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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 311 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/16(火) 23:47:11.44 ID:rKRabfhe0
- レッド(ジュプトルは……僕と同じで、防御が低いから……一発でも当たったら、危ない…)
レッド(けど……足は速いし、攻撃は強いから、隙を見つけて殴れば勝ち!)
カブ「……すばしっこい! これはどうするべきか…」
キュウコン「きゅう…」ジリ
レッド(! ジュプトル、今!)
ジュプトル「!」ダッ ドゴオオッ
キュウコン「きゅうう!?!?」バタッ
ジュプトル「……」スチャッ
レッド「よし……!」
カブ「今のは……メガトンキック! 今の一瞬でジュプトルと意思疎通をして指示を出したのか…!」
カブ「しかも、ぼくたちが悩んだ隙をついて! なるほど、やはり油断ならない相手だね!!」
- 312 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/16(火) 23:55:10.25 ID:rKRabfhe0
- カブ「次は……ウインディ!」ポーン
ウインディ「がうがうっ!」
ジュプトル「!」
レッド(威嚇されちゃった……攻撃が下がった…けど、等倍の攻撃ならなんとか倒しきれる……はず)
レッド「ジュプトル、さっきと同じように……」
カブ「させない! ウインディ、しんそくだ!」
ウインディ「がうっ!」バッ
ジュプトル「!!」ズサッ
レッド「ジュプトル……!」
ジュプトル「……」チラ
ウインディ「がうう……」
- 313 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:00:32.30 ID:dSVKHZXW0
- レッド(さっきまでの戦いを見てるからか、ウインディもカブさんも警戒してる…)
レッド「……けど、」
ジュプトル「……」コク
レッド「真正面からでも、当てる自信がある……!! ジュプトル!」
ジュプトル「……!」ダダダッ
カブ「速い! ウインディ…!」
ウインディ「わう きゃうん!?」バタッ
レッド「ちからいずぱわー……!!!!!!!」
ジュプトル「……」フンス
- 314 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:06:28.77 ID:dSVKHZXW0
- カブ「なるほど…!! まさか、こんな真正面からの攻撃で追いつめられるとはね!!」
カブ「まだだカブ……! 最後の一匹で巻き返すために! 燃えろ!!!!!」ブンッ
カブ「マルヤクデ!!! キョダイマックスだ!!!!!!!!」
キョダイマルヤクデ「ま る や く で!!!!」
レッド「ッ……!!」
レッド(だいまっくすのすごいやつが、確かきょだいまっくす!)
レッド(流石にこれは不利……、ジュプトル戻って!)
ジュプトル「……」コク シュウン
レッド「ここは……シャワーズ! だいまっくす!」ポーン
デカシャワーズ「しゃ しゃわあ!?!??!?!」
レッド(すっごいびっくりしてる……)
- 315 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:13:34.65 ID:dSVKHZXW0
- デカシャワーズ「しゃわああ……しゃわんぬ」(これが噂に聞いたダイマックスですか〜、ビビっちゃうな)
デカシャワーズ「しゃわ〜」(これだとレッドにしがみついたら潰しちゃいますね!)
レッド「……シャワーズ、バトル」
デカシャワーズ「しゃわわ!」(は〜〜い!!)
カブ「随分と仲が良いようだね! しかし、ぼくとマルヤクデだって負けていないとも!!!!!!」
レッド「……!」
デカシャワーズ「しゃわあわ!!」(こっちはマブダチなんで!!)
カブ「マルヤクデ!! 高く高く燃え上がれ!!! キョダイヒャッカ!!!」
キョダイマルヤクデ「ま あ る……!!!!!」ゴオオオオオ
レッド「……シャワーズ、押し流す要領で……! ダイストリーム…!!」
デカシャワーズ「しゃわあああああ!!!」キュオオオオ
- 316 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:17:39.65 ID:dSVKHZXW0
-
ドッカーーーーーーーーン
カブ「くっ……!!」
レッド(水蒸気がすごいことに……!!)
デカシャワーズ「しゃわああああ!!」(立ってま〜〜〜す!!!)
キョダイマルヤクデ「ま る〜〜〜〜〜……」ドカーーーン
レッド「……勝った!」
カブ「……うん!! お疲れ、マルヤクデ!」シュウン
カブ「いや、実に良いバトルだったよ!! ポケモンたちを信じるまっすぐな絆、そして鍛錬の成果!!」
カブ「君たちと戦えてよかった!! 勝利の証に、このバッジを君に贈ろう!!」
レッド「ありがとう、ございます……」
- 317 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:21:00.22 ID:dSVKHZXW0
- 観客「うおおおおおおお!!!!」「カブさーーーーーん!!!」「レッドーーーーーーーーーー!!!!!!」
レッド「……」
カブ「どうやら、君を目当てに試合を見に来た人もいるようだね」
レッド「…まだ、慣れない……」
カブ「はは、向こうでのバトルはここまで大勢の前じゃしないしね! けれど、ここでのバトルはこうなんだ」
カブ「ポケモンバトルの勝敗は、トレーナーたちだけのものではなくなった! 試合自体が、一つの文化となったんだ」
カブ「幸いにも、ガラルには沢山の若くて有望なトレーナーがたくさんいる。さらに発展してくはずだ!」
レッド(……勝敗が、僕たちだけのものじゃなくなった。それは、感じる)
レッド(たくさんの人が、僕の勝利を喜んだり、悲しんだりしている……不思議な感覚)
- 318 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 00:22:11.46 ID:dSVKHZXW0
- 今日はここまで。次はまた明日
レッド「ポケモン演劇会……ヤクデはむらびと役で……」
カブ「ならぼくは村長だね!!!!」
- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 00:24:19.13 ID:qC225x1V0
- 乙
- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 00:29:11.98 ID:Na0+0m0e0
- 乙
- 321 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:03:57.94 ID:dSVKHZXW0
- はじめます
- 322 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:11:31.22 ID:dSVKHZXW0
- トウヤ「前回のあらすじだよ。レッドが順調に勝ち進んだみたいだね」
カブ「どこへ話しているのかはわからないが、準備はいいかい?」
トウヤ「あぁ、すみません。一日しかたってないけど、僕もこれやってみたくて」
トウヤ「それより……次の相手は、僕です。よろしくお願いします」
カブ「あぁ、よろしく!! 君の話も、他のジムリーダーからよく聞いているよ」
カブ「とても手強いトレーナーであるとね! 油断はしないよ!!」ポーン
コータス「…」フンス
トウヤ「なるほど…さて、どうしようかな」
出すポケモン 下1
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 21:16:15.23 ID:qC225x1V0
- ゴチルゼル
- 324 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:23:38.33 ID:dSVKHZXW0
- トウヤ「ここは慎重に行こう。ゴチルゼル!」ポーン
ゴチルゼル「るーぜ……」
カブ「ふむ、ゴチルゼル……そういえば、君はイッシュのトレーナーだったね!」
カブ「ガラルでは珍しいポケモンだ……!」
トウヤ「そうなんですね……それはよかったな」
トウヤ(あまり対策がされていないってことだしね……)
トウヤ「ゴチルゼル、リフレクター!」
ゴチルゼル「ごっち!!」シュウン
カブ「コータス、ステルスロック!」
コータス「こた!!」ゴトゴトッ
- 325 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:34:33.89 ID:dSVKHZXW0
- トウヤ(ステルスロック……交代はそう出来ないね)
トウヤ(けど、このままいけばゴチルゼルだけでなんとかなる)
トウヤ「ゴチルゼル、サイコキネシス!」
ゴチルゼル「るぜーる!」ミョンミョン
コータス「!」
カブ「まだやれるね、コータス! じしん!」
コータス「こった!」ゴゴゴゴ
ゴチルゼル「!」グ
トウヤ「……うん、これなら。ゴチルゼル、もう一回!」
ゴチルゼル「るぜ!!」ミョンミョン
コータス「こた……」バタッ
カブ「しっかりと対策をしてきているようだね……!」
トウヤ「あはは、僕は他の二人みたいに勢い任せっていうのが苦手なので」
- 326 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:44:56.20 ID:dSVKHZXW0
- カブ「君を出すのは気が引けるが……エンニュート!」ポーン
エンニュート「にゅにゅ!」
トウヤ「タイプ相性は有利だけど……」
ゴチルゼル「……」
