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【ラブライブ!】雪穂「…どう言う事なのよ…コレ」
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51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:29:06.12 ID:UxuJnlH90
亜里沙「えぇ〜っと……」パラパラパラ
亜里沙(…うわっ結構色んな事書いてあるっ!?雪穂真面目過ぎっ!!
これじゃあ私の番号一つ探すのも一苦労だよ…)パラrrrrr
雪穂(…何なの一体…)
雪穂(…ハッ!勢いとはいえ勝手に手帳を安易に他人に渡したら不味かったかも…プライベートだし…)
雪穂「あのー…亜里沙?やっぱり手帳返し…」
亜里沙「あった!!」サッ! カキカキ…
雪穂「!?」ビクゥッ
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:29:47.69 ID:UxuJnlH90
亜里沙「…よしっ…はい!返すっ!!」ポスッ
雪穂「…えっ?えぇっ??」
亜里沙「じゃあちょっと行ってくるね!!」ダッ
ガラガラガラ…
雪穂「………」ポカーン
雪穂(…学校での亜里沙が…分からないわ……)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:30:58.72 ID:UxuJnlH90
穂乃果「…はぁ〜…何とか乗り切れたぁ〜…」
海未「穂乃果」スッ
穂乃果「ひゃ、ひゃいいぃっ!?う、ううう海未s…ちゃんっ!!?//」カァッ
海未「?今日は一度も寝ませんでしたね、感心です。」
穂乃果「えっ!?…あっその……//」
海未「これが毎日続けばいいのですが…」
穂乃果「が…頑張りますっっ!!」
海未「…?」
穂乃果「海未ちゃん……海未ちゃんかぁ……///」
穂乃果「えへへっ///」ニタァ
ことり「穂乃果ちゃん何か良い事でもあったのかなぁ?」
海未「…分かりません…朝からずっと様子が可笑しいですが…」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:32:08.91 ID:UxuJnlH90
ピリリリリッ ピリリリリッ
穂乃果「…?ポケットから…」ゴソゴソ
穂乃果「これはっ…ほ、穂乃果さんの携帯っ!?ど、どうしよう勝手に出ちゃって良いのかな…」スッ
穂乃果「…あれ?この番号どこかで見たことある様な…と、とりあえず」ピッ
穂乃果「も…もしもし?」
亜里沙『もしもしっ!?ほ、穂乃果の携帯…って事は亜里沙ちゃんだよねっ!?』
穂乃果「えっ…!?もももしかしてっ…」
穂乃果「穂乃果さんっ!!?」
ザワザワ… ホ、ホノカサン?
ホノカッテジブンジャ…
穂乃果「…あっ…」
〜〜〜〜〜
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:33:07.79 ID:UxuJnlH90
穂乃果「ハァ…ハァ……ここなら人もいないはず…」ハァ
亜里沙『ごめんねっ!こんな時間に突然かけて…穂乃果の身体の亜里沙ちゃんであってるかな…?』
穂乃果「は…はいっ!そ、そちらは…亜里沙の身体の穂乃果さんですよね!?」
亜里沙『うんっ…でも何で突然こんなことになっちゃったんだろう…』
穂乃果「あのっ…もしかしたら亜里沙のせいかもっ…」
亜里沙『えっ?』
穂乃果「す…すみませんっ!昨日雪穂と穂むらの和菓子の話しててっ…」
穂乃果「この家の子になったらこんなに美味しいお菓子が毎日食べられるんだぁ…良いなぁって…//」
亜里沙『…あっ…そ、それなら穂乃果も昨日絵里ちゃんと話をしててっ…』
亜里沙『も…もしも絵里ちゃんがお姉ちゃんだったら甘えたいなぁ〜…って考えたせいかもっ…//』
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:33:55.36 ID:UxuJnlH90
穂乃果「……」
亜里沙『……』
穂乃果「…なぁんだそうだったんですね!!」
亜里沙『…?』
穂乃果「これって…今お互いの夢がかなってる状態なんですよねっ!!?はらしょーっ!!」キラキラ
亜里沙『…あっ…確かにっ!』
穂乃果「あのっ!…い、良い機会ですしっ…お互い楽しみませんかっ!!
