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貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」

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203 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 23:24:53.05 ID:Q9mp+kMY0


 そうはいっても上条がそうなんだから、それじゃ慰めにはならないってことか。

 それってつまり、上条の気持ちを分かりたいっていうより――。


貴方「志筑さんは自分を優先してほしい?」

仁美「そうしたら、彼の輝きを奪ってしまうことになりますから」

貴方「ああ……そうか。でも、恋人って一方的なもんじゃないだろ。もう少しくらいアピールしてみてもいいんじゃないか?」

貴方「我慢ばっかじゃつまんないだろ」

仁美「そ、そうですわね。もう少しだけアピールしてみます」

貴方「まあ、上条も今は忙しいってのはわかるし、暇な時はまたみんなで遊びに行ったりしようよ。俺もこうして相談に乗るしさ」

仁美「はい。なんだかそう言ってくれると心強いです」


 その時、ノックが鳴った。使用人のようだ。


「仁美お嬢様、お茶が入りましたよ。お持ちしましょうか?」

仁美「あっ、今行きますわ。演奏はこのくらいにして、【貴方】くんもティータイムにしましょうか」

貴方「ティータイム?作法とか大丈夫かな……」

仁美「そんなのお気になさらなくていいですわ」


 ……最近は巴さんと紅茶とか飲むこと多かったし大丈夫かな?

 そんなことを思いながら、志筑さんと部屋を出た。




二回目【貴方】 10日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った↑
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら

――――


 明日は休日だ……。どこかへ行こうか?誰か誘おうか?


・誘えるキャラ(まどか/さやか/ほむら/マミ/仁美)※キャラによっては断られることもあります
・一人で行動することも可能

1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価

 下2レス
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:39:54.75 ID:gAVqA8xlo
ふみ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:43:26.06 ID:fOSXEfMe0
1マミ
206 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 00:34:18.58 ID:OgNCN73V0
――――
二週目 週末



貴方「――あ、いたいた。巴さん、こっちです」

マミ「こんにちは、【貴方】くん」


 待ち合わせの駅前で姿を見つける。

 目的はとくにない。遊びに誘ったらオッケーしてくれたんだ。


貴方「巴さんは目立つ明るい色の髪をしてるし、髪型も特徴的だから見つけやすいです」

マミ「そうかしら?髪型は好きでやってるけど、色のことは考えたことなかったわね」

貴方「染めたりしたらもったいないっすよ。まあ、巴さんはこれからもしない気がしますけど」

マミ「そうね。暁美さんみたいな艶のある黒髪とか、鹿目さんのような可愛いピンクとかに憧れることもあるけどね」

マミ「魔法少女ものの主人公って大体がピンクじゃない?」

貴方「今やってるシリーズの初代はステレオタイプな法則完全に破ってましたけどねー……」


 巴さんは現実を見つつも、フィクションのような、誰もが思い浮かべるような魔法少女にも憧れがあるらしい。

 必殺技とかもその影響か。俺はまだそういうのないけど。


マミ「最初はどこに行く?いつもは仕切ることが多いけど、今日くらいはエスコートされたいわ」

貴方「今日はただの遊びですしね」



1映画見に行こう
2何か食べたい
3ゲーセン誘ってみる
4自由安価

 下2レス
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:37:31.81 ID:orOlcBJBo
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:44:46.80 ID:eKKgo1iD0
1
209 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:07:21.39 ID:OgNCN73V0

貴方「じゃあ映画とかどうです?」

マミ「いいわね。今なにやってるのかしら?」

貴方「今よさそうなやつは、そーだなあ……」


 そこらへんい映画の広告もいっぱい出てる。

 映画館の中に着いてからでもチラシを見られるかな。どんなのを観ようか?



1恋愛もの
2ホラー
3コメディ
4アクション
5魔法少女?
6自由安価

 下2レス
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:40.67 ID:18ySyBaM0
4
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:53.30 ID:bo7JtHnHo
2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:13:59.51 ID:18ySyBaM0
自分達の方がもっとすごいアクション出来るもんな
213 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:31:53.54 ID:OgNCN73V0


マミ「こ、これ本当に観るの……?」

貴方「え、巴さんこういうやつ駄目でした?」


 面白そうな感じの映画を見つけたから提案してみた。これ多分ホラーかな?

 巴さんが駄目なら別のを探してもいいんだけど。


マミ「いいえ!? 別に怖くなんかないわよ?魔女みたいなものでしょう?」

貴方「魔女と同じに考えていいんですかね? 大丈夫ならこれ観ましょ」

マミ「そ、そうね。観に行きましょうか」



 チケットと飲み物を買って席に向かった。

 ……映画の内容にドキドキしつつ、巴さんの様子もこっそり窺ってみる。


マミ「…………!」

マミ「………………」

マミ「…………!?」

マミ「……っ」


貴方(……表情豊かだなぁ)


 魔女結界の中でも見ることのない珍しい表情を見てると、巴さんと目が合った。


マミ『私を見てたって面白くないでしょう!?』


 あ、これテレパシー。


貴方『いや、巴さんどうしてるかなって思って』

マミ『私も…… そう思って【貴方】くんのほうを見たわ』


 ホラー上映真っ只中の暗い映画館の中。普通だったら私語厳禁な場所。

 その中で、何故か思いが通じ合った瞬間だった。

214 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 17:46:09.96 ID:OgNCN73V0


 ――――映画が終わってロビーのほうに出てくる。

 内容は怖かったけどなかなか楽しめた。巴さんも結構真剣に見てたようだった。


マミ「普段やってることがやってることだけに、脅かし系やグロテスクなのは割と平気なんだけど……」

マミ「合わせ技だとこう、少しくるものがあるわよね」

貴方「あ、グロも大丈夫っすか……」

マミ「まあ……。私たちは無事に勝ってこれたからここにいる。けど、長いことやってると見てしまうことはあるわよ」

マミ「慣れはしないつもりだけど……やっぱりそういうところの感覚はもう他の人とは違うかもしれない」


 俺はまだ全然、そんな場面に出会ったことはないけど。

 やっぱ周りに恵まれてるからか。


マミ「怨念とか、そういうのがきついかな。もしかしたら今まで見てきた人も……って思いを考えちゃうから」


 この映画は幽霊側が恨みを持つようになる経緯が詳細に描かれてたから、話にのめり込めたのかもしれない。

 ラストは少し哀れみを感じるような終わり方だったのも印象的だった。


貴方「映画見てるうちにいい時間になりましたね。お昼にしますか?」

マミ「……あれの後すぐに食べる気になるの?」

貴方「食欲があまりないならもう少しあとでもいいですけど」

マミ「別にないってほどではないわよ?美味しいパスタが食べたいかな」

貴方「パスタ!なんかオシャレな店探します!」



 ――……ホラー映画を見て親睦を深めた!

