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【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」
- 296 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:43:05.21 ID:ZYyEPJTk0
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< 朝のコーヒー淹れつつ >
漣「そ……メ、よ……むーちゃぁん……Zzz」
叢雲「…………」
提督「何が駄目なんだろうな、むーちゃん」
叢雲「さぁ……あまり知りたいとは思えないわね。あとむーちゃんって言うな馬鹿」
- 297 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:44:10.28 ID:ZYyEPJTk0
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< これからも続けてくれる? >
叢雲「というか最近物凄い頻度でむーちゃん呼びされるんだけど流行りなの? やめてくれる? 」
提督「満更でも無いくせに」
叢雲「そりゃ本気で嫌ってわけじゃないけど」
提督「だろう? まぁ、なんで流行ってるかって言われると」
叢雲「言われると? 」
提督「お前が“ むーちゃん言うな ”って言い返すのが可愛いから」
叢雲「あ、そう……どうしろっていうのよそれ私」
- 298 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:45:15.98 ID:ZYyEPJTk0
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< ごめんねこめんねー >
伊14「あーもークッソDalmatian」
伊13「発音、ウザいくらい、いいね」
伊14「実は最近英語の勉強やり直してるんだよね」
伊13「そうなの? 」
伊14「そうそう超ハイスピードラーニングで。聴き流すだけなのよ」
伊13「効くの? 」
伊14「効く効くチョー効く。肩凝り便秘腰痛頭痛生理痛にも効くからあれ」
伊13「またテキトーなこと言って……そろそろ、誰かに怒られる、よ? 」
- 299 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:47:19.40 ID:ZYyEPJTk0
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< 最低限の振舞いラインを探りつつ少し越えたあたりを >
伊13「というか……女の子がクッソ、とか言わないの」
伊14「閉じ切った女社会でそんなこと気にする? 」
伊13「一人の男の前で我を忘れるのは許されるけど大勢の女の前では隙を見せたらいけないの」
伊14「姉貴が一息で沢山喋ると凄い違和感ある」
伊13「そんな酷い」
伊14「仕方無いでしょ、というかそれ誰が言ってたの? 」
伊13「龍田さん」
伊14「あー……」
伊13「似合う、よね」
伊14「あのヒトふっつーに処女だけどね。あれでなんか変な幻想とか抱いてそう」
伊13「そうかも、だけど……本当に怒られるよ? どこから出てくるか、分からないし」
- 300 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:48:38.89 ID:ZYyEPJTk0
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< 実際気にしたこと無い >
提督「持論だけど煙草が辛くなるって有り得ないと思う」
龍田「んなわけ。わざわざバラして加湿してるわけでもないでしょう? 」
提督「俺が道民だからなのか本格的に吸い始めたのが真冬だったからなのか知らんけど気にならない」
龍田「道民関係ある? あなたまだその頃未成年でしょう? 」
提督「まだ昔は頻繁に帰ってたから。……にしても辛いぞこれ」
龍田「手巻きだし。こういうの、好きなの。喉痛め付けるやつ」
提督「えぇ……? 」
- 301 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:49:17.13 ID:ZYyEPJTk0
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< 本当どうしたものかね >
提督「でもからっからの干からびた煙草うまーい」
龍田「馬鹿でしょあなた。……ねぇ」
提督「うん? 」
龍田「キスが煙草の味って嫌じゃない? 」
提督「俺に言われても……やっぱ嫌かな? 」
龍田「嫌じゃない? 私は気にしないけど」
提督「そりゃあお前喫煙者だしな。……そっかぁ」
龍田「そうよ」
提督「だとして止めるものでも……フ-…………」
- 302 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:50:37.31 ID:ZYyEPJTk0
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< 精神的充足によりまして本日は >
提督「挟まれたいと包まれたいは全く違うフィーリングなんだぜ? 」
雲龍「ついでに言えば挟ませたい、もでしょう? 」
提督「君よく分かってるじゃん」
雲龍「私全部できるから」
提督「ソーダネ」
雲龍「つれないわね……」
- 303 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:51:30.53 ID:ZYyEPJTk0
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< 刺激が足りない、足りなくない? >
漣「そーいや最近シリアス分足りないよね」
叢雲「あん? 」
漣「安直なシリアス展開はクソだけど時々引き締めないとズルズル自分の趣味領域に引き摺り込まれるんだよ? 」
叢雲「ちょっと何言ってるか分からないわ」
漣「まぁ、シリアス展開になると下手したら誰か異動したり最悪死ぬけど」
叢雲「???? 」
- 304 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:52:29.52 ID:ZYyEPJTk0
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< 寧ろマイナス >
漣「まぁシリアス分の無い真面目っぽい話もできるんだけどね? 」
叢雲「だからそれなんなのよあなた」
漣「漣たちって死と隣合わせの巫山戯た生活押し付ける為に超高級取りじゃん」
叢雲「まぁ、そうね」
漣「所得税ガン無視住民税ガン無視何もかもガン無視だけどいいのかな? 」
叢雲「いいんじゃない? それどころか血税で飲んで騒いで遊んでるし」
漣「でもそれくらい使って消費税払わないと駄目だし?