穂乃果さんお姉ちゃんにうんと甘えて良いですよっ!!」
亜里沙『ほ、本当っ!?じゃあ亜里沙ちゃんも穂むらのお菓子を…』
亜里沙『…ってそれじゃ私が太っちゃうよっ!!』
穂乃果「あっ…そ、そうでした…」シュンッ
亜里沙『うっ…』ザイアクカン
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:34:46.92 ID:UxuJnlH90
亜里沙『……うんっ…亜里沙ちゃんも穂むらのお菓子たんと食べちゃって良いよっ!』
穂乃果「本当ですかっっ!!?」
亜里沙『私ばかりじゃ申し訳ないしっ…い、一日位なら何とか大丈夫のハズっ…』ギリギリ
穂乃果「ありがとうございますっ!!」
亜里沙『…あっそう言えば…亜里沙ちゃんさっきの感じからすると学校行ってくれてたんだよねっ!?』
穂乃果「はいっ…その…穂乃果さんの身体で休むのは申し訳ないと思って…」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:36:25.56 ID:UxuJnlH90
亜里沙『ありがとう…ゴメンね?高校大丈夫だった?』
穂乃果「すみませんっ!問題が全く分からず当てられても1問も解けませんでした…」
亜里沙『……』
亜里沙『全然大丈夫っ!!私もいつも寝てるから授業全く分からないよっ!』ドーンッ
穂乃果「へっ??」
亜里沙『それよりも放課後のダンス練習なんだけど…』
穂乃果「…あぁっ!!そ、そうだったぁ!!ど…どうしようっ…μsのダンス全然分からないしっ…」アタフタ
亜里沙『…そこで私に考えがあるんだ…っ!!それはーーー……』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:38:56.69 ID:UxuJnlH90
穂乃果「それで希さんに協力をお願いしにきましたっ!!」バーンッ
希「は……お…おぉ……ん???」
穂乃果「…希さん?」
希「…ハッ…あ、あぁそっか!!き…君が絵里ちの妹の亜里沙ちゃん?なんやね?
それで亜里沙ちゃんの身体には穂乃果ちゃんが…???」
穂乃果「はいっ…」
穂乃果「お願いしますっ…放課後の練習穂乃果さんは事情があって参加できないと皆さんに伝えてもらえませんか!?」
希「う…うん…??」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:43:42.82 ID:UxuJnlH90
希(なんや…何が起こってるん…??絵里ちと雪穂ちゃんだけじゃなく穂乃果ちゃんと亜里沙ちゃんまで入れ替わって???
こんなスピリチュアルな入れ替わり現象が1日に…しかも身内で2件てっ!?これもう作為的なものにしか思えへん!!)
希(聞いた感じだと…亜里沙ちゃん達の入れ替わりも雪穂ちゃん達の入れ替わりもお互い認知してない…知らないよなぁ…)
希(言うべきか…いやでも亜里沙ちゃんの話だと穂乃果ちゃん絵里ちに甘えるって言ってたらしいし…その中身が実の妹って…)
希(今の状態はそれぞれの夢や願いを叶える絶好の機会……それを私のせいで潰されてしまうのもなんかなぁ……うん…)
希 「…分かった!うちに任せときっ!亜里沙ちゃん午後の授業も頑張りぃな!!」
穂乃果「ありがとうございますっ!!」
タッタッタッ…
希「……これは優しさや…世の中には知らん方が幸せって言葉があるん……うちは悪くない……」ブツブツ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:44:40.10 ID:UxuJnlH90
海未「えぇ!?絵里と穂乃果どちらも練習来れないんですか!?」
希「まぁそ、そうやねっ!絵里ちはちょっと体調らしくて…穂乃果ちゃんは家の事情があるって伝えて欲しいってね」
にこ「絵里が体調不良…?あぁだからいつもと様子が違かったのね」
海未「わ…私は穂乃果の事聞いてないのですが…」
希「あぁえぇ〜っと…な、何か急用みたいでね?」
海未「そうですか…」
ことり「でもことり達にも何も言わないなんて…よっぽどの事だったのかなぁ…」
海未「…全く…その事は明日とことん問い詰めましょうか…」
希(…明日までに口裏合わせておこ)
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:46:21.66 ID:UxuJnlH90
真姫「でもどうするのよ?穂乃果はともかく絵里もいないとなると練習にならないじゃない」
希「…まぁ仕方ないやんっ!うちらだけで出来ることしよっか」
真姫「もう……」
凛「は、はいっ!私もそれでいいと思いますっ……にゃあっ…///」ワナワナ
花陽「かy…凛ちゃんっ!?凛は敬語使わないny…よっ!!?」
希「……」
希「んんっ!??」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:47:17.34 ID:UxuJnlH90
帰り道
絵里「…はぁ…本当にこれで良かったのかなぁ…でも練習に出た所で全く踊れないから絶対可笑しくみられるし…
周りの皆さんにも迷惑かけるし…」
絵里「…絵里さん勝手に休んでしまって申し訳ありません……」ハァ
絵里(そう言えば絵里さんの家行ってどうしよ…出来れば直接会って話がしたいけど
でもこれが私だけのせいだったらもしかしたら怒ってるかもしれないし…あぁっ…怖いぃっ……)
穂乃果「……えっ??」バッタリ
絵里「!!?」
絵里(えっ!?な、何でお姉ちゃんがここにっ…練習はどうしたのっ!!?)
