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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)

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153 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:45:06.03 ID:NKUq2NgG0
ファイア「宝探しって言ったら俺ですよね!」バッ

ガチムチ「三回目の登場よぉ〜〜! アタシのファンがいるのね…アリガト!」バッ

キョウヘイ「うわーーーっビックリした!! 迫力があるからやめてくれないっすかね!?」

レッド「ファイア……!」

ファイア「はーい、ファイアくんですよ〜。番外編じゃ出まくってるから久しぶり感はないけどね」

トウヤ「そうなんだ? 僕はちょっとびっくりしたよ〜」

ファイア「ま、宝探しがあるところに俺は現れるということで」

ガチムチ「アタシたちも参戦よぉ〜〜〜!!」
154 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:58:34.84 ID:NKUq2NgG0
ガチムチ「そうねぇ〜〜…アタシも元気いっぱいチームに入っていい?」

ホップ「勿論なんだぞ〜!」

レッド「頼りになる……」

トウヤ「保護者が増えるのは心強いねぇ」

ガチムチ「うふふ、アリガト! さ〜て、若者に負けないくらい元気いっぱいに頑張るわよォ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」


ファイア「俺、めっちゃ十歳だけど参加していい?」

キョウヘイ「もちろんっすよ〜! 全然十歳とは思ってないっすし」

ファイア「それはそれで複雑ぅ〜…あ、俺確かガラル編初登場…だよね? お二人は初めましてなわけだ」

ファイア「ファイアって言いま〜す。あそこにいるレッドの弟。よろしくね」

マサル「えっ、レッドって末っ子か一人っ子じゃなかったのか!?」

ユウリ「弟!?!? そうだね、てっきり彼は末っ子だとばかり……」

ファイア(兄さん……)
155 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:03:04.54 ID:NKUq2NgG0
ファイア「俺には双子の妹もいるから、兄さんは一応下の子を二人持つ立派なお兄さんですぞ」

マサル「そうだったんだな……僕は少しレッドを甘やかしすぎたかもしれない」

ユウリ「まぁ仕方がないんじゃないかい? 甘やかし度で言えばトウヤとキョウヘイのほうが上だしね」

キョウヘイ「まぁトウヤさんは…ってちょっとぉ! 俺は別にそこまで甘やかし隊じゃ……うーん、自信が持てないっす」

キョウヘイ「それは置いといて!!!!! チーム対抗宝探し、スタートっすよ!」

トウヤ「ルールは前回と同じでいいかな?」

キョウヘイ「了解っす、価値の総額で勝負っすね!」

ガチムチ「オカマの目敏さ、見せつけてやるわぁん!!!!!!!!!!!!」

ファイア「俺のダウジングマシンが火を噴くぜー」

キョウヘイ「それじゃ、勝負スタートっす!!!」
156 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:08:06.53 ID:NKUq2NgG0


〜カッコいい者たちチーム〜

ファイア「あ、こういうチーム名になったんだ。いやはや照れますな〜」

キョウヘイ「自信もっていいと思うっすけど〜…と、それは置いといて。作戦を考えるっすよ!」

マサル「前回はとにかく何でもいいからコツコツ数を稼ぐ方向にしたんだったな」

ユウリ「それで負けてしまったけれど……作戦としては間違ってないと思うよ」

ファイア「ん〜、確かに……向こうは運の良さで一発逆転タイプだろ〜しね」

ファイア「天賦の才に勝ち得るのは努力と相場が決まっておりますでな。俺はその作戦に異論なしだよ」

マサル「あ、あぁ……きみ、本当にレッドの弟で十歳なのか?」

ユウリ「大人びている子だとは思ったけれど……本当に十歳?」

ファイア「助けて兄さん! 俺のキャラ設定のほとんどが疑われているよ〜う!」

キョウヘイ「はいはい、とにかく作戦が決まったんすから早速行動に移すっすよ!」
157 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:12:00.97 ID:NKUq2NgG0

〜元気いっぱいチーム〜

ホップ「よ〜〜〜し、頑張るんだぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」

ガチムチ「やるわよォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!」

レッド「…………!!!!!!!!!!」

トウヤ「あはは、みんな元気いっぱいだね。僕も…が、頑張るぞ〜〜〜!!」

レッド(キョウヘイが見てたら「これだからイケメンは!!!」って怒るんだろうな……)

ガチムチ「そういえば、こっちは何か作戦とかあるのかしらん?」

ホップ「あるんだぞ! 凄いものを拾う……なんだぞ!!!!!!」

レッド「せっかくだから…すごいお宝……!!」

ガチムチ「いいわねぇん、アタシもそういうの大好き!!! すっごいの拾って度肝を抜いてやりましょ!!!!!!」

ホップ「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

レッド(ガチムチさん、馴染むのがうまい……)
158 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:12:34.73 ID:NKUq2NgG0
トラブルが起きるほう(イベント成功したら結果に+補正、失敗したら−補正)

下1
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:16:16.73 ID:CUmizVwa0
元気いっぱいチーム
160 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:20:40.39 ID:NKUq2NgG0

〜元気いっぱいチーム〜

レッド「お宝を見つけるには……どんどん奥に進むべし……」

ホップ「まだ誰も見つけてないお宝を探すんだぞ〜!」

ガチムチ「そうねぇん、出来れば現地の作業員がまだ見てない辺りに行きたいわね〜!!」

レッド「……」コクコク 「あっち、とかは……」

トウヤ「うん……そうだね、確かに人の手があまり入ってないみたい。だけど、その分危ないんじゃないかなぁ…」

ガチムチ「この子たちもトレーナーだもの、危険は承知よねぇ? ま、アタシたちが十分注意すればいいわ!!」

トウヤ「…うん、そうですね。じゃ、行ってみようか」

ホップ「わかったんだぞ! しっかり気を付けつつなんだぞ……!!!」

レッド(山暮らしには慣れてるから、大丈夫のはず……)
161 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:27:33.62 ID:NKUq2NgG0
レッド(僕がいつも暮らしてるの、山の上だから山の中のことはあまりわかりませんでした)

ホップ「いわなだれがおきて閉じ込められちゃったところなんだぞ!!!!!!」

トウヤ「ごめんね、入り口をもう少し確認しておけば良かったね……」

ガチムチ「アタシも見たけど、ちょっとやそっとで崩れるとは思えなかったわぁん、気にしちゃダメよ!!」

レッド「……今は、出る方法を考えないと……」

ホップ「そうなんだぞ、皆に心配をかけちゃうからな! けど、どうすればいいかわからないんだぞ…」

ガチムチ「そうねぇん……アタシとレッドちゃんで壁を崩すのもいいけど、それだと他の場所も雪崩れる可能性があるわ」

トウヤ「うーん……あ、こっちに通れそうな場所があるね? けど、すごく細い道だし、先がどこに繋がっているかもわからないな…」

ホップ「う〜〜〜ん……あ、手持ちにいるエスパータイプのポケモンにテレポートを頼むはどうなんだぞ!?」

エーフィ「まぁ頑張れなくもないけど、結構細かい座標を指定しなきゃいけないっぽいから大変そ〜〜」

レッド(エーフィいつの間に……まぁいっか。どうしよう…)

1、壁を崩す 2、細い道を進む 3、テレポート
それぞれシークレットコンマ判定あり 下1
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:30:40.44 ID:JJZhyvn60
はい
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:31:19.38 ID:JJZhyvn60
ゴメン安価2で
164 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:37:06.99 ID:NKUq2NgG0
レッド「……あっち、行ってみよう…」

トウヤ「…わかった。けど、こっちも崩れるかもしれないから気を付けていこうね」

ガチムチ「レッドちゃん、先頭は任せるわぁん!! その代わり殿は任せてねぇん!」

レッド「……!」コク

ホップ「よーし、それじゃあ気を付けて出発なんだぞ!」


レッド「……」ザッザッ

レッド(すごく細い…けど、頭上からは何も振ってこないし、近くの壁は思ったより頑丈かも)

レッド(この調子なら……あっ!)