いいのいいのそれで、ドンドン使おうぜ! 」
叢雲「私たちの俸給で本来払う所得税分の消費税ってあなたね……」
- 305 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:54:52.14 ID:ZYyEPJTk0
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< 子供を遊ばせている人妻を眺めたりして給料貰えたらいいね >
Littorio「ふふ……Littorioたちは本国からもこの国からも報酬が出ていますよ? 」
漣「卑怯だ! それ絶対駄目なやつ! おーぼーですよ! 」
Roma「と、言ってもこの国のはあくまで手当てみたいなものだけれど」
提督「手当てとか羨ましーなー君ら」
Roma「確かにあなたに手当てなんて無いでしょうね……明細に書けるものでは」
- 306 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:55:19.63 ID:ZYyEPJTk0
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< 饅頭の反対ってどう願えばいいの? >
雲龍「人妻って怖いわね」
高雄「……は? 」
雲龍「エロいだけじゃないのよね……はぁ、頭にくるわ」
高雄「ちょっと意味が……雲龍さんに何があったというんです」
- 307 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:56:05.37 ID:ZYyEPJTk0
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< その通りでございます >
雲龍「人妻にこの気持ちは分からないわよ」
高雄「私は人妻ではありませんよ、残念ながら」
雲龍「そこらの人妻より余程人妻でしょうあなた」
高雄「引き続き意味が……人妻より人妻ってもう頭がピンクなだけでは? 」
- 308 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:57:22.73 ID:ZYyEPJTk0
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< 実証 >
雲龍「でもヒトヅマって人妻って書くより他人妻の方が字面的には正確っぽいわよね」
高雄「まぁ……」
雲龍「他人妻って書くとより、卑猥だし」
高雄「……だから、そう書かないのでは? 」
- 309 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:58:19.62 ID:ZYyEPJTk0
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< 這い寄るというか顕れるというか >
雲龍「まぁ、引く気も無いけど……暇なの? 」
高雄「失礼な。……暇ですけど」
雲龍「最近あの人の随伴って愛宕ばかりじゃない? 」
高雄「私は執務補佐、愛宕は愛想と気配消しが得意なので」
雲龍「ふぅん? あなたはそれでいいの? 全部欲しいんじゃないの? 」
高雄「不満が全く無いとは申しませんけれど……中々に嬉しいものなの、家を任されるっていうのは」
雲龍「確かにそうかも。…………でも高雄でさえ認める気配消しって何よ。もうそれは空気と同じじゃない」
- 310 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:59:14.79 ID:ZYyEPJTk0
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< つまり犬コスの姉を男視点で見ればOK? >
涼月「んー……犬耳犬手犬尻尾のお初さんと遊びたい」
山城「あなた遂に本性表したわね」
涼月「酔ってるだけだから大丈夫ですよ」
山城「酔っていればなんでも許されるなら私も色々と叫びたいことがあるわ」
涼月「どうぞどうぞ。ここでは今何を言っても許されます」
山城「一度で良いからあの男と入れ替わって扶桑姉さまと寝たいわ。
どうしようも無く愛してしまう男に抱かれて雌の顔になる本気の姉さまが見たい」
涼月「」
- 311 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/13(金) 00:00:14.42 ID:6bZeiXt+0
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< 見たくないと断言できるものでもないけれど >
山城「何よあなた。何を言っても許してくれるのじゃなくて? 」
涼月「……許す許さないの次元ではありません」
龍田「ふっつーに引くわよねぇ〜」
山城「それならあなた男に抱かれる天龍とか興味無いの? 」
龍田「別に。天龍ちゃんが選んだ男なら私が手を出しちゃいけないもの」
瑞穂「正論吐かないでくれません? あなたが言うと正論が曲がります」
山城「まったくね」
涼月「嗚呼……頭おかしくなりそう」
龍田「あなたたちねぇ……」
- 312 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/13(金) 00:00:41.46 ID:6bZeiXt+0
-
ありがとうございました
- 313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 00:06:53.53 ID:8a84Ukp60
- 乙
- 314 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/13(金) 00:10:46.16 ID:6bZeiXt+0
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< 寝ようとしたんですけど小耳に挟みまして >
提督「じゃあ今度扶桑に犬コスしてもらって撮影してくるわ」
山城「頼むわ」
龍田「ちょっと観たい」
扶桑「やめっ、やめなさいって……しませんよね? しませんよ……? 」
- 315 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:07:59.57 ID:kU15BEcc0
-
< 本日十四日は! >
龍田「ホワイトデーです、が」
山城「? 」
龍田「何で全員が手作りのお菓子とか珍しいお菓子用意してるわけ? 」
山城「昨日から仕込んでいたあなたに言われても」
龍田「と、言いつつあなたも。私の隣で」
山城「十三日は厨房に全員並ぶって聞いたから、昨日のうちに」
龍田「まぁ、予想通りだけど。……扶桑、それは? 」
扶桑「ゴルフ煎餅女の子バージョン」
山城「!??!?!????!!!? 」
- 316 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:11:52.33 ID:kU15BEcc0
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< ネタ方面の方が気楽で >
扶桑「漣がくれたの、これ」
山城「……はぁ」
龍田「変に安心するところでもないでしょう別に。扶桑が買っていたって」
扶桑「まぁ、私自分のセンスでは買わないと思うけれど」
漣「ちなみにご主人様にはー……これ! 」
旗風「えーと……TENGA SWEET LOVE CUP? 」
阿賀野「よくまぁ平然と食べられるね、旗風ちゃん」
瑞穂「見てすぐ分かる阿賀野さんも……いえ、瑞穂はもういいでしょう今更」
旗風「……はい? 」
- 317 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:16:28.88 ID:kU15BEcc0
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< ぱーりもーにん >
旗風「だから! 本気で知らなかったんですってばっ」
松風「どうどう、そうだね、知らなかったね」
旗風「松姉さん! 」
松風「でも司令もこれ使うところないだろう」
