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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 53 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:15:42.23 ID:jPwcbNCR0
- ファイア「非公式試合だけど、手加減はなしね」
ミヅキ「わ、わかりました! ……じゃないか、今は双子だもんね。わかった!」
ファイア「うむ。って俺が偉そうにするのも変だけどさ……チャンピオンの実力、見せていただこう」
ミヅキ「うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜プレッシャーだよお〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!」
ファイア「兄さんと戦ったことあるんならこれくらい平気でしょ。ピカチュウ、十万ボルト!」
ピカチュウ♀「ぴっか〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
ミヅキ「これはこれで違うタイプのプレッシャーだよ!!! ガオガエン、炎のキバ〜!」
ヨウ「うへ〜、あっちは凄い感じになってる〜…」
トウコ「あら、あなたもバトルがしたい?」
ヨウ「エッ! いやぼくはエヘヘ お姉さんと一緒に過ごせればもうそれだけで最の高ですんで……」
- 54 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:22:12.94 ID:jPwcbNCR0
- トウコ「ふうん? ……でも、せっかく双子だものね。何かしたいけど…」
トウコ「……そうだ、一緒に写真撮る?」
ヨウ「い、いいんですか!?!?!?!??!??!!」
トウコ「もちろんよ! 気分が乗ればトウヤとも写真撮ったりするし、何もおかしいことはないわよ!」グイッ
ヨウ(アッ 近ァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! あっ自撮り!!なるほど!!!!あっえへっいいにおいする)
トウコ「撮るわよ、はいチーズ!」
ヨウ「ぽへ……」ピース
トウコ「も〜、そんなに緊張しなくてもいいのよ? ……これ、SNSにアップしてもいい?」
ヨウ「は、はい!!!!!!!!」
トウコ「ありがと! #新しい弟 #双子の日 #トウヤはどっかいった …っと!」ピロン
- 55 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:26:36.85 ID:jPwcbNCR0
- ヨウ(トウヤさんどっかいったことにされてる……)
トウコ「いい写真が撮れたわ、ありがとね! そうだ、貴方は何かやりたいことないの?」
ヨウ「いや〜〜〜……え〜〜〜〜と……」
トウコ「遠慮することないのよ! お姉ちゃんになんでも言ってみなさい!」
ヨウ「結婚してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トウヤ「向こうは大変そう……でもないか。トウコならなんとかするだろうしね……」
リーフ「う〜ん……」
トウヤ「あれ、そんなに唸ってどうしたの? 僕じゃ駄目だったかな……?」
リーフ「いいえっ、そんなことはないのよ! でも、トウヤはやっぱり大きいお兄さんじゃない?」
トウヤ「そうだねぇ、6歳離れてるから結構大きなお兄さんだねぇ」
リーフ「だから、やっぱり双子って感じはしないのよ……何をすればいいかしら?」
- 56 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:31:25.19 ID:jPwcbNCR0
- トウヤ「そうだね〜……」
トウヤ(僕が普段トウコとしてることってなんだろう? 巻き込まれてSNS用の写真撮らされるか買い物で荷物持ちさせられるか……)
リーフ(ファイアとは普段よく手合わせをするけれど、流石にマサラ人じゃない人とは出来ないわ! 兄さんに怒られるもの)
トウヤ「……みんな色々頑張ってるところだけど、のんびりお話でもする?」
リーフ「お話! いいわねっ、私もお話は大好きよ! そうだ、トウヤにはいろいろ聞きたいことがあったのよ!」
トウヤ「そうなの? 何かな、なんでも聞いてね」
リーフ「兄さんのことよ! トウヤは色んなところを兄さんと旅したんでしょ? すっごく羨ましいわ!」
リーフ「ねぇ、どんな旅をしたのか聞かせて! 兄さんはあんまり話してくれないのよ!」
トウヤ「レッドのことかぁ〜〜〜〜……そうだね〜〜〜〜……」
トウヤ(うっかり話したら僕が物理的に大怪我しちゃいそうだし、話題選びは気を付けないとね…)
思い出話 下1
- 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 22:40:05.09 ID:k9yMrEZJ0
- もふもふ戦士巫女レッドの話
- 58 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:44:26.22 ID:jPwcbNCR0
- トウヤ「……リーフは……もふもふ戦士巫女レッド、見た…?」
リーフ「えぇ! DVDが家に送られてきたわっ、兄さんがすっごく可愛いやつよね!」
リーフ(前にファイアもやってたわ……! 秘密にしてって言われたから言えないけど!)
トウヤ(好印象! これなら大丈夫そう!)
トウヤ「うんうん、そうなんだよね。それを撮影したのが、ちょうど一緒に旅をしてた時なんだ」
リーフ「そうだったの! 撮影してる兄さんはどう? かっこよかった?」
トウヤ「うーん……かっこかわいいって感じだったよ」
リーフ「そうなのねーっ! でもそうだと思ってたわ!」ニコーッ
トウヤ「そのあとも、撮影はされなかったんだけど巫女さんになる機会があってね……」
リーフ「そうだったの? それは知らなかったわ! 教えて教えてーっ!」
- 59 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:48:17.47 ID:jPwcbNCR0
-
トウヤ「……って感じだったんだ」
リーフ「そうなのね! やっぱり兄さんって凄いわ!」ニコニコ
トウヤ(よし、うまく話せたね)
リーフ「あ……私の聞きたい話ばっかり聞いちゃったわ!」
トウヤ「いいんだよ、妹を喜ばせるのはお兄ちゃんとして当然だからねぇ」
リーフ「そうなの? すごいわ! ありがとう、トウヤお兄ちゃん!」
トウヤ「ッッッッ ちょ ちょっと待っててもらっていいかな………?」
リーフ「? えぇ、わかったわ! いい子で待ってるわ!」
トウヤ「僕には……僕は……流石に……」ブツブツ
ファイア「……」ソーッ
- 60 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:51:26.59 ID:jPwcbNCR0
- ファイア(壁際でぶつぶつ言いながら一心に何かを見ている…)
トウヤ「僕にはレッドってロリがいる……流石に殺される……僕は大丈夫……」
ファイア(……ロリ服を着た兄さんの写真だ……)
ファイア(見なかったことにしよう……)スッ
トウヤ「……よし!!! 待たせてごめんね〜」
リーフ「大丈夫よ! 私はもう10才だもの、一人で待つくらいできるわ!」
トウヤ「……リーフって、結構レッドと似てるところあるよねぇ」
リーフ「本当!? 嬉しいわっ、普段全然言われないもの! そうなの、私も兄さんの妹だもの〜〜!!」
トウヤ「ふとした時の喜んだ表情とか似てるよねぇ」
- 61 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:55:12.20 ID:jPwcbNCR0
-
ファイア「はい、というわけでね! 皆さんどうでした? 兄弟を交換してみて」
ミヅキ「まさかバトルが相打ちで終わるなんて〜〜〜! ファイア、今度もう一回バトルしようね!」
ファイア「もちのろーん。今度は圧勝しちゃうからね」
ヨウ「普通に仲良くなってる!? ぼくはすっごいお金払いたくなるような時間を過ごさせていただきました」
トウコ「大げさね、ちょっと抱っこしてあげただけでしょ? 流石に結婚は出来ないからその代わりにね」
ヨウ「いやもう………神に感謝……………………」
トウヤ「トウコ、あんまり甘やかしすぎちゃダメだよ」
トウコ「それ、トウヤに一番言われたくないわね」
リーフ「……あ! 私は全然甘やかされてないわ! ちょっとお菓子を沢山もらっただけよ!!!」
トウヤ「後でファイアにも分けてあげてね?」
リーフ「えぇ!」
- 62 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 23:01:24.13 ID:jPwcbNCR0
- リーフ「はいファイア、チョコとバニラどっちがいい?」
ファイア「ん〜、チョコ……」
リーフ「😢」
ファイア「はこないだ食べたから、バニラにしようかな」
リーフ「! わかったわ、バニラね! はいどうぞ!」
トウヤ「……ほら、ちょっとレッドに似てると思わない?」
トウコ「わからなくもないけど……トウヤ、言っておくけどね」
トウヤ「言わなくても結構。流石に僕も弁えてるよ」
トウコ「そう? それならいいけど。あ、そうそう。一枚撮るわよ!」
ヨウ「……」
ミヅキ「こいつ……思い出し放心してやがる……!」
ヨウ「だってさぁ…明るい陽キャ系お姉さんと密着して写真撮ってそのあと抱っこしてもらえたんだよ?」
ヨウ「ぼく、いつのまに夢の世界に入ってたんだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ミヅキ「わたしが普通にバトルの腕を磨いたってのに こいつゥ〜〜〜!!!!!! うらやまけしからん!!!!バトルだ!!!!!!!!!!」
- 63 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 23:02:55.84 ID:jPwcbNCR0
- ピカチュウ「………」
ピカチュウ「ぴかぴ?」(ぼくは?)