ホップ「何か光ってるんだぞ……!」

トウヤ「それって……!」

ガチムチ「あら!! ……これは、アタシたちの勝利かもしれないわねぇん…!!」

レッド「…出口も、あった……!!」
165 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:40:04.07 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「今回のアクシデント枠は向こうだったみたいっすねぇ」

ファイア「めっちゃ意気込んで出てきたけど、そこまで出番が無いという」

マサル「…彼、ダウジング中はわりと年相応って感じだったな」

ユウリ「そうだね、元気に走り回っていて……確かにレッドの弟だなと思ったよ」

ファイア「ほんとー? 確かに黙ったらそっくりとかはよく言われますけどもね〜」

キョウヘイ「お、向こうさんも戻って……なんか汚れてないっすか!?」

レッド「……ただいま…」

ファイア「お帰り〜。それにしても、途中で岩雪崩に巻き込まれたみたいな顔してどうしたの?」

トウヤ「あはは、大体そんな感じかな……でも、みんな怪我してないよ」

ホップ「元気いっぱいチームだからな!!!!!!!!!」
166 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:42:31.73 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「はは〜ん……ま、それでも俺たちカッコいいチームには勝てないっすよ!」

ユウリ「かなりコツコツ頑張ったからね! 努力の積み重ね、というやつさ」

マサル「ファイアのダウジングマシンもかなり役に立ってくれたしな」

ファイア「あいさー。トレジャーハンターのファイアくんとは俺のことだとも〜」

レッド「……こっちも、頑張った…」

ホップ「一個しか見つけてないけど、秘密兵器なんだぞ!」

ガチムチ「アタシもびっくりのお宝よぉん! これに勝てるかしらぁ〜〜???」

トウヤ「それじゃ、お互いに手札を見せ合うとしようか!」

下1コンマ カッコいいチーム  下2コンマ(+30)元気いっぱいチーム
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:52:24.78 ID:oVcDVOZM0
さあ
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:56:13.85 ID:Ar25SMxA0
そおれ
169 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:04:28.42 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「どうだーっ、星の砂が6個っす!」

ユウリ「数の暴力ということさ!」

マサル「それはちょっと違うかもしれないが…かなりの量だ」

ファイア「ま、頑張ったと思うんだよね〜…さて、どうかな」

レッド「こっちは……じゃん」

ホップ「彗星のかけらなんだぞ〜〜〜!!」

キョウヘイ「な、なにーっ!?!?」

ユウリ「え、えーと…いくらだったかな!?」

キョウヘイ「星の砂6つは9000円、彗星のかけらは12500円…俺たちの負けっす!!!」

マサル(すごいスッと値段が出てきたな……)
170 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:08:30.65 ID:NKUq2NgG0
ホップ「やった〜〜〜〜〜!!!!! 買ったんだぞ!!!!!!」

レッド「やったね……」

トウヤ「頑張ったかいがあったねぇ…」

ガチムチ「元気の勝利ね!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ね〜〜〜〜俺もう罰ゲーム嫌なんすけど〜〜〜!!」

ファイア「えっ罰ゲームあるタイプのミニゲーム? 覚悟がまだできてないんだよな〜」

ユウリ「ば、罰ゲームはもう見飽きたんじゃないかい!? ここは勝者への商品を用意するべきでは?」

マサル「それも一理あるな…そっちのチームはどうしたい?」

レッド(ものすごく迷う……)

ガチムチ「困ってる姿を見て楽しむか、もらった景品で楽しむかってところかしらん?」

レッド(困ってる姿で楽しむってすごく悪い人みたい…)

どうするか
1、罰ゲーム(内容も添えて)  2、商品(内容も添えて)
下1
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 23:26:27.06 ID:JJZhyvn60
1 ユウリ除いた皆をフィーらせる
172 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:33:20.01 ID:NKUq2NgG0
エーフィ「じゃあそういうことで!!!!!!!!!!」

ユウリ「えっ私はいいのかい? 悪いねみんな、私は賛成だ!」

マサル「ユウリ!!!!」

キョウヘイ「俺も嫌なんすけど!!!! ヤダヤダ!!!!キョウルリ固定です!!!!!!!」

ファイア「ね〜〜〜〜〜〜なんでそっちの方向性になっちゃうかな〜〜〜〜……ちくしょ〜めぇ」

レッド(勝ってよかった……)ホッ

トウヤ「これってこっちに…なんていうか、被害が来たりするのかな?」

エーフィ「どうだろ…そこは本人たちによる……」

マサル「僕たちの意思によっちゃうのか!? 余計嫌だな……!!!」

キョウヘイ「今から逃げればなんとか……」

エーフィ「ならないよ!!!!!!」ミョンミョンミョン
173 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:37:37.69 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「グワーーーーーッ!!!!」

レッド(勝ってよかった……これ僕らが負けてたらトウヤが目覚めてる流れだった……)

アクロマ「だああああああああッ!!!!!」ゴロゴロゴロ

レッド「!?!?!??」

ホップ「わーーー!?!? 白衣が泥だらけの人が来たんだぞ! むしろ茶衣なんだぞ!!」

アクロマ「私はキョウヘイくんが他の男と良い感じになるのを許さな委員会の者と申します!!! 間に合いましたね!!!!」

アクロマ「そして今フィーらせられようとしているということは私もいい感じになるという可能性がある!!!!!」

トウヤ「あはは、私利私欲だねぇ。僕としては構わないけど…」

レッド(僕も)

アクロマ「という訳ですキョウヘイくん!!! 二人でランデブーとしゃれこみましょう!!!!!」バッ

キョウヘイ「しゃれこまねえよ!!!!!!!!!」ゴスッ

アクロマ「頭突きィ!!!!!!!!」
174 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:41:36.87 ID:NKUq2NgG0
アクロマ「ど、どういうことです? フィーっているのでは???」

エーフィ「えっなんでだろ…僕がアクロマに抵抗しがちなキョウヘイがいるアクキョウが好きっていう趣味があるからかな???」

レッド(多分それだ……)

アクロマ「なんて趣味が…もうちょっと甘い感じでお願いしたいものです! しかし諦めませんよ!!」

エーフィ「しょーがないなー」ミョンミョン

キョウヘイ「ぐわーーーっ!!」

レッド(何回も洗脳されて可哀そう…)

キョウヘイ「う、うぅ……あ、アクロマ……?」フラ

アクロマ「!!!!!!!!!!!!!!(興奮)(罪悪感)(好きな子には元気でいてほしい心)(いつもの彼が一番好きだったのだという気付き)」

エーフィ「ほらめんどくせっ」

アクロマ「と、とりあえず……この子は私が保護しますので……!!!」

レッド(凄い罪悪感に駆られてたしあれはほっといてよさそう…他はどうなったかな)
175 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:47:00.25 ID:NKUq2NgG0
マサル「う……ぼ、僕は…俺は……」

レッド(映画のミュウツーみたいになってる……!!)