明石「や、これはチョコですけど……あぁ、身体に塗るとかそういう? 」
松風「それは使える、に含まれる」
旗風「あぁもうなんで旗風の周りは松姉さんすらこんな……こんな…………春姉さぁぁん! 」
- 318 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:17:18.84 ID:kU15BEcc0
-
< 今日も今日とて仕事は仕事 >
提督「ふへぇ……だる。俺もプライベートで旅行したい」
高雄「やろうと思えばできるでしょう別に」
提督「演習終わったら行こうかなぁ……どこ行きたい? 」
高雄「どこでも、なんで言うと実現しなさそうですし……九州がいいです」
提督「九州ね……分かった把握した期待せよ」
高雄「それはもう。……十分経ちました」
提督「うん…………早いなぁ」
- 319 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:19:10.98 ID:kU15BEcc0
-
< あるものは使えるもの >
愛宕「ねぇ、何その熟年夫婦みたいな遣り取り」
高雄「“ 熟年夫婦みたいな遣り取り ”ね」
愛宕「はぁ。……まぁ、真面目に仕事してるからこの人は後にするけど」
提督「ん……」
愛宕「何で九州? 」
高雄「佐世保に仕事で寄ったくらいでしょう? 」
愛宕「まぁね〜。海外は? 」
高雄「この時分に? 」
愛宕「それ国内も同じだと思うけど」
高雄「最悪国内なら権力でも何でも使って最先端の医療受けさせられるし。私はどうせ死ねないから」
愛宕「きったない話ねぇ〜……」
- 320 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:19:48.64 ID:kU15BEcc0
-
< 良い時代になったね! >
阿賀野「妊娠検査薬ってネットで買えるんだね」
能代「それはまぁこの時代何買えても」
阿賀野「んーん、反応済みのやつのこと」
能代「……まぁ、この時代だからそれも」
阿賀野「あと目の前で使っても好きに反応させられるやつも」
能代「…………それはもう妊娠検査薬ではなくない? 」
- 321 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:20:36.28 ID:kU15BEcc0
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< 普通に手繋いで帰ってください >
愛宕「あぁぁ……旅行じゃなくてもいいから妹とデートしたい」
高雄「それを姉の前で言うのはいい度胸ね」
愛宕「だってお姉ちゃん欲しがりで一日使うんだもーん」
高雄「ん、んん……そういうものでしょう? 」
愛宕「そんなわ
提督「そんなわけねぇだろうが……ってもお前は妹とデートしても一日コースに引き摺り込みそうだけどな」
- 322 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:21:44.39 ID:kU15BEcc0
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< 集団生活 >
愛宕「最近漸くお米研ぐとき身体機能異常励起しなくてよくなってきたわ」
提督「何君そんなことやってるわけ? 」
愛宕「不要不急の能力行使は禁止としますか? 少将閣下」
提督「や、別に。米研ぐアイテム買おうか? 」
愛宕「要らない、というか」
高雄「一日何升炊くと思っているんです。余計面倒ですよ」
提督「んな馬鹿な……」
- 323 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:23:16.41 ID:kU15BEcc0
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< あくまでマックスの話でしてね? >
提督「三升炊きってお前ら……食い過ぎだろう有り得ねぇわ」
愛宕「っていっても今現在所属するしないに限らず……えーっと? 」
高雄「二十六人」
提督「丼茶碗一杯一合だとして三升炊きだと九十合の九十杯か……」
愛宕「うーん……まぁ、毎日素直に三升炊いてるわけでもないけど
高雄「明らかにおかしいですね。……あんまり残らないし」
- 324 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:24:11.25 ID:kU15BEcc0
-
< 自分は取り敢えず除いて計算してみましたがさすがに…… >
加賀「一人頭一日三合でしょう? 飲んで騒いで夜に焼肉でもしていれば
高雄「当警備府では朝と夜に炊きますよ、基本的に」
加賀「……」
- 325 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:25:19.38 ID:kU15BEcc0
-
< 壮観というか、怖い >
愛宕「ちなみに今日は朝に一升炊きました」
加賀「昼はパスタだったし、夜は? 」
高雄「夜は希望制ですし何も考えていませんね。当番は雲龍さんですし」
加賀「あの子自分があまり食べないからって最初はかなり少なかったわよね」
愛宕「文句言われて今は寧ろ多めに用意してますけど」
提督「俺初期のあいつくらいでよかったと思うよ。
さすがに女の子ばっかで兵学校並ってのはさ……ねぇ? 」
- 326 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:26:56.85 ID:kU15BEcc0
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< ぽぽぽぽーん……? >
高雄「しかしあなたも大概食べる方では? 男性だとしても」
提督「まぁ、そりゃあ一定量食わねぇと筋肉維持できないし疲れ取れないし」
愛宕「そこはあなた凄いところよね。食べたくないときでも食べるんでしょう? 」
提督「自分のなりたい自分があるから。……最近疲れ取れない気がするけど」
愛宕「お酒と煙草やめれば? 」
提督「両方疲れ取るものだろうが……他に何かオススメある? 」
愛宕「もうヒロなんとかポンでもやれば? 」
提督「疲れは取れるかもしれねぇけどな……。
雲龍は入ってきて早々妙に期待したような顔をするんじゃない馬鹿かお前」
- 327 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:27:30.73 ID:kU15BEcc0
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< オチてはいますが一応 >
雲龍「え、キメセ
提督「ばーか」
愛宕「私たちは簡単に抜けるものねぇ〜」
- 328 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:29:50.98 ID:kU15BEcc0
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< 首絞め >
雲龍「までは望まないからせめて鎖……」
天城「そこはせめて鎖ではなく首輪では? 」
瑞穂「天城さんも引き摺られてせめての使い方おかしくありません? 」
海風「首輪より下って、縄? 」
Littorio「手錠では? 」
江風「……姉と同期と先輩の感覚がどうにもならないンだけど」
赤城「知りませんよそんなの……」
- 329 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:32:09.59 ID:kU15BEcc0
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< や、悪いなんて絶対無いけども >
江風「痕付けたり縛ったりのジャンルなら普通キスマークくらいじゃない? 」
海風「ハンッ」
江風「…………」
加賀「さすがに不憫な……ピュアが過ぎるくらい可愛らしいのは確かだけれど」
- 330 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:33:41.99 ID:kU15BEcc0
-
< 姉と同期と先輩が駄目なら >
