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【アイマス】千早「蘇える金狼」【コンマ・安価有り】
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149 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/08(土) 20:13:21.91 ID:1jVKJa2c0
凪「ハァハァ・・・・」
凪「・・・・」
紺野「良かったよ。凄く・・・感動した」
凪「おそらく負けた・・・私じゃ無理ね」
凪「12万の準備しなきゃ・・・」
カラオケの点数
↓コンマレス
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/08(土) 20:19:54.33 ID:95BJwK4FO
!?
151 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/08(土) 21:00:23.86 ID:1jVKJa2c0
伊吹「嘘・・・・1点差で・・・・このアタシが負けた」
伊吹「あり得えない。このBランクアイドルの・・・・このアタシが」
凪「これも勝負の結果。勝ちは勝ち・・・・ギリギリでも確かな勝利」
凪「約束通り、961プロダクションのカードキーを貸してもらう」
伊吹「くっ・・・・」
紺野「これで961プロダクションに入れる」
紺野「そして黒井社長に会える」
伊吹「・・・・・」
伊吹(フフフ、バカね。簡単にこのまま行かせると思う?)
伊吹(盗難があったと連絡するから、アンタたちは使った瞬間に照合されてアウトよ)
152 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/08(土) 21:27:20.18 ID:1jVKJa2c0
961プロダクション
凪「さてと・・・」
紺野「いよいよカードキーを使って中に入る」
凪「勘違いしているようだけど、カードキーなんて使わない」
凪「どうせあの女は盗難されたとか言って、連絡しているに決まっている」
凪「・・・・・だから使った瞬間アウトよ」
紺野「まぁ通報されてなくても本来はアウトだけど」
凪「君ならどうする?」
紺野「どうすると言ったって・・・・なぁ・・・・」
↓コンマレス
1〜50 素直にカードキーを届ける 51〜100 小松伊吹が賭け事をした事をネタに黒井社長に会う
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/09(日) 13:09:15.83 ID:tin6jFQyO
あ
154 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 13:31:23.02 ID:JXq0p+LZ0
紺野「961プロのアイドルである小松伊吹が賭け事しているというのを脅せば・・・」
紺野「勿論、こっちもただでは済まない。下手すれば停学も考えないと」
凪「・・・・・」
凪「でも、痛みなしでは得られない」
紺野「その通り・・・・」
凪「武器も渡しておくから」
凪「はいっ」
紺野「ボイスレコーダ」
紺野「もしかして、会話を録音していたのか」
凪「もし、負けても良いように手は打っておくもの・・・お金を払った後でね」
155 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 13:58:56.27 ID:JXq0p+LZ0
紺野「・・・・・・」
紺野(本来なら自分は負けていた。だが小太刀凪さんは助けてくれている)
紺野(なんとしても音無琴美の子孫を入手する)
紺野「よしっ」
受付嬢「また・・・貴方ですか。何の御用ですか?」
紺野「実は・・・あるアイドルの情報がありまして・・・・」
・・・・・・・・・
156 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 14:07:22.05 ID:JXq0p+LZ0
・・・・・・
961プロ役員「たとえこれが、事実だとしても。君たちもただでは済まない」
961プロ役員「親御さんや学校には連絡・・・警察にも言わなければいけない」
961プロ役員「それを理解している?」
紺野「理解していないのはそっちだろ」
紺野「961プロのアイドルがこんなことをして・・・」
961プロ役員「・・・・・」
961プロ役員「何が目的だ・・・・」
紺野「別に961プロダクションを追い詰めるとか・・・・そんなことはしない」
紺野「社長に会いたい。それだけです」
961プロ役員「・・・・・・・」
961プロ役員「・・・・・・少し待っていろ」
157 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 15:34:37.26 ID:JXq0p+LZ0
30分後
ガチャッ
黒井崇男「・・・・・」
凪(この人が961プロダクションの社長)
紺野「・・・・・」
黒井「小太刀凪・・・・そして紺野・・・」
黒井(来る前に少し調べたが・・・害はなさそうだ)
黒井(この私に会い。一体何を言うのか?)