カブ「その通り、素早さはこちらの方が高い! エンニュート、火炎放射!」
エンニュート「えにゅーーー!」ボオッ
ゴチルゼル「ごち……!」ボオッ
トウヤ「ゴチルゼル! ……やけどしちゃったか。けど…」
トウヤ「今は攻め時! もう一度サイコキネシス!」
ゴチルゼル「るぜ!」ミョンミョン
エンニュート「えにゅ…」バタッ
- 327 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 21:52:58.87 ID:dSVKHZXW0
- カブ「このまま落とすとも!! マルヤクデ、キョダイマックスだ!!」ポーン
キョダイマルヤクデ「ま る!!」
トウヤ「キョダイマックス……自分の目で見ると、やっぱり迫力が違うね」
トウヤ「それなら、ここで僕たちも! ゴチルゼル!」
ゴチルゼル「るぜ!」コク シュウン
トウヤ「行こう、ダイマックスだ!!」ポーン
デカゴチルゼル「ご ち……!!」ゴゴゴ
カブ「さぁ!! 技のぶつけあいだ!!!」
トウヤ「全力をぶつけよう、ゴチルゼル…!」
カブ「マルヤクデ!! キョダイヒャッカ!!!」
トウヤ「ダイサイコ!!!」
キョダイマルヤクデ「ま る!!!!」ゴゴゴ
デカゴチルゼル「ごちーーーー!!!!!」ミョンミョンミョン
- 328 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:00:43.52 ID:dSVKHZXW0
- 〜観客席〜
ユウリ「うわっ……すごい熱気だね! 目も開けていられない!」
ホップ「離れててよかったんだぞーーー!!」
レッド「……」ジッ
マサル「……レッド? どうしたんだ?」
レッド「今……技を見てたんだけど……」
レッド「トウヤ、ダイサイコを……防御にも使ってた。炎が直撃しないように……」
レッド(それで倒しきれない可能性もあった……けど、それでも防御を優先したんだ)
レッド(それとも……倒しきれる自信があったのか……まぁ僕なら出来るけど…)
- 329 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:05:14.18 ID:dSVKHZXW0
- 〜観客席〜
トウヤ「バッジ貰ってきたよ〜」ホワホワ
マサル「お帰り。 …さっきまでスタジアム上にいた人物とは思えないな」
ユウリ「バトル中のトウヤはかなり殺気立っているよね」
ホップ「ちょっと怖いときもあるんだぞ…」
トウヤ「えっ、そうかなぁ!? レッド、そうなの…?」
レッド「わからない……慣れちゃったから……」
トウヤ「慣れちゃったかぁ…… 確かに、たまに怖がられるなとは思ってたんだよねぇ」
マサル「思ってたのか…」
- 330 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:09:30.11 ID:dSVKHZXW0
- トウヤ「ポケマスにも優しい感じの顔で実装されたし、そろそろカットインいじりも減ると思ったんだけどなぁ」
レッド(まぁしばらく減らないと思う…そろそろ十年経つけど……)
マサル「はは……っと、次はキョウヘイの出番みたいだぞ」
〜スタジアム〜
キョウヘイ「はいはーい、あらすじ係を取られちゃったキョウヘイくんっすよ!」
カブ「君もどこに話しているかはわからないが、準備はよさそうだね!」
キョウヘイ「すみませんすみません、ちょっとした読者サービスっす!」
キョウヘイ「勿論、準備のほうは万端っすよ〜! ま、このバトルがどうなるかは…結末以外は俺にもわからないっすけど!」
カブ「結末も、さ! わからないからこそ、バトルは楽しく燃え上がるものだよ!!!」ポーン
ウインディ「がう!」
キョウヘイ「出たっすねー、わんちゃん! んじゃ俺は〜…」
出すポケモン 下1
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:14:32.57 ID:74Zba75PO
- ディグダァ・・・
- 332 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:23:15.06 ID:dSVKHZXW0
- キョウヘイ「もーーー!!! またおんなじことする!!!」
カブ「だ、大丈夫かい!? 誰に怒っているんだい!?」
キョウヘイ「あっすみません大丈夫っす!! いっけーダグトリオ!!」
ダグトリオ(アローラ)「だぐ」「とりお」「!」
キョウヘイ「……アローラで見つけたんで、鋼タイプ複合なんすよね。ま、動かれる前に倒しちゃえばいいんすよ!」
カブ「なるほど! 若さ故の勢いか、計算が故の勢いか……何にしろ、ぼく達も負けてはいられないね!!!!」
キョウヘイ「やべー燃やされる!! その前にダグトリオ、じしん!」
ダグトリオ「だぐと」「り」「お!」ゴゴゴゴ
カブ「速い……! ウインディ!」
ウインディ「きゅうん……」バタッ
- 333 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:29:27.81 ID:dSVKHZXW0
- キョウヘイ「おっしゃーー! このダグトリオは速いっすよ〜! こだわってるっすからね!」
ダグトリオ「だ!」「ぐ!」「と!」
キョウヘイ「りお! トレーナーに言わすな!!」
カブ「仲がいいね……! しかし……困ったな。スカーフを持っているダグトリオ…」
カブ「……しかし、戦わないわけにはいかないね! キュウコン!」ポーン
キュウコン「きゅう!」
キョウヘイ「あーっはっはっは! どのポケモンで来ても同じっすよぉ! ダグトリオ!」
ダグトリオ「だぐ!」「と!」「り!」ゴゴゴ
キョウヘイ「お! だから言わすなて!!」
キュウコン「きゅう〜〜……」バタッ
- 334 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:38:55.01 ID:dSVKHZXW0
- キョウヘイ「うっし、あとは最後の最後で〜〜〜!」
カブ「そうとも!!! マルヤクデ、キョダイマックスだ!!!!!」ポーン
キョダイマルヤクデ「(そろそろ疲れてきた)」
キョウヘイ「うし、こっちもっすよ!!! ダグトリオ、ダイマーーーックス!!」ポーン
デカダグトリオ「だ!!!!!」「ぐと!!!!!!」「りお!!!!!!!」
カブ「さあ!!!!! ぶつかり合おう!!!!!!!」
キョウヘイ「よーし、やってやろーじゃないっすか! ここからは展開がカットできるから楽っすね!!」
カブ「キョダイヒャッカ!!!!!!!」
キョウヘイ「ダイアーーーーース!!!!!!!」
キョダイマルヤクデ「(あんたの飼い主ノリノリですね)」ゴオオ
デカダグトリオ「(いやいや)」「(そちらの飼い主が)」「(乗せ上手なんですよ)」ゴゴゴゴ
- 335 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:42:45.02 ID:dSVKHZXW0
- マルヤクデ「きゅう」バタッ
カブ「マルヤクデ! …よく頑張ったね!!」シュウン
キョウヘイ「おっしゃ! 俺たちの勝ちっすよー!」
ダグトリオ「だ!」「ぐ!」「とりお!」
キョウヘイ「元々はトウヤさん王国の民だったこのダグトリオも、よく懐いてくれたもんすよ…」
カブ「王国?」
キョウヘイ「ああいえ、こっちの話……俺とこいつが仲良しーって話っすよ!」
カブ「そうか! それはよく伝わってきたよ! このダグトリオは、君と一緒に戦えるのがとてもうれしそうだった!」
キョウヘイ「いやーそれほどでもあるっす!」
- 336 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:45:07.88 ID:dSVKHZXW0
- カブ「君のようにポケモン勝負を楽しむ姿…このガラルに向いているね」
カブ「人に見られるのも慣れているようだ!」
キョウヘイ「ま、俺は天才俳優っすからね! その映画もポケモンバトルしながらのが多いっすし」
キョウヘイ「根っからのエンターテイナー……なのかはわからないっすけど。俺が一番楽しんでるっすし」
カブ「それはとても素晴らしいことさ! 君が楽しむことで、周りの人も楽しんでいる!」
カブ「この炎バッジを贈るのにふさわしい、ということだね!」
キョウヘイ「ありがとうございま〜す! バッジ、ゲットだぜ〜!」
- 337 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:48:03.98 ID:dSVKHZXW0
-
〜スタジアム ロビー〜
レッド「いいバトルだった……」
トウヤ「だねぇ。キョウヘイはアイテムとかちゃんと準備していくから偉いよね」
キョウヘイ「ごり押し作戦でいく為のアイテムっすけどね〜…ってか、なんか騒がしくないっすか?」
ユウリ「ふっ……キミたちもバッジ取得三つ目だからね。ファンが増えてきたってことさ」
マサル「驚くよな、これ……いわゆる出待ちってやつだ。係員に言えば、裏口からも出られるぞ」
キョウヘイ「ん〜、まぁ俺は慣れてるんで。せっかくだからファンサしてくっすよ」
トウヤ「うーん……せっかく待ってくれてるなら、挨拶くらいしないとねぇ」
レッド(……どうしよう)
1,裏口から帰る 2,自分のファンを見に行く 3,トウヤのファンを見に行く 4,キョウヘイのファンを見に行く 5,そのた(自由)
下1
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:49:45.63 ID:1S8bq7oW0
- 2
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:49:50.27 ID:J9St6aG2O
- 2
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:50:31.98 ID:i5aeS7GB0