トウヤ「レッドはあんまり経験がないけど…エーフィのあれ、結構つらいんだよ」

レッド「そうなの…?」

トウヤ「無理矢理混乱状態にさせられるって感じで…僕はもう無理〜ってなって意識がなくなるんだけど…」

レッド(それで代わりに目覚めトウヤが出てきてるって感じなのかな……)

トウヤ「確かマサルは直接アレを浴びるのは初めてなんだよね? 大丈夫かなぁ…」

ホップ「ところでフィーらせるって何なんだぞ?」

トウヤ「あっそうだねそこからだね……! えーと 何ていえばいいかな…」

ホップ「…わからないけど、なんだか辛そうなんだぞ。マサル、大丈夫か?」

レッド(あっ)

トウヤ「あっ」
176 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:51:55.89 ID:NKUq2NgG0
ホップ「マサル〜〜?」

マサル「……ホップ…」

マサル(お前がいなければ…、いや 何を考えてるんだ 俺は)

マサル(恋敵である前に、大事な友人なんだ。だから、そんなことは……)

マサル(……そうだ)

マサル(ユウリが諦めるように、俺が)

ホップ「やっぱり辛そうなんだぞ! エーフィに言って止めてもら…マサル?」

マサル「ホップ。お前に助けてほしいんだ、それよりも簡単な解決方法がある」

ホップ「そうなのか? ならオレも手伝うんだぞ!」

マサル「ありがとう。お前は良いやつだよ……」グイ

レッド(とっ とととととと止めるべきかな!?!??!?!)

トウヤ(なんかシリアスっぽいから動かない方がいいかなってなっちゃうよね……!!!)
177 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:56:00.71 ID:NKUq2NgG0
ホップ「マサル?」

マサル「そのまま動かないでいてくれれ ばっ!?」ドンッ ズサッ

ユウリ「あ……す、すまない! 手が勝手に……!」

ホップ「だ、大丈夫かマサル!? ダメだぞユウリ、今マサルは大変なんだ!」

ユウリ「す、すまない……でも……」

マサル「……、…」

マサル(何を笑ってるんだ、俺は)

マサル「…レッド、僕を殴ってくれ!!」

レッド「!?!?!?!!?!?!??!」

トウヤ(ここで自分が関わる事になると思ってなくてびっくりしちゃったんだね…!)

レッド「……!!!!!!!!!!!」ブンッ

トウヤ(それは手加減してるんだよね! してるよねレッド……!!!!)

マサル「」バタッ
178 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:59:12.26 ID:NKUq2NgG0
レッド「あっ だ 大丈夫……!?!?!??! 手加減……した…はず…だけど……」

ホップ「なんで殴れなんて言ったんだぞ!? おーいマサル〜〜!!」

ユウリ「え、えーとえーと……こういう時起き上がらせるにはどうしたらいいのかい!?!?」

トウヤ「あ、これ使ってみようか。さっき買ったふっかつそう。漢方屋さんも人に使えるって言ってたし…結構効くんだよ」ペイ

レッド(生で……)

マサル「……ごほっ、ごほっ……すまない、皆。迷惑かけたな」

ホップ「罰ゲームだったから仕方ないんだぞ! けど、何をしようとしてたんだぞ?」

マサル「それは……、…」

ユウリ「まぁまぁまぁそれは置いておこうじゃないか! 彼が正気に戻ったのが何よりも大事、そうだろう?」

ホップ「確かになんだぞ!」
179 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:03:42.32 ID:dplAtbd60
レッド(マサルの方もなんとかなってよかった……あとは……)

ファイア「俺なんですけども」

レッド(そうだね……)

ファイア「王道カップリング、そしてシリアス展開、そのあとの俺ってめっちゃハードル高くない?」

ファイア「俺にはそういう持ちネタとかないんだけど……一定の人に媚びるとしても相方が今いないし……」

ファイア「どうしてくれんの? 落ちで滑るって最悪ですよ、時間もないし……」

エーフィ「ヒエ〜〜〜〜っなんで僕が詰め寄られてんの!??!?!?」

エーフィ「え〜〜〜〜いっ、とにかくフィーってくれやい!!!」ミョンミョンミョン

ファイア「ぐわーーーっエスパータイプに弱いのはわが一族の宿命〜〜〜ッ!」

レッド(わかる……)

トウヤ(悲鳴がすっごく具体的……)
180 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:09:52.46 ID:dplAtbd60
ファイア「……」

レッド「…ファイア、大丈夫…?」

トウヤ「効果抜群の時の音してたねぇ……」

ファイア「…大丈夫、じゃないかも」

レッド「!! トウヤ、逃げ ッ」ズサッ

トウヤ「えっ僕も!? わーー!!」ズサッ

ファイア「はいお二人とも確保〜〜! ちゃんと言ったでしょ、大丈夫じゃないかもって」

ファイア「俺、このミョンミョンってやつ真正面から受けるの初めてだからさ、どんなもんかと思ったけど」

ファイア「……随分とあくどいよね、エーフィ。悪タイプなんじゃないの?」

エーフィ「なんのことぉ〜〜〜〜?????」キュルン

エーフィ「ま、僕も仕組みはほとんどわからずに使ってるからマジでわかんないよ! みんなフィーになれ〜って思ってるだけだし!」

エーフィ「トウヤにはうまく効いてないけど。普段から……」
181 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:14:42.01 ID:dplAtbd60
ファイア「……ま、いいや。ね〜えお二人とも、お話しよ」

レッド(動けない……確かにファイアの身体能力はマサラ人の中でも上だけど、力は僕のほうが上なのに……)

トウヤ「くびっ、首絞まる……ぎぶ……」

ファイア「俺ね、普段から二人の事尊敬してるんだよ。知ってた?」

ファイア「トウヤさんはさ、いつもしっかりしてて。問題児二人をよくまとめてるなって思うし」

レッド(問題児二人って僕とキョウヘイのこと……??)

ファイア「優しいし、バトルも強いし……実はさ、本当に素直にすごいなーって思ってたんですよ。前々からね」

トウヤ「そ、そうなんだ……ちょっと照れちゃうね」

ファイア「兄さんは言わずもがな。俺は兄さんが最強だと思ってるし、最高のトレーナーだと思ってる」

ファイア「超えたるわ〜い! みたいな気持ちもあるけど……尊敬が一番なんだよ、マジでマジで」

レッド「……」テレテレ
182 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:19:45.50 ID:dplAtbd60
ファイア「なんだけどね」

ファイア「あのミョンミョンってやつ受けたらさ、それがねじ曲がっちゃった気がするんだよ」

トウヤ「えっ」

レッド「?」

ファイア「年上で、尊敬できる、そんな二人がさ……ここで俺の物になったら面白いだろうな〜って!」

エーフィ「カーッそういうタイプか〜〜〜! 若干思ってたけど、実際に見るとこれは良いフィーだね!!」

ファイア「その若干思ってたってのが原因でしょ……」ボソッ

ファイア「ま、こうなっちゃったら俺の意思では止められないよ。兄さんはともかく、トウヤさんはいつも目覚めてるんだし」

ファイア「たまには主導権を俺に譲ってくださいよ。ね、おにーちゃんたち?」

トウヤ(なんか素直に命の危機を感じてしまうね…)

レッド(マサルもユウリもホップも今は大変そうだし、キョウヘイはどっかいっちゃったし……)
183 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:24:14.31 ID:dplAtbd60
ガチムチ「駄目よぉ〜〜〜〜〜、そんなアプローチの仕方じゃ良い男も形無しね!!」ヒョイ

ファイア「!! っべ、特別ゲストすっかり忘れてたな〜〜……」

ガチムチ「アタシも色々あったからね…気配を消すのは得意なのよん♡」

トウヤ(何者なのかどんどんわからなくなるね……)

レッド「あ、ありがとう……!」

ガチムチ「お礼なんていいのよぉ〜〜〜、アタシは真実の愛がない行為が嫌いなだけ……」

ガチムチ「確かこの子、レッドちゃんの弟なのよねぇ? なら少しくらい拳骨しても平気よねぇん!!!」

ファイア「あ、あーーー……オッケー受け入れます。けど防御力はトゲピーくらいしかないもんで、手加減してもらえると……」

ガチムチ「お姉さんに任せなさぁい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!♡」ゴンッッッ
184 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:26:34.32 ID:dplAtbd60
ファイア「いっっっっっっっっ……な、ナイスパンチ……」b

ガチムチ「どうやらもとに戻ったようねん、一件落着!」

ガチムチ「それにしてもアナタ、罰ゲームにしてもやりすぎよん? せめてセーフティはつけておきなさいな」

エーフィ「さ、サーセンっした……」

ガチムチ「わかればいいのよぉ〜〜〜〜!!!」

レッド(……一件落着…?)

