチュウ「ぴっか〜。ぴーかぴか!」ダッ
レッド「あ……待って、ピカチュウ…!」ダッ
〜キバ湖 東〜
レッド(この辺り、すごい霧……まぁ朝だし…)
ピカチュウ「ぴっかぴ〜」
レッド「そうだね……、…」ピタ
ピカチュウ「ぴ」ピタ
レッド(……誰かいる)
誰か 下1
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:36:33.30 ID:UrxlEkCy0
- レッドのライバルを自称するグリーンとかいうジムリーダー
- 621 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:45:28.90 ID:Toekmvuh0
- グリーン「なんでそんな回りくどいんだよ!!!!!!!」
レッド「! ……グリーン。どうしたの…? カントーじゃ……」
グリーン「ジムについては暫く休業だ。ま、ガラルに来るのも仕事のうちだからな」
レッド「……?」
グリーン「こっちのチャンピオン、ダンデさんも戻っていっただろ。今度はカントーの代表がガラルの視察に行くことになってな」
グリーン「他にも希望者はいたんだが、最終的にバトルで決めようってなってな。後はわかるだろ?」
レッド(でた カントー最強のジムリーダーを自慢しているときの顔……)
グリーン「あと……姉ちゃんに聞いたら、ライもこっちに来てるみたいじゃねえか。あいつの様子も見ておきたくてな」
レッド「元気そうだったよ……」
グリーン「もう会ってんのかよ!? ガラルも広いようで狭いな……」
- 622 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:55:14.50 ID:Toekmvuh0
- レッド「……っていうか……なんで、この時間に、ここに……」
グリーン「……時差をすっかり忘れててよ、変な時間に着いちまったんだよ」
グリーン「後は、勘だな。お前がここに来るだろうっていう勘だ!」
レッド(……グリーン、昔からそういう謎の勘はすごいんだよな…)
レッド「……ちょうど、修行したいと思ってたところ…」
ピカチュウ「ぴかーぴ〜〜〜!!!」
グリーン「はっ、そりゃあ結構! 行くぜ、ウインディ!」ポーン
ウインディ「わんわんっ!!」
レッド「……やったね」
ピカチュウ「ぴか〜!」
グリーン「…マジか……お前、また強くなったな?」
レッド「……」ドヤ
グリーン「ま、俺もガラルで修業していくからな。お前も油断してんじゃねえぞ?」
レッド「わかってる……」
- 623 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:59:52.41 ID:Toekmvuh0
- グリーン「つうか腹減ったんだよな。おいレッド、お前らんとこの朝飯混ぜてくれよ」
レッド「……いいけど…」
レッド(グリーンならうっかりヤバいごはんが出来ても全部食べてくれるし……)
グリーン「うし、じゃあ行こうぜ」
レッド「ん……」
グリーン「そうだ、ここを案内してる奴らもいるんだろ? お前が迷惑かけてるだろうから挨拶しねえとな」
レッド「む…………」ゲシ
グリーン「いってえ!!!!!!!!!!!!!!」
- 624 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 23:00:22.64 ID:Toekmvuh0
- 今日はここまで。次回 次回〜〜〜 来週金曜日です
- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 23:03:25.49 ID:9ZALit560
- 乙です
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 23:03:42.05 ID:etL3qnqB0
- 乙です。
- 627 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:39:56.07 ID:IM2vBQRF0
- はじめます!!
- 628 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:45:42.67 ID:IM2vBQRF0
- レッド「……あと少しで…ほわいとでー……」
ファイア「貰いっぱなしという訳にはいきませんでしょうと」
ミュウツー「……」
ユウキ「ああ! だからお返しをこれから……なんでミュウツーがいるんだろう?確かに伝説のポケモンだからポケモン界ではモテモテだったりするのだろうか…しかしそうなるならポケモン界でもバレンタインデーという文化が根付いていることになるけど、バレンタインデーは資本主義の策略であるという意見もあるのでもしかしたらポケモンの中でもそういった行いがあったり」
トウヤ「ユウキ、落ち着いて落ち着いて」
キョウヘイ「俺はおまけみたいなもんすけど〜、一応参加するっすよ!」
アクロマ「そうですね!私はキョウヘイくんからチョコを貰ったという妄想で生き繋いできたのでお返しを造ろうと思います」
ホップ「オレもなんだぞー! 今日はマサルがいるからなんとかなるんだぞ!!」
マサル「流石に、僕もこの人数の面倒は見切れないな……」
- 629 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:51:00.27 ID:IM2vBQRF0
- レッド「今回は……人がいっぱいなので……」
ファイア「女子の時みたくゲストを呼ぶんじゃなくて、俺たちの中からアイデアを出し合って良いものを作ろうっていうね」
ユウキ「三人寄れば文殊の知恵ってやつだな! しかも今何人いるんだ?九人…いや、ミュウツーは人じゃないから八人と一匹?でもそれはそれでポケモンを差別していることになるのだろうか しかもミュウツーは人間より高い知能を持っていると言われるポケモンだから、やはり人と同じ単位で数えること自体よくないのだろうか」
キョウヘイ「はいやっていきましょうね〜〜〜!!!」
トウヤ「アイデアって言っても難しいよねぇ。どんな料理にするかー、とか…?」
マサル「とりあえず誰かの指示で作ってみる、っていうのもいいかもしれないな」
アクロマ「まぁ、その通り動くかはわかりませんがね!」
トウヤ「そうなの!?」
ミュウツー「………………」
レッド「……だめだよ、ミュウツー…仲良くして……」
ミュウツー「……」
ファイア(兄さん以外の指示を聞く気は無いとか言ったんだろうなー)
誰主体で作ってみるか またはアイデア 下1(コンマが高いほどよい)
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 21:57:29.65 ID:XF8g1JBS0
- ミュウツーに念写をさせて、その内容をチョコにする
- 631 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 22:13:15.14 ID:IM2vBQRF0
- ミュウツー「……………………」
レッド「……確かに…?」
ファイア「それは外れないですな」
キョウヘイ「あ〜〜〜、それなら試しに…ヒカリの求めてるものを読み取ってみてくださいっす!!」
ミュウツー「……」
レッド「…ミュウツー……」
ミュウツー「……」コク
キョウヘイ「従順なポケモンですこと!!!!!!!」
マサル「それじゃ、ここに材料があるから好きにやってみてくれ」
レッド「……だって」
ミュウツー「……」コク
- 632 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 22:24:48.87 ID:IM2vBQRF0
- ミュウツー「…………」ミョンミョンミョン
ミュウツー「!!!」パッ ミョンミョンミョン
キョウヘイ「おおお〜〜……すげえ、組みあがっていくっす」
レッド「すごい……けど、これ……」
ユウキ「……ミュウツー…だな…!」
ミュウツー「………………」
レッド「……ふふ…」
ミュウツー「……」フイ
キョウヘイ「えっちょっどこ行くんすか!?」
レッド「照れちゃった……」
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/03/29(月) 17:13:21.42 ID:Yun8sK9XO
- あ
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/06(木) 02:29:54.89 ID:qY32vsYf0
- 俺は待ってるぜ
- 635 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:34:07.65 ID:O3sGUfEY0
- ちょっとだけ再開
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:35:41.63 ID:9TDLe9FW0
- 俺は待ってたぜ
- 637 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:42:34.70 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「ホワイトデーなんてめちゃくちゃ過去の話っすね」
ファイア「しーっ、今はホワイトデーってことになってるんですよ」
トウヤ「えーと、ミュウツーに色々念写してもらおうっていう話だったんだけど…」
レッド「……」ギュ
ミュウツー「……」
ユウキ「なんだかただのポケモンみたいになってるな〜! いやそれはミュウツーにとって失礼なことに値するのか?しかし普通のポケモンという言い方はポケモンサイドにとってもミュウツーにとっても不適切なのでは…」ブツブツ
アクロマ「正直なところ、ポケモンの心理について研究したい気持ちは山ほどありますが…」
マサル「悪いが、お返しを作るための人手が減るのは困るんでな」
ホップ「うーん…じゃあ、相手は何が好きかだけ教えてもらって、お菓子は自分たちで作るってのがいいと思うんだぞ!」