穂乃果(おっ…お姉ちゃん!?えっ!?μsはっ!??)
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:48:29.00 ID:UxuJnlH90
絵里(…ハッ、こんな所でオドオドしてたらお姉ちゃんに不審にみられるっ…何とか絵里さんらしく…)
絵里「…あ、あらおn…ほ、穂乃果奇遇ねっ!?」アセアセ
穂乃果「そ…そうだねおn……え、えええ絵里ちゃんっ!?」アセアセ
絵里「(おn…?)そ、そう言えば今って確か練習の時間だったわよね…?何でここに?」
穂乃果「(おn…って何だろう)あっ…えぇっと……ちょっと体調が優れないような気がして〜…」
絵里「……昨日元気にテレビ見ながらお菓子頬張ってたくせに…」
穂乃果「えっ?そ、そうなの!?で、でもそれを何でお…絵里ちゃんが知って…?」
絵里「そ…そうなのって他人事みたいに…」
ほのえり「「あっ…」」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:49:16.97 ID:UxuJnlH90
絵里「…なぁんてカマかけてみたり……」ダラダラ
穂乃果「あっ…ああぁなぁんだっ!!そそそそうだったんだぁ!!?」ダラダラ
ほのえり「「あははは……」」
ほのえり((これ以上は無理かも…))
絵里「じゃ…じゃあ私はそろそろ帰るわねっ…!また明日…」ソソクサ
穂乃果「あっ…そ、そう言えばお、絵里ちゃんこそ何でここにっ…!?」
絵里「っ!!」ドキーンッ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:49:57.70 ID:UxuJnlH90
絵里「それは……ちょ…ちょっと家の事情で…ね?」ドッ ドッ ドッ
穂乃果「あぁそっかぁ〜…い、家の事情ならしょうがないねぇ…」
絵里「え、えぇ…そう言う事で…ま、また…」スッ
穂乃果「う、うんまた…」
絵里(…ハァ…寿命縮まったぁ〜…ちゃんと誤魔化せたかな…まぁあのお姉ちゃんだからそんな気にする事ないと思うけど…)
穂乃果(…うちなんか事情あったっけ??…とりあえず良かったぁ…)ホッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:50:42.74 ID:UxuJnlH90
穂むら玄関
穂乃果「……」ソォーッ
ピンポーン
穂乃ママ「は〜いどちら様…」ガチャッ
穂乃ママ「…って穂乃果じゃない、何やってるのよ」
穂乃果「あっ…!そ、そうでしたよねっ!?アハハ…」
穂乃ママ「随分早くない?練習は?」
穂乃果「あっえぇ〜っとそのぉ……」アセアセ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 01:51:39.38 ID:UxuJnlH90
穂乃ママ「…まぁ良っか…それより丁度いい所に帰ってきたわね、どうせ暇なんだから店ちょっと手伝って」
穂乃果「…えっ…」
穂乃果「ええぇえぇっっ!!?」
穂乃ママ「何をそんなに驚いてるの…とりあえずこれいつもの所に片づけておいて」ドサッ
穂乃果「…………」
穂乃果(あわわわっ…どうしよう…そのいつもの場所が分からないよ…)
穂乃果(…聞きに行った方が良いのかな…?)
―――
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:00:27.94 ID:UxuJnlH90
ガチャリ
雪穂「た…ただいまー…?」
雪穂(はあぁぁ…雪穂ちゃん…もとい私の身体と連絡がつかないまま
…ついそのまま穂乃果の家に帰ってしまった…どうしましょう…)
雪穂(……雪穂ちゃん……今どこにいるの……)
穂乃ママ「あっお帰り雪穂、丁度良かった!ちょっと店の手伝いしてくれる?」
雪穂「…えっ…」
穂乃ママ「今日は穂乃果もいるから一緒にやって」
雪穂(ほ…穂乃果も!?μsはどうしたのよ!!)