今日はここまで。次は明日、本編更新です
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:06:35.60 ID:moLG5NKI0
- 乙です
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:07:11.46 ID:n3U8UR6m0
- おつかれーな
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:08:55.80 ID:+6d/UAdI0
- 乙
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/06(土) 01:16:49.09 ID:YMMiGjHL0
- 乙
- 68 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:00:18.95 ID:Mxo4muDD0
- はじめます
- 69 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:04:45.86 ID:Mxo4muDD0
- レッド「前回のあらすじ……」ビショ
トウヤ「なんとか勝てたんだけど……みんな、それどうしたの?」
マサル「すぐわかる。着替えはキョウヘイの試合が終わってからだな」ビショ
エーフィ(もしかして番外編挟んだから僕のみらいよちはずれた?)
ホップ「あ! キョウヘイが入ってきたんだぞ!」ビッショビショ
キョウヘイ「……ま、ふつ〜にささっとパズル解いちゃうっすかね」
キョウヘイ「水タイプな〜……どーしよっかな」
- 70 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:09:12.90 ID:Mxo4muDD0
- キョウヘイ「なんだかんだでジムリーダーにチャレンジっすよ!」キラッ
ルリナ「随分とカメラ慣れしているのね……あぁ、あなた。イッシュのキョウヘイね?」
キョウヘイ「あれっ、もしかしてもう知ってくれてる感じっすか?」
ルリナ「えぇ。色々な噂を聞くもの。トレーナーとしても、芸能人としてもね」
キョウヘイ「その色んな噂については後で聞かせてもらいたいところっすけど……」
キョウヘイ「とりあえず、今の俺は一人のチャレンジャーっす! 込み入ったお話はまた後で!」
ルリナ「そうね。わざわざこのスタジアムでするものでもないわ……」
ルリナ「あなたはまるで船ね。だけど、この海を容易く通っていけるとは思わないで!」ポーン
グソクムシャ「むっしゃ」
キョウヘイ「うげ〜〜、水・むしじゃないっすか!」
キョウヘイ「……よし、こいつに決めたっす!」ポーン
ポケモン 下1
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:11:34.73 ID:AEtOtH/s0
- ポッポ
- 72 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:22:15.99 ID:Mxo4muDD0
- キョウヘイ「ふっ、テンプレ更新を怠ったところを突いてきたっすね! そんなに俺に負けてほしいんすか!?」
キョウヘイ「とでもいうと思ったか〜〜! テンプレ更新怠惰は俺の知りえぬメタい罪! あのポッポを手にしたのはかなり前!」
キョウヘイ「その間俺が何もしないわけないじゃないっすか! いっけーピジョット!」ポーン(テイク2)
ピジョット「ぴじょー!」
キョウヘイ「ま、そのおかげでポケルスはすっかり治っちゃったっすけど! 移したポケモンをボックスに保管してるので問題なし!」
キョウヘイ「ついぞ今まで日の目を見ることがなかったその強さ、虫退治でとくと見せてやるっすよ〜〜〜!!」
ピジョット「ぴっじょ〜〜〜〜!!!」
トウヤ「キョウヘイ、元気だねぇ」
レッド「セリフ量、段違い……」
- 73 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:27:55.13 ID:Mxo4muDD0
- ルリナ「威勢がいいわね! ならその強さ、見せてみなさい!」
キョウヘイ「そうさせてもらうっす! 俺のピジョットはとにかく速いっすからね!」
キョウヘイ「間合いを詰めてエアスラッシュっす!」
ピジョット「ぴじょ!」シュンッ ザシュ
グソクムシャ「むしゃあ!?」ビク
ルリナ「急所に!? それに怯んで……!」
キョウヘイ「いいぞいいぞ〜っ、もう一発!」
ピジョット「ぴっじょ〜〜〜!」ザシュ
- 74 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:31:42.70 ID:Mxo4muDD0
- ルリナ「口だけじゃないようね」
キョウヘイ「勿論っす。俺の評価、ちゃんとアプデしといてくださいっすよ?」
ルリナ「そうさせてもらうわ。いくわよ、アズマオウ!」ポーン
アズマオウ「ずまおお」
キョウヘイ(単水ぅ〜〜……だと、特に有効打はないっすね。エアスラッシュでラッキー怯み狙いつつ削るっすか……)
キョウヘイ「やれるっすね、ピジョット?」
ピジョット「ぴじょおう!」
キョウヘイ「いいお返事っす! このテレビ中継のビデオ撮ってあるっすから、今度師匠に見せるっすよ!」
ピジョット「ぴじょ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」フンス
- 75 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:34:46.59 ID:Mxo4muDD0
- トウヤ「師匠?」
レッド「…………!! そ、そういえば……」
マサル「ど、どうしたんだ?」
レッド「ほわんほわんほわん……」
レッド『何してるの……?』
グリーン『キョウヘイが今うちに来てんだよ。ジムのトレーナーの相手させてるうちに雑用済ませとくかと思ってな』
レッド『キョウヘイが……?』
グリーン『おう。なんでも修行しに来たとか言ってたな。地元じゃあんまり見ないポケモンだからどうとかって……』
レッド「……あの戦い方、見たことあると思ったら……緑……」
ユウリ「緑? 普通に茶色のピジョットに見えるけれどね?」
- 76 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:38:45.43 ID:Mxo4muDD0
- レッド(師匠、別に僕でもいいじゃん……なんで緑に……)
トウヤ「ああ〜……ほらほらレッド、キョウヘイが頑張ってるから見よう? ね?」
マサル「ここはトウヤに任せるか……」
ホップ「わかったんだぞ!」
ユウリ「こういう時の扱いは父親が一番わかっているものだしね」
キョウヘイ「どこからかジェラシーなオーラを感じたっすけど、無事アズマオウ撃破っすね!」
ピジョット「ぴじょ……!」
キョウヘイ「……うし、よくやったっすピジョット! ラッキー怯みの天才!」シュウン
ルリナ「運まで味方につけるなんて、末恐ろしいわね……けれど、それだけでこの子を乗り越えられるかしら!」ポーン
デカジリガメ「がめえええ!」ポーン
キョウヘイ「よし、俺は特にレッドさんやトウヤさんみたいに見せ場があるわけじゃないっすから二度目の安価に頼るっすよ!」
キョウヘイ「こうする事でより俺について考えてもらって、俺の印象を深めるって作戦っす!!」