レッド「……ミュウツー、それでいい……?」
ミュウツー「……」コク
- 638 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:47:31.92 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「んじゃー、レッドさんたちからどぞ!」
レッド「……リーフの好きな物…この紙に写してみて…」
ミュウツー「……」ミョンミョン
ファイア「お〜、どんどん浮かび上がってくる。あぶり出しみたいですなー」
トウヤ「けど、これに写ってるのって……」
レッド「……」
マサル「……レッド、だな」
ホップ「すごいなー! レッドの事大好きなんだぞ!」
ファイア「双子的にはちょっと予想出来てた事ではあるんだな〜これが」
キョウヘイ「天丼はここまでっすよ〜」
アクロマ「3Dプリンターのチョコ版使います?」
ユウキ「人型か〜…難しそうだけど、なんとかなる気がする!」
マサル「ミュウツーの念力には及ばないかもしれないが…やるだけやってみるか!」
レッド型チョコ 出来栄え 直下コンマ(高いほどいい)
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:48:51.87 ID:DZEPohqG0
- はい
- 640 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:54:54.11 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「いやクオリティたっっっっっっっか!!!」
マサル「少し張り切りすぎたか……?」
ファイア「うんうん、ポーズとかもなんか見たことある…気がする。多分ね」
タブンネ「たぶんね〜」
トウヤ「ファンクラブ会員としても解釈一致って感じだねぇ」
レッド(なんかやだな……チョコで作られた己……)
ユウキ「うわー、なんだか動き出しそうだな! こうして同じネタで作られた自分たちがどんどんチョコとして量産され、そのうちチョコレート軍団として倒れても溶かして固め直す無限の兵士として町を襲うのでは…」
ホップ「えーー!!!怖いんだぞ!!! …あ、でも食べれば倒せるんだぞ!」
ユウキ「ほんとだーー!! 倒せた!!」
キョウヘイ(このほのぼのした会話のあとじゃ絶対言えないっすけど 売れそ〜〜なチョコだなマジで…)
アクロマ(空気を読みつつあくどい事を考えているキョウヘイくん……最高ですね!)
- 641 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:00:30.91 ID:O3sGUfEY0
- レッド「……包んでおこう…」
ファイア「ところでミュウツーさん、物は相談なんだけど。好きな…"物"縛りにしない? ほら、人だと食べにくいとかあるだろうし」
ミュウツー「……」
ファイア「俺は双子パワーで察知したけど〜、多分リーフはこれ食べ始めるのに30分はかかるだろうし。溶けちゃったら大変ですし」
ミュウツー「……」コク
キョウヘイ「お、物縛りっすか。んじゃ〜メイの好きな物念写してもらってもいいっすか? それで俺たち三人クリアっすからね〜」
トウヤ「凝ったものを一つ作るのもいいけど…せっかくだから、それぞれで一つずつ作ろうか」
キョウヘイ「……はーい!」
アクロマ(ちょっとサボろうとしてましたねキョウヘイくん…若干の心拍数の乱れ、私にはわかりますよ!!!)
キョウヘイ(変なこと考えてる顔してんな…キモイな……)
キョウヘイ「…ま、それはそれとして。ミュウツーさん、おなしゃーす!」
ミュウツー「……」ミョンミョン
- 642 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:08:39.56 ID:O3sGUfEY0
- レッド「……なんか…フリフリの…服」
マサル「レースやらリボンやらがかなり目立つな。これは複雑な造形になりそうだ」
キョウヘイ「あ〜〜、いやまぁ確かにメイっぽいっすけど…作りにくいっすね〜〜!!」
トウヤ「うーん、型を作るところからやったほうが早いかな…」
アクロマ「こんな時こそ3Dチョコプリンターなのでは!?」
マサル「……そうだな。何も、完全に再現しなくてもいいんじゃないか?」
ファイア「と、言いますとー?」
マサル「その3Dプリンターで、基礎となるワンピースだけを作るんだ。それをチョコペンやアラザンで飾り付けるのはどうだろう」
トウヤ「あ、それいいねぇ。そこまで大変じゃないし、それぞれの個性も出せそう!」
キョウヘイ「センス勝負なら負けないっすよ〜〜! よし、アクロマ!準備しろっす!」
アクロマ「了解ですとも!!!!!!!!」
誰が一番センスいいか 1〜30→トウヤ 31〜60→キョウヘイ 61〜90→アクロマ それ以外→全員ヤバい
直下コンマ
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:10:31.13 ID:9TDLe9FW0
- スタープラチナ
- 644 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:16:40.64 ID:O3sGUfEY0
- ファイア「へ〜〜、これトウヤさんが作ったの? なんか可愛い感じ」
ユウキ「おお〜、ほんとだ! なんだかおもちゃ屋さんとかに飾ってそうだな!」
キョウヘイ「ぐぬぬ……これには俺も完敗っす。良い線いったと思ったんすけどね〜…」
トウヤ「あはは、フリフリでかわいい服には一家言あるからねぇ」
レッド(トウヤがよく着せてくる服に似ている……)
アクロマ「なるほど……トウヤさんは我が妹のことをよく理解していらっしゃるようで!」
トウヤ「うーん、それも少しあるかもね? けど、きっと二人ほどじゃないよ」
トウヤ「きっと…シンプルにセンスの差かな……」
キョウヘイ「うわ〜〜〜!! レア度高い調子乗ってるトウヤさんだ!! 腹立つ〜〜〜〜!!!!」
- 645 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:29:58.29 ID:O3sGUfEY0
- ファイア「ん、じゃ、あ〜〜…次はユウキね」
ユウキ「えっ俺!? なんだか緊張してきたな〜〜!」
ファイア「頑張って、この中では貴重な普通のカポ〜ですからな…」
アクロマ「何を言いますか!私とキョウヘイくんだってゴフゥ!!!!!!!!」バタッ
マサル「はは……とにかく、ミュウツー。頼んでもいいか?」
ミュウツー「……」ミョンミョン
ユウキ「どれどれ〜? ……コンパス?」
レッド「……渋い…」
キョウヘイ「円を書く方じゃなくって、方角がわかるほうっすね!」
ユウキ「あ〜〜…確かに、ハルカってすぐどっかいっちゃうからな!旅する上では大事なんだなー」
マサル「それにしても…僕たちはコンパスなんてアプリで済ませていたが、現物というのもいいな」
ホップ「そうだな! まんまるでちょっと可愛い感じなんだぞ!」
ファイア(ジェネレーションギャップ)
- 646 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:35:38.18 ID:O3sGUfEY0
- ユウキ「でも、俺としてもコンパスはありがたいかもだなー! 作りやすそう!」
マサル「そうだな。既存の型で作ったチョコを組み合わせればうまくいきそうだ」
ホップ「俺たちも手伝うんだぞーー!」
レッド「……実際に、方角わかったり……」
アクロマ「出来ますとも! 食べられなくはなりますが!」
キョウヘイ「それやっちゃったらもうチョコである意味なくなるっすから!」
トウヤ「それこそ、チョコペンとかでかわいくしてもいいかもねぇ」
ユウキ「うん、頑張ってみる!!!」
レッド「応援……」
コンパスチョコ 出来栄え 直下コンマ(高いほどよい)
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:43:00.20 ID:gFQS6Awi0
- ほい
- 648 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:54:25.06 ID:O3sGUfEY0
- ユウキ「でき た……」
キョウヘイ「…いいと思うっすよ!? ちょっと方角の表記がバラッバラなとこ以外は!」
トウヤ「そうだよユウキ、実際にコンパスとして使う訳じゃないから…NがMになってても問題ないよ」
レッド「……針がふたつある…」
ホップ「時計みたいでおしゃれなんだぞ!」
ファイア「うん、めちゃめちゃデカいという点には誰も触れないんですね。言わないと伝わらないけど直径1mはあるよこれ」
マサル「……大丈夫、料理で一番大事なのは気持ちがこもっているかどうかだ」
アクロマ「異物を混ぜているという訳でもないのです、味に関してはおかしくないはずですよ!」
ユウキ「あ…ありがとうみんな!これをハルカにわた…渡して…ハルカはああ見えて普通に優しいから貰ってくれるだろうけど、うっかりハルカが普通のコンパスを出そうとしてこれを見て迷子になってしまったら…そうしたら俺も見つけられずにもう会えなくなっちゃうんじゃ…!?」
ファイア「うん、大きさ的に大丈夫だと思いますよ」
- 649 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:56:16.55 ID:O3sGUfEY0
- 今日はここまで!次回は未定ですが近いうちに! ツイッターで告知します
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 23:16:44.21 ID:9TDLe9FW0
- 久々乙
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 09:22:33.23 ID:myuLSV7p0
- 乙です!