トウヤ(どうだろうね……)

トウヤ「とりあえず……皆が落ち着いて、キョウヘイが戻ってきたら先に進もっか」

レッド「うん……」
185 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:27:02.93 ID:dplAtbd60
今日はここまで。次回は金曜日です
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 00:30:30.31 ID:IeHr2gQf0
乙です
安価沢山取っちゃってごめんなさい
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 01:42:30.79 ID:GeQBOSft0
乙乙
188 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:01:27.66 ID:pK9+2ZDN0
はじめます
189 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:07:04.06 ID:pK9+2ZDN0
キョウヘイ「もにゃもにゃにゃ……」zzz

アクロマ「持ってきました……ッ!!」

レッド「……寝てる」

トウヤ「あれ……どうしたんです? これ」

アクロマ「おそらくですが、脳にかかる負担が大きかったことで強制シャットダウン……といったところですかね」

アクロマ「皆さんの方はご無事におさまったようですね?」

ファイア「俺の脳細胞は何百個かやられてしまいましたがね……」

ガチムチ「アタシも心が痛かったわぁん……」

アクロマ「なるほど!!!(超高速理解)」

レッド(マサル達もそろそろ大丈夫かな……)
190 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:12:14.36 ID:pK9+2ZDN0
キョウヘイ「……はっ、あれ 俺は何を……」

アクロマ「置きましたがキョウヘイくん!!!!!!」

キョウヘイ「うわ!?!? ……いや遠いな!? 珍しいっすね、お前がソーシャルディスタンス守ってんの」

アクロマ「罪悪感やらなにやらに押しつぶされてしまいそうでして……とにかく、私はこれで!」ダッ

キョウヘイ「走ってどっかいった……つか白衣くっそ汚れてるっすね……なんだあいつ……」

トウヤ「……まぁ、何事も無かったみたいでよかったよ。こっちは色々あったけど、概ね無事だしねぇ」

レッド「……」コク

キョウヘイ「そうなんすか? ……あとでガラルトリオで何があったか教えてくださいっすね」

レッド「わかった……」

キョウヘイ(俺の推理だとマサルはホップのところへ行くはずっすけど、なんかアレっすからね…)チラ
191 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:16:07.42 ID:pK9+2ZDN0
ホップ「まだ起き上がらないほうがいいかもしれないんだぞ!!!」

ユウリ「そうだとも、私あんなに大きなたんこぶ初めて見たぞ!?」

マサル「だ、大丈夫だと思うぞ……ふっかつそうの効果も出てるみたいだし、痛くないから」

ホップ「でも念のためなんだぞ!!!! さっきも変だったし!!!!!!!」

マサル「それは〜〜……もう効果が切れてるというか、治ったんだ。な、ユウリ?」

ユウリ「うん!? あ、あぁそれはそうだね…もう正気ゴホン!!!! 大丈夫ではあるようだ」

マサル「ってわけだ。ホップ、そろそろ起き上がっても……」

ホップ「そうだ……バイウールーの背中に乗せて運んでいけばいいんだぞ!」

マサル「それはそれで落ちるから!!」


キョウヘイ(マジで何があったんだ……)

トウヤ「三人とも〜、キョウヘイ戻ってきたからそろそろ行こうか」

マサル「あ、あぁ」
192 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:21:33.98 ID:pK9+2ZDN0
ガチムチ「じゃ、そろそろアタシたちもお暇しようかしらねぇん」

ファイア「ですなー。俺の相方とそっちの相方は待たせちゃってるし」

ガチムチ「話が合ってるようだったから置いてきちゃったけど……あのボウヤ、怒ってるんじゃない?」

ファイア「どーだろ。あのおじさん、カルムと気が合いそうだったし……もっと話したかったって言われるかも」

ガチムチ「あらあら、拗ねちゃってるのはこっちだったのねぇ!!」

ファイア「何を言うとりますかお姉さま〜〜〜〜〜〜??」


レッド(あの二人あんな仲良かったっけ……)

トウヤ「いい感じに退場していったね……」

キョウヘイ「うわ〜めっちゃ面白そうな場面見逃したっすね…俺のばかばか!」

レッド(……疲れた…… 早く、外に出ちゃおう)
193 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:24:55.48 ID:pK9+2ZDN0
〜エンジンシティはずれ〜

レッド「……夕方…」

キョウヘイ「わ、鉱山の中で遊んでるうちにわりと時間経ってたんすねぇ」

トウヤ「だね……今日はもうまっすぐホテルに行って休もうか」

ホップ「それがいいんだぞ!!!!!!」

マサル「はは、僕は大丈夫だって……でも、少し疲れたのは確かだな」

ユウリ「ふっ、まさか宝探しの罰ゲームがあんなに大変だとはね……」

レッド(エーフィにはしばらくおとなしくしといてもらおう……)

マサル「さ、行こう。開会式の時に泊まったホテルが使えるはずだからな」

レッド「……」コク
194 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:27:40.08 ID:pK9+2ZDN0
〜ホテル〜

キョウヘイ「はい到着! 早かったっすね〜」

トウヤ「あはは、歩いてすぐ街だったしね……さて、荷物を運びこむ前に」

トウヤ「部屋割りを決めないとね。どうする…?」

キョウヘイ「あ…俺たちにゆだねる感じっすか」

トウヤ「朝、一番加害者に立つ可能性があるのは僕だから……」

レッド(なんか可哀そう…でも切実な問題だから…)

ホップ「とりあえずくじ引きなんだぞ!」

キョウヘイ「おっけーっす、くじ引きという名の安価っすね!」

ユウリ(私もどうにかして混ざる方法を考えてみるか……)


部屋訳(3人と2人) 下1
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 21:36:10.95 ID:2Iidxjrp0
いつメンとガラル組で
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 21:37:03.16 ID:dEHu4MWN0
トウヤとマサル レッドとホップとキョウヘイ
197 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:39:36.64 ID:pK9+2ZDN0
キョウヘイ「うす……レッドさん、頑張りましょうね!!!!!!!!!!!!」

レッド「……」ブンッ ブンッ

トウヤ「わぁ、頼もしい素振りだねぇ……痛いのもアレだけど、僕の体で勝手な事をされるほうが嫌だし…あとはよろしくね」ニコ…

マサル(死ぬみたいな言い方をするな……)

ホップ「じゃあマサルは俺となんだぞ!!! しっかり看病するんだぞ〜〜〜!!」

マサル「ありがとう。って言っても、もうほとんど大丈夫なんだけどな」

ホップ「確かにほぼすることがないんだぞ……!」ハッ
198 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:44:18.26 ID:pK9+2ZDN0
〜部屋〜