次のポケモン 下1
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:11:02.77 ID:lAdmC1D90
- ヨノワール
- 78 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:16:39.02 ID:Mxo4muDD0
- キョウヘイ「精々役に立て!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポーン
デカヨノワール「お任せくださーーーーーーーい!!!!!!!!!」
キョウヘイ「喋んな!!!!!」
ルリナ「ヨノワール……なかなかなついているポケモンのようね」
キョウヘイ「まぁ…………色んな縁があったんすよ」
ルリナ(? さっきまで饒舌だったのに急に黙ったわね)
キョウヘイ(昔ポケモンになって世界救ったことあって…とか言い出したら狂人のそれっすからね)
ルリナ「まぁいいわ、霊体だろうと押し流してあげます!」
キョウヘイ「そう簡単にはいかないっすよ? ちょっと癪っすけど、こいつはなかなか強いっすから!!」
デカヨノワール「その通りです! ああ〜ダイマックスいいですね〜……トレーナーさえも一口で食べられそうな……」
キョウヘイ「おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
デカヨノワール「すいません集中します!!!!」
- 79 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:24:46.80 ID:Mxo4muDD0
- レッド「……大丈夫かな……」
トウヤ「少しポケモンともめてるみたいだね?」
マサル(まるで実際に言葉を交わしているかのように見えるな……)
アクロマ「前々からあのヨノワールは信用ならないと思っていたのですよ!」
レッド「まぁ……、!?!?!?!??!」
トウヤ「わぁ!?!? び、びっくりしたぁ……」
ユウリ「全く気付かなかった…いつの間にいたんだい?」
アクロマ「実は近くの座席に最初からいたのです! 私もキョウヘイくんの応援がしたいですからね!」
レッド(気配がしなかった……)
- 80 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:29:01.46 ID:Mxo4muDD0
- アクロマ「ダイマックス、非常に興味深い! ポケモンの力を引き出す現象としても気になっていたので、一石二鳥と言うものです」
レッド(……本当だ、何か計測器みたいなの持ってる)
ホップ「気になるなら、ソニアとかマグノリア博士に聞いてみるんだぞ? 俺から言っておくんだぞ!」
アクロマ「ほう、あのマグノリア博士ですか! 非常に気になるところですが……今は、もう一つの研究が忙しく。落ち着いてから尋ねます」
アクロマ「早めに完成させたい物がありましてね! すぐに必要というわけではないですが……」
レッド「……それ、防水……?」
アクロマ「いえ、精密機械ですから……あっ」
ルリナ「カジリガメ、ダイストリーム!!!!」
デカジリガメ「がめぇぇぇぇえええ!!!!」バッシャアアア
キョウヘイ「やれ、ダイホロウっす!」
デカヨノワール「わぁぁぁああある!!!!」シュゴオオオオ
直下コンマが高いほど水が飛んでくる
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:30:39.11 ID:lAdmC1D90
- どう
- 82 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:37:16.36 ID:Mxo4muDD0
- 反対方向にいる観客「うわーーーーーーーー!!!!!!!」
「さっき全然濡れなかったのに!!!!!!!!!」
「今度は9割くらいこっちにきた!!!!!!!!!」
レッド「……大丈夫?」
アクロマ「は、はい! おかげさまで……データも全て無事です!」
トウヤ「レッドは優しいねぇ」
レッド「……僕は、もう手遅れだから……」
マサル「ちょっと闇を含んだ感じで言ってるけど服の濡れ方の話だよな?」
ユウリ「さて、試合結果はっと……うん、無事キョウヘイの勝ちみたいだね」
ホップ「みんなに手を振ってるんだぞ! お〜〜〜い!」
アクロマ「キョウヘイく〜〜ん!! ファンサしてくださーーーい!!」
キョウヘイ「……」ピタッ フイッ
マサル「露骨に目をそらされたな」
アクロマ「そんなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 83 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:40:28.35 ID:Mxo4muDD0
-
キョウヘイ「ちょっとぉ、なんでアイツといたんすか〜〜!?」
レッド「気付いたら……横に……」
キョウヘイ「気配遮断のスキル持ち合わせてなさそーな見た目しといて…アイツ……」
トウヤ「すぐいなくなっちゃったね? もうしばらく居座るかと思ったけど」
キョウヘイ「多分、安価以外での出番だからじゃないっすかね。アイツわりと拘るっすし」
ユウリ「みんな、話しているところ悪いが……更衣室使用の許可が取れたよ」
マサル「キョウヘイとトウヤ以外はだいぶ濡れたからな。着替えてからジムを出よう」
ホップ「そうするんだぞ〜! ジムチャレンジ中に風邪ひいたら大変なんだぞ!」
レッド(……何事もなく着替えられたらいいけど)
- 84 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:43:08.13 ID:Mxo4muDD0
- 〜更衣室〜
エーフィ「そんなわけないよね!!! 僕がみらいよちしたんだもん!!!」
レッド「……失敗したんじゃないの……?」
エーフィ「この手でその未来を作り上げてこそ、今を生きるポケモン…って感じじゃない?」
レッド「エーフィ…………」
エーフィ「ごめんうそうそうそ!!! ちょっといたずらしただけだよ〜!」
レッド「具体的に」
エーフィ「みんなの着替えをサイコパワーでてきとーにレッドの衣装箱の中身と入れ替えました!!!!!」
レッド「……変なのじゃありませんように……!」パカ
レッド 下1 マサル 下2 ホップ 下3 ユウリ 下4
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:46:25.70 ID:AEtOtH/s0
- 幼稚園のスモック
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:47:06.33 ID:hf6lj7B5O
- 修道服(女物)
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:48:46.07 ID:KBkwIK310
- 魔法使いのローブ的な
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:58:16.70 ID:eZX297+f0
- 宝塚のイケメンが着てそうな服
- 89 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:00:47.62 ID:Mxo4muDD0
- レッド(主犯トウヤ?)