再開ありがとうございます!
過去のスレを読みながらお待ちしていましたが、何度読んでも面白いので、続きも楽しみにしています!
- 652 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/09(水) 23:57:19.37 ID:7qFpJtdU0
- レッド「それじゃあ、次は……」
キョウヘイ「マジすか!?この10カ月という空白を全無視してやっていくんすね!?」
レッド「……黙ってれば……バレないかなって……」
ユウキ「空白の10か月間がすぎてもはやホワイトデーは目前というところまで来ている、そのタイミングで更新が再会されるということは実質ほぼ一年間なんにもしていなかったということになるのでは」
トウヤ「しーっ、せっかくキョウヘイも空気を読んでちょっとサバを読んでたことだし……10カ月ってことでやっていこう」
ユウキ「わ、わかった!」
ファイア「(大差なくない?)」
マサル「えーと……いいか? 次は僕たちだったよな」
ホップ「ユウリへのお返しを作るんだぞー!」
- 653 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:05:31.42 ID:iQQ1+0jY0
- レッド「それじゃあ、ミュウツー……」
キョウヘイ「(つっても、ユウリが好きなものって……ああそうだ、物限定になったんだったっすね)」
マサル「さて……どんな物が出てくるかは、僕にも予想付かないな」
ホップ「マサルでもわからないのかー!? それなら……すっごく強敵なんだぞ!!」
ミュウツー「……」ミョンミョン
トウヤ「浮き上がってきたねぇ……これは、カレー?」
マサル「っ……か、カレーか」プルプル
キョウヘイ「(めっちゃウケてるっすね)」
ホップ「カレー! それならオレも大好きなんだぞ!」
ユウキ「でもそのままカレーを返すことになってはホワイトデーらしからぬことになるんじゃないか?かといってチョコレートで作ってしまってはもう見た目だけでチョコかカレーかわからなくてカレーの舌で食べてみたら甘くて美味しくないわけじゃないんだけど口が準備してなかったからちょっとびっくりした感じになって空気が微妙になったりするんじゃないだろうか」
アクロマ「ふむ……でしたら、クッキー生地で皿を作るというのはどうでしょう! それなら上に茶色いものが乗っていてもチョコだと判別できるのでは?」
レッド「……おいしそう……」
キョウヘイ「急にまともな案出すじゃないっすか……」
- 654 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:16:30.22 ID:iQQ1+0jY0
- アクロマ「この辺りで私がシンプルに有能な科学者であるというイメージを植え付けておこうかと!」
キョウヘイ「ウン年間積み重ねてきた変態の罪の重さ舐めない方がいいっすよ」
マサル「その辺りはともかくとして、案はもらおうか。せっかくだから、トッピングもカレーの具材のようにトッピングしてみよう」
ホップ「思いっきりカラフルにするんだぞー!」
レッド「(すごいお菓子ってかんじ……お菓子だからそうなんだけど……)」
キョウヘイ「バリエーションがあった方がよさそうっすよね〜」
ファイア「トッピングに出ますよ〜、センスというセンスが……」
マサル「はは、プレッシャーだな。さて、頑張るか」
ホップ「とびっきりのお菓子にするんだぞ〜〜〜〜〜!!!」
合作の出来の良さ 下1コンマ(高いほどいい)
- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 00:24:39.84 ID:fOGyNA9G0
- 就活は成功したんですね。お疲れさまでした
- 656 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:42:37.49 ID:iQQ1+0jY0
- レッド「……す、すごい」
キョウヘイ「わ〜〜〜〜、お店で売ってる奴じゃないっすか!」
トウヤ「トッピングも多すぎず少なすぎず……あ、これハート型だ。可愛いねぇ」
ホップ「やった〜〜! すっごい大好評なんだぞ!」
マサル「センスが光った、ってところだな」
ファイア「素晴らしい結果ですじゃ。もう教えることは何もない……」
ホップ「ししょおーーーーーー!!!」
ユウキ「これなら本物のカレーと間違えて食べちゃうこともないな!」
マサル「後は適当にラッピングをして……」
ホップ「あ! 作るのもマサルがリードしてくれたし、なんか申し訳ないんだぞ……」
マサル「そうか? なら、ホップには手渡す係をしてもらおうかな」
ホップ「わかったんだぞ! 任せるんだぞーー!!」
キョウヘイ「(マサル……漢っすね……)」
- 657 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:11:02.61 ID:iQQ1+0jY0
- キョウヘイ「よーし、それじゃあ後は各々渡す感じで!」
レッド「はーい……」
トウヤ「そういえば、キョウヘイは……」
キョウヘイ「本命相手のお返しはちゃんと用意してるっすよ!」
ホップ「(本命! すごいんだぞ……)」
アクロマ「私はキョウヘイくんからチョコを貰ったという妄想で生きてたのでキョウヘイくんの分もありますが!」
キョウヘイ「いらねえ〜〜〜〜〜〜〜」
ユウキ「そもそも今日ハルカがどこにいるかわからないというから始まるのでは……そのために今回作ったこのコンパスが役立つのかと思いきやこれは本当にただのチョコだし何なら方角もよくわからない感じになってるから見つけられる気がしな」
マサル「事前に連絡をしておけばいいんじゃないか?」
ユウキ「それだーーーーーー!!!」
ファイア「良い感じにまとまりましたな。それじゃ、我々も戻りますか」
レッド「うん……じゃあ、ミュウツー……」
ミュウツー「……」コク
- 658 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:22:50.08 ID:iQQ1+0jY0
- 〜フタバタウン〜
ミュウツー「……」シュンッ
ヒカリ「この気配ッ、ミュウツー様!?」ガチャ
ミュウツー「……」
ヒカリ「本当にいる……! 私が何かしらの事故で過去に飛ばされていないことに感謝ね……」
ミュウツー「?」
ヒカリ「あ、何でもなくて……それで、ど、どうしてここに……」チラ
ミュウツー「……」ス
ヒカリ「それって……もしかして、ホワイトデーの……」ガサ
ミュウツー「……」シュン
ヒカリ「ミュウツー様! ……行っちゃった。中身は何かしら……」「!」
ヒカリ「こ、これ……ミュウツー様の姿をしたチョコ! 何てこと……」
ヒカリ「お返しをいただけた喜び、ミュウツー様の姿を好きなだけ眺めていられる喜び、いつか食べなければいけない悲しみ!!」
ヒカリ「…………ふふ、人間の感情って忙しいわね……」
ジュン「なんだってんだよー、急に悟ったような表情じゃんか!」コソコソ
コウキ「嬉しそうではあるよねー、僕も嬉しくなってきたー!」コソコソ バッ
- 659 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:27:54.40 ID:iQQ1+0jY0
- 〜マサラタウン〜
レッド「……ついた」
ファイア「リーフうちにいるってー。……え、どうしたのその表情」
レッド「……チョコの自分、複雑……」
ファイア「あ〜〜〜、うん……あれだね、兄さんとミュウツーって似てるね」
レッド「(同じ気分なのかもしれない……)」