紺野「別に脅すわけでは無い。聞きたいことがあるだけです」
紺野「かつてプロデュースをしていた音無琴美さんの事です」
黒井「・・・・・・・ほぉ」
黒井「この世に存在しないアイドルの話を聞いてどうする?」
紺野「この世に存在していなくても子孫は居るはず」
黒井「・・・・・」
紺野「その人の居場所を教えて欲しいのです。かつてプロデュースしていた貴方なら知っているはず」
凪「・・・・・」ゴクッ
黒井「何故、知りたいのだ?」
158 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 15:46:41.70 ID:JXq0p+LZ0
紺野「アイドルデビューさせる」
黒井「・・・・・・・」
黒井「ほぉ・・・」
凪(バカ。別の言い訳しなさいよ・・・・よりにもよってアイドル・・・・)
凪(教えてくれない可能性だって)
紺野「音無琴美の子孫なら。アイドルとしても成功する確率は高い」
黒井「当たり前だ。あれ以上の逸材は見たことが無い」
黒井「・・・・」
黒井「音無琴美には一人の子供がいる。名は音無小鳥。年齢は2X歳」
黒井「デビューするには遅い。」
紺野「いや、まだ行けます!!」
紺野「音無琴美の娘なんです。出来るはず!!」
黒井「落ち着け。音無小鳥にはさらに子供がいる」
紺野「!!!!!!」
159 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 15:55:33.23 ID:JXq0p+LZ0
黒井「そうだな・・・・今の時間なら、河川敷にでもいるだろ」
黒井「場所は教える・・・後は自分で勧誘するんだな」
紺野「・・・・ありがとうごさいます」
紺野(嬉しいこれで・・・)
凪「・・・・失礼を承知で聞きます」
凪「黒井社長は勧誘しなかったのですか?音無琴美さんの娘や・・・その子供を」
黒井「・・・・・音無琴美がどうしてアイドルを辞めたか知っているか?」
黒井「私には関わる資格が無いのだよ。2度とね」
黒井「もう直接会わないことにしている」
紺野「・・・・・」
160 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 21:49:23.59 ID:JXq0p+LZ0
・・・・・・・・・・
河川敷
黒井『私には関わる資格が無いのだよ。2度とね』
黒井『もう直接会わないことにしている』
紺野(本当は会いたいんだろうな。未練たらたらって感じだった)
紺野(もし・・・音無琴美さんの子孫を手に入れて・・・活躍したら・・・会わせよう)
凪「もしかしてあそこに居る子?」
凪「さっきからずっと絵を描いているけど」
紺野「そうかもな・・・」
紺野「それじゃあ・・・後は任せた」
凪「どこへ行くのよ」
紺野「あの子を説得するのは小太刀凪さんだ」
紺野「俺じゃない・・・ちゃんと勝負して勝って・・・・ボイスレコーダにまで録音した凪さんに権利がある」
紺野「まぁ・・・失敗したら。次は自分が行くけど」
凪「・・・・」
凪「失敗なんてしない。私が説得して見せる」
161 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 22:02:21.79 ID:JXq0p+LZ0
?「・・・・・・・ゴホッゴホッ」
?「・・・・・」
凪「嫌いな絵ね」
?「!!!!!」
凪「私の名前は小太刀凪っていうの。よろしく」
?「あの・・・えっと・・・」オロオロ
凪「私も時々を絵を描くのよ。風景画」
凪「一つ書くごとに世界観が生まれて」
凪「この世界は私が創造しているって気分になる」
?「・・・・・・・」
凪「貴方の描く世界観。隣に座ってみて良い?」
162 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 22:15:07.31 ID:JXq0p+LZ0
2時間後
?「・・・・・・」
?「・・・・・・・」
カキカキ
?(2時間も無言で見つめられている)