マサル「なんっ……な、なんでだ!? いつの間にか入れ替わって……っていうか女物じゃないかこれ!」
ホップ「ねるねる〇るねのCMみたいな服があるんだぞ!?!?」
レッド「……たまによくある……」
マサル「こんな事がよく…レッド、なんかしっくりくるな……」
レッド「…………」
マサル「…ごめん、失礼だったな。それにしても…これ、どうするか…」
レッド「着たらいいと思う……」
ホップ「なんだか魔法が使えそうなんだぞ〜〜〜!!」
レッド「ホップはもう着てるし……」
マサル「……………………」
- 90 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:06:00.88 ID:Mxo4muDD0
- 〜スタジアム〜
キョウヘイ「あれっ、その服のバラバラ感…もしかして衣装安価っすか!? うわー…お疲れ様っす」
トウヤ「!!! レッド〜〜〜〜〜!!!!!!!!! すっごく可愛いね!!!!!!!!!!」ビュン ガシッ
レッド(かつてない速さで抱えられてしまった)
マサル「なんでだ…なんで僕が…僕が何をしたんだ? 何か罪を犯したからこんな服を…?」
ホップ「ちちんぷいぷいのぷい! ビビデバビデブー! うぃんがーでぃあむれびおさー!」
キョウヘイ「一人だけダメージの受け方が半端ないっすね!」
ユウリ「やぁ、何やら騒がしいね?」✨✨✨
キョウヘイ「うわ!?!? まぶしっ 物理的にまぶし!!」
ユウリ「この服、キラキラしてるからね……ふっ、似合うだろう?」
トウヤ「凄いねぇ、ミュージカルに出てくる人みたいだよ」
レッド(タカラジェンヌ…)
- 91 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:10:19.68 ID:Mxo4muDD0
- ユウリ「私も驚いたよ。確かに私は…カッコいいほうだとは思うが、自己愛が強いわけではない。そんなに」
ユウリ「まさか……こんなにも似合うなんて……!!!!!」✨✨✨✨
ホップ「うわー! すっごくカッコいいんだぞ! ほら、マサルも隠れてないで見てみるといいんだぞ!」
マサル「っ、お おいホップ!」
ユウリ「みんなも着替えが変わってたのかい? ホップは凄く…可愛らしいね。魔女さんみたいだ」
ユウリ「マサルは……、…」
マサル「いや……他に着替えが無くなっていて仕方なくなんだ。本当に。本当に!」
ユウリ「驚いただけさ。似合わないなんて一言も言ってないだろう? ただ…」
マサル「……ただ?」
ユウリ「…キミらしいなと思ったのさ。確かに君は人の悩みを聞いたりするのが上手だし、シスターに向いているかもしれないね!」
マサル「……せめて神父に向いているって言ってほしいところなんだけどな」
- 92 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:14:56.84 ID:Mxo4muDD0
- モブ「あ、あの輝き…もしかしてユウリ様じゃない!?」
モブ「キャーーーーーー!!!!! ユウリ様ーーーーーーーー!!!!」
モブ「サインしてください!!!!!!!!!」
ユウリ「やぁ、そんなに慌てないでくれ。私は一人しかいないのだからね……大丈夫、逃げやしないさ」
マサル「…この騒ぎに乗じて、僕たちは逃げるとするか」
ホップ「わかったんだぞ! あ、この服を着ても魔法は使えないって判明したんだぞ!」
レッド(その理論で言ったら僕は幼稚園児になってしまう)
トウヤ「なってもいいと思うんだけどなぁ……」
レッド(こいつ脳内を……!)
キョウヘイ「オーラ消してる上にガラルは本拠地じゃないとはいえ…俺より人気なのはちょっと複雑っすね〜……」
- 93 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:19:12.40 ID:Mxo4muDD0
- マサル「とりあえず…なるべく人目につかないようにここからポケモンセンターまで戻ろう」
ホップ「わかったんだぞ!」
キョウヘイ「スニーキングミッションってやつっすね。ま、トウヤさんはともかく俺は隠れなくてもいーんすけど」
トウヤ「え、僕何かアウトなところある?」
キョウヘイ「幼女(仮)を抱えてるところはアウトっすかね……」
トウヤ「そんな……ただ抱っこしてるだけなのに。ねぇレッド?」
レッド「まぁ……(目覚めトウヤと違って害はないし)うん……」
キョウヘイ「レッドさん……」
マサル「……ちょうど人通りが途切れた。行こう」
ホップ「わ ……かったんだぞ……」コソコソ
直下コンマ60以下でスニーキング成功 失敗でリプに書いてある人が来る
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:25:13.63 ID:eZX297+f0
- アクロマさん
- 95 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:31:00.22 ID:Mxo4muDD0
- キョウヘイ「別に俺までスニーキングしなくてもいいような……」コソコソ
マサル「気を抜くな、気配で気付かれるぞ」
キョウヘイ「マサルがレッドさんみたいなこと言い始めた……べっつに、俺に気付くよーな人なんか」
アクロマ「キョウヘイくん!!!!!!!!!! 何をしているんですか!??!?!?!??!」バッ
キョウヘイ「ぎゃあああああああああああ!?!?!?! お、お、驚かせんじゃねーーーっすよ!!!!!」
マサル「あっ、そんな大声を出したら…!」
モブ「なんだ…?」「男の子が何か……」「通報…?」
ホップ「まだオレたちのほうに気付いてる人はいないんだぞ! ここは無理矢理先に進んだほうがいいんだぞ…!」
トウヤ「そうだね、その途中で何人かに見られるかもしれないけど…ここで見つかるよりは被害が少ないはずだよ」
レッド(運ばれてると眠くなってくる……)
マサル「…それも…そうだな。じゃあ先に行ってるぞ!」ダッ
ホップ「また後でなんだぞ〜!」ダッ
キョウヘイ「待っ…… お おいてかないでくださいよぉ〜〜!!!」
- 96 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:35:03.89 ID:Mxo4muDD0
- 〜ポケもセンター〜
マサル「こ、ここまで来れば大丈夫だな……」
ホップ「ひやひやしたんだぞ〜!」
レッド「…トウヤ、もう大丈夫……」
トウヤ「僕が大丈夫じゃないからもう少し抱っこしててもいいかな」
マサル「……キョウヘイには悪いことをしたな。後で…」
トウヤ「いや、大丈夫じゃない? わりとキョウヘイがアクロマさんを嫌ってるのはポーズみたいなところあるし…」
レッド(僕とサカキの関係性を50倍重くしたみたいな感じなのかな…)
トウヤ「それに、いいタイミングで来たなと僕は思うし…マサルが気に病むことはないよ」
マサル「そうなのか? …そうだといいな」
- 97 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:44:47.11 ID:Mxo4muDD0
-
キョウヘイ「あ〜〜〜……もー、置いて行かれたじゃないっすか!」
アクロマ「おや? 皆さんお急ぎだったのですね。何故隠れているのだろうと思ってはいましたが!」
キョウヘイ「そんな訳もなく隠れるわけないじゃないっすか……」
アクロマ「すみません! 私のキョウヘイくんレーダーがビビッと来ましてつい!」ミョミョミョ
キョウヘイ「うおっ久しぶりに見たっすその気持ち悪い触角!!! ……つか、前のジムからいたんすか?」
アクロマ「はい! キョウヘイくんの大舞台ですよ、見ない訳がないじゃないですか!!!」
アクロマ「私はキョウヘイくんの……そうですね、オブラートに包めば大ファンですから! 何処にでも駆け付けますとも!」
アクロマ「そして、何処に隠れていても見つける自信があります……!」ミョミョミョ
キョウヘイ「キッモ!!! ……っぷ、あっはは!」
アクロマ「おや、ご機嫌ですね?」
キョウヘイ「べっつに〜、ほんとキモいな〜って思っただけっすよ!」ニッ
アクロマ「……私新たな扉を開きそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 98 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:45:26.06 ID:Mxo4muDD0
- 今日はここまで。次回はちょっと飛んで火曜日です
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:46:06.13 ID:8qrR6xUV0
- 乙