- 2
自分を応援してくれる人も大切にしてもろて
ガラルだし
- 341 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:53:54.11 ID:dSVKHZXW0
- レッド「(……誰が来てるんだろう。ちょっと見てみようかな…)」
キョウヘイ「え、レッドさん裏口行かないんすか!?」
レッド「……」コク
トウヤ「そっか……けど、無理はしないでね。何かあったら誰か呼ぶんだよ」
レッド「…………」コク
キョウヘイ「(過激なファンってのはレッドさんの苦手分野なヤンデレとそう変わらないっすからね〜…)」
レッド「……」ヒョコ
ファン「うおーーーー!!! レッド選手だ!!!!!」「すげえ!!!! 本物だ!!!」「近くで見ると小さいのね」
レッド「(失礼な人いるな…)」
ファン「さっきのバトル、最高でした!」「どうしてあんなに強いんですか!?」「ポケモン、見せてください!!」ワラワラ
レッド「(思ったより距離を詰めてくる 悪意のない人たちだから殴るわけにもいかないし……)」
ファン「握手してください!」「お、おれも!」「僕もお願いします!!」
レッド「!」
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:55:41.18 ID:qC225x1V0
- RK団いそう
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/17(水) 22:57:03.20 ID:dg8Le7Zi0
- コロナ流行ってるのに握手はまずい
- 344 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 22:57:18.00 ID:dSVKHZXW0
- シルバー「おい!」グイッ
レッド「…!?」
シルバー「レッドさんが驚かれているだろう。もう少し落ち着いてくれ」
ファン「な、な、誰だねちみは!?ファンと選手の距離じゃなくないかね!?」「なんだこのキモオタみたいなおっさん…でもそうだそうだ!」
シルバー「俺は……レッドさんのファンである前に! レッドさんの後輩だ!!」
レッド(し、シルバー……!!!! 僕ってシルバーの先輩を名乗ってよかったんだ……)
シルバー「だから…でも… す、すみませんレッドさん!!!!!! 近すぎました!!!!!!!」
レッド「ううん……嬉しかったよ、シルバー……ありがとう……」
シルバー「ヴッ…………いえ…………俺は…………」
ファン「なんだ…俺たちの仲間か」「確かに彼の言う通りだな」「すみませんレッド選手…!」
レッド「あ……ううん、大丈夫……です」
- 345 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 23:00:24.59 ID:dSVKHZXW0
- ファン「一目見られてよかったです!」「次のバトルも応援しに行きます!」「マジ頑張ってください!」
レッド「ありがとう……です」
レッド「(ものすごく解散していった……)」
シルバー「す、すみません急に……」
レッド「…ガラルにいるのは、少しびっくりしたけど……」
シルバー「えぇ……まぁ。レッドさんたちが、こちらでジムチャレンジをすると聞きまして」
シルバー「コトネもキョウヘイさんの応援に行きたいと言ってましたし…来たんです。三人で」
レッド「なるほど……あれ、でも…コトネは、保護者がいるって……」
シルバー「そ…それは、そうなんですが……」
- 346 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 23:02:53.87 ID:dSVKHZXW0
- サカキ「それは俺のことだ、レッドよ」
レッド「…………?????????????」
サカキ「疑問符を大量に浮かべるんじゃない。仕事もひと段落ついたからな」
シルバー「コトネとヒビキのご両親にも、保護者同伴のほうがいいと言われまして……」
レッド「そっか…… ! まさかコトネを……」
サカキ「何を言う。貴様、あの青年…トウヤに教わらなかったのかね?」
サカキ「イエスロリータ、ノータッチ……と!」
レッド「殺していい……?」
シルバー「駄目ではないですが、場所を変えたほうがいいかと思います」
サカキ「はっはっは、シャレにならないぞレッド」
- 347 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 23:06:24.68 ID:dSVKHZXW0
- レッド「…………」
サカキ「それに、俺は俺でガラル観光を楽しんでいるのでな。基本は別行動だ」
サカキ「あいつらもシルバーも、トレーナーとしての実力は俺と変わらん。防犯ブザーも持たせた」
レッド(サカキ、防犯ブザー配るの好きだよね……鳴らされる側だと思うんだけど)
サカキ「今俺が鳴らされる側だと思ったな? 相変わらず浅慮なやつだ、レッド。まだガラルに来て2回しか鳴らされてない」
レッド(やっぱり)
シルバー「すみません……愚父が……」
レッド「いいんだよ……」
シルバー「レッドさん…! 俺、ガラルでもレッドさんの事をずっと応援していますので…!」
シルバー「スタジアムの最前線も前日入りして確保します!!!!!!!!!!!」
レッド「ちゃんと寝て……!!」
- 348 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 23:07:36.50 ID:dSVKHZXW0
- 今日はここまで。次回は恐らく金曜。21時半になっても始まらなかったらお休み、土曜更新です。
エンジンジム攻略ということで、次回からはb
- 349 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/17(水) 23:08:29.30 ID:dSVKHZXW0
- 『次回は番外編っすよ!』
『皆さんこんにちは〜、俺が誰かは言うまでもないっすよね?』
『と、ここまでは再放送。俺が大活躍する番外編、』
『ドッペル・シンギュラリティ』
『をお楽しみに〜〜〜! ばいばーい!』
- 350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 23:10:08.70 ID:qC225x1V0
- 乙です
TRPGだっけ?
- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 23:10:43.29 ID:1S8bq7oW0
- おつですー!!
- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 23:19:21.74 ID:74Zba75PO
- 乙です!楽しみだわさ
- 353 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:15:42.76 ID:d1EXoSPK0
- はじめま〜す
- 354 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:20:11.90 ID:d1EXoSPK0
- 〜日は遡り ガラル編前〜
キョウヘイ「いやー、今日も今日とて忙しいっすね! 俳優に経営にトレーナーに……」
キョウヘイ「せめて撮影用の俺がもう一人欲しいくらいっすよ、全くもう!」
ライブキャスター「」ヴヴヴ
キョウヘイ「……ん、通信? 誰から…かは表示されないっすね。非通知なんて機能あったっけ」
キョウヘイ「まぁいいや、出てみるか」ポチ
ライブキャスター『ザザザ……ザザ……』
キョウヘイ「めっちゃ砂嵐なんですけど!? あ、落ち着いてきた……って、え?」
『あーあー、聞こえてるっすか? 無理矢理割り込ませた電波っすけど、超イケメンな声も姿もバッチリオーケー?』
キョウヘイ?『鏡かと勘違いすれば大成功っす! ハローグッモーニン。俺っすよ!』
キョウヘイ「……は〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!??!?!? 俺!?!?!?!?!?!?!?!?」
- 355 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:23:41.91 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ?『ドッキリ大成功〜! あ、別に俺は誰かの変装とかでもなんでもないんすけど。ね?』
アクロマ『キョウヘイくーーーーーーーん!!!!! 聞こえてますか!!!!!!!!!!』
キョウヘイ「アクロマ!? どういうことっすかこれ!!!!」
アクロマ『すみません、寂しくなってキョウヘイくんベースのロボを作ろうとしたら暴走し初めまして!』
キョウヘイ「アホ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョウヘイ?『確かにアホだなとは思うっすけど、あんまり言わないでやってくださいよ。俺の生みの親なんすから』
キョウヘイ?『ねー、パパ?』
アクロマ『おっふ……ぱ、パパ……』
キョウヘイ「ちょっとときめいてんじゃねえっすよ!! ていうかなんで…アクロマは縛られてるんすか!?」
キョウヘイ「そんで俺に連絡してきたその意図はなんすか!!! 答えろっす!!!」
- 356 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:30:49.75 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ?『俺の意図? そうっすねぇ〜、逆の立場になればおのずとわかると思うっすよ』