?(本当に絵を見ている)
凪「・・・・・・・」
凪「・・・・・・・」
?「・・・・・・今日はもう終わりです」
凪「お疲れ様・・・ジュース奢るけど飲む?」
?「・・・・・あり、がとうごさいます・・・」
163 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 22:34:18.35 ID:JXq0p+LZ0
・・・・・・
凪「ナタデココジュース。タピオカジュースよりこっちの方が好き」
凪「飲んだことある?」
?「いえ・・・・ジュース・・・・あんまり飲まない・・・・」
凪「そう・・・」
?「どうして・・・初めて会った・・・私に・・・」
凪「・・・・フフフ」
凪「勧誘しに来たの」
凪「アイドルに興味ない?」
?「・・・・・・・アイ・・・ドル」
?「・・・・・」
凪「別に断っても良いの・・・」
凪「でも私は君に・・・なってほしい」
凪「君には才能がある。絵を描いているときに思った」
凪「もっと色んな経験を積めば、将来凄い人間になると」
164 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 22:55:08.36 ID:JXq0p+LZ0
凪「人間の生涯は短い」
凪「短い期間に色々な経験を積んだ方が良いと思う」
?「・・・・・・」
?「・・・・・・」
?「・・・・ママに・・・・相談します」
凪「良いの?」
?「・・・・・」コクッ
?「ゴホッゴホッ・・・」
凪「大丈夫?」
?「平気・・・・です・・・・」
165 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/09(日) 23:41:10.39 ID:JXq0p+LZ0
凪(後は親がオーケー出してくれればいいけど)
?「あの・・・・・」
?「もう一度・・・・・名前・・・聞いて良いですか?」
凪「小太刀凪」
?「私・・・名前・・・・由愛」
凪「由愛・・・良い名前ね」
凪「明日もまた。河川敷に行っても良い?」
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
166 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/10(月) 00:23:44.29 ID:R2BEHzkD0
ゲームセンター
紺野「この時間なら、学校の帰りにプリクラを撮ろうとする学生もいる」
紺野「その中から適当に声を掛けてみるか」
?「上手いですぅ〜、凄く上手ですぅ〜」
△「んっふふふふ♪こんなものじゃない」
ガチャッガチャッ
〇「また・・・動きが速く・・・」
紺野「田崎恵さん。こんなところで何を」
恵「紺野君ですかぉ〜」
恵「見てくださいよぉ〜紗南ちゃんの動きを」
紺野「ん・・・・」
ガチャッガチャッ
ガチャッガチャッ
紺野「凄いレバーの動き・・・」
三好紗南「うりゃうりゃゃゃ」
ガチャッガチャッ
紗南「終わり」
〇「おめでとう。これで10人抜きですね」
167 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/10(月) 00:50:17.90 ID:R2BEHzkD0
紺野「・・・・見覚えがある顔だ。図書館で会わなかったか?」
〇「そうですね。この間はありがとうごさいました」
恵「島村むつみちゃんと知り合いなのですかぁ〜?」
紺野「この間、図書館で会っただけだよ」
島村むつみ「『カタハネ』をもうすぐ読み終えます・・・もう少し待ってください」
紺野「いいよ。別に今は・・・・読書する気分でも無いし」
紺野(そうだ。この子を誘ってみよう)
恵「言っておきますが、この子と今ゲームしている子は既に私が誘ってありますぅ〜」
紺野「そうなのか・・・」
むつみ「はい。もしかして西園寺プロの人?」
紺野「バイトだけど」
むつみ「よろしくお願いします」
紗南「むつみ。次は協力プレイしよっ」
恵「まだするんですかぁ〜」
紺野「・・・・・・」