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:47:30.21 ID:AEtOtH/s0
- 乙です
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:49:15.00 ID:KBkwIK310
- 乙ーん
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/07(日) 01:31:58.83 ID:COxH307A0
- 乙乙
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 01:33:15.61 ID:COxH307A0
- sage忘れスマソ
- 104 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:00:44.09 ID:2gY77Elg0
- はじめます。
- 105 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:03:15.23 ID:2gY77Elg0
- キョウヘイ「前回のあらすじ!俺、勝利っす〜! そして安価衣装へ……」
トウヤ「あ、キョウヘイおかえり〜」
レッド「おかえり……」
キョウヘイ「たでまーっす。レッドさんまだ着替えられてないんすか?」
レッド「…離してくれなくて……」
トウヤ「だって……こんな可愛い幼女から手を離したら誘拐されちゃうよ!?」
キョウヘイ「今の誘拐犯主にアンタくらいしかいないっすよ。あ、二人はもう着替えたんすね?」
マサル「流石にアレをずっと着ているわけにはいかないからな……」
ホップ「魔法使いごっこも満足したんだぞ!」
- 106 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:06:16.87 ID:2gY77Elg0
- キョウヘイ「んじゃ、あとは……」
ユウリ「やぁみんな、待たせたね……って、二人とも着替えてしまったのかい?」
マサル「お帰り。着替えるにきまってるだろ…」
ホップ「おかえりなんだぞ〜〜〜!」
ユウリ「なら私も着替えてしまおうかな。この服はかなり良いものではあるけれど……」
ユウリ「この後移動するとなると、少々動きにくいからね」
キョウヘイ「なら、レッドさんもお着換えっすよ。ほらトウヤさん、離してください!」
トウヤ「え〜〜〜〜〜〜〜〜………」
キョウヘイ「名残惜しそうにすんなっす!! レッドさん、気ィ使わなくてもいいっすから」
レッド「……わかった…」ペイッ
トウヤ「わぁ〜…はがされちゃった……」
- 107 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:10:02.85 ID:2gY77Elg0
-
レッド(よし、いつも通り。これで後は……)
トウヤ「あ、そうだ。僕市場を見に行きたいんだけどいいかな?」
マサル「そういえば、そこだけ案内出来ていなかったな。なら僕が案内するよ」
ホップ「そうなんだぞ? じゃあオレは釣りでもしながら待つんだぞ〜!」
ユウリ「私も同行するよ、ホップ。釣りの面白さにも気付いてきたところだからね」
キョウヘイ「んじゃ〜俺はちょっとサイン…じゃなくて、用事を済ませにいくっすかね〜」
レッド(自由時間だ……)
レッド(どうしよう。どこかについていくか……何か見に行くか……)
1、トウヤとマサルについていく 2、ホップとユウリについていく 3、キョウヘイについていく 4、その他
下1
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/09(火) 21:14:16.19 ID:Sax+GHGu0
- 1
- 109 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:20:49.91 ID:2gY77Elg0
- レッド「……」ジッ
トウヤ「レッドも一緒に来る?」
レッド「……」コク
マサル「漢方薬を売ってる店以外にも、日によって変わる露店が出ているんだ。気に入るものがあるかもな」
レッド(面白いもの売ってるといいな……)
〜市場〜
トウヤ「わぁ、結構人がいるんだね?」
マサル「観光地というより、地元住民が多い感じだけどな。それでも、面白いものがあるのには変わりない」
レッド(こういう感じなんだ……カントーにはない感じの売り方)
漢方薬屋「うちの薬は苦いよ〜〜〜〜!! 苦いけどよく効くよ!!」
雑誌屋さん「プレミア雑誌置いてるよ〜! 掘り出し物ばかりだよ!」
宝石屋さん「綺麗な石売ってるよ〜、本当は手放したくないけど……」
レッド(……どこに行こう)
1、漢方薬 2、雑誌屋さん 3、宝石屋さん
下1
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:21:32.06 ID:nVT7ZF3A0
- 3
- 111 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:28:31.16 ID:2gY77Elg0
- レッド(……何か聞き覚えがあるような?)
宝石屋さん「やぁいらっしゃい、何か……って、あれ? レッド君たち!」
レッド「その声は……」
ダイゴ「まさかガラル地方で会うとはね。なるほど、噂になっているのは君のことか」
レッド「やっぱり、ダイゴさん……お久しぶりです……」
ダイゴ「うん、いつぶりだったかな……どこかの洞窟でレジロックを見かけたとき以来かな?」
レッド(他のレジ系もいたけど……)
トウヤ「この人も案外神出鬼没だよねぇ」
マサル「その人は……まさか、ホウエン地方の!」
ダイゴ「おっと、僕を知っている人がいたんだね。一応変装していたんだけど」
- 112 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:33:46.84 ID:2gY77Elg0
- レッド「……そう、見た目が違うから、すぐわからなかった……」
トウヤ「探検服にゴーグルにヘルメット……いかにも現地で石を取ってきましたって感じだねぇ」
ダイゴ「そうとも! この町の近くにある第二鉱山というところに行ってきたんだ」
ダイゴ「ホウエンでは見られない、綺麗な石の数々……思い出すだけでテンションが上がってきたよ……!!!」
マサル(この人もまともじゃなさそうだな……)
ダイゴ「まぁ、大荷物になってしまうから厳選はしたんだけどね。ここでコレクション外の石を売っているんだ」
レッド「……わざわざ、売るんだ…?」
ダイゴ「うん、旅をするにはお金が必要だからね。何となく、現地で稼いだお金だけで旅したらどうなるかなと思って」
ダイゴ「近くのトレーナーから巻き上げるのも、少し可哀そうだからね。こうした方法を使っているんだ」
レッド「えらい……」
レッド(ダイゴさん強いから、絶対巻き上げたほうが早いのに……)
- 113 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:39:24.81 ID:2gY77Elg0
- ダイゴ「そんな訳で、よければ品物を見ていってくれるかい。レッド君が好きそうなサービスもある」
レッド「?」
ダイゴ「僕とポケモンバトルをして勝ったら半額。……どうだい?」
レッド「!!! ば、バトルだけ、とかは……!」
ダイゴ「ははは、そう言うと思った。とりあえず見てみて」
レッド「石……」
マサル「…上手い具合に丸め込まれてないか?」
トウヤ「まぁ、レッドもバトルがしたいだろうし……法外な値段ってこともないだろうからねぇ」
マサル「それもそうか…レッドがやる気になっているのなら、いいか」
レッド「……進化の石、沢山ある…」
ダイゴ「勿論、これらもポケモンの進化の為に使える。けど、この辺りは観賞用かもしれないね」
ダイゴ「ほら見てごらん、この炎の石は中の模様が他の物とは違っているんだ。炎のような揺らぎときらめきが炎の石の特徴なんだけれど、特にこの石は猛火のような激しさをもっているだろう!? 素晴らしい石なんだ、僕も本当は持って帰りたいんだけど荷物がいっぱいで……こっちの雷の石なんかは彩度が他のものよりも低いんだ、だからこそまるで劇画に出てくるようなインパクトのある雷になっていてこっちの水の石は」
レッド(これはもう止まらない…テキトーに石を決めて話を切り上げよう。そしてバトル!!)
1、炎の石 2、水の石 3、雷の石 4、変わらずの石 5、その他(自由記述)
下1
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:41:12.11 ID:AaYJJ9O20
- 1 火曜日なので(???)