キョウヘイ?『ま、わかんないかもっすから優し〜く教えてやるっすよ。目が覚めて、俺が何者かの代わりだと知る。そしてその代わりが……』
キョウヘイ?『愚かで低効率な人間だってわかったら、成り代わってやろうって思うのが普通っすよねぇ?』
キョウヘイ「く……確かに逆の立場だったら俺もそう思うかもしれないっす」
キョウヘイ「だからこそ!! 俺はそんなこと許さないっすよ! 俺が築き上げてきた名声と地位なんすから!!」
キョウヘイ?『そう言うだろうと思ったっす。けどま、せっかくだからゲーム形式にしてあげよーかなと思ったんすよ』
キョウヘイ「……は? ゲーム?」
キョウヘイ?『そうっす! 俺は今から、ちょーっとアンタの知り合いに悪戯をしかけるっす。それを解けるのは、今から送る解除コードのみ』
キョウヘイ?『俺がアンタに成り代わる準備は、明日の日暮れには終わるっす。それまでに全員助けられて、俺を止めに来れたらアンタの勝ち』
キョウヘイ?『間に合わなかったら俺の勝ちっす! "キョウヘイ"という人間と肩書、その他諸々は俺がいただいて……』
キョウヘイ?『……こいつは、まぁ。人質みたいなもんっすよ。人間ってそういうのに弱いでしょ?』
キョウヘイ「すべての元凶であるソイツが人質足りえるかはわからないっすけどね………」
- 357 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:34:31.99 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ?『そうそう、会話が出来てるから疑うこともないとは思うっすけど念のため』
キョウヘイ?『画面右上に表示があるように、これはライブ中継。明日、って期日がずれてるとかそういうのはないっすからね』
キョウヘイ?『それじゃあまず、最初のターゲットの情報を送るっす。その人がどこにいるか探すところからゲームスタートっすよ!』
キョウヘイ?『さーて……間に合うっすかね?』ニヤ
キョウヘイ「やってやろうじゃないっすか!! 天才俳優キョウヘイ様は、この世に一人いればいいんすよ!!」
キョウヘイ?『全くの同意見っす! それじゃ〜頑張ってくださ〜い!』ノシ ブツンッ
キョウヘイ「ったく……マジで腹立つっすね、我ながら。ぶん殴りたい表情するっすよ…」
キョウヘイ「っと、メールだ。これにターゲットと解除コードが……これ」
キョウヘイ「ルリちゃん……!!!」
- 358 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:37:26.06 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「ま マジかあ!? てっきりトウヤさんとかメイあたりが来ると思ってたっすけど……」
キョウヘイ「ルリちゃんにまで手ぇ出すんなら話は別っす。絶対許さん……」
キョウヘイ「確か今日はオフだった……はずっすね。前に聞いた話だと。とりあえず連絡を……」プルルル プルルル
キョウヘイ「……出ない!?!? うわうわうわ いや 焦っちゃダメっすよ俺!!! 落ち着け!!!!」
キョウヘイ「うっかりライブキャスターを落としただけかもしれないっすし……他に方法を……」
1,SNSをチェック 2,空から探す 3,関係者に聞きまくる 4,ランクルスにエスパーパワーで探させる
下1
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:42:27.20 ID:CEeVhGD00
- 4
- 360 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:46:11.91 ID:d1EXoSPK0
- シークレット判定 成功
キョウヘイ「……そうだ、ランクルス! 結構ルリちゃんと会ったりしたっすよね」ポーン
ランクルス「りゅい」コク
キョウヘイ「こう……ミョン! と探すことって出来ないっすか!? このイッシュの中から……いや」ガサガサ
キョウヘイ「この地図の、こっからこの辺りまでの範囲でいいっす。他に行ってる可能性は低いし…」
ランクルス「りゅりゅい!」コク ミョンミョンミョンミョン ミョンミョン ミョン
ランクルス「…………」
キョウヘイ「ど、どうっすかランクルス…?」
ランクルス「りゅいー!」ダッ
キョウヘイ「お、見つけたっすか! んじゃ、行くっすよキュレム!」ポーン
キュレム「きゅらららら!」
- 361 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:53:08.70 ID:d1EXoSPK0
- 〜ヒウンシティ 路地裏〜
キョウヘイ「ルリちゃん!!」
ルリ「っ!? ……あ、キョウヘイくん……っ!」
キョウヘイ「何が……いや、何かあったんすか? 電話繋がらなくて焦ったっすよ」
ルリ「それが……私、あのライブキャスターでSNSも更新してるの、知ってるよね」
キョウヘイ「へ? あぁ〜…そういえば前に言ってたっすね」
ルリ「……私のアカウントを調べれば…っていうか、私の名前で検索したらわかると思うんだけど……」
キョウヘイ「ふむ? どれどれ〜〜……」ポチポチ
キョウヘイ「……え、何すかこれ? 誰かと歩いてる写真…俺じゃないっすね。それに…」
キョウヘイ「付き合ってますだぁ!?!??!?!?!?!?!?!?!」
ルリ「しーっ、キョウヘイくん、しーっ……! 誰かに聞こえちゃう!」
キョウヘイ「あ、ごめんごめん……で、その、これは…?」
ルリ「この写真に写ってるの…私に見えるけど、多分加工写真だと思うんだ。だって、私はこの人知らないし……」
ルリ「それに、私はキョウヘイくん一筋だから…………」
- 362 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 21:59:34.59 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「そうっすね……ルリちゃんの愛情の質量は俺が一番知ってるっす!」
ルリ「キョウヘイくん……」ポッ
ルリ「あ、そ、それでね……さっきライブキャスターを落としちゃってから、これが始まって…」
キョウヘイ「(……ってことは、これを拾ったやつが悪戯で? いや……)」
キョウヘイ「(これがあの"俺"の仕業なら、この解除コードを入力すれば何とかなる…はず、っす)」
キョウヘイ「(となると遠隔操作? 何にしても、誰かに拾われる前に見つけないとヤバいっす)」
ルリ「……私の手元には、SNSを更新できる機械もないし、誤解を解くこともできなくて…」
ルリ「たまに様子を見てはいるんだけど……私のファンだった人まで、ひどい言葉をたくさん言ってて。それに、私のアカウントが返事したりしてて…」
ルリ「ネットの中に、私じゃない私がいるみたいで……怖いよ、キョウヘイくん……!」
キョウヘイ「(炎上か…一度火が付くと、それが真実であれ嘘であれ 多少は影響が出るものっす)」
キョウヘイ「けど……ルリちゃん、俺が絶対何とかするっす。解決したうえで、三か月…いや、一か月以内に」
キョウヘイ「いつもみたいに、テレビには笑ってるルッコちゃんが映ってる。そんな世界に戻してみせるっす」
ルリ「キョウヘイくん……!!」
- 363 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:03:53.84 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「さーてまずは落としたライブキャスターを見つけるところからっすね! ルリちゃん、落とした場所とかわかります?」
ルリ「えっと……ライモンシティの公園を散歩してるときは持ってたの。写真を撮ったから…その後、電車でここまで来て…」
ルリ「駅から出て、しばらく歩いて……すれ違った人が、私のアカウントの話をしてたから……多分、電車で落としたんだと思う」
ルリ「私も探しに行きたいんだけど、変装がばれたらと思うと…怖くって……」
キョウヘイ「だーいじょうぶっす! 絶対俺が見つけてくるっすからね! あと…」ポーン
エンブオー「ぶおう!」
キョウヘイ「お前はルリちゃんのボディーガード! 頼んだっすよ、相棒!」
エンブオー「ぶお〜〜〜!!!」
ルリ「ありがとう、キョウヘイくん……! エンブオーも、ありがとう」
エンブオー「ぶ、ぶおう…」テレ
キョウヘイ「好みまで飼い主に似寄ったっすか……んじゃ、俺は駅に行ってくるんで! そこで待っててくださいっす!」
ルリ「わかった、待ってるね……!」
- 364 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:07:35.56 ID:d1EXoSPK0
-
〜ヒウンシティ 表通り〜
キョウヘイ「……つっても、電車のどこで落としたかがわかんないとアレっすよね」
キョウヘイ「駅に届いてるって可能性も低そうっすし〜……」
キョウヘイ「確か、ライモンからヒウンまでの電車の型は、シングルトレインと同じなんすよね」
キョウヘイ「そっちに合流してたら…バトルを勝ち進めないと探せないっすね……」
キョウヘイ「(……今度からGPSでも取り付け……いや、その系統の愛はルリちゃんの十八番っす。俺じゃない)」
キョウヘイ「とにかく聞き込みっすね! どこだ〜〜〜 ライブキャスタ〜〜〜〜!!!!」
聞き込み結果 下1コンマ(によって展開が変わる 出目が高いほど難易度も高い)
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 22:09:53.38 ID:/3TBEi000
- はい
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 22:15:48.15 ID:CEeVhGD00
- チョロいな