紺野(恵さんはもう二人ゲットしている)
紺野(自分も早く探さないと)
168 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/12(水) 00:13:22.44 ID:46o38AZz0
「あっ・・・」
泰葉「あれ、ゲームセンターで会うなんて珍しいですね」
紺野「岡崎・・・泰葉さんこそゲームするんだ」
泰葉「いえ、病院の帰りのバスの時間まで時間があったので入っただけです」
紺野「病院の帰り・・・」
?「兄さま」
?「お久しぶり」
紺野「藍子と悠貴。退院おめでとう」
紺野「今回は意外と早かったな」
紺野藍子「はい。今回は調子も良くなるのは早くて」
紺野悠貴「ご迷惑をお掛けしました」ペコリッ
紺野「・・・・・」
この2人は紺野藍子と紺野悠貴。自分の妹でもある
幼いころから入退院を繰り返している。医者からは大人にはなれないだろうと宣告まで受けている
紺野「そうだ。なぁ今からゲームで相手して欲しい人がいる」
藍子「ゲームですか?」
169 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/12(水) 00:29:07.33 ID:46o38AZz0
恵「紗南ちゃんは凄いですぅ〜」
紺野「恵さん。今から勝負しないですか?」
恵「勝負ですか?」
紺野「今から格ゲーでそこの子と勝負して、勝った方が3,000円支払う」
恵「・・・・・」
恵「別にいいですよ〜。紗南ちゃんに勝てる相手なんて早々居ないですからぁ〜」
紺野「よしっ」
紺野(この勝負貰った。勝って臨時収入を手に入れる)
170 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/12(水) 22:25:58.67 ID:46o38AZz0
藍子「どうする。私が行く?」
悠貴「お姉ちゃんは休んでて・・・」
藍子「そう。なら休んでおく」
悠貴「・・・・・」
悠貴「よろしくお願いします。紺野悠貴です」
紗南「三好紗南。」
紗南「1つ聞いても良い?ゲームの経験は?」
悠貴「オンラインゲームを少々。格闘ゲームの経験は2、3回」
紗南(2、3回で挑むなんて・・・格の違いを見せつけてあげる)
171 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/15(土) 14:47:02.70 ID:U3lF675K0
悠貴「キャラはどれが良いのか。分からない」
藍子「取りあえず適当に選んでみた方が良いね」
藍子「操作になれることからまずは・・・・」
悠貴「・・・・・・うん」
紗南(このゲームでは、大抵のキャラは普通に使える)
紗南(でも初心者にはコマンドが複雑すぎて、操作は難しい)
紗南(余裕で勝つ)
「ファイト」
紗南「早速だけど、コンボを決める!!!!」
ガチャッガチャッ
紺野「動きが速い」
恵「もう体力を半分削ってますぅ」
悠貴「・・・・・・」
紗南「どう!!!!もうすぐ終わるけど!!!!」
ガチャッガチャッ
172 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/15(土) 15:18:40.09 ID:U3lF675K0
悠貴「操作方法は慣れないと扱いづらいけど・・・・」
悠貴「この程度なら後は何とかなる!!!」
ガチャッガチャッ
紺野「避けた!!!」
むつみ「それだけではありません。立場が逆転しました」
ガチャッガチャッ
紗南「ああ・・・ダメ・・・」
ガチャッガチャッ
「KO」
紺野「勝った。やった!!!」
悠貴「・・・・・・・」
紗南「もう一戦、もう一戦だ!!!」
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/20(木) 23:30:07.19 ID:QLLYuPgA0
五等分が終わったからモチベが落ちたとか自分に言い訳してそうだな