キョウヘイ「ん〜〜〜……まだ別に眠くないんすよね。さっきも昼寝したようなもんだし……」

キョウヘイ「今日バトルもしたはずなんすけど、なんとなく昔の事みたいに感じるっす」

レッド「たしかに……」

レッド(思えば、ほぼ一日で攻略してしまった気がする…あの街)

トウヤ「あはは、僕は結構大変だったなぁ……わ」ポーン

メタモン「めったも!」

トウヤ「この子は満足してくれたみたいだからいいんだけどねぇ」

レッド(かわいい……)プニプニ

メタモン「めた〜!」

キョウヘイ「いや〜、マジであのバトルは見てるほうもかなりビビったっすよ……」
199 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 21:48:10.85 ID:pK9+2ZDN0
キョウヘイ「トウヤさんってそーゆーことするから凄いっすよね〜」

レッド「うん……すごいバトルだった……」

トウヤ「あはは……この子が頑張ったからだよ。ね」

メタモン「めった!!!」

トウヤ「……そうだ、僕少し用事があるから出てくるね。そこまで遅くはならないけど…先に寝てても大丈夫だからね」

キョウヘイ「ういーす、いってらっしゃ〜い」

レッド「いってらっしゃい……」

トウヤ「うん、いってきます」バタン

キョウヘイ「俺は〜〜……どーしよっかなあ。SNSの更新とか連絡とか済ませちゃうっすかね〜…」

レッド(僕も疲れたけどそこまで眠くもない気がする…… どうしよう)

1、特訓 2、隣の部屋(ガラル男子組)へ 3、トウヤを追う 4、その他(自由記述)
下1
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 21:53:19.39 ID:dEHu4MWN0
3
201 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:02:43.02 ID:pK9+2ZDN0
レッド(……トウヤ、何しに行ったんだろう?)

レッド「……僕も、出かけてくる……」

キョウヘイ「はーい! 気を付けるんすよ〜、いってらっしゃい!」

レッド「いってきます……」バタン


〜ホテル ロビー〜

レッド(とりあえず、部屋の外に出てみたけど……どこに行ったんだろう)

レッド(ホテルの外に出てから考えようかな……あれ)

トウヤ「……」

レッド(いる つい気配を消しちゃった……)
202 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:09:41.40 ID:pK9+2ZDN0
トウヤ「……」

レッド(何かを見てる……これは、銅像? 確か…)

〜回想〜

マサル「あぁ、これはガラルに伝わる英雄の像だな」

トウヤ「へぇ?何か持ってるねぇ」

マサル「盾と剣だ。ここの解説によれば、英雄はこの武具を使ってガラルを守ったんだそうだ」

〜回想おわり〜

レッド(…そういえば、あの時もトウヤは興味がある感じだった。あんまり詳しい話はしなかったけど…)

レッド(ていうか僕 いつまで気配をけしてるんだろう…)トコトコ

トウヤ「あれ? レッド。どうしたの?」

レッド「……トウヤが、何してるのかなって…」

トウヤ「追いかけてきてくれたんだ? あはは、ありがとう」
203 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:18:53.36 ID:pK9+2ZDN0
レッド「……?」

トウヤ「うん……少し気になってね。今のところ、ガラルの伝説についてはこの銅像についてしか知らないし」

トウヤ「せっかく旅をしに来てるから、図書館とかで調べる前に自分の目でこういうのを見ておきたくてねぇ」

レッド「……」

トウヤ「…レッド。ユウリとマサルが連れてた伝説のポケモンについて覚えてる?」

レッド「うん……もふみがある、わんちゃん……」

トウヤ「あはは…それと、もう一つ特徴があったね。ほら、確か二つ名があったでしょ?」

レッド「……格闘王の盾、と……妖精王の、剣……」

トウヤ「そうそう。この英雄が持ってるのも盾と剣だし…伝説のポケモンだから、何か関係があるんだろうねぇ」

レッド(なるほど……確かにそんな感じがしてきた)

トウヤ「ゼクロムにも…いろいろと伝説が残ってたから、調べて回ったことがあってね」

トウヤ「だからか、わりとこういう伝説とか見るの好きなんだ。次の町にはあるかな、そういう史料」

レッド「……ついたら、一緒に探そう……」

トウヤ「うん、そうだねぇ。町の探検も兼ねて、探してみよっか」
204 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:24:02.63 ID:pK9+2ZDN0
トウヤ「……どこでだって、いつの時代だって……英雄は求められるものだよね」

レッド「……?」

トウヤ「あはは、何でもないよ。それじゃあ、戻ろうか」

レッド「……」コク

トウヤ(この英雄の話はもう少し調べておかないと、しっかり話が出来ないだろうからね)

トウヤ(それから……マサルが、イッシュの伝説についてどれだけ知っているか。この地方で手に入れられるイッシュの情報についても…)

トウヤ(一番大事なのは……彼が、どうなりたいか、だけど)

トウヤ(この話でアドバイスが出来る先輩ってなると限られてくるだろうしねぇ、なにか手助けが出来ればいいな……)

レッド(シリアスな気配がする……相殺するためにダジャレ言っておかなきゃ)

レッド(ホテルの地下を掘ってる…と あついので 火照る……!!)

レッド(……微妙…)
205 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:30:00.96 ID:pK9+2ZDN0
〜部屋〜

キョウヘイ「むにゃ……」

レッド「……寝てる……」

トウヤ「キョウヘイ、せめて寝間着に着替えて…それからパソコンとかもちゃんと片付けてから寝ないと」ユサユサ

レッド(お母さん……)

キョウヘイ「んぇぁ……うす……」パタン ペイ

レッド(精密機器の扱いが雑い……けど、僕ほどではない)

トウヤ「もう……レッド、一人で寝る支度できるよね?」

レッド(とうとう僕のことを5歳児だと思うようになってしまったのだろうか 僕13歳!!!!!!!!)コク

トウヤ「あはは、ごめんごめん…ほらキョウヘイも、レッドのお手本にならないと」

キョウヘイ「ぇあ〜……」

レッド(お兄ちゃんとママ……)
206 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:34:57.76 ID:pK9+2ZDN0


レッド「……」

レッド(寝る時間になった)

レッド(明日の寝起きドッキリ、するかしないか…)

レッド(やるにはやりたいけど…方法を考えないと…また目覚めさせてしまう…)

レッド(まぁ明日の僕が考えてくれるでしょう)スヤ


6日目 朝

レッド(寝る前に考えておけばよかった)

レッド(昨日の僕の馬鹿……!!)

レッド(今早朝です。トウヤとキョウヘイはぐっすり寝てる…どうしよう)

1、特訓 2、寝起きドッキリ(内容も) 3、散歩
下1
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 22:37:15.36 ID:bWEoQd8j0
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 22:37:38.67 ID:UKu9WD1J0
2でお約束のバズーカ
可能ならフーパ経由で緑にも
209 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:42:05.33 ID:pK9+2ZDN0
レッド「……」

レッド(次のジムリーダーは、カブさん)

レッド(この町で一回会ったけど……なんとなく、強敵の気配)

レッド(僕もしっかり特訓しないと……!!!!!)ダッ ピタッ

レッド「……いってきます…」コソ

トウヤ「ん……いってらっしゃい……ぐぅ」

キョウヘイ「むにゃ…てらしゃ〜〜……」

レッド(寝ぼけながら見送ってくれる……)
210 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:46:37.15 ID:pK9+2ZDN0
〜エンジンシティ〜

レッド(……まだ日が昇ったくらいの時間なのに、結構人がいる)

レッド(船も出たり入ったりしてる……すごいな〜)

レッド(でも、あっちの倉庫とかのあたりはあんまり人がいなかったはず……)