――――
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:03:16.32 ID:UxuJnlH90
雪穂(…店の手伝いって全く分からないっ……いつものって言われても何をすれば……)ガチャッ
穂乃果「……えっ…!ゆ、雪穂!?か…帰ってきてたの!?」
雪穂「穂乃k……じゃなくてっ」
雪穂「な…なんでお、おおおお姉ちゃんがこんな時間に家にいるのよっ!!?//」カアァッ
穂乃果「あ…あぁきょ、今日はたまたま早く帰れてね…!!?」
雪穂「…μsの練習はどうしたの…?」
穂乃果「あっ…えぇ〜っと…たまたま休みだったんだよっ!!」
雪穂「そ…そうなんだ……」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:04:15.31 ID:UxuJnlH90
穂乃果(…良かったぁ…店の手伝いよく分からなかったけど…雪穂と同じことすれば大丈夫だよねっ!!ラッキー♪)
雪穂(…穂乃果が帰ってきてるのは予想外だけど…むしろ好都合だわっ!
店の仕事って言うのも穂乃果と同じことをすれば…何とかなりそうね)
穂乃果「じゃあ雪穂早速始めようかっ!」
雪穂「う…うん、そう…だね」
穂乃果「まずはこの荷物をいつもの場所へ持って行くらしいんだけど…」ガシッ
雪穂「い、いつもの場所ね?」ガシッ
穂乃果(よし!これで雪穂に付いていけばっ…)チラッ
雪穂(…穂乃果の後に付けば何処に持って行くのか……)チラッ
ほのゆき「「………」」シーン
ほのゆき((……あれ?))
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:04:51.75 ID:UxuJnlH90
穂乃果「ゆ…雪穂?先行ってて良いよ??」タラァ
雪穂「い…いや、お先にどうぞ?」タラァ
穂乃果(なんで遠慮してるのっ!!?)
雪穂(こんな食い下がらない理由は何なの!?どっちが先だって良いはずっ…)
バタンッッ!!
穂乃ママ「二人とも遅いっ!何やってるのよっ!!」
ほのゆき「「!!!」」
穂乃ママ「…全く……はやくいつもの場所の倉庫にしまって頂戴!」ビシィッ
ほのゆき「「あっ……」」
―――
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:07:30.26 ID:UxuJnlH90
穂乃果「つ…疲れたぁ〜……」グダーッ
雪穂「ハァ…ハァ……」アセビッショリ
穂乃ママ「二人ともご苦労様…何か今日いつも以上にやけに疲れてない?」
ほのゆき「「っ!!」」ギクゥッ
穂乃果「そ、そんな事ないd…よっ!!」
雪穂「い…いつも通りだと思うな〜……」
雪穂(比較的単純な作業で良かったけど……)
穂乃果(慣れないことやるのがこんなに疲れるなんて……)
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:08:19.86 ID:UxuJnlH90
穂乃ママ「そう?…まぁとりあえず手洗ってきなさい、新作のお菓子用意してあげるから」
穂乃果「えっ!!ほ、本当にっっ!!?」キラキラ
雪穂「!?」ビクッ
穂乃ママ「な…何をそんなに……いつもの事じゃない」
穂乃果「あっ……あはははそ、そうだった〜…!」
雪穂「…?」
雪穂(穂乃果あんなに目をキラキラさせて…よほどお菓子が待ち遠しかったのかしら…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:10:38.78 ID:UxuJnlH90
絵里ち家前
絵里「あぁ…どうしよう……つい絵里さんの家に戻って来ちゃった…」
絵里「…今絵里さんどこにいるんだろうな……勝手に上がっちゃって大丈夫かな…」スッ
ガチャリ…
絵里「…た…ただいま……//」
絵里(…って他所の家でただいまーっって言うの何か恥ずいっ!!//)
シーン……
絵里「ってあれ?誰もいない……?」
絵里(…フゥ〜…とりあえず安心した〜……)ホッ
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:12:03.83 ID:UxuJnlH90
絵里「……」キョロキョロ
絵里(亜里沙の家…何回か来たことあるけど……何だろうこの違和感)
絵里(…やっぱ絵里さん背が高いから身長差で?…いやそれだけじゃない…と思う…)
絵里(何と言うか…安心感?妙に落ち着くって言うか……絵里さんの身体だから?)