 たまには巴さんと魔法少女関係なく遊ぶのも悪くないよな。



― 二週目休日 終了 ―



[好感度] to貴方
美樹さやか★★★※引継>暁美ほむら★巴マミ★志筑仁美★>鹿目まどか・佐倉杏子

★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。

★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!

★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。

☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
  もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。

▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。

215 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 18:07:25.76 ID:OgNCN73V0
――――
11日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 今日からまた一週間がはじまる。

 いつもみたいにみんなが話してて、教室の隅にはキュゥべえがいる。今朝は何をして過ごそうか。



1四人の会話に加わる
2巴さんの教室に行ってみる
3キュゥべえに話しかける
4自由安価

 下2レス
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:10:49.90 ID:18ySyBaM0
1
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:17:46.69 ID:m3yIwJHv0
1
218 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:10:26.78 ID:OgNCN73V0


貴方「あっ、暁美さん髪型変わってる?」

さやか「えー、今更!気づくの遅すぎじゃない?一目見たらわかるじゃん!」

ほむら「…………」


 長い黒髪を黄色いリボンでツインテールにまとめている。

 なんというか……いつもより少し幼さを増したような、可愛らしい感じだ。


まどか「昨日ほむらちゃんがうちにきてね、その時にリボン渡したんだ。みんなにも見てもらいたくて、明日もそれで行くのはどうかって言ってみたの」

ほむら「長くは続けないわよ。落ち着かない」

仁美「今日は一日そのままですの?」

ほむら「……途中で外すかも」

まどか「えー!似合ってるのに。でも、やっぱいつものほうが落ち着くなあ。こういうのは珍しいくらいでいいのかも」

さやか「なんだかんだちゃんとやってくるんだね」

ほむら「まあ、少しだけなら。似合っているかはわからないわ」



1下ろしたほうが似合う
2色々試してみれば?
3そのリボンに見覚えがある
4自由安価

 下2レス
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:15:28.46 ID:m3yIwJHv0
3
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:19:30.04 ID:bo7JtHnHo
2
221 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:33:10.48 ID:OgNCN73V0

貴方「まあ、色々試してみれば? せっかく髪長いんだし。そういうのって女子の特権だよな」

ほむら「そうかしら」

まどか「じゃあ次はどんな髪型にしようかな」

仁美「遊ぶ気満々ですわね、まどかさん。いじりがいがあるのはわかりますわ」



 ……朝は暫く髪の話題で盛り上がってるみんなを見ていた。



――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:46:48.97 ID:GCrLP3yB0
2まどか杏子
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:47:11.98 ID:orOlcBJBo
1マミ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:51:39.47 ID:m3yIwJHv0
杏子と関わりたい……
225 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 20:19:56.44 ID:OgNCN73V0


 放課後になると、また巴さんの教室に行ってみた。



貴方「巴さん」

マミ「あら、【貴方】くん。また来てくれたのね」

貴方「今日も一日お疲れ様っす!」

マミ「ええ、【貴方】くんもお疲れ様。そっちのクラスはどう?」

貴方「相変わらずって感じです。今朝は暁美さんが髪型遊ばれてたり」

マミ「ちょっと見てみたかったかも」

貴方「巴さんも今度混ざってみたらどうです?髪型のアレンジとか凝ってそうですし」

マミ「それもいいかもね」



 教室で雑談を交わす。今日はこれからどうしようか。



1パトロール行きましょう
2特訓してください
3自由安価

 下2レス
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:21:38.57 ID:m3yIwJHv0
1+杏子について
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:22:09.64 ID:zsTsMXDp0
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:25:52.33 ID:zsTsMXDp0
髪おろしマミさん
http://www.pixiv.net/artworks/41377046
http://www.pixiv.net/artworks/43721219


229 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 21:01:50.09 ID:OgNCN73V0


貴方「さて……休みは遊んだし、今日はパトロール行きませんか?」

マミ「そうね。私もそうしようかと思ってたところだわ」

貴方「あ、ってことはまた下調べとかしてたり?」

マミ「ニュースならいつも見てるわよ」

貴方「さすがだなぁ」


 教室を出て歩きはじめる。


マミ「仲間が増えてからは本当にパトロールの負担が軽くなって助かってるわ」

マミ「一人だった頃は遊んでいられる余裕なんてなかったから。他に魔法少女がいても使い魔を倒す人はいなかったもの」

貴方「他にいた……っていうのは、佐倉さん以外にも?」

マミ「話したことはなかったかしら。見滝原はずっと私が一人で仕切ってたけど、その間に契約した人がいなかったわけじゃないの」

マミ「結局、あまり関わることはなかったけど……」

貴方「その人たちって、今はもういないんですか?」

マミ「……ええ。佐倉さんの縄張りは元々風見野だし、最近まで見滝原からは離れてたわね」


 ああ、そうか。佐倉さんは元々風見野にいたんだっけ。

 今もそっちでも活動してるのかな。


貴方「あ、そういえば佐倉さんのことについて聞いてもいいですか?」

マミ「いいけど、何を?」



杏子について
1仲良くなりたい
2昔のこと
3自由安価

 下2レス
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:05:43.18 ID:m3yIwJHv0
1+彼女のことをよく知りたい
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:09:24.93 ID:orOlcBJBo
2
232 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:13:32.26 ID:OgNCN73V0