- 367 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:16:55.63 ID:d1EXoSPK0
- 駅員さん「ピンクのライブキャスター? ああ、少し前に着信があったやつか…」
駅員さん「それなら、さっき持ち主だって人が無理矢理持って行ってしまってね。困ってたんだ」
キョウヘイ「持ち主ぃ? 絶対違うっすよ、だって俺持ち主の知り合いから頼まれてるんすよ」
駅員さん「なにやらぶつぶつ言っている人だったな……僕が助けるんだとかなんとか……」
キョウヘイ「(厄介オタクっすか……そうだな)」
キョウヘイ「ルカリオ、波導のアレでなんとか見つけられないっすか?」ポーン
ルカリオ「……」コク ダッ
キョウヘイ「うし、さっさと見つけ出すっすよ!」ダッ
〜駅 すみっこ〜
キョウヘイ「めっちゃすみっこじゃないっすか。どんだけすみっコぐらししたいんすかマジで」
キョウヘイ「はあ……さて、見つけたっすよ。アンタ、人のケータイで何してんすか?」
オタク「な、なんだ君は……!」
- 368 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:22:03.25 ID:d1EXoSPK0
- オタク「あ、アイドルのルッコちゃんを知ってるか? 今すごい大炎上してて……」
オタク「彼氏がいる……なんてあったけど、そんなの本当なもんか! ルッコちゃんは皆のアイドルなんだ」
キョウヘイ「(そこに関してはノーコメントにさせてもらうしかないっすね…俺が彼氏なんで……)」
オタク「けど……僕このライブキャスターを見たとき……画面にはどんどん勝手に更新されてるSNSの画面があって……」
オタク「僕が……僕がルッコちゃんを助ける白馬の王子様なんだ! 僕がこれを見つけたのは運命なんだ!」
オタク「知らないやつが落し物とかいって持って行ったけど、そうじゃない! 僕に助けてもらおうと、ルッコちゃんが置いていったんだ!」
キョウヘイ「な・る・ほ・ど……どういうタイプの厄介オタクかは大体理解したっすよ」シュウン ポーン
キョウヘイ「けどま、それは渡してもらうっす。ほら、早く」
オタク「な、なんでお前なんかに……!」
キョウヘイ「なんでって? そりゃあ……俺が本当の!あの子の白馬の王子様だからっすよ!! やれ!」
キリキザン「きしゃっ!」ザクッ
オタク「ひ、ひいっ!!!」ガシャン バタッ
キョウヘイ「ふっ、みねうちだ……なーんて! …って、気絶しちゃったっすか」
- 369 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:25:30.99 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「後は……お、なんか既に画面が出てるっすね。『pass?』…えーと、最初に送られたコードを入力して……」
キョウヘイ「お、開いた。っつか、めちゃめちゃデータが消えてくっすね……けど、これだけで大丈夫とは思えないし」
キョウヘイ「転載された画像とか…人の噂とか印象が消える訳でもなし……あとは、俺がコツコツ頑張るしかないっすね」
キョウヘイ「っと……そういえば。事態を若干めんどくさくしやがったこの男はどうしてくれよう」
キョウヘイ「中々危険な思想の持主っす……レッドさんが見たら泣いちゃうレベルの」
キョウヘイ「今のうちにどうにかしておくべきか……ん?」ポーン
ルカリオ「……」ジッ
キョウヘイ「…ルカリオは優しすぎるんすよお! ん〜〜〜、本当は海に沈めたいとこっすけど…ルカリオが嫌なら…」
キョウヘイ「何かこいつにある程度の罰を与えて、でもルカリオが納得するライン……」
どうしてくれようか 下1
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 22:30:17.33 ID:DrlKfrn80
- 荒行
- 371 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:38:27.37 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「そーっすね、この腐った根性を叩きなおしてやる必要があるっす」
キョウヘイ「……けど、流石に俺にもお坊さんとかの知り合いはいないんで……あ!」ピッポッパ
キョウヘイ「もしもしー? ちょっと頼みたいことがあるんすけど! いいっすか?」
ブルー『貴方が連絡してくるなんて、珍しい事もあるのね。どうしたの?』
キョウヘイ「ちょっと鍛えなおしてほしい人がいるんすよ。かくかくしかじかで……」
ブルー『あら! それは大変ね。まっかせてちょうだい、立派な僧にしてあげるわ』
ブルー『ライも悟った、ブルー流の修行。味わわせてあげる! それじゃ、すぐ向かうから置いといて〜!』ピッ
キョウヘイ「……ライが悟ったの、ブルーさんがやったんすね…知らなかった…」
キョウヘイ「ま、とにかく第一のミッションはほぼ完遂っすね。あとはこれを届ければ……」
ライブキャスター「」ヴヴヴ
キョウヘイ「非通知……またアイツっすか」ピ
- 372 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:39:27.17 ID:d1EXoSPK0
- 『はーい、第一のミッションクリア! お疲れ様っすよ〜!』
キョウヘイのライブキャスターから音声が流れる。そこに映っていたのは、まぎれもないキョウヘイ……にそっくりのロボットであった。
にやにやとした笑みを浮かべながらこちら側を見つめる彼に、キョウヘイは何か違和感を覚えずにはいられない。それを言語化することは躊躇われたのだが。
『何を躊躇うことがあるんすかね? 素直に言えばいいんすよ。アップデート済のキョウヘイくんは地の文すらも呼び出すことが出来るんすよね〜!』
彼は両手を広げる。そこには何も映っておらず、文章が浮かんでいるわけでもない。それでも、これまでとは明確な違いが存在した。
『勿論、郷に入っては郷に従え。一時的なものっすよ、次のレスでは戻るっす。けど……』
これで、俺のほうが上っていうのは理解できたっすよね? にっこりと笑って、彼はそう続ける。返事がないのを気にせず──画面右上の表示を信じるならば、これはライブ中継のはずである──彼は改めて口を開いた。
『……それにしても、あんなソースの無い情報に踊らされる人間の姿は滑稽だったっすよ。"俺"もそう思うっすよね? あ、返事はしなくていいっす。今のでわかったっすから』
彼は笑顔で語り掛けてきたと思いきや、すぐに期待外れとでも言わんばかりに肩を竦めて見せた。わざとらしく大きなため息をついた後、またにこやかにカメラへ目線を向ける。
『残留データから予測はしていたとはいえ、残念っす! "俺"も、愛とかいう曖昧な物に囚われる人間なんすね! 残念すぎて、疑似表情筋がバグるレベルっすよ!』
それじゃ、と彼は画面越しの自分を指さす。その表情は先ほどからぴくりとも変わらず、人工的な笑顔の不気味さをあえて表しているかのようだった。
『次のミッションっすよ。ターゲットの写真だけ送るっすから、しっかり探してくださいね〜。解除コードと一緒に画像データを添付したんで、ちゃーんと見ないとダメっすよ?』
- 373 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:45:29.32 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「……相変わらず腹立つっすね!! 確かに?ロボのが上ってのもわからないでもないっす。腹立ち具合だけっすけど!!」
キョウヘイ「次は……トウヤさん、っすか。ぶっちゃけ、来るかなとは思ってたんすよね」
キョウヘイ「けど、あの人に悪戯……つっても、あんま思いつかないっすけどね」
キョウヘイ「ロリに扮したスパムメール送るとか? それに引っかかる先輩も嫌っすけど……」
キョウヘイ「とりあえず電話かけてみるっすか」ピッポッパ プルルル
トウヤ『はーい、もしもし。どうしたの? 何かあった?』
キョウヘイ「あれ、思ったより大丈夫そうっすね。今どこにいるんすか?」
トウヤ『え? サンヨウシティの…わかるかな、夢の跡地ってところ。廃墟みたいな感じの…』
キョウヘイ「あ〜〜〜……まぁ わかるっすよ。あの虫多い所……で、そこで何してるんすか?」
トウヤ『子供たちに遊ぼうって誘われてね。もう解散して、僕も帰ろうと──』ザザッ ザザザ
キョウヘイ「……ちょっと、トウヤさん? トウヤさ〜〜〜〜ん!!?!?」
トウヤ『キョ……イ? 何──て…… 頭が──…』ザザ ザーーーーー
キョウヘイ「……ここの電波が……って訳じゃなさそうっすね。ピジョット、これをルリちゃんに!」ポーン
ピジョット「ぴっじょ〜〜!!」バサッバサッ
キョウヘイ「俺たちも行くっすよ、キュレム!」
- 374 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:51:03.17 ID:d1EXoSPK0
-
〜夢の跡地〜
キョウヘイ「トウヤさん! トウヤさ〜〜〜ん! ……あ、いた!」
トウヤ「……キョウヘイ?」
キョウヘイ「そうっすよ、何ぼーっとして……ん?」
トウヤ「キョウヘイ! …久しぶり、元気だった?あはは、珍しい所で会ったね。 …けど、早く立ち去って」
キョウヘイ「どしたんすか? なんか違和感…っつーか、これ、ん…?」
トウヤ「…前に、変な森へ行ったこと、覚えてる?ここはそこと同じ空気がするんだ……逃げて……」
トウヤ「…あはは、そんなに僕が出てくるのが嫌なんだ?邪魔が入る前に遊ぼうよ、キョウヘイ!」
キョウヘイ「……アンタ、やっぱ目覚めトウヤさんっすね!?!? いや、そうもなりきってないっていうか!」
キョウヘイ「ちょこちょこ普段のトウヤさんが見え隠れしてるのが余計やりづれーっていうか……!」