- 115 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:48:34.88 ID:2gY77Elg0
- レッド「……これ!」
ダイゴ「わかった、炎の石だね。本当は1000円くらい貰おうかと思っていたけど、バトルに買ったら半額だ!」
レッド「……!」ワクワク
ダイゴ「君とバトルするのはとても久しぶりだね。あれから多くの地方を回って強くなったと聞いたよ」
ダイゴ「さぁ、鋼のように輝くバトルをしよう!」ポーン
メタグロス「めめたぁ!!」
レッド「……リザードン!」ポーン
リザードン「ぐあおおう!」
マサル「…レッド、ジムチャレンジの時より楽しそうだな」
トウヤ「そうだねぇ……レッド本人から聞いた話なんだけど、ダイゴさんはかなり強いらしくてね」
トウヤ「今まで戦った中でも三本の指に入る、って言ってたよ」
マサル「なるほど、流石チャンピオンだな……それにしても、二人とも本気で戦おうとしてるのか?」
トウヤ「そうみたいだね。どっちも集中したら周りが目に入らなくなりそうだから…周りの人を避難させておこっか」
マサル(ここで二人に注意する、とはならないんだな……つまり、それくらいじゃ止まらないということか)
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:54:54.44 ID:PvsrELeco
- このスレの大誤算最後に出てきたのいつだっけ
- 117 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:55:20.13 ID:2gY77Elg0
- ダイゴ「メタルクローだ!」
レッド「飛んでリザードン!」
メタグロス「めったぁ!!」ジャキン
リザードン「ぐおおう!」バサッ
トウヤ「風圧が…シンボラー、周りのテントに被害が出ないようにしておいてくれる?」
シンボラー「しんふぉあ」ミョミョミョ
マサル「すまないが、今こっちはバトルしてて危ないんだ。少し離れていてくれ!」
客「バトル? おお、本当だ」「巻き込まれないようにしよう」
レッド「……リザードン、フレアドライブ!」
ダイゴ「メタグロス、コメットパンチだ!」
リザードン「ぐおおおおおおう!!!!」ボオオオッ
メタグロス「めたああああ!!!」ゴオオオッ
レッド「……」(煙で向こうが見えない)
ダイゴ「これで……どちらが立っているか、だね」
直下コンマ80以下でレッドの勝ち
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:57:14.64 ID:byHVkbfd0
- どう
- 119 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:03:45.72 ID:2gY77Elg0
- リザードン「……」
メタグロス「……」バタッ
レッド「やった、リザードン…!」
リザードン「ぐおおう!」
ダイゴ「惜しかったな…お疲れ、メタグロス」シュウン
ダイゴ「いいバトルだったね、ありがとう。それにしても、ずいぶんと強くなったね」
レッド「こちらこそ……楽しかった……」
ダイゴ「それじゃ、この石は君にあげよう」
レッド「? 半額さーびす…じゃないの…?」
ダイゴ「はは、そんなサービスしても僕に勝てるトレーナーなんてそうそういないからね」
ダイゴ「君とバトルする為の口実さ。ただバトルするんじゃ、ここを荒らしたって怒られるかもしれないし」
レッド「……なるほど……」(値下げ交渉です、って言えば許してもらえるかもしれないということ)
- 120 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:07:05.17 ID:2gY77Elg0
- リザードン「…ぐおう」
レッド「? どうしたの、リザードン…」
リザードン「……」
レッド「…この石、欲しいの…?」
リザードン「ぐおう!」コク
ダイゴ「へぇ、君は中々見る目があるね! 炎タイプだし、気に入ってくれた……というよりも」
ダイゴ「さっきのバトルがよっぽど楽しかったんだね」
レッド「……じゃあ、これはリザードンにあげる……」
レッド「思い出、出来たね…」
リザードン「ぐぉう!」
レッド「ダイゴさん、ありがとう…」
ダイゴ「こちらこそ、楽しいバトルをありがとう。僕はしばらくこの地方で石を探す予定だから、また会ったらよろしく」
ダイゴ「その時は一緒に石探しでもしよう! そっちの君たちも一緒にね。それじゃ!」ポーン
エアームド「えぁ〜」
- 121 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:09:52.68 ID:2gY77Elg0
- レッド(飛んで行った……やっぱりダイゴさんって、ちょっと変わった人。強いけど…)
トウヤ「砂嵐みたいな人だったねぇ……けど、レッドは楽しかったみたいだね?」
レッド「うん……リザードンも、楽しかったみたいだし……」
マサル「さっきのバトルを見ていて思ったんだが…そのリザードン、凄く強いんだな」
レッド「うん……三年前、博士からもらって…そこから、ずっと一緒だから……ね、リザードン」
リザードン「ぐお〜!」
トウヤ「あはは、すっごく上機嫌だね、この子。普段わりとクールなのにね?」
レッド(そうかも……)
- 122 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:13:16.92 ID:2gY77Elg0
- レッド「……そういえば、トウヤは…何を見に来たの…?」
トウヤ「うん、漢方薬が少し気になってね。ほら、万が一誰かが怪我したり風邪をひいたりしたら使えるかなって」
レッド「…なるほど」
トウヤ「マサルたちは大丈夫だと思うけど、よく無茶する子がうちには二人いるからねぇ…」
レッド「………………」
マサル(キョウヘイもなのか…)
マサル「でも、その気持ちはわかるな。あいつらに何かあったら、僕がしっかりしないとって思うし」
トウヤ「あはは、元気な友達を持つのは楽しいけど、少し心配したくなっちゃうよね」
マサル「そうなんだよな……元気なのがいいところだとはわかってるんだけど、な」
レッド(パパ友の会話だ……)
- 123 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:13:58.98 ID:2gY77Elg0
- 一方そのころ
1、ホップとユウリ 2、キョウヘイ 3、その他
下1
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:15:50.77 ID:7NokXCbF0
- 1
- 125 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:21:21.86 ID:2gY77Elg0
- 〜釣り堀〜
ホップ「今日は楽しい一日なんだぞ〜〜!」
ユウリ「ホップはいつも楽しそうだけれどね」
ホップ「いつも楽しいから仕方ないんだぞ! でも今日は特に楽しかったな〜」
ホップ「やっぱり、ジムチャレンジはやるのも見るのも面白いんだぞ!」
ユウリ「ふむ……そうだね。彼らはみんな面白いバトルをしていたし……、…」
ユウリ(あれ? もしかしてこれって久しぶりに二人きりになってしまったのでは!?)
ユウリ(最近誰かしらと一緒にいたから、なんというか…どう話せばいいのかわからない…!)
ユウリ(普段通りだ〜〜ユウリ〜〜!! 平然としていれば平気のはず!)
ホップ「うーん……ユウリは誰の戦い方が気になったか教えてほしいんだぞ!!」ズイッ
ユウリ「え!?!? あっ そう だね〜〜…」
ユウリ(近い近い近い近い顔がっ 近い!!!!!!!!!!!! 動揺を悟られてはいけない、ユウリ!!!!!)