レッド(迷惑かけたり、うっかり技が人に当たったら大変だからね)

レッド(とりあえず……)ポーン

ヤクデ「やくっ でで」

タンドン「ゴロゴロゴロ…」

レッド「……特訓、がんばろう…! 今日の先生は…」

先生役ポケモン 下1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 22:48:00.86 ID:Gn/eA6HW0
エーフィ
212 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:53:06.20 ID:pK9+2ZDN0
レッド「……まぁ、バトルに関しては……いい先生に……」

エーフィ「なんで自信なさげなのさ〜〜〜〜!?!? 僕とレッド、三年一緒に旅してきた仲間じゃん!?」

レッド「…そうだけど……」

エーフィ「バトルでもすっごく頼りにしてくれるじゃん!?!?!?」

レッド「うん……そう、なんだけど……」

エーフィ「なんでそんな目泳いでるの!?!? いーよいーよ、じゃあ今からちゃんと指導するから!」

エーフィ「ちゃんと見ててよ〜! そして僕の評価を改めてよ!!!!!!!!!」

レッド「……わかった。頑張って…」

エーフィ「もちのろん! えー、それじゃあぴちぴちの二匹とも〜。エーフィ式スパルタトレーニングはじまるよ!!!」

ヤクデ「でぁ!?」

タンドン「!?!?」

レッド「大丈夫かな……」
213 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 22:56:11.24 ID:pK9+2ZDN0
エーフィ「今から僕のサイコパワーで重しをつけま〜す!」

エーフィ「それを装着したままでランニング!! それから体当たり100回!!!」

ヤクデ「や、やく〜〜!」><

タンドン「どどど……」

レッド(なんだ……思ったより普通のトレーニングしてる)

レッド(これなら大丈夫そう……僕も少し参加しよ)

レッド「それが終わったら、僕も混ぜて……!!」

エーフィ「二匹ともォーー!! 基礎トレが終わったらレッドとのスパークリング!!」

エーフィ「手加減したらマジで大怪我するからね!! 僕はこないだもした!!!!!!」

レッド「それは…エーフィがいたずらしたから、でしょ……」


上がったレベル 直下コンマ+30
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 23:02:32.09 ID:HxronY9Z0
ぷい
215 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 23:10:00.73 ID:pK9+2ZDN0
セキタンザン「だっざーん!!」

マルヤクデ「まる!!!」

レッド「大きくなったね……」

エーフィ「ふぃー……ふぃー……つっかれたあ!」

レッド「エーフィも、お疲れ……ありがとう」

エーフィ「いいってことよ! でもこの子ら、まだまだ強くなるね。大器晩成って感じ!」

エーフィ「次は僕以外のポケモンを先生にしてみてもいいかもね!」

レッド「そうしてみる……」

セキタンザン「だざん!!」

レッド「?」
216 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 23:16:48.77 ID:pK9+2ZDN0
エーフィ「あ〜……あれだよ、レッドが最初会った時軽いって言ってたじゃん?」

エーフィ「今でも持てるかって……でも……」

レッド「……セキタンザン…」

セキタンザン「だざ……」

レッド「まかせて……ッ!!」ガシッ グイッ

セキタンザン「だざ〜〜〜!!」キャッキャ

エーフィ「すげえ〜〜〜〜!! 流石レッド、300キロ超えのポケモンを軽々持ち上げた!!」

レッド「ゴローニャと同じくらいだから……いける……!!!」

マルヤクデ「まる〜〜!!」グルグル

レッド「……ッ、ま マルヤクデ……!!」

エーフィ「さらにその上にマルヤクデが巻き付くだって〜〜!? 確かマルヤクデも120キロくらいあるんじゃなかった!?」

レッド「こ、これくらい……ッ!!!! 持ち上げられないと、っ マサラ人の 名が 廃る……!!!!」グググ

エーフィ「すげーーーーー!!!!!! 立ってる!!!!!!! 430キロが体にのしかかる中立ってるよ!!!!!」
217 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 23:19:21.34 ID:pK9+2ZDN0


レッド「はあ……はあ……っ」バタッ

レッド(あの後……セキタンザンとマルヤクデを持ち上げたまま走ったりしてみたけど きつい)

レッド(きっと姉さんならあれくらい余裕でこなしてみせる……僕はまだまだだ)

セキタンザン「だ、だざ〜……」

マルヤクデ「まるゃ……」アセアセ

レッド「……ふたりとも、ありがとう……おかげで……いいトレーニングになった……!!」グッ

エーフィ「後で普通の人間はレッドほど頑丈じゃないってのも教えてあげないとナー……」

218 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/12(金) 23:20:13.29 ID:pK9+2ZDN0
今日はここまで。次回は明日 14日に更新ができないので、明日は何かしらの番外編です
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 23:23:02.37 ID:bWEoQd8j0
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 23:25:34.65 ID:UKu9WD1J0
乙ですブラ!
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 23:28:21.99 ID:dEHu4MWN0
222 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:05:54.68 ID:A1zEozkv0
はじめます。明日は何の日?
223 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:09:57.50 ID:A1zEozkv0
リーフ「明日はバレンタインデーよ!!!!!」

ハルカ「チョコ作り大会かもー」

ヒカリ「勝負に燃える乙女たちが集まった……というところかしら」

メイ「そういうことですにゃー」

ユウリ「貰うのは慣れているんだが、作るのは不慣れでね……皆、よろしく頼むよ」

リーフ「私も食べるの専門で作るのは得意じゃないけど頑張るわ!!!!!!」

ハルカ「なんていうか……珍しいメンツかも?」

ヒカリ「そうかもしれないわね。けど、考えてみればわかることよ。みんなチョコをあげたい相手がいるのね」

メイ「にゃはー。あとくそ兄貴に送る毒入りチョコを作りたくて……」

ユウリ「わ、私も義理チョコみたいなものだけれどね!!!!!!!!!」

ヒカリ「……そう。まぁ私はミュウツー様に送るのだけれどね」
224 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:13:05.28 ID:A1zEozkv0
リーフ「私は兄さんとファイアに送るのよ! もちろん姉さんにもね!」

ハルカ「妹から貰えたら、絶対喜んでもらえるかも」

リーフ「本当!? なら俄然やる気が出てきたわ!!!!」

メイ「……けど、メンツがなんていうか 不安だにょね」

ヒカリ「そう?」

ユウリ「確かに、料理に自信を持っている人はいないみたいだね?」

メイ「メイはここに〜、ゲストを召喚することを提案します!」

ヒカリ「そうね、料理上手な人でも私たちと同じレベルの人でも……」

ハルカ「確かに、協力して作るなら人数は多いほうがいいかも」

リーフ「ならこのゲストボタンと書いてあるボタンを押してみましょう!!」ポチ

ゲスト 下1
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:15:30.99 ID:/6hOTyhfo
クリスタルさん
226 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:19:11.38 ID:A1zEozkv0
クリスタル「出番と聞いて!!!!!!!!!!」パリーーーン

リーフ「きゃーーーーーーーー!!!!!!!!!! びっくりしたわ!!!!!!!」

ヒカリ「頼りにならなさそうな人が来たわよ」

ハルカ「まだわからないかも。ここから急に一流シェフ的な腕前が見られるかもしれないかも」

ユウリ「か、かなり前衛的な登場をするお嬢さんだね!?」

メイ「あ〜……一応出番にゃんですけど〜、お姉さんチョコあげたい相手とかいます?」

クリスタル「チョコぉ? 作ったら自分で食べるわよそんなん」

ハルカ「あかんかもしれないかも」

ヒカリ「企画の趣旨をご存じでない!?」

メイ「煽っちゃダメにゃーー!! このタイプは着火が早」

クリスタル「なんですってえ!?!?!??!!??!?!?!?!?!?!?」
227 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:23:36.57 ID:A1zEozkv0
クリスタル「いいわよチョコレート!!! 作ってやろうじゃないのよ!!!!」

クリスタル「作ってコトネとヒビキ辺りに与えてやろうじゃないの!!!!!」

メイ「超高速着火だにょ……まぁやる気出してくれたってことでいいのかにゃー…」

ヒカリ「さて、それじゃあ協力して作っていくことにしましょうか」

ハルカ「頑張っていこーかもー」

リーフ「よくわからないけどみんなで作るのね!? わかったわ!!」

クリスタル「あたしに続きなさいーーー!!!!! あーーーっはっはっは!!!!」シャカシャカ

メイ「なんて早い泡だて器捌き!!! 目にもとまらにゃい!!!!」

ハルカ(……これで作れるものなのかな?)