貴方「昔、巴さんは佐倉さんとコンビ組んでたんですよね。その時のこと聞かせてくれませんか?」

マミ「昔の佐倉さんはね……そうね、今よりもっと素直だったのよ?私の事も『マミさん』って呼んでくれて」

貴方「えっ、そうなんですか?」

マミ「ええ、本当はもっと純朴な感じ。だから、もし付き合いにくいと思ってるなら誤解しないでほしいの」

マミ「色々とあって変わった部分はあるだろうし、今も悪ぶってる節はあるけど、根は変わらないはずだから」

貴方「ああ、付き合いにくいってことは別に……!」


 ……いや、本当は少しそう思ってたところはあったのかも。

 もちろん、全員同じように仲良くしたいと思ってはいるけれど。


貴方「他にもエピソード聞かせてもらってもいいですか?」

マミ「それじゃ、初めて佐倉さんが必殺技の名前を叫んだ時の話でもしましょうか?」



 目的地につくまで貴重な話を聞かせてもらった。


 下調べをしていた場所の近くに着くと、そこには聞いた通り怪しい雰囲気があった。ついでに結界も。

 魔女に操られていた人をなんとかしてから結界に乗り込むと、急ぎ足で魔女を倒していった。


――――
――――

233 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:51:41.77 ID:OgNCN73V0


貴方「――――……巴さんが手際よくて助かりました。魔女に操られた人がいた時一人だったら戸惑ってました」

マミ「ああいう時は下手に相手をしないほうがいいわ。話の聞ける状態ではないもの。行動を封じて、大本の魔女を倒すのが先決よ」

貴方「あの人たち大丈夫ですかね……?」

マミ「魔女の呪縛から解放されて、何事もなくなってくれればいいのだけど。個人的な悩みについては私達にはどうにもできないわね……」

貴方「そうですね」


 人の悩みは周りにいる人にしか解決してあげられない、か。

 そういえば、俺ら魔法使いでも悩みがあると取り込まれることがあるって言ってたっけ。


貴方「巴さんは今悩みとかないですか?」

マミ「ええ。今の私には仲間も友達もいるし、【貴方】くんもいてくれるから。大分心強いわよ」

マミ「……もしかして、今の話で心配してくれた?ありがとうね」



 巴さんと行動して、笑った顔を見ることが増えた。

 同時に、前みたいな寂しげな表情は見たくないなと思った。



これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 22:56:35.63 ID:m3yIwJHv0
1
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:00:51.75 ID:DrjxABNd0
2
236 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 23:17:08.68 ID:OgNCN73V0


マミ「気になるところは回ったし、パトロールはこのくらいにしましょうか?」

貴方「それなら巴さん、久しぶりに特訓に付き合ってもらってもいいすか?今日もやっぱうまくいかないなって思ったとこあったんで」

マミ「勉強熱心ね。いいわよ。後輩の熱意には応えるわ!」



 周囲が暗くなり始める中、人気のない訓練場所へと移動していった……!



1射撃系の攻撃を覚える
2全般的な戦闘技術の向上

 下2レス
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:18:06.79 ID:orOlcBJBo
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:22:58.28 ID:DrjxABNd0
2
239 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/30(月) 00:15:16.75 ID:lElcFKeq0


マミ「――――……踏み込みが浅いのも駄目だけど、闇雲に踏み込むのも駄目よ」

貴方「相変わらず巴さんのリボンも銃も、敵にするとおそろしい……!」


 巴さんとの模擬戦闘で、今使える武器の扱いを見てもらった。

 前に同じ不定形の武器と言ってくれたけど、使い方はまるで違う。

 ……俺はまだ単純なんだろうか。器用さも意識して戦ってみるけど、やっぱり巴さんには敵わない。


貴方「相変わらず、戦ってる時の巴さんってイキイキしてますね」

マミ「もう、人を戦闘狂みたいに言わないでよ」

マミ「まあでも二年間やって大分コツが掴めたから自信はあるわね。【貴方】くんはどう?」

貴方「俺はまだまだですよ。……でも、もっと強くなって街の人も仲間も守りたいって思うんで」

マミ「この力を『傷つける』ための力じゃなくて、『守る』ための力だと思ってる人って、なかなかいないんじゃないかと思うの」

マミ「今集まってる仲間はみんな誰かを『守る』ための力だって理解してるのよね。ああ見えても佐倉さんだって元は」

マミ「……その気持ちを忘れないでね」


 今はこうして戻ってきてるけど、一度仲間だった人に離れられた不安はまだ残ってるのかもしれない。

 そんな不安を吹き飛ばせるように、力強く肯定の返事を返した。




二回目【貴方】 11日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート↑

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
240 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 21:42:40.89 ID:w/0Ib+310
――――
12日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 今日も教室はいつも通りほどよく賑わってて、傍で当然のようにキュゥべえが見守っていた。


貴方『……ところであれ、みんな気にならないの?』

ほむら『あれ?』

貴方『キュゥべえ』

ほむら『……ああ』


 みんなで話してる時も話題の中心にならない限り言葉数の少なめな暁美さんに、テレパシーで話しかけてみる。

 他の人にも聞こえるようにはしてある。


ほむら『いつものことだから。みんな気にしていないんじゃない?』

さやか『なになに?キュゥべえのこと?ま、風景の一部だよね。寝てるかこっち見てたと思ったら、ふらふらどこかへ消えてったり』

貴方『羨ましい生活だな』

まどか『マミさんのとこに行ってるのかな? それとも新しく候補でも探しに行ってるのかな?』

ほむら『でも……そういえば、話とか聞かれてるのよね』

さやか『あっ、よく考えてみたらなんか嫌かも。【貴方】どうにかしてきてよ』

貴方『いやなんで俺が』


 他の人も入ってきてテレパシーが盛り上がっていると、いつのまにか志筑さんに不思議そうに見られた事に気づく。


仁美「どうしましたの? そちらに何か……ありますの?」

さやか「あっ、いや別に!なにもないけど?な、なにかあるように見える?」

仁美「まさか……幽霊!?」

まどか「落ち着いて仁美ちゃん!大丈夫だよ。幽霊さんなんていないから!」


 当の本人は自分が話題の中心になっていたことなんて知らずに小首をかしげて毛繕いのような動きをしていた。

 ……キュゥべえって、もしかして結構図太いのかもなあ。

241 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 22:31:00.44 ID:w/0Ib+310