絵里「…あっ!と、とにかく早く絵里さん…もとい私の自宅に電話かけないとっ…」
ピンポーンッ
絵里(…えっ?こ…こんな時間にお客さん!?誰……)
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:12:52.12 ID:UxuJnlH90
ガチャリッ
亜里沙「あっ…あれ!?えr……じゃなくてお、おおお…お姉ちゃん!?//」
絵里「えっ!!?」
絵里(そ…そうだった!!亜里沙もここに帰って来るんだ!!)
亜里沙(な…何で絵里ちゃんがもう家に…?部活なかったのかなぁ……?)
絵里「そ…そう言えば…どうしてさっきは呼び鈴を…?」
亜里沙「っ!」ギクゥッ
亜里沙「よ…呼び鈴ってたたたまに押してみたくなる時ってあるよね!!?」アセアセ
絵里「…あぁ〜…何となく分かるかも……」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:13:29.96 ID:UxuJnlH90
亜里沙「と…とりあえず上がるね!!」
絵里「あっえぇ…うん」
亜里沙「……」キョロキョロ
絵里「………」
絵里(どうしよう……隠し通せる自信ないっ…絶対ボロ出るって!)
絵里(亜里沙…さっきから何をキョロキョロしたり動き回ったりしてるんだろう…)
亜里沙(…何だろう…何故か落ち着く)
絵里「………」
亜里沙「………」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:14:19.77 ID:UxuJnlH90
絵里(そう言えば…私は今絵里さんだ……つまり家での亜里沙を知れるいいチャンスかもしれない…
やり方は卑怯かもしれないけど…この機会に…)
亜里沙「……//」ソワソワ
絵里(…何でさっきから全く喋らないの…?…まさか…家だと無口になるパターンとか…)
絵里(いっ…いやっ!!亜里沙に限ってそんな事はっ……朝だって寝ぼけてたとはいえ大きい声出してたし…)
亜里沙「……あっ…あの……お、お姉ちゃんっ!?//」
絵里「…?」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:16:20.23 ID:UxuJnlH90
亜里沙(…よし、この家には今絵里ちゃんと私しかいない…)
亜里沙(…うわあぁあぁ…亜里沙ちゃんに許可はもらったとは言えいざとなると緊張するっ…!//)カアァッ
絵里(…?顔真っ赤に…亜里沙は一体…何が言いたいの…?)
絵里(ハッ…ま、まさか…口数が少ないのやちょっと様子がおかしいのって…)
絵里「あっ…亜里沙!…もしかして熱でもあるんじゃっ……」
亜里沙「きょ…今日だけお姉ちゃんに甘えて良いっ…!!?///」カアァッ
絵里「えっ」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:17:53.74 ID:UxuJnlH90
亜里沙(言った…ああぁぁぁっ言っちゃったっっ!!///)
絵里(…?い、今亜里沙はなんて言った…?アマエル…AMAERU……ロシア語かな?甘える…?まさかぁ)
絵里「…ご、ごめん亜里沙、よく聞き取れなかった…けど……」
亜里沙「えぇっ!?」
亜里沙(あんなに意を決して言ったのにっ…!!そんなぁ…)
亜里沙(…あぁでもやっぱりいきなり甘えても良いなんて唐突すぎたかも…)
亜里沙「〜…っ////」バタバタ
絵里「…亜里沙…?」
亜里沙「あぁいやゴメン!!やっぱり何でもないぃっっ!!//」ダッ
絵里「えっ?あぁちょっとっ…!!」
絵里(…家での亜里沙よく分からないなぁ…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:18:54.36 ID:UxuJnlH90
穂乃果「んん〜っ…やっぱりすっごくおいひぃ〜っっ!!」モグモグ
雪穂「………」
雪穂(穂乃果…本当に美味しそうに食べるのね…見てるこっちまで幸せになりそうだわ…)
雪穂(…あれ?この食べ方何処かで見た様な……)
穂乃果「…あれ?雪穂食べないの?」
雪穂「えっ!?…あぁ!わ、私は良い!!」
穂乃果「何でっ?こんなに美味しいのに…」
雪穂「あっ…とその…きょ、今日は気分じゃないって言うか…」
雪穂(他人の身体でがっついて太らせでもしたら…っ)
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:19:37.07 ID:UxuJnlH90
穂乃果「あぁ〜…幸せ〜…」ムシャムシャ
雪穂「…そんなに食べて…お腹壊さない?」
穂乃果「あっ……た、多分大丈夫だよっ!!」
雪穂「そう…?」
雪穂(また随分根拠ないわね…)
穂乃ママ「あんた達〜!先どっちかお風呂入っちゃいなさ〜いっ」
ほのゆき「「えっ」」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:20:37.50 ID:UxuJnlH90
穂乃果(穂乃果さんの身体でお風呂っ…!?//)カアァッ
雪穂(ほ…本人にもまだ連絡取れていないのにっ…そ、そんなの無理よっ!!//)カアァッ
穂乃果「…えぇ〜っと…雪穂?」
雪穂「ほ…お姉ちゃん……」
ほのゆき「「先どうぞ?」」
ほのゆき「「えっ」」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:21:18.96 ID:UxuJnlH90
穂乃果(ま、またっ…さっきから何で!?)