江風「後輩……まともな後輩」
山城「何? 」
龍田「んー? 」
扶桑「お風呂いただきまし……さすがに顔を見てあからさまに落胆される謂れは無いと思うけれど」
- 331 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:34:37.67 ID:kU15BEcc0
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< 似たようなの着てるでしょ? >
江風「いや、いやいやいや、あのヒトたちを後輩と見るのは無理があるしノーカンノーカン」
初月「旗風と松風くらいしかいないだろう」
涼月「え? 私は? 」
涼風「ちょっと最近レズ色が濃いからなぁ」
伊13「? 」
伊14「? 」
江風「戦闘衣が卑猥だし駄目」
伊14「確かにねー。姉貴とかもう泳ぐ猥褻物だもん」
伊13「……は? 」
- 332 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:35:18.82 ID:kU15BEcc0
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< 話も振られない >
江風「そっちの姉妹は二人とも戦闘衣がエロいし歴史キチのテートクフレンズだし姉キチ過保護の冷血女だしあれこれ江風孤独? あれあれ、おかしいぞー? 」
能代「おかしいのはあなたの飲酒ペースだと思うけど」
阿賀野「でも実際一番まともというか普通なのって江風ちゃんじゃない?
残念なことに消去法ではあるけど」
赤城「酷い話ですねぇ……いえ、私が言えたことではありませんが」
- 333 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:36:24.32 ID:kU15BEcc0
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< なんなら今も >
提督「ねぇ聞いて? 聞いてくれる? 聞いて? ねぇ? 聞け? 」
叢雲「……何か嫌なことでもあったわけ? 」
江風「酔っ払ったテートクに何であンな優しいンだよ差別だ差別。
江風にはあンな優しくねーぞ」
海風「あの人があんな酔い方するの久し振りだからでしょ……そもそも江風は大抵あんな感じだし」
- 334 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:37:07.51 ID:kU15BEcc0
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< 水でも酔えそうな人、いるよね >
涼風「何言ってんだ。江風はもっと酷い」
旗風「確かに」
松風「反省しろ」
江風「や、え……そんなマジトーン……すみません、すみませんって。さり気無くグラス、奪らないで? 」
- 335 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:39:11.69 ID:kU15BEcc0
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< そろそろ日付けが変わりますが人格は変わりません >
叢雲「まぁ、機嫌良い方だし……何? 」
提督「んえー? 聞いてくれんのむーちゃん」
叢雲「今日だけ、ね」
提督「……」
叢雲「……言いたくない程嫌なことなら無理には聞か
提督「高雄って未亡人似合うけど高雄の未亡人スタイルって俺だけは見れなくね? 酷くね? ヤバくね? 」
叢雲「…………漣」
漣「ど、どうどう……一升瓶で殴ったらご主人様死んじゃうよ叢雲ちゃーん」
- 336 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:41:06.53 ID:kU15BEcc0
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< NTRとか(自分だけは)ノーセンキューですので >
提督「まぁ、高雄にそんなことさせるつもりは無いんですけどね? ええ」
叢雲「……そのヘラヘラ顔やめないと本気で張っ倒すわよ」
漣「ごーしゅーじーんさーまー? 」
提督「でもまぁそれはそれで手が届かない感もあって良ぐべあっ
高雄「…………申し訳ありませんでした。責任持って再教育してきますので」
叢雲「しっかりやってね」
漣「仮にも最愛の人に手刀叩き込むってちょっとー……や、やや、文句なんて塵一つ分もございませんです、はい」
- 337 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:44:41.04 ID:kU15BEcc0
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< 仮令何があろうとも >
叢雲「はぁ……で? 」
愛宕「秘密。ちょっとテンションガタ落ちの電話があったの」
叢雲「完膚無きまでに予想通りね」
愛宕「まぁ、電話の相手自体は仲良い同期の桜さんだったんだけど」
叢雲「ふぅん……? ま、聞かないわよ内容までは」
愛宕「そうしてね? 私も酔っててポロっと言っちゃいそうだし」
漣「や、聞かされる方が嫌ですよそれ」
愛宕「私すらそう思うわ」
叢雲「そこで“ すら ”とか出るってことは全員に降り掛かるような……んん、まぁ、聞かないって約束、したものね」
- 338 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:47:43.80 ID:kU15BEcc0
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< 夢とお前抱いてた頃〜♪ >
提督「やー俺自分が詰襟着てた頃は制服着てる同年代がどれだけ価値のあるものか分かってなかったなぁ」
高雄「はいはい、タワゴトは夢の中でどうぞ」
提督「まぁ高雄より可愛い子なんて一人もいなかったしどうでもいいけどー? 」
高雄「吐き気は……無さそうですね」
提督「青春は青春として大切だけど今この瞬間一秒一秒の方がもっとずっと大切ぅ」
高雄「私も同じ気持ちですよ。……ベッド着いたけど、取り敢えず座れる? 」
提督「……ん」
高雄「お水と緑茶、どちらがいいですか? 」
提督「コーヒー、ホットで」
高雄「あまり困らせないでほしいんだけど……」
提督「…………」
高雄「…………? 」
提督「……………………ふぁ……」
高雄「……………………」
提督「……………………Zzz」
高雄「…………………………………………」
提督「…………………………………………Zzz」
高雄「…………………………………………隣、お邪魔しますね」
- 339 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:50:36.24 ID:kU15BEcc0
-
< 全く不要な蛇足 >
愛宕「大体ねー? 私は未亡人っぽいの似合わないって話なの? ねぇ? 」
叢雲「……めんどくさ」
愛宕「朝からなんか二人で旅行行く話してたしあぁもう思い出したら腹立ってきたわ」
叢雲「……」
愛宕「これなの? 髪なの? 髪なのね? 髪色がもう人妻っぽくないっていうならこれ染めるかバッサリ切るかしてやればいいの? 」
叢雲「知らない。…………私も泥酔して叫びたい気分よ、馬鹿男の所為で」
- 340 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:51:03.12 ID:kU15BEcc0
-
ありがとうございました
- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:02:03.16 ID:K7NbxRVA0
- 乙
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 17:19:23.91 ID:QVK1ntZG0
- 1乙
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:19:16.56 ID:RNJA98qt0
- 体調崩してないか心配だな...