 ――――HRを終えて、小休憩の時間に一人席を立ったのが気になって姿を追った。



貴方「暁美さん。あれからずっとキュゥべえのこと見てたけど、どうかした?」

ほむら「……別に」

貴方「まあ、一度気になったら気になるってのはあるよな!あっちが俺らの会話聞いてなんて思ってるかは知らないけど」

ほむら「……別に何も考えてないと思う」

貴方「んー、そうか?そうかもしれないな」



1キュゥべえのことが嫌になったら言ってくれよ!
2キュゥべえとは話さないの?
3自由安価

 下2レス
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:32:39.67 ID:cCHvw2QO0
1
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:38:19.98 ID:0mFcZrgoo
1
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:51:32.15 ID:9W0QfcWl0
3.きゅうベエって図太いと思う?
245 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 23:22:55.01 ID:w/0Ib+310

貴方「キュゥべえのことが嫌になったら言ってくれよ!アイツちょっと無神経なとこありそうだしな」

貴方「俺がどっか誘導するなりなんなりしてみるよ」

ほむら「特に嫌いってわけではないけれど……」

貴方「そういや暁美さんのほうが付き合いは長いのか」

ほむら「…………」

貴方「……暁美さん?」

ほむら「……いいえ。私からしたらそうでもないわ」

貴方「え?」


 暁美さんがどこかへ行こうとする。呼び止めちゃったけど、なにかしに出てきたんだっけ。


貴方「あっ、そういえば何か用事?」

ほむら「トイレよ。ついては来られないでしょう?」

貴方「そ、それはそうだね……」


 そう言われては仕方ない。

 暁美さんの背を見送って、一旦自席に戻ることにした……。



――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 23:25:34.60 ID:0mFcZrgoo
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 23:28:04.21 ID:+h4lkgIg0
2杏子、まどか
248 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 00:17:57.36 ID:bjWIz1rm0



 ――――放課後になると、今日は鹿目さんと二人で学校を出て歩いていた。

 これからパトロール。佐倉さんとも合流する予定だ。


貴方「なんだかんだ、こういう時はキュゥべえいないと困るんだよな……」

まどか「杏子ちゃん、スマホも携帯も持ってないもんね」

貴方「ああ。でも、思ったより待ち合わせは不便に感じることはないな」


 ざっくりと場所さえ指定すれば、あとはテレパシーを駆使してなんとかなる。合流はすぐに出来た。

 しかし、佐倉さんのほうはなくて不便に思うことはないのかな?


杏子「じゃ、行くか? まだなんも倒してないとこ?」

まどか「うん。今のところ魔女や使い魔には会ってないよ」

貴方「鹿目さんと一緒って久しぶりだな」

まどか「そうだね。この前ほむらちゃんとさやかちゃんが一緒だった時は、ほとんどほむらちゃんが倒したようなものだったし」

貴方「前二人いて遠くから攻撃って」


 鹿目さんと一緒なのも久しぶりだが、この組み合わせも珍しい。



1佐倉さん、スマホなくて不便じゃない?
2二人がどんな話をするか聞く
3戦いの作戦について
4自由安価

 下2レス
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 00:20:01.61 ID:jWPjC/Ec0
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 00:22:39.48 ID:vtiyRwMKo
1
251 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 00:42:03.22 ID:bjWIz1rm0
-------------------------------------------

>>248がなんか変なとこでセリフ切れてますが

貴方「前二人いて遠くから攻撃もできるってなかなかバランスいいよね」

みたいなことを言いたかったんだとオモイマス
252 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 22:09:59.83 ID:bjWIz1rm0


貴方「佐倉さん、スマホなくて不便じゃない?」

杏子「スマホー?別に使いたいとも思わないな」

まどか「杏子ちゃん、前にわたしがスマホ貸したときすごい戸惑ってたよね。何回も電話切れちゃったりして」

貴方「もしかしてガラケーも使ったことない……?」

杏子「悪いかよ。あんなちまちましたの、金かかるだけだしなきゃないで困らないだろそんなもん」

杏子「連絡取り合いたい相手もいないしな。アンタらとのやりとりもキュゥべえの伝言で事足りる」


 そうだろうか。周りも当たり前のように持ってるし、携帯もスマホもない生活なんて考えられない。

 でも、昔はみんな無いのが当たり前だったのか。依存するよりは健全かもしれない。


貴方「佐倉さんが携帯使ったことないのって、お金かかるから……?」

杏子「それもあるし……あんまりそういうの好まなかったから。子供は外で遊べって教わった」

まどか「なるほど、それも大事だよね。杏子ちゃんの強さの秘訣?」

杏子「んー、それもある……かー?」



1少しは慣れておいたほうがいいんじゃない?
2文字で連絡し合うのも楽しいよ?
3自由安価

 下2レス
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 22:11:33.43 ID:gw1Qh+gr0
どうでもいいがお姉ちゃんコンビだな
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 22:16:43.81 ID:jWPjC/Ec0
1
255 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 23:07:28.28 ID:bjWIz1rm0

貴方「で、でも少しは慣れておいたほうがいいんじゃない?」

杏子「なんのために?」

貴方「なんのためって、大人になったら持つだろうし……」

杏子「……大人になったって、あたしがまともに仕事とかしないだろ」


 ――ああ、そうか。佐倉さんは学校に行ってない。多分これからも行かない。社会から離れたとこにいるんだ。

 『行きたい』とも本人から聞いたことないけど……。

 今、俺らと一緒に隣を歩いてるのに。こんなにも近くにいるのに、俺らとは違う?