〜家〜
リーフ「ファイア、お帰りなさい! ……って、兄さんも! 帰ってきてたのねーーー!!」
レッド「ただいま……」
ファイア「ただいまですよーっと。そんでリーフ、今日は何の日だ〜」
リーフ「今日? ……3月14日だから……あ、ホワイトデーね! ってことは、もしかして……」
ファイア「そう。俺たち二人からのお返しでーす。ね、兄さん」
レッド「……喜ぶかどうかは、わからないけど……」
ファイア「喜びますて。ほらほら」
レッド「……はい、どうぞ」
リーフ「きゃーーーー!!! ありがとう二人ともーーーー!!! さっそく開けちゃうわね!!!」
- 660 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:33:52.64 ID:iQQ1+0jY0
- リーフ「……ちょ、チョコで出来た兄さん!?!? クオリティがすごいわ!!」
ファイア「でしょー。俺たち頑張って……3dプリンター使ったからね」
レッド「頑張ったことは……確か……」
リーフ「ありがとう、嬉しいわ! けど、兄さんを食べちゃうことになるのねー……それだけ難しいわ……」
レッド「……だよね……あんまり、無理しなくても……」
ファイア「……じゃあ、俺が一気に砕いちゃおっか? そしたら食べやすいでしょ」
リーフ「それは駄目よ!! 駄目ーーっ! せっかくだもの、このまま食べるわ!!」
リーフ「そうね……手から食べたら……いける気がする!!」
レッド「(工夫で困難に立ち向かっていく……成長したね、リーフ……)」
ファイア「(え、そういう感動ありなんだ?)」
- 661 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:46:42.32 ID:iQQ1+0jY0
- 〜キンセツシティ〜
ユウキ「ハルカーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ハルカ「声デカいかも。こっちかも」
ユウキ「いた!! 見てくれこれ! コンパス!!」
ハルカ「……ほんとだ。すごいかも。よく見たらヘンだけど」
ユウキ「う……やっぱりかー! 方角も変になってるらしいって教えてもらったんだ! けど俺自身方角とか気にしないから全然わかんなくて……方角を気にしないということはふとしたときに自分が地球上でどの方向を向いて立っているかがわからないってことだから、もし急に地球の重力が無くなった時にどっちの方向に滑っていくかがわからないってことで」
ハルカ「けど、面白いかも。結構好きかも」
ユウキ「え! ……やったーーーー!!! それなら! 作ってよかった!!」
ハルカ「別にあたし、出来とか気にしないかも。ありがと」
ユウキ「うんっ、どういたしまして!!」
- 662 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:56:34.01 ID:iQQ1+0jY0
-
〜サンヨウシティ〜
メイ「今日もトウコさんは映えてますにゃ〜」
トウコ「あら、そう見える? なら今日は良い日ね!」
メイ「(いい日悪い日の基準そこなんだ……)」
キョウヘイ「お、やっぱここだったっすね。メイ〜、ついでにトウコさーん」
トウヤ「あれ、トウコもいたんだ」
メイ「キョウたんにトウヤさん。どーしたのー?」
トウコ「私はこの子に一杯奢っていたところよ。バレンタインのお返しにね!」
キョウヘイ「あ、そーなんすね? じゃあ俺たちちょっと出遅れたんすね」
トウヤ「僕たちもお返し持ってきたんだよ。先月はありがとう、メイ」
メイ「にゃは まぁ貰えるものは貰っちゃおうかな〜〜! ありがとう二人とも〜〜……ん?」
メイ「キョウたん、これ三個ない?」
キョウヘイ「あー……一人、珍しく空気読んだのがいるんすよ。まあ開けてみてほしいっす」
- 663 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:06:00.81 ID:iQQ1+0jY0
- メイ「どれどれ〜〜……わ、可愛い〜〜〜!」
トウコ「へぇ、やるわね二人とも! 女心わかってる映えスイーツだわ!」
キョウヘイ「でっしょお〜〜! ま、発案者俺じゃないっすけど!」
メイ「全部可愛いけど〜〜……これが一番好きかも!」
トウヤ「本当? よかった。自信はあったけど、そう言ってもらえると安心するなぁ」
メイ「え、これトウヤさんが作った奴なんですか!?」
トウヤ「うん。僕もこういうの好きだから、ちょっと拘っちゃった」
メイ「はわあ〜〜〜〜…………た、確かによくこういうのレッドに着せてますもんにゃあ」
トウヤ「うん!!!」
キョウヘイ「そこで今日イチの笑顔をしなけりゃなあ……」
メイ「ほんとに嬉しいです〜!」ゲシッ
キョウヘイ「っで!! なんで!?」
メイ「うるさい……あれ、こっちは? なんか……既視感っていうか……」
キョウヘイ「あー、それはここにいない奴が作ったやつっすね」
メイ「(……あ、思い出した。昔気に入ってた人形の服に似てるんだコレ……兄って感じしてヤダな)」
トウコ「それじゃ、今日はこのチョコと一緒にみんなで一枚撮りましょうか!」
キョウヘイ「いいっすね〜!」
トウヤ「僕も写るの? ……まぁ、たまにはいいかな」
メイ「やった〜〜〜! 改めて、みんなありがとー!」
- 664 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:11:38.77 ID:iQQ1+0jY0
- 〜エンジンシティ〜
ユウリ「ふぅ、あと少しで返し終わるか……」
ユウリ「バレンタインにチョコを貰いすぎてしまったな。お返しって思ったより大変だ……」
ユウリ「お返し……と、いえば……」
ユウリ「(あの二人のことだ、お返しはくれるだろうけど……どんなのが来るかな……)」
ホップ「ユウリーーー!!」
ユウリ「わぁ!! ……ふ、私を驚かせるとは中々やるね。どうしたんだい、そんな大きな声で」✨
ホップ「ホワイトデー! なんだぞ!! 先月はありがとなー!」
ユウリ「まっすぐな言葉、こちらこそありがとう。中を見てもいいかい?」
ホップ「もちろん! マサルたちと一緒に作ったから自信あるんだぞー!」
ユウリ「それなら安心だ……どれどれ?」
- 665 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:17:33.30 ID:iQQ1+0jY0
- ユウリ「これは……カレー型のチョコ? へぇ、皿がクッキーに……面白いね!」
ホップ「だよなっ、だよな! オレもそう思ったんだ!」
ユウリ「それにトッピングも綺麗で、見ていて楽しいね。食べるのがもったいないくらいだ、ありがとう」✨
ホップ「どういたしまして! って言っても、作るのはほとんどマサルがやってくれたんだ。オレはお手伝いだぞ!」
ユウリ「だとしても、気持ちが嬉しいものさ……ところで、そのマサルは?」
ホップ「用事があるとかで、オレに渡す係を託して行っちゃったんだぞ〜……」
ユウリ「(マサル……ありがとう、このチャンス無駄にはしない……!)」
ユウリ「ところでホップ、味見とかはたくさんしたのかい?」
ホップ「んー、ちょっとしかしてないんだぞ。あんまり食べたら無くなっちゃいそうだったからな!」
ユウリ「それならこれ、一緒に食べないかい? せっかくだ、君ももっと食べたいと思っていただろうしね」
ホップ「バレてたんだぞー!? うん、実はすごい気になってた! ありがとー、オレも食べるんだぞ!」
ユウリ「よし! ……それじゃあ、向こうの公園にでも行こう。天気もいい事だしね!」