- 344 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:05:28.12 ID:DCLUCGRC0
-
< The goose and the golden egg >
提督「……………………………………………………………………………………」
叢雲「もう半分死体じゃないこれ。今日中に再起動できるわけ? 」
愛宕「さぁ? おねーちゃんに訊いてくれる? 」
叢雲「また高雄なの? 」
愛宕「欲しがるままに貪って廃人寸前まで追い込むのなんて高雄しかいないわよ」
叢雲「はぁ」
愛宕「私はライン分かってるからギリギリで止めるんだけどね? 」
叢雲「別に訊いてない。……全部が全部自業自得だとは思えなくなってきたわよ、あんた」
提督「…………………………………………そうか」
- 345 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:06:48.32 ID:DCLUCGRC0
-
< ありがたい寓意も教訓も御座いません >
叢雲「で、高雄は? 」
愛宕「ベッドメイキングに行くって言ってから見てないわね」
提督「ぜってー寝てるぞあいつ……普通キャラ的に逆だろうこれ」
叢雲「階級的にも逆ね」
愛宕「根本的に性別でもそうじゃない? 」
提督「ん……今日誘ってくるやつがいたら俺はそいつを暗殺者と見做して駆逐してやるからな、絶対にだ」
- 346 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:07:31.13 ID:DCLUCGRC0
-
< 絶妙に労わる様な鼻で笑う様な >
雲龍「おはよ。……なに? 」
提督「…………いや」
雲龍「…………今のあなたと寝てもつまらなさそうね。今日はいいから」
提督「ッ…………お前本ッ当その気にさせるの得意だよな。いいよもうノってやるよ待ってろよお前」
雲龍「……うん? 」
- 347 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:14:00.42 ID:DCLUCGRC0
-
< 理解はしているのだけれど >
龍田「実際もう少し歯車が違っていたらあなたが唯一無二の正妻だったわけじゃない」
叢雲「かもね。それで? 」
龍田「思うところ、無いの? 」
叢雲「別に。あいつとはそういうのじゃないの」
龍田「でもいつの間にか身体許してても不思議じゃない感じ」
叢雲「その場合は身体だけの関係なのよ、きっと。
今更身体が欲しくなる程関係に不安なんて無いし」
龍田「ふぅん……? 」
叢雲「あなたこそ早めになんとかしておきなさいな。いつ何があるか分からないんだから」
龍田「まぁねぇ〜……」
- 348 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:14:37.82 ID:DCLUCGRC0
-
< 匙投擲距離選手権 >
天城「優勝者こと、天城です」
雲龍「あら、食器類で遊んでは駄目よ? 」
天城「……………………そうですね」
- 349 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:16:30.75 ID:DCLUCGRC0
-
< 反論できませんでした >
漣「ネット界隈だとさ、集合写真とか友達と撮った写真でこいつがいいとかあいつは駄目とかやるんだよね。
顔に一番から十番まで数字振ってみたりして当然無許可で」
叢雲「ふーん……趣味悪いわね」
漣「そういうものだよむーちゃん」
叢雲「……で? 」
漣「ご主人様にやらせたらどういう反応するのか試してみたくない? 面白そうでしょ」
叢雲「悪趣味」
漣「それを楽しむんだから漣たちも悪趣味だよ」
叢雲「何故私もその“ たち ”に入っているわけ? 」
漣「悪趣味なもの好きでしょ? ご主人様とか」
叢雲「…………」
- 350 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:17:14.19 ID:DCLUCGRC0
-
< 納得の >
叢雲「まぁ……つまらなくはないと思うけど」
漣「大体巨乳選ぶから面白くないかもしれないけどね」
叢雲「面白いのか面白くないのかハッキリしなさい。……あいつは」
漣「ん」
叢雲「顔とか分かりやすいスタイルじゃなくて女からすれば物すっっっっごいどうでもよさそうなところで選ぶと思うわ」
漣「あー……」
- 351 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:18:03.42 ID:DCLUCGRC0
-
< 面倒なことは全て投げ捨てて >
加賀「ただいま帰りました」
提督「ん、おかえり」
加賀「ええ」
提督「……」
加賀「……」
提督「…………」
加賀「…………」
提督「…………一週間限定のバイトって聞いたこと無ぇよ。お前面接どうやったんだよ」
- 352 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:18:41.57 ID:DCLUCGRC0
-
< 何となく良い機会だと思ったんです >
加賀「媚びを売らず、泰然」
提督「意味分からねぇよ……」
加賀「調査とシミュレーションは完璧でした」
提督「……」
赤城「あの……そもそも許可を与える将校の方がおかしいと思いますが」
- 353 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:19:23.54 ID:DCLUCGRC0
-
< どうしたものでしょうね >
提督「しかも居酒屋だぜ? 普通なら試用期間とか見習いとかその辺だろう。あるのか知らねぇけど」
加賀「顔がいいですから」
提督「や……まぁ、うん」
加賀「こう言っては何ですが大きい飲みがあるときのあなたや高雄を思い出せばあの程度余裕です」
提督「そんな俺たちがバイトくんみたいな」
加賀「バイトくんではなくて酌夫と酌婦でしょう? 」
提督「酒と料理持ってきてるだけだぞ。……しかもこのクソうるせぇ時期に」
加賀「だからこそ、よ。場末の居酒屋で化け物が働いていても目に付かないでしょう」
提督「まぁ……」
赤城「私も雲龍さんと天城さんに連れられて行ってみましたけれど……閑古鳥という感じでもありませんでしたよ? 」
- 354 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:20:35.60 ID:DCLUCGRC0