貴方(まずいこと言ったかな)


まどか「ま、まぁ、もし必要になったらその時でいいと思うよ」

杏子「じゃあいつになるかわかんないな。そんな時こないんじゃね?」

杏子「それよりあたしたちの仕事は……そこの魔女ブッ倒すことだろ?」

まどか「あっ!ソウルジェム光ってるね。ぼーっとしてたかも」

貴方「ああ、行くか」

256 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 23:51:09.21 ID:bjWIz1rm0


 魔女結界の中に足を踏み入れる。

 佐倉さんと二人で前に出て、後ろに射撃手がいるのはこの前巴さんとやった時と同じだ。

 鹿目さんの弓から放たれるのは単なる矢ではなく、狙った通りに曲線を描いで飛ぶこともできる魔力の矢。

 狙いはばっちりだし、道中の使い魔くらいなら三人でスムーズに倒せていっていた。


まどか「あれが魔女だね……!」

杏子「さっきまでと同じようにあたしらが前に出る。まどかは援護に回っとけ!【貴方】、行くぞ」


 佐倉さんが素早く魔女目掛けて駆けていく。

 途中にいたはずの使い魔なんてまるで存在しないかのように薙ぎ払い、あるいは踏みつけて足場にしつつ一瞬で伸していく。

 こっちはその後に続いてるから楽だが、追っていくのも精一杯だ。


貴方(そろそろ武器にもっと力を込めようか)


 刃を短剣から両手剣くらいの大きさまで変えていく。

 俺が飛びかかれる位置に魔女を捉えた頃には、佐倉さんは更に大きく一歩を踏み出しその背後へと回り込んでいた。


 挟み撃ちだ。それに、少し離れた位置には鹿目さんもいる。

 三人で息を合わせて攻撃すると、あっけなく倒せた。


――――
――――
257 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/02(木) 00:09:58.10 ID:eYxPvs0F0


 ……パトロールを終えて、そのへんで息をつく。

 佐倉さんに付き合ってみんなでコンビニでお菓子を買ってきてた。小さいお茶会、というほど優雅ではないが。


まどか「今日は三人いるからすぐたおせたね」

杏子「二人だけだったらどう立ち回ってた?」

まどか「えーと……【貴方】くんが前に出てわたしが後ろにっていうのは変わらない、かな?」

貴方「あ、ああ。それはいいと思う。鹿目さんよく狙えてたし、俺も鹿目さんに使い魔が近づく前に守るよ」

まどか「い、いざとなったらわたしも……!」

貴方「鹿目さんがそこまでしなくていいよ。俺がなんとかするから!」

杏子「『いざとなったら』だろ?アンタがなんとかしきれない時だってあるかもしんないんだから、対応出来ないより出来たほうがいいよ」

貴方「うーん、まあそうか……」


 そういえば鹿目さんの弓ってそのまま杖としても使えるんだっけ?

 あんまり直接戦ってる印象はないな。


まどか「魔女との戦いは杏子ちゃんがいなかったらもっと大変だったよね」

貴方「だろうな。もう少し戦い方も工夫しなくちゃいけないかな?」



 ……改めて話すとまだまだ伸ばさなきゃいけないところはありそうだ。



1ヒミツの特訓(まどか/杏子/二人とも)
2ご飯に誘う(まどか/杏子/二人とも)
3自由安価

 下2レス
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 00:30:00.11 ID:YsvG2SoL0
2杏子
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 02:15:35.99 ID:PIR0futHo
2.二人
260 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 18:18:18.59 ID:V3cqG7BE0


杏子「ま、すぐに上達するもんでもないけど意識しとくことだね」

杏子「もしくは自主練でもしといたら?どうしてもって言うなら見てやらなくもないけど」

まどか「えっ、くれるの?ありがとう!交換こしよっか」


 スナック菓子を交換し合ってる光景は仲良さそうだ。

 二人もそんなに仲いいんだっけ。それとも、佐倉さんがそういうのを好むタイプなのか。……ちょっと意外だけど。


杏子「なんだよ、欲しいのか? ……ほら」

貴方「あ、ありがとう」


 物欲しそうに見てたつもりはないけど、二人の様子を眺めてたらもらえてしまった。

 こうなったらみんなで交換すればいいか。


貴方「二人って仲いいの?」

まどか「仲いいかな?杏子ちゃんはよくお菓子くれるし、優しいよ。戦いでももちろん頼りになるし」

杏子「まー、あたしもまどかみたいな奴は嫌いじゃないな」


 認め合ってるらしい。珍しい組み合わせだと思ってたけどそうでもないみたいだ。

 お菓子を食べ終わると、夕方も少し遅い時間。


貴方「……そろそろお菓子だけじゃ足りない時間だな。このままみんなでご飯でもどう?」

まどか「またカフェ行く?」

杏子「焼肉の気分だな」



 意見が分かれた。……どうしよう?

 佐倉さんは他人に合わせるって感じじゃないし。でも、そもそもそんなにお金持ってたかな……。



どうしよ?
1カフェいこう
2……焼肉すっか!
3自由安価

 下2レス
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/04(土) 18:21:46.42 ID:OfLjvCOj0
2
持っているお金を確認してね
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 19:00:53.85 ID:CQvFLthn0
263 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 20:24:25.40 ID:V3cqG7BE0

貴方「焼肉か。心惹かれる響きではあるけどな……」


 手持ちを確認する。

 ……まああるにはあるが、激安でも普通の一食分よりは高くつくだろうから少しの間は節約かな。


貴方「……焼肉いく?いっちゃう?」

まどか「あんまりお金がかからないとこがいいね。安くていいとこあったかな?」

杏子「心配しなくても、誘ったからには【貴方】が奢ってくれるだろ」

貴方「えっ」


 二人分、いや三人分はさすがに厳しいぞ……。


杏子「冗談だよ冗談。あたしは安くても量食えればいいや」

貴方「佐倉さんって冗談言うんだね……」

まどか「さすがに払ってもらうのは悪いよっ」

杏子「あたしも金には困ってないし。……綺麗な金ではないけどさ」


 ああ、そういえばそうか。

 そう聞いて、佐倉さんがどういう生活をしているかを改めて考えた。


貴方「佐倉さんには助けられてるし、デザート一つくらいなら奢ってもいいよ」

杏子「今の話聞いてた?金には困ってないんだって。説教したいわけでもないんなら、気にするのなんて今更だろ」

貴方「それでも……じゃあ、俺がそうしたいからって理由で納得できないかな?」

まどか「それならわたしも出すよ!わたしも助けられてるから!」

杏子「……まあ、そこまで言うならもらってやってもいいけど」



 みんなで激安の焼肉食べ放題の店に入ってった。みんなでこういうのもたまにはいいよな。

 結局、佐倉さんへのお礼のデザートは鹿目さんと一緒に出すことにした。……カッコつけちゃったけど節約頑張らないと。




二回目【貴方】 12日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・生活大変そうだ
・巴マミ・・・プライベート