174 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/23(日) 13:55:26.67 ID:AzNA3jPC0
>>173
貴方の好きな、三玖もこの世界では救われますよ
・・・・・・・
何度戦っても紗南は勝てなかった
紗南「ハァハァ・・・」
悠貴「・・・・・」
紗南「100円が切れた。もう戦えない」
紗南「完璧に負けた・・・・・」
紺野「・・・・・・・」
紺野(初めてゲームをしている姿を見たが・・・一方的なワンサイドゲーム)
紺野(相手もかなりの手練れには違いないが、格が違い過ぎる)
紗南「本当に、格闘ゲームは初心者か!!!!」
悠貴「うん・・・・」
紗南「・・・・・・」
紗南「三好紗南だ。今度は負けない・・・修業して勝ってやる」
悠貴「紺野悠貴です」
泰葉「盛り上がっていますけど、そろそろ帰える時間ですよ」
悠貴「あっ・・・」
泰葉「さぁ・・・早くバスに乗って」
175 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/23(日) 14:31:37.25 ID:AzNA3jPC0
紗南「・・・・悠貴・・・・ユウキ」
紗南「・・・・・・・」
紗南(ALOっていうオンラインゲームにユウキっていう伝説の最強プレイヤーがいるけど)
紗南(まさか・・・・)
・・・・・・
紺野「2000円だ。さっきゲームセンターで遊んだ金をそのままやる」
悠貴「あ、ありがとうございます」
悠貴「でも・・・二千円本当に貰って」
藍子「結構な大金ですね。特に兄さんは高校生になったし色々とお金がいるのでは?」
紺野「気にすんな、高校生ならバイトくらいして稼ぐ」
紺野(そのお金は悠貴のおかげで手に入ったんだからな。プレイ代くらいは払わないと)
紺野「給料日が楽しみだ」
176 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/23(日) 18:33:48.52 ID:AzNA3jPC0
ガチャッ
紺野「ただいま」
泰葉「ただいま帰りました」
雪菜「・・・・良く帰ってきた」
悠貴「この度はご迷惑をお掛けして申し訳ございません」
藍子「今後も度々ご迷惑をお掛けすると思いますが、お許しください」
紺野「・・・・・」
2人は帰ってから早々に、姉さんの前で土下座をした
雪菜「顔を上げろ。」
雪菜「足手まといだという感覚。忘れるな」
雪菜「お前達は病弱で早死にする。沢山の人のお世話になりながら、迷惑を掛けながら」
雪菜「・・・・・・・」
紺野(そこまで言わなくたっていいのに)
雪菜「藍子、悠貴今から外で三人、夕食を食べよう」
雪菜「丁度、お食事券がある」
177 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/23(日) 21:18:13.40 ID:AzNA3jPC0
紺野「ちなみに・・・今日の自分と岡崎泰葉さんの夕飯は・・・」
雪菜「白ご飯だ」
泰葉「また。ですか」
雪菜「嫌なら食べなくても良い」
泰葉「いえ。食べせて頂きます」
悠貴「ごめんなさい」
紺野「謝ることは無い。食事を楽しんで来いよ」
紺野「・・・・・・・」
178 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/02/23(日) 23:45:41.38 ID:AzNA3jPC0
リビング
泰葉「・・・・・・白ご飯。いつまで続くのでしょう」
紺野「さぁ。金が入れば豪華になる?」
泰葉「少し酷いと思いませんか」
泰葉「自分の妹に対しての扱い・・・・仮にも血のつながった相手に対して」
紺野「・・・・そんなことよりも」
泰葉「そんなことで済ますのですか」
紺野「その話はまた今度だ。今はこの食事の事について考えよう」
泰葉「・・・・・」
紺野「今のままではただの白ご飯」
紺野「しかし・・・あるものを買ってきた」
紺野「アラアラアラアララララ〜」
泰葉「もしかして」
↓コンマレス
1〜50 アラ 51〜100 ごはんですよ!