-
< ……莫迦 >
加賀「そう、それですよ提督閣下」
提督「うん? 」
加賀「何故、見に来なかったのです。折角大切な可愛い部下が心許無い孤独の中拙い技術で必死に働いていたというのに」
提督「忙しかったし。延び延びになってる演習関係でヤバかったのお前知ってるだろう」
赤城「まぁ、明石さんに車で送り迎えされて寝食はここでしたしね」
加賀「知ったことでは。サービスも用意していたというのに」
提督「サービス? 」
加賀「人気のデザート一つです」
提督「あのさ、それLINEの友達登録したら全員プレゼントされるやつだろう」
赤城「タダより高いものは無いといいますしねぇ」
提督「ん。…………お前が店のTシャツをパツパツにして働いてる盗撮写真は見せてもらったから俺は満ぞぐべぇあっ
- 355 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:21:09.20 ID:DCLUCGRC0
-
< 私の顔に、何かついていて? >
雲龍「撮りました」
加賀「頭にきました」
天城「あの……いえ、なんでもないわ」
提督「修復に入らせていただきます。……いてぇよ」
加賀「修理完了よ、よかったわね」
赤城「ここは譲れません、と。……疎外感さえ感じますよ、あなたたちのコントを見ていると」
- 356 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:22:37.07 ID:DCLUCGRC0
-
< しますけどね >
加賀「ちなみに」
提督「うん? 」
加賀「あのTシャツ、いただいてきましたので」
提督「そう……や、何かその見透かした様な顔…………いや、あのぅ? 」
- 357 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:23:51.42 ID:DCLUCGRC0
-
< 通りしな >
漣「そりゃ君雲龍さんなんて常にピンクだよ? ……今何考えてました? 」
雲龍「初めて手錠嵌められたときの加賀さん」
漣「ほらね? 」
旗風「ネタなのか本気なのか微妙なところですけど……」
漣「さすがにねぇ? 今の一瞬でテキトーに考えついちゃう方が怖いっしょー」
- 358 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:24:35.79 ID:DCLUCGRC0
-
< それから続きまして >
初月「すると何か、叢雲は自分が乙女だとでも思っているわけか」
叢雲「そりゃあそうでしょうよ。まともな乙女かどうかは兎も角ここの半分よりは」
漣「漣もさすがに乙女度は半分より上だと思う」
涼月「乙女度……? 」
松風「まともな乙女……? 」
明石「っても二十六人でしたっけ所属。…………微妙に下半分に入ってそうだなぁ我ながら」
- 359 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:25:40.19 ID:DCLUCGRC0
-
< 野球観たいなぁ…… >
江風「江風はAクラスだな」
松風「アホクラス? 」
旗風「赤毛クラス? 」
伊13「明日から、本気出す、クラス? 」
伊14「馬鹿クラスでしょ。BだよB」
江風「イヨには言われたくねーよ。……姉貴は口でア・ナとかつくるのをやめろ」
- 360 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:26:39.56 ID:DCLUCGRC0
-
< そもそも半分より上で満足できる人数なのか怪しいところ >
山城「あなたもそのクラスよね。阿婆擦れクラス」
雲龍「清く正しい山城お嬢様はBitchのBクラスだものね」
山城「とても派手に美しい雲龍ちゃんと違って凡庸クラスですが」
龍田「二人とも愛人クラスだと思うけど」
山城「……」
雲龍「……」
- 361 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:27:23.85 ID:DCLUCGRC0
-
< それだけ愛されているクラスなの >
愛宕「私は愛宕クラスね〜」
高雄「まぁ……そうね」
扶桑「妙に深いことを言われたようなそうでもないような……」
- 362 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:29:11.49 ID:DCLUCGRC0
-
< 偶然糸が切れた瞬間とかち合ったというか >
雲龍「あの人の子供って男の子より女の子の方がいいのかもしれないわね」
天城「まぁ、教育上様々な意味でそうかもしれませんが」
雲龍「女なら最悪膜破らなければ浮気でもなんでもないし」
天城「…………」
明石「そんな疲れたって顔されましても……普段なら適当に言い返しているでしょう? 何があったんですか」
- 363 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:30:24.87 ID:DCLUCGRC0
-
< ツッコミ担当は年次有給休暇を取りましたので >
天城「事実疲れているんですよ。……愛宕さんの娘さんに手出すとか死にたいんですか? 」
雲龍「愛宕の娘なんてもう素晴らしいと思うの」
瑞穂「まったくですね」
明石「…………」
天城「…………明石さんもしてるじゃないですか、疲れたって顔」
- 364 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/20(月) 22:31:16.46 ID:DCLUCGRC0
-
< ツッコまなければいっそ楽 >
雲龍「そもそも愛宕に限らず自分の子供に傷付けられたら普通殺意どころではない筈だけれど」
天城「……そうですね」
明石「……ええ」
瑞穂「果たして愛宕さんや高雄さんの子供が一般的な意味でまともか、という話にもなりますけれど」
天城「…………そうですね」
明石「…………ええ」
雲龍「? 妙に疲れた顔してるけど、どうしたの? 」
瑞穂「さぁ……? 」
- 365 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/04/20(月) 22:34:25.97 ID:DCLUCGRC0
-
お久し振りです
なんというかこう、普通に忙しい→ 世情的な忙しいとなりまして
たぶん落ち着いた、はず
身体だけは元気ですすみません
またよろしくお願い致します
ありがとうございました