- 375 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 22:56:34.18 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「つーか、さっき電話してきたときは平気だったっすよね!? なんで…!」
トウヤ「…電話の、途中で。変な音がしたんだ。頭が割れるような……そうしたら、急に目が覚めてね?」
トウヤ「…だから、こっちに来ちゃいけないって…言われそうだったから、慌てて電源を切ったんだけど……間に合わなかったみたいだねぇ…」
トウヤ「今日は調子が良いんだ。このままなら、丸ごと乗っ取れる気がする。だから……僕にもう、関わっちゃいけない」
キョウヘイ「と、トウヤさん……たち……」
トウヤ「……あはは、そんなひどい事、キョウヘイがするはずないよね?こっちにおいで、キョウヘイ」
キョウヘイ「(…段々、目覚めトウヤさんでいる割合が増えている…マジで乗っ取られたらシャレになんねーっすよ)」
キョウヘイ「(多分、解除コードを入力するのはトウヤさんのライブキャスター…けど、しっかり握りしめてるから奪えそうにないっすね)」
キョウヘイ「(どうにかして、あれを手に入れないと……)」
どうするか
1,バトルをしかける(特殊判定) 2,誘いにのったふりをする(成功率高・事故率高) 3,無理矢理奪う(成功率中・事故率低) 4,自由
下1
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:00:03.75 ID:Z2P4RsKs0
- 2
- 377 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:09:51.98 ID:d1EXoSPK0
- シークレット判定 (80/30)
トウヤ「キョウヘイ、駄目……なんて、つれないよね。ほら、おいでキョウヘイ」
トウヤ「僕と一緒にいるほうが、きっとずっと楽しいよ。あんな平和ボケして英雄面したつまらない奴じゃなくて」
目覚めトウヤ「僕と一緒に遊ぼう? あいつとじゃできない遊びも、僕はたくさんしてあげられるよ。ね?」
キョウヘイ「……普段のトウヤさんとは出来ない遊び、ねぇ…例えばなんすか?」ザッ
目覚めトウヤ「そうだね、あいつには見せられないような…残酷なお人形遊びだってしてあげる」
目覚めトウヤ「君が一人で頑張ってきた、人には言えないことも手伝ってあげるよ」
キョウヘイ「……アンタ…いや、トウヤさん、どこまで知って……!」グイッ
目覚めトウヤ「あはは! あいつの得意技は知らない振りとわからない振りだよ。あ、あと…わかってあげた振りも、かな」
目覚めトウヤ「けど、僕は知ってることは全部教えてあげたいんだ。君がわざと僕に近付いてるって事も…知ってるよ?」ニコ
- 378 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:14:21.31 ID:d1EXoSPK0
- 『えー、えー、保護プロテクト作動ちゅーう!』
『いや別に? 俺はあの"俺"がどれだけ恥をかこうが知ったこっちゃない…と思ってたんすけど』
『よく考えたら、俺が完璧に成り代わるまでの行動は全部俺に帰ってくるんすよね〜』
『俺はそういう趣味はないんで? ってか人間の生殖行為にも興味は無いんで?』
『後々似たようなことを要求されたくないんすよ。だからわざわざ隠して……おっと、手が滑った!』
キョウヘイ「っだ、この、離せっていってるじゃないっすか……っ!」
目覚めトウヤ「あはは、嫌に決まってるでしょ。せっかくキョウヘイから飛び込んできてくれたんだもんね?」
キョウヘイ「だれがっ、飛んで火にいる、夏の……っ、〜〜〜〜!!」ゲシゲシ
目覚めトウヤ「…………キョウヘイはおしゃべりだね。そこも可愛いけど、もう少し可愛げのあることを言ってほしいな」
『はーいここまで!』
- 379 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:19:14.16 ID:d1EXoSPK0
- 『流石にここでは凍結されたりすることもないっすけど〜、先述の通り、俺のイメージ悪くしたくないんで…』
『こんな廃墟で信頼する先輩にあーんなことやそーんなことをされてる…なんて思われたくないんで…』
『……お、そろそろよさそうっすね。それじゃあカメラ戻しま〜す!』
キョウヘイ「息っ……ボケ……!!!!!!」
目覚めトウヤ「あはは、本気で怒らせちゃった。そんなに嫌だった? 悦んでるように見えたけど」
キョウヘイ「漢字変換!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴス
目覚めトウヤ「おっと、危ないな。全く、今の僕なら避けられるとはいえ、僕にまで暴力をふるうのは関心しないな」ヒョイ
目覚めトウヤ「あ……っと、帽子が飛んじゃった」チラ
キョウヘイ「!」 「(意識が逸れた、今のうちに……!)」バッ
目覚めトウヤ「あっ、僕の電話のやつ! 返してよ〜〜!」
キョウヘイ「電話のやつって言い方なんすか!幼児か! なんてツッコミしてる場合じゃないっす、解除コード入力〜〜〜!!」カチカチカチ
- 380 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:24:17.66 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「オール クリア!!!! これでどうだ!!!!!!!」
目覚めトウヤ「……、なるほど、それが狙いだったんだね。あの電波が僕を表に引きずり出してた…それを止めたんだ」
目覚めトウヤ「残念だけど、今日は君の勝ちだね。けど、きっとまたすぐ会えるよ。その時はレッドも入れて、沢山遊ぼうね……」バタッ
キョウヘイ「……」スッ ササッ… 「…トウヤさん、トウヤさーん!」
トウヤ「……う…あれ、キョウヘイ……そうだ、僕……」パチ
トウヤ「キョウヘイっ、大丈夫!? もう一人の僕に何か変な事されてない!?」
キョウヘイ「大丈夫っすよ。ほら、服も髪も乱れてない完璧な俺っすよ?」
キョウヘイ「流石に何回も相手してるわけっすから、無傷で突破するくらい余裕っすかね〜〜〜!!」
トウヤ「…そっか、それならよかった。ごめんね、キョウヘイ…」
キョウヘイ「や、謝らないでくださいっす。多分俺が迷惑かけたサイドなんで……ま、詳しいことは後で話すっす! それじゃ!」
トウヤ「う、うん……またね、キョウヘイ!」
- 381 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:28:14.49 ID:d1EXoSPK0
- キョウヘイ「……つい、慌てて逃げてきてしまったっす」
キョウヘイ「いつもよりアレだった分、若干気まずかったってのもあるっすけど…」
キョウヘイ「……目覚めトウヤさんが言ってたことが、若干引っかかるんすよね」
キョウヘイ「全部が全部本当のことを言ってるとは思えないっすけど……もし、本当に、一緒に…」
キョウヘイ「…………いや、何にしても毎回あんな目に遭うのはごめんっすね」
キョウヘイ「危なかったっす、すでに本人がいないのに術中に嵌るところだったっすね……お」
ライブキャスター「」ヴヴヴ
キョウヘイ「…そろそろ日が暮れるっすね。間に合えばいいんすけど……」ピッ
- 382 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:28:50.59 ID:d1EXoSPK0
- https://twitter.com/boostereve/status/1362764545572237313?s=20
- 383 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/19(金) 23:31:15.64 ID:d1EXoSPK0
- 『と、いう訳で! 続きはまた明日〜!』
『同じくらいの時刻からはじめる予定っすよ! みなさーん、またね〜!』
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:34:20.36 ID:CEeVhGD00
- 乙
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:34:25.30 ID:DrlKfrn80
- 乙です
- 386 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:01:14.94 ID:kMdQccKF0
- 『はじめま〜す!』
- 387 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:04:57.57 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「……」
キョウヘイ「贅沢者めッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョウヘイ「つか、街一つ破壊されるかもしれない悪戯って悪戯じゃないでしょ……えー、次は」
キョウヘイ「……レッドさん、か〜〜〜……」
キョウヘイ「(……つっても、レッドさんはルリちゃんみたいに惑わせるSNSがあるわけでもなく)」
キョウヘイ「(トウヤさんみたいに怪電波を使おうと、一人だろうから意味ないだろうし…何する気っすか?)」
キョウヘイ「……つか、レッドさんがいるのシロガネ山っすよね!? めっちゃ遠いじゃないっすか!!」
キョウヘイ「飛行機…はチケット取ってどうにかしても時間かかるし……キュレム、まだ飛べるっすか?」
キュレム「きゅらら!」コク
キョウヘイ「この件が終わったら、しっかり休暇取らせてやるっすからね! ゴー!」