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/24(月) 00:00:24.46 ID:Jf3l1WI5O
あ
180 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/01(日) 13:59:52.51 ID:nkfwSrEl0
泰葉「アラ・・・」
泰葉「長崎出身なのでアラという海苔佃煮があるのは知ってます」
紺野「その通り。アラだ」
泰葉「しかし、関東でも売っているものですか?」
紺野「アンテナショップで買ってきた」
紺野「久しぶり関西の雰囲気を味わえてよかった」
泰葉「・・・・・・・・・」
泰葉「その海苔の佃煮を私にくださるのですか?」
紺野「条件付きでね」
紺野「今アイドルにピッタリな人材を探している」
紺野「岡崎泰葉さんなら。そういう逸材を知っているはず」
泰葉「・・・・」
181 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/01(日) 14:17:18.54 ID:nkfwSrEl0
泰葉「ないことは無いです。」
紺野「本当に!?」
泰葉「と言っても今もその場所に居るかどうかはわかりませんが」
泰葉「候補は二つ・・・・・」
紺野「・・・・・」ゴクリッ
泰葉「それは・・・・」
・・・・・
・・・・
・・・・
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/01(日) 15:10:45.69 ID:Dj9XxnRcO
名前だけ挙げたキャラが再登場するのと
バカの寿命が来るのとどちらが先か
183 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/01(日) 21:17:44.54 ID:nkfwSrEl0
>>182
安心してください。貴方の好きな土屋亜子もすぐに登場しますよ
・・・・・
夜
音無小鳥の家
小鳥「ただいま〜」
ガチャッ
由愛「・・・・おかりなさい。ゴホッゴホッ」
小鳥「ちゃんと家で大人しくしていた?」
由愛「・・・・・・・」コクッ
小鳥「・・・・・」
小鳥「なら、スケッチブックを見るわね」
由愛「・・・・・」
小鳥「・・・・・・絵が増えてる」
小鳥「どうして外に出たの?家で大人しくしなさいとあれほど言ったのに」
小鳥「ママの言うことが聞けないなら。没収するよ」
由愛「・・・・ごめんなさい」
184 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/01(日) 21:51:07.95 ID:nkfwSrEl0
小鳥「ダメとは言わない。だけど・・・・ちゃんと体を治してから。」
小鳥「元気になるまでは・・・・ね?」
由愛「・・・・」コクッ
小鳥「それじゃあ。夕飯を作るわね」
小鳥「今日は、由愛の好きな近江ちゃんぽん」
由愛「ほんとぉ?」
小鳥「ええ。最近作ってなかったでしょ?」
由愛「・・・・・・」
由愛「・・・・・・」
小鳥「どうしたの?」
由愛「夕飯の前に伝えたいことが・・・・あります・・・・」
・・・・・・
・・・・
・・・
185 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/01(日) 22:40:45.18 ID:nkfwSrEl0
次の日
西園寺プロダクション事務所
琴歌「という事は1人は集めたんですね」
紺野「1人は集めた。だがもう1人集めないと」
琴歌「わたくしも、もう1人集めないといけませんわ」
紺野「・・・・・宛はある?」
琴歌「いえ、手詰まりですわ」
紺野「フフフフ。実はアイドルにピッタリな子を2人・・・宛があります」
琴歌「2人も!?凄い」
紺野「しかし、場所が関東ではなく。関西・・・三重と奈良。」
琴歌「関西の方なんですね」
紺野「そこで・・・・お願いがあります。」
紺野「今度の週末に勧誘するために、関西へ行きませんか?」
紺野(交通費は沢山かかる。関西へ行くだけのお金も無い)
紺野(ここは会社の経費で・・・・)
琴歌「別に構いませんわ」
186 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/02(月) 21:42:24.43 ID:fzMztEMn0
琴歌「京都に用事がありますので、そのついでに」
紺野「はい。ありがとうごさいます」
紺野「よしっ」
紺野(アイドルの勧誘のついでに関西に行けるなんて、このバイトを始めて良かった)
・・・・・・
凪「へぇー京都に行くんだ。良いなぁ京都」