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:42:42.42 ID:H1Lc7mZp0
- 乙
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 01:56:58.41 ID:/sMkcgxKO
- 乙
お身体にお気をつけて
- 368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 10:45:06.54 ID:lwKgbOOIo
- 乙
- 369 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:17:09.07 ID:4wPoJjAl0
-
< 最近のちょっとした変化 >
天城「姉様がいつの間にかナイトブラを用意していたこと」
提督「マジ? 俺見たこと無い」
天城「それはそうでしょう。……で、ですね」
提督「うん? 」
天城「天城たちの身体機能上垂れたりはしませんので補整が目的ではありませんが幾つか試していたらしいのです」
提督「寝やすくするために買ってんのか? 」
天城「気に入ったタイプがとあるブランドというか……まぁ、BRADELISというのですけれど」
提督「ふーん」
天城「センター部分に隙間があってそこで胸の形を整えるのです」
提督「へぇ……? 」
天城「それで……まぁ、内容は読めたようですし、そのうち見ることがあるかもしれませんね」
- 370 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:18:16.30 ID:4wPoJjAl0
-
< ご興味のある方はウェブで >
提督「えー? 天城が説明してるの聞きたいんだけど。事細かに」
天城「はぁ」
提督「あれだろ? ようはパイズリ穴みたいになるんだろう? 」
天城「まぁ……そうですね。天城にはよく分からない言葉ですが」
提督「カマトトか。……てーかさ」
天城「はい? 」
提督「確かナイトブラとかおやすみブラってあいつのサイズだと殆ど売ってない筈だぞ。
デザインってーかブランドも殆ど選べないし見た目もパッとしないし」
天城「そのようですね。…………気持ち悪い」
提督「…………」
- 371 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:19:43.90 ID:4wPoJjAl0
-
< 新しいものって誰かに見せてみたくなるしね? >
愛宕「ごめんね〜? 似た様な話したことあるの」
天城「謝られることでも。そんなことだろうと思いましたし」
愛宕「でもあれよ? フィッティングサロンとかに行けば相談させてくれるわよ」
天城「いえ、単純に画像を調べて気になってこの人に見せてみたくなったのがメインみたいですので」
愛宕「えぇ……」
- 372 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:20:36.51 ID:4wPoJjAl0
-
< 約束されし結末路 >
提督「どうなってんだあいつ頭おかし……さすがに俺何も悪くないと思うんだが」
愛宕「でも、ねぇ……? 」
天城「ええ」
- 373 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:21:18.13 ID:4wPoJjAl0
-
< 初めて見たときはちょっとビビったよね >
漣「……………………」
叢雲「? 何朝からお風呂で変な顔して固まってるのよ」
漣「…………スポブラに代わるヤベースタイルを見た」
叢雲「…………はぁ? 」
- 374 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:21:57.02 ID:4wPoJjAl0
-
< まぁ、そのうち演るんじゃねーですかねぇ >
高雄「えーと……葛城さんが参加する、というのはご存知でしたっけ」
雲龍「聞いてるわ」
高雄「では名簿は見なくても? 」
雲龍「別に要らない。それって本来見せてはいけないものじゃないの? 」
高雄「精々依怙贔屓くらいの規律違反ですから」
雲龍「そう……まぁ、見ないけど」
高雄「そうですか」
提督「そうですか、じゃねぇの高雄ちゃん……君は僕らのブレーキでしょうが」
- 375 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:23:21.63 ID:4wPoJjAl0
-
< あなたの心の壊れたウィンカー >
高雄「ブレーキなんて壊れるか無くなってしまえばいいのにって思ったことありません? 」
提督「無い無い。案外と止めてほしいものだよな? 」
雲龍「そうね。止まり方が分からないのじゃなくて止めどころが分からないだけだから」
高雄「余計悪質ですね。……まぁ、少し真面目な話をすると、こっちです」
提督「うん? 率いてくる将校の皆さん載せたリストか」
高雄「この方」
雲龍「……? 」
高雄「横須賀にいたときは雲龍さんの熱烈なファンだったようですけれど……覚えていないのならどうでもいいですね」
提督「ん、んんっ……? 」
- 376 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:26:49.46 ID:4wPoJjAl0
-
< 視線はまるで レーザービーム♪ >
雲龍「えーと……ごめんなさい、とぼけているのでもなく本当に分からない」
提督「つまり真っ当なファンだったってことじゃねぇの? 」
高雄「おかしいですね。それこそ割に悪質なタイプだったと聞きましたが」
提督「誰から聞いた、とは訊かねぇよ。……本気で覚えないのか? 」
高雄「助かります」
雲龍「嫌な視線も不躾な言動も下品な揶揄いも強引な誘いも大概は覚えている筈なのだけれど……そうね」
提督「?? 」
高雄「?? 」
雲龍「?? 」
- 377 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:28:15.82 ID:4wPoJjAl0
-
< 顔写真突っつきつつ不満顔で >
提督「まぁ、来れば分かるか思い出すかもしれないが……もう一度訊くぞ、マジか? 」
雲龍「くどい。さすがに気分良くない」
提督「悪い。……信頼できる筋なのか? 」
高雄「その筈ですが……む」
雲龍「どこかの誰かのよく分からない話より信用されないなんてショックね」
提督「だから悪かったって」