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 20:30:15.20 ID:OfLjvCOj0
あれ?上がった矢印なし?
265 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 20:47:38.99 ID:V3cqG7BE0
――――
13日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 みんなの談笑する姿が目に入る。それからまた周りを見回すが、今日はキュゥべえはいなかった。

 ……巴さんのとこにでもいったのかな。まあいてもいなくてもいいけど。



1みんな何話してる?
2昨日の暁美さんとの会話が気になるな…
3巴さんどうしてるかな?
4自由安価

 下2レス
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:01:24.02 ID:iS1k6xMe0
1
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:03:26.75 ID:OfLjvCOj0
1
268 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 21:46:59.60 ID:V3cqG7BE0


 あれから志筑さんも幽霊疑惑のことは忘れてくれたみたいで、普通に話してるみたいだ。

 昨日のドラマのことかな。


さやか「えー、まどか見てないの? おすすめだよ。今すごく面白いとこなんだから! 仁美が見てないのはまあ……仕方ないけど」

まどか「その時間は裏番組見てたから。面白いなら見てみようかなあ」

貴方「志筑さんって、漫画は読むけどテレビは見ないの?」

仁美「自室にはありませんし、漫画と違って隠せませんから……」

ほむら「私もテレビは見てないわよ」

さやか「んー、一人暮らしだから?」

ほむら「家にないわけじゃないのだけど……あまり見る気にならないのよね」

ほむら「習慣がない、のかしら」


 趣味もないって言ってたし、娯楽に興味ないんだろうな。

 勉強とか集中するならそのほうがいいんだろうか。将来エリートになりそうな感じは今から漂ってる。


さやか「へんなの」

貴方「テレビ見ないくらいで変って言うのは……」

さやか「別にテレビ見ないことを変って言ったわけじゃないよ」


 俺はぼんやりポジティブに考えてたが、美樹が感じ取ったことは違ったようだった。


貴方「ま、まあ気にしないでいいよ」

ほむら「……」


 軽くフォローしておいたけど暁美さんは何も言わなかった。

 それから雑談はまた話題を変えて、普通の世間話に戻っていった。



――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:47:52.77 ID:OfLjvCOj0
2マミ さやか
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:56:29.26 ID:sff0zQ3i0
2マミほむら
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 22:34:41.04 ID:t5wIeFDvo
関係全然進展しないな
魔法少年では厳しいのでは
272 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 23:13:25.04 ID:V3cqG7BE0
---------------------------
ヒントいります?
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:14:23.97 ID:OfLjvCOj0
お願いします
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:16:28.03 ID:DwIJUwWm0
ヒントくれ
275 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 23:42:32.81 ID:V3cqG7BE0


 ……契約してみんなと知り合ってから、そこそこの日数が経った。

 同じ学校の先輩や、同い年なのに想像を絶するような境遇の人がいたのも驚いたけど、一番はやっぱり魔法使いの中にクラスメイトが何人もいたことだよな。



さやか「ねえ、ところでさ。【貴方】って好きな人いんの?」

貴方「なんだよ。藪から棒に?」

さやか「な、なんとなくだよ。【貴方】って周りにいっぱい女子いるじゃん。一人くらいそういう子がいてもおかしくないんじゃないの?」


 たしかに俺みたいな魔法少年は少なくて、魔法使いは女子ばかりだから、必然的に俺の周りは女子が多くなってると思う。

 こんなこと、魔法使いと関係のない人に打ち明けられるようなことでもないしな。


さやか「【貴方】ってみんなとそこそこ仲いいでしょ」

貴方「そうかな。佐倉さんには興味ないって言われちゃったけどね……」

さやか「杏子はね……。いろいろあったし、すぐに誰とでも打ち解けるタイプではないでしょ。『何かきっかけがあれば認めてくれるんじゃない?』」

さやか「【貴方】はみんなで集まることがほとんどなくなってからも『広く付き合ってると思うし』」

さやか「『このままみんなとじりじり好感度上がってったら、すっごいモテちゃったりしてね』」

貴方「まさか」

さやか「でも、『手っ取り早く攻略するなら分散しすぎともいえるかもね。もっとターゲット絞った方がいいよ』。……前みたいに」

貴方「攻略って、ギャルゲーみたいに言うなよ」

さやか「……気づいてないの?これはギャルゲーだけど?」

貴方「はっ?」

さやか「冗談!もうすぐ帰りのHR始まるよ」

貴方「昨日からよく冗談言われるなあ……」



――――
――――


さやか「…………あたしが攻略済みだからって、あんまりないがしろにするなよ。『まあ、まだ嫉妬はしないけど』」


――――
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:44:01.19 ID:yCYJsVL5o
こわい
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:45:39.08 ID:OfLjvCOj0
狙うならマミさんか?
前回攻略していないキャラを選びたい
278 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 00:11:06.80 ID:z4OP/riA0
放課後



 今日もパトロールに行こう。

 学校が終わってから暁美さんと巴さんを誘ってみた。

 これもそんなに話してるとこを見ない組み合わせだけど、どちらもベテランだし教われるとこは多いはずだ。


マミ「最初に向かうのはこっちね。一応、ニュースに上がっていた場所だから」

貴方「今まであんまり気にしてなかったけど、毎日毎日そんなの起きてると思うと恐ろしいですね……。その中に魔女の仕業もあるとなると」

マミ「ええ。だから私たちの活動が必要ね。魔女のせいで本来傷つかなくてよかった人が傷つくのは許せないわ」

ほむら「……そうね」


 暁美さんは相変わらず寡黙だ。クラスメイトと一緒に入る時よりも口数は少ない、かな。


1強さの秘訣について
2戦略について
3自由安価

 下2レス
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 00:15:58.34 ID:z8rTUHjDo
1
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 00:23:57.85 ID:+b2bZExUo
2
281 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 00:53:07.51 ID:z4OP/riA0