凪「一度は行ってみたい」
紺野「関西で行くなら加古川とか赤穂とかの播州の方が良い」
紺野「もしくは伊賀上野」
凪「三重って東海じゃない」
紺野「名張とか、伊賀上野は関西だよ」
紺野「ちなみ徳島、福井の一部も関西だ」
凪「ふーん。なんだか複雑ね」
紺野「関東の方が分かりにくいと思うけどな」
187 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/02(月) 21:57:04.12 ID:fzMztEMn0
紺野「結局どうだった?」
紺野「昨日の音無琴美さんの子孫は・・・」
凪「無事にオーケーよ。でも体調が悪いから暫く安静だって」
紺野「それは良かった。音無琴美さんの子孫と仕事が出来るなんて幸せなことは無い」
紺野「いずれは活躍して、女優としてもデビューして・・・」
凪「最後は手出すつもり?」
紺野「そうそう。最後はモノにして幸せな家庭を築いて・・・・」
凪「・・・・・マジで手を出すの」
紺野「冗談に決まっているだろ。流石にマズイでしょ」
凪「良かった冗談で。あんな子に手を出そうとしたら軽蔑していた」
紺野「・・・・」
188 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/02(月) 22:57:20.89 ID:fzMztEMn0
土曜日
新幹線
琴歌「人が多くて自由席が満席ですわね」
紺野「新幹線って座れるものだと思っていた」
琴歌「確実に座れるなら指定席にしないと、今の予算では捻出は出来ませんが」
紺野「これも訓練の一環として、京都駅まで立ちっぱなしで・・・・」
紺野(今後、イベントとかで立ちっぱなしもあり得るだろうし)
紺野「・・・・ん」
?「・・・・・・」キョロキョロ
紺野「あいつ・・・まさか」
紺野(こんなところで出会うとは、関東に居たんだな)
189 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/03(火) 22:14:54.06 ID:y5lztKH/0
?「・・・・・指定席にすれば良かった。あぁ〜早く座りたい」
紺野「変装しても獣の臭いで分かりまするぞ」
?「け、獣の臭いって。私は・・・」
?「あっ!!!!」
紺野「久しぶりだ。前川みく」
前川みく「会いたくない奴に出会ってしまった。」
紺野「昔は一緒にキャットフード食べる仲だったのに」
みく「それは昔の話!!!!」
みく「隣の号車に移るから。近づいたら不審者として叫びますから」
紺野「おい・・・・」
紺野「・・・・・なんだよ。つれないなぁ」
紺野(5年も経てば人も変わるか・・・)
190 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/03(火) 22:21:09.79 ID:y5lztKH/0
琴歌「今、前川みくさんとお話していませんでしたか?」
紺野「知っているんですか?」
琴歌「知ってるもなにも、346のアイドルで今人気急上昇中ですわ」
紺野「へぇー、アイドルやっているんだ」
紺野「負けちゃいられないな。西園寺プロダクションも早く売れて・・・・超えて見せる」
紺野「・・・・・ワクワクが止まらない」
琴歌「・・・・・・」
191 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/08(日) 23:11:43.08 ID:+okHMP2G0
・・・・・・・
琴歌「はい。こんにちは!!」
琴歌「琴歌チャンネルの琴歌ですわ」
琴歌「本日は京都に来ていまして・・・早速ですが、皆さんは京都と言えば何を想像しますか?」
琴歌「私は八つ橋ですわ」
琴歌「ということで、八つ橋専門店に来ています」
琴歌「ますばこの八つ橋・・・・」
パクッ
琴歌「この餡との絡みが良いですわ〜」
紺野「・・・・・・」
西園寺琴歌さんは動画サイトでチャンネルを作って活動している
登録者は300万人という・・・どれくらい凄いのかは分からないけど
192 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/08(日) 23:28:47.28 ID:+okHMP2G0
紺野「琴歌さん。少し良いですか?」
琴歌「はい」
紺野「その試食で食べたのは・・・八つ橋は八つ橋でも生八つ橋」
紺野「その中でも餡入りの生八つ橋だ」
紺野「八つ橋と言えば・・・・こっちの焼いたやつ」
紺野「琴歌さんの動画見ている層がどんな人かは不明だけど」
紺野「勘違いを起こすかもしれないから訂正した方が良いかもしれない」