雪穂(何故私に先行かせたがるのっ…?面倒がらず早く先にっ…)
雪穂(…あっ…そうかっ……順番が違うだけで私もいつかは入らないといけないんだった…)ズゥーン
雪穂(…入らない訳にもいかないし…こうなったら仕方がないっ…!)
雪穂「じゃあ…どっちが先に入るかジャンケンで決める?」
穂乃果「…あっ…そ、そうだね…」
ほのゆき「「じゃーんけーん……」」
ほのゆき((勝ちますようにっ…!))
――――――――
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:22:24.57 ID:UxuJnlH90
雪穂「…負けた……」
雪穂「………」
雪穂(…もう何も考えず無心でいくしかないっ……)
雪穂(本当にごめんなさいっ……いざ!!)バッ
―――
ザパーン
雪穂「…っ…//」
雪穂「………」
雪穂「……………」チラッ
雪穂(…肌白い……こうして見るとやっぱり姉妹ね……顔付きがソックリ……)
雪穂「…って何を私はっ!無心になるって言ってたのにっ…!!///」カアァッ
雪穂「は、はは早い内に出ましょうっ!!こ…これはもうっ…///」ザパァ
―――
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:23:17.84 ID:UxuJnlH90
ガラガラ
雪穂「…お、お風呂上がったけど…」
穂乃果「あっ…ゴ、ゴメンッ!!ちょっと今面白いテレビやっててっ…」
雪穂「お、面白いテレビ…?」チラッ
ーコウシマスト…
-ナントコインガカンツウシマシタ!!
雪穂(あっ…これ亜里沙が好きそうなマジック番組……穂乃果もこう言うの見るのね…)
穂乃果「…あっ…雪穂も見るー?」
雪穂「…じゃあちょっとだけ……」スッ
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:25:33.59 ID:UxuJnlH90
-ツヅイテハ…ツギハコノハコヲツカッタマジックデイキマショウ
穂乃果「……」ワクワク
雪穂「……」チラッ
雪穂(何かこうして見ると…やっぱりいつもと雰囲気違うわね…何かいつもより子供っぽい?って言うか…)
雪穂(家の顔と学校の顔は違うとはよく聞くけど…本当に変わるものね)
雪穂(まだ短い時間だけど私がいかに穂乃果のほんの一面しか知らなかったってことが分かる)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:26:00.41 ID:UxuJnlH90
ガラガラ
亜里沙「え…お姉ちゃん〜?先お風呂上がったよ〜…」
絵里「えっ!?」バッ
亜里沙(…勝手に入っちゃったけど…大丈夫だよねっ)
絵里(お…おおおおお風呂てっ!?…絵里さんの身体でっ!!?)
絵里「ゴメン…わ、私はまた後で入るわっ…!!///」カアァッ
亜里沙「?そう?」
亜里沙(何で顔赤くなってんだろう…)
――
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:27:31.68 ID:UxuJnlH90
絵里(…どうしよう…会話の内容亜里沙に聞かれたら不味いから電話も出来ないし……)
絵里(…いっそ私の家に行ってみて直接会いに…もう外結構暗くなってるけど……)
絵里(…もう…それしかないよね……誠心誠意込めて謝罪しよう……
それにこれなら亜里沙にボロを出して怪しまれることもなくなるし…)スクッ
亜里沙「…あれ?どうしたの…」
絵里「えっ…!?…っと……ちょ…ちょっと何処か出掛けようかなって思って……」
亜里沙「ええぇっ!?」
亜里沙(ど…どうしようっ!出掛けられたら帰って来るまでっ…絵里ちゃんに甘える為の時間が無くなっちゃうっ!