貴方「今日は戦略はどうします? 二人とも銃使いだし、俺が前に出ますか?」

マミ「一人だけ前に出るのは怖くはない?」

貴方「う、後ろに信頼できる人がついてますから!それに、前に出ないと二人で全部やっつけちゃいそうですし」

マミ「いい心がけだけど、突っ走りすぎないようにね?美樹さんとかそうなりがちだから」

貴方「あー、気を付けます……」


 話を聞いただけでも目に浮かぶ。あいつはやたらと足も速いからなあ。


 ――――街の中に結界を見つけて入っていくと、話した通り二人に援護してもらいながら進んでいった。

 足場は少ないけど、見通しはいい結界だ。突っ走ろうにもそう突っ走れない。


マミ「今回は遠くから攻撃できる私たちのほうが有利ね」

貴方「見通しはいいから助かるけど、攻撃も移動もしづらいなあ。この前みたいに時間を止めていくわけにもいかないし……」

マミ「魔女の前まで来たら私のリボンでつないでもいいけど、三人で繋がったまま飛び回るのはやりづらいかしらね」


 言ってからあの時のことを思い出してしまった。

 暁美さんのほうを見ると視線を返される。……暁美さんはいつもどおり冷静そうに見えるけど、どう思ってるのかな。


マミ「――って、二人で見つめ合ってどうしたの?」

貴方「い、いや!別に」

ほむら「……」

マミ「まあ足場はリボンでなんとかできないこともないし、素早く魔女のもとまで移動しちゃいましょう!」

貴方「はい!」
282 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 17:01:18.82 ID:z4OP/riA0

 とぎれとぎれに浮かんだ足場を飛び回り、奥に見える魔女の居る方へと近づいていく。

 遠距離に攻撃できる手段……か。現時点で俺は持ってないけど、工夫すればこの武器でもできるだろうか。

 とりあえず、移動しながら力任せに攻撃してもいけないことはない。


 結界を進んではっきりと魔女の姿を捉えると、巴さんがリボンを張って足場を作る。


マミ「さあ、ここまで来たら一気に決めさせてもらいましょうか」


 リボンで三人分繋ぐと、まずは俺が力いっぱい武器を振るいにいった。

 時間を止めた結界の中では攻撃の手ごたえがわからない。それから暁美さんが爆弾、巴さんが砲台と仕掛けていく。

 これだけ一斉に攻撃するのも、巴さんと暁美さんが揃ってるから出来る事だ。


ほむら「……ここまでやればいいでしょう。ただ、油断はしないで」



 暁美さんが時間停止を解くと同時に魔女の姿と結界が散った。

 ……元の景色に戻ってやっと息をついた。



貴方「…………ああいう結界もあるんすね」

マミ「ええ、まあそうね。結界の形は魔女によって全然違うから」

マミ「今でも驚かされることはあるし、慣れないうちは戸惑うことも多いと思う。それにしては今日はよく動けていたと思うわ」
283 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 17:31:12.68 ID:z4OP/riA0


貴方「マジすか!よかった。でも二人がいたからってのは大きいですよ。結界の中だって、魔女を倒すのだって」

マミ「仲間がいるときは自分の出来ることをすればいいのよ。出来ることはこれから増やしていけるはずよ」

ほむら「巴さんはずっと一人で戦っていたのよね。一人で戦うのは大変だと思う?」

ほむら「あなたくらいのベテランになると、他人に譲ったり庇いながら戦うほうが手間がかかることもあるんじゃないかしら」

マミ「たしかにそういうこともないわけじゃないけど……手間よりも、気持ちは一人で戦うよりずっと楽だわ」

マミ「それに、新人の世話だってベテランの役目でしょう?いつまでも新人のままじゃないし、いつか自分が助けられる時も来ると思うわよ?」

ほむら「……なるほど。あなたが言うと説得力があるわね」

貴方「暁美さんは一人のほうが楽?」


 パトロールに行くときは大体ベテランにも一人はついてもらってるけど、昨日も今日も、サポートがなかったら苦戦してただろう戦いは多い。

 巴さんはこう言ってくれるけど、実際には迷惑かけてるとこもあるかもしれないし、そう思わない人だって当然いるわけで。


マミ「いくら強くたって、全部の魔女を一人では倒せないわ。協力し合っていきましょう」

ほむら「……ええ。あなたの言うことは理解出来るわ」



 ……話はまとまったが、結局暁美さんはその問いには答えてくれなかった。



1ヒミツの特訓
2ご飯に誘う
3自由安価

 下2レス
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 17:42:13.73 ID:1z1nxZ8O0
1
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 17:55:10.68 ID:W0M9D0U30
1
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 19:05:37.51 ID:+b2bZExUo
ヒント(>>275)ありがとナス
切っ掛けとは言っても魔法少女の生業では作れないし
部活とか委員会とか無いと攻略対象が仁美しかないな

放課後で寄り道を選ぶべきか
287 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 19:42:55.73 ID:z4OP/riA0


貴方「これから特訓してくれませんか? 俺もっと強くなるから!」

ほむら「私の言葉でそう思わせたならごめんなさい。あなたを邪魔だと言いたかったわけじゃ……」

マミ「それはそれとして意欲が高いのはいいことね。暁美さんも、『人に教える練習』をしてもいいんじゃないかしら?」

マミ「あなたの強さは本物だし、十分教えられる立場でしょう?」

マミ「佐倉さんにも最近言ってるのよ。自分が強くなるのと同じくらい、後輩を育てることも大切だって」

ほむら「……」



 この二人から個別に教えてもらえる機会もそうそうない。

 いつもみたいに戦い方を見てもらって、遠くに魔力を飛ばす武器の応用法も考えてみた。

 遠距離への攻撃が出来れば戦術は増えるはずだ。……けど、まだ少し安定が難しいかな。




二回目【貴方】 13日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・生活大変そうだ
・巴マミ・・・プライベート

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
288 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 20:38:58.46 ID:z4OP/riA0
――――
14日目 教室



 ――――……いつもと変わらない授業中。

 ふとキュゥべえのことが気になって、その暇そうにしてる姿にテレパシーを投げてみた。


貴方『なあ、キュゥべえってこの授業の答えとか全部わかってたりすんの?』

QB「言葉の意味や文法的な問題ならわかるよ。話の解釈ももう決まりきっているしね」

貴方『ふーん……』

QB「僕に答えを聞きたいなら教えてあげてもいいけど」

貴方『別に。ちょっと気になっただけ。ちゃんと聞いてればわからないわけじゃないし』



1そういうのって巴さんに怒られない?
2せっかくならみんなに勉強教えてあげたら?
3キュゥべえっていつも何してるの?
4佐倉さんに伝言を頼む
5自由安価

 下2レス
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 20:43:10.70 ID:L2ai8wNq0
1+巴さんて綺麗だよね、そう思わない
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 20:58:44.49 ID:CmJTZar60
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:06:49.21 ID:2AN7NnuX0
292 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 21:28:23.86 ID:z4OP/riA0