- 666 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:21:12.36 ID:iQQ1+0jY0
-
〜ターフタウン〜
マサル「……上手く渡せたかな。大丈夫なはずだが」
マサル「あの辺りにいるのは間違いなさそうだったし……いや、俺がどうこう考えることでもないか」
マサル「あいつらなら大丈夫だろう。うん」
マサル「……」
マサル「天気もいいし、畑が光ってて綺麗だな。今日はのんびりするか……」
- 667 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:23:23.64 ID:iQQ1+0jY0
- 今日はここまで。
明日の21時くらいに本編をまたちょっと進められたらなと思ったり。
またちょくちょく更新していきますのでよろしくお願いします
更新開始のお知らせとかするTwitter → @boostereve
- 668 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:00:22.02 ID:iQQ1+0jY0
- はじめます
- 669 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:05:05.29 ID:iQQ1+0jY0
- レッド(前回のあらすじ)
レッド(僕たちはほのおのジムバッヂを手にして、エンジンシティを出発……ワイルドエリアでカレーを食べたり寝起きドッキリをして)
レッド(早朝、グリーンと出会ったのでした)
グリーン「確かこの地方だとキャンプが主流なんだってな」
レッド「……」コク
グリーン「何か……言い方がおしゃれだよな。俺たちの頃野宿だったし」
レッド(確かに……普通に木の下とかで寝てたな……)
グリーン「カロスといい、この辺りってのは洒落てんなあ……お、アレか」
レッド「ファイアと、ライもいる……」
ファイア「あ、やっぱグリーンさんだ。しっくりくる人影だなと思ってたんですよー」
ライ「兄貴!? なんでいるんだよ!」
グリーン「ようお前ら! 俺からすりゃあ、お前らがいる方が驚きだっつの」
- 670 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:06:25.22 ID:iQQ1+0jY0
- ライ「……おいファイア、行くぞ!!」
- 671 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:09:59.20 ID:iQQ1+0jY0
- ファイア「ちょっと、焦ったからってエンターキー二回押さないでよーい」
ライ「あ!?!?」
ファイア「まぁ気持ちはわかるけど……そんじゃあ兄さん、俺たちはこの辺で!」
レッド「えっ」
グリーン「は!?」
ファイア「あ、別に反抗期とかじゃないのでお気になさらず〜……バイビー!」ダッ
グリーン「おいコラ!!!!!!!! ……行っちまった」
レッド「……なんでだろ」
グリーン「アイツ、年中反抗期みてえなもんだろ……ったく、考えてることくらいわかるっつの」
レッド「?」
グリーン「修行しに来てんだろ、アイツも。俺やレッドには、強くなってからの部分を見せてえんだろ」
グリーン「変なとこだけ似ちまいやがってなあ……」
レッド(緑が兄みたいなこと言ってる……)
グリーン「俺は兄だしお前もファイアの兄だからな!?!?」
- 672 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:15:43.93 ID:iQQ1+0jY0
- レッド「……じゃあ、改めて……みんなを起こしついでに、あいさつ」
グリーン「おう」
〜テント〜
ホップ「ぐぅ〜……」
キョウヘイ「むにゃ〜」
マサル「……」
トウヤ「うー……ん……」
レッド(やっぱり狭いよね テント)
グリーン「あのぐっすり寝てる奴と、死んでんのかってくらい静かに寝てる奴か……」
レッド「……せっかくだから、寝起きドッキリしつつ……起こそう」
グリーン「おいやめろ、俺の第一印象最悪になるだろうが!!」
レッド「……二人とも、ハイドロポンプ経験済だから……」
グリーン「マジかよ!! やるなよ!!!」
レッド(今回は何をしようかな……)
寝起きドッキリ内容 下1(コンマが高いほど驚く)
- 673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 22:36:47.65 ID:G5pNT8l10
- ライを連行してきてお経を唱えさせる
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 22:38:10.82 ID:G/N4GYlV0
- 火傷しない程度に温かいオムレツを額に乗せる
- 675 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:52:06.72 ID:iQQ1+0jY0
- レッド「……」ポーン
フーパ「おまかせ!」つ◎
ライ「!?!?!??」
グリーン「うわー!?」
レッド「……ライ、お経やって……」✨
ライ「は!? 何でいきなり……いや別に駄目じゃねぇけど……ちょっとなら……」
グリーン(俺の弟チョロ……)
ライ「……帰命無量寿如来南無不可思議光法蔵菩薩因位時在世自在王仏所覩見諸仏浄土因国土人天之善悪建立無上殊勝願超発希有大弘誓五劫思惟之摂受」
キョウヘイ「んぇ……えっえ!? なん ジャパニーズオキョウ!?!?」バッ
ホップ「何なんだぞこの声ーーーー!??!?」
マサル「な、なんだこのお経!?!?」
トウヤ「うーん……あれ、みんなどうしたの?」
レッド「……ライ、ありがとう……!」
ライ「べ、別にいいけどよ!」
グリーン「それなりに驚かせられたな」
- 676 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:57:06.32 ID:iQQ1+0jY0
- キョウヘイ「ら、ライか〜……最近ジャパニーズホラーの映画撮ったから怖えんすよそれ〜……」
マサル「はは、謎の呪文みたいに聞こえるって言うよな」
ホップ「魔女でも来たのかと思ったんだぞー! ……あれ?」
グリーン「邪魔してるぜ!」
ホップ「わーー!!びっくりしたんだぞ! こんにちは!」
マサル「その顔、どこかで……思い出した! カント―で最強のジムリーダーと言われているグリーンか!」
グリーン「へえ、よく知ってんじゃねえか! そう、俺がカントー最強のジムリーダー、グリーン様だ!」
レッド「僕には負けっぱなしだけどね……」
グリーン「うるせえ!!」
ホップ「な、なんか仲良しなんだぞ〜〜!!」
マサル「そういえば、二人は同じ町の出身だ……とも聞いたことがあるな」
グリーン「結構俺たちの情報って出回ってんだな。そうそう、所謂幼馴染ってやつだ」
レッド「……それで、ライバル……」
- 677 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:02:41.68 ID:iQQ1+0jY0
- マサル「なるほど、僕とホップみたいなものか」
レッド「…………どうだろ……」
グリーン「俺たち、当時はそんな和やかじゃなかったしな」
レッド「うん……」
キョウヘイ(二人の当時のこと、たまーにしか聞かないっすけど……あんま想像できないっすね)
ホップ「確かに……二人を見てると、兄貴とキバナさんの方が似てるかもなんだぞ!」
レッド(ダンデさんと……キバナさん?)