何て答えるか 下1(コンマが高いほど動揺が顔に出る)
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:25:23.99 ID:nVT7ZF3A0
- はい
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:25:27.37 ID:byHVkbfd0
- トウヤのメタモンについて
- 128 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:32:35.95 ID:2gY77Elg0
- ユウリ「えっあっえ〜〜〜〜とうんそうだね!?!?!??!?!?!?!?」
ホップ「ど、どうしたんだぞユウリ!?!? すっごいびっくりしてるんだぞ!?」ガシッ
ユウリ「>はい
いいえ」
ホップ「ユウリ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? 二択の選択肢でも今まではもうちょっと喋れたはずなんだぞ!?」
ユウリ「>はい
いいえ」
ホップ「無限ループに入っちゃったんだぞ!?!?!? 戻ってきてほしいんだぞ〜〜〜〜!!!!」
ユウリ「>はい
いいえ」
- 129 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:35:50.52 ID:2gY77Elg0
- ホップ「もしかして……さっきのがそんなにびっくるする質問だったってことか…!?」
ホップ「考えるんだぞ、ホップ……! どうやったらユウリが戻ってくるか……!!」
ユウリ「>はい
いいえ」
ホップ「ずっとはいを選択してるんだぞ…!? つまり…いいえって言わせればこのループから抜け出せる気がするんだぞ!」
ホップ「ユウリ!! おなかがすいてるんだぞ!?」
ユウリ「>はい
いいえ」
ホップ「ほんとに空いてるみたいなんだぞ…じゃ、じゃあ! ユウリ、眠いのか!?」
ユウリ「>はい
いいえ」
ホップ「おねむなんだぞ……!!!!!!!!!!!」
ホップ「こうなったら! ダイマックス質問をぶつけるしかないんだぞ……!」
なんて聞くか 下1
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:41:35.57 ID:PvsrELeco
- 好きです付き合ってください
- 131 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:45:32.49 ID:2gY77Elg0
- ホップ「好きだぞ!! 付き合ってくれ!!」
ユウリ「>は」
ユウリ「………は!?!??!?!??!?!??!?!?!?!??!」 ガサッ
ホップ「お! ユウリがやっとはい以外の言葉をしゃべったんだぞ!」
ユウリ「ほ、ホップ、い、今の……」
ホップ「びっくりしたんだぞ? ユウリが戻ってこないから、びっくりするような事を言ってみたんだ!」
ユウリ「あ、ああ〜〜〜〜〜〜〜〜っ……そ、そういう……」
ユウリ「…………………………ふっ」
ユウリ「とても驚いたとも。ホップ、君は策士だね…」✨
ホップ「そう言われたのは初めてなんだぞ〜!」
ユウリ「けれど、誤解をされてしまったら大変だからね…他の人にこういった事を言うのはおススメしないよ」
ホップ「そうなんだぞ? わかったんだぞ、気を付ける!」
ユウリ「あぁ、そうしてくれ」
ユウリ(……ショックなような、好きって言葉が聞けただけでも収穫が凄いような…不思議な感じだ…)
- 132 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:49:25.82 ID:2gY77Elg0
- キョウヘイ「わーーーーーーーーー!!!!!!」ダダダダ
キョウヘイ「とんでもないとこを見てしまったっす!!!!!!!!」ダダダダ
キョウヘイ「なんか話してるのが見えたから…なんとなく草むらに隠れて様子をうかがっただけなんすけど」
キョウヘイ「まさか釣り堀で告白イベントが起きてるとは思わないじゃないっすか!!」
キョウヘイ「つい逃げ出してきてしまったっす……ど、どうしよう」
キョウヘイ「このことから考えられる最悪の事態は……レッドさんっす……!!」
キョウヘイ「ルリちゃんについて許しを得てる俺が言うのもアレっすけど…許しってなんだ? まぁそれはおいといて」
キョウヘイ「このままだと二人のいちゃつきに堪えられないレッドさんがガラルを破壊してしまう!!!!!!!!!!!」
キョウヘイ「だ、誰かに相談せねば!!!!!!!!!!!!!!」
下1
- 133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:52:24.48 ID:bx5N4UnX0
- なぜかその辺にいた、ナツメLOVEな方のレッド
- 134 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:56:23.70 ID:2gY77Elg0
- キョウヘイ「誰かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
別レッド「どうしたんだ!?」ヒョコ
キョウヘイ「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?!?!?!? び、ビビった……」
キョウヘイ「レッドさん……じゃないっすね。別世界の方っすか」
別レッド「多分そうだな! ナツメを追いかけてたら変な穴に落っこちちゃって…ここ、どこだ?」
キョウヘイ「ガラル地方っすよ。その穴って、世界線だけじゃなくて空間も移動させてくるんすね…」
別レッド「ふーーん…ま、俺はいつもいつの間にか帰れるしいいんだ! それより、どうしたんだ?」
キョウヘイ「へ?」
別レッド「半泣きで走り回ってただろ、何かあったのかと思って。俺でよければ相談に乗るぞ?」
キョウヘイ「レッドさんはどの世界の人でも優しいっすね……実は、かくかくしかじかで……」
別レッド「ふむふむ」
- 135 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:00:19.41 ID:2gY77Elg0
- 別レッド「告白場所が釣り堀か〜、確かにロマンチックではないよな〜」
キョウヘイ「そっちじゃないっすよ!! レッドさんのほうをどうしようって悩んでたんす」
別レッド「確かに"俺"は色々あったみたいだしな〜。まぁ俺も現在進行形でエリカがやばいけど…」
別レッド「けど、それなら俺に任せとけ!」
キョウヘイ「ほんとっすかレッドさん!」
別レッド「そういう時こそ愛のパワーで立ち向かわせる時だ!」
キョウヘイ「ん?」
別レッド「愛し合ってる二人のパワーなら!!! たとえ"俺"相手でも打ち倒せるもんだぜ!!!」
キョウヘイ(当時の少年マンガみたいな事言ってきた…!!)
キョウヘイ「でもま〜確かに…リア充オーラをぶつけられたレッドさんは萎んでいきそうっすし…」
キョウヘイ「その作戦、採用っす!」
別レッド「それじゃ、その二人と"俺"を集めないとな! 俺も暇だから最後まで見届けるぜ!」
- 136 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:05:53.47 ID:2gY77Elg0
-
〜ポケモンセンター〜
キョウヘイ「…皆さんに集まっていただいたのは他でもありません」
キョウヘイ「犯人はこの中に! …ってわけじゃないっすけど。理由があるんすよ!」
別レッド「そうだそうだー!」
マサル「ちょっと待ってくれ!!! ……だ、誰だ…?」
別レッド「俺はレッド! って言っても別世界から来たレッドだけどな!」
レッド「ちょっと似てるけど、真逆の世界の人……」
マサル「べ、別世界……?」
トウヤ「並行世界、とかそういうやつだねぇ。僕も最初は信じられなかったな〜」
ホップ「じゃあ、色んな世界に色んな俺がいるってことなんだぞ!? すごいんだぞ〜!」
ユウリ「なるほどね。その可能性は今までも否定出来ないと思っていたところさ」
別レッド「ま、今日は俺のことはどうでもいいんだ! 話を続けてくれ!」
- 137 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:09:01.86 ID:2gY77Elg0
- キョウヘイ「……まず、レッドさんに聞きたいことがあるっす。同じパーティの中にリア充がいたらどうします?」
レッド「……」ピク
ユウリ「」ブフォ
ホップ「?」
キョウヘイ「その人らが旅中ずっとイチャコラしてんのを横で見ることになったらどうします!?」
レッド「……もしかしたら……ガラルを破壊するかもしれない……」
キョウヘイ「やっぱり……レッドさんは遅かれ早かれ破壊神になる定めだったんすね……」
レッド「まさか……この中に…………」
キョウヘイ「今やこのお方を倒せるのは二人しかいないんすよ!! ユウリ、ホップ!!!」
ユウリ「なんっ なななななっなな どういうことだい!?!?!?」
ホップ「どういうことなんだぞ?」
マサル「……僕にも説明してもらえるか?」
トウヤ「わぁ」
- 138 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:11:43.71 ID:2gY77Elg0
- 別レッド「どういうことも何も、釣り堀で告白したんだろ?」
マサル「…そうだったのか」
ユウリ「いや、それはだね!!」
キョウヘイ「そうっすよね、ホップ!!!」
マサル「そうなのか!?!?」
ホップ「?」
トウヤ「すっごく不思議そうな顔をしてるけど…」
別レッド「んー? こいつの話だと、釣り堀から「好きだ、付き合ってくれ」って声が聞こえたって…」
レッド「……………………」
ユウリ「いや〜〜その それは 誤解だとも!! え〜〜〜と…」
ホップ「……ああ! 驚かせた時の話なんだぞ?」
キョウヘイ「え?」
マサル「?」
レッド「……?」
- 139 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:15:08.29 ID:2gY77Elg0
- ホップ「話してるとき、急にユウリが動かなくなったから驚かせようと思って…」
ホップ「オレが普段言わないようなことを言えば、驚いてくれる! そう思ったんだぞ、結果は大成功!」
レッド(…つまり、僕がたまにやってる寝起きドッキリと同じような物ってこと…?)