折角亜里沙ちゃんになれて…いつ戻るのかだって分からないのにっ!!)
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:29:19.86 ID:UxuJnlH90
絵里「…そ…そういう事だから…ちょ、ちょっと行って…」
亜里沙「ま…待って!!」
絵里「えっ…!?」ビクッ
亜里沙(もう…恥ずかしがってる場合じゃない!多少強引でもっ……)
亜里沙「きょ…今日だけは……お…お姉ちゃんと一緒にいたいよ…//」
亜里沙「お願いぃっっ…」ウワメヅカイ
絵里「!!?」ドキーンッ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:31:01.69 ID:UxuJnlH90
絵里(…えっ…!?な…何……!?何か……)
絵里(亜里沙が可愛い…)
亜里沙(…うぅ…引き留めるにはちょっと無理やりすぎたかなぁ………//)チラッ
絵里「…わ、分かった……また別の日にするから……」
亜里沙「ほ…本当っ!?」
絵里「え…えぇ……本当よ……」
絵里(あぁつい…断れなくて……)
絵里(…それにしても…絵里さんほんとに亜里沙に好かれてるんだなぁ…)
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:32:46.39 ID:UxuJnlH90
亜里沙「…あっ…あぅ……そ、その……///」
絵里「…?どうしたの亜里沙……」
亜里沙「おっ…お姉ちゃんっ!!……///」ダキィッ
絵里「…えっ……?」
絵里(ええぇぇえぇえぇぇっっ!!?な…何この急展開!!?)
亜里沙(今しかチャンスないっ!//)
亜里沙「……お姉ちゃんっ…!//」プルプル
亜里沙「っ…だ〜い好きっっ!!///」ギュウゥッ
絵里「えっ?えぇっ??あ、ありさ???」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:33:58.41 ID:UxuJnlH90
穂乃果「アッハハハ!!この番組はらしょーっ!!」
雪穂「…!!?」
雪穂(ほ…穂乃果も家じゃよく亜里沙みたくハラショーって使うんだ…)
――――
亜里沙「お姉ちゃ〜んっ!!」ダキィッ
絵里「……もうっ……亜里沙ったら……//」
絵里(知らなかった…亜里沙って家じゃこんなに絵里さん…お姉さんに甘えん坊なんだ……)
――
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:35:01.25 ID:UxuJnlH90
雪穂(今日だけで普段の穂乃果からは知れない一面をたくさん見る事が出来た…それに学校での亜里沙も知ることが出来たし…)
――
絵里(家での亜里沙…色々と意外な姿見れたなぁ…私が知っているのはほんの一部分にすぎないんだね…)
――
えりゆき((…私は……もう満足かな…))
<<<<キィーンッ!!
雪穂「!!」
穂乃果「……?」
―――
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:36:11.88 ID:UxuJnlH90
亜里沙「えへへ〜っ……///」スリスリ
絵里「ちょっ亜里沙っ…離れ……ひゃんっ!///」
<<<<カッ!!!
ありえり「「!!?」」
――――――――――――――――
――――――――――
―――――
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:36:52.88 ID:UxuJnlH90
穂乃果「い…今の光は…?」
雪穂「何が起こったの…?」
―――
絵里「と…突然光が…?」
亜里沙「今の…何だったんだろう…??」
ー―
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/10(土) 02:38:37.12 ID:UxuJnlH90
穂乃果「…えっ…!」ババッ
雪穂「も、もしかしてっ…」サッ
――
亜里沙「今の光で……」サワサワ
絵里「身体が……」スッ
4人「「「「…元に戻ってる!!!」」」」
4人「「「「えっ」」」」クルッ
完
花陽「何か忘れられてる気がするにゃ」
凛「えぇえっ!!?」
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/10(土) 02:41:11.50 ID:UxuJnlH90
こちらは大昔に某所に掲載したssを少しリメイクしたものでした
ありゆき尊い
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/10/17(土) 00:28:53.83 ID:wlJgTBfZ0
あなややこしやややこしや
りんぱなはどこまで行けば満足するんかな
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