琴歌「なるほど、八つ橋と言っても種類があるのですか・・・・勉強になりましたわ」
琴歌「それでは、もう一度取り直しますわ」
紺野「・・・・・取り直すの?」
琴歌「より良い。動画を撮る為には・・・もう一度取り直します」
紺野「はぁ・・・・」
193 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/09(月) 01:35:18.60 ID:8E6E3M6m0
・・・・・・・
紺野「まだ撮影しているな・・・・お土産でも買うかな」
紺野「まだ恵さんからゲットしたお金もあるし・・・」
紺野「しかし、京都で買うか・・・うーん」
?「そこにある八つ橋。全種類ください」
店員「は、はい」
紺野「すげぇ・・・」
紺野「全種類買うって、車輪の上の人間か!!!!」
紺野(一度でも良いから行ってみたいセリフ・・・羨ましい)
?「あの・・・」
紺野「えっ・・・」
?「さっきからジロジロ見ていますけど。私の知合いですか?」
紺野「いや、初めて会うけど」
?「本当ですか?」
紺野「本当だ。」
?「・・・・・・・」
194 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/09(月) 02:05:15.72 ID:8E6E3M6m0
琴歌「お待たせしましたわ」
紺野「あぁ、撮影終わったんだ」
?「・・・・・」ジー
琴歌「あっ、中野五月ちゃん」
中野五月「・・・えっとっ。貴方は・・・」
琴歌「この前のパーティで会った。西園寺琴歌です」
五月「この前のパーティですか・・・」
五月「先日はありがとうごさいました」ペコリッ
紺野「中野・・・五月」
琴歌「紺野君の学校に中野有香さんって名前の方いませんか?」
紺野「武道っ娘の先輩だね」
琴歌「その妹です」
紺野「!!!!!!」
紺野「あの人の妹さんか・・・」
紺野(見た感じだと似ても似つかない)
195 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/10(火) 00:34:01.11 ID:maoNhuAQ0
五月「姉の知合いですか?」
紺野「知り合いっていうよりは・・・なんていうか」
紺野「協力者というか・・・」
五月「・・・・・」
?「五月〜早く次の目的に行くよ〜」
五月「一花。もう少しお土産を買いたいです」
一花「もう少しだけよ」
紺野「また。新しい子が来た」
琴歌「中野一花ちゃんです。この子も中野有香さんの妹ですわ」
紺野「一体何人妹居るんだ」
一花「・・・・・」
196 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/10(火) 23:31:11.80 ID:maoNhuAQ0
喫茶店
一花「初めまして。中野一花と言います」
一花「姉がお世話になっています」
紺野「逆にお世話になっているよ。実験にも協力してくれて」
五月「実験?」
紺野「そう、鍛えている良い体だからね・・・多少激しいのも耐えてくれる」
琴歌「・・・・」
五月「・・・・」
一花「・・・・」
紺野「ん・・・・どうしたんだ。シーンとして」
五月「・・・・姉に何をしているんですか。最低です!!!!」
紺野「えっ・・・」
一花「男の人だから卑猥なのは仕方ないですけど・・・姉を利用するなんてね。引く・・・」
琴歌「これからアイドルとして活動する人ですので守らないと・・・・いけませんわ」
紺野「勘違いしていないでくれ」
紺野「別に卑猥なことしてないって!!!」
197 :
◆ssoeFE9sjAA9
[saga]:2020/03/11(水) 00:12:58.39 ID:0J6o2Hn/0
紺野「それにこれからアイドル活動するって・・・・」
琴歌「西園寺プロダクションのアイドルですわ」
紺野「なかなかのセンスだ。」
一花「あの・・・もしかして西園寺プロダクションに関わってます?」
紺野「スタッフだけど」
五月「危険すぎます。こんな変態がいる事務所に姉が加入するのは・・・・」
紺野「むしろ中野有香先輩の方が危険だろうに」
一花「・・・・・」
一花「どの辺りが危険?」
紺野「雰囲気が・・・怒らせるととんでもない事になりそう」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/13(金) 15:34:01.67 ID:JV8wCh23O
再登場とかキャラを幸せにするとか
レスしといてこれ
結局才能も性格も腐りきってるから
いつまでも同じことを繰り返す
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