チョコ一作目(withクリスタル) 出来栄え 直下コンマ(高いほどよい)
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:25:38.51 ID:yr3ne7eV0
まずそう
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:27:34.00 ID:/6hOTyhfo
並だなあ
230 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:30:08.96 ID:A1zEozkv0
クリスタル「どうよ!!!!!!」

リーフ「おいしいわ!」

ハルカ「まあ……まずくはないかも」

ヒカリ「普通ね。スーパーで売っているものと大して変わらないわ」

ユウリ「いい出来栄えだとは思うが、これを自信作と言って渡すのはな……」

メイ「まずくはにゃいってのが微妙なところですにゃあ……」

クリスタル「何よそれ!!!!!! 良くも悪くもないってのが一番キャラ立たないのよ!!!!!!」

クリスタル「せっかくの!!! せっかくの出番だったのに!!!!!!! 並みだなんてえ!!!!!!!!!!」

クリスタル「ゴールドに八つ当たりしに行くしかないわ!!!!! 畜生!!!!!!!!!!!!」ダッ

リーフ「どっかいっちゃったわ……!」
231 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:32:38.46 ID:A1zEozkv0
ヒカリ「なんというか、絶妙に予想通りの人だったわね」

ハルカ「出オチ感が否めないかも」

ユウリ「ふふ……二人とも、それ絶対に本人の前で言ってはいけないよ」

メイ「最悪ここが戦場になっちゃうからにゃー……」

リーフ「うーん……せっかくだから、先生はたくさんいたほうがいいわ! そうでしょう?」

リーフ「このボタンが一回しか使えないなんて書いてないもの! 他の先生を呼びましょう!」

ヒカリ「そうね。次の先生はきっとうまくやってくれることでしょう」

ハルカ「それはそれとして、これ以降のコンマが傾くことも考えて一作目も取っておくかも」

メイ「リスクヘッジな乙女たちだにゃあ……」

リーフ「面白い人か料理が上手な人、来ますよーに!」ポチ

下1
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:40:53.34 ID:ugDMRqhS0
アルファ
233 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:44:45.06 ID:A1zEozkv0
アルファ「こんにちはっ!」

ハルカ「勝ち確かも」

ヒカリ「こんなに良い笑顔のこの子初めて見たわ……そういえば、妹さんだったわね」

アルファ「はいっ、妹のアルファです! よろしくお願いしまーす!」

リーフ「その気配……ふたごね! ふたごの気持ちはよくわかるわ! 私は二卵性だけど!」

メイ「まともそうな気配がすっごいにゃ〜〜〜!! 勝ち確〜〜〜!!」

ユウリ「これは可愛らしいお嬢さんだ……双子なのかい? 本当に? 上と下がこうわかりやすい双子もいるんだね…」
234 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:48:02.66 ID:A1zEozkv0
アルファ「私、お菓子作りはたまにするんですよ! その時はオメガくんにも手伝ってもらってるんですけど…」

ヒカリ「あら、ボーイフレンド?」

アルファ「えっ!?!? い、いや、その……わ、私はオメガくんにチョコあげようと思ってますけど…オメガくんはどうかなぁ…」テレテレ

ユウリ「何を臆することがあるんだい? キミのように可愛らしいお嬢さんからチョコを貰って、嬉しくない人なんていないよ」✨

アルファ「あ、あわ……ありがとうございます……!」テレテレ

ハルカ「うちの妹をたぶらかさないでほしいかもーーー……」

ユウリ「失礼、そんなつもりはなかったのだけれどね。可愛らしかったもので、つい……」✨

メイ「キラキラパウダーの使い手はいっつもまぶしいんだよにゃあ…手元がまったく見えにゃい」

リーフ「あのきらきらしたやつ、兄さんもたまに使ってるわ! 私も使えるようになるのかしら?」

ユウリ「修行をしたら、ね……」

ヒカリ(それ粉だったのね…チョコに間違ってはいらなければいいけど……)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:50:16.07 ID:/6hOTyhfo
キラキラパウダー食べると魅了でもされるのかな
236 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:51:10.54 ID:A1zEozkv0


アルファ「あとは冷やせば完成のはずです!」

ヒカリ「前回よりはよっぽど期待が出来るわね」

メイ「それあの人の前で(略)」

ハルカ「当たり前かも。アルファが手伝ってくれたんだから勝ち確かも」

ユウリ「美しい姉妹愛…素晴らしいね! 感動するよ」

リーフ「形も可愛くできたわ! 食べるのがたのしみ!」

メイ「全部食べちゃだめにゃよー」

ヒカリ「さぁ、見せてもらおうじゃない。恋する乙女の実力ってやつを…」

チョコ二作目(withアルファ) 出来栄え 直下コンマ(高いほどよい)
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 21:54:19.62 ID:/6hOTyhfo
はい
238 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 21:57:18.54 ID:A1zEozkv0
リーフ「おいしいわ!」

ハルカ「最高かも…………」

ヒカリ「盲目にならないで頂戴……けど、さっきよりは良いわね」

ユウリ「そうだね、いい出来だと言えるんじゃないかい?」

メイ「そうだにゃー、じゃあこれは現在第一位!」

アルファ「ほんとですか、やったー!」

リーフ「あ!!! ならさっき作ったほうは全部食べてもいいかしら!?!?」

ヒカリ「いいけれど…これからまだ味見とかするのよ。大丈夫?」

リーフ「大丈夫よ!! マサラ人だもの!」

ヒカリ「ほとんどの行動に対しての免罪符ね……」

ハルカ「アルファが作ったチョコは大事に保管しておくかも」

アルファ「お、お姉ちゃんにはまた後でちゃんと作ったやつあげるから!」

ハルカ「愛…………」
239 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:00:31.36 ID:A1zEozkv0
ハルカ「相変わらず可愛い妹だったかも……」

ヒカリ「最近妹馬鹿に磨きがかかっているわよね……一人っ子の私にはよくわからないわ」

メイ「少なくともうちのクソ兄貴よりはずっといいですにゃ…やっぱ女の子のきょうだい欲しかったにゃ〜〜〜」

リーフ「きょうだいは楽しいわよ! だって私、兄さんもファイアも姉さんも大好きだもの!」

ユウリ「純粋だね……まぁ、私にも兄弟のような存在がいたからわからないでもないけれどね」

ヒカリ「そう……少し羨ましいわね。少しだけれど……」

ヒカリ(…なんてこと、あの子たちの前で言うと「僕が妹になるよー!」とか言いながら脱いでくるから言えないけど…)