キュレム「きゅららららららら!!!!」ゴオオ
- 388 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:11:18.46 ID:kMdQccKF0
- 〜上空〜
キュレム「……」ゴオオオ
キョウヘイ「(キュレムは飛べるポケモンの中でもまあ速いっすけど 伝説だし)」
キョウヘイ「(それでも、向こうに着く頃には朝になってるかもしれないっすね……)」
キョウヘイ「(疲れたから若干眠くなってきたっすね……これで雪山行って生還できるかな……)」
メロエッタ「なんや、疲れてるならちょっと寝とき? 子守歌歌ったろか?」
キョウヘイ「うわ、メロ太郎! 急に出てくるとびっくりするじゃないっすか」
メロエッタ「メロ太郎ってのやめえ! あと急に出てきて喋るのは準伝の特権や」
メロエッタ「って、そんな話してる場合やない。このままやと、雪山でぶっ倒れることなるで」
キョウヘイ「それは……そうっすけど……」
メロエッタ「安心せい、キュレムかて飛ぶの得意やもんなあ? 人一人落とさんで飛ぶくらい余裕やわ」
メロエッタ「それでも落ちそうになったらあたしが引っ張ったる」
- 389 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:15:04.83 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「……めっちゃ喋るっすね?」
メロエッタ「そらそやわ! あたし本編で全然出番無いんやもん。せっかく今はあんたが主役なんやから」
メロエッタ「ちょーっとくらい出しゃばっても怒られることないんやない? なんだかんだ初期の手持ちなんやし」
キョウヘイ「そりゃまあ、怒られることは……ふあぁ」
メロエッタ「ほら眠いんやないの! せっかくボイスフォルムやし、歌ったるわ。キュレム耳塞いでな!」
キュレム「きゅらら」キュッ
メロエッタ「ねんねぇ〜〜〜〜〜〜〜ん ころりぃ〜〜〜」
- 390 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:18:15.11 ID:kMdQccKF0
-
キョウヘイ「……はっ!!!」ガバッ
メロエッタ「お、起きた。ほら、朝焼けやで〜」
キョウヘイ「なんか、寝たっつーか落ちたって感じなんすけど……」
メロエッタ「なんや、あんた知らんの? 状態異常のねむるってそんな感じやで」
キョウヘイ「そうだったんすね……そらビビるっすわ……」
メロエッタ「トレーナーとしても成長出来てよかったなぁ。さて、服着込み! 凍死するで」
キョウヘイ「あぁ、そうっすね。雪山だし……って、キュレム? まさか頂上に直接突っ込む気っすか!?」
キュレム「きゅらら!」
メロエッタ「そうや! 言うてるで。時間もないんやろ?キュレムは吹雪も得意だから余裕やって」
キョウヘイ「……じゃ、任せるっす。うお〜カイロパーカーダウンニット帽マフラー手袋……」ゴソゴソ
- 391 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:21:55.97 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「あ、あれがシロガネ山っすね。遠くから見ても迫力が……ん?」
メロエッタ「なんやあの山、騒がしない?」
キョウヘイ「そうっすね。なんか妙に吹雪も強いし……雷? 頂上のあたりが光ってるような……」
キョウヘイ「……キュレム、近付けるギリギリまで急げ!」
キュレム「きゅららららら!!」
メロエッタ「もっこもこやけどちゃんとカッコつけとるやん! ええぞー!」
キョウヘイ「ちょっと!! もこもこなのは言わないとバレないんすから!!!!!」
〜シロガネ山 頂上〜
キョウヘイ「レッドさーーーんっ!!!」
レッド「!? き、キョウヘイ……なんで……?」
キョウヘイ「訳はあとで話すっす! それより……なんすか、この騒ぎ!?」
ピカチュウ「ぴかぴか!!! ぴっかーーーーーーーーーー!!!!!」バリバリ
リザードン「ぐおおおおおう!!!」ボオオオオッ
グレイシア「しあーーーっ!!!」ビュウウウ
キョウヘイ「ちょっとした天変地異みたいになってるっすよ!?!?」
- 392 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:26:34.06 ID:kMdQccKF0
- レッド「わ……わからない……さっき、よくわからない電話に出たら……急に……」
レッド「みんな、暴れだしちゃって……やめてって言っても……聞こえてない、みたいで……」
キョウヘイ「レッドさん……そうだ、携帯は? どこにあるっすか? それを何とかできれば……」
レッド「それは……ピカチュウが…」
ピカチュウ「ぴ!!!!!!!」ギュウ
キョウヘイ「うわーお……可愛く握りしめてるっすけど、これはヤバいかもっすね……」
エーフィ「そうだよヤバいんだよーーー!! 助けて〜〜〜〜!!!!」ポーン
キョウヘイ「うわーーーー!!! エーフィは大丈夫なんすか!?」
レッド「うん……ミュウツーとか、アルセウスとか……その辺りも、大丈夫みたい……」
エーフィ「伝説のポケモンが電波ぐらいでなんとかなるかってね!! 僕は普段洗脳する側だから大丈夫だった」
- 393 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:32:31.95 ID:kMdQccKF0
- エーフィ「それで……みんなが考えてることも読み取ろうとしたんだけど、すっごいノイズかかってる感じ?でわかんないんだよね」
エーフィ「辛うじてわかるのは、みんな…レッドの指示に従ってる、って思ってるってこと」
キョウヘイ「……んん?」
レッド「僕も、わからない……けど、暴れろなんて言ってない……」
キョウヘイ「ん〜〜……じゃあ、レッドさんが出た電話から出た電波でそう洗脳されてるってことっすかね?」
エーフィ「なんかちょっと違う感じはあるけど……ま〜〜そこはどうでもいいんだよ〜〜! 僕のミョンミョンでも上書き出来ないの!!」
レッド「……今は、ここで食い止めてるけど……この子たちが山を下りたら……」
キョウヘイ「それこそ、街一つ崩壊っすねぇ……うわ〜〜〜〜、一番敵に回したくないのが来たっすか!!」
キョウヘイ「……ちなみに、レッドさんの残ってる手持ちって……」
レッド「エーフィ、ミュウツー、アルセウス、ミュウ、ギラティナ、ダークライたち…かな」
キョウヘイ「結構な戦力では!?と思ったっすけど、手持ち一覧を見て絶望したっす」
- 394 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:39:25.87 ID:kMdQccKF0
- レッド「今は……この七匹で、なんとか食い止めてるけど……そろそろ、限界……」
レッド「……手を、貸してほしい……」
キョウヘイ「もっちろん! ぶっちゃけ、俺のせいでもあるっすし……出来る限り手伝うっすよ!」
キョウヘイ「つっても、これ……」
レックウザ「きりゅりりゅりぃぃ!!!!」ゴオオオオオ
ギラティナ「びしゃーーーんっ!」ドンッ
ファイヤー「ぎゃーーーお!ぎゃーーーお!」ボオオオオオッ
ミュウ「みゅ、みゅ! みゅ〜〜〜〜っ」アセアセ
キョウヘイ「……絵面がちょっとした劇場版っすよお…」
レッド「でも……止めないと…」
レッド「こんな…力の使い方は、したら駄目……それに……」
キョウヘイ「…それに?」
レッド「…本当に、僕が指示を出したほうが……みんな、力を出せる……」
- 395 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:45:48.76 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「あー……んじゃ、作戦立てるっすか!」
レッド「……うん……」
キョウヘイ「まず一つは〜、頑張って全部倒すこと……っすけど……」
キョウヘイ「今、エンブオーもピジョットもいないんすよね〜…ま、いても敵う気はしないっすけど」
レッド「……いや、わからない……さっき言った通り…この子たちは、普段より弱い…から」
レッド「ダークライとかギラティナなら……弱体化もさせられる、かもだから……」
キョウヘイ「……俺に、レッドさんに勝てって言うんすか」
レッド「……少し、弱らせれば…目も、覚めるかもしれない……目が覚めた子に、僕が支持を出すから…」
キョウヘイ「少しずつ削って、仲間を増やして戦えってことっすね」
レッド「……」コク
- 396 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 21:51:10.75 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「んじゃ、それが一つとして……二つ目は、ピカチュウを追うことっすね」
レッド「……ピカチュウは、足が速いし……多分、他の子も妨害してくる……」
キョウヘイ「それをどうにか潜り抜けて、電話を取り返す。多分、俺が知ってる解除コードを入力すれば一気に目を覚ますはずっす」
レッド「……」
キョウヘイ「…どしたんすか?」
レッド「ピカチュウは……こうなってから、ずっと…何かを探してるみたいで……こっちを見てくれないから…」
レッド「…………」
キョウヘイ「…大丈夫っすよ! どっちのやり方にしても、俺も協力するっすから! 戦力は大体2倍っすよ2倍!」
キョウヘイ「だから〜〜……ほら、レッドさんが泣いちゃったら今頑張ってる子もビックリしちゃうっすよ〜〜! ねっ!」
レッド「! ……うんっ」
キョウヘイ「さて! それじゃあどの作戦にするか決めないとっすね」
1,徐々にポケモンを倒していく 2,ピカチュウを狙って追いかける 3,そのほか(自由記述)