キョウヘイ「あのめっちゃ背の高かった人っすよ。あの人、フォロワーめっちゃ多いんすよねぇ」
トウヤ「へぇ、有名なひとなんだねぇ……」
グリーン「ま、その辺りも追々見学だな」
マサル「それで、グリーンはジムチャレンジはしないのか?」
グリーン「楽しそうだとは思うけどな、俺の仕事はあくまで視察。現地のトレーナーに混じったら駄目なんだと」
ホップ「えーーー!! 残念なんだぞ!!!」
マサル「そうだな。カントーの実力者のバトル、見てみたいが……」
- 678 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:08:22.15 ID:iQQ1+0jY0
- グリーン「別にバトル全面禁止って訳じゃねえよ、ジムチャレンジが駄目ってだけで」
レッド(さっき僕ともしたもんね……)
グリーン「だからよ、ここで一つバトルするか?」
マサル「え。それは有難い誘いだな……どうする? ホップ」
ホップ「オレもすっごいバトルしたい! ……けど、最初にオレはレッドとバトルしたし、ここは譲るんだぞ!」
マサル「それじゃあ有難く譲られよう。とりあえず外に出よう、ユウリも起こさないと後が面倒だしな」
キョウヘイ(あー、確かに拗ねそうっすね……)
〜外〜
ユウリ「やぁ君たち! なにやら騒がし……むっ、誰だ!」バッ
グリーン「なんだよその構え!? 俺はグリーン、カントーの最強ジムリーダーだ!」
レッド(その名乗り気に入ったの?)
ユウリ「ふむ? 私はユウリ、ガラルの新進気鋭トレーナー!」
マサル「あぁ、そういえば僕も自己紹介をしてなかったな。僕はマサル、普通のトレーナーだよ」
ホップ「二人とも、ガラルじゃ指折りの実力者なんだぞー!」
- 679 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:13:17.25 ID:iQQ1+0jY0
- グリーン「よし。それじゃあマサル、いい場所教えてくれよ」
マサル「あぁ。向こうに開けた場所があるから──」
ユウリ「何? そのテンション……君ら、今からバトルをするつもりと見た!」
マサル「はは、色々あってな。次の機会があればユウリに譲るさ」
ユウリ「(……マサルがここまで主張するのも珍しいな。まぁ、バトルは私もしたいけど……)」
ユウリ「いいだろう! 今回は君の雄姿を見守るとしよう!」✨
マサル「はは、あんまり期待しないでくれよ」
マサル(……負けられなくなったな)
グリーン「……よし、それじゃあ準備はいいか?」ポーン
ピジョット「ぴじょーっ!」
マサル「あぁ、よろしく」ポーン
インテレオン「……」
直下コンマ1〜50で緑の勝ち 51〜99でマサルの勝ち
- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 23:16:45.78 ID:G5pNT8l10
- ブイ!
- 681 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:26:08.69 ID:iQQ1+0jY0
- ナッシー「なし……」バタッ
グリーン「ナッシー!」
マサル「……ちょっと大人気なかったか?」
ネギガナイト(大)『ねぎぃ……』
キョウヘイ「ナッシー戦闘不能! 勝者マサル〜〜!」
グリーン「くそっ、惜しかったな……けど、これがガラル流ってやつか。楽しかったぜ、次は俺が勝つからよ!」
マサル「こちらこそ、ありがとう。次は……街中とかでもバトルさせてくれ」
グリーン「? おう!」
トウヤ「……あぁ、ここ……見たことある場所だなぁって思ったら、巣穴だったんだ?」
キョウヘイ「あ、目ぇ覚めました? ってか巣穴?」
トウヤ「あはは、ちょっと寝ぼけてたの気付いてたんだ……そう、なんでわざわざ離れた場所に来るのかなって思ってたけど」
トウヤ「アレのためだったんだねぇ……」
マサル「お疲れ、ネギガナイト」シュウン
グリーン「そのデカくなるやつが噂のダイマックスか? 実際に見るのは初めてだぜ。デカさ凄いな!」
マサル「これはポケモンが自らの姿を大きく見せているだけで、実際にはそこまで変化していないとも言われててな……」
グリーン「へえ、そうなのか? そういやそんな研究があるってジジイが言ってたような……」
- 682 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:33:36.15 ID:iQQ1+0jY0
- キョウヘイ「やべっ、難しい話始まったっす。そーいやグリーンさんも研究職の血っすもんねー」
ホップ「二人とも良いバトルだったんだぞーーーーー!!! それとダイマックス研究ならわかりやすい解説書が……」
ユウリ「研究者ならそこにもいるとも……フッ、私は雰囲気でダイマックスをしているからよくわからないけれどね」
トウヤ「うん、僕たちも雰囲気でやってたなぁ……」
レッド「……」
キョウヘイ「あれ、レッドさんどーしたんすか?」
レッド「……いいバトル、だったなって……」
レッド(楽しそうだったなー……)
トウヤ「僕たちも、次のジムバトルが待ってるね。次の町は……ええと、なんだっけ?」
ユウリ「うん? 次の町はナックルシティだよ! あそこも大きくて良い街で……あぁ、でもジムチャレンジをするのはラテラルタウンだね」
キョウヘイ「ほう、タウンっすか」
- 683 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:42:30.71 ID:iQQ1+0jY0
- ユウリ「あそこは特殊なジムでね……ジムリーダーが日替わりなんだ」
キョウヘイ「日替わり!?」
トウヤ「サンヨウジムみたいな感じなのかな……兄弟で交代に〜、みたいな?」
ユウリ「そういう訳じゃないんだけれど……私もよくわかってないが、とにかく二人いるんだ」
キョウヘイ「あんまりふわっとさせすぎてもよくないっすよそこ!」
マサル「ん、どうしたんだ?」
ユウリ「ラテラルスタジアムの話をしていたんだ。彼らのスタイルは特殊だろう?」
ホップ「ああ! あのスタジアムのジムリーダー達は予選リーグの結果と町おこしの観点から二人になっているらしいんだぞ!」
レッド「まちおこし……」
グリーン「ま、確かにジムリーダーが二人ってのは話題性あるよなあ。ホウエンにもいたな、そういうの」
レッド(ジムリーダーが ふたりもいるんで おどろいた?)