ヒカリ「とりあえず、最高のチョコが完成するまでこの集いは止められないわ。次よ!」

ハルカ「アルファのチョコも最高だけど、まぁいいかも。それじゃ、ボタンを…」

リーフ「私! 私が押すわ!!!」ポチ

次の先生 下1
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 22:04:09.83 ID:cQnQRHX50
コトネ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 22:04:18.54 ID:yr3ne7eV0
トウコ
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 22:08:04.36 ID:yr3ne7eV0
普段出番のない奴らがここぞとばかりに出てくるな
243 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:10:39.92 ID:A1zEozkv0
メイ「あっぶね!!!」

ヒカリ「どうしたの?」

メイ「にゃんでもないにょ☆」(一個下だったら地獄が形成されていたにょ……)

コトネ「それで私が呼ばれたってコトネ!!!」

リーフ「あなたがいないのは意外だったわ! キョウヘイにチョコを作るかと思っていたのよ」

コトネ「ちっちっち…差し入れに手作りは禁忌なんだよ……未開封の既製品を送るのがギリギリ!」

メイ「確かにキョウたんはそこらへん気を付けてるって言ってたもんにゃー」

コトネ「さっきはうちのお姉ちゃんがご迷惑をおかけしたってことで、妹の私が真剣にお手伝いしますよ!」

ヒカリ「……そういえば、そこも姉妹だったのね。今日は姉妹スペシャルでもあったのかしら」
244 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:14:22.97 ID:A1zEozkv0
リーフ「ねぇねぇ、コトネはチョコをあげたい人っているの?」

コトネ「うーん……そうだなぁ、ヒビキとシルバーかな。あとお姉ちゃんとゴールドさんにも!」

ユウリ「へぇ、沢山いるね。本命はないのかい?」

コトネ「本命はもう輸送しましたから!!! ……いえ、ガチ恋勢ってわけじゃないんですけど!」

メイ「キョウたん、振られちゃったにょね……」

  遠くの星空に半透明で浮かぶキョウヘイ『いや別に振られてはないっすけどねーーーー!?!?』

コトネ「ヒビキはいつも遊んでるし、シルバーも多分本命からチョコもらえないだろうし、私があげよっかなって」

ユウリ「そうなのかい……」

ヒカリ(まぁレッドはバレンタインに気付かない可能性すらあるものね……)
245 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:18:34.29 ID:A1zEozkv0
コトネ「そんなこんなで完成ってコトネ!」グッ

ヒカリ「チョコクッキーね。おいしそうに見えるけれど」

ユウリ「私たちは手を尽くした。あとは天命に任せるのみさ」

ハルカ「最後に神頼みになるお菓子作りってのもなんかアレかも まぁ仕方ないかも」

メイ「今回のポイントは〜?」

コトネ「チョコ生地がほとんどなんですけど、こっち側のは抹茶生地にしてマーブルクッキーにしてみました!」

コトネ「もちろん抹茶はジョウト産! いつでも宣伝を忘れないってことね!」

ヒカリ「郷土愛を感じるクッキーね。さて、どうかしら……」サク

リーフ「いただきまーす!」

三作目チョコクッキー(withコトネ) 出来栄え直下コンマ(高いほどよい)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 22:24:05.25 ID:cQnQRHX50
247 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:29:17.48 ID:A1zEozkv0
コトネ「ぶふぉあ!!!!」

リーフ「お……おいしくないわ!!!」

ヒカリ「しょっぱいわね……」

ハルカ「もしかして、砂糖と塩を間違えた感じかも……?」

メイ「て、テンプレートなドジっ子だにゃーーー!!!」

コトネ「ご、ごめんなさぁ〜〜い! お姉ちゃんのぶんも頑張ろうと思ったのに〜〜!」

ユウリ「……そう肩を落とすことは無いんだよ、お嬢さん。キミは努力をした、それが一番大事なんだ」

ユウリ「たとえ砂糖と塩が間違っていたってゲホッッッ」

ヒカリ「体(味蕾)は正直なようね……」

コトネ「うう……」
248 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:32:22.19 ID:A1zEozkv0
コトネ「でも食べられないことは無いって感じ! ならいっか!」ケロッ

メイ「立ち直りはっや!?」

コトネ「逆にシルバー辺りは『これがこれから乗り越える障害のしょっぱさってコトネ』とか言えば何とかなりそう!」

ヒカリ「わからなくもないのが少し可哀そうね」

ハルカ「口直しにチロルチョコくらいは買っていってあげたほうがいいかも……」

リーフ「確かに食べられないことは無いわ……逆に塩分も多いから水と一緒に摂取すれば汗をかいたときにも安心よ!」

メイ「汗をかくくらい運動したときにクッキーはあんまり食べたくにゃいけども……」

コトネ「それじゃ、時間的にあと一回くらいかな? みなさん頑張ってくださーい!」

ヒカリ「……元気な子だったわね」

ハルカ「キャラの強さ的には姉より妹のほうが上かも……」
249 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:35:27.85 ID:A1zEozkv0
ヒカリ「さっきも言ってたけど、次で最後の一人ね」

リーフ「やっぱりバレンタインでチョコを作るのは、女の子が多いのね?」

ハルカ「今の時代、そこら辺はあんまり気にしなくてもよさそうかも」

メイ「まぁ…女子のが料理得意っていうのも当てはまらないパターンとかあるもんにゃ〜」

メイ(トウコさんとトウヤさんとか……)

ユウリ「そ、そう…だね…」

ユウリ(料理は大体マサルに任せてしまっているからな……)

ヒカリ「…次の先生に賭けましょう。ボタン、押してちょうだい」

リーフ「わかったわ!!!!!!!!!」ポチ

次の先生 下1
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/13(土) 22:36:28.27 ID:jqKzTSST0
カルム

女子限定ならナナミさん
251 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:43:43.56 ID:A1zEozkv0
カルム「いや別に……ボクはチョコなんて……作ってないから……先生役は……」

リーフ「いいえ、嘘ね!!!!!!!!!!!!!!」

カルム「は!?!?!?!?!??!?!」

リーフ「ファイアが言ってたわ!!! カルムさんの恋人にあげるチョコの試作品を食べ過ぎてしばらくチョコ食べたくないって!!!」

ヒカリ「どれだけ練習したのよ……」

ハルカ「その試作品を食べた子もマサラ人かも? なのに根を上げるレベルかも…」

メイ「こりゃあ……中々の強敵が表れたにゃ……!」

ユウリ「見せてもらおうか……その愛に満ちた技術とやらを!」

カルム「何そのテンション!? 意味わかんないんだけど……!!! ていうかファイア…誰にも言うなって言ったのに……!!!」

リーフ「私とファイアは一心同体! ほぼ二人で一人だから、他の人に言ったカウントにはならないわ!」ドヤ

カルム「えっ……そ、そうなの? そういうもの……? ボク一人っ子だからわからないけど…」

ヒカリ「私もわからないけど、その理論はきょうだいいるいない関係ないと思うわよ」
252 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/13(土) 22:47:14.92 ID:A1zEozkv0
ヒカリ「……というか、あなた料理できたのね。少し意外よ」

カルム「自分で言うのは嫌なんだけど……天命に任せた結果っていうか……」

カルム「実際、良いものが完成するまでファイアが犠牲になったわけだしね。あのファイアが普通に無口になるくらい…」

リーフ「な、なんですって!?!?!?!? す、すごいわ…………」

ハルカ「自分で味見をしようとしないところにお坊ちゃんマインドを感じるかも……」

カルム「ファイアってレッドと兄弟なんだなって改めて理解するくらいだったよ」

ユウリ「確かにそれは中々追い込んだと言えるかもしれないね……」

カルム「だから……先生役として、適任かはわからないっていうか……」
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