雲龍「別にいいけれど。…………」
提督「っても……なんで何もやってなさそうなんだろうこいつ」
高雄「犯罪の一つや二つやっていそうなのに」
雲龍「…………この将校が可哀想じゃないさすがに。優しくして差し上げて」
- 378 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:30:24.88 ID:4wPoJjAl0
-
< 同じモノが好きでそれ以外が嫌いで >
雲龍「というか何? 私ってそんなに悪質なセクハラされそうな女に見えるわけ? 」
提督「や……えーと」
高雄「……龍田さんだとか山城さんを見ていると正直」
雲龍「あの二人の反応は兎も角一応は普通の片思いだと……いえ、そう言われると何か親近感が湧くかも」
- 379 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:32:07.57 ID:4wPoJjAl0
-
< お買い物デートと言ってください >
提督「搾菜、搾菜を食べたい」
愛宕「食べればいいじゃない。おつまみ用に何瓶かあるでしょうたぶん」
提督「食われ尽くして無いんだよそれが。
さっき山城とLittorioが搾菜つまみに二人でビール飲みながら将棋してたの見て食べたくなったんだけど」
愛宕「何その面白い図。……それで無くなったのね」
提督「無くなったのよ」
愛宕「買いに行く? 」
提督「まぁ、まだ飲んでないしな。……搾菜ドライブデートって割と斬新な気がする」
- 380 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:32:50.68 ID:4wPoJjAl0
-
< いつかは行ってみたいけれど >
愛宕「それとも私が運転する? 免許取ってからまだ一回も運転してないけど」
提督「こんな怖い話も中々無いな。……搾菜デート」
愛宕「明日は搾菜ご飯とサラダつくってあげる」
提督「すげぇ楽しみ。……行くか、着替えてこいよ」
愛宕「はいはーい」
- 381 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:33:56.59 ID:4wPoJjAl0
-
< なるわけないでしょう? >
涼風「なんだあれ」
海風「馬鹿と馬鹿の馬鹿な話」
江風「違いねーだろうけどさ……そこまで刺々しいと逆に惨めになンねーの? 」
- 382 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/04/21(火) 22:36:27.52 ID:4wPoJjAl0
-
< 見方の問題です >
初月「ま、馬鹿な男と馬鹿な女の馬鹿馬鹿しい話だからな」
海風「自分が当人じゃないならやっぱり馬鹿馬鹿しいだけだもんね」
初月「ああ」
江風「や、結局意味は変わってねぇし」
涼風「余計惨めに……いや、分かって言ってるんだろーけどさ」
- 383 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/04/21(火) 22:36:57.55 ID:4wPoJjAl0
-
ありがとうございました
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:45:49.29 ID:fuBDwz1P0
- 乙
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 15:58:02.43 ID:DkSgf3I90
- 健康で何より
>>1乙
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 20:19:17.75 ID:AaLuh795o
- お疲れ様です
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 09:52:49.98 ID:E8vs43xoo
- ほ
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/17(水) 14:04:37.22 ID:V+PTBgQi0
- 保守
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 21:08:37.28 ID:zr5vKwLh0
- 体調崩してないか心配だな...
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/17(金) 18:37:35.34 ID:ju5a3ZIEO
- ほしゅ
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 01:47:36.68 ID:pimgqEsn0
- 月初の保守
- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 17:15:52.49 ID:h1jVcmdbO
- 季節の変わり目の保守
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 13:46:43.00 ID:dl4uqr950
- 10月の保守
- 394 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/07(水) 22:15:25.37 ID:0pQZ4NKI0
-
< 遂に行くところまで行った感 >
天城「」
提督「……ん? 」
天城「」
提督「…………」
天城「……………………」
提督「……………………俺か? 雲龍か? それとも大穴か? 」
天城「…………姉様が何の躊躇いも無くスプリットタンにしていてドン引きしております」
提督「」
- 395 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/07(水) 22:16:09.66 ID:0pQZ4NKI0
-
< 性なる求道者 >
提督「…………何それマジ? 」
天城「…………あなたすら知らないというか経験無いんですね」
提督「俺は自分の身体に傷付けたりしてたらヤらないからなって伝えたから」
天城「はぁ……」
提督「…………」
天城「…………」
提督「…………はぁ」
天城「……もしかして姉様って__さんで試せないこと天城で試そうとしてません……? 」
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