貴方『そういうのって巴さんに怒られない?』

QB「どうしてマミの名前が出てくるんだい?」

貴方『キュゥべえと一番一緒にいるのは巴さんだろ。あとでバレた時絶対怒られると思うけど。キュゥべえも』

QB「まあマミならそういう反応をするかもしれないね。でも黙っていればバレることはないんじゃないのかな」

貴方『いや、バレなくても怒らせるようなことをするなよ……』


 可愛い見た目してキュゥべえって意外と……。まあいいや。

 巴さんとよく一緒にいるけど考え方まで同じってわけじゃないらしい。


貴方『そういや、キュゥべえは巴さんのことどう思ってるんだ?よく家にもいて私生活覗いてたんだろ?』

貴方『魔法少女としてだけじゃなくて実は色々思ったりしてない?巴さんも綺麗なほうじゃん』

QB「人の容姿に関して僕が特別に思うところはないよ。まあ一般的な基準と比べて悪くはないんじゃないのかい」

貴方『回りくどっ。つまりなんとも思ってないってわけだな?あーもう、お前にこういう話を振った俺がバカだったよ』


 なんともつまらないコイバナを終えた。

 しかしキュゥべえって、巴さんだけじゃなくて色んな女子の家にまで上がり込んで私生活覗いたりしてるんだよな。


貴方(羨まし……じゃなくて、コイツが鈍感でよかったか……)


 なんか複雑な気分だ。


――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:29:12.60 ID:Hmuuv+Qv0
1さやか
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:29:48.55 ID:CmJTZar60
295 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 22:00:44.78 ID:z4OP/riA0



 ――――帰りのHRが終わると、美樹に話しかけに行った。



貴方「よう」

さやか「おう、今日もやっと授業終わったね!で、どうしたの?」

貴方「別に用事はないけど」

さやか「ないの?」


 ちょっと不満げな顔をする美樹。


貴方「美樹はこのあと用事あんの?」

さやか「んー、特にないけど?ま、暇なら話せるわよ。あたしも暇っちゃ暇だし」

貴方「別にそこまで暇でどうしようもないってわけじゃないけどな」



 ……ちょっとした下校前に雑談を楽しんだ。



1一緒にパトロールいく?
2一緒にどっか行く?
3誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
4寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
5自由安価

 下2レス
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:02:19.44 ID:z8rTUHjDo
2
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:02:35.42 ID:Hmuuv+Qv0
2
298 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 23:05:31.01 ID:z4OP/riA0


貴方「この後どっか一緒にいく?特に用事はないんだろ?」

さやか「デパートでも行ってみる?ゲーセンに新しいのができたって聞いたけど。杏子がそれ絶賛攻略中なのよ」

貴方「へー、そういやよく繁華街に居るって言ってたな。じゃあ会うかな?」

さやか「いや……あたしとも会わない時間にやってるみたいよ。きっとまだうまく出来てなくてボロボロなんじゃない?」

さやか「ひょっとしたら今だったらあたしたちでも勝てるかもしれないよ」

貴方「いい話のネタには出来そうだな」


 行き先が決まったところで、学校を出て歩きだす。

 こうして美樹と二人でどっか行くってのも久しぶりか。最近はパトロールのほかに、ようやく仲直りした志筑さんとも遊んでること多いみたいだし。


さやか「【貴方】、最近よくパトロールの調子はどう?」

貴方「うーん、ぼちぼちかな。やっぱ誰かベテランについててもらわないときつそうだし」

さやか「でも頑張ってるって聞いたよ。マミさんに」

貴方「それは嬉しいな。……あ、美樹は突っ走りがちだって聞いたぞ」

さやか「えー?あたしのことも褒めてよ、マミさん!」

貴方「仲間がいるときは出来ることをすればいいんだってさ。焦りすぎるなよ。いくら回復優れてるったって、そもそも傷ついてほしくはないし」

さやか「……なるほど、ね。ありがと。ちょっと気を付けてみる」

299 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/05(日) 23:58:24.88 ID:z4OP/riA0


 さらに雑談しながら道を進んでいった。

 最近二人で話すこともなかったな。クラスに居る時は、こういうこと話題にできることも多くないし。


 繁華街が近づいてくる。ゲーセン以外にもこの辺なら色々とできることは多い。


さやか「なんか喉渇いてきちゃったなあ。先になんかお茶でも買ってこようかな」

貴方「ゲーセンの中は飲食禁止だったような」

さやか「わかってるって。そのへんで一息つこう」


 適当に飲み物を買ってベンチに腰掛けた。


貴方「美樹、また無茶してないか?」

さやか「さっきの話?」

貴方「魔法少女のこともだし、学校やプライベートのことも」

さやか「ああ、仁美ともまた話したり遊ぶようになったから」

さやか「それはホントに大丈夫!あたしも元通りになれてよかったと思ってるから」



1心境の変化でもあったの?
2それならよかった
3自由安価

 下2レス
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 00:00:29.74 ID:WJt3uxOw0
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301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 00:01:18.16 ID:yRiMF+V20
2
302 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/06(月) 00:17:50.53 ID:WvkCm6JC0

貴方「それならよかった」

さやか「うん。……まあ、みんなのおかげだよ。【貴方】も」

貴方「今日は素直だな」

さやか「あ、あたしはいつだって素直だよ!」


 お茶を終えると、目当てのゲーセンに向かった。


さやか「――――あ、これこれ!あたしもやったことないんだけどね」

貴方「やってみるか。初見でどこまでできるかな」


 美樹と一緒にゲームをいくらかトライしてみた。

 何回かやったら上達してきたかな。二人であれこれ喋りながらやってたらうまくできなくても楽しむことができた。



二回目【貴方】 14日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・生活大変そうだ
・巴マミ・・・プライベート

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
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