トウヤ「サンヨウジムもそれを売りにしてたしねぇ……バトルするのは一人だったけど」
- 684 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:46:51.52 ID:iQQ1+0jY0
- レッド「……で、緑はどこまでついてくるの……」
グリーン「あ? あ〜……じゃあ、そこのジムまでだな。お前らのバトル、俺が見てやるぜ」
キョウヘイ「ひえ〜、お手柔らかに〜」
トウヤ「あはは、そろそろ見られるのも慣れてくるころだけどね……」
ユウリ「君たちもガラルで有名になってきたところだとも! バトルのファンや、それ以外にもね!」
マサル「俳優の力っていうのはすごいな……」
キョウヘイ「まぁそれほどでもあるっすね……」✨
グリーン「……そうか、そういやガラルのバトルってそんなんだったな。お前大丈夫なのかよ」
レッド「……なんとか……」
グリーン「へえ。お前が観客の前でバトルねえ……はっ、逆に面白れえな! 楽しみになってきたぜ!!」
レッド(うざ〜〜〜〜〜〜)
- 685 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:49:04.35 ID:iQQ1+0jY0
- 今日はここまで。次回は明日の21時からです。
- 686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 23:56:23.16 ID:fOGyNA9G0
- 乙です
- 687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 00:11:49.05 ID:lBWIa44H0
- 乙です
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 00:17:39.31 ID:ygeBo0nf0
- 乙 俺は待ってたぜ
- 689 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:00:37.62 ID:FEMcMJRU0
- はじめます
- 690 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:06:50.48 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……それじゃあ、次の町へ……」
マサル「そうだな。それじゃあ改めて、ワイルドエリアを北上していこう」
キョウヘイ「は〜い……ん? あの橋って……なんか見たことあるっすね」
トウヤ「あ、アレじゃない? 5番道路のやつ」
ホップ「そうなんだぞ! 下から見るとこうなってるんだ!」
ユウリ「レンガの柱が荘厳だろう!」
グリーン「すげー、ガラルの建築物って感じだな……ん?」
レッド「……きのみがなってる」
マサル「この後もキャンプするだろうし、カレー用に少し貰っていこうか」
ホップ「あんまり揺らしすぎるとポケモンが出てくるから気を付けるんだぞ!」
レッド「…………」
どれだけ揺らすか 下1(そのレスのコンマがその数字より小さかったらポケモンが出てくる)
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:20:00.78 ID:Bbx6yn8IO
- いけっ!!マサラパンチでめっちゃ揺らしてしまえ!!
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:21:54.04 ID:Bbx6yn8IO
- まて、数字を言わなければならなかったか?
- 693 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:25:39.08 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……」ス
マサル「……ん?」
グリーン「あっこいつ」
レッド(出るまで揺らす!!!)ゴッ
ユウリ「殴ったーーー!?」
ホップ「流石だぞ! 大きな木も揺さぶられるほどパワーのこもったパンチが放てるんだな!」
キョウヘイ「若干そんな気はしてたっすね〜〜〜」
レッド(意図は伝わったから……)
トウヤ「でも、ポケモンは出てこないね?」
マサル「うーん、相当な食い意地の持ち主なのかもしれないな」
レッド「……もう一発……!」ガッ
ヨクバリス「ばりりっ!」ドスン
キョウヘイ「落ちてき……たっすけど、既に何か食ってる!!」
- 694 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:29:25.95 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……」ス
ヨクバリス「! ばり〜〜!」ガシッ
トウヤ「きのみを抱えてる……すごい食い意地だねぇ」
レッド(かわいい……)
レッド「……これ、あげるから……一緒に行こう」つオボンのみ
ヨクバリス「ばり〜〜〜〜!!!」^^
キョウヘイ「チョッロ!!」
グリーン「現金なやつだな……」
ユウリ「交渉の上でゲットする……ヨクバリス相手ならではの面白いゲット方法だね!」
マサル「食費大変そうだな……」
ユウリ「そうでもないさ、彼らは勝手に道すがらきのみを拾って蓄えているからね」
- 695 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:35:57.57 ID:FEMcMJRU0
- マサル「やったな、レッド。ところで……木の向こうを見てみるのはどうだ?」
レッド「木の、むこう……、!」
キョウヘイ「え!!! なんすかあれ、街!?」
トウヤ「わぁ〜〜〜……大きいねぇ……」
ユウリ「あれこそがナックルシティ!! ワイルドエリアからも感じられる存在感……私も初めて見た時は驚いたとも」
グリーン「派手だな〜〜〜……んで、この辺りはどんな場所なんだ?」
ホップ「ストーンズ原野って呼ばれている場所なんだぞ! 結構大きいポケモンも沢山いるんだぞー!」
レッド「……奥に、色々ある……行こ」
キョウヘイ「おー!」
〜砂塵の窪地〜
レッド「……大きい岩」
キョウヘイ「何かこの辺り、妙に懐かしさが……あ、シンボラーいるっすよ!」
トウヤ「本当だ、普通に空を飛んでるのを見ると……ちょっと面白いよね」
キョウヘイ「イッシュだと遺跡とかにいるイメージっすもんね〜」
- 696 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:43:46.37 ID:FEMcMJRU0
- ホップ「ここは砂塵の窪地だからな〜! ちょっと荒野っぽいポケモンが多い気がする……んだぞ!」
マサル「地面タイプや岩タイプも多いな」
レッド「……」キョロキョロ
キョウヘイ「……ん、風出てきたっすねぇ」
トウヤ「砂が巻き上がらないうちに移動しようか?」
ユウリ「砂嵐は困る! バトル的にもそうだけれど、ヘアセットが崩れるからね」
キョウヘイ「わかりみっす……」
マサル「それなら……この道を通っていこうか」
レッド「……巨人の、鏡池……」
グリーン「ここから北東か。西の方は進めねえのか?」
マサル「そこは崖になってるんだ。ここからは登れないようになってる」
レッド(崖くらいならいける気もするけど……)
トウヤ「レッド、僕たちは崖を登れないんだよ」
レッド「……そうだった……」
- 697 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:49:06.21 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……池、あった」
グリーン「思ったより小さいな」
キョウヘイ「釣りするのにはちょうどよさそうっすね〜」
トウヤ「……向こうは地面が乾燥してるね?」
ユウリ「あぁ……あの辺りは避けた方がいい。地面から突然ダグトリオが飛び出してくるからね」
マサル「自転車で通り抜けようとすると、毎回引っかかるんだよな……」
ジャッジ「それを利用したのが巨人の鏡池名物(になる予定)の障害サイクリングレースです!!!」
ホップ「わーー!! びっくりしたんだぞ!!!」
レッド(レースさせてくる人だ……)
ジャッジ「こちらで特設コースを用意し、ディグダやダグトリオが飛び出してくる中一位を競うサイクリングレース……」
ジャッジ「個人競技となりますが、やっていきますか?」
レッド「やる……!」
ジャッジ「では出場者登録を! 四名様まで参加できますよ!」
参加する人 下1
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:23:42.20 ID:cqoKanCs0
- レッド グリーン ホップ トウヤ
- 699 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:27:59.16 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……!!」ビシ
キョウヘイ「はーい、レッドさんは確定っすね。あとは〜……」
グリーン「はっ、レッドがサイクリングレース? 俺はお前より早く自転車に乗れるようになったんだぜ!!」
キョウヘイ「はいグリーンさんも、と」
ホップ「はいはいはいはい!! オレもやりたいんだぞーーーッ!!」
マサル「僕はやめておくよ、器用に走るのはあんまり得意じゃなくてな」
ユウリ「私も今回は観客になるとしようかな」
キョウヘイ「じゃあ〜……そういやトウヤさん、バイウールーレースは見学だったっすよね?」
トウヤ「え?」
- 700 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:31:59.16 ID:FEMcMJRU0
-
ジャッジ「さぁ始まりました、巨人の鏡池サイクリングレース! 実況は私ジャッジ!」
ユウリ「解説は私ッ、ユウリでお送りするよ!!」
ジャッジ「早速選手紹介と共に意気込みを聞いていきましょう! ゼッケン1、レッド!」
レッド「……自転車を壊さないように……がんばります」
ジャッジ「それは是非ともお願いします!! 続いてゼッケン2、グリーン!」
グリーン「俺が! 世界で一番! 速いってことなんだよ!!」
ジャッジ「かなりの自信だーー! 何か作戦があるのか!? 続きましてはゼッケン3、ホップ!」
ホップ「この道なら走り慣れてるんだぞーー! 頑張る!!!」
ジャッジ「地元民の意地を見せつけるかーッ!? 最後はゼッケン4、トウヤ!」
トウヤ「ぼ、僕が出る流れだとは思わなかったな〜……でも、せっかくだから頑張るよ!」
- 701 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:36:41.61 ID:FEMcMJRU0
- ユウリ「レースコースは池をの周りを一周したのち、ディグダたちの出てくるダートコースに入る!」
ジャッジ「ダートコースはディグダの妨害だけでなく、急カーブの多い道となっております!」
ユウリ「この勝負……冷静な者が勝つと言えるだろう。しかし、その定石を乗り越える情熱も見てみたいね!!」✨
キョウヘイ「SNSライブからご覧の皆さんこんにちはー、キョウヘイでーす。レース配信しまーす」
マサル「いつの間に……まぁ、話題性はすごいレースだな」
ジャッジ「それでは各選手出そろいました! レディー……ゴー!」
レッド(緑には勝ちたい!!!!)