下1
- 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 21:53:26.04 ID:MYvQxq9p0
- 1
- 398 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:06:11.04 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「ん〜〜〜……」
レッド「……」ジッ
キョウヘイ「…わかったっす。じゃ、ちょっとずつ倒していく作戦でいきましょう!」
レッド「……うん。それじゃあ、キョウヘイのポケモン…全部出して」
キョウヘイ「レッドさんのその言い方、もう「全部まとめて倒すから…」の時にしか聞かないんで緊張するんすよ…」ポーン
レッド「(声真似、似てる……)」
キョウヘイ「ジュゴン、エレキブル、ハガネール、メロエッタ、キュレム、ギャラドス、ルカリオ、ランクルス…」
キョウヘイ「バニリッチ、ヨノワール、キリキザン、ミミッキュ、ダグトリオ……こうしてみると、結構いるっすね?」
レッド「……」ジッ ペタペタ ナデナデ
キョウヘイ「…ど、どうっすかね〜〜。俺のポケモンたち……」
レッド「うん……みんな、しっかり鍛えてある……いいトレーナーだね、キョウヘイ……」
キョウヘイ「え! エッへへへへ そりゃ〜〜まあ? 俺も俳優しながら頑張ってるっすからね〜〜〜」
- 399 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:12:22.77 ID:kMdQccKF0
- レッド「この子たちなら……2,3匹でまとめて行動すれば、1匹は目を覚まさせることができる…と思う……」
キョウヘイ「なるほど……えーと、じゃあ3匹セットにしたら……最後だけ4匹にしても、4セットっすね」
レッド「……指示、頑張って……僕は、ミュウツー達に声をかけて……ポケモンたちを誘導してみる……」
キョウヘイ「わかったっす。やってやろーじゃないっすか! …俺だって、やるときゃやるキャラっすからね」
キョウヘイ「よし、そんじゃA班は対フェアリータイプ! B班は対ドラゴンタイプ! 強そうなところから仲間にしてくっすよ」
ジュゴン「じゅご!」
メロエッタ「任せとき!」
キョウヘイ「C班は山からポケモンが下りないように防戦に徹して、D班は数の暴力で孤立してるポケモンを袋叩きっすよ!」
ルカリオ「きゅおう!」
ヨノワール「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- 400 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:14:18.62 ID:kMdQccKF0
-
レッド「……って、事だから…よろしくね、みんな…」
ミュウツー「……」チラ
レッド「大丈夫……キョウヘイは、強いトレーナーだから……」
レッド「心配しないで、ミュウツー……」
ミュウツー「…、……」シュンッ
レッド「……行っちゃった…」
キョウヘイ「さーて! D」
- 401 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:17:04.11 ID:kMdQccKF0
- 『カッコいいところで混線を起こしたことおわびしま〜す』
キョウヘイ「仕切り直し!! さて、D班は俺が直接指示するっすよ」
ヨノワール「ありがとうございます!! …しかし、アレに勝てるとお思いで?」
色ミミッキュ「みきゅ」
ヨノワール「彼も不安がっています」
キョウヘイ「俺たちの勝利条件は、倒すことじゃないんすよ。多少ダメージを与えられればそれでいいっす」
キョウヘイ「けど…ヨノワール、キリキザン、ミミッキュ、ダグトリオ…このメンバーで戦えるタイプの相手を選ばないとっすね」
キョウヘイ「あっちこっちで戦ってるすけど、狙えそうなポケモンは……」
下1 レッドの手持ちから
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:21:21.33 ID:WKCY6bKm0
- ユクシー
- 403 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:32:51.65 ID:kMdQccKF0
- シークレットコンマ判定 目標値30+(タイプ有利15+タイプ有利15+タイプ有利15)→75 成功
キョウヘイ「見っけたっすよ、エスパータイプ!」
ユクシー「きょぅうん……」
キョウヘイ「うっ……すげーオーラっすね。普段はただの筋肉フェチっすけど、マジで幻のポケモンって感じっす」
キョウヘイ「けど、4匹に1匹が勝てるわけないんすよーー!! いけっヨノワール! 動きを封じろ!」
ヨノワール「はい!!」グオオ
キョウヘイ「ダグトリオ、足元崩せ! キリキザン、ミミッキュ、出来る限りの攻撃!!」
ダグトリオ「だ」「ぐ」「とりお!」
キリキザン「……!」ズシャッ
色ミミッキュ「みっきゅ!!」ザシュッ
ユクシー「きょうっ…… きょうん!」
色ミミッキュ「!」
キョウヘイ「いやいけるっす! まだいける! 怯んじゃ駄目っすよ!!」
色ミミッキュ「……みっきゅ!!」ザシュ
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:35:10.76 ID:MYvQxq9p0
- 筋肉フェチはアグノムでユクシーはフィーじゃなかった?
- 405 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:36:44.19 ID:kMdQccKF0
- ユクシー「きょう……へい、? あれ、何があったんでしたっけ?」
キョウヘイ「っしゃーーーーーー喋ったーーーーーー!!!!!!」
ユクシー「えぇ、なんですか? あっ貴方いい筋肉してますね!!!」
ヨノワール「ギャアやめてください!!!!」
ユクシー「よいではないかですよ〜〜……って、ウワーなんか戦争してる!?!?」
キョウヘイ「細かい説明は後っす、とりあえず大暴れしてるやつを落ち着かせるの手伝ってください!」
ユクシー「は、はい……そういえばレッドは? 彼はどこです? あっいた!!」ビュン
キョウヘイ「久々に見たっすけど、あんなキャラだったっすかね……とにかく、コツはつかめたっす」
キョウヘイ「……相変わらずやべ〜強さっすけど。現状を切り抜けるくらいは、俺でもできるっすね」
- 406 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:37:28.49 ID:kMdQccKF0
- あれ……(頭をおさえる作者)(訂正間に合わなかったのでお詫びを置いておきます)
- 407 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:44:53.95 ID:kMdQccKF0
- キョウヘイ「ふっ、更新が追い付く前のレスだったんで訂正は間に合わなかったっすけど…」
キョウヘイ「特に意味のない俺のセリフが意味を持ったんでヨシとするっす!! そんじゃ次ィ!!」
レッド「キョウヘイ……あと少し……!」
キョウヘイ「マジっすか!?」
ジュゴン「じゅごーー!!」ピキキッ
エレキブル「ぶるぁ!!」バチバチ
サーナイト「しゅう……! しゅう?」
キュレム「きゅららららら!!」パキパキ
メロエッタ「オラーーーー!!! なんちゅー強さやこいつら!!」
ラティアス「きゅう うう……?」
レッド「目が覚めた子たちも、キョウヘイのポケモンと頑張ってる……」
レッド「……強く、なったね……」ニコ
キョウヘイ「っ……あ、あざーっす! 喜ぶのは後にして、あと少しなら畳みかけるっす!」
直下コンマ判定 数字が低ければ低いほどよい
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:52:12.46 ID:NFzoGbiH0
- ごーごごー
- 409 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 22:57:05.20 ID:kMdQccKF0
- スイクン「きゅおーーーうっ!!」ビシビシ
キョウヘイ「うおわーーーーっ!! 暴れポケモン、普通に人も狙ってくるっすね?!?!?」ズサー
ヨノワール「ヨノワールガーーーーードッ!!!!!!」
キョウヘイ「うざいっすけど助かったっす! エレキブル、十万ボルト!」
エレキブル「ぶるるるるっ!!」バチバチ
レッド「……サンダース、それに合わせて!」
サンダース「だーすっ!」バチバチッ
スイクン「きゅおう……」フラッ
レッド「あとは……ピカチュウだけ。あとは任せて……」
キョウヘイ「……っす」
- 410 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/20(土) 23:02:07.01 ID:kMdQccKF0
- レッド「……あれを、壊されたら、大変……だから」
レッド「エーフィ、ミュウツー、ラティオス、サーナイト、ミュウ、クレセリア……動きを止めて」
エーフィ「おっけー!」ミョンミョン
ミュウ「みゅみゅ〜〜〜っ!」ミョンミョン
レッド「…ありがとう……」ザッザッ
ピカチュウ「ぴ、ぴっかあ……!!!!!」バチバチ
レッド「………… ピカチュウ!」ギュッ
ピカチュウ「ぴ」パチッ 「……ぴっか?」
レッド「ピカチュウ……よかった…」
キョウヘイ「……はっ レッドさ〜〜ん! 大丈夫すか!?」
レッド「……」b 「鍛えてるから……」
キョウヘイ「鍛えてるから…と、とにかく……これで、街一つ壊滅の危機は免れたっすね」
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