レッド「なんだ……よかった……」ホッ
キョウヘイ「……そ、そうだったんすか!?!?!? うわ〜〜〜〜〜俺まで驚かされたんすけどお……!!」
ホップ「まさかいるとは思わなかったんだぞ! ごめんなんだぞ〜…!」
キョウヘイ「いや、実際隠れてたのは俺っすから、マジで俺の勘違いってだけなんすけど……」
キョウヘイ「マジで焦ったっすよぉ、世界が滅ぶかと思ったっす」
別レッド「ははっ、実際滅ぼしそうだったな、"俺"!」
レッド「うん……」
トウヤ「あはは、僕もびっくりしたよ〜」
- 140 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:21:47.04 ID:2gY77Elg0
- ユウリ「はは……キョウヘイが驚くのは仕方ないさ、この私ですら少し動揺してしまったのだからね」
ユウリ「けれど、もうそういった冗談は言わないよう注意してあるとも」
キョウヘイ「そっすか…あ〜ビビった〜〜〜……」
マサル「……そう、か」
マサル(安心している。俺が、俺たちが……まだ三人組でいられるという事に)
マサル(腹立たしい。冗談でそんな事を言ったホップが。けど、彼は本当に悪気はないんだ…彼が悪くないことも、わかっている)
マサル(喜んでいる。ユウリが、ホップによって傷付けられていることに)
マサル(…駄目だ、俺が考えていいのは一つ目までだな。余計な事は考えないようにしよう)ハァ
マサル(俺は、あの二人を支えていかないといけないんだ。友人として、家族として、英雄のトレーナーとして…)グッ
トウヤ「……さて、」
トウヤ「誤解も解けたところで、これからどうしようか。エンジンシティに戻るんだよね?」ニコ
- 141 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:25:38.80 ID:2gY77Elg0
- レッド「エンジンシティ……開会式、やったところ」
マサル「! あ、あぁ。エンジンジムは、二つのバッジを手にした実力のあるトレーナーしか挑めないんだ」
ホップ「きっと三人なら普通に出場出来るけど、せっかくだから先にこっちに来たんだぞ!」
ユウリ「ゴホン…そうだね、ここからエンジンシティに戻るには第二鉱山を通っていくのが一番早い。観光ついでに向かおうじゃないか」
キョウヘイ「今ここを出たら、多分向こうに着くころには夕方過ぎてそうっすね〜」
トウヤ「暗くなってからの山は危ないから、早めに出発しようか」
別レッド「鉱山? ポケモンがたくさんいて楽しそうだなー! なぁ、俺も……あっ」パカ
別レッド「わーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」ヒューーーン……
レッド「……ばいばい…」ノシ
キョウヘイ「レッドさん、案外自分にドライっすよね…」
- 142 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:26:30.94 ID:2gY77Elg0
- 今日はここまで。次回は明日!
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:28:31.40 ID:kiV7bXlI0
- 乙
マサルくん....
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:30:05.01 ID:bx5N4UnX0
- (・ω・`)乙これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:31:30.90 ID:nVT7ZF3A0
- 乙です
- 146 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:02:52.15 ID:NKUq2NgG0
- はじめまーす
- 147 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:09:30.30 ID:NKUq2NgG0
- 〜第二鉱山〜
レッド「……なんか、前のところより…しっかり鉱山……」
キョウヘイ「トンネルを抜けると…抜けてないっすね。そのまま鉱山なんすね〜」
トウヤ「あまり整備されてない…現役の鉱山なのかな? 辺りもなんだかきらきらしてるね」
マサル「そうだな。暗いから足元に気を付けてくれ、池もあるし……」
レッド「……気配!」ブンッ
イシツブテ「デェーンデデン」ブンッ
マッギョ「むぎょ!?」
ホップ「流石だぞ! マッギョの気配をしっかり理解しているんだな!」
キョウヘイ「マッギョ?!?!」
トウヤ「えっこれが? あのマッギョ……??」
キョウヘイ「刺々しくなっちゃってまぁ〜〜……」
- 148 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:16:46.17 ID:NKUq2NgG0
- レッド「……これ、モンスターボールみたいになってる」
ユウリ「そうだとも。これを拾うために近付いたトレーナーに襲い掛かるのさ」
マサル「トラバサミみたいに挟んでな。そうして餌を得ると言われてるポケモンだ」
キョウヘイ「へ〜〜……イッシュにいるマッギョは電気も使えるっすけど、こっちは鋼なんすね〜」
トウヤ「あっちのマッギョもかなり危険だけど、ここのマッギョも中々だねぇ……」
レッド「……なんでモンスターボールなんだろう…」
キョウヘイ「…確かに? 餌を得るならきのみとかに擬態したほうがよさそうっすけどね〜」
ホップ「そこは学会の中でもよく議題になってるんだぞ〜……」
- 149 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:25:56.75 ID:NKUq2NgG0
- レッド「……あとは、水タイプも多い…?」
キョウヘイ「なんかじめじめしてるっすしね〜…」
トウヤ「釣りとかもできそうだし…あ、トロッコもある。本当に使われてる鉱山って感じだね」
キョウヘイ「それにしてはこう…整備されてないっていうか。いや、ちゃんと明かりとかはあるっすけど」
マサル「確かに、前に行った鉱山のほうが人も多いし整備されてるかもな」
ホップ「けど、こっちも色んなポケモンがいたりして楽しいんだぞ!」
ユウリ「それに……まだ見つかってない鉱石があるかもしれない、ということさ」
キョウヘイ「お、リベンジしちゃうっすか〜!?」
マサル「確かに、負けっぱなしっていうのもな」
レッド「……うけてたつ……」
ホップ「受けて立つんだぞ!」
トウヤ「そうだねぇ、宝探しやろっか?」
- 150 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:29:33.59 ID:NKUq2NgG0
- キョウヘイ「そんじゃ、リベンジマッチってことで組み分けは同じでよさそーっすね!」
ユウリ「ふっ……私たちカッコいい14歳組の力を見せてやろうじゃないか!」
マサル「僕たちそういうチーム名だったんだな……」
レッド「ちーむめい……」
ホップ「それじゃーこっちは元気いっぱい組なんだぞ!!!」
トウヤ「僕も二人に負けないくらい元気に頑張らないとねぇ……」
キョウヘイ「…にしても、ちょっとマンネリっすよ。せっかくっすし、誰か良い感じに通りかからないっすかね〜…」
ゲスト 下1と下2
- 151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:31:51.50 ID:oVcDVOZM0
- ファイア
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:33:01.75 ID:JJZhyvn60
- ガチムチ
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