グリーン(レッドには勝ってやる!!!)
ホップ(優勝するんだぞーー!!!)
トウヤ(転びませんようにーーっ!)
直下レスの 秒数二桁コンマ二桁 左からレッド・グリーン・ホップ・トウヤ 0〜9で数字が高い人の勝利
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:47:03.57 ID:cqoKanCs0
- どう
- 703 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:52:09.67 ID:FEMcMJRU0
- レッド「」ドガシャーン
ジャッジ「おっとーーーー!?!? レッド選手、まさかのスタートダッシュで転倒ーーー!!」
ジャッジ「……っていうかアレ 自転車壊れてません!?!?」
レッド「……チェーン、切れた……」
ジャッジ「レース用レンタルサイクルーーーーッ!!!」
グリーン「おいレッド! ……先行くぞ!」
ユウリ「グリーンはそれに気を取られてスタートダッシュが遅れたね! これは面白いことになってきた!!」
レッド(自転車抱えて走るって言うのはセーフかな……)
キョウヘイ「ちなみに言っとくと自転車抱えて走るのはアウトっすからね!!」
レッド(がーん)
- 704 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:56:18.50 ID:FEMcMJRU0
-
ホップ「勝負は勝負! 手は抜けないんだぞーー!」
トウヤ(ここで心配して止まったらいつものになっちゃう! 少しでも頑張らないと……!)
ジャッジ「今のところホップ選手が優勢か!? そろそろ先頭集団が池の周りを走り終えます、後ろからはグリーン選手も追いすがる!」
ホップ「でもここからが! 本当の難関なんだぞッ!!」
マサル(ホップ、自転車に乗りながら叫ぶの似合うな……)
ジャッジ「両選手ダートコースに入った!」
ディグダ「でぃ!」ニョキ
ダグトリオ「だ」「ぐと」「りお!」バッ
ホップ「わーーっ!! 危ないんだぞーー!!」
ユウリ「ここでホップ大きくハンドルを切った! 転ばないように気を付けてくれーー!」
ホップ「うん!!!」
キョウヘイ「選手と解説が会話するの新しいっすね……」
トウヤ(ホップの言う通り、ここからが難関で勝負の分かれ目……)
- 705 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:00:28.73 ID:FEMcMJRU0
- ジャッジ「ここでトウヤ選手も減速! グリーン選手もダートコースに入り……」
グリーン「そろそろ追いついてや る!?」
ディグダ「ぐだ」ニョキ
グリーン「うおーーーーーーーーっ!??!?」
キョウヘイ「グリーンくんふっとんだー!」
ユウリ「まるでサッカーを見ているかのような吹っ飛び方だね!」
マサル(サッカー?)
ジャッジ「ディグダに思い切り躓いたようです、これは大幅ロス!」
ホップ「ひ、轢いちゃいそうなんだぞ〜〜!!」キコキコ
ジャッジ「ホップ選手も出てくるディグダに戸惑いながら蛇行しております!」
トウヤ「1、2、3……。よし、今!」ダッ
ジャッジ「おっと!? ここでトウヤ選手抜け出したーーー!」
- 706 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:05:00.42 ID:FEMcMJRU0
- ユウリ「しかし、そんなに速く漕いだらディグダが出てきたとき危険じゃないか!」
ジャッジ「トウヤ選手、捨て身の作戦か!? ……しかし引っかからずにコースを踏破していきます!!」
キョウヘイ「え、マジっすか!? トウヤさんが!?!?」
トウヤ「ここを抜けたらあとは直線……!」
ホップ「……! 差が開きすぎたんだぞ〜〜〜〜!!!」
ジャッジ「ホップ選手も速度を取り戻した、が! それより早く!」
ユウリ「彼が来た!! 速度は落とさないまま走り切って、ゴーーール!! 優勝、トウヤ!!!」
トウヤ「はぁ、はぁ……よし」
キョウヘイ「……ま、マジっすか〜〜……」
マサル(一番驚いているな、キョウヘイ……)
レッド「……トウヤ、すごい……」
グリーン「してやられたぜ……俺らは勝手に自滅したんだけどよ……」
- 707 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:09:53.39 ID:FEMcMJRU0
- ジャッジ「おめでとうございます! しかし、見事にダートコースを突破していきましたね〜」
ユウリ「そうそう、どうしてあそこで加速したんだい?」
トウヤ「えーと……あれは……げほっ」ゼエゼエ
トウヤ「ごほん。 ……あそこにいるディグダ、野生のポケモンに見せかけているけどそうじゃないですよね?」
ジャッジ「なんと! そうです、あそこにいるのは私のディグダとダグトリオです! 野生だと選手に怪我をさせる危険がありますので!」
トウヤ「それなら頭数に限りがあるはずだから、何匹いるかを数えて……3匹でしたね。それぞれが他二人を狙った時に飛び出したんです」
トウヤ「……自分より先に二人がディグダに引っかかるっていう前提の作戦だから、半分運任せだったけど。上手くいきました」
ディグダ「でぃ」
ダグトリオ「だぐ」「と」「りお」
ディグダ2「ぐだ〜」
トウヤ「あはは、君たちもお疲れ様」
ディグダ「でぃぐぐぐ〜」ユラユラ
- 708 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:13:56.35 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……完敗」
グリーン「お前は全力で漕ごうとするからそうなんだよ」
ホップ「すごかったんだぞ〜〜〜!! オレがディグダの数に気付いた時には、もうゴールの前にいたんだぞ!」
トウヤ「あはは、たまには頑張らないとねぇ。お兄さんらしいところ、見せられたかな」
レッド「……」コク
ユウリ「素晴らしい! 冷静さをそのまま己の力として勝利を掴む姿……パーフェクト!!」
キョウヘイ「ライブも大盛り上がりだったっすよ〜。人気も上がりそうっすねぇ」
ジャッジ「それでは、今回の優勝賞品をお渡しさせていただきます!」
レッド(この人毎回賞品用意しててすごいなぁ……)
トウヤへの賞品 下1
- 709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 23:37:22.59 ID:ygeBo0nf0
- フユカちゃんとのデート権
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